JPH021555Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021555Y2 JPH021555Y2 JP1985052845U JP5284585U JPH021555Y2 JP H021555 Y2 JPH021555 Y2 JP H021555Y2 JP 1985052845 U JP1985052845 U JP 1985052845U JP 5284585 U JP5284585 U JP 5284585U JP H021555 Y2 JPH021555 Y2 JP H021555Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- hollow pipe
- vibration
- coil
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 229910001111 Fine metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は振動を強制減衰するようにした3層式
コイルばねに関するものである。
コイルばねに関するものである。
(従来技術)
従来特開昭56−20843号公報に示す如く、ばね
本体全体をゴム等からなる可撓性のパイプで覆
い、このパイプ内に余空部を形成するとともに、
パイプ両端を密閉してなる非線形コイルばねは公
知である。しかし、このコイルばねはコイルばね
とエアーばねとを一体化、両者の特性を合体させ
て非線形特性を得ることを目的としたもので振動
を強制減衰することを目的としていない。
本体全体をゴム等からなる可撓性のパイプで覆
い、このパイプ内に余空部を形成するとともに、
パイプ両端を密閉してなる非線形コイルばねは公
知である。しかし、このコイルばねはコイルばね
とエアーばねとを一体化、両者の特性を合体させ
て非線形特性を得ることを目的としたもので振動
を強制減衰することを目的としていない。
又、実公昭56−53163号公報に示す如く、管状
をなすばね素材をコイル状に巻回して形成される
ものにおいて、上記ばね素材の中空部に固状の振
動減衰材を内装したことを特徴とする巻ばね装置
は公知であるが、コイル状に巻回したばね素材の
中空部にロツクウール、グラスウール、又はその
他の繊維質や連続気泡性、独立気泡性の発泡合成
樹脂、ゴム等の振動減衰材を入れた2層構造であ
り、振動減衰材は苛酷な繰り返し外力により形く
ずれ、破損を生じ易く長期間振動減衰性能を保持
できないという問題点があつた。
をなすばね素材をコイル状に巻回して形成される
ものにおいて、上記ばね素材の中空部に固状の振
動減衰材を内装したことを特徴とする巻ばね装置
は公知であるが、コイル状に巻回したばね素材の
中空部にロツクウール、グラスウール、又はその
他の繊維質や連続気泡性、独立気泡性の発泡合成
樹脂、ゴム等の振動減衰材を入れた2層構造であ
り、振動減衰材は苛酷な繰り返し外力により形く
ずれ、破損を生じ易く長期間振動減衰性能を保持
できないという問題点があつた。
(目的)
本考案は極めて簡単な構成により振動を強制的
に減衰吸収し共振を防止することができる3層式
振動強制減衰式コイルばねを提供することを目的
としている。
に減衰吸収し共振を防止することができる3層式
振動強制減衰式コイルばねを提供することを目的
としている。
(構成)
本考案は上記目的を達成するため中空パイプ内
に線材を挿通し、該線材外周と中空パイプ内面の
環状間〓に金属細線をメリヤス編したニツトメツ
シユを挿入して3層式にし、該中空パイプをコイ
ル状に巻回し3層式にしたことを特徴とするもの
である。以下実施例に基づいて具体的に説明す
る。
に線材を挿通し、該線材外周と中空パイプ内面の
環状間〓に金属細線をメリヤス編したニツトメツ
シユを挿入して3層式にし、該中空パイプをコイ
ル状に巻回し3層式にしたことを特徴とするもの
である。以下実施例に基づいて具体的に説明す
る。
1は中空パイプでその内部に線材2を挿通し、
該線材2の外周と中空パイプ1内面に環状間〓に
金属細線をメリヤス編したニツトメツシユ3を挿
入して3層式にし、この中空パイプ1をコイル状
に巻回して振動強制減衰式コイルばね4を形成し
ている。
該線材2の外周と中空パイプ1内面に環状間〓に
金属細線をメリヤス編したニツトメツシユ3を挿
入して3層式にし、この中空パイプ1をコイル状
に巻回して振動強制減衰式コイルばね4を形成し
ている。
次に作用について説明する。振動強制減衰式コ
イルばね4に加わつている外力を除去したり、外
力が加わつて振動を生じても中間パイプ−金属細
線メツシユ間の摺動摩擦、金属細線メツシユ−線
材間の摺動摩擦が生じ、両者が合算されて大きな
摺動摩擦が生じ、これが外力として作用する振動
を強制的に減衰吸収する。のであり、振動減衰吸
収性能が極めて大きく急速に振動を停止でき共振
を確実に防止出来る。
イルばね4に加わつている外力を除去したり、外
力が加わつて振動を生じても中間パイプ−金属細
線メツシユ間の摺動摩擦、金属細線メツシユ−線
材間の摺動摩擦が生じ、両者が合算されて大きな
摺動摩擦が生じ、これが外力として作用する振動
を強制的に減衰吸収する。のであり、振動減衰吸
収性能が極めて大きく急速に振動を停止でき共振
を確実に防止出来る。
(効果)
本考案によると中空パイプ内に線材を挿通し、
該線材外周と中空パイプ内面の環状間〓に金属細
線をメリヤス編したニツトメツシユを挿入して3
層式にし、該中空パイプをコイル状に巻回してい
るので、振動減衰吸収性能が極めて大きく、急速
に振動を停止でき共振を確実に防止できる。又振
動減衰作用の材質は線材及び金属細線メツシユで
構成されているので形くずれ、破損し難く、苛酷
な外力が繰返し作用しても充分な耐久性を持ち長
期間振動強制減衰性能を保持できる。
該線材外周と中空パイプ内面の環状間〓に金属細
線をメリヤス編したニツトメツシユを挿入して3
層式にし、該中空パイプをコイル状に巻回してい
るので、振動減衰吸収性能が極めて大きく、急速
に振動を停止でき共振を確実に防止できる。又振
動減衰作用の材質は線材及び金属細線メツシユで
構成されているので形くずれ、破損し難く、苛酷
な外力が繰返し作用しても充分な耐久性を持ち長
期間振動強制減衰性能を保持できる。
第1図は本考案の一実施例正面図、第2図は第
1図のA−A拡大正断面図である。 1……中空パイプ、2……線材、3……ニツト
メツシユ、4……振動強制減衰式コイルばね。
1図のA−A拡大正断面図である。 1……中空パイプ、2……線材、3……ニツト
メツシユ、4……振動強制減衰式コイルばね。
Claims (1)
- 中空パイプ内に線材を挿通し、該線材外周と中
空パイプ内面の環状間〓に金属細線をメリヤス編
したニツトメツシユを挿入して3層式にし、該中
空パイプをコイル状に巻回した3層式振動強制減
衰式コイルばね。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985052845U JPH021555Y2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985052845U JPH021555Y2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61170731U JPS61170731U (ja) | 1986-10-23 |
JPH021555Y2 true JPH021555Y2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=30573156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985052845U Expired JPH021555Y2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH021555Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5620843A (en) * | 1979-07-28 | 1981-02-26 | Kayaba Ind Co Ltd | Nonlinear coil spring |
JPS5653163U (ja) * | 1979-10-01 | 1981-05-11 |
-
1985
- 1985-04-11 JP JP1985052845U patent/JPH021555Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5620843A (en) * | 1979-07-28 | 1981-02-26 | Kayaba Ind Co Ltd | Nonlinear coil spring |
JPS5653163U (ja) * | 1979-10-01 | 1981-05-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61170731U (ja) | 1986-10-23 |
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