JPH02160417A - ネジ溝加工方法 - Google Patents

ネジ溝加工方法

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JPH02160417A
JPH02160417A JP31263488A JP31263488A JPH02160417A JP H02160417 A JPH02160417 A JP H02160417A JP 31263488 A JP31263488 A JP 31263488A JP 31263488 A JP31263488 A JP 31263488A JP H02160417 A JPH02160417 A JP H02160417A
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JP
Japan
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thread groove
cutting tool
workpiece
cutting
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP31263488A
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English (en)
Inventor
Noriaki Miyamoto
宮本 憲明
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KANDA TEKKO KK
Original Assignee
KANDA TEKKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はネジ溝加工方法に関するものである。
(従来の技術) ワークの外周面あるいは内周面にネジ溝を形成する加工
方法としては、従来よりネジ切りバイト等の切削工具を
用いた切削方法とか外周面にネジ溝を形成した転造ダイ
スを用いた転造方法等が知られている。
(発明が解決しようとする課題) 一般に切削工具は、切削速度が高いほど切れ味が良く(
切削性能が良好)しかも切削加工面の仕上がり程度も良
好となる。
ところで、従来のようにバイトでネジ溝加工を行なう場
合には、その切削速度(切刃部におけるワークと切刃部
との相対速度)はワークの回転速度に支配され、またこ
のワーク回転速度はバイトの切削送り速度によって支配
される。ところが、バイトによるネジ溝加工の場合には
該バイトの1回の切り込み量をあまり太き(とれないと
ころから所定の切り込み量での切削送りを何回か繰り返
えす必要があり、このためバイトの送り方向切換時の慣
性の影響等を考慮すれば、このバイトの切削送り速度は
あまり高くとることができず、従って上記切削速度もあ
まり高く設定できないことになる。
このため、バイトは常にその切削性能が十分に発揮でき
ない条件下で使用されていることになり、結果的にその
耐久性が低劣となり、特にワークが難削材で構成されて
いるときにはこの耐久性の低下は顕著であった。
そこで本発明は、高い切削速度を確保することにより切
削工具の耐久性の向上と生産性の向上とが図れるように
したネジ溝加工方法を提案せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明はこのような課題を解決するための手段として、
ワークの外周面あるいは内周面にネジ溝を形成するに際
し、上記ネジ溝のネジ形状に合致する断面形状を有する
環状溝を該ネジ溝のピッチと同間隔で外周面に複数本形
成してこれを切削刃面とした切削工具を設け、該切削工
具の回転軸線と上記ワークの回転軸線とを相対的に上記
ネジ溝のリード角に相当する角度だけ傾斜させた状態で
上記切削工具もしくはワークを回転可能且つ軸方向及び
径方向に移動可能に配置し、上記ワークと上記切削工具
とをそれぞれ所定速度で回転させながら該切削工具もし
くはワークを径方向に移動させその切削刃面を上記ワー
クの外周面あるいは内周面に押圧して少なくとも上記ネ
ジ溝の深さ寸法に相当する寸法だけ切込んだ後、該切削
工具もしくはワークを該ワークの1回転当たり上記ネジ
溝1ピッチの割合で軸方向に移動させることにより該ワ
ークの外周面あるいは内周面にネジ溝を形成することを
特徴とするものである。
(作 用) 本発明では、このような構成とすることにより、(1)
切削工具はその切削刃面に環状−を形成した構成となっ
ているため、ワークの回転速度に関係なく該切削工具の
回転速度を、その切削性能を十分に発揮できるような速
度に任意に設定することが可能ならしめられる、 (2)切削工具が高速回転可能であるところから、切り
込み深さを大きくとって一度の切削送りによりワークに
所要深さのネジ溝を形成することが可能ならしめられる
、 等の作用が得られる。
(発明の効果) 従って、本発明のネジ溝加工方法によれば、(1)切削
工具をそ切削性能が十分に発揮できる領域で使用するこ
とが可能であることから、その耐久性が向上し、特に難
削材へのネジ溝加工においても十分なる耐久性を得るこ
とができる、(2)1度の切削送りによりワークに所要
のネジ溝を形成することができるため、例えばバイトを
使用した加工方法の如く切削送りを何回か繰り返さなけ
ればならない場合に比して作業工数が減少しその生産性
が向上する、 等の効果か得られることになる。
(実施例) 以下、第1図ないし第6図を参照して本発明の好適な実
施例を説明する。
■:第1の実施例 第3図には本発明の第1の実施例に係るネジ溝加工方法
に使用される切削工具1が示されている。
この切削工具1は、第1図及び第2図に示すように径方
向送り(即ち、切り込み送り)及び軸方向送り(即ち、
切削送り)可能とされた回転主軸4に取り付けられ、チ
ャック5に把持されて回転するワーク3の外周面あるい
は内周面に所定形状のネジ溝を形成する(尚、この実施
例においてはワーク3を歯車変速機用のシンクロナイザ
−リングとしそのテーパー状の内周面3aにネジ溝を形
成する)ためのものであって、その外周面1aを上記ワ
ーク3の内周面3aのテーパー角と同じテーパーとした
円錐台状の円板体で構成されている。また、この切削工
具lの外径寸法はワーク3の内径寸法より可成り小さく
設定されている。そして、この切削工具lは、その外周
面1aに、形成しようとするネジ溝に合致する断面形状
を有する環状溝11.11・・を該ネジ溝のピッチと同
間隔で複数本形成し、該外周面1aを切削刃面12とし
ている。さらに、この実施例のものにおいては、この切
削工具lそのものを鋼製(例えば545C)とし、その
切削刃面12の表面のみに高硬度のCBN(立方晶型窒
化はう素)を電着させその切削性を確保するようにして
いる。
次に、第1図及び第2図を参照して、この切削工具1を
用いて上記ワーク3の内周面にネジ溝を形成する加工方
法について説明する。
先ず、切削工具Iを取付けた回転主軸4の回転軸線Q、
を、第1図に示すようにワーク3の回転軸線α。に対し
て、形成しようとするネジ溝のリード角αと同じ角度α
だけ傾斜させて配置する。
そして、第2図に示すように、切削工具1の切り込み送
り方向を上記傾斜方向に直交する方向に設定する。即ち
、この切り込み方向においては、切削工具lの切削刃面
12はワーク3の内周面3aに対して平行状態で対向す
る。
ネジ溝加工に際しては、先ず切削工具lを軸方向後方側
位置(第2図の動作曲線の点aの位置)に退避せしめた
状態でワーク3を矢印し方向に所定回転速度(即ち、切
削工具lの切削送り速度と形成しようとするネジ溝のピ
ッチとによって特定される回転速度)で回転させるとと
もに、切削工具1を矢印R方向に所定回転速度(この回
転速度は、ワーク3の回転速度あるいはネジ溝のピッチ
等に関係なく、切削工具1の切削性能上最適な回転速度
に任意に設定可能である)で回転させる。
次に、この切削工具lを点aから点b(第2図に図示す
る位置)まで前進させた後、切り込み送りを行ない切削
刃面12の前端部12aをワークの内周面3aの手前側
端部3bに切り込ませる。この切り込み深さは少なくと
も形成しようとするネジ溝の深さ寸法相当とされる。
次に、切り込み送りをワーク3のテーパー角に対応して
後退方向に作動させながら切削送りをかけ、該ワーク3
の内周面3a上にネジざを形成してゆく(点C−点d)
。そして、ネジ溝形成が完了すると(点d)、切削送り
を停止させ、切り込み送り(後退方向)のみを作動させ
て切削工具lをワーク3から径方向に離脱させる(点e
)。後は切削送りを後退方向にかけて切削工具lを初期
位置(点a)まで戻す。以上でワーク3の内周面3aに
対するネジ溝加工が完了する。
このようにこの実施例のネジ溝加工方法によれば、切削
工具Iの切削刃面12がネジ溝ではなく環状溝11.1
1・・で構成されているため、該切削工具iによりワー
ク3にネジ溝を形成する場合、該ワーク3の回転速度あ
るいは形成しようとするネジ溝のリード角等に関係なく
該切削工具1の回転速度をその切削性能上最適な値に任
意に設定することが可能であり、このため該切削工具1
は常に自己の切削性能上最適な回転速度、即ち切削速度
で切削を行なうことから、例えば切削性能上不適切な回
転速度で切削を行なう場合に比して、その耐久性が向上
し、しかもこれによるネジ溝の仕上がり程度も良好なら
しめられるものであり、特に難削材に対するネジ溝加工
においてはこの利点はより顕著となる。
さらに、切削工具lが高速回転するところから、形成し
ようとするネジ溝の深さを一度の切り込みで確保するこ
とができる。即ち、1回の切削送りで所定のネジ溝を形
成することができるものであり、例えばバイトによる加
工の場合のように切削送りを何回か繰り返して行なわな
ければならない場合に比して、生産性の向上が図れるも
のである。
■:第2の実施例 第6図には本発明の第2の実施例に係るネジ溝加工方法
に使用される切削工具2が示されている。
この切削工具2は、上記第1の実施例のネジ溝加工方法
に使用される切削工具lがその切削刃面12をテーパー
面としていたのに対して、その切削刃面22を平行面と
したものであり、その他の構成、例えば該切削刃面22
に環状溝21.21・・が複数設けられていることは上
記切削工具lと同じである。
そして、この切削工具2を使用してワーク3のテーパー
状の内周面3aにネジ溝を形成する場合には、第4図に
示すように回転主軸4を形成しようとするネジ溝のリー
ド角αに対応する角度αだけ上下方向に傾けるとともに
、第5図に示すように該回転主軸4をワーク・3の内周
面3aのテーバ角βに対応する角度βだけ横方向に傾斜
させて配置する。
この後の加工作業の手順は上記第1の実施例の場合と同
様であるためその説明は省略する。
尚、上記各実施例においてはワーク3の内周面3aにネ
ジ溝を形成するようにしているが41本発明のネジ溝加
工方法はこのような加工態様に限定されるものでな(、
例えばワーク3の外周面にネジ溝を形成する場合にも適
用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のネジ溝加工方法の第1の実施例を示す
一部断面側面図、第2図は第1図の■■断面図、第3図
は第1図に示した切削工具の一部断面側面図、第4図は
本発明のねじ溝加工方法の第2の実施例を示す一部断面
側面図、第5図は第4図のV−V断面図、第6図は第4
図に示した切削工具の一部断面側面図である。 1.2・・・・・切削工具 3 ・・・・費ワーク 4 ・・・・・回転主軸 5 ・・・・・チャック 11.21 ・・・・環状溝 12.22 ・・・・切削刃面 1.2 ;切削工具 3   :ワーク 4   :回転主軸 5   :チャック 11.21二EIu1M 12.22 : 11IJAFHM 第2vA 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ワークの外周面あるいは内周面にネジ溝を形成する
    に際し、上記ネジ溝のネジ形状に合致する断面形状を有
    する環状溝を該ネジ溝のピッチと同間隔で外周面に複数
    本形成してこれを切削刃面とした切削工具を設け、該切
    削工具の回転軸線と上記ワークの回転軸線とを、相対的
    に上記ネジ溝のリード角に相当する角度だけ傾斜させた
    状態で上記切削工具、もしくはワークを回転可能且つ軸
    方向及び径方向に移動可能に配置し、上記ワークと上記
    切削工具とをそれぞれ所定速度で回転させながら該切削
    工具もしくは、ワークを径方向に移動させその切削刃面
    を上記ワークの外周面あるいは内周面に押圧して少なく
    とも上記ネジ溝の深さ寸法に相当する寸法だけ切込んだ
    後、該切削工具もしくは、ワークを該ワークの1回転当
    たり上記ネジ溝1ピッチの割合で軸方向に移動させるこ
    とにより該ワークの外周面あるいは内周面にネジ溝を形
    成することを特徴とするネジ溝加工方法。
JP31263488A 1988-12-09 1988-12-09 ネジ溝加工方法 Pending JPH02160417A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328508A (ja) * 1986-07-19 1988-02-06 シヤウト・マシイネンバウ・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング 雌ねじの研削方法及びその装置
JPS63150108A (ja) * 1986-12-10 1988-06-22 Ntn Toyo Bearing Co Ltd 溝加工装置

Patent Citations (2)

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