JPH0216077Y2 - - Google Patents

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JPH0216077Y2
JPH0216077Y2 JP1984034848U JP3484884U JPH0216077Y2 JP H0216077 Y2 JPH0216077 Y2 JP H0216077Y2 JP 1984034848 U JP1984034848 U JP 1984034848U JP 3484884 U JP3484884 U JP 3484884U JP H0216077 Y2 JPH0216077 Y2 JP H0216077Y2
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JP
Japan
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shaft
pump shaft
pump
bearing case
outer periphery
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JP1984034848U
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JPS60147800U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ポンプ軸の1端を軸支する軸受ケー
スに、このポンプ軸の外周を密封する軸封体の外
周を嵌合、支持して設けたポンプの軸封装置に係
るものである。
従来、この種のポンプ軸封装置においては、軸
封体にグランドパツキン等が用いられているが、
この軸封体の摺動によつてポンプ軸の外周が摩耗
して液洩れを生じたときには、ポンプ軸を交換す
る必要があり、部品が高価で、交換作業が厄介で
あつた。このため軸封体に接するポンプ軸の外周
を、円筒体の耐摩材料よりなるスリーブを嵌合し
て形成しているが、なお、スリーブの交換が高価
で厄介であつた。
本考案は、ポンプ軸の軸封体に接する位置を変
更するために、軸受ケースを、ポンプ軸に対して
軸方向の位置を調節自在にポンプ本体に固着して
設けることにより、軸封体によつてポンプ軸が摩
耗した場合には、軸封体がポンプ軸の摩耗してい
ない他の位置に接するよう軸受ケースを移動せし
めて、ポンプ軸またはポンプ軸のスリーブの交換
時期を延長して、保守の工数、費用を節減しよう
とするものである。
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
図において、1はポンプ本体3を貫通して回転
するポンプ軸、5,5は回転翼で、内部に案内羽
根7を備えた中間ケーシング9,9内においてポ
ンプ軸1にキー11によつて固定されている。1
3はポンプ本体3の外部においてポンプ軸1に固
着する円板状のバランスデスクで、ポンプ本体3
の外壁のポンプ軸1の周囲に設けた円板状のバラ
ンスシート15と適宜な隙間を介して対面し、こ
の隙間を高圧の液体が流れることによつてポンプ
軸1の軸方向の荷重を支持している。17は吐出
口、19は軸受ケースである。軸受ケース19は
つぎのように構成されている。すなわち、21は
軸受ケース19の外端に設けた軸受で、ポンプ軸
1の端部を回転自在に軸支するとともに、軸方向
に移動自在に支持している。23は軸受21の上
部の切欠溝25内に、ポンプ軸1に係止された油
リンクで、下部は油溜め27内の潤滑油に浸つて
いる。29はバランスデスク13、バランスシー
ト15の摩耗によるポンプ軸1の移動量を検出す
るための目盛尺である。31は軸受ケース19の
中間位置に設けたパツキン孔33に嵌合する軸封
体(本実施例ではグランドパツキンを用いてい
る。)で、ポンプ軸1の外周に嵌合して設けた耐
摩用のスリーブ35の外周を密封している。37
はパツキン孔33に螺合して軸封体31を押圧す
るためのパツキン押えである。39は、ポンプ本
体3に軸方向に植え込まれた複数の植込みボルト
で、調節用のスペーサー41を介して、ナツト4
3によつて軸受ケース19のフランジ部45を締
め付け固定している。47はポンプ本体3に突出
する円筒部で、軸受ケース19の内径部49を軸
方向に摺動自在に嵌合している。51は円筒部4
7と内径部49との間を密封するシールである。
53は軸受ケース19の両側部に開口する窓部
で、軸封体31の調節、交換等を行なうために使
用するものである。55はバランスデスク13と
バランスシート15との間を通過する液を吸入側
へ戻すための取出口である。
以上の実施例において、ポンプ軸1を回転せし
めると、並設された回転翼5により順次圧送され
て高圧の液体が吐出口17から吐出される。液体
の一部はバランスシート15、バランスデスク1
3の間を通過し、取出口55から吸入側に戻され
る。この液体は軸封体31によつて軸方向に密封
されている。軸封体31の摩擦によつてスリーブ
35が局部的に摩耗するが、スペーサー41を交
換して軸受ケース19を軸方向に移動させて、軸
封体31の接触位置を摩耗していない部分に変更
するものである。たとえば、スペーサー41を取
り外ずして軸受ケース19を直接ポンプ本体3に
固着すると、軸受ケース19はスペーサー41の
厚さ寸法分だけ、ポンプ軸1に対して第1図の左
方向に移動し、軸封体31に接するスリーブ35
の位置が変更されるものである。
本考案によれば軸封体の摩擦によつてポンプ軸
の外周が摩耗したときに、ポンプ軸の摩耗してい
ない他の外周部分に軸封体を移動することがで
き、簡単なスペーサーの交換によりポンプ軸の寿
命を延ばして、作業厄介なポンプ軸の交換時期を
延長することができるものである。
なお、本考案でいうポンプ軸外周とは、ポンプ
軸の外周部に嵌合してポンプ軸と1体に回転する
耐摩用のスリーブの外周も含まれるものである。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の側断面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
ポンプ軸、3……ポンプ本体、19……軸受ケー
ス、31……軸封体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ軸1の1端を軸支する軸受ケース19
    に、前記ポンプ軸1の外周を密封する軸封体31
    の外周を嵌合、支持して設け、前記ポンプ軸1の
    前記軸封体31に接する位置を変更するために、
    前記軸受ケース19を、前記ポンプ軸1に対する
    軸方向の位置を調節自在に前記ポンプ本体3に固
    着して設けたことを特徴とするポンプの軸封装
    置。
JP3484884U 1984-03-13 1984-03-13 ポンプの軸封装置 Granted JPS60147800U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3484884U JPS60147800U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 ポンプの軸封装置

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JP3484884U JPS60147800U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 ポンプの軸封装置

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Publication Number Publication Date
JPS60147800U JPS60147800U (ja) 1985-10-01
JPH0216077Y2 true JPH0216077Y2 (ja) 1990-05-01

Family

ID=30538599

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JP3484884U Granted JPS60147800U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 ポンプの軸封装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5405282B2 (ja) * 2009-12-10 2014-02-05 ホシザキ電機株式会社 ドラム式製氷機

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JPS60147800U (ja) 1985-10-01

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