JPH02154646A - 飼料用加工大豆 - Google Patents

飼料用加工大豆

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JPH02154646A
JPH02154646A JP63306867A JP30686788A JPH02154646A JP H02154646 A JPH02154646 A JP H02154646A JP 63306867 A JP63306867 A JP 63306867A JP 30686788 A JP30686788 A JP 30686788A JP H02154646 A JPH02154646 A JP H02154646A
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JP
Japan
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feed
soybeans
processed
protein
soybean
Prior art date
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Pending
Application number
JP63306867A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Takaku
高久 肇
Mitsuhiko Takeda
武田 光彦
Mutsuto Watanabe
渡辺 睦人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Showa Sangyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Sangyo Co Ltd filed Critical Showa Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は飼料用加工大豆にf系り、各種の飼育動物例え
ば牛・豚・鶏等の家畜類、魚類、犬・猫等のベット動物
類の飼料に、殊に幼今期の動物に与える飼料を調製する
場合に配合する上で好適な加工大豆に係る。
(従来の技術) 加工大豆例えば脱脂大豆、脱皮脱脂大豆(キナコ等)、
抽出大豆蛋白(豆乳)、組織状大豆蛋白、濃縮大豆蛋白
、分漏大豆蛋白等は良質な蛋白源として及びエネルギの
給源として各種動物用の飼料に配合されている。
このような加工大豆を飼料に配合する場合には、その利
用効率の観点から蛋白質の変性度及び直接的な生理11
’l害の指針となるウレアーゼ活性等が指標とされてき
た。即ち、蛋白質の変性度は通例NSI (Nitro
gen 5olubility Index、水溶性窒
素措数)にて表され、NSIが20z程度以下であるこ
とが要求され、又ウレアーゼは体内に生成した尿素をア
ンモニアと1酸[ヒ炭素に分解する酵素であり、この分
解により生成するアンモニアの量が多大であると中毒症
状を呈するためにウレアーゼ活性はなるべく低いらので
あることが要求されてきた。
しかしながら、幼今期の動物を対象とする場合に、上記
の2項目の指標のみを基準として、飼料に加工大豆を配
合すると軟便や下痢をもたらし易く、従って飼料の利用
効率が低いのみならず、時には消化不良を生じて死に至
る例もあるので、その使用量等に制限を加えなければな
らないのが実情である。
このために、最近では難消(ヒ性のWINを除去するこ
とや、特開昭60−164441公報に開示されている
ように加熱処理及び(又は)アルコール処理により抗原
性↑勿質の除去乃至失活を行うことが提案されている。
(発明が解決しようとする課題及び発明の目的)しかし
ながら、幼今期の動物飼料に加工大豆を配きする場合に
生じ易い軟便や下痢等が難消化性の糖類に起因するもの
か否かは明確なものとなっておらず、又大豆における抗
原性物質については現在においても特定されるに至って
いないのが実情であり、従って加工大豆を動物飼料に、
殊に幼令期の動物飼料に配合する場合の判断基準は存在
しないと云っても過言ではない。
それ故に、本発明の目的は動物、殊に成木のみならず、
幼今期の動物の飼料に配合しても軟便や下痢、延いては
消化不良をもたらすことのない加工大豆を提供すること
にある。
(課題を解決し、目的を達成する手段及び1ヤ用)既述
の状況に鑑みて、本発明者等は大豆及び大豆蛋白製品に
含有されている各種のプロテアーゼインヒビターについ
て皿々検討を重ねた結果、従来からインヒビターとして
取り上げられていたにも拘らず、明確な判断基準がなく
、従って大豆又は大豆蛋白製品を動物用飼料の一成分と
して配合する場合の指漂に用いられていなかったトリプ
シンインヒビターの活性が、給餌動物における軟便や下
痢、延いては消化不良を回避する上で重要なファクタで
あるとの知見を得て、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、トリプシンインヒビター活性が
蛋白質1g当り 5n+g以下であることを特徴とする
、飼料用加工大豆により既述の課題が解決されると共に
、既述の目的が達成されるのである。
尚、本明、JSにおいて「トリプシンインヒビター活性
jの値は^へCC(入meri+:an As5oct
ati、)nof Cereal Chemists’
) Method 71−10  に規定されている方
法に準拠して測定された活性値で示されている。
本発明による加工大豆において、トリプシ〉インヒビタ
ー活性として蛋白質i当り5mg以下と規定されている
のは、−mに市販されている飼料用脱脂大豆は、トリプ
シンインヒビター活性が蛋白質1g当り IOB前後で
あり、このような脱脂大豆を動物飼料に、殊に幼令期の
動物を対象とする飼料に配合する場合に給餌動物におい
て軟便や下痢、延いては消(ヒ不良をもたらし易いが、
トリプシンインヒビター活性が蛋白質1g当り 5mg
以下の脱脂大豆を配合する場合には、意外にも、軟便や
下痢の発生率が著しく低下し、発育状況も明らかに優れ
、飼料の生木利用効率向上が認められるからである。
本発明による加工大豆を製造するための大豆原料として
は九粒、圧扁フレーク、粉砕物、湿潤物又は溶液の何れ
の形態のものであっても、又未加工のもの或は何等かの
加工が既に施されたものであっても差し支えない、この
ような原料を用いて且つそのトリプシンインヒビター活
性が蛋白質tg当り 5mg以下になるようにするには
熱処理、酸処理、アルコール処理又はマグネシウム塩・
カルシウム塩等の塩層による処理を単独で又は組み合わ
せることにより実施されるが、如何なる処理が必要とさ
れるかは、用いられる原料が未加工のものであるか否か
、並びに既に加工が施されているものであれば、その内
容や程度如何に依存する。
(実施例等) 次に、製造例、比較例及び試験例に関連して本発明を更
に詳細に且つ具体的に説明する911隨」 丸大豆、豆腐製造用脱脂大豆フレーク及び飼料用脱脂大
豆フレークを対象とし、各々 lOh宛ビーカーに採取
し、0.2% (V/V)燐酸水溶液(pH1,9)を
1リツトル添加し、攪拌した後に、p)Iを4.7に且
つ温度を50℃に調整して30分間放置することにより
大豆蛋白の酸処理を行った。
次いで、トリプシンインヒビター活性が高いと云われて
いるホエー区分を除去して得られた固型分を130℃の
熱風乾燥機内にii!置して60分間加熱処理して加工
大豆製品を得た。尚、乾燥機からの取り出し時における
、この製品の品温は105°Cであり、水分含量は9.
5%であった。
Li1ユ 製造例1におけると同様にして、(旦しホエー区分除去
により得られた固型分の加熱処理を、95°Cの温風乾
燥機内に60分間載置することにより92:燻処理を実
施して加工大豆製品を得な。
尚、乾燥機からの取り出し時における、この製品の品温
は55°Cであり、水分含量は9.8%であった。
試1殊」。
製造例1及び比較例1により得られた各製品に関して水
溶性窒素指数(NSI)、ウレアーゼ活性(UA)及び
トリプシンインヒビターゼ活性(TIA)を調べた結果
は、下記の表1に示されろ通りであった。
尚、表1中において、 人: 丸大豆を用いた場合、 B: 豆腐用脱脂大豆を用いた場合、 C: 飼目用脱脂大豆を用いた場合、 NSI :  水溶性窒素指数(%)、UA:  ウレ
アーゼ活性、 TEA:)リプジンインヒビター活性 (mg/g蛋白)、 N、D、 :検出せず である。
民ユ 飼料用脱脂大豆粉(蛋白含量45.1をビーカーに10
0g採取し、50%エタノール水溶液を3001添加し
、5分間放置した後にデカンテーションにより上滑液を
除去し7、再度5ozエタノール水溶液を3001添加
し、5分間放置した後に濾過して固型物を回収した。
得られた固型物を【30℃の熱風乾燥機内に載1して3
0分間加熱処理して加工大豆製品を得た。尚、乾燥機か
らの取り出し時における、この製品の品温は98°Cで
あり、水分含量は8.2%であった。
之葭匠ユ 製造例2と同様に処理して得た含水アルコール含有固型
物を100°Cの熱風により 30分間加熱処理し加工
大豆製品を得た。尚、乾燥機からの取り出し時における
、この製品の品温は60℃であり、水分含量は9.0%
であった。
隨1匠ユ 製造例2及び比較例2により得られた各製品に関して水
溶性窒素指数(NSI)、ウレアーゼ活性(UA”)及
びトリプシンインヒビターゼ活性(TIA)を調べた結
果は、下記の表2に示される通りであった。
宍−1 宍−ユ 低変性脱脂大豆前を原料として製造例1、比較例I及び
製造例2による方法に準じて加工大豆製品を製造した(
試ゼ) D −F)。尚、原料の分析値及び各試料の調
製条件並びに分析値は下記の表3に示される通りであっ
た。
放像」Lユ 製造例3.4及び比較例3において得られた各加工大豆
製品(試料D −F)に脱脂粉乳、魚粉、トウモロコシ
粉、小麦粉、ブドウ糖、動物性油脂及びビタミン・ミネ
ラル等の添加物を下記の表4に示さhる澄割合で配合し
て配合試料を調製した。尚、対照fFiI料として、上
記の試料(加工大豆製品)を配合していない飼料も併せ
て調製した。
このようにして調製された4種の配合飼料を25日令の
離乳豚(1群=8頭)に給餌して飼育試験を行った結果
は、下記の表5に示される通りであり、製造例により得
られたトリプシンインヒビター活性の低い加工大豆製品
である試料0及びFを配合した飼料(飼料l及び3)を
給餌した被験群は、比較例により得られたものであって
トリプシンインヒビター活性が通例の市販飼料用加工大
豆と同様の値である加工大豆製品である試料Eを配合し
た飼料(飼料2)を給餌した被験群よりも、乾期・下痢
の発生率が謳著に低下し且つ発育状況も著しく良好であ
り、大豆蛋白に代えて乳蛋白(脱脂粉乳)を等量増量さ
せた対照群と同程度であることが判明した。
艮1 永j 区米Lfl 飼料用脱脂大豆が【5!g配合されている市販飼料を対
照飼料とし、この対照飼料と同様な配合組成となるよう
に、但し上記の飼料用脱脂大豆の代わりに製造例3によ
る試料りを蛋白量が等しくなるように12.OZ配合し
て被験飼料を調製した。
これらの飼料を、50日令の子豚(1群:8頭)を対象
として4週間にわたり給餌した。結果は下記の表6に示
される通りであり、対照飼料と比較する場合に、被験飼
料は発育成績において優れているのみならず、飼料効率
も良好であった。
民」 注)孝:1日当り 左1隨j 飼料用脱脂大豆がlO%配合されている採卵鶏用飼料を
対照飼料とし、製造例3による試料りを上記の飼料用脱
脂大豆に代替した被験飼料を調製した。
これらの飼料を、供試鶏としての250日令のニックチ
ック(1群:24羽)に給餌して3反復の飼育試験を実
施した。結果は下記の表7に示される通りであり、対照
飼料と比較する場合に、被験飼料は彊めて良好な成績を
示した9及ユ とができる。
(発明の効果)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トリプシンインヒビター活性が蛋白質1g当り5
    mg以下であることを特徴とする、飼料用加工大豆。
JP63306867A 1988-12-06 1988-12-06 飼料用加工大豆 Pending JPH02154646A (ja)

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JP63306867A JPH02154646A (ja) 1988-12-06 1988-12-06 飼料用加工大豆

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