JPH025118Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025118Y2 JPH025118Y2 JP1985160677U JP16067785U JPH025118Y2 JP H025118 Y2 JPH025118 Y2 JP H025118Y2 JP 1985160677 U JP1985160677 U JP 1985160677U JP 16067785 U JP16067785 U JP 16067785U JP H025118 Y2 JPH025118 Y2 JP H025118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- pump
- water
- shaft
- pump shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 27
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 7
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
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- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本考案は、回転翼を備えた送水用の遠心ポンプ
に係るものである。
に係るものである。
(b) 従来技術および解決しようとする問題点
従来、この種の遠心ポンプにおいては、第2図
に示すごとく、ポンプ軸を軸支する軸受は、ポン
プ軸の動力に接続する駆動側の軸受も、また反対
側の軸受もいずれも潤滑油によつて潤滑されてい
たので、この軸受にポンプの水が侵入することを
防ぐために軸受の内方に軸封部が設けられ、この
軸封部のシールの交換保守を容易とするため、軸
封部と軸受との間に適宜な大きさの空間部が必要
とされ、したがつて軸受部分の長さが長くなつて
ポンプの構造が大きくなるとともに、構造複雑と
なつて安価に製作できない欠点を生じていた。
に示すごとく、ポンプ軸を軸支する軸受は、ポン
プ軸の動力に接続する駆動側の軸受も、また反対
側の軸受もいずれも潤滑油によつて潤滑されてい
たので、この軸受にポンプの水が侵入することを
防ぐために軸受の内方に軸封部が設けられ、この
軸封部のシールの交換保守を容易とするため、軸
封部と軸受との間に適宜な大きさの空間部が必要
とされ、したがつて軸受部分の長さが長くなつて
ポンプの構造が大きくなるとともに、構造複雑と
なつて安価に製作できない欠点を生じていた。
(c) 問題を解決するための手段および作用
本考案は、ポンプ軸の1端を支持する水潤滑用
の軸受の内側面を、ポンプ水路に連通する貯水室
に浸漬するとともに、この軸受の外方を密封して
設けられたもので、軸封部の構造を簡単として、
軸受部分の長さを短くし、ポンプ全体の構造を簡
単として製作費を安価とするものである。
の軸受の内側面を、ポンプ水路に連通する貯水室
に浸漬するとともに、この軸受の外方を密封して
設けられたもので、軸封部の構造を簡単として、
軸受部分の長さを短くし、ポンプ全体の構造を簡
単として製作費を安価とするものである。
(d) 実施例
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
細な説明を行なう。
第1図において、1はポンプ本体3を貫通して
回転するポンプ軸、5,5は回転翼で、内部に案
内羽根7を備えた中間ケーシング9,9内におい
てポンプ軸1にキー11によつて固定されてい
る。13はポンプ本体3の外部においてポンプ軸
1に固着する円板状のバランスデスクで、ポンプ
本体3の外壁のポンプ軸1の周囲に設けた円板状
のバランスシート15と適宜な隙間を介して対面
し、この隙間を、ポンプの高圧側の水路から流入
する高圧の液体が流れることによつてポンプ軸1
の軸方向の荷重を支持している。17は吐出口、
19はポンプ本体3に固着する軸受ケースであ
る。軸受ケース19はつぎのように構成されてい
る。すなわち、21はポンプ軸1の動力に接続す
る駆動側(図示せず)とは反対側の軸受ケース1
9の外端に設けた軸受で、ポンプ軸1の端部を回
転自在に軸支している。軸受21は合成樹脂等の
水潤滑に適した材料を用いている。軸受ケース1
9内は貯水室23を形成し、バランスデスク13
とバランスシート15との間隙から流出する水を
貯溜し、上方の排出口25から外部に放出してい
る。軸受21は貯水室23内の水に浸漬して潤滑
され、外方は軸受ケース19によつて覆われて密
封されている。貯水室23のの底部にはドレンプ
ラグ27が設けられている。またバランスデスク
13とポンプ軸1との間はO−リング29によつ
て密封されている。
回転するポンプ軸、5,5は回転翼で、内部に案
内羽根7を備えた中間ケーシング9,9内におい
てポンプ軸1にキー11によつて固定されてい
る。13はポンプ本体3の外部においてポンプ軸
1に固着する円板状のバランスデスクで、ポンプ
本体3の外壁のポンプ軸1の周囲に設けた円板状
のバランスシート15と適宜な隙間を介して対面
し、この隙間を、ポンプの高圧側の水路から流入
する高圧の液体が流れることによつてポンプ軸1
の軸方向の荷重を支持している。17は吐出口、
19はポンプ本体3に固着する軸受ケースであ
る。軸受ケース19はつぎのように構成されてい
る。すなわち、21はポンプ軸1の動力に接続す
る駆動側(図示せず)とは反対側の軸受ケース1
9の外端に設けた軸受で、ポンプ軸1の端部を回
転自在に軸支している。軸受21は合成樹脂等の
水潤滑に適した材料を用いている。軸受ケース1
9内は貯水室23を形成し、バランスデスク13
とバランスシート15との間隙から流出する水を
貯溜し、上方の排出口25から外部に放出してい
る。軸受21は貯水室23内の水に浸漬して潤滑
され、外方は軸受ケース19によつて覆われて密
封されている。貯水室23のの底部にはドレンプ
ラグ27が設けられている。またバランスデスク
13とポンプ軸1との間はO−リング29によつ
て密封されている。
以上の実施例において、ポンプ軸1を回転せし
めると、並設された回転翼5により順次圧送され
て高圧の液体が吐出口17から吐出される。高圧
の液体の一部はバランスシート15、バランスデ
スク13の間を通過し貯水室23内に貯溜され、
軸受21を潤滑する。貯水室23内に溢れた水は
排出口25から外部に放出されるが、軸受21の
外方は密封して設けられているので、軸受21の
摺動面に水が潤滑に必要な程度に侵入するが、水
中に含まれた砂塵等の異物を浸入させる程の水流
は生じない。
めると、並設された回転翼5により順次圧送され
て高圧の液体が吐出口17から吐出される。高圧
の液体の一部はバランスシート15、バランスデ
スク13の間を通過し貯水室23内に貯溜され、
軸受21を潤滑する。貯水室23内に溢れた水は
排出口25から外部に放出されるが、軸受21の
外方は密封して設けられているので、軸受21の
摺動面に水が潤滑に必要な程度に侵入するが、水
中に含まれた砂塵等の異物を浸入させる程の水流
は生じない。
(e) 考案の効果
本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成で
あるから、軸封部の構造を簡単にして、軸受部分
の長さを短くし、ポンプ全体の構造を簡単にし
て、安価に製作することができ、しかも軸受の外
方を密封しているので、軸受の摺動面の水流がな
く水中に含まれる砂塵等が摺動面に侵入して摩耗
を早めることを防止できるものである。
あるから、軸封部の構造を簡単にして、軸受部分
の長さを短くし、ポンプ全体の構造を簡単にし
て、安価に製作することができ、しかも軸受の外
方を密封しているので、軸受の摺動面の水流がな
く水中に含まれる砂塵等が摺動面に侵入して摩耗
を早めることを防止できるものである。
なお、第2図は従来例を示すもので、33は軸
受21の上部の切欠溝35内に係止された油リン
グで、下部は油溜め37内の潤滑油に浸つてい
る。41は軸受ケース19の中間位置に固着する
支持体、43は支持体41を貫通すパツキン孔4
5に外周を嵌合する軸封体(本実施例ではグラン
ドパツキンを用いている。)で、ポンプ軸1の外
周に嵌合して設けた耐摩用のスリーブ47の外周
を密封している。49はパツキン孔45に嵌合し
て軸封体43を押圧するためのパツキン押えであ
る。51は支持体41を軸受ケース19に軸方向
に締め付け固定する複数のボルト、53は支持体
41を軸方向に貫通するねじ孔に螺合する複数の
ボルトで先端は軸受ケース19に当接している。
57は、軸受ケース19に軸方向に螺合する複数
の植込みボルトで、支持体41、パツキン押え4
9のフランジ部を貫通し、ナツト59によつてパ
ツキン押え49を締め付けている。61は軸受ケ
ース19の両側部に開口する窓部で、軸封体43
の調節、交換などを行なうために使用するもので
ある。63はバランスデスク13とバランスシー
ト15との間を通過した高圧液を外部に排出する
排出口である。
受21の上部の切欠溝35内に係止された油リン
グで、下部は油溜め37内の潤滑油に浸つてい
る。41は軸受ケース19の中間位置に固着する
支持体、43は支持体41を貫通すパツキン孔4
5に外周を嵌合する軸封体(本実施例ではグラン
ドパツキンを用いている。)で、ポンプ軸1の外
周に嵌合して設けた耐摩用のスリーブ47の外周
を密封している。49はパツキン孔45に嵌合し
て軸封体43を押圧するためのパツキン押えであ
る。51は支持体41を軸受ケース19に軸方向
に締め付け固定する複数のボルト、53は支持体
41を軸方向に貫通するねじ孔に螺合する複数の
ボルトで先端は軸受ケース19に当接している。
57は、軸受ケース19に軸方向に螺合する複数
の植込みボルトで、支持体41、パツキン押え4
9のフランジ部を貫通し、ナツト59によつてパ
ツキン押え49を締め付けている。61は軸受ケ
ース19の両側部に開口する窓部で、軸封体43
の調節、交換などを行なうために使用するもので
ある。63はバランスデスク13とバランスシー
ト15との間を通過した高圧液を外部に排出する
排出口である。
なお、本考案において、「水潤滑用の軸受」と
は、合成樹脂等の水潤滑に適した材料によつて形
成された軸受で、一般に水潤滑に適しているとし
て知られる焼結合金あるいはセラミツク等の軸受
も含まれるものである。また、前述の実施例で
は、ポンプ軸の駆動側とは反対側の軸受に実施し
ているが、駆動側、反対側のいずれに実施しても
よく、また駆動側と反対側との両方に実施しても
よい。さらに、貯水室はポンプの水路の高圧側ま
たは低圧側のいずれに連通せしめてもよく、ポン
プの高圧側、低圧側をポンプ軸の駆動側、反対側
のいずれに設けたポンプにおいても実施しうるも
のである。なお本考案でいう「軸受の外方を密封
する」とは、軸受の軸方向の外方において軸に沿
つて侵入した水を外部あるいは低圧部に流出する
ことなく密封するということを意味するものであ
る。
は、合成樹脂等の水潤滑に適した材料によつて形
成された軸受で、一般に水潤滑に適しているとし
て知られる焼結合金あるいはセラミツク等の軸受
も含まれるものである。また、前述の実施例で
は、ポンプ軸の駆動側とは反対側の軸受に実施し
ているが、駆動側、反対側のいずれに実施しても
よく、また駆動側と反対側との両方に実施しても
よい。さらに、貯水室はポンプの水路の高圧側ま
たは低圧側のいずれに連通せしめてもよく、ポン
プの高圧側、低圧側をポンプ軸の駆動側、反対側
のいずれに設けたポンプにおいても実施しうるも
のである。なお本考案でいう「軸受の外方を密封
する」とは、軸受の軸方向の外方において軸に沿
つて侵入した水を外部あるいは低圧部に流出する
ことなく密封するということを意味するものであ
る。
第1図は本考案の1実施例の側断面図、第2図
は従来例の側断面図である。 1……ポンプ、21……軸受、23……貯水
室。
は従来例の側断面図である。 1……ポンプ、21……軸受、23……貯水
室。
Claims (1)
- ポンプ軸1の1端を支持する水潤滑用の軸受2
1の内側面を、ポンプ水路に連通する貯水室23
に浸漬するとともに、前記軸受21の外方を密封
して設けたことを特徴とする遠心ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985160677U JPH025118Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985160677U JPH025118Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6269096U JPS6269096U (ja) | 1987-04-30 |
JPH025118Y2 true JPH025118Y2 (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=31086277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985160677U Expired JPH025118Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH025118Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588295A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-18 | Hitachi Ltd | 両吸込うず巻ポンプ |
JPS61234296A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-18 | Ebara Corp | 横軸ポンプ |
-
1985
- 1985-10-22 JP JP1985160677U patent/JPH025118Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588295A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-18 | Hitachi Ltd | 両吸込うず巻ポンプ |
JPS61234296A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-18 | Ebara Corp | 横軸ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6269096U (ja) | 1987-04-30 |
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