JPH02154826A - ダイナミックダンパ - Google Patents
ダイナミックダンパInfo
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- JPH02154826A JPH02154826A JP30630388A JP30630388A JPH02154826A JP H02154826 A JPH02154826 A JP H02154826A JP 30630388 A JP30630388 A JP 30630388A JP 30630388 A JP30630388 A JP 30630388A JP H02154826 A JPH02154826 A JP H02154826A
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- dynamic damper
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F7/00—Vibration-dampers; Shock-absorbers
- F16F7/10—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
- F16F7/104—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
- F16F7/108—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted on plastics springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/14—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using masses freely rotating with the system, i.e. uninvolved in transmitting driveline torque, e.g. rotative dynamic dampers
- F16F15/1407—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using masses freely rotating with the system, i.e. uninvolved in transmitting driveline torque, e.g. rotative dynamic dampers the rotation being limited with respect to the driving means
- F16F15/1414—Masses driven by elastic elements
- F16F15/1435—Elastomeric springs, i.e. made of plastic or rubber
- F16F15/1442—Elastomeric springs, i.e. made of plastic or rubber with a single mass
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、自動中のドライブシャフトなどの回転軸の周
囲に取付けて、その回転軸に生ずる有害i勤を抑制する
ダイナミックダンパに係り、特に装着する際の圧入作業
を容易にしたダイナミックダンパに関する。
囲に取付けて、その回転軸に生ずる有害i勤を抑制する
ダイナミックダンパに係り、特に装着する際の圧入作業
を容易にしたダイナミックダンパに関する。
[従来の技術]
自動中等のドライブシャフトやブOベラシャフトなどの
回転軸の回転に伴って生ずる回転アンバランスによる曲
げ振動やねじり振動など、本来発生しないのが望ましい
有害振動を抑制するために、ダイブミックダンパが多く
用いられている。
回転軸の回転に伴って生ずる回転アンバランスによる曲
げ振動やねじり振動など、本来発生しないのが望ましい
有害振動を抑制するために、ダイブミックダンパが多く
用いられている。
従来よりダイナミックダンパは、第4図に示すように、
回転軸Sに挿通保持される固定部材101と、固定部材
101の外周に配設される筒状の質mFIi材102、
固定部材101と質量部材102との間に挟装され、そ
れらを連結づる弾性部材103とで構成されている。こ
のダイナミックダンパを回転軸Sに装着する場合は、回
転軸Sの軸端にダイナミックダンパの固定部材101の
一方の挿通口を合せ、その状態において圧入することで
行われる。このとき、装着時の固定を確実にするため、
ダイナミックダンパの固定部材の101の内径は、回転
軸Sの外径よりも少し小さく設定されている。
回転軸Sに挿通保持される固定部材101と、固定部材
101の外周に配設される筒状の質mFIi材102、
固定部材101と質量部材102との間に挟装され、そ
れらを連結づる弾性部材103とで構成されている。こ
のダイナミックダンパを回転軸Sに装着する場合は、回
転軸Sの軸端にダイナミックダンパの固定部材101の
一方の挿通口を合せ、その状態において圧入することで
行われる。このとき、装着時の固定を確実にするため、
ダイナミックダンパの固定部材の101の内径は、回転
軸Sの外径よりも少し小さく設定されている。
[゛発明が解決しようとする課題]
しかし、上述した従来のダイナミックダンパは、圧入に
より回転軸へ装着する際に回転軸の外径よりも多少小さ
く形成されている内径をもつ固定部材が回転軸の挿入に
よって外周方向へ押し拡げられる。このとき、多大の力
を要し、圧入作業に大きな困難が伴っている。
より回転軸へ装着する際に回転軸の外径よりも多少小さ
く形成されている内径をもつ固定部材が回転軸の挿入に
よって外周方向へ押し拡げられる。このとき、多大の力
を要し、圧入作業に大きな困難が伴っている。
さらに、最近になって自動車等のドライブシャフトなど
の回転軸の剛性を低くして、その共振振動数を通常の運
転の車速範囲において発生しにくい振動数領域に設定す
る試みが行われ始めている。
の回転軸の剛性を低くして、その共振振動数を通常の運
転の車速範囲において発生しにくい振動数領域に設定す
る試みが行われ始めている。
これは、回転軸の軸径を少し細くすることで行なわれて
いるが、自動車等の全体との兼ね合いからその取付は部
位、すなわち回転軸の軸端の径は従来と同一径で形成さ
れる。このため、ダイナミックダンパが装着されるドラ
イブシャフト等の回転軸は、ぞの軸径が装着部位では細
く、軸9a1部では太い不均一な径をもつ回転軸となる
。この結果、従来のダイナミックダンパをこの回転軸に
II!しようとするとき、装着部位の回転軸の外径に合
わせてダイナミックダンパの内径を設定すると、回転軸
の軸端から圧入することは不可能となる。逆に、軸端か
ら圧入できる径にダイナミックダンパの内径を設定する
と、装着部位ではダイナミックダンパを固定することが
できない。このような回転軸には、従来のダイナミック
ダンパは全く使用することができない。
いるが、自動車等の全体との兼ね合いからその取付は部
位、すなわち回転軸の軸端の径は従来と同一径で形成さ
れる。このため、ダイナミックダンパが装着されるドラ
イブシャフト等の回転軸は、ぞの軸径が装着部位では細
く、軸9a1部では太い不均一な径をもつ回転軸となる
。この結果、従来のダイナミックダンパをこの回転軸に
II!しようとするとき、装着部位の回転軸の外径に合
わせてダイナミックダンパの内径を設定すると、回転軸
の軸端から圧入することは不可能となる。逆に、軸端か
ら圧入できる径にダイナミックダンパの内径を設定する
と、装着部位ではダイナミックダンパを固定することが
できない。このような回転軸には、従来のダイナミック
ダンパは全く使用することができない。
そこで、本発明の課題はダイナミックダンパを回転軸に
装着する際に、その圧入作業を容易し、ざらに装W部分
の軸径よりも軸端部の軸径の方が大きくなっている回転
軸に対しても装着が可能な取付作業性にすぐれたダイナ
ミックダンパを提供することである。
装着する際に、その圧入作業を容易し、ざらに装W部分
の軸径よりも軸端部の軸径の方が大きくなっている回転
軸に対しても装着が可能な取付作業性にすぐれたダイナ
ミックダンパを提供することである。
[X!題を解決するための手段]
本発明のダイナミックダンパは、軸方向に伸び周方向に
間隔の広がる少なくとも111Iilのスリットをもつ
リング状で互いに間隔を隔てて回転軸に挿通支持される
1対の固定部材と、該回転軸の外周面より大きい内周面
をもら咳回転軸に挿通されるとともに1対の固定部材の
間に配設される筒状の質量部材と、各該固定部材と該質
■部材の各端部とを一体的に連結する弾性部材と、を有
することを特徴としている。
間隔の広がる少なくとも111Iilのスリットをもつ
リング状で互いに間隔を隔てて回転軸に挿通支持される
1対の固定部材と、該回転軸の外周面より大きい内周面
をもら咳回転軸に挿通されるとともに1対の固定部材の
間に配設される筒状の質量部材と、各該固定部材と該質
■部材の各端部とを一体的に連結する弾性部材と、を有
することを特徴としている。
[使用]
本発明のダイナミックダンパは、回転軸に固定する1対
の固定部材に少なくと61個以上のスリットが形成され
ている。このスリットは固定部材の軸方向に伸延して形
成されている。固定部材はこのスリットが周方向に拡げ
られることで、その挿通できる回転軸の軸径は大幅に大
きくなる。また、質量部材は挿通される回転軸の外周面
よりも大きな内周面をもつ筒状をしている。このとき、
回転軸の軸径が均一でない場合には、その最も大きな外
径をもつ外周面より大きな内周面を質量部材はもつこと
になる。その結果、本発明のダイナミックダンパは、挿
通される回転軸の装着部位での軸径に対応した内周面を
もつ固定部材と、回転軸の挿通経路全体の最も大きな軸
径よりも大きな内周面をもつ質量部材とを右することで
、均一軸径の回転軸はもちろん、v4肴部位の軸径がそ
れ以外の軸径よりも小さい回転軸に対しても、容易に固
定部材のスリットを拡げることにより装着を可能として
いる。なお、!@部材は弾性部材によってその両端を支
持されることになるため、その支持方向はgrJ断方向
となり、低い共振振動数の実現等に有効に作用する。
の固定部材に少なくと61個以上のスリットが形成され
ている。このスリットは固定部材の軸方向に伸延して形
成されている。固定部材はこのスリットが周方向に拡げ
られることで、その挿通できる回転軸の軸径は大幅に大
きくなる。また、質量部材は挿通される回転軸の外周面
よりも大きな内周面をもつ筒状をしている。このとき、
回転軸の軸径が均一でない場合には、その最も大きな外
径をもつ外周面より大きな内周面を質量部材はもつこと
になる。その結果、本発明のダイナミックダンパは、挿
通される回転軸の装着部位での軸径に対応した内周面を
もつ固定部材と、回転軸の挿通経路全体の最も大きな軸
径よりも大きな内周面をもつ質量部材とを右することで
、均一軸径の回転軸はもちろん、v4肴部位の軸径がそ
れ以外の軸径よりも小さい回転軸に対しても、容易に固
定部材のスリットを拡げることにより装着を可能として
いる。なお、!@部材は弾性部材によってその両端を支
持されることになるため、その支持方向はgrJ断方向
となり、低い共振振動数の実現等に有効に作用する。
し実施例1
本発明にかかる実施例のダイナミックダンパについて、
第1図〜第3図を参照しながら説明する。
第1図〜第3図を参照しながら説明する。
第1図は実施例のダイナミックダンパの第2図における
A−A′の縦断面図、第2図はその側面図であり、第3
図はその取付状態を表す一部縦断面図である。
A−A′の縦断面図、第2図はその側面図であり、第3
図はその取付状態を表す一部縦断面図である。
本実施例のダイツーミックダンパは、自動車のドライブ
シャフトの制振用としで使用されるもので、ドライブシ
ャフトに圧入して取付けられ、特に装着部位よりも軸端
の方がその軸径が大きく形成されたドライブシャフトへ
の使用に適している。
シャフトの制振用としで使用されるもので、ドライブシ
ャフトに圧入して取付けられ、特に装着部位よりも軸端
の方がその軸径が大きく形成されたドライブシャフトへ
の使用に適している。
本実施例のダイナミックダンパは、軸方向に伸び周方向
に間隔が拡がる2個のスリット11.11をもつリング
状で互いに所定間隔を隔てて回転軸であるドライブシャ
フトSに挿通支持されている一対の固定部材1.1と、
ドライブシャフトSの最も大きい外周面よりも大きい内
周面をもち、対の固定部材1.1の間に配設される質量
部材2と、各固定部材1.1と質a部材2の各端部とを
一体的に連結する弾性部材3.3とから構成されている
。そして、全体としては中央部分の外径がその両端部分
、よりし大きな外径をもつ略円筒形状をしている。ここ
で質量部材2が中央部分に、固定部材1.1が両端部分
に相当する。弾性部材3.3は中央部分と両端部分を傾
斜をもって連結している連結部分に相当している。
に間隔が拡がる2個のスリット11.11をもつリング
状で互いに所定間隔を隔てて回転軸であるドライブシャ
フトSに挿通支持されている一対の固定部材1.1と、
ドライブシャフトSの最も大きい外周面よりも大きい内
周面をもち、対の固定部材1.1の間に配設される質量
部材2と、各固定部材1.1と質a部材2の各端部とを
一体的に連結する弾性部材3.3とから構成されている
。そして、全体としては中央部分の外径がその両端部分
、よりし大きな外径をもつ略円筒形状をしている。ここ
で質量部材2が中央部分に、固定部材1.1が両端部分
に相当する。弾性部材3.3は中央部分と両端部分を傾
斜をもって連結している連結部分に相当している。
固定部材1.1はスリット11.11によって二分割さ
れ全体としてリング状をなして一対として使用され、天
然ゴム等のゴム材料で形成されている。その一方の端部
側で弾性部材3に一体として連結されており、リング形
状が保持されている。
れ全体としてリング状をなして一対として使用され、天
然ゴム等のゴム材料で形成されている。その一方の端部
側で弾性部材3に一体として連結されており、リング形
状が保持されている。
固定部材1の中心軸孔を形成する^周面の直径は、ドラ
イブシャフトSの装着部位の外周面の直径よりわずかに
小さくなっている。また、固定部材1の外周面には、リ
ング状の係止溝12が形成されている。スリット11.
11は固定部材1の軸対称関係にある位置にスリット幅
1〜2mm程度として軸方向に端部より一体として連結
されている弾性部材3に達して形成されている。
イブシャフトSの装着部位の外周面の直径よりわずかに
小さくなっている。また、固定部材1の外周面には、リ
ング状の係止溝12が形成されている。スリット11.
11は固定部材1の軸対称関係にある位置にスリット幅
1〜2mm程度として軸方向に端部より一体として連結
されている弾性部材3に達して形成されている。
ffff1部材2は、筒状の厚肉精管等の金mvlJ質
漱体を天然ゴム等のゴム材料で外周面、内周面とblr
nm程度の厚みでコーティングしたもので、ドライブシ
ャフトSの外周面に配設される。この質量部材2の内周
面は挿通されるドライブシャフトSの挿通経路に当たる
最も大きな径をもつ外周面よりもわずかに大きな径をも
っている。そのため、@着部位の軸径よりも挿通経路の
軸径の方が大ぎな場合には、!IM1部材の内周面とド
ライブシャフトSの装着部位での外周面との間には、そ
の軸径の大きさの差に相当するよりわずかに大きな間隙
が形成される。このとき′Rffi部材2はその両端部
が弾性部材3によって剪断方向に支持されることになる
。
漱体を天然ゴム等のゴム材料で外周面、内周面とblr
nm程度の厚みでコーティングしたもので、ドライブシ
ャフトSの外周面に配設される。この質量部材2の内周
面は挿通されるドライブシャフトSの挿通経路に当たる
最も大きな径をもつ外周面よりもわずかに大きな径をも
っている。そのため、@着部位の軸径よりも挿通経路の
軸径の方が大ぎな場合には、!IM1部材の内周面とド
ライブシャフトSの装着部位での外周面との間には、そ
の軸径の大きさの差に相当するよりわずかに大きな間隙
が形成される。このとき′Rffi部材2はその両端部
が弾性部材3によって剪断方向に支持されることになる
。
弾性部材3は、天然ゴム等のゴム材料で形成された中空
円錐台状であり、固定部材1と質量部材2とを一体的に
連結している。すなわら弾性部材3の内周面31は、ド
ライブシャフトSに密着する固定部材1の内周17I7
端部から内径を少しづつ大きくしながら、ドライブシャ
フトSの外周面より装着対象のドライブシャフトに合わ
せて設定された間隙をもつ質ml1lS材2の内周面の
端部へとテーパ状に形成される。弾性部材3の外周面3
2は、固定部I41に形成されている係止溝12の端部
より少しづつその外径を大きくして質量部材2の外周端
部へと連って形成されている。なお、このとき固定部材
1はスリット11によって二分割された状態であるがこ
の弾性it、13にその一方の端部が連結されているた
め、一体としてリング形状を保持されている。スリット
11を周方向に拡げる際にもこの弾性部材3が固定部材
1の復元力を担っている。。
円錐台状であり、固定部材1と質量部材2とを一体的に
連結している。すなわら弾性部材3の内周面31は、ド
ライブシャフトSに密着する固定部材1の内周17I7
端部から内径を少しづつ大きくしながら、ドライブシャ
フトSの外周面より装着対象のドライブシャフトに合わ
せて設定された間隙をもつ質ml1lS材2の内周面の
端部へとテーパ状に形成される。弾性部材3の外周面3
2は、固定部I41に形成されている係止溝12の端部
より少しづつその外径を大きくして質量部材2の外周端
部へと連って形成されている。なお、このとき固定部材
1はスリット11によって二分割された状態であるがこ
の弾性it、13にその一方の端部が連結されているた
め、一体としてリング形状を保持されている。スリット
11を周方向に拡げる際にもこの弾性部材3が固定部材
1の復元力を担っている。。
前記再固定部材1.1、弾性部材3.3および質量部材
2のゴムコーティングは一体的に型加硫成形されたもの
である。
2のゴムコーティングは一体的に型加硫成形されたもの
である。
次に、上述のように構成されている本実施例のダイナミ
ックダンパの使用について述べる。
ックダンパの使用について述べる。
まず、ダイナミックダンパをドライブシャフトSに取付
ける場合、ドライスシャフトSが自動中本体に組付けら
れる前に、ダイナミックダンパの固定部材1にある挿通
口をドライブレ1シフトSの軸端に合わせる。固定部材
1の内周面の直径はドライブシャフトSの外径よりも小
さ(なっているが、固定部材1に形成されている2個の
スリット11.11を周方向に拡げることで容易に固定
部441の内周面のM径は人さくなる。その人きくなっ
た固定部材1の内周面をドライスシャフトSは容易に押
通する。所定の位置にダイナミックダンパを配置した後
、固定部材1のスリット11.11を元の状態に戻し、
再固定部材1.1の外周に形成されている係止溝12.
12を固定用バンド13.13で固定する。こうして、
ダイナミックダンパはドライスシャフトSに1A摺され
る。また、このダイナミックダンパの取り外しに対して
も同様に容易な取り外しが行われる。
ける場合、ドライスシャフトSが自動中本体に組付けら
れる前に、ダイナミックダンパの固定部材1にある挿通
口をドライブレ1シフトSの軸端に合わせる。固定部材
1の内周面の直径はドライブシャフトSの外径よりも小
さ(なっているが、固定部材1に形成されている2個の
スリット11.11を周方向に拡げることで容易に固定
部441の内周面のM径は人さくなる。その人きくなっ
た固定部材1の内周面をドライスシャフトSは容易に押
通する。所定の位置にダイナミックダンパを配置した後
、固定部材1のスリット11.11を元の状態に戻し、
再固定部材1.1の外周に形成されている係止溝12.
12を固定用バンド13.13で固定する。こうして、
ダイナミックダンパはドライスシャフトSに1A摺され
る。また、このダイナミックダンパの取り外しに対して
も同様に容易な取り外しが行われる。
ドライブシャフトSが回転し、そこに有害な振動が励起
されると、その有害振動の振動数に固有振動数を適合さ
せたダイナミックダンパの質量部材2が共振する。この
固有振動数は質11部材2の質量と弾性部材3がもつ剪
断方向のばね定数によって基本的に設定される。このと
き、弾性部材3のもつばね定数は圧縮・引張り方向に比
べ1lli方向に対する方が一般的に小さくなるため、
固有振動数を低く設定する場合には有利となる。
されると、その有害振動の振動数に固有振動数を適合さ
せたダイナミックダンパの質量部材2が共振する。この
固有振動数は質11部材2の質量と弾性部材3がもつ剪
断方向のばね定数によって基本的に設定される。このと
き、弾性部材3のもつばね定数は圧縮・引張り方向に比
べ1lli方向に対する方が一般的に小さくなるため、
固有振動数を低く設定する場合には有利となる。
このように形成されたダイナミックダンパは、質量部材
2を共振させることにより、ドライブシャフトSの振動
エネルギを吸収し、ドライブシャフトSに励起された有
害振動を抑制することができる。
2を共振させることにより、ドライブシャフトSの振動
エネルギを吸収し、ドライブシャフトSに励起された有
害振動を抑制することができる。
なお、固定部材に形成されたスリットは本実施例では2
個としているが、1個以上であれば特に限定されない。
個としているが、1個以上であれば特に限定されない。
また、質量部材の内周面に過大振幅時での衝撃緩和等の
機能をもつ突起を複数個形成することもできる。固定部
材の固定手段とじて本実施例では固定バンドを使用して
行われているが、接着による方式など他の方式であって
も可能であることは明らかである。
機能をもつ突起を複数個形成することもできる。固定部
材の固定手段とじて本実施例では固定バンドを使用して
行われているが、接着による方式など他の方式であって
も可能であることは明らかである。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明のダイナミック
ダンパは、固定部材に周方向に拡がるスリットが形成さ
れているので、回転軸が挿通する際に固定部材の内周径
を大きくすることができる。
ダンパは、固定部材に周方向に拡がるスリットが形成さ
れているので、回転軸が挿通する際に固定部材の内周径
を大きくすることができる。
その結束、本発明のダイナミックダンパは、回転軸に装
着する際の圧入作業が大幅に容易となった。
着する際の圧入作業が大幅に容易となった。
さらに従来では不可能であった装着部位よりも大きな軸
径をもつ軸端を有する回転軸への圧入も容易に可能とす
ることができた。
径をもつ軸端を有する回転軸への圧入も容易に可能とす
ることができた。
このように、本発明のダイナミックダンパは、軸径が均
一でない回転軸をも含め、回転軸への圧入装着を大幅に
容易とすることで、作業性、経済性の向上に大きく寄与
できる。
一でない回転軸をも含め、回転軸への圧入装着を大幅に
容易とすることで、作業性、経済性の向上に大きく寄与
できる。
第1図は本発明にかかる実浦例のダイナミックダンパの
縦断面図であり、第2図はその側面図、第3図はその取
付状態を表す一部縦断面図である。 第4図は従来のダイナミックダンパの縦断面図である。 1・・・固定部材 2・・・質量部材3・・・弾性
部材 11・・・スリット第1図 特許出願人 東海ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 大川 宏 第2図 一
縦断面図であり、第2図はその側面図、第3図はその取
付状態を表す一部縦断面図である。 第4図は従来のダイナミックダンパの縦断面図である。 1・・・固定部材 2・・・質量部材3・・・弾性
部材 11・・・スリット第1図 特許出願人 東海ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 大川 宏 第2図 一
Claims (1)
- (1)軸方向に伸び周方向に間隔が拡がる少なくとも1
個のスリットをもつリング状で互いに所定間隔を隔てて
回転軸に挿通支持される1対の固定部材と、 該回転軸の外周面より大きい内周面をもち該回転軸に挿
通されるとともに1対の該固定部材の間に配設される筒
状の質量部材と、 各該固定部材と該質量部材の各端部とを一体的に連結す
る弾性部材と、 を有することを特徴とするダイナミックダンパ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63306303A JPH0745894B2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | ダイナミックダンパ |
DE89115648T DE68907665T2 (de) | 1988-08-27 | 1989-08-24 | Dynamischer Dämpfer. |
EP89115648A EP0356917B1 (en) | 1988-08-27 | 1989-08-24 | Dynamic damper |
US07/398,392 US5056763A (en) | 1988-08-27 | 1989-08-25 | Dynamic damper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63306303A JPH0745894B2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | ダイナミックダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02154826A true JPH02154826A (ja) | 1990-06-14 |
JPH0745894B2 JPH0745894B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=17955479
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP63306303A Expired - Lifetime JPH0745894B2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-12-02 | ダイナミックダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745894B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2447124A (en) * | 2007-02-27 | 2008-09-03 | Automotive Components Holdings | Tunable vibration damper for a drive shaft support bearing |
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US9920813B2 (en) | 2016-03-21 | 2018-03-20 | Hyundai Motor Company | Dynamic damper assembly |
Citations (1)
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JPS61201937U (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-18 |
-
1988
- 1988-12-02 JP JP63306303A patent/JPH0745894B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7600601B2 (en) | 2007-02-27 | 2009-10-13 | Automotive Components Holdings, Llc | Tunable mass damper for a drive shaft center support bearing |
GB2447124B (en) * | 2007-02-27 | 2011-04-27 | Automotive Components Holdings | Tunable mass damper for a drive shaft center support bearing |
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JP2014240840A (ja) * | 2008-07-30 | 2014-12-25 | ホリバ インスツルメンツ インコーポレイテッドHoriba Instruments Incorporated | 回転式試験システム |
JP2013503322A (ja) * | 2009-08-26 | 2013-01-31 | ホリバ ヨーロッパ ゲーエムベーハー | 動吸振器を備えたテストスタンド |
US8820153B2 (en) | 2009-08-26 | 2014-09-02 | Horiba Europe Gmbh | Test stand having a vibration damper |
US9920813B2 (en) | 2016-03-21 | 2018-03-20 | Hyundai Motor Company | Dynamic damper assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0745894B2 (ja) | 1995-05-17 |
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