JPH02156786A - 多重伝送方法およびそのための送受信装置 - Google Patents

多重伝送方法およびそのための送受信装置

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JPH02156786A
JPH02156786A JP30995988A JP30995988A JPH02156786A JP H02156786 A JPH02156786 A JP H02156786A JP 30995988 A JP30995988 A JP 30995988A JP 30995988 A JP30995988 A JP 30995988A JP H02156786 A JPH02156786 A JP H02156786A
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Japan
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signal
circuit
carrier wave
detection circuit
reference signal
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JP30995988A
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Tsutomu Noda
勉 野田
Takatoshi Kisugi
孝敏 城杉
Toshinori Murata
村田 敏則
Masabumi Inmi
正文 員見
Shigefumi Ito
伊藤 滋文
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多重伝送システムに係り、特番こ現行テレビ
ジョン信号に他の情報を多重伝送する多重伝送方法およ
びそのための送受信装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、テレビジョン信号に他の情報を多重する方法は特
開昭49−84728号公報に記載されてぃるように、
映像搬送波と直交位相関係を持つ搬送波を他の情報で変
調し映像信号でに調された映像搬送波と合成して伝送す
る直交変調方式が仰られていた。
この直交変調方式の現行テレビジョン受信機に対する多
重信号による妨害を低減する方式として、テレビジョン
受信機のナイキストフィルタの逆特性を送信側の多重信
号に加えることについては、1986年11月27日社
団法八峨子へイg学会発行電子通信学会技術研究報告、
Vol 、 86+翅246の第65頁から第72頁記
載の通信方式C886−821’−映像搬送波の直交変
調による高精細画像の伝送」において論じられている。
また、現行テレビジョン放送受信機におけるゴーストに
よる妨害を除去する方法は、特公昭62−4894号公
報番こ記載されているように遅延素子群を設はゴースト
に相当する時間だけ遅れた信号を遅延素子群から選択し
た後ゴーストのレベルに相当する振幅(こ利得極性調整
回路によって除去することが知られている。ゴースト遅
延時間を測定する方法は、特公昭61−60658号公
報に記載されているようにテレビジョン信号の垂直同期
パルスのエツジとゴーストによる垂直同期パルスのエツ
ジとの時間を測定することが知られている。
また、ゴーストの遅延時間や振幅を正確に検出するに必
要な信号を放送局から送信する検討が進められ、通常の
映像信号の垂直帰線期間内にゴーストキャンセラ制御用
の基準信号を挿入することについては、1987年10
月19日 発行の日経エレクトロニクスの第215頁か
ら第225頁「テレビ信号にゴースト・キャンセラ制御
用基準信号を挿入して放送」に示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、直交変調伝送においてゴーストなどに
よる伝送路特性の劣化などについて配慮されておらず、
多重信号間の妨害低域が課題であった。
本発明の目的は、直交変調で多重伝送された信号がゴー
ストなど伝送路特性の劣化による多重信号量妨害を低減
するに有効な多重伝送方法およびそのための送受信装置
を提供することζこある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、多重伝送信号に映像信号と多重信号との妨
害を分離可能な基準信号を設け、受信装置において、伝
送特性の劣化を補正する波形等化回路と、前記基準信号
の伝送タイミングを検出する基準信号期間検出回路と波
形等化回路の入力信号あるいは出力信号の基準信号の波
形を解析して伝送路特性の劣化を測定する伝送路特性検
出回路とを設けることにより達成される。
(作用〕 放送局より伝送される基準信号が決まっており、伝送路
特性が理想とされる場合の信号波形が分っているため、
基準信号期間検出回路によって基準信号の受信波形をと
らえ、伝送路特性検出回路によって伝送路特性の劣化程
度を測定し、その劣化が少なくなるように波形等化回路
によって補正するので、伝送路特性が理想状態に近づき
直交変調で多重伝送された信号間の妨害を少なくできる
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例のテレビジョン受信機のブロ
ック図である。
1はアンテナ、2は高周波増幅回路、5は周波数変換回
路、4は受信機用の再生IFフィルタ。
5は中間周波増幅回路、6は映像信号検波回路。
7は映像信号処理回路、8は映像信号の出力端子。
9は音声中間周波増幅回路、10は音声FM検波回路、
11は音声信号の出力端子、12は帯域通過フィルタ、
15は搬送波再生回路、14は移相回路、15゜16は
同期検波回路、17は基準信号期間検出回路。
18は伝送路特性検出回路、19は波形等化回路、20
は多重信号の出力端子である。
アンテナ1より入力したテレビジョン信号を高周波増幅
回路2で増幅し、周波数変換回路3で復調用の中間周波
に周波数変換し、受信機用の再生IFフィルタ4を介し
、中間周波増幅回路5で増幅する。選局は周波数変換回
路5の局部発振周波数を変えることで行なわれる。中間
周波増幅回路5で増幅された信号から映像信号帯域につ
いては映像信号検波回路6で検波し、映像信号処理回路
7で映像信号処理して映像(1号の出力端子8に映像信
号を得る。
一方、音声信号帯域については、音声中間周波増幅回路
9で増幅し、音声FM検波回路10で検波復調して音声
信号出力端子11に音声信号を得る。
以上は従来のテレビジョン受信機と同一である。
以上に加えて、多重伝送さnた信号を再生する、ために
、以下の動作をさせる。周波数変換回路6の出力を帯域
通過フィルタ12fこより必要帯域を選択し、その出力
信号から搬送波再生回路13で再生された搬送波を移相
回路14で90度移相した搬送波を用いて映像搬送波の
振幅変調成分に直交多重伝送された多重信号を同期検波
回路16において検波する。搬送波再生回路13で再生
された搬送波を用いて映像搬送波の振幅変調成分を同期
検波回路151こおいて検波し、その出力信号から基準
信号期間検出回路17によって基準信号のタイミングを
知り、そのタイミングの検波された基準信号の波形を用
いて伝送路特性検出回路18において波形解析して伝送
路特性を測定する。その特性に応じて、波形等化回路1
9によって伝送路特性を補正し、多l信号を多重信号の
出力端子20に得る。
本実施例1こよれば、伝送路特性検出回路1B4こよっ
て伝送路の劣化程度を測定し、その値に応じて波形等化
回路19によって伝送路特性を補正できるので、伝送路
特性を理想状態に近づけ安定lこ多重伝送された信号を
復調できる効果がある。また、基準信号期間検出回路1
7によって送信側から伝送された基準信号を伝送路特性
測定の基準とするため、測定の精度が向上し、より理想
状態(こ近づけらnる効果もある。
上記、実施例で伝送した信号を発生する本発明の送信機
の一例のブロック図を第2図に示す。51は音声信号の
入力端子、32は周波数変調回路、33は音声信号搬送
波発生回路、54は映像信号の入力端子、55は映像信
号処理回路、36は映像振幅変調回路、57は映像信号
搬送波発生回路、38は残留側波帯振幅変調用の送信V
SBフィルタ、69は加算回路、40はアンテナ、41
は多重信号の入力端子。
42は基準信号発生回路、43は合成回路、44はしゃ
断回路、45は移相回路、46は変調回路、47はイコ
ライザ、48は加算回路である。
音声信号入力端子51からの音声信号で音声信号搬送波
発生回路53からの音声用搬送波を周波数変調回路32
において周波数変調する。映像入力端子54#こ入力さ
れた映像信号を映像信号処理回路55で輝度信号と色差
信号との輝度信号処理と色差信号処理などテレビジョン
伝送のための映像信号処理を行う。その後映像信号搬送
波発生回路57からの搬送波を映像変調回路36を用い
て、変調し送信VSBフィルタ38でテレビジョン放送
帯域に帯域制限して加算回路59で音声信号と加算して
アンテナ40より送信する。
以上については、従来の地上伝送のテレビジョン放送と
同一である。以上の信号に多重伝送する信号を伝送する
ために以下を追加する。
基準信号発生回路42において基準信号が発生し、映像
イキ号処理回路35のタイミングに合せて映像信号の垂
直帰線期間の任意特定の一水平走査期間に、合成回路4
3によって合成されて伝送される。一方多重(3号は入
力端子41に加えられ、しゃ断回路44によって前記基
準信号の一水平走査期間以上の期間は多重信号による変
調がかからないようにしゃ断される。その後、その信号
で位相回路45を介して90度移相された映像信号搬送
波を変調回路46で変調する。その後、映像受信IFナ
イキストフィルタと逆特性を有したイコライザ47で周
波数特性を補正し、加算回路48で映像イぎ号で変調さ
れた搬送波と加算する。その結果、映像用の搬送波は、
映像信号と多重伝送する1百号によって直交関係で変調
されることとなる。イコライザ47はテレビジョン受信
機のナイキストフィルタ出力の映像検波する時に多重信
号が直交関係を有するためのものであり、詳細な説明は
従来技術で説明した「映像搬送波の直交変調による高8
細画像の伝送」に示されているのでここでは省略する。
変調されるスペクトルを第5図に示し、映像の搬送波の
映像信号と多重伝送する信号との変調状態のベクトル図
を第4図に示す。
第5図の51は映像信号のVSBフィルタ後のスペクト
ル、52はFM変調された音声信号のスペクトル、53
は多重伝送する信号の変調後のスペクトル、54はイコ
ライザ47の出力の多重伝送する信号のスペクトルであ
る。
ここで、映像信号スペクトル51と多重伝送する信号の
スペクトル54などとは第3図では2段に分けて示した
。また多重伝送する信号は700Ktiz程度の帯域で
搬送波を変調した場合のスペクトルを示している。
第3図において、映像搬送波に対して−0,75MHz
以下のスペクトルEこついては残留側波帯振幅変調とす
るVSBフィルタによって減衰されている04.2MH
zまでは映像信号が4.5Mtlz近傍には音声搬送波
が1・゛M変調されたスペクトルが存在している。
映像搬送波に対して±0.75 M Hzについては両
側波帯が送信されるため、一般の振幅変調と考えて良い
0 第4図において、多重伝送する信号で変調される振幅を
Aと−Aとすると、搬送波のベクトルは映像信号81と
した場合 lωct±A−mωc t          (1)
となる。ここでωCは搬送波の角周波数である。
(1)式を展開すると である。
ここで、基準信号の例と多重信号との時間関係をWcS
図に示す。(イ)は映像信号に挿入された基準信号波形
図、56は水平同期信号、57はカラーバースト、58
は基準4i号である。ここで基準信号は一4uIX。
Tハルスを例に示している。また、この基準信号波形は
前述の引用文献「テレビ信号にゴースト・キャンセラ制
御用基準信号を挿入して放送」の図9に示されているも
のである。(ロ)は映像信号の垂直帰線期間の基準信号
近傍の数水平走査期間の一例を示す波形図であり、59
は映像信号を示す。
(ハ)は多重信号の(ロ)と同一タイミングでの一例を
示す波形図であり、60は多重信号である。この例では
基準信号5日の挿入された水平走査期間とその前後の水
平走査期間ToからT、での多重信号が無変調であり、
その他の期間では多重信号によりAから−Aまでの変調
がかかつていることを示す。
以上述べたように、本実施例の多重伝送方法およびその
送信装置によれば、映像信号の垂直帰線期間lこ基準信
号を挿入するとともに直交多重する多重信号をその基準
信号の期間の近傍の期間において無変調として多重しな
いことlこより、この多重伝送方法による受信をする受
信装置においてゴーストなどによる伝送路特性の劣化を
容易に測定し波形等化回路により補正することにより伝
送路特性を理想状態に近づけることができる効果がある
。その結果、多重信号量妨害を低減するに有効である。
次に第1図に示す本発明の多重伝送方法の受信装置にお
ける波形等化回路19および伝送路特性検出回路の詳細
なブロック図について示す。
第6図は波形等化回路の一例を示すブロック図であり、
61.62は入力端子、65は出力端子、64゜65は
波形等化フィルタ、66は合成回路である。第1図に示
す同期検波回路16の出力信号と同期検波回路15の出
力信号とが入力端子61と62とに加えられ、出力端子
65の出力信号は多重信号の出力端子20に出力する信
号である。第5図の波形図(ロ)が映像信号、波形図(
ハ)が多重信号で伝送されるため、伝送路特性が理想状
態では基準信号のタイミングにおいて、映像信号搬送波
と同相の搬送波で同期検波回路15の出力に帯域通過フ
ィルタ12によって帯域制限された送1g側の波形に類
似のSum Xパルスが得られる。映像信号の搬送波と
直交した搬送波で同期検波した同期検波回路16の出力
には、基準信号期間は無信号となる。ところが、伝送に
おけるゴーストあるいは搬送波再生回路15の位相ずれ
など伝送路特性の劣化が生じると、同期検波回路15の
出力の基準信号が歪んだり類似あるいは歪んだ波形が前
あるいは後に表われ、同期検波回路16の出力には基準
信号の類似波形あるいは歪んだ波形が表われる。この波
形を伝送路特性検出回路18によって、理想状態との差
を検出して、波形等化フィルタ64.65あるいは合成
回路668制御することで、同期検波回路15の出力信
号を波形等化フィルタ65で補正し、同期検波回路16
の出力信号を波形等化フィルタ64で補正し、さらに合
成回路66で合成することで出力端子65#こ基準信号
のタイミングの前後で基準信号による波形を打ち消す。
第7図は波形等化回路の他の例を示すブロック図であり
、71.72は波形等化フィルタ、73は合成回路であ
る。第6図と異なる点は波形等化フィルタが直列に配置
されていることである。同期検波回路15の出力信号を
波形等化フィルタ71に通した後の信号と同期検波回路
16の出力信号とを合成回路75で合成し、その合成さ
れた信号波形が基準信号タイミングにおいて理想状態に
近い、すなわち出力信号の無い状態となるように波形等
化フィルタ71が制御される。その後、多重信号の無変
調タイミング第5図のT0以後で多重信号のゴーストな
どによる波形を打ち消すために波形等化フィルタ72を
制御する。この制御は第6図では波形等化フィルタ64
で行なう。
第8図は伝送路特性検出回路18の一例を示すブロック
図であり、81.82は入力端子、85は出力端子、8
4.85は波形メモリ、86はケプストラム解析回路、
87は波形等化フィルタのタップ利−10ヲ制御する制
御回路である。この構成例では伝送された波形を2度フ
ーリエ袈換することで遅延時間を求めるケプヌトラム解
析を基本としていて、特に前aIJIX。
述の基準信号)Uハルスが映像信号の帯域内でフラット
な周波数特性を有していることを利用した。その伝送さ
れた基準信号波形をそのタイミングで波形を取り込みフ
ーリエ変換することで得られたスペクトルは伝送路特性
が理想状態であれば、その周波数特性がフラットとなる
。また、ゴーストなどによって理想状態から劣化してい
るとスペクトルにリップルなどが生じ、そのスペクトル
のリップル周期を検出するために再度フーリエ変換する
ことで、遅延時間が検出できる。いわゆるケプヌトラム
解析をすることでゴーストなどによる遅延時間が検出で
き、その遅延時間に和尚する波形等化フィルタのタップ
係数を制御することで伝送路の補正ができる。同期検波
回路15.16の出力信号が入力端子81 、824こ
加えられ、波形メモリ84゜85に記憶する。ケプスト
ラム解析回路86では、その波形をフーリエ変換して同
期検波回路15.16の出力信号のパワースペクトルを
求め、そのスペクトルの包絡線を再度フーリエ変換する
、いわゆるケブヌトラム解析を行うことで同期検波回路
15゜16の出力信号に加わったゴーストの遅延時間と
振幅を求める。得られたゴーストの遅延時間に相当する
遅延回路出力の可変利得回路の利得を変化させる。その
結果、波形等化回路19の出力信号のゴーストが減少す
る。
なお、テレビジョン伝送でのゴーストに限らず、弾性表
面波フィルタ(以下SAWフィルタと略す)で構成した
場合の帯域通過フィルタで時々見かけられる通過帯域内
リップルでもケブヌトラム解析によって遅延時間が検出
できるので、波形等化回路19によって補正できる。
第9図に波形等化フィルタの一例のブロック図を示す。
91は入力端子、92は出力端子、9!Iはタップ付遅
延線、948〜94eはそれぞれタップ増幅回路、95
は加算回路、96a〜96eはタップ増幅回路94a〜
94eの各係数を制御する制御入力端子である。なお、
図中のτは遅延時間を示す。
入力端子91から入力した信号がタップ付遅延線93に
よって遅延時間τごとに微小遅延した信号とされ、それ
ぞれタップ増幅回路94a〜94eによって適当に増幅
され、加算回路95によって加算され、出力端子92に
得られる。タップ増幅回路94a〜94eの増幅度を制
御入力端子96a〜96eによって変化させることで特
性を変化させることができる。
本図はいわゆるトランスバーサルフィルタで波形等化回
路を構成した例である。
第10図に本発明の受信機の他の実施例のブロック図に
示す。第1図と同一符号のものは同一機能を示す。
第1図と異なる点は、伝送路特性検出回路18の入力信
号を波形等化回路19の出力信号とすることで負帰還と
したことにあり、伝送路特性の劣化を検出し、その情報
によって波形等化回路19で補正し、さらにその出力信
号から補正した後の伝送路特性の劣化量を検出してまた
波形等化回路19でさらに補正量を変化する。そのこと
により本実施例では第1図より安定で高精度な補正を可
能とする効果がある。また、入力信号が一系統となるた
めl!8図で示した伝送路特性検出回路1日8徊成する
波形メモリも半減できる効果もある。
@11図に本発明の受信機のさらに他の゛実施例のブロ
ック図を示す。第1図と同一符号のものは同一機能を示
す。
第1図と異なる点は、波形等化回路19を同期検波回路
16などの前の検波前に設け、伝送路特性の劣化を検波
前で補正したものである。
本実施例によれば、検波前の特性を変化させるため、波
形等化回路19の入力信号が一系統となり、第6図ある
いは@7図に示す波形等化フィルタが一系統で構成でき
、制御の容易性あるいは構成の簡略化の効果がある。
第12図に本発明の受信機のさらに他の実施例のブロッ
ク図を示す。第11図と同一符号のものは同一機能を示
す。
第11図と異なる点は、伝送路特性検出回路188同期
検波回路16などの前の検波前に設けたことであり、本
実施例によれば、伝送路特性検出回路18の入力信号が
一系統となるため、第8図に示した伝送路特性検出回路
188構成する波形メモリを半減できる効果がある。
第13図に本発明の受信機のさらに他の実施例のブロッ
ク図を示す。第12図と同一符号のものは同一機能を示
す。
第12図と異なる点は、伝送路特性検出回路18の入力
信号を波形等化回路19の出力信号とすることで負帰還
としたことにあり、本実施例によれば、第10図の場合
と同様に負帰還により安定で高精度な補正を可能とする
効果がある。
$14図に本発明の受信機のさらに他の実施例のブロッ
ク図を示す。第13図と同一符号のものは同一機能を示
す。
第12図と異なる点は、基準信号期間検出回路17の入
力信号を同期検波回路16の出力信号のみで構成したこ
とにあり、本実施例によれば、第15図の場合の同期検
波回路15を削除し簡易に構成できる効果がある。なお
、移相回路14は本発明の他に記述した実施例と同一の
位相で同期検波回路16が検波することを示すために記
述しているが、搬送波再生回路13の構成上その位相の
搬送波が再生できれば不要である。また、本実施例の基
準信号期間検出回路17の入力信号を同期検波回路16
の出力信号のみで構成することは、第1図あるいは第1
0図から第12図の他の例でも構成できる。
第15図に本発明の受信機のさらに他の実施例のブロッ
ク図を示す。第14図と同一符号のものは同一機能を示
す。
第14図と異なる点は、基準信号期間検出回路17の入
力信号を映像信号処理回路7の垂直およびあるいは水平
同期信号とすることにあり、本実施例によれば、第12
図と同様に構成を簡素化できる効果がある。
なお、本実施例を、第1図あるいは第10図から第12
図の基準信号期間検出回路17に用いた構成も可能であ
る。
第16図に本発明の、送信機の別の実施例のブロック図
を示す。161は時間軸圧縮回路であり、第2図七四−
符号のものは同一機能を示す。
本実施例では多重信号が連続した信号の場合に第5図で
示した基準信号期間の近傍の期間の多重信号による変調
を無くしてかつ多重信号による情報をすべて伝送するた
めに、時間軸圧縮回路161を設けた。多重イぎ号が入
力端子41を経て、時間軸圧縮回路161に加えられ、
映像信号の1フイールドに@5図に示すように、3水平
走査期間の信号を無くすべ(262,57259,5倍
(約1.01倍)に時間軸圧縮する。その時間軸圧縮に
より連続した信号でも第5図の(ハ)に示すような波形
を得ることができる。
本実施例によれば、連続した信号を多重信号とする場合
でも時間軸圧縮によっである期間無信号とすることがで
きるので、第2図と同様に受信機における伝送路特性の
劣化量の検出を容易にする効果がある。
第17図に本発明の受信機の別の実施例のプロッり図を
示す。171は時間軸伸長回路であり、第15図と同一
符号のものは同一機能を示す。
本実施例では、第16図に示す送信機より送信された信
号を受信する受信機であり、連続した信号を多重伝送す
るに際して時間軸圧縮して伝送したため、時間軸伸長回
路1718設は受傷した多重信号を元の連続した信号を
復調するものである。
本実施例によれば、第160に示した送信機よりの信号
を受信復調できるので、連続した信号が多重信号として
伝送されても、多重信号の無い基準信号期間で伝送路特
性の劣化を検出し、波形等化回路で補正した状態で多重
信号も復調することができ、時間軸伸長によって元の連
続した16号に復調できるので、理想状態に近い伝送路
特性を有した受信再生ができる効果がある。
なお、本実施例では第15図に時間軸伸長回路171を
設けた例であるが、第1図あるいは第10図から第14
図のどれかの例に用いた構成でも同様な効果が得られる
第18図に本発明の受1g機のさらに別の実施例のブロ
ック図を示す。181は周波数変換回路、182は帯域
通過フィルタであり、第17図と同一符号のものは同一
機能を示す。
第17図と異なる点は、多重伝送された信号を波形等化
や同期検波などをする周波数8吠像信号の検波される周
波数より下げるために、周波数変換回路181および帯
域通過フィルタ182 f&:設けたことである。
本実施例によれば、周波数変換回路3の出力の中間周波
数(日本の地上放送テレビジョンではs s、75 M
l(z  が−数的に多(用いられる)で映像信号の検
波を行ない、周波数変換回路181の出力のさらに周波
数の低い中間周波(例えば5MHz程度)で多重伝送さ
れた信号の波形等化あるいは検波を行なうので、同期検
波回路16に用いる搬送波再生回路13で再生された搬
送波の回路遅延時間などによる位相誤差が周波数が低く
なることにより軽減され、安定に多重伝送された信号を
復調することのできる効果がある。
また、波形等化回路19の動作速度を下げることができ
る効果もある。
なお、本実施例に示す多重信号の検波周波数を下げるこ
とで安定な検波を得るための構成は、第1図あるいは第
10図から第15図のいずれかの受信機の実施例でも同
様に用いることができ、同様な効果が得られる。
(発明の効果〕 本発明によれば、多重伝送信号に基準信号期間に多重信
号を多重伝送しない基準信号を設けて伝送し、受信機に
設けられた伝送路特性検出回路によってその伝送された
基準信号の期間で受信機までの伝送路特性の理想状態か
らの劣化程度を測定し、その程度に応じて波形等化回路
を制御して伝送路特性を補正することで、受傷機までの
伝送路特性を理想状態に近づけることができるので、直
交多重伝送方法で伝送された多重信号を妨害の少ない状
態で受信再生できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の受信機の一実施例を示すブロック図、
第2図は本発明の送信機の一実施例を示すブロック図、
第3図は第1図、第2図における各am号のスペクトル
図、第4図は映c4信号と多重伝送信号との変調状態を
示すベクトル図、第5図は各部信号の時間関係を示すた
めの波形図、第6図および第7図は本発明の受信機の波
形等化回路の構成例を示すブロック図、渠8図は本発明
の受信機の伝送路特性検出回路の構成例を示すブロック
図、第9図は本発明の受1g機の波形等化回路の波形等
化フィルタの構成例を示すブロック図、第10図から8
g15図はそれぞれ本発明の受信機の他の実施例を示す
ブロック図、第16図は本発明の送信機の別の実施例を
示すブロック図、第17図、第18図はそれぞれ本発明
の受信機の別の実施例を示すブロック図である。 15・・・搬送波再生回路 15.16・・・同期検波
回路17・・・基準信号期間検出回路 18・・・伝送
路特性検出回路 19・・・波形等化回路 42・・・
基準信号発生回路 45・・・合成回路 44・・・し
ゃ断回路 161・・・時間軸圧縮回路 171・・・
時間軸伸長回路代理人 弁理士 小 川 勝 男4篇返
閉5図 諷しLSL 閑5図 T。 丁 〒4図 茅6図 閉7図 梵8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1の搬送波を映像信号で残留側波帯振幅変調して
    得られる第1の信号と、前記第1の搬送波に対して位相
    が90度ずれている第2の搬送波を多重信号で振幅変調
    して得られる第2の信号と、を多重して伝送する多重伝
    送方法において、前記映像信号の垂直帰線期間内のある
    任意の水平走査期間に残留側波帯振幅変調の両側波帯域
    内で平坦な周波数特性を有した基準信号で第1の搬送波
    を振幅変調するとともに第2の搬送波を無変調とするこ
    とを特徴とする多重伝送方法。 2、第1の搬送波を映像信号で残留側波帯振幅変調して
    得られる第1の信号と、前記第1の搬送波に対して位相
    が90度ずれている第2の搬送波を多重信号で振幅変調
    して得られる第2の信号と、を多重して伝送する送信装
    置において、前記映像信号の垂直帰線期間内のある任意
    特定の水平走査期間内に基準信号を発生挿入する基準信
    号発生合成回路と、多重信号を前記基準信号の期間には
    無信号とするしや断回路と、前記しや断回路からの出力
    信号である多重信号により前記第2の搬送波を振幅変調
    して前記第2の信号を得る変調回路と、前記変調回路か
    らの出力信号としての前記第2の信号と前記第1の信号
    とを加算することにより多重して出力する加算回路と、
    を具備したことを特徴とする送信装置。 3、前記多重信号を時間軸圧縮して前記基準信号の期間
    を無信号とする時間軸圧縮回路を前記しや断回路として
    用いることを特徴とする請求項2記載の送信装置。 4、第1の搬送波を映像信号で残留側波帯振幅変調して
    得られる第1の信号と、前記第1の搬送波に対して位相
    が90度ずれている第2の搬送波を多重信号で振幅変調
    して得られる第2の信号と、を多重して伝送し、かつ前
    記映像信号の垂直帰線期間内のある任意特定の水平走査
    期間内に基準信号が挿入されるとともにその期間に多重
    信号が多重されなくて伝送されてくる多重伝送信号を受
    信する受信装置において、 伝送された前記多重伝送信号を選択受信して中間周波に
    変換する周波数変換回路と、該周波数変換回路からの出
    力信号における残留側波帯内の両側波帯を有する帯域の
    範囲内を通過させる帯域通過フィルタと、該帯域フィル
    タの出力信号から前記第1の搬送波に同期した再生用の
    搬送波成分を得る搬送波再生回路と、該搬送波再生回路
    の出力信号を90度移相して前記第2の搬送波と同期し
    た搬送波成分を得る90度移相回路と、前記搬送波再生
    回路の出力信号で前記帯域フィルタの出力信号を同期検
    波する第1の同期検波回路と、前記90度移相回路の出
    力信号で前記帯域フィルタの出力信号を同期検波する第
    2の同期検波回路と、前記第1あるいは第2の同期検波
    回路の一方あるいは両方の出力信号を入力として前記基
    準信号の挿入期間を検出する基準信号期間検出回路と、
    前記第1および第2の同期検波回路の出力信号を入力と
    して前記基準信号期間検出回路の出力信号に応じて伝送
    路特性を測定する伝送路特性検出回路と、前記第1およ
    び第2の同期検波回路の出力信号を入力として前記伝送
    路特性検出回路の出力信号に応じて伝送路特性を補正す
    る波形等化回路と、を具備したことを特徴とする受信装
    置。 5、前記伝送路特性検出回路の入力信号を前記波形等化
    回路の出力信号としたことを特徴とする請求項4記載の
    受信装置。 6、第1の搬送波を映像信号で残留側波帯振幅変調して
    得られる第1の信号と、前記第1の搬送波に対して位相
    が90度ずれている第2の搬送波を多重信号で振幅変調
    して得られる第2の信号と、を多重して伝送し、かつ前
    記映像信号の垂直帰線期間内のある任意特定の水平走査
    期間内に基準信号が挿入されるとともにその期間に多重
    信号が多重されなくて伝送されてくる多重伝送信号を受
    信する受信装置において、 伝送された前記多重伝送信号を選択受信して中間周波に
    変換する周波数変換回路と、該周波数変換回路からの出
    力信号における残留側波帯内の両側波帯を有する帯域の
    範囲内を通過させる帯域通過フィルタと、該帯域通過フ
    ィルタの出力信号を入力として伝送路特性を補正する波
    形等化回路と、該波形等化回路の出力信号を入力とし前
    記基準信号を基準として伝送路特性を測定する伝送路特
    性検出回路と、前記波形等化回路の出力信号から前記第
    2の搬送波と同期した搬送波成分を得る搬送波再生回路
    と、該搬送波再生回路の出力信号で前記波形等化回路の
    出力信号を同期検波する同期検波回路と、前記周波数変
    換回路の出力信号を検波する映像検波回路と、該映像検
    波回路の出力信号を入力とし前記基準信号の伝送タイミ
    ングを検出し前記伝送路特性検出回路を制御する基準信
    号期間検出回路と、を具備したことを特徴とする受信装
    置。 7、前記基準信号期間検出回路の入力を前記同期検波回
    路の出力信号とすることを特徴とする請求項6記載の受
    信装置。 8、前記基準信号期間検出回路の入力を前記第1の搬送
    波と同期した搬送波成分で前記波形等化回路の出力信号
    を同期検波する第5の同期検波回路の出力信号とするこ
    とを特徴とする請求項6記載の受信装置。 9、前記伝送路特性検出回路の入力を前記帯域通過フィ
    ルタの出力信号とすることを特徴とする請求項6、7又
    は8記載の受信装置。 10、前記伝送路特性検出回路をケプストラム解析回路
    で構成したことを特徴とする請求項4、5、6、7、8
    又は9記載の受信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5434883A (en) * 1991-01-23 1995-07-18 Fujitsu Limited Adaptive equalizers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5434883A (en) * 1991-01-23 1995-07-18 Fujitsu Limited Adaptive equalizers

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