JPH02155300A

JPH02155300A - 基板の搬送装置

Info

Publication number: JPH02155300A
Application number: JP63309517A
Authority: JP
Inventors: Tokuaki Eguchi; 江口　徳昭
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-12-07
Filing date: 1988-12-07
Publication date: 1990-06-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は基板の搬送装置に係り、べた積マガジン及び段
積マガジン内の基板を、パターン印刷装置へ一枚づつ搬
送するための装置に関する。

（従来の技術）電子部品が実装される基板はマガジンに積層して収納さ
れており、これを−枚づつパターン印刷装置へ搬送して
パターンを印刷した後、電子部品実装装置へ送られて電
子部品が実装される。

ところでこの種マガジンには、基板がべた禎して収納さ
れたべた積マガジンと、マガジン内にラック等が形成さ
れていて、ラック上に段積して収納された段積マガジン
とがある。ところが従来、このようにべた積された基板
と段積された基板を共にパターン印刷装置に１枚づつ搬
送できる装置はなかったため、（１）段積マガジン用の搬送装置のみを設置し、べた積
マガジンの場合は、これに収納された基板を段積マガジ
ンに積み換えたうえで、この段積マガジンから１枚づつ
基板を印刷装置へ搬送する手段、（２）べた積マガジン用と段積マガジン用の２つの搬送
装置を設けて、これらの搬送装置を選択的に使用する手
段、が取られていた。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら前者の手段は、べた積マガジンから段積マ
ガジンへ基板の積み換えを行わねばならないため多大な
手間と時間を要し、また後者の手段は、べた積マガジン
用と段積マガジン用の２つの搬送装置を設置せねばなら
ないため、装置が大型化して大きな設置スペースを必要
とし、またコストアップになる問題があった。

したがって本発明は、べた積マガジン及び段積マガジン
に収納された基板を・、共にパターン印刷装置へ一枚づ
つ搬送することができる基板の搬送装置を提供すること
を目的とする。

（課題を解決するための手段）このために本発明は、基板が収納されたマガジンを搬送
する第１のコンベヤと、このコンベヤからマガジンが搬
送される第２のコンベヤと、この第２のコンベヤ上のマ
ガジン内の基板が転送されてこの基板をパターン印刷装
置へ搬送する第３のコンベヤとから基板の搬送装置を構
成している。そして第２のコンベヤを昇降装置により昇
降自在に配設し、またこの第２のコンベヤの後方にこの
コンベヤ上に転送された段積マガジン内の基板を上記第
３のコンベヤに押送するブツシャ−を配設するとともに
、第３のコンベヤの上方に、第２のコンベヤ上に転送さ
れたべた積マガジン内の基板を吸着パッドにより吸着し
て第３のコンベヤに転送する基板の転送装置を設けてい
る。

（作用）上記構成によれば、べた積マガジン及び段積マガジンは
、何れも第１のコンベヤから第２のコンベヤへ転送され
る。そしてべた積マガジンにべた積された基板は、基板
転送装置の吸着パ、７ドに吸着されて１枚づつ第３のコ
ンベヤへ転送され、また段積マガジンに段積された基板
は、プ・ノシャーにより押されて、−枚づつ第３のコン
ベヤへ転送される。

（実施例）次に、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

第１図は基板の搬送装置の全体斜視図、第２図は側面図
であって、この装置は、第１のコンベヤｌと、第２のコ
ンベヤ２と、第３のコンベヤ３が並設されている。また
第１のコンベヤｌの下方には第４のコンベヤ４が配設さ
れており、後述するように、このコンベヤ４は基板の転
送が終了した空のマガジンを搬出する。これらのコンベ
ヤ１〜４は、何れもベルトコンベヤであって、図示しな
いモータ等の駆動系により駆動される。

第１のコンベヤ１は、マガジンＡ、Ｂを第２ノコンヘヤ
２へ搬送する。この種基板は、パターン印刷装置（図外
）により、導電パターン。

絶縁パターン、抵抗パターン等の複数種のパターンが複
数工程に分けて順に印刷されるが、方のマガジンＡはべ
た積マガジンであって、その内部には未印刷の基板Ｐが
多数枚べた積して収納されている。また他方のマガジン
Ｂは、印刷済の基板Ｐを次回の印刷工程へ搬送するため
に収納する段積マガジンであって、基板Ｐにすでに印刷
されたパターンを傷めないように、内部に形成されたラ
ック上に基板Ｐが段積して収納されている。

第２のコンベヤ２は、支持板５上に載置されている。こ
の支持板５は、モータ６、送りねじ７、送りナツト８か
ら成る昇降装置９のナツト８に昇降自在に取り付けられ
ており、モータ６が駆動すると送りねじ７は回転し、ナ
ツト８が送りねじ７に沿って昇降することにより、第２
のコンベヤ２は昇降する。第２図において、１１はエア
シリンダから成るプッシャーであって、第２のコンベヤ
２の後方に配設されており、そのロッドｌｌａが突没す
ることにより、段積マガジンＢ内の基板Ｐを第３のコン
ベヤ３上へ押送する。なお上述のように、段積マガジン
Ｂには、パターンが印刷済の基板Ｐが収納されており、
したがってロッドｌｌａは、基板Ｐの上面に印刷された
パターンを損傷しないように、基板Ｐの側壁面を押して
コンベヤ３へ押送する。

また第２のコンベヤ２の前方には、エアシリンダ１２の
ロッド１２ａに連結された基板Ｐのストッパー１３が立
設されている。１６は第３のコンベヤ３の上方に配設さ
れた基板の転送装置であって、次にその詳細を説明する
。

１７はロッドレスシリンダから成る摺動子であって、基
台１９上にコンベヤ３と平行に配設されたシャフト１８
に沿って往復動する。２０はこの摺動子１７上に取り付
けられた取付板であって、その上面には真空発生装置２
１．２２が設けられている。１４は真空センサである。

取付板２０の側面には固定ブラケット２３が装着されて
おり、この固定ブラケット２３には、可動ブラケット２
４が上下動自在に装着されている。２５は可動ブラケッ
ト２４を昇降駆動するエアシリンダである。可動ブラケ
ット２４には、支持板２６が第３のコンベヤ３上にこれ
と平行に位置するように装着されている。２７゜２８．
２９はこの支持板２６の先端部に装着された取付板３０
に垂設された吸着パッドであって、チューブ３１を通し
て上記真空発生装置２１．２２に接続されている。

第３図は、マガジンＡにべた積された基板Ｐを吸着して
いる様子を示すものである。パッド２７〜２９はガイド
管３３を介して取付板３０に昇降自在に装着されており
、基板Ｐの上面３点に吸着してこれをピックアップする
。なお支持板２６は、基板Ｐの寸法の変更に対応して、
パッド２７〜２９の位置を調整できるように、長孔３８
とボルト３９により可動ブラケット２４に装着されてい
る。３４はパッド２７〜２９の弾持用コイルばねである
。パッド２７の取付板３０には直立機３５が立設されて
おり、その上部に光学素子から成るセンサー３６が配設
されている。またパッド２７には遮光板３７が立設され
ている。このセンサー３６は、コンベヤ２の上昇のしす
ぎにより基板Ｐが破損するのを防止するためのものであ
り、その詳細な動作は後述する。

この基板の搬送装置は上記のような構成より成り、次に
動作の説明を行う。

第２図において、第１のコンベヤ１カラ第２のコンベヤ
２にべた積みマガジンＡが転送されると、コンベヤ２は
昇降装置９に駆動されて、最上段の基板Ｐが第３のコン
ベヤ３の高さと略等しい高さまで下降する。次に、摺動
子１７が往動して吸着パッド２７〜２９は基板Ｐの直上
へ移動し、その状態でコンベヤ２がわずかに上昇するこ
とにより、基板Ｐはパッド２７〜２９に吸着される。次
に、コンベヤ２がわずかに下降することにより、最上段
の基板Ｐはパッド２７〜２９に保持され、そこで摺動子
１７が復動することにより、パッド２７〜２９に吸着保
持された基板Ｐは第３のコンベヤ３上へ転送される。次
にシリンダ２５が駆動してパッド２７〜２９は下降し、
基板Ｐはコンベヤ３上に転載されて、このコンベヤ３に
より、パターン印刷装置（図外）へ送られる。なおべた
積マガジンＡ内の基板Ｐは未印刷であるので、パッド２
７〜２９が基板Ｐを吸着しても、パターンが損傷するこ
とはない。上記動作が繰り返されることによりすべての
基板Ｐが第３のコンベヤ３へ転送されたならば、第２の
コンベヤ２は第４のコンベヤ４と同レベルまで下降し、
コンベヤ２が逆回転することにより、空となったマガジ
ンＡは、コンベヤ２からコンベヤ４に転送されて搬出さ
れる。第２図中、符号■〜■は、マガジンＡの搬送順序
を示している。

ところで、上記のようにマガジンＡ内の基板Ｐをパッド
２７〜２９に吸着する場合、マガジンＡが過大に上昇し
すぎると、パッド２７〜２９の下端部が基板Ｐの上面に
強く当って基板Ｐが割れる虞れがある。しかしながら本
装置は、基板Ｐがパッド２７〜２９に強く当ると、パッ
ド２７はコイルばね３４のばね力に抗して上昇し、遮光
板３７がセンサー３６の凹部に進入して遮光する。する
とその信号によりコンベヤ２の上昇を直ちに停止させ、
基板Ｐがパッド２７〜２９に強く当って破損するのを防
止する。またパッド２７〜２９が基板Ｐを吸着してピッ
クアップする場合、２枚以上の基板Ｐがパッド２７〜２
９に持ち上げられてコンベヤ３へ移送される場合がある
。しかしながらかかるトラブルは、ストッパー１３が２
枚目以下の基板Ｐの側面に当ってその転送を阻止するこ
とにより防止される。

次に第４図を参照しながら、段積マガジンＢの場合の動
作を説明する。図中、１４は基板Ｐを段積するためのラ
ックである。この場合、ストッパー１３やパッド２７〜
２９は不要であるので、それぞれ下方及びコンベヤ３上
に退去させておく。さて、第１のコンベヤ１から第２の
コンベヤ２にマガジンＢが転送されると、コンベヤ２は
間欠的に下降し、プッシャー１１のロッドｌｌａがこの
下降に同期して突没することにより、下段の基板Ｐから
順にコンベヤ３上へ押送する。そしてすべての基板Ｐが
搬出されたならば、マガジンＢはコンベヤ２からコンベ
ヤ４へ転送されて回収される。なおべた積のマガジンＡ
は、未印刷の基板が収納されるのに対し、段積マガジン
Ｂはパターンが印刷された基板Ｐが収納されるものであ
る。したがってべた積マガジンＡが使用されるのは、通
常は最初の一回だけであるが、基板Ｐには導電パターン
や抵抗パターン、絶縁パターンなどが複数回の工程に分
けて印刷されることから、段積マガジンＢはコンベヤ４
により回収された後、印刷済の基板Ｐが収納されて、再
度第１のコンベヤｌへ載せられて再使用される。

（発明の効果）以上説明したように本発明は、基板が収納されたマガジ
ンを搬送する第１のコンベヤと、この第１のコンベヤか
らマガジンが転送される第２のコンベヤと、この第２の
コンベヤ上のマガジン内の基板が転送されてパターン印
刷装置へ搬送する第３のコンベヤとから基板の搬送装置
を構成し、かつ第２のコンベヤを昇降装置により昇降自
在に配設するとともに、このコンベヤの後方にこのコン
ベヤ上に転送された段積マガジン内の基板を上記第３の
コンベヤに押送するプッシャーを配設し、また第３のコ
ンベヤの上方に、上記第２のコンベヤ上に転送されたべ
た積マガジン内の基板を吸着パッドにより吸着して上記
第３のコンベヤに転送する基板の転送装置を設けている
ので、べた積マガジン及び段積マガジンの何れのマガジ
ンであっても、これらに収納された基板を、印刷装置へ
一枚づつ搬送することができる。また段積マガジンに収
納される印刷済の基板は、特にプッシャーによりその側
壁面を押して第３のコンベヤへ押送するようにしている
ので、印刷されたパターンを傷つけることなく、転送す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すものであって、第１図は基板
の搬送装置の全体斜視図、第２図は同側面図、第３図及
び第４図は転送部分の正面図及び側面図である。Ａ・・・べた積マガジンＢ・・・段積マガジント・・第１のコンベヤ２・・・第２のコンベヤ３・・・第３のコンベヤ９・・・昇降装置１１・・・プッシャー１６・・・基板の転送装置２７〜２９・・・吸着パッド

Claims

【特許請求の範囲】

　基板が収納されたマガジンを搬送する第１のコンベヤ
と、この第１のコンベヤからマガジンが転送される第２
のコンベヤと、この第２のコンベヤ上のマガジン内の基
板が転送されてこの基板をパターン印刷装置へ搬送する
第３のコンベヤとから成り、上記第２のコンベヤが昇降
装置により昇降自在に配設され、かつこのコンベヤの後
方にこのコンベヤ上に転送された段積マガジン内の基板
を上記第３のコンベヤに押送するプッシャーを配設する
とともに、上記第３のコンベヤの上方に、上記第２のコ
ンベヤ上に転送されたべた積マガジン内の基板を吸着パ
ッドにより吸着して上記第３のコンベヤに転送する基板
の転送装置を設けたことを特徴とする基板の搬送装置。