JPS5936746Y2 - コイルばね - Google Patents
コイルばねInfo
- Publication number
- JPS5936746Y2 JPS5936746Y2 JP16300279U JP16300279U JPS5936746Y2 JP S5936746 Y2 JPS5936746 Y2 JP S5936746Y2 JP 16300279 U JP16300279 U JP 16300279U JP 16300279 U JP16300279 U JP 16300279U JP S5936746 Y2 JPS5936746 Y2 JP S5936746Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- noise
- wound wire
- wound
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコイルばねを用いた車輌懸架装置等において、
荷重負荷時の隣接巻条線材間の接触音、即ちたたき音の
防止に関する圧縮コイルばね構造に係るものである。
荷重負荷時の隣接巻条線材間の接触音、即ちたたき音の
防止に関する圧縮コイルばね構造に係るものである。
従来自動車走行時の衝撃、振動等に起因して発生する前
記たたき音はキャビンに伝達され、忌避すべき室内異音
として不快感を与えるので、その対策は重要な技術問題
として、公知の諸手段が講じられる。
記たたき音はキャビンに伝達され、忌避すべき室内異音
として不快感を与えるので、その対策は重要な技術問題
として、公知の諸手段が講じられる。
その代表的なものは、第１図の如く、コイルばねの巻条
線材１の要部に筒状弾性体２を遊嵌挿し、巻条線材の相
互衝突、接触を筒状弾性体２の介在によって緩和、又は
弾性吸収し前記たたき音の抑止作用を図る構成が有効と
される。
線材１の要部に筒状弾性体２を遊嵌挿し、巻条線材の相
互衝突、接触を筒状弾性体２の介在によって緩和、又は
弾性吸収し前記たたき音の抑止作用を図る構成が有効と
される。
しかし上記構成においては、筒状弾性体の早期破損の現
象がしばしば発生してたたき音抑止機能を喪失すると共
に、筒状弾性体２の嵌挿大作業が難渋で工数を要し、近
代量産システムに適合しない欠点がある。
象がしばしば発生してたたき音抑止機能を喪失すると共
に、筒状弾性体２の嵌挿大作業が難渋で工数を要し、近
代量産システムに適合しない欠点がある。
本考案は以上の欠点を解消し、たたき音の抑止機能を永
続的に維持し、量産システムに適合する新規コイルばね
を提供することを目的とする。
続的に維持し、量産システムに適合する新規コイルばね
を提供することを目的とする。
以下実施例図面に基づいて本考案を説明する。
第２図はその一実施例であり、コイルばねは中心線４を
基準として図示上下対称に形成され巻条線材１はばね中
央部において同一線径、ばね両端部は端部の座巻条５の
方向に巻条線材径を漸減する。
基準として図示上下対称に形成され巻条線材１はばね中
央部において同一線径、ばね両端部は端部の座巻条５の
方向に巻条線材径を漸減する。
所謂非線形特性のテーパーコイルばね構造であって、コ
イルばね常用作用時隣接巻条線材が相互接触する前記両
端部位の巻条線材外周に、樹脂細毛３を密生状に接着殖
毛したことを特徴とする。
イルばね常用作用時隣接巻条線材が相互接触する前記両
端部位の巻条線材外周に、樹脂細毛３を密生状に接着殖
毛したことを特徴とする。
樹脂細毛３は約２粍〜５粍長さ、約０．１粍〜０゜５粍
直径の樹脂型を公知の植毛技術によって密度約１〜２本
／平方粍に接着殖毛する。
直径の樹脂型を公知の植毛技術によって密度約１〜２本
／平方粍に接着殖毛する。
尚植毛部位は第３図示のコ・ｒルばね要部の巻条線材全
外周又は第４図示の同じく接触部位の部分外周のいづれ
かを任意に適用する。
外周又は第４図示の同じく接触部位の部分外周のいづれ
かを任意に適用する。
以上の構成によるコイルばねは、無数の樹脂細毛３の存
在によって、強靭にして柔軟な衝撃緩和機能が作用し、
前記たたき音は有効且永続的に抑止される。
在によって、強靭にして柔軟な衝撃緩和機能が作用し、
前記たたき音は有効且永続的に抑止される。
又前記植毛加工は量産手段が適用できるので本考案は量
産システム適合性を有する。
産システム適合性を有する。
以上のように本考案は、自動車走行時の懸架用コイルば
ねたたき音に基づく室内不快音を解消し、乗心地向上に
寄与するものである。
ねたたき音に基づく室内不快音を解消し、乗心地向上に
寄与するものである。
第１図：コイルばねにおける従来のたたき音防止構成を
示す正面図Ａ、そのＡＡ’断面図、第２図：本考案のた
たき音防止構成を示す実施例正面図、第３，４図：第２
図のＢＢ’断面図、である。 符号の説明１：巻条線材、２：筒状弾性体、３：樹脂細
毛、４：コイルばね中心線、５：座巻条、である。
示す正面図Ａ、そのＡＡ’断面図、第２図：本考案のた
たき音防止構成を示す実施例正面図、第３，４図：第２
図のＢＢ’断面図、である。 符号の説明１：巻条線材、２：筒状弾性体、３：樹脂細
毛、４：コイルばね中心線、５：座巻条、である。
Claims (1)
- 巻条線材外周に樹脂細毛を密生状に残毛し、隣接する該
線材間の接触音を解消したことを特徴とするコイルばね
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16300279U JPS5936746Y2 (ja) | 1979-11-24 | 1979-11-24 | コイルばね |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16300279U JPS5936746Y2 (ja) | 1979-11-24 | 1979-11-24 | コイルばね |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5679727U JPS5679727U (ja) | 1981-06-27 |
| JPS5936746Y2 true JPS5936746Y2 (ja) | 1984-10-11 |
Family
ID=29674005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16300279U Expired JPS5936746Y2 (ja) | 1979-11-24 | 1979-11-24 | コイルばね |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936746Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-24 JP JP16300279U patent/JPS5936746Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5679727U (ja) | 1981-06-27 |
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