JPH02153249A - 内燃機関のシリンダブロック冷却機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 水弁ｌｌ１１は、内燃機関のシリンダブロック冷却機構
に関りるもの−ぐある。

（従来技術及びその問題点） 第１５図、第６図はそれぞれ従来のシリンダブロックを
示す縦断面部分図である。１１はシリンダｆ［コック、
２はピストン、３はつＡ−ラージ１フクツ１〜．４はヘ
ッドボルト、５はビス１−シリンダ、５）ａはトップリ
ングである。ジ１１クツ１〜；３は、シリンダブロック
外壁１ａ及び内壁１ｂの肉Ｊｔ（４を必°用且つ最少の
厚さに確保し、且つ中了割り面１ｄからの一定の扱り勾
配αを確保しくでざろ１ごり人４＼く形成されている。

第６図は第５図に比し−（ｌ＼ラッドルト４の位置で決
まるシリンダブ［］コックの大きさを、即ちシリンダブ
［１ツク１の外径Ｘ１払を大ぎくり−ることなく排気量
を増やりために、気筒６の径を大きくしたもの、即ら所
謂ボア　ｉ）ツブを行なったものを示している。しかし
ながらこのにうなボアアップを行なったシリンダブ１１
ツク１℃゛は、必然的にシリンダブ１」ツク１の肉厚−
１−が＜１リクなるために、第６図中破線Δ部に示１Ｊ
、うにシ＼・ケラト３の上側の部分が薄（４フリ、１〜
ツブリング５ａの位置までジャケット３を充分な人ささ
−（・形成り−ることができなかった。この〕ζめビス
１〜シリング５、特に１−ツブリング５ａの部分を充分
（５，冷却１゛ることができザ゛、またジャケット３の
」二側の部分の鋳造形成が困難となっていた。

また第５図、第０図に示づ所謂り［１−ズドデッ■−構
造のものや、第７図に示１所謂Ａ−プンデッキ構造のも
のでは、第８図や第９図に示寸Ｊ：うにへッドボル１〜
４の締付（Ｊによつ【シリンダブ１ツク内？１ｂや底？
１ｃに歪みが１しるという問題があっｌ〔。

（発明の目的） 本発明は、シリンダブ［１ツクをボアアップして形成し
てら、ビス１−シリンダ、特に１−ツブリングの部分の
冷却を効率良く行なうことができ、しかも冷却媒体通路
の鋳造形成を容易に行なうことができ、ヘッドボルトの
締付けによってシリンダブロックの内壁や底壁に歪みが
生じるのを防、ＬＬ−づ−ることができる内燃機関のシ
リンダブロック冷却機構を提供Ｊることを「１的とり−
る、。

（発明の構成） 本発明は、中空のウォータージ１１ケッ１〜が形成され
たシリンタゾＬｌツクのシリンタｌ＼ツド取伺面に、ガ
スケットｅ塞がれて冷ＩＪ１媒体通路と／ｉ−る！１′
／を部を上記取付面からピストンリングまでの深さと同
程度の深ざを右し且°つ気筒円周に沿うＪ、うに形成し
、上記溝部と上記ジャケラ１〜とを隔−Ｃるｆ＋’ｌ’
＋部底壁に貫通孔を形成して両省を連通さｌＩ、力スｌ
）ットの上記貫通孔から気筒円周Ｉｊ向にずれに位１ｒ
１に上記溝部に連通Ｊる冷２ＪＩ媒体通路を形成した。

とを特徴とする内燃機関のシリンダ１１１ツク冷ＩＪ機
構である。

（作用） 溝部はシリンダヘッド取付向からビス１〜ンリングまで
の深さと同程度の深さを右づるようシリンダヘッド取付
面に形成されるのぐ容易に充分な大ぎさで形成される。

そしてビス１−シリンダ、￥！＋　Ｍｌ−ツブリングの
部分は渦部内を気筒円周に沿っ（流れる冷却媒体によっ
て冷却される。このどき！Ｍ部を流れる冷却媒体は貫通
孔を通ってくることにより流速が増加しているの一〇、
ビス１〜シリング、特にトップリングの部分は効率良く
冷）ＪＩされることとなる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。

第１図は本発明のシリンダブロック冷却機禍を示す縦断
面図である。シリンダブロック１のシリンダヘッド取イ
］面１１にはガスケット２１を介してシリンダヘッド３
１がヘッドポル１〜４にＪ：り締着されている。第２図
はシリンダーｌコック１の上面図である。６は気筒であ
り、第２図に示すにうにシリンダブロック１に等間隔に
複数個形成されている。第２図では２個が示されでいる
。第１図にＪ３いＣ、シリンダブ１］ツク１のシリンダ
ヘッド取付向１１にはヘッドボルト４のねじ穴４ａより
内側の部分に渦部３ａが形成ｉｇれ（いる１、渦部３ａ
は第２図に示づ−ように、各気筒６の両側にそれぞれ独
立して気筒６の円周に沿って延びて形成されでおり、各
気筒６の渦部３ａは隣の気筒６の溝部３ａとつなが−）
でいる。また溝部３　ａ　４．Ｌ、取付面１１からビス
１〜ン２の１〜ツブリング５ａまでの深さＪ、り深くオ
イルリングＦ）　ＣまＣの深さより浅く、１つヘット小
ル１〜４のねじ穴４ａの深さよりも深い深さＤｌで形成
されている。

そして溝部３ａとつＡ−タージＩ／グツト３と４隔てる
渦部底壁（デツキ）１２には両省を連通させるＶ）通孔
１３が形成され（いる１、Ｌ″１通孔１３　＋、Ｌ第２
図に示すように、８気ｖＪ６の各側の各溝部Ｊつａにお
いてその一方の側の端部（ここＣは図中ノー側の端部）
に１個ずつ形成されている。（して各気筒６の溝部３ａ
は、気筒６の円周方向中央の部分及び隣の気筒６の渦部
３ａとつながる部分、即ちヘッドボルト４のねじ穴４ａ
ど気筒６との間の部分が貫通孔１３に連結した部分Ｊ、
り狭くなっている。

溝部３ａは取イ」面１１に接合されたガスクツ１〜２１
で塞がれて冷却媒体通路を形成している。ガスケット２
１には渦部３ａとシリンダヘッド３１の冷却媒体通路（
図示せず）とを連通さしる冷Ｉ４１媒体通路２１ａがガ
スケット２１を１十にＬ′１通しで形成されている。通
路２１　ａ　ｌｔ第２図に一点鎖線で示Ｊにうに貫通孔
１３に対しで同じ気筒６の回りにできるだり離れた所に
位置するよ・）形成されている。即Ｉ５ここ（゛【ま各
気筒６の各側の各渦部３　ａにおい（図中右側の端部（
、形成されている。

このＪ、うな構成のシリンダブロック冷Ｅ（Ｉ　機構で
は、冷ＩＪＩ媒体ポンプ（図示せ一す゛）からジ１ノゲ
ット３に送られ′（きＩζ冷却媒体（よ、ジＩ／ケット
３を下から−１に向り（ｉ！ｉ　／こしＣいさ、Ｌ１通
孔１３を通つＣ渦部３ａに入り、渦部３３２〕内を気筒
６に沿って両隣に位置にノる通路２１ａに向かって流れ
、通路２１８に入り、通路２１ａをｉｌ！ｉつＣシリン
ダヘッド３１の冷却媒体通路へ達Ｊる。

渦部３ａＣよｉ〜ツブリング５　ａとＡイルリング５Ｃ
どの間の深さ［〕１に形成されているので゛、渦部３ａ
を流れる冷却媒体に、」、リビストンリング５の部分、
！ｌ’：ｊに１〜ツブリング５ａの部分が冷却される。

しかも冷７．１１媒体は４通孔１３を通る際に流路が狭
められるために流速が増加し、更に渦部３ａの狭くなっ
た部分を通ることによつ（１）流速が増加し、流速が大
ぎい状態で！ｆ／＋部３ａ内り通路２１ａに向かっ（流
れるので゛、冷）、、（＋媒体とピストンリング５の部
分との間の熱交換は促進され、ビス１ヘンリング５の部
分は効率良く冷７Ｊ］されることとなる。１また溝部３
ａがねじ穴４ａと気筒６との間に形成されているため、
ねじ穴４ａの内周面と気筒６の内周面とがつながっては
いないの（パ、ヘッドボルト４を締付ける際に気筒６の
内周！Ｏｉ　／Ｊ′Ｎ１−１）（、弓張られることはな
い。また渦部３ａとシャ９ツ３との間にはデツキ１２が
設りられ、シリンタノ１」ツク内壁１ｂと外壁１ａとが
デツ１−１２により連結されているので、内壁１１）及
び底壁１Ｇの剛性は高くなっている。従って第８図や第
９図に示すようにヘッドボルト４の締イ」ケによって内
壁１ｂや底壁１Ｃに歪みが生じてしまうのが防止される
こととなる。特にデツキ１２がビス１〜ンリング５の深
さの部分に設りられ′（いるのぐ、Ａイルｉｉ！ｉ費や
ブローバイガスの低減、ビス１〜ン２やビス１−シリン
ダ５のスカツノ防止等が図られることと＜Ｃる。

（発明の効果） 以上のにうに本発明によれば、 （１）シリンダヘッド取伺面１１に、ガスノノツト２１
で塞がれて冷却媒体通路となる溝部３ａを取イ」面１１
からピストンリング５まで゛の深ざと同程度の深さを右
しｒ］つ気筒６の円周に沿うＪ：うに形成し、渦部３ａ
どジ１７ケツト３どを隔てるデツキ１２に貫通孔１３を
形成して両者を連通させ、ガスクツＩ〜２１には相通孔
１３から気筒６の円周方向にずれた位−％Ｊに溝部３ａ
に連通づる冷却媒体通路２１ａを形成したので、シリン
ダブロック１をボアアップして形成しでも、溝部３ａ内
を気筒６の円周に治って流れる冷却媒体ににリピストン
リング５、特に］・・ツブリング５ａの部分を冷却づる
ことができる１、シか一６冷却媒体は貫通孔１３を通っ
て流速の大きくなった状態て゛溝部３ａ内を流れること
となるので、ビス１〜シリンダ５の部分を効；幹良く冷
却することが−（゛ぎる。

〈２）１〜ツブリング！：）ａの部分を確実に冷却でき
るので・、トップリング５ａを高い位置に設定すること
ができ、燃焼室の無駄４１容積の低減を図ることができ
る。

（３）シリンダフロック取（’Ｊ　１ｆｉｉ　１１のね
じ穴４ａと気筒６との間に溝部３ａを形成し、渦部３ａ
どジャケット３との間にデツキ１２を設り、所謂レミオ
ーブンデッキ構造としたので、ヘッドポル１〜４の締付
りによってシリンダブロック内壁１　ｂヤ）底壁１Ｃに
歪みが生じるのを防止づ−ることが１−きる。また取付
面１１とガスクツ１〜２１との接合を均−且つ確実に確
保できるので、燃焼ガスの吹き抜は等のシール性不良を
防止することができる。

（４）溝部３ａはシリンダヘッド取イ」面１１に深さＤ
ｌを右づるよう形成されるのＣ゛、抜（づ勾配による制
限を受けてもビス１〜ンリング５、特に］・ツブリング
５ａの部分を冷却づるのに充分ｔｊ大ぎさで容易に鋳造
形成することができる。また形成δれているか否かを取
付面１１側からｖｌｆ認−５することもできる。またジ
ャケット３を第６図のような薄い上側の部分を形成り′
ることなく形成（きるの（、ジャケット３をも容易に鋳
造形成Ｊることができる。

（５）ガスケット２１の冷却媒体通路２１ａは貫通孔１
３から気筒６の円周方向にずれてｆｆ７＋部３３Ｊ〕と
連通ずるよう形成すればよいので、通路２１ａを位置や
面積をある程度自由に設定して容易に形成することがで
きる。

（別の実施例） 第３図及び第３図のＩＶ　−ＩＶ断面図である第４図に
示Ｉにうに、溝部３ａを各気筒６間でデツキ１２ｂにＪ
：り分断し１つ気筒６の中央部分でデツキ１２ａにより
分断するように形成してもよい。この場合、貫通孔１３
は分断された各溝部３ａのデツキ１２ｂ側の端部に形成
され、ガスクーット２１の通路２１８は各溝部３ａの１
“ツー１１２ａ側の端部に形成される。、これによれば
上記実施例と同様の効果に加え、上記実施例に比して気
筒６周囲の剛性を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシリンダブ１］ツク冷却機構を承り縦
断面図、第２図は第１図のシリンダブロックの上面図、
第３図は本発明の別の実施例によるシリンダブ

【コック
冷却機構のシリンダブロックを示り十面図、第４図は第
３図のＩＶ　−ＩＶ断面図、第５図、第６図はそれぞれ
従来のシリンダブロックを示す縦断面部分図、第７図は
従来のオーブンデツキ構造のシリンダブロックを示づ縦
断面部分図、第８図は従来のクローズドデツ：、ｌＩＭ
’７１４のシリンダブロックが変形した揚台を承り縦断
面部分図、第９図は従来のオーブンデツキ構造のシリン
ダブ［１ツクが変形した場合を示づ縦断面部分図である
。 １・・・シリンダブ［Ｉツク、３・・・つＡ−タージャ
ケット、３ａ・・・溝部、４・・・ヘッドボルト、５・
・・ビス１−シリンダ、５ａ・・・トップリング、６・
・・気筒、１１・・・シリンダヘッド取伺面、１２・・
・溝部底壁（デツ−１）、１３・・・貫通孔、２１・・
・ガスケット、２１Ｅ】・・・（ガスケットの）冷却媒
体通路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中空のウォータージャケットが形成されたシリンダブロ
   ックのシリンダヘッド取付面に、ガスケットで塞がれて
   冷却媒体通路となる溝部を上記取付面からピストンリン
   グまでの深さと同程度の深さを有し且つ気筒円周に沿う
   ように形成し、上記溝部と上記ジャケットとを隔てる溝
   部底壁に貫通孔を形成して両者を連通させ、ガスケット
   の上記貫通孔から気筒円周方向にずれた位置に上記溝部
   に連通する冷却媒体通路を形成したことを特徴とする内
   燃機関のシリンダブロック冷却機構。