JPH0215332Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215332Y2 JPH0215332Y2 JP1983174045U JP17404583U JPH0215332Y2 JP H0215332 Y2 JPH0215332 Y2 JP H0215332Y2 JP 1983174045 U JP1983174045 U JP 1983174045U JP 17404583 U JP17404583 U JP 17404583U JP H0215332 Y2 JPH0215332 Y2 JP H0215332Y2
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- JP
- Japan
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- metal cover
- electronic device
- bent
- top surface
- deformation
- Prior art date
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- Expired
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 19
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
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- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 1
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- 239000008261 styrofoam Substances 0.000 description 1
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、輸送時に変形し易い電子機器の金属
製カバー装置に係り、特に外部からの衝撃に対し
て、これを吸収し、前記金属製カバーの変形を極
減した同カバー装置に関する。
製カバー装置に係り、特に外部からの衝撃に対し
て、これを吸収し、前記金属製カバーの変形を極
減した同カバー装置に関する。
(ロ) 従来技術
一般にコンポーネントタイプのステレオにおけ
るチユーナ、アンプもしくはテープデツキ、更に
ビデオテープレコーダ(略してVTRと称する)
等の電子機器は、近年国内における輸送時は勿論
輸出が多く行われ、海外への輸送、荷扱いは充分
注意されているが、やはり高所からの落下もあ
り、出荷に際し種々の落下テストが行われる。
るチユーナ、アンプもしくはテープデツキ、更に
ビデオテープレコーダ(略してVTRと称する)
等の電子機器は、近年国内における輸送時は勿論
輸出が多く行われ、海外への輸送、荷扱いは充分
注意されているが、やはり高所からの落下もあ
り、出荷に際し種々の落下テストが行われる。
そこで多くの梱包材、例えば発泡スチロールを
充分使用すれば良いが、これは梱包費のコストア
ツプにつながるだけでなく、使用者への配達後梱
包を解いた場合、どうしても粗大ゴミとなつて、
近年できるだけ梱包材を少くて済むように配慮す
る必要が生じて来た。
充分使用すれば良いが、これは梱包費のコストア
ツプにつながるだけでなく、使用者への配達後梱
包を解いた場合、どうしても粗大ゴミとなつて、
近年できるだけ梱包材を少くて済むように配慮す
る必要が生じて来た。
これらの電子機器において、半導体部品を多量
に使用するが、発熱部品を多く使つている場合キ
ヤビネツトのカバーが先ず熱変形しないようにす
るため、金属製特に鉄板によるカバーが多用され
ている。
に使用するが、発熱部品を多く使つている場合キ
ヤビネツトのカバーが先ず熱変形しないようにす
るため、金属製特に鉄板によるカバーが多用され
ている。
ところが前述の様に梱包材を少くすると、輸送
時の衝撃が問題となる。即ち、第1図に示す金属
製カバー1をネジ孔2,2,2,2を通して、電
子機器本体3に固定ネジで固定後、第2図に示す
如く、包装用カートン4内に収納すると共にクツ
シヨン材5,5,5,5を4隅に当て、天面6を
下向にして、矢印方向の落下衝撃を加えると、第
3図に示す通り天面が中央部分で山状に突出し、
変形してしまう。
時の衝撃が問題となる。即ち、第1図に示す金属
製カバー1をネジ孔2,2,2,2を通して、電
子機器本体3に固定ネジで固定後、第2図に示す
如く、包装用カートン4内に収納すると共にクツ
シヨン材5,5,5,5を4隅に当て、天面6を
下向にして、矢印方向の落下衝撃を加えると、第
3図に示す通り天面が中央部分で山状に突出し、
変形してしまう。
これを防止するには、第4図のように天面中央
部分にネジ7によつて金属製カバー1を固定する
か、又は前記第2図において天面の中央部分にク
ツシヨン材を追加して、変形防止を図つていた
が、これらの策を構じても前記変形は極減するこ
とはできず、又部品点数の増加を免れることはで
きなかつた。
部分にネジ7によつて金属製カバー1を固定する
か、又は前記第2図において天面の中央部分にク
ツシヨン材を追加して、変形防止を図つていた
が、これらの策を構じても前記変形は極減するこ
とはできず、又部品点数の増加を免れることはで
きなかつた。
(ハ) 考案の目的
本考案は、電子機器を輸送時、又は荷扱い時衝
撃に耐える新規な電子機器の金属製カバー装置を
提供するものである。
撃に耐える新規な電子機器の金属製カバー装置を
提供するものである。
(ニ) 考案の構成
本考案は電子機器本体の両側面部及び天面部を
施蓋し、両側面にて前記電子機器本体に固定具に
より固定されるコ字状の金属製カバー装置におい
て、前記天面部より背面方向に折曲げた折曲部の
中央部を除いた左右両側面に向つた位置に少くと
も1個の切欠を設け、前記金属製カバーの変形を
防止することを特徴とした電子機器の金属製カバ
ー装置。
施蓋し、両側面にて前記電子機器本体に固定具に
より固定されるコ字状の金属製カバー装置におい
て、前記天面部より背面方向に折曲げた折曲部の
中央部を除いた左右両側面に向つた位置に少くと
も1個の切欠を設け、前記金属製カバーの変形を
防止することを特徴とした電子機器の金属製カバ
ー装置。
(ホ) 実施例
図面に従つて本考案を説明すると、第5図は本
考案の電子機器の金属製カバーの斜視図、第6図
は本考案装置の背面図、第7図は同装置の変形状
態図を示し、8はコ字状になし、電子機器本体3
を両側部9,9及び天面部10を施蓋する金属製
カバーで、補強のために天面から背面に向つて第
1の折曲部11、側面から背面に向つて第2の折
曲部12,12が設けられ、更に前記第1の折曲
部11に中心部c○から両側面に向つて切欠13,
13,13,13を位置a○,b○に設けられてい
る。
考案の電子機器の金属製カバーの斜視図、第6図
は本考案装置の背面図、第7図は同装置の変形状
態図を示し、8はコ字状になし、電子機器本体3
を両側部9,9及び天面部10を施蓋する金属製
カバーで、補強のために天面から背面に向つて第
1の折曲部11、側面から背面に向つて第2の折
曲部12,12が設けられ、更に前記第1の折曲
部11に中心部c○から両側面に向つて切欠13,
13,13,13を位置a○,b○に設けられてい
る。
前記構造にしておけば、第2図に示した梱包と
同様に、4隅の位置A、B、C、Dにクツシヨン
材を当て、パツキングケースによつて梱包した場
合、天面部10を下側になして、落下テストを行
う。
同様に、4隅の位置A、B、C、Dにクツシヨン
材を当て、パツキングケースによつて梱包した場
合、天面部10を下側になして、落下テストを行
う。
この場合金属製カバー8は両端固定梁に近い性
質を持ち、そのモーメント分布より実際の変形は
第7図Pなる曲線になり、中心部c○における変形
が極めて少いことが分る。
質を持ち、そのモーメント分布より実際の変形は
第7図Pなる曲線になり、中心部c○における変形
が極めて少いことが分る。
第7図において曲線Qは、従来例の場合の落下
テストによる変形状態を示し、本考案の実施例の
場合との比較を次に示す。
テストによる変形状態を示し、本考案の実施例の
場合との比較を次に示す。
{電子機器の総重量 …9.5Kg
電子機器の幅 …440mm
金属製カバーの厚さ …0.8mm(鉄板)
変曲点位置(d1) …約90mm
切欠位置(d2) …約40mm
同上 (d3) …約130mm
落下高さ …700mm
最大変形値(l1) …3.5mm(従来例)
同上 (l2) …1mm(本考案)}
なお第5図及び第6図に示した本考案の実施例
において、切欠の位置は総幅Wに対して、前記変
曲点の位置d1≒0.2W、d2≒0.1W、d3≒0.3Wに設
定すれば、有効な結果が得られる。
において、切欠の位置は総幅Wに対して、前記変
曲点の位置d1≒0.2W、d2≒0.1W、d3≒0.3Wに設
定すれば、有効な結果が得られる。
前記切欠13の形状としては、V字状又はU字
状のいずれでも良い。
状のいずれでも良い。
(ヘ) 考案の効果
本考案によれば、従来単純に落下させたとき、
金属製カバーが大幅に変形してしまい、従つて輸
送中又は荷扱い中に外部衝撃による変形で、商品
として取扱い不可能になつていたのを、簡単な構
造で前記変形は極減することができ、特にクツシ
ヨン材を増加させることなく、行い得るので本考
案はオーデイオ機器、ビデオ機器の梱包に際し、
大なる効果が発揮できる。
金属製カバーが大幅に変形してしまい、従つて輸
送中又は荷扱い中に外部衝撃による変形で、商品
として取扱い不可能になつていたのを、簡単な構
造で前記変形は極減することができ、特にクツシ
ヨン材を増加させることなく、行い得るので本考
案はオーデイオ機器、ビデオ機器の梱包に際し、
大なる効果が発揮できる。
第1図は従来の金属製カバーの斜視図、第2図
は従来の電子機器の金属製カバー装置を用いた例
の要部断面背面図、第3図は第2図の例の落下テ
スト後の電子機器の斜視図、第4図は従来の他の
例を示す電子機器の斜視図、第5図は本考案の金
属製カバーの斜視図、第6図は第5図の同カバー
を電子機器本体に取付けた状態を示す背面図、第
7図は本考案装置の変形状態を示す説明特性図で
ある。 主な図番の説明、1,8……金属製カバー、3
……電子機器本体、9……側面部、10……天面
部、13……切欠。
は従来の電子機器の金属製カバー装置を用いた例
の要部断面背面図、第3図は第2図の例の落下テ
スト後の電子機器の斜視図、第4図は従来の他の
例を示す電子機器の斜視図、第5図は本考案の金
属製カバーの斜視図、第6図は第5図の同カバー
を電子機器本体に取付けた状態を示す背面図、第
7図は本考案装置の変形状態を示す説明特性図で
ある。 主な図番の説明、1,8……金属製カバー、3
……電子機器本体、9……側面部、10……天面
部、13……切欠。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電子機器本体の両側面部及び天面部を施蓋し、
両側面にて前記電子機器本体に固定具により固定
されるコ字状の金属製カバー装置において、 前記天面部より背面方向に若干の幅にて折曲げ
られた折曲部を設けると共に、前記折曲部の中央
部分を除いた位置であつて、外力が印加されたと
き生じるモーメント分布曲線の変曲点となる位置
を中心として略対象位置に一対の切欠を設けたこ
とを特徴とする電子機器の金属製カバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17404583U JPS6081684U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 電子機器の金属製カバ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17404583U JPS6081684U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 電子機器の金属製カバ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6081684U JPS6081684U (ja) | 1985-06-06 |
JPH0215332Y2 true JPH0215332Y2 (ja) | 1990-04-25 |
Family
ID=30379000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17404583U Granted JPS6081684U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 電子機器の金属製カバ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6081684U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009102076A1 (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-20 | Kenji Kugemoto | 有蓋鍋 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5852702Y2 (ja) * | 1980-03-28 | 1983-12-01 | ミツミ電機株式会社 | 回路装置用筐体 |
-
1983
- 1983-11-09 JP JP17404583U patent/JPS6081684U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009102076A1 (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-20 | Kenji Kugemoto | 有蓋鍋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6081684U (ja) | 1985-06-06 |
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