JPH0215966Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215966Y2 JPH0215966Y2 JP11360684U JP11360684U JPH0215966Y2 JP H0215966 Y2 JPH0215966 Y2 JP H0215966Y2 JP 11360684 U JP11360684 U JP 11360684U JP 11360684 U JP11360684 U JP 11360684U JP H0215966 Y2 JPH0215966 Y2 JP H0215966Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- primary water
- water stop
- joint
- stop material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 61
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
産業上の利用分野
この考案は、空気膜構造物の膜端部定着構造の
改善に関するものである。
改善に関するものである。
従来の技術
空気膜構造物とは、建物周囲に設けたコンプレ
ツシヨンリングから建物規模に合わせて複数のケ
ーブルをかけ渡し、そのケーブル…間に膜材を張
つて屋根面を構成するもので、屋根面の単位面積
当りの重量よりも大きい圧力を室内にかけ、屋根
面を空気圧で支える構造であるが、これにおいて
各ケーブルの位置で膜材を固定していた。固定方
法は、膜端部でエンドロープに巻き付けて膜を折
り曲げ、折り曲げた部分を膜受け金物の上に乗
せ、一次止水材と押え金物のそれぞれに設けた通
孔にボルトを通しナツトで締結するようにしてい
た。
ツシヨンリングから建物規模に合わせて複数のケ
ーブルをかけ渡し、そのケーブル…間に膜材を張
つて屋根面を構成するもので、屋根面の単位面積
当りの重量よりも大きい圧力を室内にかけ、屋根
面を空気圧で支える構造であるが、これにおいて
各ケーブルの位置で膜材を固定していた。固定方
法は、膜端部でエンドロープに巻き付けて膜を折
り曲げ、折り曲げた部分を膜受け金物の上に乗
せ、一次止水材と押え金物のそれぞれに設けた通
孔にボルトを通しナツトで締結するようにしてい
た。
考案が解決しようとする問題点
前記のような膜端部の定着構造において、膜に
張力がかかると第2図で点線で示したように膜端
部のエンドロープ部分がくさび効果により押え金
物に喰い込み、応力が膜のボルト孔部分に集中す
る結果、強度が低下するという難点があつた。
張力がかかると第2図で点線で示したように膜端
部のエンドロープ部分がくさび効果により押え金
物に喰い込み、応力が膜のボルト孔部分に集中す
る結果、強度が低下するという難点があつた。
この考案は上記欠点を除去し、膜に応力がかか
つても膜端部のエンドロープ部分が押え金物に喰
い込まない膜端部定着構造を提供することを目的
とするものである。
つても膜端部のエンドロープ部分が押え金物に喰
い込まない膜端部定着構造を提供することを目的
とするものである。
ロ 考案の構成
問題点を解決するための手段
この考案は、空気膜構造物の膜端部でエンドロ
ープ6に巻き付けて膜7を折り曲げ、折り曲げた
部分の膜接合部11を膜受け金物8の上に乗せ、
一次止水材4を間に介した押え金物3で膜を押
え、かつ膜受け金物8と膜接合部11および一次
止水材4と一体になつた押え金物3のそれぞれに
設けた通孔にボルト9を通し、ナツト10で締結
した膜端部定着構造において、膜端部のエンドロ
ープ6部分と一次止水材4との間に弾性材12を
介在させたことを特徴とする空気膜構造物の膜端
部定着構造である。
ープ6に巻き付けて膜7を折り曲げ、折り曲げた
部分の膜接合部11を膜受け金物8の上に乗せ、
一次止水材4を間に介した押え金物3で膜を押
え、かつ膜受け金物8と膜接合部11および一次
止水材4と一体になつた押え金物3のそれぞれに
設けた通孔にボルト9を通し、ナツト10で締結
した膜端部定着構造において、膜端部のエンドロ
ープ6部分と一次止水材4との間に弾性材12を
介在させたことを特徴とする空気膜構造物の膜端
部定着構造である。
作用
膜端部のエンドロープ部分と一次止水材との間
に弾性材を介在させることにより膜に張力がかか
つてもエンドロープ部分の喰い込むみを防止でき
る。
に弾性材を介在させることにより膜に張力がかか
つてもエンドロープ部分の喰い込むみを防止でき
る。
実施例
第1図は中央のケーブル2部分に両方から集つ
た二枚の膜7,7の定着を示したもので、8が膜
受け金物であり7の膜は6のエンドロープを巻き
込んで折り返し、11の膜接合部を形成してい
る。
た二枚の膜7,7の定着を示したもので、8が膜
受け金物であり7の膜は6のエンドロープを巻き
込んで折り返し、11の膜接合部を形成してい
る。
一方3の押え金物と膜7の間にはには4の一次
止水材があり、これによつて膜7の接合部11を
押え、各通孔にボルト9を通しナツト10で締結
し膜7の定着部を形成している。
止水材があり、これによつて膜7の接合部11を
押え、各通孔にボルト9を通しナツト10で締結
し膜7の定着部を形成している。
このものにおいて、膜端部のエンドロープ6と
一次止水材4の側面との間に弾性材12を介在さ
せている。この弾性材12には帯状に加工した非
加硫ブチルゴム等を用い、膜7のストツパーの役
目を果すエンドロープ6部分が押え金物3と一体
になつた一次止水材4の下に喰い込まないよう補
強したものである。それぞれの一次止水材4,4
は上部で二次止水材5により嵌合され雨水の進入
を防止している。
一次止水材4の側面との間に弾性材12を介在さ
せている。この弾性材12には帯状に加工した非
加硫ブチルゴム等を用い、膜7のストツパーの役
目を果すエンドロープ6部分が押え金物3と一体
になつた一次止水材4の下に喰い込まないよう補
強したものである。それぞれの一次止水材4,4
は上部で二次止水材5により嵌合され雨水の進入
を防止している。
ハ 考案の効果
エンドロープと、一次止水材との間に弾性材を
介在させることにより弾性材がクツシヨンとなつ
てエンドロープが押え金物の下に喰い込む余地が
なくなり、膜にかかつた張力が分散され部分的に
強い張力がかからず膜の強度の低下を防止するも
のである。
介在させることにより弾性材がクツシヨンとなつ
てエンドロープが押え金物の下に喰い込む余地が
なくなり、膜にかかつた張力が分散され部分的に
強い張力がかからず膜の強度の低下を防止するも
のである。
第1図は膜接合部の断面詳細図であり、第2図
が止水材をはずしたところの膜接合部の平面図
で、点線は張力がかかつたときの従来のエンドロ
ープの動きを示し、矢印は膜に張力がかかつたと
きの方向を示したものである。 1……膜端部構造、2……ケーブル、3……押
え金物(3)、4……一次止水材、5……二次止水
材、6……エンドロープ、7……膜、8……膜受
け金物、9……ボルト、10……ナツト、11…
…膜接合部、12……弾性材。
が止水材をはずしたところの膜接合部の平面図
で、点線は張力がかかつたときの従来のエンドロ
ープの動きを示し、矢印は膜に張力がかかつたと
きの方向を示したものである。 1……膜端部構造、2……ケーブル、3……押
え金物(3)、4……一次止水材、5……二次止水
材、6……エンドロープ、7……膜、8……膜受
け金物、9……ボルト、10……ナツト、11…
…膜接合部、12……弾性材。
Claims (1)
- 空気膜構造物の膜端部でエンドロープ6に巻き
付けて膜7を折り曲げ、折り曲げた部分の膜接合
部11を膜受け金物8の上に乗せ、一次止水材4
を間に介し押え金物3で膜を押え、該膜受け金物
8と膜接合部11および一次止水材4と押え金物
3のそれぞれに設けた通孔にボルト9を通し、ナ
ツト10で締結した膜端部定着構造において、膜
接合部11のエンドロープ6部分と一次止水材4
との間に弾性材12を介在させたことを特徴とす
る空気膜構造物の膜端部定着構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11360684U JPS6128859U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 空気膜構造物の膜端部定着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11360684U JPS6128859U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 空気膜構造物の膜端部定着構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6128859U JPS6128859U (ja) | 1986-02-21 |
JPH0215966Y2 true JPH0215966Y2 (ja) | 1990-04-27 |
Family
ID=30672634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11360684U Granted JPS6128859U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 空気膜構造物の膜端部定着構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6128859U (ja) |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP11360684U patent/JPS6128859U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6128859U (ja) | 1986-02-21 |
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