JPH0215625Y2 - - Google Patents

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JPH0215625Y2
JPH0215625Y2 JP1984140615U JP14061584U JPH0215625Y2 JP H0215625 Y2 JPH0215625 Y2 JP H0215625Y2 JP 1984140615 U JP1984140615 U JP 1984140615U JP 14061584 U JP14061584 U JP 14061584U JP H0215625 Y2 JPH0215625 Y2 JP H0215625Y2
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JP
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injection device
hole
arm
pin
rotation
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JP1984140615U
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JPS6156010U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は射出成形機の射出装置の旋回装置に関
する。
現在は省エネルギーおよび省力化が指向されて
おり、射出成形機においても射出装置を自動旋回
させることにより加熱シリンダおよびスクリユの
清掃作業を容易にする機構が開示されている。
〔従来技術〕
従来の射出装置の旋回装置についてその一例を
述べると、第1図において固定プレート11にブ
ラケツト12を設け、射出装置13にも同様にブ
ラケツト14を設ける。移動シリンダ15が固定
プレート11および射出装置13に対して回動可
能なようにピンによりその両端をそれぞれブラケ
ツト12および14に連結する。旋回時には射出
装置13の後退限度まで移動シリンダ15により
ストロークAだけ後退させる。そして移動シリン
ダ15の軸線から外れ射出装置13の反操作側に
設けられたブラケツト16の旋回中心17の穴に
ピンを挿入した後、移動シリンダ15をストロー
クB動作させることにより、第2図のように旋回
中心17を中心として射出装置13を旋回させ
る。なお18は射出装置13の後退限度検出用の
リミツトスイツチ19は射出装置に取付けたドツ
グである。
このような機構においては、旋回動作を行うと
き作業者は射出成形機の反操作側にまわつて旋回
中心にピンをセツトするため操作が煩雑であつ
た。
〔考案の目的〕
本考案はこのような欠点を除去したものでその
目的は、操作の容易な射出成形機の射出装置旋回
装置を提供することにある。
〔考案の要点〕
本考案における射出装置の旋回装置は、射出装
置の旋回中心にあけた孔と、前記射出装置の摺動
および旋回を支持するベースの旋回中心にあけた
孔と、ベースの孔に常時挿入されると共に射出装
置の旋回時のみ射出装置の孔に挿入されるよう上
下動可能な旋回ピンと、旋回ピンに固着したピン
がその一端が設けた長孔に挿入されることにより
旋回ピンに結合しかつその中心より他端側に設け
た軸により回動自在にされたアームと、旋回ピン
が射出装置の孔に挿入されたときその位置をアー
ムを介して保持するためアームの他端近くに係合
するフツクとからなることを特徴にしている。
〔考案の実施例〕
以下本考案について一実施例を示した第3図お
よび第4図により説明する。射出装置21は従来
例の旋回中心17の位置に孔22があけられてお
り、射出装置21を支持しかつこれを摺動および
旋回させるベース23の同位置にも孔24があけ
てある。この孔22および24には先端を面取し
た旋回ピン25が射出装置21に対し回動自在に
挿入されており、旋回ピン25はアーム26の一
端に設けた長孔27に挿入されたピン28を固着
することによりアーム26に結合されている。
アーム26は中央より他端側の位置に設けられ
かつ射出成形機(図示せず)の機枠に固着された
軸29により回動自在になされており、かつその
他端近くには旋回ピン25が射出装置21の孔2
2に挿入されアーム26が略水平状態のとき、こ
の位置を保持するため機枠に固着したネジ30に
より回動自在なフツク31がアーム26の上方を
押えており、さらにこの状態のアーム26の位置
を検出するリミツトスイツチ32が設けてある。
なお、射出装置21には従来例の射出装置13と
同様にリミツトスイツチ18とドツグ19とが設
けてある。
次に前述した実施例の動作を説明する。射出動
作の行われているときアーム26は第3図の2点
鎖線で示したように、フツク31との係合は外れ
ているため自重により右方は低い位置、即ち旋回
ピン25は射出装置21に挿入されておらずベー
ス23にのみ挿入されているため射出装置21は
摺動可能である。そして射出装置21は第1図の
射出装置13として示した位置よりAの距離だけ
左方位置にある。この状態から射出装置21を旋
回させるには先ず移動シリンダ15により射出装
置をA距離右方に移動させ、この位置はリミツト
スイツチ18とドツグ19により検出される。
次いでアーム26の左端を操作側から押し下げ
れば旋回ピン25は上昇して射出装置21の孔2
2に挿入されることにより、フツク31を回動し
てアーム26従つて旋回ピン25を固定する。旋
回ピン25が射出装置21の孔22に挿入された
ことはアーム26を介してリミツトスイツチ32
に検出されるため、ここで移動シリンダ15によ
りB距離(第2図参照)射出装置21を押し出せ
ば射出装置21は旋回する。
〔考案の効果〕
本考案における射出装置の旋回装置は以上説明
したように、射出装置とこれの摺動および旋回を
支持するベースの旋回中心にそれぞれ孔をあけ、
この孔にアームを介して上下動する旋回ピンを摺
動時はベースにのみ挿入し旋回時は射出装置にも
挿入するようにした。そして旋回時はアームの一
端を押し下げて旋回ピンを射出装置に挿入しかつ
アームはフツクにより保持するようにした。この
ため従来例に比較してアームとフツクを追加した
のみであるからコストは低く、かつ旋回時に反操
作側にまわることなく操作側で操作することによ
り作業が容易になる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例の異なる時点にお
ける平面図、第3図は本考案の一実施例の断面
図、第4図は第3図の4方向から見た側面図であ
る。 21……射出装置、22,24……孔、23…
…ベース、25……旋回ピン、26……アーム、
31……フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 射出装置の旋回中心にあけた孔と、前記射出装
    置の摺動および旋回を支持するベースの旋回中心
    にあけた孔と、前記ベースの孔に常時挿入される
    と共に前記射出装置の旋回時のみ前記射出装置の
    孔に挿入されるよう上下動可能な旋回ピンと、同
    旋回ピンに固着したピンがその一端が設けた長孔
    に挿入されることにより前記旋回ピンに結合しか
    つその中心より他端側に設けた軸により回動自在
    にされたアームと、前記旋回ピンが前記射出装置
    の孔に挿入されたときその位置を前記アームを介
    して保持するため前記アームの他端近くに係合す
    るフツクとからなる射出装置の旋回装置。
JP1984140615U 1984-09-17 1984-09-17 Expired JPH0215625Y2 (ja)

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JP1984140615U JPH0215625Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17

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JP1984140615U JPH0215625Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17

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JPS6156010U JPS6156010U (ja) 1986-04-15
JPH0215625Y2 true JPH0215625Y2 (ja) 1990-04-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150018U (ja) * 1984-03-15 1985-10-05 三菱重工業株式会社 射出ユニツトの旋回装置

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Publication number Publication date
JPS6156010U (ja) 1986-04-15

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