JPH0215759Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215759Y2 JPH0215759Y2 JP1982196585U JP19658582U JPH0215759Y2 JP H0215759 Y2 JPH0215759 Y2 JP H0215759Y2 JP 1982196585 U JP1982196585 U JP 1982196585U JP 19658582 U JP19658582 U JP 19658582U JP H0215759 Y2 JPH0215759 Y2 JP H0215759Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- ventilation
- hatch cover
- hold
- communication port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 31
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 13
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 12
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は船倉内の通風装置に関する。
従来、船舶により冷凍コンテナを運搬する場合
には、第1図実線で示すごとくハツチカバー1上
に冷凍コンテナ2を積上げている。その理由は、
冷凍コンテナ2の冷凍機の放熱部3から放出され
る熱を大気に自然に放散するのに都合がよいから
である。ところが近年の傾向として運搬しなけれ
ばならない冷凍コンテナ2の個数が増加してお
り、第1図仮想線で示すごとく船倉4内にも冷凍
コンテナ2を収納することが必要になつてきてい
る。しかし、そうすると、船倉4内の冷凍コンテ
ナ2の放熱部3から放散する熱は上甲板のハツチ
間の狭い空間から大気に放散させるしかないが、
ただ単に放散させたのでは、その熱がハツチカバ
ー1上の冷凍コンテナ2に当たつて加熱してしま
うという問題が生じる。
には、第1図実線で示すごとくハツチカバー1上
に冷凍コンテナ2を積上げている。その理由は、
冷凍コンテナ2の冷凍機の放熱部3から放出され
る熱を大気に自然に放散するのに都合がよいから
である。ところが近年の傾向として運搬しなけれ
ばならない冷凍コンテナ2の個数が増加してお
り、第1図仮想線で示すごとく船倉4内にも冷凍
コンテナ2を収納することが必要になつてきてい
る。しかし、そうすると、船倉4内の冷凍コンテ
ナ2の放熱部3から放散する熱は上甲板のハツチ
間の狭い空間から大気に放散させるしかないが、
ただ単に放散させたのでは、その熱がハツチカバ
ー1上の冷凍コンテナ2に当たつて加熱してしま
うという問題が生じる。
そこで本考案はかかる問題点を解消した船倉内
の通風装置を提供するものであつて、その特徴と
するところは、上甲板のハツチ間に船倉内に連通
する第1通風口を設け、ハツチカバーの端部から
上記第1通風口の上方まで突出する突出部を設け
ると共にその突出部に上記第1通風口と連通する
連通口を形成し、該連通口からハツチカバー内を
通つてハツチカバーの舷側に近い側面に形成した
第2通風口にたつする通風路を設けたことにあ
り、かかる構成によれば、船倉内から第1通風口
を介して送られてきた空気を連通口を介して突出
部内に導入し、さら通風路を介して第2通風口か
ら大気に放散させることができるものである。し
たがつて、たとえば船倉内からハツチ間に送り出
した熱がハツチカバー上の冷凍コンテナに当たつ
て加熱してしまうという問題を解消することがで
きるものである。
の通風装置を提供するものであつて、その特徴と
するところは、上甲板のハツチ間に船倉内に連通
する第1通風口を設け、ハツチカバーの端部から
上記第1通風口の上方まで突出する突出部を設け
ると共にその突出部に上記第1通風口と連通する
連通口を形成し、該連通口からハツチカバー内を
通つてハツチカバーの舷側に近い側面に形成した
第2通風口にたつする通風路を設けたことにあ
り、かかる構成によれば、船倉内から第1通風口
を介して送られてきた空気を連通口を介して突出
部内に導入し、さら通風路を介して第2通風口か
ら大気に放散させることができるものである。し
たがつて、たとえば船倉内からハツチ間に送り出
した熱がハツチカバー上の冷凍コンテナに当たつ
て加熱してしまうという問題を解消することがで
きるものである。
以下、本考案の一実施例を第2図以下の図に基
づいて説明する。第3図において6は船倉4間の
空間7において横隔壁8に配設されたダクトであ
つて、各冷凍コンテナ2の放熱部3に接続部9を
介して接続されており、また上端は上甲板10の
ハツチ11間に形成された第1放熱口12に連通
している。第4図において13は上甲板10のハ
ツチ間11に配設された一対の側板、14は両側
板13間に配設されると共に上面がハツチコーミ
ング15の上面と面一の天板、16は第1放熱口
12を間において上甲板10上に一対設けられた
仕切板であつて、これにより両側板13と天板1
4とで形成された空間を放熱空間17と、2つの
吸気空間18とに分けている。19は天板14に
形成された吸気空間18に連通する吸気口、20
は吸気空間18内の上甲板10上に配設されたナ
チユラルベンチユレータであつて、船倉4内に大
気を吸引するためのものである。21は天板14
に形成された放熱空間17に連通する第1連通
口、22は放熱空間17内において第1放熱口1
2に配設された放熱フアン、第2図においてOは
船体中心、23はポンツーン型中央ハツチカバ
ー、24はポンツーン型舷側ハツチカバー、25
は各ハツチカバー23,24の端部から天板14
の上方へ突出する突出部であつて、その下面の第
1連通口21に対向する箇所に第2連通口26を
形成してある。27はハツチコーミング15の上
面および天板14の第1連通口21の外周に溶接
された環状突起、28はハツチカバー23,24
の下面および突出部25の下面の第2連通口26
の外周に配設された環状ゴムパツキンであつて、
上記環状突起27の上面に当接させられて気密を
保持するものである。29は中央ハツチカバー2
3の両側面に形成された多数の第3連通口、30
は中央ハツチカバー23内を仕切る仕切壁31に
よつて形成された一対の通風路であつて、第2連
通口26と第3連通口29とを連通させるもので
ある。32は舷側ハツチカバー24の内側の側面
に多数形成された第4連通口、33は舷側ハツチ
カバー24の外側の側面に多数形成された第2放
熱口、34は舷側ハツチカバー24内を仕切る仕
切壁35によつて形成された通風路であつて、第
4連通口32と第2放熱口32とを連通させるも
のである。36は第5図に示すごとく両端の金具
37がハツチカバー23,24の側面にボルト3
8止めされることにより第3と第4の連通口2
9,32を連通させる蛇腹である。なおハツチカ
バー23,24をハツチ11から取外すときには
第7図に示すごとく、一方のボルト38を外して
蛇腹36の一端を第3連通口29から離間させ、
次に第3連通口29に盲板39をボルト38止め
し、蛇腹36の一端にも盲板40をボルト38止
めし次に蛇腹36の一端を舷側ハツチコーミング
24に突設したねじ棒41にガイド枠42を介し
てナツト43止めすればよい。44は第6図に示
すごとく舷側ハツチカバー24の外側の側面に各
第2放熱口33を取囲むようにして溶接された
枠、45は該枠44内に配設されたフイルタ、4
6は第2放熱口33の閉鎖用蓋であつて、枠44
の下端のブラケツト47に支軸48を介して回動
自在に取付けられている。49は水密パツキン、
50は把手、51は枠44の上端のブラケツト5
2に回動自在に支持されているねじ棒53に螺合
する蝶ナツトであつて、第6図仮想線で示すごと
く蓋46を枠44に当接させた状態において、ね
じ棒53に取付けられた押板54をその蓋46に
押付けることにより蓋46を固定して第2放熱口
33を閉鎖するものである。
づいて説明する。第3図において6は船倉4間の
空間7において横隔壁8に配設されたダクトであ
つて、各冷凍コンテナ2の放熱部3に接続部9を
介して接続されており、また上端は上甲板10の
ハツチ11間に形成された第1放熱口12に連通
している。第4図において13は上甲板10のハ
ツチ間11に配設された一対の側板、14は両側
板13間に配設されると共に上面がハツチコーミ
ング15の上面と面一の天板、16は第1放熱口
12を間において上甲板10上に一対設けられた
仕切板であつて、これにより両側板13と天板1
4とで形成された空間を放熱空間17と、2つの
吸気空間18とに分けている。19は天板14に
形成された吸気空間18に連通する吸気口、20
は吸気空間18内の上甲板10上に配設されたナ
チユラルベンチユレータであつて、船倉4内に大
気を吸引するためのものである。21は天板14
に形成された放熱空間17に連通する第1連通
口、22は放熱空間17内において第1放熱口1
2に配設された放熱フアン、第2図においてOは
船体中心、23はポンツーン型中央ハツチカバ
ー、24はポンツーン型舷側ハツチカバー、25
は各ハツチカバー23,24の端部から天板14
の上方へ突出する突出部であつて、その下面の第
1連通口21に対向する箇所に第2連通口26を
形成してある。27はハツチコーミング15の上
面および天板14の第1連通口21の外周に溶接
された環状突起、28はハツチカバー23,24
の下面および突出部25の下面の第2連通口26
の外周に配設された環状ゴムパツキンであつて、
上記環状突起27の上面に当接させられて気密を
保持するものである。29は中央ハツチカバー2
3の両側面に形成された多数の第3連通口、30
は中央ハツチカバー23内を仕切る仕切壁31に
よつて形成された一対の通風路であつて、第2連
通口26と第3連通口29とを連通させるもので
ある。32は舷側ハツチカバー24の内側の側面
に多数形成された第4連通口、33は舷側ハツチ
カバー24の外側の側面に多数形成された第2放
熱口、34は舷側ハツチカバー24内を仕切る仕
切壁35によつて形成された通風路であつて、第
4連通口32と第2放熱口32とを連通させるも
のである。36は第5図に示すごとく両端の金具
37がハツチカバー23,24の側面にボルト3
8止めされることにより第3と第4の連通口2
9,32を連通させる蛇腹である。なおハツチカ
バー23,24をハツチ11から取外すときには
第7図に示すごとく、一方のボルト38を外して
蛇腹36の一端を第3連通口29から離間させ、
次に第3連通口29に盲板39をボルト38止め
し、蛇腹36の一端にも盲板40をボルト38止
めし次に蛇腹36の一端を舷側ハツチコーミング
24に突設したねじ棒41にガイド枠42を介し
てナツト43止めすればよい。44は第6図に示
すごとく舷側ハツチカバー24の外側の側面に各
第2放熱口33を取囲むようにして溶接された
枠、45は該枠44内に配設されたフイルタ、4
6は第2放熱口33の閉鎖用蓋であつて、枠44
の下端のブラケツト47に支軸48を介して回動
自在に取付けられている。49は水密パツキン、
50は把手、51は枠44の上端のブラケツト5
2に回動自在に支持されているねじ棒53に螺合
する蝶ナツトであつて、第6図仮想線で示すごと
く蓋46を枠44に当接させた状態において、ね
じ棒53に取付けられた押板54をその蓋46に
押付けることにより蓋46を固定して第2放熱口
33を閉鎖するものである。
上記構成において、船倉4内の冷凍コンテナ2
の放熱部3から放散された熱はダクト6を介して
第1放熱口12から放熱フアン22に吸引され、
第1第2の連通口21,26を介して突出部25
内に入り、通風路30、第3、第4の連通口2
9,32および通風路34を介して第2放熱口3
3から大気へ放散させられるものである。
の放熱部3から放散された熱はダクト6を介して
第1放熱口12から放熱フアン22に吸引され、
第1第2の連通口21,26を介して突出部25
内に入り、通風路30、第3、第4の連通口2
9,32および通風路34を介して第2放熱口3
3から大気へ放散させられるものである。
上記実施例では放熱フアン22を放熱空間17
内に設けたが、これ以外にたとえば通風路30,
34内のいずれか一方に設けてもよい。また冷凍
コンテナ2の放熱を例に上げて説明したが、これ
以外にたとえば石炭の放熱や穀物の通風などにも
適用することができるものである。さらに大気を
船倉4内に供給することにも用いることができる
ものである。
内に設けたが、これ以外にたとえば通風路30,
34内のいずれか一方に設けてもよい。また冷凍
コンテナ2の放熱を例に上げて説明したが、これ
以外にたとえば石炭の放熱や穀物の通風などにも
適用することができるものである。さらに大気を
船倉4内に供給することにも用いることができる
ものである。
以上述べたごとく本考案の船倉内の通風装置に
よれば、船倉内から第1通風口を介して送られて
きた空気を連通口を介して突出部内に導入し、さ
ら通風路を介して第2通風口から大気に放散させ
ることができるものである。したがつて、たとえ
ば船倉内からハツチ間に送り出した熱がハツチカ
バー上の冷凍コンテナに当たつて加熱してしまう
という問題を解消することができるものである。
よれば、船倉内から第1通風口を介して送られて
きた空気を連通口を介して突出部内に導入し、さ
ら通風路を介して第2通風口から大気に放散させ
ることができるものである。したがつて、たとえ
ば船倉内からハツチ間に送り出した熱がハツチカ
バー上の冷凍コンテナに当たつて加熱してしまう
という問題を解消することができるものである。
第1図は従来例を示す概略縦断面図、第2図以
下の図は本考案の一実施例を示し、第2図はハツ
チカバーを水平方向に沿つて切断した状態の水平
断面図、第3図は第2図の−矢視図、第4図
は第2図の−矢視図、第5図は第2図の−
矢視図、第6図は第2図の−矢視図、第7
図は第3、第4の連通口を互いに分離した状態の
横断面図である。 2……冷凍コンテナ、3……放熱部、4……船
倉、12……第1放熱口(第1通風口)、21…
…第1連通口、23……中央ハツチカバー、24
……舷側ハツチカバー、26……第2連通口、3
0……通風路、33……第2放熱口(第2通風
口)、34……通風路。
下の図は本考案の一実施例を示し、第2図はハツ
チカバーを水平方向に沿つて切断した状態の水平
断面図、第3図は第2図の−矢視図、第4図
は第2図の−矢視図、第5図は第2図の−
矢視図、第6図は第2図の−矢視図、第7
図は第3、第4の連通口を互いに分離した状態の
横断面図である。 2……冷凍コンテナ、3……放熱部、4……船
倉、12……第1放熱口(第1通風口)、21…
…第1連通口、23……中央ハツチカバー、24
……舷側ハツチカバー、26……第2連通口、3
0……通風路、33……第2放熱口(第2通風
口)、34……通風路。
Claims (1)
- 上甲板のハツチ間に船倉内に連通する第1通風
口を設け、ハツチカバーの端部から上記第1通風
口の上方まで突出する突出部を設けると共にその
突出部に上記第1通風口と連通する連通口を形成
し、該連通口からハツチカバー内を通つてハツチ
カバーの舷側に近い側面に形成した第2通風口に
たつする通風路を設けたことを特徴とする船倉内
の通風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19658582U JPS5999895U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 船倉内の通風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19658582U JPS5999895U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 船倉内の通風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5999895U JPS5999895U (ja) | 1984-07-05 |
JPH0215759Y2 true JPH0215759Y2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=30421679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19658582U Granted JPS5999895U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 船倉内の通風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5999895U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5767000U (ja) * | 1980-10-09 | 1982-04-21 |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP19658582U patent/JPS5999895U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5999895U (ja) | 1984-07-05 |
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