JPH02156516A - 直列形コンデンサ - Google Patents
直列形コンデンサInfo
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- JPH02156516A JPH02156516A JP31034088A JP31034088A JPH02156516A JP H02156516 A JPH02156516 A JP H02156516A JP 31034088 A JP31034088 A JP 31034088A JP 31034088 A JP31034088 A JP 31034088A JP H02156516 A JPH02156516 A JP H02156516A
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- electrode
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、数ｋＶ〜数１０ｋＶの直流高圧の発生および
平滑回路部品として、また高周波のバイパス用として、
さらに電子およびイオンの加速、集電、偏向用などの高
圧電源装置に、また静電集塵機用電源装置に用いられる
直列形コンデンサに関するものである。
平滑回路部品として、また高周波のバイパス用として、
さらに電子およびイオンの加速、集電、偏向用などの高
圧電源装置に、また静電集塵機用電源装置に用いられる
直列形コンデンサに関するものである。
従来の技術
第６図は従来の直列巻コンデンサの一部展開斜視図で、
厚さ数μｍ〜数１０μｍのコンデンサ紙、プラスチック
フィルムなどの誘電体の片面に長手方向の両端縁に絶縁
溝部１３ａ、１３ｂを残し、かつ長手方向に所定の間隔
で絶縁スリン）１４ａ、１４ｂを設けて亜鉛、アルミニ
ウムなどの金属を真空蒸着した蒸着電極１２ａ、１２ｂ
を形成した片面金属化誘電体１１ａとｌｌｂを蒸着電極
１２ａ、１２ｂの長手方向の中央部に対向する片面金属
化誘電体１１ａ、！＝１１ｂの絶縁スリット１４ａ、１
４ｂが配置されるように重ね、かつ巻始めの蒸着電極（
図示せず）の代わりにアルミニウム箔などの電極箔（図
示せず）を、巻終りの蒸着電極１２ａの代わりにアルミ
ニウム箔などの電極箔１５ｂを用い、それぞれの電極箔
に引出しリード１（３ａ、１６ｂを挿入して巻回すると
、直列結線された直列巻コンデンサ素子１７が構成され
る。そしてこの直列巻コンデンサ素子１７を金属容器ま
たは絶縁容器に収納して液体含浸剤または固体含浸剤を
含浸・充填するか、容器を用いず樹脂外装するかして直
列巻コンデンサを製作していた。
厚さ数μｍ〜数１０μｍのコンデンサ紙、プラスチック
フィルムなどの誘電体の片面に長手方向の両端縁に絶縁
溝部１３ａ、１３ｂを残し、かつ長手方向に所定の間隔
で絶縁スリン）１４ａ、１４ｂを設けて亜鉛、アルミニ
ウムなどの金属を真空蒸着した蒸着電極１２ａ、１２ｂ
を形成した片面金属化誘電体１１ａとｌｌｂを蒸着電極
１２ａ、１２ｂの長手方向の中央部に対向する片面金属
化誘電体１１ａ、！＝１１ｂの絶縁スリット１４ａ、１
４ｂが配置されるように重ね、かつ巻始めの蒸着電極（
図示せず）の代わりにアルミニウム箔などの電極箔（図
示せず）を、巻終りの蒸着電極１２ａの代わりにアルミ
ニウム箔などの電極箔１５ｂを用い、それぞれの電極箔
に引出しリード１（３ａ、１６ｂを挿入して巻回すると
、直列結線された直列巻コンデンサ素子１７が構成され
る。そしてこの直列巻コンデンサ素子１７を金属容器ま
たは絶縁容器に収納して液体含浸剤または固体含浸剤を
含浸・充填するか、容器を用いず樹脂外装するかして直
列巻コンデンサを製作していた。
なお、上記絶縁スリン）１４ａ、１４ｂは連続して１着
された片面金属化誘電体１１ａ、ｌｌｂを巻回する過程
において、所定の静電容量を得るように断続的に電流を
流して蒸着電極を形成する金属を局部的に昇華させるか
、または化学的に除去して形成する。
された片面金属化誘電体１１ａ、ｌｌｂを巻回する過程
において、所定の静電容量を得るように断続的に電流を
流して蒸着電極を形成する金属を局部的に昇華させるか
、または化学的に除去して形成する。
また片面金属化誘電体１１ａとｌｌｂの間に１枚または
複数枚のコンデンサ紙、プラスチックフィルムなどの誘
電体を挿入する場合もある。
複数枚のコンデンサ紙、プラスチックフィルムなどの誘
電体を挿入する場合もある。
発明が解決しようとする問題点
上記のようにして製作された直列巻コンデンサでは、直
流回路に使用した場合の充放電電流および交流回路に使
用した場合の電流は、コンデンサ素子の巻終りから巻始
めの方向に流れてインダクタンスを形成すると共に、蒸
着電極長手方向の電気抵抗が直列に加算され、高周波特
性が悪くなり、直列数を制限しなければならないなどの
欠点があった。
流回路に使用した場合の充放電電流および交流回路に使
用した場合の電流は、コンデンサ素子の巻終りから巻始
めの方向に流れてインダクタンスを形成すると共に、蒸
着電極長手方向の電気抵抗が直列に加算され、高周波特
性が悪くなり、直列数を制限しなければならないなどの
欠点があった。
問題点を解決するための手段
本発明は上記の欠点を除去し、所定の直列数を得ること
ができる直列形コンデンサを提供しようとするものであ
る。
ができる直列形コンデンサを提供しようとするものであ
る。
すなわち、コンデンサ紙、プラスチックフィルムなどの
誘電体の両面に長手方向の両端縁に絶縁溝部を残して亜
鉛、アルミニウムなどの金属を真空蒸着して蒸着電極を
形成した両面金属化誘電体を交互に折り畳んで積層して
なるコンデンサにおいて、上記折り畳み過程で両面の蒸
着電極に所定の間隔で交互に絶縁スリットを設けた両面
金属化誘電体を用いた直列形コンデンサであり、上記直
列形コンデンサは下記（イ）〜（ニ）に示す４種類の構
造がある。
誘電体の両面に長手方向の両端縁に絶縁溝部を残して亜
鉛、アルミニウムなどの金属を真空蒸着して蒸着電極を
形成した両面金属化誘電体を交互に折り畳んで積層して
なるコンデンサにおいて、上記折り畳み過程で両面の蒸
着電極に所定の間隔で交互に絶縁スリットを設けた両面
金属化誘電体を用いた直列形コンデンサであり、上記直
列形コンデンサは下記（イ）〜（ニ）に示す４種類の構
造がある。
（イ）交互に折り畳んだ両面金Ｊ、Ｉ化誘電体の内面に
所定の間隔で絶縁スリットを設け、上記折り畳み部に折
り畳長さより長い絶縁紙、プラスチックフィルムなどの
絶縁体を挿入して絶縁した構造。
所定の間隔で絶縁スリットを設け、上記折り畳み部に折
り畳長さより長い絶縁紙、プラスチックフィルムなどの
絶縁体を挿入して絶縁した構造。
（ロ）交互に折り畳んだ両面金属化誘電体の外面に所定
の間隔で絶縁スリットを設け、整列された他の折り畳み
部より飛び出すように折り畳んで絶縁した構造。
の間隔で絶縁スリットを設け、整列された他の折り畳み
部より飛び出すように折り畳んで絶縁した構造。
（ハ）交互に折り畳んだ両面金属化誘電体の内面および
外面に同時に所定の間隔で絶縁スリットを設け、整列さ
れた他の折り畳み部より飛び出すように折り畳んで絶縁
した構造。
外面に同時に所定の間隔で絶縁スリットを設け、整列さ
れた他の折り畳み部より飛び出すように折り畳んで絶縁
した構造。
（ニ）交互に折り畳んだ両面金属化誘電体の内面および
外面に同時に所定の間隔で絶縁スリットを設け、整列さ
れた他の折り畳み部より飛び出すように折り畳み、該折
り畳み部で連続する誘電体を切断して反対側に折り返し
絶縁した構造。
外面に同時に所定の間隔で絶縁スリットを設け、整列さ
れた他の折り畳み部より飛び出すように折り畳み、該折
り畳み部で連続する誘電体を切断して反対側に折り返し
絶縁した構造。
作用
上記のように構成された直列形コンデンサは、両面金属
化誘電体を交互に折り畳みかつ成型時には締付けられる
ので、交互に接触し合う同極の蒸着電極は完全接触とな
る。その結果、直列形コンデンサを流れる電流は、両面
金属化誘電体の長手方向に全電流が流れずに側路され、
従って蒸着電極の抵抗とコンデンサ素子のインダクタン
スが低減され、高周波特性の優れたものが得られる。
化誘電体を交互に折り畳みかつ成型時には締付けられる
ので、交互に接触し合う同極の蒸着電極は完全接触とな
る。その結果、直列形コンデンサを流れる電流は、両面
金属化誘電体の長手方向に全電流が流れずに側路され、
従って蒸着電極の抵抗とコンデンサ素子のインダクタン
スが低減され、高周波特性の優れたものが得られる。
実施例
以下、本発明の直列形コンデンサを第１図〜第５図に示
す実施例について説明する。
す実施例について説明する。
第１図は直列形コンデンサの一実施例の構成説明図で、
厚さ数μｍ〜数１０μｍのコンデンサ紙、プラスチック
フィルムなどの誘電体の両面に長手方向の両端縁に表裏
が短絡しないように絶縁溝部（図示せず）を残し、全面
を亜鉛、アルミニウムなどの金属を真空蒸着して蒸着電
極２．３を形成した両面金属化誘電体１を交互に折り畳
み、初段の静電容量を得るに必要な長さに達したところ
で、上記蒸着電極２に長手方向と直交するように絶縁ス
リット４ｂを設けて蒸着電極２ａを形成すると共に遮断
された対向する蒸着電極２ａと２が接触しないようにそ
の間に絶縁紙、プラスチックフィルムなどの絶縁体６ｂ
を挿入する。そして次段の静電容量を得るに必要な長さ
まで折り畳んだところで、上記蒸着電極３に長手方向と
直交するように絶縁スリット４ｃを設けて蒸着電極３ａ
を形成すると共に遮断された対向する蒸着電極３ａと３
が接触しないようにその間に絶縁紙、プラスチックフィ
ルムなどの絶縁体６Ｃを挿入する。
厚さ数μｍ〜数１０μｍのコンデンサ紙、プラスチック
フィルムなどの誘電体の両面に長手方向の両端縁に表裏
が短絡しないように絶縁溝部（図示せず）を残し、全面
を亜鉛、アルミニウムなどの金属を真空蒸着して蒸着電
極２．３を形成した両面金属化誘電体１を交互に折り畳
み、初段の静電容量を得るに必要な長さに達したところ
で、上記蒸着電極２に長手方向と直交するように絶縁ス
リット４ｂを設けて蒸着電極２ａを形成すると共に遮断
された対向する蒸着電極２ａと２が接触しないようにそ
の間に絶縁紙、プラスチックフィルムなどの絶縁体６ｂ
を挿入する。そして次段の静電容量を得るに必要な長さ
まで折り畳んだところで、上記蒸着電極３に長手方向と
直交するように絶縁スリット４ｃを設けて蒸着電極３ａ
を形成すると共に遮断された対向する蒸着電極３ａと３
が接触しないようにその間に絶縁紙、プラスチックフィ
ルムなどの絶縁体６Ｃを挿入する。
次に３段目の静電容量を得るに必要な長さまで折り畳ん
だところで、上記蒸着電極２に長手方向と直交するよう
に絶縁スリット４ｄを設けて蒸着電極２ｂを形成すると
共に遮断された対向する蒸着電極２ｂと２が接触しない
ようにその間に絶縁紙、プラスチックフィルムなどの絶
縁体６ｄを挿入する。以降、同様にして交互に折り畳み
、所定の長さのところで交互に絶縁スリットを設けて分
割した蒸着電極を形成すると共に、遮断された対向する
蒸着電極が接触しないようにその間に絶縁紙、プラスチ
ックフィルムなどの絶縁体を挿入することによって、順
次直列にコンデンサが構成される。そして両面金属化誘
電体ｌの折り畳み始点と折り畳み終点にアルミニウム箔
、開拓、錫箔などの金属箔よりなる引出し電極５ａと５
ｂが挿入され、蒸着電極２ａと２０にそれぞれ接続され
ている。また蒸着電極３の始点と終点の部分には絶縁ス
リット４ａと４０が設けられ、絶縁紙、プラスチックフ
ィルムなどの絶縁体６ａと６ｅが挿入されている。
だところで、上記蒸着電極２に長手方向と直交するよう
に絶縁スリット４ｄを設けて蒸着電極２ｂを形成すると
共に遮断された対向する蒸着電極２ｂと２が接触しない
ようにその間に絶縁紙、プラスチックフィルムなどの絶
縁体６ｄを挿入する。以降、同様にして交互に折り畳み
、所定の長さのところで交互に絶縁スリットを設けて分
割した蒸着電極を形成すると共に、遮断された対向する
蒸着電極が接触しないようにその間に絶縁紙、プラスチ
ックフィルムなどの絶縁体を挿入することによって、順
次直列にコンデンサが構成される。そして両面金属化誘
電体ｌの折り畳み始点と折り畳み終点にアルミニウム箔
、開拓、錫箔などの金属箔よりなる引出し電極５ａと５
ｂが挿入され、蒸着電極２ａと２０にそれぞれ接続され
ている。また蒸着電極３の始点と終点の部分には絶縁ス
リット４ａと４０が設けられ、絶縁紙、プラスチックフ
ィルムなどの絶縁体６ａと６ｅが挿入されている。
なお、３ｂは所定の静電容量を得るに必要な長さまで折
り畳んで形成された蒸着電極である。
り畳んで形成された蒸着電極である。
このようにして構成された直列形コンデンサは成型時に
締付けられ、金属容器または絶縁容器に収納して液体含
浸剤または固体含浸剤を含浸・充填するか、容器を用い
ず樹脂外装するかして製作した。第２図はその等価回路
図である。
締付けられ、金属容器または絶縁容器に収納して液体含
浸剤または固体含浸剤を含浸・充填するか、容器を用い
ず樹脂外装するかして製作した。第２図はその等価回路
図である。
第３図は直列形コンデンサの絶縁スリット部の他の一実
施例の説明図で、厚さ数μｍ〜数１０μｍのコンデンサ
紙、プラスチックフィルムなどの誘電体の両面に長手方
向の両端縁に表裏が短絡しないように絶縁溝部（図示せ
ず）を残し、全面を亜鉛、アルミニウムなどの金属を真
空蒸着して蒸着電極７．８を形成した両面金属化誘電体
１を交互に折り畳み、所定の長さに達したところで、上
記蒸着電極７．８に絶縁スリンｌ−９ａ、９ｂを設けて
蒸着電極７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂを形成するのは第１図
の場合と同じであるが、絶縁スリット９ａ、９ｂは両面
金属化誘電体ｌの折り畳み部の外面に設けると共に、折
り畳み部の長さを他の整列した折り畳み部の長さより寸
法ＡおよびＢだけ飛び出させることにより、蒸着電極７
ａと７ｄ１８ａと８ｄをそれぞれ絶縁することができ、
第１図で説明した場合と同様に直列形コンデンサを製作
することができた。
施例の説明図で、厚さ数μｍ〜数１０μｍのコンデンサ
紙、プラスチックフィルムなどの誘電体の両面に長手方
向の両端縁に表裏が短絡しないように絶縁溝部（図示せ
ず）を残し、全面を亜鉛、アルミニウムなどの金属を真
空蒸着して蒸着電極７．８を形成した両面金属化誘電体
１を交互に折り畳み、所定の長さに達したところで、上
記蒸着電極７．８に絶縁スリンｌ−９ａ、９ｂを設けて
蒸着電極７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂを形成するのは第１図
の場合と同じであるが、絶縁スリット９ａ、９ｂは両面
金属化誘電体ｌの折り畳み部の外面に設けると共に、折
り畳み部の長さを他の整列した折り畳み部の長さより寸
法ＡおよびＢだけ飛び出させることにより、蒸着電極７
ａと７ｄ１８ａと８ｄをそれぞれ絶縁することができ、
第１図で説明した場合と同様に直列形コンデンサを製作
することができた。
第４図は直列形コンデンサの絶縁スリット部の他の一実
施例の説明図で、厚さ数μｍ〜数１０μｍのコンデンサ
紙、プラスチックフィルムなどの誘電体の両面に長手方
向の両端縁に表裏が短絡しないように絶縁溝部（図示せ
ず）を残し、全面を亜鉛、アルミニウムなどの金属を真
空蒸着して蒸着電極７．８を形成した両面金属化誘電体
１を交互に折り畳み、所定の長さに達したところで、上
記蒸着電極７．８に絶縁スリン）９ａ、９ｂを設けて蒸
着電極７ａ、７ｂ、７ｃ、８ａ、８ｂ、８ｃを形成する
のは第１図の場合と同じであるが、絶縁スリット９ａ、
９ｂは両面金属化誘電体ｌの折り畳み部の内外両面に設
けると共に、折り畳み部の長さを他の整列した折り畳み
部の長さより寸法ＡおよびＢだけ飛び出させることによ
り、蒸着電極７ａと７ｂ、８ｂと８０を絶縁できるのは
、第３図の場合と同じである。そして蒸着電極７ｂと７
０．８ａと８ｂも同時に絶縁されたことになるが、しか
しコンデンサを成型、締付は時には接触し導通状態とな
り、第１図で説明した場合と同様に直列形コンデンサを
製作することができた。
施例の説明図で、厚さ数μｍ〜数１０μｍのコンデンサ
紙、プラスチックフィルムなどの誘電体の両面に長手方
向の両端縁に表裏が短絡しないように絶縁溝部（図示せ
ず）を残し、全面を亜鉛、アルミニウムなどの金属を真
空蒸着して蒸着電極７．８を形成した両面金属化誘電体
１を交互に折り畳み、所定の長さに達したところで、上
記蒸着電極７．８に絶縁スリン）９ａ、９ｂを設けて蒸
着電極７ａ、７ｂ、７ｃ、８ａ、８ｂ、８ｃを形成する
のは第１図の場合と同じであるが、絶縁スリット９ａ、
９ｂは両面金属化誘電体ｌの折り畳み部の内外両面に設
けると共に、折り畳み部の長さを他の整列した折り畳み
部の長さより寸法ＡおよびＢだけ飛び出させることによ
り、蒸着電極７ａと７ｂ、８ｂと８０を絶縁できるのは
、第３図の場合と同じである。そして蒸着電極７ｂと７
０．８ａと８ｂも同時に絶縁されたことになるが、しか
しコンデンサを成型、締付は時には接触し導通状態とな
り、第１図で説明した場合と同様に直列形コンデンサを
製作することができた。
第５図は直列形コンデンサの絶縁スリット部の他の一実
施例の説明図で、厚さ数μｍ〜数１０μｍのコンデンサ
紙、プラスチックフィルムなどの誘電体の両面に長手方
向の両端縁に表裏が短絡しないように絶縁溝部（図示せ
ず）を残し、全面を亜鉛、アルミニウムなどの金属を真
空蒸着して蒸着電極７．８を形成した両面金属化誘電体
ｌを交互に折り畳み、所定の長さに達したところで、上
記蒸着電極７．８に絶縁スリット９ａ、９ｂを設けて蒸
着電極？ａ、７ｂ、７ｃ、８ａ、８ｂ、８ｃを形成する
のは第１図の場合と同じであるが、絶縁スリン）９ａ、
９ｂは両面金属化誘電体１の折り畳み部の内外両面に設
けると共に、折り畳み部の長さを他の整列した折り畳み
部の長さより寸法ＡおよびＢだけ飛び出させ、そしてそ
の折り畳み部で連続する誘電体を切断して反対側に折り
返したもので、第４図の場合と同様に蒸着電極７ａと７
ｂ、８ｂと８ｃは絶縁でき、蒸着電極７ｂと７０．８ａ
と８ｂはコンデンサを成型、締付は時に接触し導通状態
となり、第１図で説明した場合と同様に直列形コンデン
サを製作することができた。
施例の説明図で、厚さ数μｍ〜数１０μｍのコンデンサ
紙、プラスチックフィルムなどの誘電体の両面に長手方
向の両端縁に表裏が短絡しないように絶縁溝部（図示せ
ず）を残し、全面を亜鉛、アルミニウムなどの金属を真
空蒸着して蒸着電極７．８を形成した両面金属化誘電体
ｌを交互に折り畳み、所定の長さに達したところで、上
記蒸着電極７．８に絶縁スリット９ａ、９ｂを設けて蒸
着電極？ａ、７ｂ、７ｃ、８ａ、８ｂ、８ｃを形成する
のは第１図の場合と同じであるが、絶縁スリン）９ａ、
９ｂは両面金属化誘電体１の折り畳み部の内外両面に設
けると共に、折り畳み部の長さを他の整列した折り畳み
部の長さより寸法ＡおよびＢだけ飛び出させ、そしてそ
の折り畳み部で連続する誘電体を切断して反対側に折り
返したもので、第４図の場合と同様に蒸着電極７ａと７
ｂ、８ｂと８ｃは絶縁でき、蒸着電極７ｂと７０．８ａ
と８ｂはコンデンサを成型、締付は時に接触し導通状態
となり、第１図で説明した場合と同様に直列形コンデン
サを製作することができた。
発明の効果
以上のように、本発明の直列形コンデンサは、両面金属
化誘電体を交互に折り畳みかつ成型時に締付けるので、
交互に接触し合う同極の蒸着電極は完全接触となり、上
記コンデンサを流れる電流は両面金属化誘電体の長手方
向に全電流が流れずに側路されるので、蒸着電極の抵抗
の低減とコンデンサを巻回方式とせずに折り畳み方式と
したことにより、インダクタンスが著しく低減され、高
周波特性が改善されると共に直列数を増加することがで
きるなどの効果があり、工業的ならびに実用的価値大で
ある。
化誘電体を交互に折り畳みかつ成型時に締付けるので、
交互に接触し合う同極の蒸着電極は完全接触となり、上
記コンデンサを流れる電流は両面金属化誘電体の長手方
向に全電流が流れずに側路されるので、蒸着電極の抵抗
の低減とコンデンサを巻回方式とせずに折り畳み方式と
したことにより、インダクタンスが著しく低減され、高
周波特性が改善されると共に直列数を増加することがで
きるなどの効果があり、工業的ならびに実用的価値大で
ある。
第１図は本発明の直列形コンデンサの一実施例の構成説
明図、第２図は第１図の等価回路図、第３図〜第５図は
本発明の直列形コンデンサの他の実施例の要部説明図、
第６図は従来の直列巻コンデンサの一部展開斜視図であ
る。 に両面金属化誘電体 ２．３．７．８：蒸着電極 ２ａ１２ｂ、２ｃ、３ａ、 ３ｂ、７ａ、７ｂ。 ７ｃ、７ｄ、８ａ、８ｂ、 ８ｃ、８ｄ：分割された蒸
着電極 ４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄ、９ａ、９ｂ：絶縁スリット
５ａ、５ｂ：引出し電極 ６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄ、６ｅ：絶縁体Ａ、Ｂ：整列さ
れた折り畳み部と飛び出した折り畳み部の間の寸法 １１ａ、ｌｌｂ：片面金属化誘電体 １２ａ、１２ｂ：蒸着電極 １３ａ、 １３ｂ ：絶縁
溝部１４ａ、１４ｂ：絶縁スリット １５ｂ：電極箔１
６ａ、 １６ｂ ：引出リード １７：コンデンサ素子 ふ１１ 図
明図、第２図は第１図の等価回路図、第３図〜第５図は
本発明の直列形コンデンサの他の実施例の要部説明図、
第６図は従来の直列巻コンデンサの一部展開斜視図であ
る。 に両面金属化誘電体 ２．３．７．８：蒸着電極 ２ａ１２ｂ、２ｃ、３ａ、 ３ｂ、７ａ、７ｂ。 ７ｃ、７ｄ、８ａ、８ｂ、 ８ｃ、８ｄ：分割された蒸
着電極 ４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄ、９ａ、９ｂ：絶縁スリット
５ａ、５ｂ：引出し電極 ６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄ、６ｅ：絶縁体Ａ、Ｂ：整列さ
れた折り畳み部と飛び出した折り畳み部の間の寸法 １１ａ、ｌｌｂ：片面金属化誘電体 １２ａ、１２ｂ：蒸着電極 １３ａ、 １３ｂ ：絶縁
溝部１４ａ、１４ｂ：絶縁スリット １５ｂ：電極箔１
６ａ、 １６ｂ ：引出リード １７：コンデンサ素子 ふ１１ 図
Claims (1)
- コンデンサ紙、プラスチックフィルムなどの誘電体の両
面に長手方向の両端縁に絶縁溝部を残して亜鉛、アルミ
ニウムなどの金属を真空蒸着して蒸着電極を形成した両
面金属化誘電体を交互に折り畳んで積層してなるコンデ
ンサにおいて、上記折り畳み過程で両面の蒸着電極に所
定の間隔で交互に絶縁スリットを設けた両面金属化誘電
体を用いたことを特徴とする直列形コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31034088A JPH02156516A (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 直列形コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31034088A JPH02156516A (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 直列形コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02156516A true JPH02156516A (ja) | 1990-06-15 |
Family
ID=18004054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31034088A Pending JPH02156516A (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 直列形コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02156516A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006085436A1 (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 部品内蔵基板および基板内蔵コンデンサ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56162823A (en) * | 1980-05-19 | 1981-12-15 | Nissin Electric Co Ltd | Condenser |
| JPS6356693A (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-11 | シャープ株式会社 | 文字のドツト化方式 |
-
1988
- 1988-12-08 JP JP31034088A patent/JPH02156516A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56162823A (en) * | 1980-05-19 | 1981-12-15 | Nissin Electric Co Ltd | Condenser |
| JPS6356693A (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-11 | シャープ株式会社 | 文字のドツト化方式 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006085436A1 (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 部品内蔵基板および基板内蔵コンデンサ |
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