JPH02156867A - 椎茸の加工方法 - Google Patents

椎茸の加工方法

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JPH02156867A
JPH02156867A JP63310210A JP31021088A JPH02156867A JP H02156867 A JPH02156867 A JP H02156867A JP 63310210 A JP63310210 A JP 63310210A JP 31021088 A JP31021088 A JP 31021088A JP H02156867 A JPH02156867 A JP H02156867A
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JP
Japan
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shiitake mushrooms
dried
shiitake mushroom
processing
sliced
Prior art date
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Pending
Application number
JP63310210A
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English (en)
Inventor
Seiji Oki
大木 清司
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、スライスした椎茸を調味液に浸漬し、油で揚
げるようにした椎茸の加工方法に関するものであり、こ
の方法により得られる加工椎茸は、再調理を必要としな
いで食することができるばかりでなく長期間の保存も可
能になり、味付けの調節によりスナック菓子としても、
てんぷらに類似した副食物としても利用に供されるもの
である。
〈従来の技術〉 生椎茸や干し椎茸は、そのままでは食用とすることがで
きないため、焼くまたは煮るといった熱処理による調理
法を経て食用とされでいる。
上記の生椎茸や干し椎茸は、一般に食する直前に熱処理
等の調理をして食するものであり、すでに調理、味付さ
れた椎茸や該椎茸を含む調理材料の長期保存は、品質の
低下または味質の変化を生じるため長期間の保存ができ
ず、冷蔵庫等による冷凍保存によっても、約1カ月程度
の保存が限界であった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、前記したように従来から食する直■jに調理
することを必要としていた生椎茸また+1干し椎茸を、
長期間保存可能で、しかもそのままの状態で直接食べら
れるような食料品となるような加工方法を、鋭意検討し
て得られたものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、基本的には2〜3ma+の厚みにスライスし
た乾燥椎茸を、調味液中に浸漬して、水分含有量を30
〜50%に調整した後、160〜175℃に加熱した油
で20〜50秒間揚げることを特徴とする椎茸の加工方
法に関するものである。
また上記した2〜3mmの厚みにスライスした乾燥椎茸
としては、スライスした後に水分含有量が2〜5%にな
るように乾燥装置で乾燥したものであってもよいし、或
いは天然乾燥した生椎茸であってもよい。そして、上記
した乾燥椎茸を調味液に浸漬するのであるが、浸漬時間
は5〜15秒であることが好適である。
さらに上記した2〜3IIfllの厚みにスライスした
乾燥椎茸は、予め乾燥した干し椎茸を調味液に浸漬し、
水分含有量を10〜20%しこしてスライスした後、調
味液に再び浸漬し、水分含有量を30〜50%に調整し
たものでもよい。
く作用〉 本発明の椎茸の加工方法により、長期間の保存が可能で
あり、尚且つ再調理を必要としない加工椎茸が得られる
本発明に適用される椎茸は、生椎茸でも干し椎茸でもよ
いが、以下に示すように加工方法に若干の相違がある。
生椎茸を材料とすると、加工工程は以下のような簡単な
各段階の組合せになる。
■生椎茸の木付きをとり、スライサーにより2〜3mm
の厚さにスライスする。
■上記スライス片を乾燥装置に供給して乾燥し水分含有
量を2〜5%にする。
■上記した乾燥スライス片を調味液中に5〜15秒間浸
漬する。上記調味液は塩、醤油、香辛料、化学調理材等
により味付け、風味を与えるもので使用目的に応じて調
味料の種類や量を調整することができる。
■上記した椎茸のスライス片の水分含有量カー、30〜
50%になるように、10〜30秒間水きりする。
■水きりした椎茸のスライス片を、160〜175℃の
植物油で、20〜50秒間揚げる。上記植物油としては
、食用菜種油と食用パームオレイン油とを同一量で混合
した油、その他の油を用いることができ、通常のてんぷ
ら油も使用可能である。
■上記のようにして処理したスライス片をよく油切りし
て、容器に入れる。上記容器には、脱酸素剤や乾燥剤等
を供給し、さらにヒートシール等の手段により気密にし
て真空包装することで、3〜6力月にわたる長期の保存
を達成することができるものである。
以上のように本発明の椎茸の加工方法は、簡便な処理の
組合せにより構成されるものである。
一方、予め乾燥した干し椎茸を材料とする場合の加工方
法は以下のようである。
■干し椎茸を調味液に浸漬し水分含有量を10〜20%
にする。
■上記した干し椎茸を、スライサーにより2〜3m+m
の厚さにスライスし、さらに調味液に浸漬して水分量を
30〜50%にする。
以後の工程は、前記した方法の■〜■の工程と同一であ
る。
したがって、当業者にとって入手が容易な予め乾燥した
干し椎茸の加工に関しても、生椎茸と同様に、簡便な処
理の組合せにより構成され、本発明の適用性は多大であ
る。
以上本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載の構成を変更しない限りどのようにでも実施するこ
とができる。
(発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、生椎茸や干し椎茸
を原料として、前記したような数段階の簡便な処理方法
を実施することにより、直接食することができ、尚且つ
長期間の保存が可能な加工椎茸を得ることかできる。
また、上記した加工椎茸は、調味液の調整により味及び
風味が決定されるのて、副食物、副食物材料またはスナ
ック菓子としても利用可能であり、そのおのおのにおい
て食用可能期間か長い。
さらに製造前、の原料の保存に関して、干し椎茸を原料
として用いることにより、管理か容易となる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2〜3mmの厚みにスライスした乾燥椎茸を、調
    味液中に浸漬して水分含有量を30〜50%に調整した
    後、160〜175℃の油で20〜50秒揚げることを
    特徴とする椎茸の加工方法。
  2. (2)上記した2〜3mmの厚みにスライスした乾燥椎
    茸が、水分含有量を2〜5%になるように乾燥した生椎
    茸であり、該乾燥椎茸の調味液中への浸漬時間が5〜1
    5秒である請求項1に記載の椎茸の加工方法。
  3. (3)上記した2〜3mmの厚みにスライスした乾燥椎
    茸が、干し椎茸を調味液に浸漬し、水分含有量を10〜
    20%にしてスライスしたものである請求項1に記載の
    椎茸の加工方法。
JP63310210A 1988-12-09 1988-12-09 椎茸の加工方法 Pending JPH02156867A (ja)

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