JPH02152984A - ホスフィン酸誘導体 - Google Patents

ホスフィン酸誘導体

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JPH02152984A
JPH02152984A JP1158730A JP15873089A JPH02152984A JP H02152984 A JPH02152984 A JP H02152984A JP 1158730 A JP1158730 A JP 1158730A JP 15873089 A JP15873089 A JP 15873089A JP H02152984 A JPH02152984 A JP H02152984A
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hydroxyisobutylphosphinoyl
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清文 石川
Takehiro Fukami
竹広 深見
Hiroshi Takezawa
竹沢 弘
Kyoko Nakamichi
京子 中道
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、ホスフィン酸誘導体に関し、さらに詳細には
1本発明は、カルバペネム系あるいはペネム系抗生物質
と共に使用するジペプチダーゼ阻害活性を有する新規な
ホスフィン酸誘導体、その合成中間体及びその用途に関
するものである。 従来波“術 カルバペネム系あるいはペネム系の抗生物質はダラム陽
性菌及びダラム陰性菌に対して、既存の抗生物質に見ら
れないほど広い抗菌スペクトルと強い殺菌作用を有し、
加えて細菌の産生ずるβ−ラクタマーゼに対して安定で
ある。したがって。 カルバペネム系及びペネム系抗生物質は既存のβ−ラク
タム系抗生物質と交差耐性を示さないという特徴を備え
ている。また、その作用機序は、細菌の細胞壁ペプチド
グリカン生合成の特異的阻害であるので、従来のペニシ
リン化合物やセロファロスボリン化合物の如きβ−ラク
タム系抗生物質と同様であり、その安全性も極めて高い
。 ところが、前述の如く一般に細菌由来のβ−ラクタマー
ゼには安定であるが、その反面、@乳動物のジペプチダ
ーゼ、すなわちデヒドロペプチダーゼ−■(以下、 D
HP−1と略称する)により不活化され易いという共通
の欠点を持っている。 この問題に対する最初の解決は、カルバペネム系抗生物
質の1つであるイミペネムと共に1選択的なり)JP−
111II害剤であるシラスタチンを併用することによ
りもたらされた。この併用は、イミペネムの尿中回収率
を大幅に改善し、さらにその潜在的な腎毒性を防止する
ことが示された〔ジャーナル・オブ・アンテイミクロビ
アル・ケモテラビー(J、Antimicrob、Ch
emother、 )第12巻(Suppl、 D)。 1頁−35頁(1983年)、ケモテラビー(Chem
othera−py)第33巻(S−4)217頁−2
26頁(1985年)〕、さらに。 DIIP−Iの阻害剤並びにカルバペネム系及びペネム
系抗生物質の腎毒性軽減剤についてはこれまでいくつか
の提案が行なわれている〔特開昭55−40669号、
同56−81518号、同57−98256号、同58
−77885号、同60−248612号、同63−2
964号公報及び米国特許4715994号等参照〕。 明が解決しようとする課題 シラスタチンを含む前記の公知文献に記載されたDHP
−1阻害性の化合物は作用の持続性が必ずしも満足すべ
きものではなく、また、経口投与では活性が発現しない
という問題点がある。 課題を解 するための手 本発明者らは、シラスタチンを含む公知文献に記載の化
合物の問題点を解決すべく鋭意研究した結果、下記一般
式(IFで表される化合物が体内での持続性にすぐれ、
加えて、経口投与によってもDHP−[阻害作用を示す
ことを見い出して1本発明を完成した。 かくして9本発明によれば、一般式 (式中 R+は置換されていてもよいアルキル基。 置換されていてもよいシクロアルキル基又は置換されて
いてもよいアラルキル基を示し;Rt及びR1は同−又
は異なっていてもよく、各々水素原子又は生体内で加水
分解可能な無毒性エステルを形成しつるエステル残基を
示し;Aは式;−〇−〔式中 Rlはアルキル基9式:
CH−R’ 堅・・      (式中・ 1°°はハO″:□0“
・−CH−4CH,% Roo カルボキシル基、水酸
基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換され
ていてもよいアリール基、アリールチオ基、置換されて
いてもよいヘテロアリールチオ基、置換されていてもよ
いアルキルチオ基、置換されていてもよいアミノ基又は
低級アルコキシカルボニル基を示し;Rooは水素原子
又は低級アルキル基を示し;nは0ないし6の整数を示
す)で表される基。 置換されていてもよいシクロアルキル基又は置換されて
いてもよいアリール基を示し;Aにおける二重結合の立
体配置はZ配置を示す〕で表されるてもよいシクロアル
キル基を示す)で表される基をそれぞれ示す)で表され
るホスフィン酸誘導体又はその無毒性塩が提供される。 また1本発明によれば、上記一般式[I]の化合物の製
造中間体として有用な一般式 及び一般式 〔式中、R’、R”、Aは前記の意味を有し;R″。 及びR″°は同−又は異なっていてもよく、各々水素原
子又は低級アルキル基を示し;R″4及びR8sは同−
又は異なっていてもよく、各々水素原子又は低級アルキ
ル基を示す、但し R14及びR”は同時に水素原子で
はない、〕で表される化合物又はその塩が提供される0
本発明はさらに、前記−般式[I1のホスフィン酸誘導
体又はその無毒性塩の用途を提供するものである。 次にこの明細書の記載において言及される本発明の範囲
内に包含される各種用語の定義と具体例について述べる
。 低級なる語はこの語で修飾される化合物又は基の炭素数
が6個以下であることを意味するために用いるものであ
る 置換されていてもよいアルキル基とは1例えば塩素原子
、フッ素原子若しくは臭素原子等のハロゲン原子;例え
ばシクロプロピル、シクロブチル基、シクロペンチル基
若しくはシクロヘキシル基等の低級シクロアルキル基;
例えばメトキシメチルオキシ基、エトキシメチルオキシ
基、2−メトキシエチルオキシ基、!−メトキシエチル
オキシ基。 l−エトキシエチルオキシ基若しくは2−エトキシエチ
ルオキシ基等の低級アルコキシ低級アルキルオキシ基:
水酸基からなる群より選ばれる工ないし2個の置換基で
置換されていてもよい1例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基。 ブチル基、イソブチル基、 5ec−ブチル基、 te
rt−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペ
ンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、ヘプチル基、
オクチル基、ノニル基又はデシル基等の直鎖状又は分枝
状の炭素数1ないし10個、好ましくは3〜IQ個のア
ルキル基が金色される。そのような置換されていてもよ
いアルキル基の具体例としては1例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基。 イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、 5ec−
ブチル基、 tert−ブチル基、ヘキシル基、イソヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基。 デシル基、シクロプロピルメチル基、3−シクロプロピ
ルプロビル基、4−シクロプロピルブチル基。 シクロブチルメチル基、シクロペンチルメチル基。 シクロヘキシルメチル基、3−クロロプロピル基。 3−ブロモプロピル基、3−フルオロプロピル基、4−
クロロブチル基、4−ブロモブチル基、4−フルオロブ
チル基、5−クロロペンチル基、5−ブロモペンチル基
、5−フルオロペンチル基、6−クロロヘキシル基、3
−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシブチル基、5
−ヒドロキシペンチル基、3−メトキシメチルオキシプ
ロピル基、4−メトキシメチルオキシブチル基25−メ
トキシメチルオキシペンチル基又は6−メトキシメチル
オキシブチル基等が挙げられ置換されていてもよいシク
ロアルキル基には。 例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、 5ec−ブチル基若し
くはtert−ブチル基等の低級アルキル基;例えば塩
素原子、臭素原子若しくはフッ素原子等のハロゲン原子
;カルボキシル基;水酸基からなる群より選ばれる1な
いし4個、好ましくは工ないし2個の置換基で置換され
ていてもよい1例えばシクロプロピル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基等の炭素数
3ないし6個のシクロアルキル基が金色される。そのよ
うな置換されていてもよいシクロアルキル基の具体例と
しては9例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基。 2−メチルシクロプロピル基、2.2−ジメチルシクロ
プロピル基、2,3−ジメチルシクロプロピル基、2−
メチルシクロペンチル基、3−メチルシクロペンチル基
、2,2−ジメチルシクロペンチル基、2.5−ジメチ
ルシクロペンチル基、 2,2,5.5−テトラメチル
シクロペンチル基、 3−tert−ブチルシクロペン
チル基、2−ヒドロキシシクロペンチル基、3−ヒドロ
キシシクロペンチル基、2−クロロシクロペンチル基。 3−クロロシクロペンチル基、2−フルオロシクロペン
チル基、3−フルオロシクロペンチル基、2−メチルシ
クロヘキシル基、2,2−ジメチルシクロヘキシル基、
 2,2,6.6−チトラメチルシクロヘキシル基。 3.3−ジメチルシクロヘキシル基、4,4−ジメチル
シクロヘキシル基、 4−tert−ブチルシクロヘキ
シル基、2−クロロシクロヘキシル基、3−クロロシク
ロヘキシル基、4−クロロシクロヘキシル基、2−ブロ
モシクロヘキシル基、3−ブロモシクロヘキシル基。 4−ブロモシクロヘキシル基、2−フルオロシクロヘキ
シル基、3−フルオロシクロヘキシル基、4−フルオロ
シクロヘキシル基、2−ヒドロキシシクロヘキシル基、
3−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−ヒドロキシシク
ロヘキシル基、2−カルボキシシクロプロビル基、2−
カルボキシシクロブチル基、3−カルボキシシクロブチ
ル基、2−カルボキシシクロペンチル基、3−カルボキ
シシクロペンチル基、2−カルボキシシクロヘキシル基
、3−カルボキシシクロヘキシル基又は4−カルボキシ
シクロヘキシル基等が挙げられる。 低級アルキル基は、直鎖状又は分枝状であることができ
1例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基。 5ec−ブチル基、 tert−ブチル基、ペンチル基
、イソペンチル基、ネオペンチル基、 tert−ペン
チル基、ヘキシル基又はイソヘキシル基等の炭素数1な
いし6個のアルキル基が挙げられる。 置換されていてもよいアラルキル基は9例えばメチル基
、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、
イソブチル基、 5ee−ブチル基若しくはtert−
ブチル基等の低級アルキル基;例えば塩素原子、臭素原
子若しくはフッ素原子等のハロゲン原子;水酸基からな
る群より選ばれる工ないし2個、好ましくは1個の置換
基で置換されていてもよい2例えばベンジル基、フェネ
チル基、3−フエニルブロビル基又は4−フェニルブチ
ル基等の炭素数7ないし11個のアラルキル基を包含す
る。 該置換されていてもよいアラルキル基の具体例としては
2例えば2−メチルベンジル基、2,6−シメチルベン
ジル基、4−メチルベンジル基、3,4−ジメチルベン
ジル基、2.4−ジメチルベンジル基、4−エチルベン
ジル基、4−プロピルベンジル基、4−ブチルベンジル
基、 4−tert−ブチルベンジル基、4−ブチルフ
ェネチル基、 4−tert−ブチルフェネチル基、3
−(4−ブチルフェニル)プロピル基、 3−(4−t
ert−ブチルフェニル)プロピル基、 4−(4−ブ
チルフェニル)1チル基、 4−(4−tart−ブチ
ルフェニル)ブチル基。 4−ヒドロキシベンジル基、3−ヒドロキシベンジル基
、4−ヒドロキシフェネチル基、 3−(4−ヒドロキ
シフェニル)プロピル基、 4−(4−ヒドロキシフェ
ニル)ブチル基、4−クロロベンジル基、4−フルオロ
ベンジル基、4−ブロモベンジル基、4−クロロフェネ
チル基、4−フルオロフェネチル基、 3−(4−クロ
ロフェニル)プロピル基又は4−(4−クロロフェニル
)ブチル基等が挙げられる。 生体内で加水分解可能な無毒性エステルを形成しつるエ
ステル残基には2例えば1−(メトキシカルボニルオキ
シ)エチル基、 1−(エトキシカルボニルオキシ)エ
チル基、メトキシカルボニルオキシメチル基、エトキシ
カルボニルオキシメチル基。 アセトキシメチル基、1−アセトキシエチル基、ピバロ
イルオキシメチル基、1−ピバロイルオキシエチル基、
フタリジル基、(5−メチル−2−オキソ−1,3−シ
オキソール−4−イル)メチル基、 1−(5−メチル
−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)エチ
ル基又は(5−フェニル−2−オキソ−1,3−ジオキ
ソール−4−イル)メチル基等の生体内で加水分解可能
な通常の無毒性エステルを形成しつるエステル残基が含
まれる。 ハロゲン原子には2例えばフッ素原子、塩素原子又は臭
素原子等が含まれる。 アリールチオ基には1例えばフェニルチオ基。 1−ナフチルチオ基、2−ナフチルチオ基等の炭素数6
ないし10個のアリールチオ基が含まれる。 置換されていてもよいヘテロアリールチオ基には例えば
2−ピリジルチオ基、3−ピリジルチオ基。 4−ピリジルチオ基、3−ヒドロキシ−2−ピリジルチ
オ基、2−イミダゾリルチオ基、1−メチル−2−イミ
ダゾリルチオ基、 1,3.4−チアジアゾール−2−
イルチオ基、5−メチル−113,4−チアジアゾール
−2−イルチオ基、 1,2.3−hリアゾール−4−
イルチオ基、テトラゾール−5−イルチオ基、l−メチ
ルテトラゾール−5−イルチオ基、チアゾール−2−イ
ルチオ基、2−アミツチアゾールー4−イルチオ基、2
−アミノチアゾール−5−イルチオ基、2−アミノオキ
サゾール−4−イルチオ基:2−アミノオキサゾール−
5−イルチオ基等の窒素原子、酸素原子及び硫黄原子か
らなる群から選ばれる工ないし4個のへテロ原子を環原
子として含み、且つ低級アルキル基、水酸基、アミノ基
からなる群から選ばれる1ないし2個の置換基で置換さ
れていてもよいヘテロアリールチオ基が含まれる。 置換されていてもよいアルキルチオ基には例えばアミノ
基λ水酸基;カルボキシル基;メトキシカルボニル基、
エトキシカルボニル基及びtert−ブトキシカルボニ
ル基等の低級アルコキシカルボニル基からなる群から選
ばれる工ないし3個の置換基で置換されていてもよい1
例えばメチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、
イソプロピルチオ基、ブチルチオ基等の低級アルキルチ
オ基が含まれる。 置換されていてもよいアミノ基は1例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基。 ブチル基などの低級アルキル基;カルボキシメチル基の
如きカルボキシ低級アルキル基;ベンジルオキシカルボ
ニルメチル基等のアラルキルオキシカルボニル低級アル
キル基;エトキシカルボニルメチル基等の低級アルコキ
シカルボニル低級アルキル基からなる群から選ばれる工
ないし2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基を
包含する。 低級アルコキシカルボニル基には1例えばメトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニ
ル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニ
ル基、イソブトキシカルボニル基又はtert−ブトキ
シカルボニル基等の低級アルコキシカルボニル基が包含
される。 置換されていてもよいアリール基は2例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基。 ブチル基、イソブチル基、 tart−ブチル基等の低
級アルキル基:塩素原子、フッ素原子、臭素原子等のハ
ロゲン原子;水酸基;メルカプト基;カルボキシ基:メ
トキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等の
低級アルコキシ基;メチルチオ基、エチルチオ基、プロ
ピルチオ基、ブチルチオ基等の低級アルキルチオ基から
なる群から選ばれる1ないし3個、好ましくは1又は2
個の置換基で置換されていてもよい9例えばフェニル基
又はナフチル基等の単核又は多核の炭素数6ないし10
個のアリール基を包含する。そのような置換又は未置換
のアリール基の具体例としては9例えばフェニル基、l
−ナフチル基、2−ナフチル基、4−メチルフェニル基
、3−メチルフェニル基、2−メチルフェニル基、2−
メチル−1−ナフチル基、4−メチル−1−ナフチル基
、6−メチル−2−ナフチル基1,4−エチルフェニル
基、6−エチル−2−ナフチル基、4−プロピルフェニ
ル基、6−ブロビルー2−ナフチル基、6−イツブロビ
ルー2−ナフチル基、4−イソプロピルフェニル基、4
−ブチルフェニル基、6−プチルー2−すフチル基、4
−ヒドロキシフェニル基、3−ヒドロキシフェニル基、
2−ヒドロキシフェニル基、4−メルカプトフェニル基
、4−ヒドロキシ−1−ナフチル基。 6−ヒドロキシ−2−ナフチル基、4−メルカプト−1
−ナフチル基、6−メルカブトー2−ナフチル基、4−
メトキシフェニル基、4−メトキシ−1−ナフチル基、
6−メドキシー2−ナフチル基、4−クロロフェニル基
、3−クロロフェニル基、2−クロロフェニル基、4−
フルオロフェニル基、4−プロモプエニル基、6−クロ
ロ−2−ナフチル基、6−フルオロ−2−ナフチル基、
4−ブロモ−1−ナフチル基、6−ブロモ−2−ナフチ
ル基。 3.4−ジメチルフェニル基、3,5−ジメチルフェニ
ル基、3.4−ジクロロフェニル基、3.4−ジフルオ
ロフェニル基、3,4−ジブロモフェニル基又は3,5
−ジブロモフェニル基等が挙げられる。 (以下余白) かくして2本発明の式[I]の化合物の中で、好適な群
の化合物は、R”は水酸基、低級アルコキシ低級アルキ
ルオキシ基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよ
い炭素数1〜10個の直鎖状若しくは分枝状のアルキル
基、1〜4個の同−若しくは相異なる低級アルキル基で
置換されていてもよい環炭素数3〜6個のシクロアルキ
ル基、炭素数4=10個のシクロアルキル低級アルキル
基又は炭素数7〜11個のアラルキル基を示し;RMは
水素原子であり;R“は水素原子、1−(低級アルキル
カルボニルオキシ)低級アルキル基、フタリジル基、低
級アルコキシカルボニルメチル基又は1−(5−低級ア
ルキル若しくはフェニル−2−オキソ−1,3−素数7
〜11個のアラルキル基、炭素数4〜10個のシクロア
ルキル低級アルキル基、又はハロゲン原子、カルボキシ
ル基、ジ低級アルキル置換アミノ基、N−メチル−N−
カルボキシメチルアミノ基、フェニルチオ基、トリアゾ
リルチオ基、カルボキシ低級アルキルチオ基、低級アル
コキシカルボニル低級アルキルチオ基、水酸基で置換さ
れていてもよいピリジルチオ基、低級アルキル基で置換
されていてもよいイミダゾリルチオ基、ヒドロキシ低級
アルキルチオ基、アミノ低級アルキルチオ基若しくは2
−アミノ−2−カルボキシエチルチオ基で置換されてい
てもよい、炭素数1〜10個の直鎖状若しくは分校状の
アルキル基又は環炭素数3〜6個のシクロアルキル基を
示し;Aにおける二重結合の立体配置はzWl、置であ
る)で表される基又は式:本発明のさらに好適な群の化
合物は RIは炭素数3〜lO側の直鎖状若しくは分校
状のアルキル基、1〜4個の同−若しくは相異なる低級
アルキル基で置換されていてもよい環炭素数3〜6個の
シクロアルキル基又は炭素数4〜10個のシクロアルキ
ル低級アルキル基を示し:R′は水素原子であり;R1
は水素原子、1−(低級アルキルカルボニルオキシ)低
級アルキル基、フタリジル基、低級アルコキシカルボニ
ルメチル基又は1−(5−低級アルキル若しくはフェニ
ル−2−オキソ−1,3−ジオキソ++(式中 Rm 
bはフェニル基、炭素数7CM−R’b 〜11個のアラルキル基、炭素数4〜7個のシクロアル
キルメチル基、又はハロゲン原子、カルボキシル基、フ
ェニルチオ基、 1,2.3−トリアゾール−4−イル
チオ基、カルボキシ低級アルキルチオ基。 低級アルコキシカルボニル低級アルキルチオ基。 3−ヒドロキシ−2−ピリジルチオ基、1−メチル−2
−イミダゾリルチオ基、ヒドロキシ低級アルキルチオ基
若しくは2−アミノ−2−カルボキシエチルチオ基で置
換されていてもよい、炭素数1〜10個の直鎖状若しく
は分枝状のアルキル基又は環炭素数3〜6個のシクロア
ルキル基を示し;Aにおける二重のシクロアルキル基を
示す)で表される基を表す場合の前記式[I1の化合物
である。 本発明の特に好適な化合物は Rlは炭素数3〜10個
の直鎖状若しくは分枝状のアルキル基、1〜2個の低級
アルキル基で置換されていてもよい環炭素数3〜6個の
シクロアルキル基又は炭素数4〜7個のシクロアルキル
メチル基を示し、R1は水素原子であり;R@は水素原
子、低級アルキルカルボニルオキシメチル基、フタリジ
ル基又はR″Cは炭素数3〜10個の直鎖状若しくは分
枝状のアルキル基又は炭素数3〜6個のシクロアルキル
基を示し;Aにおける二重結合の立体配置はZ配置であ
る)で表される基を表す場合の前記式[I]の化合物で
ある。 本発明の前記式[I]の化合物の具体例を示せば。 次のとおりである。 (Z )−2−(ブチルヒドロキシホスフィノイル)メ
チル−3−シクロヘキシルプロペン酸、 (Z)−3−
シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチルプロペン酸、(Z)−3−シクロヘキシ
ル−2−(ヒドロキシイソプロピルホスフィノイル)メ
チルプロペン酸、(Z)−3−シクロヘキシル−2−(
デシルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸、
(Z)−3−シクロヘキシル−2−(2,2−ジメチル
シクロプロピルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロ
ペン酸、 (Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−2−オクテン酸、 (Z)−2−(
ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−2−ド
デセン酸、 (Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホス
フィノイル)メチル−4−メチル−2−ペンテン酸、 
(Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
メチル−5−メチル−2−ヘキセン酸、(Z)−3−シ
クロプロピル−2ベヒドロキシイソブチルホスフイノイ
ル)メチルプロペン酸、(Z)−3−シクロベンチルー
2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチルプ
ロペン酸、 (Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホス
フィノイル)メチル−5−フェニル−2−ペンテン酸、
(Z)−6−クロロ−2−(ヒドロキシイソブチルホス
フィノイル)メチル−2−ヘキセン酸、 (Z)−8−
クロロ−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
メチル−2−オクテン酸、 (Z)−2−(ヒドロキシ
イソブチルホスフィノイル)メチル−2−へプテンニ酸
、(Z)−3−シクロプロピル−2−(2,2−ジメチ
ルシクロプロピルヒドロキシホスフィノイル)メチルプ
ロペン酸、 (Z)−2−(シクロヘキシルメチルヒド
ロキシホスフィノイル)メチル−3−シクロプロピルプ
ロベン酸、(Z)−3−シクロヘキシル−2−(シクロ
ペンチルメチルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロ
ペン酸、(Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−6−フェニルチオ−2−ヘキセン酸、
 (Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル
)メチル−6−(1,2,3−トリアゾール−4−イル
)チオ−2−ヘキセン酸、(Z)−8−カルボキシメチ
ルチオ−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
メチル−2−オクテン酸、(Z)−2−(ヒドロキシイ
ソブチルホスフィノイル)メチル−8−メトキシカルボ
ニルメチルチオ−2−オクテン酸、 (Z)−2−(ヒ
ドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−6−(3
−ヒドロキシ−2−ピリジル)チオ−2−ヘキセン酸、
 (Z)−6−[(L)−2−アミノ−2−カルボキシ
メチルチオ−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイ
ル)メチル−2−ヘキセン酸、 (Z)−2−(ヒドロ
キシイソブチル・ホスフィノイル)メチル−6−(l−
メチルイミダゾール−2−イル)チオ−2−ヘキセン酸
。 (Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル
)メチル−8−(3−ヒドロキシ−2−ピリジル)チオ
−2−オクテン酸、2−(ブチルヒドロキシホスフィノ
イル)メチル−3−シクロへキシルプロピオン酸、 (
Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチルプロペン酸(5−メチル−2
−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチルエ
ステル、(Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキ
シイソブチルホスフィノイル)メチルプロペン酸フタリ
ジルエステル、(Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒ
ドロキシイソブチルホスフィノイル)メチルプロペン酸
ピパロイルオキシメチルエステル、(Z)−3−シクロ
ヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル
)メチルプロペン酸(1−アセトキシエチル)エステル
。 (Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル
)メチル−3−フェニルプロペン酸、(Z)−3−シク
ロヘキシル−2−(エチルヒドロキシホスフィノイル)
メチルプロペン酸、(Z)−3−シクロヘキシル−2−
〔ヒドロキシ(4−メトキシメトキシブチル)ホスフィ
ノイルコメチルプロペン酸、(Z)−3−シクロヘキシ
ル−2−〔ヒドロキシ(4−ヒドロキシブチル)ホスフ
ィノイルコメチルプロペン酸、 (Z)−2−(4−ク
ロロブチルヒドロキシホスフィノイル)メチル−3−シ
クロヘキシルプロペン酸、(Z)−3−シクロヘキシル
−2−(ヘキシルヒドロキシホスフィノイル)メチルプ
ロペン酸; (Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホス
フィノイル)メチル−4,4−ジメチル−2−ペンテン
酸、(Z)−2−(ベンジルヒドロキシホスフィノイル
)メチル−3−シクロヘキシルプロペン酸、(Z)−3
−シクロヘキシル−2−(シクロヘキシルメチルヒドロ
キシホスフィノイル)メチルプロペン酸、(Z)−6−
シメチルアミノー2−(ヒドロキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−2−ヘキセン酸、(Z)−6−カルボ
キシメチル(メチル)アミノ−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸、(Z)
−8−ジブチルアミノ−2−(ヒドロキシイソブチルホ
スフィノイル)メチル−2−オクテン酸、 (Z)−6
−(2−アミノエチル)チオ−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸、 (Z
)−6−(2−ヒドロキシエチル)チオ−2−(ヒドロ
キシイソブチルホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン
酸、3−シクロヘキシル−2−(ヘキシルヒドロキシホ
スフィノイル)メチルプロピオン酸、3−シクロヘキシ
ル−2−(エチルヒドロキシホスフィノイル)メチルプ
ロピオン酸、3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイ
ソプロピルホスフィノイル)メチルプロピオン酸、3−
シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチルプロピオン酸、3−シクロヘキシル−2
−(デシルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロピオ
ン酸、3−シクロヘキシル−2−(2,2−ジメチルシ
クロプロピルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロピ
オン酸、(Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキ
シイソペンチルホスフィノイル)メチルプロペン酸。 (Z)−3−シクロペンチル−2−(シクロペンチルヒ
ドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸、(Z)−
2−(2−シクロヘキシルエチルヒドロキシホスフィノ
イル)メチル−3−シクロプロピルプロペン酸。 (Z)−3−シクロプロピル−2−(ヒドロキシフェネ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸、 (Z)−2
−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−8
−フェニル−2−オクテン酸、(Z)−4−シクロプロ
ピル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メ
チル−2−ブテン酸、 (Z)−4−シクロペンチルー
2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−
2−ブテン酸、 (Z)−2−(ヒドロキシイソブチル
ホスフィノイル)メチル−2−デセンニ酸、 (Z)−
2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−
4−メチル−2−へブテンニ酸、 (Z)−3−(4−
カルボキシシクロヘキシル)−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸、(Z)−5−
シクロプロピル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−2−ペンテン酸、(Z)−3−シクロ
ヘキシル−2−(2,2−ジメチルシクロペンチルヒド
ロキシホスフィノ・イル)メチルプロペン酸。 さらに1本発明の式CI]の化合物は、また、製薬掌上
許容される塩の形で存在することができ。 そのような塩の例には、塩酸、硫酸、リン酸等の鉱酸と
の塩;ナトリウム、カリウム、カルシウム等のアルカリ
金属又はアルカリ土類金属との塩等を挙げることができ
、さらに具体的には1例えば(Z)−3−シクロヘキシ
ル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチ
ルプロペン酸二ナトリウム、(Z)−3−シクロヘキシ
ル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチ
ルプロペン酸カルシウム、(Z)−3−シクロヘキシル
−2−(2,2−ジメチルシクロプロピルヒドロキシホ
スフィノイル)メチルプロペン酸二ナトリウム、(Z)
−8−ジブチルアミノ−2−(ヒドロキシイソブチルホ
スフィノイル)メチル−2−オクテン酸・塩酸塩を挙げ
ることができる。 の基を示す場合における該基の二重結合による立体化学
的関係は、IUPAC有機化学命名規則Eの部 立体化
学(1974年勧告)
【ピュア・アンド・アプライド・
ケミストリイー(Pure and AppliedC
hemistry)第45巻、11頁−30頁(197
6年)参照〕に従い接頭辞Z又はEで表示する。すなわ
ち、二重結合で結合している一方の炭素原子に結合して
いる二原子(団)、°R″と水素原子のうち優位である
製造ルート1 接頭辞Zを使い1反対側にあるときは接頭辞Eを使いそ
れぞれ表示した。 n1m (VI〕 〔■) 本発明化合物はZ異性体が好ましい。 次に本発明化合物の製造法について、以下に説明する。 本発明化合物は、下記の製造ルートエないし9のいずれ
かにより製造することができる。 (以下余白) (X) 〔式中、R″及びR″は前記の意味を有し、R1“R6
M及びR“は同−又は異なっていてもよく、低級アルキ
ル基を示し;MΦは1例えばリチウムイオン、ナトリウ
ムイオン、カリウムイオン又はトリエチルアンモニウム
イオン等の塩基由来のカチオンをそれぞれ示す、] 製造ルート2 【Xl】 (襲] (式中、R” Rm 、 R1m及びR“°は前記の意
味を有し;R″は水素原子又は低級アルキル基を示す、
〕 〔友〕 (xm) (式中 R1,RIZRl及びR”は前記の意味を有す
る。〕 製造ルート4 (X)            (x vl(式中、R
’、R”、R’及びR”iiR記(7)、?味を有する
。1 !産土二Σl 〔xVI〕〔x■〕 c式中 R1,RMm及びRoは前記の意味を有し;R
1はアリールチオ基、置換されていてもよいヘテロアリ
ールチオ基、置換されていてもよいアルキルチオ基にお
ける。アリール基、置換されていてもよいヘテロアリー
ル基又は置換されていてもよいアルキル基を示し;Xは
一般式: 味を有する)で表される基又はシクロアルキレン基を示
し;Lは1例えば塩素原子、臭素原子、メタンスルホニ
ルオキシ基およびトルエンスルホニルオキシ基等の脱離
基をそれぞれ示す、化合物[XVI]および化合物〔X
■〕における二重結合による立体的関係はZ、E、また
はZE混合物である。〕 製造ルート6 〔式中 RI、RIZ RhZ X及びLは前記)意味
を有し、R11及びR1は同−又は異なっていてもよく
、水素原子又は置換されていてもよいアミノ基における
置換基をそれぞれ示す、化合物[XVI]および化合物
[XX)における二重結合による立体的関係はZ、Eま
たはZE混合物である。〕製造ルート7 (xxr) (Xffl 〔式中 RZ RIZR4及びR′°は前記の意味を有
する。化合物[XXI]における二重結合による立体的
関係はZ、E、またはZE混合物である。〕製造ルート
8 (XXm) (XXV) 〔式中 Rl 、 Rt e、 Rs *及びAは前記
の意味を有し;R″”は水素原子又は低級アルキル基を
示し;Roは低級アルキル基をそれぞれ示す、]製造ル
ート9 〔式中、R“、R”°、A及びLは前記の意味を有し。 R1“は生体内で加水分解可能な無毒性エステルを形成
しうるエステル残基を示す、〕 製造ルート1 化合物[I[]に化合物(mlを反応させて化合物(I
VIを製造する工程は9例えばトリエチルアミン。 1.8−ジアザビシクロ(5,4,01−7−ウンデセ
ン、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カ
リウムtert−ブトキシド、水素化ナトリウム、ブチ
ルリチウムまたはリチウムジイソプロピルアミド等の塩
基の存在下に2例えばメタノール、エタノール、インプ
ロパツール若しくはtert−ブチルアルコール等のア
ルコール系;ジエチルエーテル。 テトラヒドロフラン、ジオキサン若しくは1,2−ジメ
トキシエタン等のエーテル系:ベンゼン、トルエン若し
くはキシレン等の芳香族炭化水素系;アセトニトリル、
ジメチルホルムアミド若しくはジメチルスルホキシド等
の非プロトン性双極性溶媒;またはそれらの混合溶媒等
の反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で、−78℃から溶
媒の沸点、好ましくは、0℃から室温で、10分から2
4時間、好ましくは、30分から2時間反応させること
により行なうことができる。なお、化合物(I[l)の
使用量は。 化合物〔■〕1モルに対して0.5モルから10モル。 好ましくは、0.8モルから1.2モルである。 この様にして製造される化合物(IVIは、単離。 精製することなくそのまま化合物[Vlと反応させるこ
とができるが、必要に応じて、プロトン付加した(■°
)として単離、精製した後、再び前記の塩基の存在下に
化合物EV)と反応させることもできる。 化合物(IV)に化合物(Vlを反応させて、それぞれ
がオレフィンのZ及びE異性体である化合物[VT]と
化合物〔■〕を製造する工程は、化合物(IVIを単離
、精製することなく行なう場合には、化合物〔U1〕と
化合物(InI3を反応させた後の反応混合物中に、化
合物〔■〕1モルに対して0.5モルから10モル、好
ましくは0.8モルから3モルの化合物〔V〕を加えて
、−78℃から溶媒の沸点、好ましくは。 −50℃から室温で、1時間から7日間、好ましくは、
3時間から24時間反応させることにより行なうことが
できる。一方、化合物[IVIを単離、精製した後に行
なう場合には9反応混合物に酸を加えて化合物〔■′〕
を、抽出、結晶化若しくはシリカゲル等のカラムクロマ
トグラフィー、薄層クロマトグラフィーまたはそれらの
組み合わせ等により単層、精製した後、化合物〔■′〕
を1例えば、メタノール、エタノール、イソプロパツー
ル若しくはtert−ブチルアルコール等のアルコール
系;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン若しくは1,2−ジメトキシエタン等のエーテル系;
ベンゼン、トルエン若しくはキシレン等の芳香族炭化水
素系;アセトニトリル、ジメチルホルムアミド若しくは
ジメチルスルホキシド等の非プロトン性双極性溶媒:ま
たはそれらの混合溶媒等の反応に悪影響を及ぼさない溶
媒に溶かし9例えばトリエチルアミン、1.8−ジアザ
ビシクロ[5,4,0l−7−ウンデセン、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert
−ブ、トキシド、水素化ナトリウム、ブチルリチウムま
たはリチウムジイソプロピルアミド等の塩基を加えた後
、化合物(IV’ ] 1モルに対して0.5モルから
10モル、好ましくは、0.8モルから3モルの化合物
(V)を添加し。 −78℃から溶媒の沸点、好ましくは、−50℃から室
温で、1時間から7日間、好ましくは、3時間から24
時間反応させることにより行なうことができる6オレフ
インのZ及びE異性体である化合物(VIIと化合物〔
■〕の分離は、シリカゲル等のカラムクロマトグラフィ
ーあるいは薄層クロマトグラフィー等の手段により行な
うことができる。 化合物(VTIから、そのカルボン酸エステル、ホスフ
ィン酸エステルの脱エステル化反応を同時に行なわせ化
合物〔■〕を製造する工程は、化合物(VTIに対して
2当量以上の2例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム又は水酸化テ
トラメチルアンモニウム等のアルカリの存在下に1例え
ば水、メタノール、エタノール、イソプロパツール、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、アセトニトリル、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド又はこれらの
混合溶媒等の反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で室温か
ら溶媒の沸点で1時間から48時間反応させることによ
り、または1例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、トリフ
ルオロ酢酸又はメタンスルホン酸等の酸と水の存在下に
1例えば水、メタノール、イソプロパツール、テトラヒ
ドロフラン。 ジオキサン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド又はこれらの混合溶媒等の反応に
悪影響を及ぼさない溶媒中で室温から溶媒の沸点で1時
間から48時間反応させることにより行なうことができ
る。 化合物[VIIから、そのカルボン酸エステルの脱エス
テル化反応を行い、化合物〔IX)を製造する工程は、
化合物(Vl3に対して0,5当量から2当量。 好ましくは、01g当量から1.1当量の9例えば、水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は
水酸化カルシウム等のアルカリの存在下に。 例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパツール
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アセトニトリル、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド又はこれ
らの混合溶媒等の反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で、
0℃から溶媒の沸点。 好ましくは、0℃から室温で、30分から24時間反応
させる二とにより行なうことができる。 化合物(IX)から、そのホスフィン酸エステルの脱エ
ステル化反応を行ない、化合物(■〕を製造する工程は
、化合物(Vllから一段階で化合物〔■Jを製造する
工程と同様にして行なうことができる。 化合物[V[]から、そのホスフィン酸エステルの脱エ
ステル化反応を行ない、化合物(X)を製造する工程は
、化合物(Vl)に対して1当量以上の1例えば、塩化
水素若しくは臭化水素等のハロゲン化水素の存在下に2
例えばメタノール、エタノール。 イソプロパツール、酢酸エチル、酢酸ブチル、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、塩化メチ
レン、クロロホルム、アセトニトリル、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド又はそれらの混合溶媒等
の反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で、室温から溶媒の
沸点で、1時間から48時間反応させることにより行な
う二とができる。また別の方法として1例えば塩化メチ
レン。 クロロホルム、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド
、若しくはこれらの混合溶媒等の反応に悪影響を及ぼさ
ない溶媒中で、化合物〔■]1モルに対して1モルから
10モルの2例えばブロモトリメチルシラン等のハロシ
ランを2反応温度、0℃から室温で、1時間から24時
間反応させた後、水を0℃から室温で、10分から1時
間反応させることにより行なうことができる。 化合物EX)から、そのカルボン酸エステルの加水分解
反応を行ない、化合物
【■〕を製造する工程は、化合物
[VI]から一段階で化合物〔■〕を製造する工程と同
様にして行なうことができる。 この様にして製造される化合物〔■〕は、溶媒抽出、結
晶化1例えばシリカゲル、アルミナ若しくはイオン交換
樹脂等のカラムクロマトグラフィー薄層クロマトグラフ
ィーまたはこれらの組み合わせ等の、二の分野で通常行
なわれる精製手段により精製することができる。また、
化合物〔■〕は。 例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパツール
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アセトニトリル、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド又はこれ
らの混合溶媒等の反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で2
例えば水酸化リチウム。 水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、若しくは。 水酸化カルシウム等のアルカリを作用させることにより
、塩を製造することができる。さらに、化合物(■〕、
化合物(IX)若しくは化合物(X)の脱エステル化反
応を、アルカリを用いて行なった場合には、好適な反応
溶媒を選択することにより、化合物〔■〕の塩を反応溶
媒から直接結晶化させて単離、精製することもできる。 また、化合物[VT]と化合物〔■〕を分離することな
く後記の製造ルート2.製造ルート3に示すオレフィン
のEZの異性化方法で処理した後、脱エステル化の操作
を行なうか又は脱エステル化の操作を行なった後、オレ
フィンの異性化方法にて処理することによっても化合物
〔■〕を製造することができる。 なお、製造ルート1における出発物質である化合物【口
】は、公知の方法1例えば、エム・アイ・カブクニク(
M、1.Kabchntk)ら(Doklady Ak
ad、NaukS、S、S、R,125巻、 1260
頁(1959年);ケミカル・アブストラクツ(Che
m、Abst、)、第53巻、 21752f(195
9年)〕、エム・サンダー(M 、 5ander 、
 )[ケミシエ・ベリヒテ(Chem、Ber、 )、
第93巻、 1220頁(1960年)〕等に従って製
造することができる。 製造ルート2 化合物(XI)から、そのオレフィンのEZの異性化反
応を行ない、化合物(XI[]を製造する工程は。 例えば、塩化水素又は臭化水素等のハロゲン化水素の存
在下に1例えば水、メタノール、エタノール、イソプロ
パツール、酢酸、酢酸エチル、酢酸ブチル、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン。 ジオキサン、塩化メチレン、クロロホルム、アセトニト
リル、ジメチルスルホキシド又はそれらの混合溶媒等の
反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で。 室温から200℃で、30分から72時間反応させるこ
とにより行なうことができる。この時、溶媒として含水
溶媒を用いれば、カルボン酸エステルの加水分解を、ア
ルコール系又はエステル系溶媒を用いれば、カルボン酸
のエステル化又はカルボン酸エステルのエステル交換を
同時に行うことができる。化合物〔■〕において、Ro
が低級アルキル基である場合には、製造ルート1におい
て説明したカルボン酸エステルの脱エステル化の操作を
行なうことにより、化合物〔■〕を製造することができ
る。 製造ルート3 化合物(X[]から、そのオレフィンのEZの異性化反
応を行ない化合mcxm〕を製造する工程は。 例えば、パラジウム−カーボン、酸化白金又はラネーニ
ッケル等の水素添加触媒の存在下に1例えばメタノール
、エタノール、酢酸、酢酸エチル。 又はそれらの混合溶媒等の反応に悪影響を及ぼさない溶
媒中で、1気圧から4気圧の水素圧下、0℃から50℃
で、30分から8時間反応させることにより行なうこと
ができる。化合物[XmlにおいてR1′、Roの一方
又は両方が低級アルキル基である場合には、製造ルート
1において説明したカルボン酸エステルおよび/または
ホスフィン酸エステルの脱エステル化の操作を行なうこ
とにより。 化合物〔■〕を製造することができる。 製造ルート4 化合物[XIV]に化合物[V]を反応させて、それぞ
れがオレフィンのZ及びEの異性体である化合物(Xl
と化合物[XVIを製造する工程は9例えばナトリウム
エトキシド、カリウムtert−ブトキシド又は水素化
ナトリウム等の強塩基の存在下に例えばエタノール若し
くはtert−ブチルアルコール等のアルコール系;ジ
エチルエーテル若しくはテトラヒドロフラン等のエーテ
ル系;ベンゼン若しくはトルエン等の芳香族炭化水素系
;又はこれらの混合溶媒等の反応に悪影響を及ぼさない
溶媒中−20℃から溶媒の沸点で、30分から7日間反
応させることにより行なうことができる。なお、化合物
EV)の使用量は、化合物(XIV)1モルに対して0
.5モルから10モル、好ましくは、0.8モルから1
.2モルである。 この様にして製造される化合物[Xlと化合物(XV)
は、抽出法、結晶化、シリカゲル等のカラムクロマトグ
ラフィー、薄層クロマトグラフィー又はそれらの組み合
わせ等によりそれぞれを単離。 精製する二とができる。化合物[Xlは製造ルート1に
おいて説明されているカルボン酸エステルの脱エステル
化の条件で処理すれば、化合物〔■〕が得られ、化合物
(XVIは、製造ルート2又は製造ルート3において説
明されているオレフィンのEZの異性化方法で処理した
後、脱エステル化を行なえば、化合物〔■〕が得られる
。また、化合物EX)と化合物(XV)を、それぞれ単
離、精製することなく、これらの混合物を製造ルート2
または製造ルート3において説明されているオレフィン
のEZ異性体の異性化方法で処理した後、脱エステル化
を行なうか又は脱エステル化の操作を行なった後、オレ
フィンの異性化方法にて処理することによっても、化合
物(■〕を得ることができる。 なお、製造ルート4における出発物質である化合物(X
rV)は、公知の方法2例えばA、N、Pudovlk
ら(Izv、Akad、Nauk S、S、S、R,、
Otd、Khim、Nauk 902頁(1952年)
;ケミカル・アブストラクツ(Chem。 Abst、)、第47巻、 10469c(1953年
)) +J、に、Thotta−thilら
【テトラヘ
ドロン・レターズ(TetrabedronLette
rs)+第25巻、 4737頁(1984年)〕等に
従って製造することができる。 製造ルート5 化合物[XVT)に化合物〔X■〕を反応させて化合物
〔X■〕を製造する工程は2例えばトリエチルアミン、
1,8−ジアザビシクロ(5,4,03−7−ウンデセ
ン。 水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナト
リウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt
ert−ブトキシド、水素化ナトリウム又はブチルリチ
ウム等の塩基の存在下に。 例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパツール
、 tert−ブチルアルコール、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド又はそれらの混合溶媒等の反応
に悪影響を及ぼさない溶媒中で、−20℃から溶媒の沸
点で、1時間から48時間反応させることにより行なう
ことができる。なお。 化合物(X■〕の使用量は、化合物[XVII 1モル
に対して0.5モルから10モル、好ましくは、0.8
モルから1.5モルである。化合物〔X■〕において。 オレフィンの立体がE又はZE混合物である場合には、
製造ルート2または製造ルート3に示した方法で、オレ
フィンの立体がZであるものを製造することができる。 また、Ro及びR″°の両方又はどちらか一方が低級ア
ルキル基である場合には。 製造ルートlに示した方法で、脱エステル化することが
できる。 製造ルート6 化合物(XVIIに化合物(XDOを反応させて化合物
[XX)を製造する工程は9例えば水、メタノール、エ
タノール、イソプロパツール、 tert−ブチルアル
コール、テトラヒドロフラン、ジオキサン。 アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド又はそれらの混合溶媒等の反応に悪影響を及ぼ
さない溶媒中で、または9℃媒を用いることなく、0℃
から200℃で、必要に応じて。 例えばヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウム等の触媒の
存在下に、1時間から7日間反応させることにより行な
うことができる。なお、化合物[XIX]の使用量は、
化合物[XVI]1モルに対して0.5モルから100
モル、好ましくは1モルから20モルである。化合物[
XX)において、オレフィンの立体がEまたはZE混合
物である場合には、製造ルート2又は製造ルート3に示
した方法で、オレフィンの立体がZであるものを製造す
ることができる。また、R″″及びR’″の両方または
どちらか一方が低級アルキル基である場合には、製造ル
ート1に示した方法で、脱エステル化することができる
。 對1Jダニヒエ 化合物[XXI]の二重結合を接触還元することにより
化合物[XXII]を製造する工程は9例えばパラジウ
ム−カーボン、酸化白金又はラネーニッケル等の水素添
加触媒の存在下に2例えばメタノール。 エタノール、酢酸、酢酸エチル又はそれらの混合溶媒等
の反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で、1気圧から4気
圧の水素圧下、0℃から50℃で、1時間から72時間
反応させることにより行なうことがテキル、化合物(X
Xl[)において Rme、 a”(7)両方又はどち
らか一方が低級アルキル基である場合には、製造ルート
1に示した方法で、脱エステル化することができる。 製造ルート8 化合物[XX[[Ilに式(XXIVIのアルコールを
反応させて化合物(XXV)を製造する工程は2例えば
塩化水素、臭化水素、硫酸、メタンスルホン酸。 または、p−トルエンスルホン酸等の酸の存在下に。 例えばジクロロメタン、ジクロロエタン、ベンゼン、ト
ルエン又はそれらの混合溶媒等の反応に悪影響を及ぼさ
ない溶媒中、または、これらの溶媒を用いることなく化
合物(XXIVIのアルコール自体を溶媒として、室温
から溶媒の沸点で、1時間から24時間反応させること
により行なうことができる。化合物(XXV)において
R1が低級アルキル基である場合には、製造ルート1に
示した方法で、脱エステル化することができる。 製造ルート9 化合物(XXVIIに化合物(XX■]を反応させて化
合物(XX■)を製造する工程は2例えばトリエチルア
ミン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウ
ンデセン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム又は水素化ナトリウム等の塩基
の存在下に2例えば水、メタノール。 エタノール、アセトニトリル2ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホラミド又は
これらの混合溶媒等の反応に悪影響を及ぼさない溶媒中
で、0℃から溶媒の沸点で。 1時間から48時間反応させることにより行なうことが
できる。又、化合物[XXVI)に上記の塩基を作用さ
せて塩を生成させ、その塩を単離して上記の溶媒に溶か
した後に化合物(XX■〕を反応させることもできる。 化合物(XX■)においてR″Sが低級アルキル基であ
る場合には、製造ルート1に示した方法で、脱エステル
化することができる。 以上に述べた如くして製造し得る式[I]の化合物は、
必要に応じて製薬掌上許容される塩に変換することがで
きる。 例えば9式[I1の化合物のニナトリウム塩は。 式[I]の化合物の9例えばメタノール、エタノール若
しくはイソプロパツール等の低級アルコール溶液に対し
て、2当量の水酸化ナトリウムの水溶液を加えて析出す
る結晶を濾取することにより得ることができる。又、カ
ルシウム塩は、このニナトリウム塩の水溶液に対して塩
化カルシウムの水溶液を加え、析出する結晶を濾取する
ことにより得ることができる0本発明により提供される
前記式[I1の化合物は、経口投与によってもDFIP
−I阻害作用を示し、かつ1体内での持続性にすぐれて
いる。 本発明化合物のかかる薬理学的特性は以下の薬理試験に
より立証される。 (1)(Z )−2−(ブチルヒドロキシホスフィノイ
ル)メチル−3−シクロヘキシルプロペン酸[実施例3
  (b)] (2)(Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシ
イソブチルホスフィノイル)メチルプロペン酸〔実施例
5  (b)) (3)(Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシ
イソプロピルホスフィノイル)メチルプロペン酸(実施
例11  (c)] (4)(Z )−3−シクロヘキシル−2−(デシルヒ
ドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸 〔実施例13  (c)] (5)(Z)−3−シクロヘキシル−2−(2,2−ジ
メチルシクロプロピルヒドロキシホスブイノイル)メチ
ルプロペン酸 [実施例14  (c)](6)(Z 
)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチ
ル−2−オクテン酸 〔実施例18  (c))(7)
(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル
)メチル−2−ドデセン酸 (実施例17  (c))
(8)(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−4−メチル−2−ペンテン酸(実施例
19  (c)] (9)(Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノ
イル)メチル−5−メチル−2−ヘキセン酸〔実施例2
0  (c)) (10)(Z )−3−シクロプロピル−2−(ヒドロ
キシイソブチルホスフィノイル)メチルプロペン酸(実
施例21  (c)) (11)(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−5−フェニル−2−ペンテン酸〔実
施例22  (c)] (12)(Z)−6−クロロ−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸【実施例
23  (c)) (13)(Z )−g−クロロ−2−(ヒドロキシイソ
ブチルホスフィノイル)メチル−2−オクテン酸(実施
例24  (c)) (14)(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−2−へプテンニ酸 〔実施例25 
 (c))(15)(Z )−3−シクロプロピル−2
−(2,2−ジメチルシクロプロピルヒドロキシホスブ
イノイル)メチルプロペン酸 〔実施例26  (c)
)(16)(Z )−2−(シクロヘキシルメチルヒド
ロキシホスフィノイル)メチル−3−シクロプロピルプ
ロベン酸 〔実施例27  (b)) (17)(Z )−3−シクロヘキシル−2−(シクロ
ペンチルメチルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロ
ペン酸 〔実施例29  (b)) (18)(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−6−フェニルチオ−2−ヘキセン酸
〔実施例42  (b)] (19)(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−6−(L、2.3−’トリアゾール
ー4−イル)チオ−2−ヘキセン酸 〔実施例43  
(b))(20)(Z )−8−カルボキシメチルチオ
−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル
−2−オクテン酸 〔実施例44  (a)] (21)(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−8−メトキシカルボニルメチルチオ
−2−オクテン酸 (実施例44  (b)](22)
(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル
)メチル−6−(3−ヒドロキシ−2−ピリジル)チオ
−2−ヘキセン酸 〔実施例45  (b))(23)
(Z)−6−[(L)−2−アミノ−2−カルボキシメ
チルチオ−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル
)メチル−2−ヘキセン酸 〔実施例46  (b)]
(24)(z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−6−(1−メチルイ゛ミダゾールー
2−イル)チオ−2−ヘキセン酸 〔実施例49  (
b)](25)(Z )−2−(ヒドロキシイソブチル
ホスフィノイル)メチル−8−(3−ヒドロキシ−2−
ピリジル)チオ−2−オクテン酸 〔実施例50  (
b))(26)2−(ブチルヒドロキシホスフィノイル
)メチル−3−シクロヘキシルプロピオン酸 〔実施例
35〕(27)(Z )−3−シクロヘキシル−2−(
ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチルプロペン
酸(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−
4−イル)メチルエステル 〔実施例57〕 (28)(Z )−3−シクロヘキシル−2−(シクロ
ヘキシルメチルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロ
ペン酸 〔実施例4  (b)] (29)(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−3−フェニルプロペン酸 〔実施例1  (b)) (30)(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
イノイル)メチル−2−ブテン酸 〔実施例15  (
b))(31)(Z )−6−(2−とドロキシエチル
)チオ−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
メチル−2−ヘキセン酸 (実施例38〕 g騰万広 (])]ブタ腎デヒドロペプチダーゼーI阻害活性i)
ブタ腎デヒドロペプチダーゼ−■の精製ブタの凍結腎皮
質をホモジナイズ後、予めドライアイス−アセトン浴に
て冷却したブタノールを1/4容添加し、4℃で43時
間攪拌を行った。−昼夜の透析の後、 3,000gで
30分遠心して上清を得。 50〜75%の硫安沈殿により粗酵素とした。更にこれ
を0.5MのNaC1含有50aM MOPS緩衝液に
溶かして。 シラスタチンのアフィニティーカラムに吸着させ。 50mM MOPS−0,5M NaCNで溶出を行っ
て精製酵素を得た。 (ii)阻害活性の測定 上記で得られた酵素3mU(IUは5軸M MOPS緩
衝液(pH7,4)中、37℃にて基質(グリシルデヒ
ドロフェニルアラニン)濃度0.05mMにおいて、1
分間あたり1μmolの基質を加水分解する酵素活性を
示す酵素の量である。〕と阻害剤を、 2,7raQの
50mMM0PS緩衝液(pH7,4)中で37℃にて
3時間ブレインキュベーションした後、 2.475t
Qをキュベツト中に移し、基質として5mKグリシルデ
ヒドロフェニルアラニン50II+M MOPS緩衝液
(p)17.4)溶液を25μΩ加えて反応を開始した
1反応は恒温装置を付した分光光度計内で37℃に保っ
て行い、5分間における275r+a+の吸光度の減少
を測定した。阻害剤を含まない対照の値との比較により
、各阻害剤濃度における阻害%を求め、これよりI C
,、値を算出した。その結果を第1表に示す。 (以下余白) 第1表 ブタDHP−Iに対する阻害活性3.8X10
− ’ !、3X10− ’ 4.2X10− @ 6.8X10−“ 8.2X10− ” 4.6X10− ” 2.7X10− ’ 1.6X10− ’ 1.5X10−1 1.4X10− ” 5.7X10− ” 5、lXl0− ” 4.4X10− ’ 1、lX10− ’ 6.3X10−″ 4、lX10− ” 1.8X10− ” ゛ 2.lX10− ’ 2.5X10” ” 2.2X10− ’ 3、lX10− ’ 2.3X10− ” 4.8X10− @ 4.8X10− @ 1.9X10− ” 2.8X10− ’ 1.5X10− ’ 5.0X10− ’ 6.0X10− ” 7.5X10− ’ 6.4X10”  ’ 上記試験結果から本発明化合物は強いDHP−I阻害作
用を有しており、カルバペネム系又はぺネム系抗生物質
の生体内、殊に腎臓内における代謝を抑制するために、
該抗生物質と組合わせて使用するのに有用であると考え
られる。 (2)カルバペネムの尿中回収率に及ぼす影響8週齢の
雄性SDプラット3匹−群とし、第1群に対しては、イ
ミペネム10mg/―を単独で静脈内投与し、第2群に
対しては、イミペネム10■ノー、化合物P&L2“1
0mg/kgを併用して静脈内投与し。 第3群に対しては、化合物に210+tg/kgを経口
投与した30分後にイミペネム10■/kgを静脈内投
与した。また、比較対照の為に、第4群に対しては。 イミペネム10u/kg及びシラスタチン10■/kg
を併用して静脈内投与した。ゴミペネム投与後8時間ま
でのラットの尿を採取し、採取した全尿中のイミペネム
の濃度をBacillus 5ubtilis ATC
C12432を被検菌としたdisc−plate法に
より測定し。 尿中回収率を求めた。その結果を第2表に示す。 第2表 イミペネムの尿中回収率に及ぼす影響1   
  −         −        29.6
±4.82  化合物&21067k(lv     
  95.3±6.13  化合物取210■l−四 
     52.1±4.94  シラスタチン10g
/k(lv         85.9±2.9(対照
) 上記試験結果から明らかな様に1本発明化合物は、静脈
内投与においても経口投与においても。 ラットにおけるイミペネムの尿中回収率を顕著に増大さ
せており、カルバペネム系又はペネム系抗生物質と組み
合わせて使用するのに有用であると考えられる。 (3)カルバペネム系抗生物質により誘起される腎毒性
に対する抑制作用 188週齢雄性日本白色゛種ウサギ12匹(体重3.1
9〜3.54kg)を、おのおの4匹から成る3群に分
け。 第1群に対しては、イミペネム150■/kgを単独で
、第2群に対しては、イミペネム150mg/kg及び
化合物42150■/kgを併用して、第3群に対して
は、コントロールとして、0.9%の滅菌食塩水を耳介
辺縁静脈より静注投与した。48時間後。 血液試料を採取し、BUNおよびクレアチニンを測定し
、ウサギの腎臓を採取し病理組織学的検査を行なった。 その結果を第3表に示す。 第3表 イミペネムにより誘起される腎毒性に対する抑
制作用 3     0    0   13.6   1.3
8    ナシ(0/4)(コントa−ル) #カッコ内の数字は、腎臓組織の壊死/試験したウサギ
の各例数を示す。 ネ P< 0.05 上記試験結果から明らかな様に1本発明化合物は、ウサ
ギにおいて高用量のイミペネムにより誘起される腎毒性
を顕著に抑制しており、カルバペネム系又はペネム系抗
生物質と組み合わせて使用するのに有用であると考えら
れる。 (4)薬物動力学的評価 (4−a)ラットにおける試験 9週齢の雄性SDプラット3匹−群とし、第1群に対し
ては化合物取2を、第2群に対しては化合物販5を、第
3群に対しては化合物Na1Oを、第4群に対しては化
合物阻14を、第5群に対しては化合物N117を、第
6群に対しては化合物徹23を。 そして第7群に対しては化合物取28を、各々10mg
/kgの投与量で静脈内投与した。一方、第8群に対し
ては化合物徹2を、第9群に対しては化合物?&L5を
、第10群に対しては化合物N1alOを、第11群に
対しては化合物販17を、第12群に対しては化合物胤
28を、そして第13群に対しては化合物取27を。 各々101g/kgの投与量(但し、化合物取27にお
いては対応するフリー アシッド体である化合物阻2に
換算してloI1g/kg)で経口投与した。さらに。 第14群に対しては対照群としてシラスタチン10mg
/kgを静脈内投与した。 投与後、 1/12.1/4.1/2.1.2.4.6
.8.24時間後に頚動扉に挿入したカニユーレから経
時的に採血し、各化合物の血漿中濃度をブタD)IP−
1を用いた酵素アッセイ法により測定した。その結果を
第4−a表に示した。但し、化合物No、27投与後の
血漿中濃度は、フリー アシッド体(化合物患2)とし
ての濃度を示し、血中濃度曲線上面積(AUG>は2台
形法により求めた。 (以下余白) 上記試験結果から明らかな様に2本発明化合物は、シラ
スフチンに比較して非常に優れた血中濃度持続性を示す
。また、経口吸収されないシラスフチンとは異なり、そ
のもの自体で良好な経口吸収性を示す、一方、プロドラ
ッグ化することにより経口吸収性をさらに向上させるこ
とも可能である1例えば、化合物隘2のプロドラッグで
ある化合物取27は、親化合物である化合物取2よりも
さらに良好な経口吸収性を示す。 (4−b)イヌにおける試験 14月齢の雄性ピーグル犬を3匹−群とし、第1群に対
しては化合物Ntx210mg/―を静脈内投与し。 第2群に対しては化合物取210■/bを経口投与した
。投与後1/12.1/4.1/2.  l、  2.
4. 6゜第4−b表 血中濃度(μg/s+fl) し、血漿中濃度をブタDHP−rを用いた酵素アッセイ
法により測定した。その結果を第4−b表に示した。但
し、血中濃度曲線上面積(AUG)は。 台形法により求めた。 N、D、 :検出限界以下 上記試験結果から明らかな様に1本発明化合物は、イヌ
においてもラットと同様に優れた持続性と良好な経口吸
収性を示す。 (5)マウスにおける急性毒性試験 4週齢の雄性ddY系マウス(体重24〜26g)を5
匹−群とし、第1群に対しては、化合物N122000
mg/kgを静脈内投与し、第2群に対しては、化合物
に24000■/If4を経口投与した。薬剤投与後。 7日間にわたり死亡の発現状況を観察した。その結果を
第5表に示す。 第5表 マウスにおける急性毒性 i、v、        2000       01
5p、o、       4000 ’       
O15#数字は、死亡したマウス/試験したマウスの各
例数を示す。 上記試験結果から明らかな様に1本発明化合物は、非常
に低毒性である。 本発明化合物(1)はカルバペネム系又はペネム系抗生
物質と併用することにより1人を含む哺乳動物の細菌感
染症の治療剤として使用される6本発明化合物(I)及
びカルバペネム系又はペネム系抗生物質はそれぞれ別々
か又は組み合せて使用されるが、いずれの場合にもおい
ても、必要に応じて経口又は非経口投与剤に調製するこ
とができる。 該経口投与剤としては2例えば錠刻、顆粒剤。 カプセル剤、シロップ剤、懸濁剤、内用水剤等が挙げら
れる。′また。これらの経口投与剤を調製する際には、
それぞれの剤形に適した添加物を使用することができ1
例えば乳糖、白糖、ブドウ糖。 デンプン、結晶セルロース等の賦形剤9例えばメチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース。 アラビアゴム、ゼラチン等の結合剤1例えばカルボキシ
メチルセルロースカルシウム、デンプン。 等の崩壊剤2例えばステアリン酸マグネシウム。 タルク、無水ケイ酸等の潤滑剤9例えばアラビアゴム、
カルボキシメチルセルロース、グリセリン脂肪酸エステ
ル、ラウリル硫酸ナトリウム等の乳化剤、その他、適当
な懸濁化剤1分散剤、溶解補助剤、矯味剤、 pH調整
剤、安定剤、保存剤1着色剤等を例示することができる
。 該非経口投与剤としては、静脈内投与用注射剤又は筋肉
内投与用注射剤等を挙げることができる。 該注射剤は、油性又は水性ビヒクル中懸濁液。 溶液又は乳濁液の形態をとることができる。 これらの注射剤を調製する際には、必要に応じて適当な
添加剤を使用することができ、そのような添加剤として
は2例えば塩化ナトリウム、グリセリン、ブドウ糖等の
等張化剤、酒石酸、酢酸ナトリウム、リン酸水素ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の緩衝剤
、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメ
チルセルロース、メチルセルロース等の懸濁化剤、バラ
オキシ安息香酸エステル(メチル、エチル、プロピル)
、ベンジルアルコール等の保存剤、その他適当な無痛化
剤、溶解補助剤等を例示することができる。また、溶剤
としては、生理食塩水、注射泪蒸留水、滅菌精製水、プ
ロピレングリコール。 植物油等を使用することができる。また、活性成分は、
使用直前に適当なビヒクル、例えば無菌かつ発熱物質を
含まない水で注射剤等の液剤とするための粉末の形態で
ありうる。 本発明化合物は、経口投与の場合には1日当り工ないし
500■/kg、好ましくは工ないし100mg/kg
を1ないし数回に分けて、また非経口投与の場合には工
ないし200mg/kg、好ましくは1ないし100m
g/kgを1ないし数回に分けて投与される。しかし、
この投与量は、併用されるカルバペネム系又はペネム系
抗生物質の性質により変動させることができる。さらに
、この投与量は患者の症状9体重又は年令等により増加
又は減少させてもよい6(以下余白) 塞旌M 以下に実施例を挙げて具体的に説明するが1本発明はこ
れに限定されるものではない。 実施例1 (Z)および(E )−2−(ヒドロキシイソブチルホ
スフィノイル)メチル−3−フェニルプロペン酸の製造
(a) (Z)および(E)−2−(エトキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−3−フェニルプロペン酸エチルエス
テルの製造 窒素雰囲気下、ジイソプロピルアミン1.5mfi(1
1ミリモル)の乾燥テトラヒドロフラン20m m溶液
に、 1.5Mブチルリチウム−ヘキサン7.3mm 
(11ミリモル)を滴下する。この混合物を一78℃(
ドライアイス−メタノール浴)に冷却し、イソブチルホ
スフィン酸エチルエステル1.50 g (10ミリモ
ル)。 次いで、2−ジェトキシホスフィノイルプロペン酸エチ
ルエステル2.46g(10,4ミリモル)を添加し。 その後、0℃にて30分間攪拌する。この混合物を一3
0℃に冷却し、ベンズアルデヒド1.1mm(11ミリ
モル)を添加し、−30℃にて3時間、室温にて一晩攪
拌する6反応混合物に飽和塩化アンモニウム水50II
IQを加え、酢酸エチル50IIIQにて3回抽出し。 有機層を飽和食塩水20m Qにて洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムにて転造する。減圧下に溶媒を留去し、残渣
を中圧液体クロマトグラフィー(メルク製 ローパーカ
ラム サイズ Cリクロブレップ 5I60.酢酸エチ
ル)にて分離し、第1分画を濃縮しCZ)−2−(エト
キシイソブチルホスフィノイル)メチル−3−フェニル
プロペン酸エチルエステルを無色油状物としてx、oo
g(収率30%)得る。 IR(neat、 ail) : 2962.1713
,1266.1203,1161,1035゜FAB−
MS(m/e) : 339(M+H)”’ H−NM
R(CDCI、 、δppm) : 1.01(6H,
dd、、C3,6Hz、6.4t!z)、1.21(3
H,t、J”7.1tlz)、1.36(38,t、に
7.0Hz)、1.59−1.67(2H,m)、2.
02−2.10(IH,i)。 3.10−3.27(2H,m)、3.84−4.14
(2H,m)、4.29(2H,Q、J=7.2Hz)
、7.33−7.43(3H,ff1)、7.61(2
■。 d 、J=6.8Hz) 、7.83(LH、d 、J
=4.9Hz)第2分画を濃縮しくE)−2ベニトキシ
イソブチルホスフイノイル)メチル−3−フェニルプロ
ペン酸エチルエステルを無色油状物として0.74g(
収率22%)得る。 IR(neat、 ai) : 2962,1719,
1230.1161,1035,954FAB−+Is
(m/e) : 339(M+41)”’ H−NにR
(CDCI、 、δppm) : 1.05−1.10
(9H,m)、1.30(3H,t、J=7.1)1z
)山63−1.77(2H,i)、2.04−2.21
(IH,i)、2.94−3.11(2H,l)、3.
98−4.18(4H,m)、6.92(LH,d、、
I’4.91(z)、7.26−7.44(5H。 m) (Z)、(E)両異性体の構造決定については1H−N
MRにおける核オーバーハウザー効果(NOE)を測定
することにより行なった。すなわち、(E)体[A]i
:おイテは、 H”(62,94−3,llppm+m
)とHβ(66、92ppm 、d )の間に+19.
5%のNOEが観測された。一方、(Z)体[B]にお
いてハ、 H” (63,10−3,27ppm、i)
 トHf” (87,83ppm。 d)の間にNOEは観測されなかった。 (A)              (B)(b) (Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
メチル−3−フェニルプロペン酸の製造(Z)−2−(
エトキシイソブチルホスフィノイル)メチル−3−フェ
ニルプロペン酸エチルエステル330mg(1,0ミリ
モル)のエタノール6mQ溶液に、 6N水酸化ナトリ
ウム水溶液3IIflを添加し、8時間加熱還流する。 放冷後1反応混合物を減圧a縮し。 残渣に水10a+ Qを加え、塩酸にて強酸性とした後
。 酢酸エチル1OIIΩにて3回抽出する。有機層は。 飽和食塩水10−aにて洗浄後、無水硫酸マグネシウム
にて乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残渣を酢酸エチ
ル−ヘキサン(2:1)から再結し1表題化合物を無色
結晶として130IIg(収率47%)得る。 m、p、 : 114−115℃ [R(KBr、 cni) : 2962,1704,
1215,1131,966.945FAB−MS(m
/e) : 283(M+H)”’H−NMR(CD、
OD、δppa+) : 1.01(6H,d、J=6
.6Hz)山74(2H,dd、J:6.7Hz、13
.2Hz)、2.00−2.12(18,m)。 3.15(2■、d、J=17.3Hz)、7.33−
7.45(3H,m)。 7.63(2H,d、Jニア、4Hz)、7.87(I
H,d、J:4.9Hz)元素分析(C8,■、、04
Pとして):計算値: C59,57%、 86.79
%実測値: C59,42%、 86.82%(c) (E)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
メチル−3−フェニルプロペン酸の製造(E )−2−
(エトキシイソブチルホスフィノイル)メチル−3−フ
ェニルプロペン酸エチルエステル330mg(1,04
9モル)を、実施例1(b)と同様に加水分解処理し、
酢酸エチルから再結して表題化合物130mg(収率4
7%)を得る。 m、p、 : 130.5−131.5℃IR(KBr
、 aW) : 2956,1698,1245,11
22,966.948FAB−MS(a+/e) : 
283(M+H)”H−NMR(CD、OD、δppm
) : 1.0?(6H,d、J:6.6Hz)。 1.74(2H,dd、J’6.7Hz、13.51’
lz)、2.01−2.20(IH,m)、2.97(
2H,d、J”17.IHz)、6.89(IH,d、
J=5.2Hz)、7.23−7.36(5H,m)元
素分析(C,、H,,0,Pとして):計算値: C5
9,57%、 86.79%実測値: C59,53%
、 86.84%実施例2 (Z)および(E)−3−シクロヘキシル−2−(エチ
ルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸の製造 (a) (Z)および(E)−3−シクロヘキシル−2−〔エト
キシ(エチル)ホスフィノイルコ酸二ルプロペン酸エチ
ルエステルの製造 窒素雰囲気下、金属ナトリウム0.23g(10ミリモ
ル)を乾燥エタノール20+a Qに溶解する。この溶
液を0℃に冷却し、エチルホスフィン酸エチルエステル
1.22g(10ミリモル)1次いで、2−ジェトキシ
ホスフィノイルプロペン酸二チルエステル2.40g(
10ミリモル)を添加し、0℃にて1時間攪拌する。 ここへ、シクロヘキサンカルバルデヒド1.20m12
(9,9ミリモル)を添加し、室温で3日間反応させる
0反応混合物に、飽和塩化アンモニウム水50IIIQ
を添加し、酢酸エチル50IIQにて3回抽出する。 有機層は、飽和食塩水30ta Qにて洗浄し、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、
残渣を中圧液体クロマトグラフィー(メルク製 ローパ
ーカラム サイズ Cリクロブレップ 5I60.酢酸
エチル)にて分離し、第1分画を濃縮しくZ)−3−シ
クロヘキシル−2−〔エトキシ(エチル)ホスフィノイ
ルコ酸二ルプロペン酸エチルエステルを無色油状物とし
て0.33g(収率10%)得る。 IR(neat、 aif) : 2932,1713
,1278,1227,1170,1044゜FAB−
MS(m/e) : 317(M+H)”’ H−N!
!R(CDCI、 、δppm) : 0.82−2.
00(21H,m)、2.10−2.60(IH,i)
、2.88(2H,d、J=20Hz)、3.76−4
.35(4H,a)、6.66(lH,dd、J=6H
z、14Hz)第2分画を濃縮しくE)−3−シクロヘ
キシル−2−〔エトキシ(エチル)ホスフィノイルコ酸
二ルプロペン酸エチルエステルを無色油状物として0.
70g(収率22%)得る。 IR(neat、 aff) : 2932,1719
,1248,1218.11?9.1044゜FAR−
MS(i/e) : 317(M+FI)”’H−NM
R(CDCI、 、 6 ppm) : 0.82−2
.00(21H,11)、2.55−3.20(11,
11)、2.78(28,d、J=18Hz)、3.7
7−4.37(4H,m)、5.86(IH,dd、J
=6Hz、14Hz)(b) (Z)−3−シクロヘキシル−2−(エチルヒドロキシ
ホスフィノイル)メチルプロペン酸二リチウムの製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−〔エトキシ(エチル
)ホスフィノイルコ酸二ルプロペン酸エチルエステル2
05mg(0,65ミリモル)のエタノール7ifl溶
液に1.5N水酸化リチウム水溶液1.0IIIQを添
加し、4時間加熱還流する。放冷後、析出晶を濾取乾燥
し。 表題化合物を無色結晶として78+ag(収率44%)
得る。 山、p、 : >300℃ IR(l[Br、 aW) + 2926.1578,
1404,1158,1071,1044F1044F
AB−/e) : 27301+H)”’ H−N)I
R(CD、 0D−D、 O、δppm) : 0.8
0−1.82(15H,In)。 2.41−2.55(IH,In)、2.71(2H,
d、J=18.3)[z) 。 6.28(IH、dd 、J=4.7Hz 、 10.
5Hz)元素分析(C+tH+、Li、O,Pとして)
:計算値: C52,96%、 87.04%実測値:
 C52,57%、 86.99%(c) (E)−3−シクロヘキシル−2−(エチルヒドロキシ
ホスフィノイル)メチルプロペン酸二リチウムの製造 (E)−3−シクロヘキシル−2−【エトキシ(エチル
)ホスフィノイルコ酸二ルプロペン酸エチルエステル1
61mg(0,51ミリモル)を、実施例2(b)と同
様に処理して9表厘化合物を無色結晶として89mg(
収率64%)得る。 InJ、 : >300℃ IR(KBr、  cffl) 二2932,1557
,1452,1143,1128.10471047F
AB−/e) : 273(M+H)”’ H−NMR
(CDOD、 、δppm) : 0.95−1.80
(15H,m)、2.45(2H,d、JJ5Hz)、
2.55−2.75(IH,m)、5.18(IH。 dd、J=4.7Hz、9.5Hz) 元素分析(C,、H,、Li、04P−0,SR,Oと
して):計算値: C51,27%、 H7,17%実
測値: C51,22%、 H7,19%(d) (Z)−3−シクロヘキシル−2−(エチルヒドロキシ
ホスフィノイル)メチルプロペン酸の製造(Z)−3−
シクロヘキシル−2−〔エトキシ(エチル)ホスフィノ
イルコ酸二ルプロペン酸エチルエステル100mg(0
,32ミリモル)のエタノール3mQ溶液に1.5N水
酸化リチウム水溶液0.70■Qを添加し、6時間加熱
還流する。放冷後、水20ts Qを加えて不溶物を溶
かし、エーテル20ts Qにて抽出する。水層に3N
塩酸を加えて強酸性とした後、エーテル201IQにて
3回抽出する。酸性下に抽出したエーテル層を合わせて
、飽和食塩水20m Qにて洗浄した後、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残渣を
酢酸エチル−ヘキサン(1:5)から再結し1表題化合
物を無色結晶として55H1g(収率66%)得る。 慣、p、 : 160−162℃ IR(KBr、 aii) : 2932,1677.
1281,1236,1170.960FAB−MS(
m/e)+  261(M十H)”’ H−NMR(C
D、 OD 、δppm) + 1.10−1.82(
15H,m)、2.42−z、5sou、a)、zt9
2cz■、d、J=17.1Hz)、6.76(IH。 dd、J=5.111z、10.5)1z)元素分析(
C,、H,、O,Pとして):計算値: C55,38
%、 88.13%実測値: C55,63%、 88
.21%(e) (E)−3−シクロヘキシル−2−(エチルヒドロキシ
ホスフィノイル)メチルプロペン酸の製造(E)−3−
シクロヘキ、シル−2−〔エトキシ(エチル)ホスフィ
ノイルコ酸二ルプロペン酸エチルエステル120mg(
0,38ミリモル)を、実施例2(d)と同様に処理し
、酢酸エチル−ヘキサン(1:5)から再結し1表題化
合物を無色結晶として59mg(収率61%)得る。 信、p、 : 132−.133℃ IR(KBr、 aV) : 2926,1683.’
1278,1170.1101,1008゜FAB−M
S(m/e) : 261(M+H)”’ +1−NM
R(CD、 OD 、δppm、) : 1.08−1
.80(15H,I++)、2.81(28,d、J=
17.1Hz) 、2.95−3.15(IH,m)、
5.96(IH。 dd、J=4.dHz、9.6Hz) 元素分析(C,lH,,04Pとして):計算値: C
55,38%、 88.13%実測値: 055.59
%、 88.22%実施例3 (Z)および(E)−2−(ブチルヒドロキシホスフィ
ノイル)メチル−3−シクロヘキシルプロペン酸の製造 (a) (Z)および(E)−2−(ブチル(エトキシ)ホスフ
ィノイル)メチル−3−シクロヘキシルプロペン酸エチ
ルエステルの製造 窒素雰囲気下、 1.55Mブチルリチウム−ヘキサン
3.30mQ(5,1ミリモル)の乾燥テトラヒドロフ
ラン5alQ溶液に、−70℃にて、ブチルホスフィン
酸エチルエステル0.75g(5,0ミリモル)の乾燥
テトラヒドロフラン5IIIQ溶液を10分間かけて滴
下する。 同温で10分間攪拌後、この混合物を一50℃に昇温さ
せ、2−ジェトキシホスフィノイルプロペン酸エチルエ
ステル1.18g(5,0ミリモル)の乾燥テトラヒド
ロフラン5+Q溶液を10分間かけて滴下し、その後、
0℃にて1時間攪拌する。この混合物を一25℃に冷却
し、シクロヘキサンカルバルデヒド0.56g(5,0
ミリモル)の乾燥テトラヒドロフラン5mQ溶液を添加
し、同温で2時間、室温で1時間攪拌する0反応混合物
に、飽和塩化アンモニウム水100a+(lを加え、酢
酸エチル80IIQにて2回抽出し、有機層を無水硫酸
マグネシウムにて乾燥する。 減圧下に溶媒を留去し、残渣を中圧液体クロマトグラフ
ィー(メルク製 ローバーカラム サイズCリクロプレ
ップ 5I60.酢酸エチル)にて分離し、第1分画を
濃縮し、 (Z)−2−[ブチル(エトキシ)ホスフィ
ノイルコメチル−3−シクロヘキシルプロペン酸エチル
エステルを無色油状物として0.38g(収率22%)
得る。 IR(neat、 a() : 2930,1714,
1223,1170,1035.953’ H−NMR
(CDCI、 、δppm) : 0.90(3H,t
、J=6Hz)、1.09−2.00(22H,In)
、2.10−2.58(IH,m)、2.94(2H,
d。 J=17Hz)、3.80−4.40(4H4)、6.
72(IH,dd、J=5Hz、10Hz) 第2分画を濃縮し、 (E)−2−[ブチル(エトキシ
)ホスフィノイルJメチルー3−シクロヘキシルプロペ
ン酸エチルエステルを無色油状物としてO,14g(収
率8%)得る。 IR(neat、 ait) : 2937,1724
,1220,1177.1038.953’ H−間R
(CDCI、 、δppg+) : 0.90(3H,
t、J=6Hz)、1.08−2.01(22H,m)
、2.83(2H,d、J=16Hz)、2.78−3
.20(18,m)、3.79−4.41(4B、Il
)、5.90(IH,dd、J=4Hz。 9Hz ) (b) (Z)−2−(ブチルヒドロキシホスフィノイル)メチ
ル−3−シクロヘキシルプロペン酸の製造(Z)−2−
[ブチル(エトキシ)ホスフィノイル】メチル−3−シ
クロヘキシルプロペン酸エチルエステル360+ag(
1,05ミリモル)を、実施例2(d)と同様に処理し
、メタノール−酢酸エチル−ヘキサンから再結して表題
化合物を無色結晶として215mg(収率71%)得る
。 m、p、 : 146−147℃ rR(にBr、 aif) : 2930,1690.
1235,1164.963’ H−NMR(CD、0
0.δppI11) : 0.95(3H,t、J=6
Hz)。 1.07−2.00(16H,Im)、2.19−2.
64(1B、m)、2.90(2H,d、J=17Hz
)、6.75(LH,dd、J:5Hz、lOHz)F
AB−MS(m/e) : 289(M+H)”元素分
析(C,、)l、、04Pとして):計算値: C58
,32%、 H8,74%実測値: C58,04%、
 88.83%(C) (E)−2−(ブチルヒドロキシホスフィノイル)メチ
ル−3−シクロヘキシルプロペン酸の製造(E)−2−
(ブチル(エトキシ)ホスフィノイル】メチル−3−シ
クロヘキシルプロペン酸エチルエステル470mg(1
,36ミリモル)のアセトン24m m溶液にIN水酸
化リチウム水溶液24m mを添加し、24時間加熱還
流する。放冷後、減圧下にアセトンを留去し。 IN硫酸にて強酸性とした後、酢酸エチル60tn (
1にて2回抽出する。有機層を無水硫酸マグネシウムに
て乾燥し、減圧下に溶媒を留去する。残渣を分取薄層ク
ロマトグラフィー(メルク製 シリカゲル 60 F 
254.クロロホルム−メタノール(3:l))にて精
製後、メタノール−酢酸エチル−ヘキサンから再結し1
表題化合物を無色結晶として52mg(収率13%)得
る。 ra、p、 : 130−132℃ IRO[Br、 ail) : 2930,1687,
1225,1150.10301030FAB−/e)
 : 289(M+H)”’H−Nl’1R(CD、0
0.δppm) : 0.92(3H,t、J=6Hz
)、1.OO−1,89(16H,m)、2.48(2
H,d、に15Hz)、2.60−2.80(1■、m
)、5.60(IH,dd、J=5Hz、10Hz)元
素分析(C,4H,,04Pとして):計算値: C5
8,32%、 88.74%実測値: C57,74%
、 88.98%実施例4 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(シクロヘキシルメ
チルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸の製
造 (a) (Z)および(E)−3−シクロヘキシル−2−(シク
ロヘキシルメチルヒドロキシホスフィノイル)メチルプ
ロペン酸エチルエステルの製造 窒素雰囲気下、55%油性水素化ナトリウム30mg(
0,69ミリモル)の、乾燥ヘキサン1.0mQ懸濁液
に。 3−〔シクロヘキシルメチル(エトキシ)ホスフィノイ
ル〕プロパン酸エチルエステル200mg(0,69ミ
リモル)、シクロヘキサンカルバルデヒド70mg(0
,,69ミリモル)、および、乾燥エタノール1滴の乾
燥ベンゼン0.70mΩ溶液を添加し、室温にて18時
間攪拌する0反応混合物に、水3tsQおよび、酢酸0
.70m Qを添加し、エーテル10fllQにて3回
抽出する。有機層を合わせて、5%重曹水10IaQに
て4回抽出する。水層に、vA塩酸を加え酸性とした後
。 クロロホルムlom Qにて3回抽出する。有機層を。 無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去
し、無色油状物130+agを得る。このものは。 ’H−NMRから、(E)−3−シクロヘキシル−2−
(シクロヘキシルメチルヒドロキシホスフィノイル)メ
チルプロペン酸エチルエステルと(Z)−3−シクロヘ
キシル−2−(シクロヘキシルメチルヒドロキシホスフ
ィノイル)メチルプロペン酸エチルエステルの1:3混
合物であることがわかった。収率53%((E)および
(Z)両異性体合計の値)。 (b) (Z)−3−シクロヘキシル−2−(シクロヘキシルメ
チルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸の製
造 (Z)および(E)−3−シクロヘキシル−2−(シク
ロヘキシルメチルヒドロキシホスフィノイル)メチルプ
ロペン酸エチルエステル(3:1)混合物901mg(
0,25ミリモル)を、 4.7N塩化水素−酢酸ブチ
ル1mQに溶解し、100℃にて24時間封管中で加熱
した後、減圧下に溶媒を留去する。残渣をエタノール0
、.32m Qおよび6N水酸化ナトリウム0.16+
a Qに溶解し、3時間加熱還流する。放冷後2反応混
合物に水3mQを加えて希釈し、塩酸を添加して酸性と
した後、酢酸エチル10+a Qにて3回抽出する。有
機層を、飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウム
にて乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残渣を、酢酸エ
チル−ヘキサン(C4)から再結し。 表層化合物を無色結晶として29n+g(収率35%)
得る。 m、p、 : 170−171.5℃ IR(KBr、 ail) : 2932,2854,
1692,1239,1146.954FAB−MS(
m/e) : 329(M+旧“’ )I−NMR(C
D、OD、δppm) : 1.01−1.39(IO
H,i)、1.60−1.92(13H,Il+)、2
.46−2.501:IH,m)、2.90(2H,d
。 J=17.1Hz) 、6.74(IH,dd、J=5
.2Hz、10.5Hz)元素分析(C,、H,,04
Pとして):計算値: C62,18%、 H8,90
%実測値: C61,43%、 88.84%実施例5 (Z)および(E)−3−シクロヘキシル−2−(ヒド
ロキシイソブチルホスフィノイル)メチルプロペン酸の
製造 (a) (Z)および(E)−3−シフ°口へキシル−2−(エ
トキシイソブチルホスフィノイル)メチルプロペン酸エ
チルエステルの製造 実施例1(a)におけるベンズアルデヒドのがわりにシ
クロヘキサンカルバルデヒドを用いて表層化合物を何れ
も無色波状物として得る。 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステル IR(neat、 aii) : 2992,1710
,1260,1167.1029.969’ H−NM
R(CDCI、 、δppm) : 1.04(68,
dd、J:3.9Hz、6.6Hz)、1.08−1.
36(IIH,m)、1.60−1.76(7H,i)
。 2.09−2.16(IH,m)、2.39−2.42
(18,m)、2.93(2H,d、J=16.8Hz
)、3.96−4.13(2H,11)、4.20(2
H,q、J=7.0Hz)、6.71(IH,dd、J
=4.9Hz、10.5Hz)(E)−3−シクロヘキ
シル−2−(エトキシイソブチルホスフィノイル)メチ
ルプロペン酸エチルエステル IR(neat、 ail) : 2986.1716
,1251,1179,1038.960’ トNMR
(CDCI、 、δppa+) : 1.03(6H,
d、JニアHz)、1.10−1.92(1811,m
)、1.90−2.25(IH,m)、2.60−3.
00(IH,o+)、2.78(28,d、J=16H
z)、3.86−4.44(4■。 l11)、5.88(IK、dd、J=5Hz、9Hz
)(b) (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸の製造(Z)−
3−シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチルプロペン酸エチルエステルを、実施例
2(d)と同様に処理し、エーテル−ヘキサンから再結
して2表題化合物を無色結晶として得る。 ■、p、 : 155−i56℃ IR(KBr、 al) : 2932,1692,1
638,1314,1242,1170゜1152.9
57 FAB−MS(m/e) : 289(M+H)”’ 
H−NMR(CD、00.δppm) : 1.05(
6H,d、J=6.6Hz)、1.07−1.45(5
H,m)、1.64(2H,dd、J=6.6Hz、1
2.9Hz) 。 1.69−1.79(5B、m)、2.01−2.19
(IH,m)、2.41−2.54(ll’l、+a)
、2.90(2H,d、J=17.1Hz)、6.75
(IH。 dd、、J’5.1Hz、10.5Hz)元素分析(C
,、H,、04Pとして):計算値: C58,32%
、 88.74%、 Plo、74%実測値: C5B
、32%、 88.63%、 Plo、9%また。上記
の様にして得られる(Z)−3−シクロヘキシル−2−
(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチルプロペ
ン酸を、メタノール−水から再結すると、結晶形の異な
る無色結晶が得られる。 麿、p、 : 167−169℃ IR(KBr、 an) : 2932,1716,1
644,1263,1248.1125゜1053.9
72 (’H−NMR,FAB−MSは、上で得られた結晶の
スペクトルと完全に一致した。) (C) (E)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸の製造(E)−
3−シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチルプロペン酸エチルエステルを、実施例
2(d)と同様に処理し、エーテル−へキサンから再結
して9表題化合物を無色結晶として得る。 m、p、 : 162−163℃ Iff(KBr、 ail) : 292B、1719
,1230.1119.954高分解能FAB−MS(
m/e、(C,、H,,0,P+)[)”として):計
算値:289゜1569 実測値: 289.1598 “トoR(do、oo、δppm) : 1.04(6
H,d、J=6.6Hz)、1.07−1.42(6H
,m)、1.62(2H,dd、Jg6.6Hz、13
.2Hz)。 1.68−1.76(4H,a+)、1.97−2.1
6(IH,a+)、2.79(2H,d、に16.8H
z)、2.94−3.10(IH,n+) 、5.94
(lH,dd、J:4.8Hz、9.9Hz)実施例6 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホス2イノイル)メチルプロペン酸二ナトリウムの
製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸18.5g(6
4,2ミリモル)のメタノール370m Q溶液に、 
6N水酸化ナトリウム24sQ(144ミリモル)を水
冷下に攪拌しながら滴下する。析出晶を濾取乾燥し1表
題化合物を無色結晶として19.1g(収率90%)得
る。 1、P、 : >300℃ IR(KBr、 a() : 3292,2926,1
551,1401,1140.1038’H−NMR(
D、O,δppm) : 0.79(6H,d、に6.
6Hz)、0.85−1.17(6H1l)、1.22
(2f1.dd、J=6.7)1z、11.9Hz)。 1.44−1.52(4H,m)、1.72−1.85
(IH,m)、2.18−2.25(IH,m)、2.
52(2H,d、J=18.3Hz)、6.00(IH
。 dd、J=4.9Hz、10.1Hz)元素分析(C,
、H,、Na、04P ・0.85H,Oとして):計
算値: C48,38%、 87.16%実測値: C
48,54%、 87.38%含水量測定(カール フ
ィッシャー法):計算値: 4.41% 実測値=4.4% Na含量測定(炎光法): 計算値: 13.23% 実測値: 14.5% 実施例7 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸カルシウムの製
造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸二ナトリウム2
00n+g(0,58ミリモル)の水2.OmQ溶液に
、水冷上攪拌しながら3M塩化カルシウム水溶液0.2
4ya Q (0,72ミリモル)を滴下する。析出晶
を濾取乾燥し2表題化合物を白色粉末として200mg
(収率99%)得る。 m、p、 : >300℃ IR(KBr、 aW) : 3448,2932,1
542,1434,1413,1158゜元素分析(C
,、H,、CaO,P ・1.2H,Oとして):計算
値: C48,32%、 87.36%実測値: C4
8,25%、 87.19%含水量測定(カール フィ
ッシャー法):計算値・6.21% 実測値:5,6% Ca含量測定(真先法): 計算値: 11.52% 実測値: 12.0% 実施例8 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸の(E)−3−
シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチルホスフィノ
イル)メチルプロペン酸エチルエステルからの製造 (E)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステル1
1.1g(32,2ミリモル)を4.3N塩化水素−酢
酸ブチル100m Qに溶解し、100℃にて48時間
封管中で加熱する。放冷後、減圧下に溶媒を留去しくZ
)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチル
ホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステルと(
E)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステルの
混合物を淡黄色油状物として得る。H−NMRにてこの
混合比を測定すると(Z)+(E )−90:10であ
った。この混合物をエタノール32ra Q−6N水酸
化ナトリウム16aQに溶解し、3時間加熱還流する。 放熱後、減圧下に溶媒を留去し、残渣を水100III
Q、に溶解し、塩酸にて強酸性にすれば結晶が析出する
。この結晶を濾取し、メタノール−水(2:l)から再
結し、 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキ
シイソブチルホスフィノイル)メチルプロペン酸4.6
g(収率49%)を得る。融点、IR。 H−N M Rは、実施例5(b)で得たものと一致し
た。 実施例9 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸の(E)−3−
シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチルプロペン酸からの製造(E)−3−シク
ロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイ
ル)メチルプロペン酸13mg(0,045ミリモル)
を4.3N塩化水素−酢酸ブチル0.13+aQに溶解
し、100℃にて24時間封管中で加熱する。放冷後、
減圧下に溶媒を留去し、残渣をエタノール0.2m Q
に溶解し、゛6N水酸化ナトリウム0.1mQを添加し
て1.5時間加熱還流する。放冷後。 水5mQを加え、塩酸を添加して酸性とした後。 酢酸エチル5mflにて3回抽出する。酢酸エチル抽出
層を飽和食塩水5mΩにて洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムにて乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残渣を酢酸エ
チル−ヘキサンから再結し。 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸を無色結晶とし
て7B(収率54%)得る。融点、IR,’H−NMR
は、実施例5(b)で得たものと一致した。 実施例10 (a) (Z)および(E)−3−シクロヘキシル−2−〔エト
キシ(4−メトキシメトキシブチル)ホスフィノイル]
メチルプロペン酸エチルエステルの製造4−メトキシメ
トキシブチルホスフィン酸エチルエステル3.20g(
15,2ミリモル)を、実施例2(a)と同様に処理し
て(E)、(Z)混合物の粗生成物を得、この粗生成物
を中圧液体クロマトグラフィー(メルク製 ローバーカ
ラム サイズ Cリクロプレップ 5I60.酢酸エチ
ル)にて分離し。 第1分画を濃縮しくZ)−3−シクロヘキシル−2−〔
エトキシ(4−メトキシメトキシブチル)ホスフィノイ
ル〕メ1チルプロペン酸エチルエステルを無色油状物と
して1.60g(収率26%)得る。 IR(neat、 an) : 2932,1713,
1227,1149,1110,1041゜FAB−M
S(m/e) : 405(M+H)”’ H−NMR
(CDCI、 、δppm) : 1.14−1.36
(IIH,m)、1.65−1.78(11!I、m)
、2.40−2.43(lH,m)、2.95(2H,
d。 J=17.1Hz)、3.34(3H,s)、3.51
−3.55(2H,m)。 4.00−4.12(2H,m)、4.21(2H,q
、J=7.0Hz)、4.61(2H,s)、6.73
(IH,dd、J=4.9Hz、10.5Hz)第2分
画を濃縮しくE)−3−シクロヘキシル−2−〔エトキ
シ(4−メトキシメトキシブチル)ホスフィノイルコメ
チルプロペン酸エチルエステルを無色油状物として1.
90g(収率31%)得る。 IR(neat、 aW) :4932,1719,1
218,1164,1110,1038゜FAB−MS
(i/e) : 405(M+l+)”’ Fl−NM
R(CDCI、 、δppm) : 1.06−1.3
5(IIH,l11)、1.65−1.74(IIH,
i+)、2.78−2.94(3H,m)、3.35(
3H。 s)、3.50−3.55(2H,ra)、3.98−
4.13(28,+n)。 4.22(2H+q、:J□7.011z)、4.60
(2H1s)、5.91(11(+dd。 J=4.8Hz、9.6Hz) (b) (Z )−3−シクロヘキシル−2−(4−メトキシメ
トキシブチルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロペ
ン酸の製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−〔エトキシ(4−メ
トキシメトキシブチル)ホスフィノイルコメチルプロペ
ン酸エチルエステル200mg(0,50ミリモル)の
エタノール0.8a+ Q溶液に、 6N水酸化ナトリ
ウム水溶液0.4m Q (2,4ミリモル)を添加し
、6時間加熱還流する。放冷後2反応混合物を減圧濃縮
し、残渣に水10+a Qを加え、塩酸を添加して酸性
とした後。 酢酸エチル15@Qにて3回抽出する。有機層は。 飽和食塩水151Qにて洗浄後、無水硫酸マグネシウム
にて乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残渣を酢酸エチ
ル−ヘキサン(C1)から再結し1表題化合物を無色結
晶として140mg(収率81%)得る。 m、p、 : 112.5−113.5℃rR(KBr
、 aH) : 2932,1686,1287,11
67.1152,1110゜1053.960 FAB−MS(Il/e) : 349(M+H)”)
1−NMR(CD、OD、 8 ppm) : 1.1
4−1.40(5H,i)、1.65−1.75(11
H,*)、2.46−2.50(IH,a+)、2.9
2(2H,d。 J=17.6Hz)、3.33(3■、s)、3.54
(2H,d、J=5.8Hz)。 4.59(2H,s)、6.76(IH,dd、J=5
.0Hz、10.5■2)元素分析(C,、H,、O,
Pとして):計算値: C55,16%、 H8,31
%実測値: C55,02%、 H8,31%(c) (Z)−3−シクロヘキシル−2−〔ヒドロキシ(4−
ヒドロキシブチル)ホスフィノイル】メチルプロペン酸
の製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−〔ヒドロキシ(4−
メトキシメトキシブチル)ホスフィノイルコメチルプロ
ペン酸300mgのメタノール゛3sff溶液に、!!
塩酸0.2m Qを添加し、室温にて一晩攪拌する0反
応混合物を減圧濃縮し、残渣を中圧液体クロマトグラフ
ィー(メルク製 ローパーカラム サイズ Bリクロブ
レップ RP−18,25%含水メタノール)にて精製
した後、イソプロピルエーテル−ヘキサン(1:l)か
ら再結し2表題化合物を無色結晶として87mg(収率
33%)得る。 01、P、 : 110−111℃ IR(KBr、 aW) : 3454,2932,1
689,1278,1245,1149゜1029.9
63 FAB−MS(m/e) : 305(M+H)”’ 
H−NMR(CD、OD、a ppm+):  1.1
1−1.40(5FI、m)、1.59−1.77(I
IH,m)、2.46−2.50(IH,a+)、2.
92(2H,d。 J=17.3Hz)、3.56(28,t、J=6.1
Hz)、6.76(IH,dd。 J=5.2Hz、10.5Hz) 元素分析(C14■、、O,Pとして):計算値: C
55,25%、 88.28%実測値: C55,10
%、 88.22%(d) (Z)−2−(4−クロロブチルヒドロキシホスフィノ
イル)メチル−3−シクロヘキシルプロペン酸の製造(
Z)−3−シクロヘキシル−2−〔エトキシ(4−メト
キシメトキシブチル)ホスフィノイル]メチルプロペン
酸エチルエステル300mgをジオキサン(3mQ)−
濃塩酸(3mQ)混合液に溶解し、20時間加熱還流す
る。放冷後1反応混合物を減圧濃縮し、残渣に水10m
 Qを加えて酢酸エチル15m Qにて3回抽出する。 有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後。 減圧下に溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル−ヘキサン(
CI)から再結し2表題化合物を無色結晶として721
g(収率30%)得る。 雪、p、 : 149.5−151℃ IR(KBr、 ail) : 2932,1716,
1275,1230,1119,972FAB−MS(
a/e) : 323(M+H)”’ H−NMR(C
D、 OD 、δppm) : 1.14−1.40(
5H,m)、1.67−1.83(IIH,m)、2.
45−2.50(18,m)、2.93(2H,d。 JJ7.6Hz)、3.58(2H,t、J=6.2t
(z)、6.77(IH,dd。 J=5.2Hz、10.7Hz) 元素分析(C,、H,4CIO,Pとして):計算値:
 C52,10%、 H7,49%実測値: C51,
87%、 87.44%実施例11〜3゜ 実施例1に準じて下記の実施例11ないし30の化合物
を得た。 実施例11 (a)(Z)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシイ
ソプロビルホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエ
ステル 油状物 IR(neat、 anり : 2932,1713,
1278,1227,1167.1044゜FAB−M
S(i/e) : 331(M+H)”’ H−NI’
1R(CD(1:l、 、δppa+) : 1.06
−1.40(181,m)、1.65−1.80(4H
,Il)、1.84−2.03(LH,a)、2.35
−2.50(18,m)、2.90(IH,dd、J”
14.7Hz、14.7Hz)、2.97(IH,dd
、J1114.7Hz、14.7F[z)、3.94−
4.11(2H,m)。 4.21(2H,q、J=7.2)!z)、6.74(
ill、dd、J:5.IHz。 10.5Hz) (b)(E)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシイ
ソプロビルホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエ
ステル 油状物 IR(neat、 ail) : 2932,1722
,1218,1032.954FAB−MS(m/e)
 : 331(M+H)”’ H−NMR(CDCI、
 、δppm) : 1.01−1.40(18H,m
)、 1.55−1.75(48,m)、1.83−1
.95(ILm)、2.75−2.95(IH,+++
)、2.83(2H,d、J=14.4Hz)、3.9
1−4.13(2H。 m)、4.23(2H,q、J・7.2Hz) 、5.
93(LH,dd、J=4.5Hz。 9.6Hz) (C)(Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシ
イソブロビルホスフィノイ、ル)メチルプロペン酸m、
P、 + 139.5−141.5℃IR(、KBr、
 ail) : 3412,2926,1713,11
49.1119.966FAB−MS(m/e) : 
275(M+H)”’ l(−NMR(CD、OD、δ
pp11) : 1.10−1.43(6■1lLL、
19(6H,dd、J=7.2Hz、17.1Hz)、
1.65−1.80(4H,a+)。 1.83−1.96(111,■)、2.42−2.5
5(ill、麿)、2.92(2H,d、J−15,9
Hz)、6.76(LH,dd、J=4.8H1,10
,5Hz) 元素分析(C,、Hl、04Pとして):計算値: C
56,92%、 88.45%実測値: C56,89
%、 H8,57%(d)(E)−3−シクロヘキシル
−2−(ヒドロキシイソプロピルホスフィノイル)メチ
ルプロペン酸■、p、 + 144.5−146.5℃
IR(KBr、  ail) : 3040,2920
,1725,1197,1176.1122゜FAB−
MS(m/e) : 275(M+tl)”’)l−N
?[R(CD、OD、δppm): 1.05−1.4
0(6H,膳)、1.16(6H,dd、J=6.9F
lz、16.8Hz)、1.64−1.80(48,m
)。 1.83−1.97(IH4)、2.82(2H,d、
J=16.2Hz)。 2.96−3.10(LH911) 、5.96(IH
,dd、J=4.2Hz、9.9Hz) 元素分析(C,、H,,0,Pとして)二計算値: C
56,92%、 88.45%実測値: C56,84
%、 88.98%実施例12 (a)(Z)−3−シクロヘキシル−2−〔エトキシ(
ヘキシル)ホスフィノイルコメチルプロペン酸エチルエ
ステル 油状物 IR(neat、 aii) : 2926,1713
,1260,1227,1173,1038゜FAB−
MS(IIl/e) : 373(M+■)4’ )I
−NMR(CDCI、 、δppm) : 0.88(
3H,t、J=6.6Hz)山05−1.78(26M
、s)、2.34−2.47(IH,m) 、2.95
(28,d。 J=17.1Hz)、3.98−4.10(2H,m)
、4.21(2H,q、J=7.2Hz)、6.73(
IH,dd、J=4.8Hz、IO,5Hz)(b)(
E)−3−シクロヘキシル−2−
【エトキシ(ヘキシル
)ホスフィノイルコメチルプロペン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、 a() : 2926,1719,
1248,1215,1179゜1038.954 FAB−MS(m/e) : 373(?l+H)”’
 H−NMR(CDCI、 、δI)pIll) : 
0.88(3H,t、J=6.6Hz)、l’、00−
1.76(20H,+a)、1.28(3H,t、、I
’6.9Hz)、1.33(3■、t、J=6.9Hz
)、2.71−2.95(3H,+n)、3.95−4
.10(2H,m)、4.22(2H,q、、I’6.
9Hz)、5.90(IH,dd。 J=4.5Hz 、 9.9+1z )(C)(Z)−
3−シクロヘキシル−2−(ヘキシルヒドロキシホスフ
ィノイル)メチルプロペン酸m、p、 : 152.5
 155℃ IR(KBr、 cffl) : 2926,1689
,1287,1167.1149.960FAB−MS
(a+/e) : 317(?I+H)’’ H−NM
R(CD、OD、δppm) : 0.91(3H,t
、、I’6.9Hz)、1.12−1.80(20H,
m)、2.40−2゜56(IH,m)、2.91(2
H,d。 J:17.7Hz)、6.75(IH,dd、J:5.
4Hz、10.8Hz)元素分析(C,、H,、O,P
として):計算値: C60,74%、 89.24%
実測値: C60,57%、 89.63%(d)(E
)−3−シクロヘキシル−2−(ヘキシルヒドロキシホ
スフィノイル)メチルプロペン酸m、p、: 121−
123℃ rR(KBr、 cffl) : 2926,1716
,1230,1182,1146,1116゜FAB−
MS(s/e) : 317(M+H)”’トNMR(
CD、OD、δppa+) : 0.91(3H,t、
Jl18.9Hz)、1.06−1.80(20H,m
)、2.80(2H,d、J=17.4Hz)+2.9
5−3.10(IH,m)、5.95(IH,dd、J
”5.1Hz、9.9Hz)元素分析(C,、H,、O
,Pとして):計算値: C60,74%、 89.2
4%実測値: C60,68%、 H9,43%実施例
13 (a)(Z)−3−シクロヘキシル−2−〔デシル(エ
トキシ)ホスフィノイルコメチルプロペン酸エチルエス
テル 油状物 IR(neat、 ail) : 2930,1?16
,1305,1230.11?6,1043゜FAB−
?IS(m/e) : 429(M+l()”’ H−
NMR(CD(1:1. 、δppm) : 0.86
(3H,t、JII7.2Hz)、1.02−1.78
(34H,g)、2.32−2.46(10,a)、2
.92(2H。 d、J=17.IHz)、3.93−4.08(2H,
m)、4.18(2H,q。 Jg7.0Hz)、6.70(III、dd、Jg4.
6Hz、9.4Hz)(b)(E)−3−シクロヘキシ
ル−2−〔デシル(エトキシ)ホスフィノイルコメチル
プロペン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、 aH) : 2925.1722.
1213.1036.955FAB−MS(ta/e)
 : 429(M+Hど’ トNMR(CDCI、 、
δppm) : 0.86(31,t、J=7.2Hz
)、0.99−1.78(34H,m)、2.71−2
.97(3H,i)、3.91−4.11(2H,i)
、4.20(2H,q、J=7.1)1z)、5.88
(ILdd。 J=4.6Hz、9.6Hz) (C)(Z )−3−シクロヘキシル−2−(デシルヒ
ドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸 1、p、 : 132.5−133.5℃IR(KBr
、 aW) : 2920,1689,1162,11
44.960FAB−MS(a+/e) : 373(
M+H)’’H−NMR(CD、OD、δppm) :
 0.90(38,t、J=6.8Hz)、1.05−
1.87(288,m)、2.40−2.56(IH,
m)、2.91(2H,d。 J=17.6Hz)、6.75C!H,dd、J=4.
8Eiz、10.6Hz)元素分析(C,、H,、O,
Pとして):計算値: C64,49%、 810.0
1%実測値: C64,01%、 Hlo、23%(d
)(E)−3−シクロヘキシル−2−(デシルヒドロキ
シホスフィノイル)メチルプロペン酸 m、p、 : 111.0−112.0℃IR(KBr
、 cffl) : 2930,1690,1235,
1100.986FAB−MS(m/e) : 373
(M+H)”’ )l−NMR(CD、 OD 、δp
pm) : 0.89(3H,t、J”6.71(z)
、1.02−1.81(28H,m)、2.80(2H
,d、J1117.6[(z)、2.96−3、11(
IH,m)、5.95(LH,dd、J=4.9Hz、
9.8Hz)元素分析(C,、L704Pとして):計
算値: C64,49%、 HIQ、01%実測値: 
C84,31%、 810.01%(以下余白) 実施例14 (a)(Z)−3−シクロヘキシル−2−((2,2−
ジメチルシクロプロピル)エトキシホスフィ酸二ルツメ
チルプロペン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、 ff1) : 2932,2854
,1713,1647,1227,1164゜FAB−
MS(m/e) : 357(M+H)”’ トNMR
(CDCI、 、δppm) + 0.49−1.08
(3H,m) 、 1,10−1.80(22H,m)
、2.40−2.60(LH,m)、2.94−3.1
2(2B1膳)、4.00−4.17(4H,m)、6
.69−6.80(11,1)(b)(E)−3−シク
ロヘキシル−2−((2,2−ジメチルシクロプロピル
)エトキシホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエ
ステル 油状物 IR(neat、 aり : 2926,2854,1
719,1215,1167.972FAB−MS(m
/e) : 357(M+H)”’ H−NMR(CD
CI、 、δppI11) : 0.45−1.05(
3H,m)、1.10−1.80(22H,m) 、2
.75−3.05(3+1.ff1)、4.0O−4,
30(4H,m)、5.94(1B、dd、J=4.8
)!z、9.6Hz)(c)(Z)−3−シクロヘキシ
ル−2−((2,2−ジメチルシクロプロピル)ヒドロ
キシホスフィノイルコメチルプロペン酸 m、p、 : 169−174℃ IR(KBr、 aH) : 2932,1692.1
245,1161.951FAB−MS(m/e) :
 301(M+I()”H−NMR(CD、OD、δp
pm) : 0.60−1.00(3H,m)、1.1
0−1.48(5H,m)、1.11(3■、d、J=
2.4Hz)、1.30(3H,s)。 1.64−1.81(5H,■)、2.45−2.60
(LH,m)、2.94(2H,d、J=18.9Hz
)、6.72(IH,dd、J=5.1Hz、10.5
11z) 元素分析(C,、H,,04Pとして):計算値: C
59,99%、 88.39%実測値: C:59.6
2%、 88.31%(d)(Z)−3−シクロヘキシ
ル−2−[(2,2−ジメチルシクロプロピル)ヒドロ
キシホスフィノイル】メチルプロペン酸二ナトリウム m、p、 : >300℃ IR(KBr、 aW) : 3382,2926,1
560,1452,1416,1140゜FAB−1’
1s(1/e) : 345(1’!+■〕0’If−
NNR(D、O,δpp麿) : 0.37−0.50
(3H,+1)、1.00−1.40(5H,s)、1
.04(3H,i)、1.21(3H,s)、1.50
−1.80(5H,m)、2.35−2.50(1)1
.m)、2.74(2H,d。 J=18.9Hz)、6.16(11,dd、J=5.
1Hz、9.614z)元素分析(C1,H,、Na、
0.P −1/3)1.0として):計算値: C51
,43%、 86.81%実測値: C51,47%、
 87.19%(e)(E)−3−シクロヘキシル−2
−((2,2−ジメチルシクロプロピル)ヒドロキシホ
スフィノイルコメチルプロペン酸二ナトリウム m、p、 : >300’C TR(KBr、 ci) + 3418.2926,1
55] 、1428,1335,1146゜FAB−M
S(w/e) : 345(M+H)”’ I(−NM
R(D、O,δpp曙) : 0.55−0.75(3
H,+s)、1.00−1.35(5H,m)、1.0
7(3H,d、J=2.1Hz)、1.22(3H,s
)。 1.50−1.70(5H,m)、2゜35−2.50
(IH,11)、2.50(2H、d 、J=16.5
Hz)、5.37(IH、dd 、J=4.4Hz 、
 12.8Hz) 元素分析(C,、H,、Na、 04P ・3/48.
 Oとして):計算値: C50,35%、 H6:9
0%実測値: C50,20%、 H7,14%実施例
15 (a )(Z )−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−2−ブテン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、、 cJ) : 2962,1713
,1278,1176.1038,954FAB−MS
(m/e) : 277(M+H)”’ トNMR(C
DCI、 、δppm) + 1.04(&H,dd、
に2.9Hz。 6.6Hz)、1.24−1.31(6H,s)、1.
62(2H,dd、J=6.911z、12.4Hz)
、1.91(3H,dd、J=4.6Hz、7.1Hz
)。 2.04−2.20(1■、m)、2.93(2H,d
、J=16.6Hz)。 3.95−4.15(2H,s)、4.20(2H,q
、J=7.1Hz)、7.06(IH,dq、J=5.
4Hz、7.1Hz)(b )(Z )−2−(ヒドロ
キシイソブチルホスフィノイル)メチル−2−ブテン酸 m、p、 : 156−159℃ TR(KBr、 affl) : 2962,1701
,1251,1167.1119.957FAB−MS
(m/e) : 221(M+H)”’H−NNR(C
D、OD、δppm) : 1.04(6H,d、J=
6.1Hz)、1.63(2H,dd、J=6.7Hz
、12.8Hz)、1.90(38,dd、J=4.5
Hz、7.1Hz)、2.09(IH,m)、2.92
(2H,d、J’17.0Hz) 。 7.09(IH,dq、J=5.51(z、7.1Hz
)元素分析(C,H,,04Pとして):計算値: C
49,04%、 H7゜78%実測値:048″、73
%、 88.02%実施例16 (a )(Z )−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−2−オクテン酸エチルエステル油状物 IR(neat、 al) : 2960,1718,
1265,1170,1039,952FAB−MS(
Il/e) : 333(M+H)”’ H−N!’I
R(CDCI、 、δppm) : 0.90(3H,
t、J=7.0Hz)、1.05(6B、dd、J=3
.9Hz、6.5Hz)、1.25−1.34(IOH
,11)。 1.48(2H,m)、1.63(2■、dd、、C6
,9Hz、12.5Hz)。 2.12(IH,w)、2.27(2H,i)、2.9
3(21(、d、J”16.6Hz)、4.03(2H
,i)、4.22(2H,q、J=7.0Hz)、6.
94(IH,dt、J=5.2Hz、7.3Hz)(b
 )(E )−2−(エトキシイソブチルホスフィノイ
ル)メチル−2−オクテン酸エチルエステル油状物 IR(neat、 af) : 2955,1722,
1242,1161,1038,952FAB−MS(
Il/e) : 333(M+H)”’ H−NMR(
CDCI、 、 a ppm) : 0.89(3H,
t、J=7.0Hz)、1.05(6fl、d、J=7
.0Hz)、1.25−1.36(IOH,m)、1.
44(2H,m)山62(2H,m)、2.11(凰+
n)、2.49(2H,I)12.85(2H,m)、
4.04(28,i)、4.23(28,q、J冨7.
0Hz)。 6.12(LH,dt、J=4.6Hz、7.6Hz)
(c )(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−2−オクテン酸 m、p、 : 104−105℃ IR(KBr、 ail) + 2956.1692,
1242.1173,1062.987FAR−MS(
m/e) : 277(M+H)”’H−NにR(CD
、OD、δppm) + 0.92(3H山J=6.8
Hz) 、1.04(68,d、J=6.6Hz)、1
.35(4H,m)、1.49(2H,m)。 1.63(2H、dd 、J=6.6Hz、13.0H
z)、2.09(LH,m)。 2.30(2H,m)、2.91(2H,d、J:17
.4Hz)、6.97(IH。 dt、J=5.1Hz、7.6Hz) 元素分析(C,、H,,04Pとして):計算値: C
56,51%、・H9,12%実測値: C55,29
%、 H8,86%(d )(E )−2−(ヒドロキ
シイソブチルホスフィノイル)メチル−2−オクテン酸 麿、p、 + 76.5−77.5℃ IR(KBr、 d) : 2962,2932,16
92,1275,1161,981FAB−MS(1/
e) : 277(N+If)”’H−NMR(CD、
OD、δppm) : 0.90(38,t、J=6.
7Hz)、1.04(6H,d、J=6.6Hz)山3
4(4H,11)、1.46(2H,IH1)。 1.63(2H,dd、J=6.9Hz、13.2Hz
)、2.09(18,c)。 2.53(2H,m)、2.81(2■、d、JJ6.
9Hz)、6.17(IH。 dt、J=4.8Hz、7.6Hz) 元素分析(C,、H,,04Fとして):計算値: C
56,51%、 H9,12%実測値二C56,36%
、 H9,O1%実施例17 (a)(Z)−2−(エトキシイソブチルホスフィノイ
ル)メチル−2−ドデセン酸エチルエステル油状物 FAB−?l5(ffi/e) + 389(M+H)
”’ 11−NMR(CDCI、 、 8 ppIl)
 : 0.88(3)1.t、J=6.3Hz)、1.
00−1.50(26H,m)、1.63(2H,dd
、J=6.6Hz、12.6Hz)。 2.05−2.20(IH,m)、2.20−2.35
(2)[、m)、2.93(2H,d、J:16.5H
z)、3.95−4.15(2H,11)、4.22(
4M。 q、J=6.9Hz)、6.94(LH,dt、J=5
.1Hz、7.5Hz)(b )(E )−2−(エト
キシイソブチルホスフィノイル)メチル−2−ドデセン
酸エチルエステル油状物 FAB−MS(m/e) : 389(M+H)”’ 
H−NNR(CDCI、 、δppm) : 0.88
(3H,t、J=6.9Hz)、1.04(6H,d、
JII6.6Hz)、1.15−1.50(20H,g
+)、1.59−1.66(2)1.讃)、2.00−
2.20(IH,m)、2.45−2.55(2H,m
)、2.7(5−3,00(2H,麿)、3.95−4
.15(2H,m)。 4.19−4.26(2H,i)、6.12(LH,d
t、J=4.8Hz、7.2Hz) (c )(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−2−ドデセン酸 m、p、 : 103−105℃ IR(KBr、 aiり + 2926.1689,1
242,1170.984FAB−MS(m/e) +
 333(M+■)0’ H−NMR(CD、OD、δ
ppo+) : 0.90(3H,t、J=6.6Hz
>、1.05(6H,d、J=6.6H1)、1.20
−1.55(14H,m)、1.64(2H。 dd、に6.6Hz、12.9Hz)、2.00−2.
20(LH,m) 、2.20−2.40(2H,m)
、2.91(2)1.d、J”17.4Hz)、6.9
7(IH。 dt、J=5.1Hz、7.2Hz) 元素分析(C,、H,、O,Pとして):計算値: C
61,42%、 810.01%実測値二G60.89
%、 H9,92%(d )(E )−2−(ヒドロキ
シイソブチルホスフィノイル)メチル−2−ドデセン酸 s、p、 : 50−52.5℃ IR(KBr、 ai) : 2920,2854,1
692,1155.954FAB−MS(m/e) :
 333(M+I()’″’ H−NMR(CD、00
.δppa+) : 0.89(3H,t、J:6.6
Hz)、1.04(6)1.d、J=6.6Hz)、1
.20−1.50(14H,m)、1.63(2H。 dd、J=6.9Hz、13.2Hz)、2.00−2
.20(LH,l11) 、2.45−2.60(2H
,m)、2.82(2H,d、J=16.8Hz) 、
6.16(IH。 dt、J=4.8Hz、7.5Hz) 元素分析(C,J、、O,Pとして):計算値: C6
1,42%、 Hlo、01%実測値: C61,29
%、 H9,85%実施例18 (a HZ )−2−(エトキシイソブチルホスフィノ
イル)メチル−4,4−ジメチル−2−ペンテン酸エチ
ルエステル 油状物 IR(neat、 aW) : 2962,1713,
1260,1200,1155,1038゜FAB−M
S(i/e) : 319(M+H)”’ H−NMR
(CDCI、 、δppm) : 1.05(6H,d
d、J=3.5Hz、6.6Hz)、1.24−1.3
3(15■、m)、1.68(28,dd、J=6.9
Hz。 12.9Hz)、2.04−2.19(IH,i)、3
.12(2H,d、Jl116.4Hz) 、3.96
−4.11(2H,i)、4.21(2H,q、、J’
7.1Hz)、6.86(IH,d、に4.6Hz)(
b )(E )−2−(エトキシイソブチルホスフィノ
イル)メチル−4,4−ジメチル−2−ペンテン酸エチ
ルエステ油状物 IR(neat、 aif) : 2962,1731
−.1239,1197,1052,957FAB−M
S(II/e) : 319(M+H)”’ H−NM
R(CDCI、 、δppm) : 1.05(6H,
dd、J=2.3Hz、6.61fz)、1.12(9
H,s)、1.27−1.36(6H,a+)、1.6
2−1.69(2H,+e)、2.00−2.14(I
H,11)、2.63−2.89(2H,m)、3.9
4−4.27(4B、I!+)、5.71(IH,d、
J・4.4■2) (c )(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−4,4−ジメチル−2−ペンテン酸
1、p、二141−143℃ TR(KBr、 of) : 2962,1686,1
248,1185,1104,972FAB−?IS(
履/e): 263(lll+[I)”’ H−NNR
(CD、OD、δppm) : 1.05(68,d、
J=6.6Hz)、1.24(9H,s)、1.70(
2H,dd、J=6.5Hz、13.2Hz)、2.0
7−2.15(IH,m)、3.10(2H,d、J=
16.9)1z)、6.93(IH,d。 J=4.9Hz) 元素分析(C,、H,,04Pとして):計算値: C
54,95%、 88.84%実測値: C54,71
%、 H8,95%(d )(E )−2−(ヒドロキ
シイソブチルホスブイノイル)メチル−4,4−ジメチ
ル−2−ペンテン酸11.1)、 : 157−158
.5℃IR(KBr、 am) : 2962,171
3,1257,1191,1119.972FAB−M
S(m/め : 263(N+H)”’ H−NI’1
R(CD、()D、δppa+) : 1.05(6H
,d、J’6.6Hz)、1.16(9■、s)、1.
69(2H,dd、J!6.9Hz、13.4Hz)、
2.02−2.14(1)1.m)、2.72(2H,
d、J=17.1Hz) 、5.76(1B、d。 J:4.9Hz) 元素分析(C,、H,,04Pとして):計算値: C
54,95%、 H8,84%実測値: C54,78
%、 H8,90%実施例19 (a )(Z )−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−4−メチル−2−ペンテン酸エチルエ
ステル油状物 IR(neat、 ail) : 2962,1713
,1269,1170,1038,960FAB−MS
(s/e) : 305(N+H)”’ H−NMR(
CDCI、 、 8 ppm) : 1.03(6H,
d、J=6.4Hz)、1.05(68,d、J=6.
3Hz)山28(3H,t、J=7.1Hz)山32(
3H、t 、J=7.0Hz )山61(2tl、dd
、J=6.5Hz、12.7Hz)、2.13(IH,
m)、2.75(11,m)、2.95(2H,d、J
=6.6Hz)、4.02(2H,m)、4.22(2
H,q、J=7.1Hz)。 6.69(11,dd 、J−4,9H1,10,5H
z)(b )(E )−2−(エトキシイソブチルホス
フィノイル)メチル−4−メチル−2−ペンテン酸エチ
ルエステル油状物 IR(neat、 ail) : 2962,1722
,1236,1185.1038.963FAB−MS
(s/e): 305(N+H)’″’ トNMR(C
DCI、 、δppm) : 1.01(6H,d、J
−6,6■z)、1.04(6H,d、J=6.8Hz
)、1.28(3H,t、J=7.1Hz)、1.32
(3H,t、J=7.1Hz)山55−1.65(21
,m)、2.13(IH。 a+)、2.81(2H,s)、3.15−3.30(
IH4)、4.04(2H。 m)、4.22(2H,m)、5.86(IH,dd、
J”4.7Hz、7.2Hz)(c )(Z )−2−
(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−4−
メチル−2−ペンテン酸i、p、 : 114.2−1
14.7℃IR(IBr、 aiり + 2962.1
892,1284,1179,1065,969FAB
−MS(a/e) : 249(N+H)”’ H−N
MR(CD、OD、 a ppm) : 1.038(
6H,d、J−7,0Hz)。 1.043(6H,d、J=6.6Hz)、1.65(
28,dd、J=6.5Hz。 12.9Hz)、2.10(1B、a+)、2.79(
ILi)、2.88(21,d。 J=17.IHz)、6.73(山dd、J=5.2H
z、10.5flz)元素分析(C,、H,,0,Pと
して):計算値I C53,22%、 88.53%実
測値: C53,26%、 88.91%実施例20 (a)(Z)−2−(エトキシイソブチルホスフィノイ
ル)メチル−5−メチル−2−ヘキセン酸エチルエステ
ル油状物 IR(neat、 ail) : 2962,1713
,1290,1260,1173,1038゜FAR−
MS(+w/e): 319(N+H)”’ +1−N
MR(CD(:1. 、δppm) : 0.94(6
8,d、J−7,1Hz)、1.04(6H,dd、J
=3.9Hz、6.8Hz)、1.27(3H,t、J
=7.0Hz)。 1.31(3■、t、Jg7.0Hz)、1.63(2
H,dd、J=6.7Hz。 12.6Hz)、1.78(IH,w)、2.04−2
.22(31,m)、2.93(2H,d、J”16.
6Hz)、4.()4(2H,s)、4.21(2tl
、q、J−7,0Hz)、6.96(IH,dt、J−
4,9Hz、7.3Hz)(b)(E)−2−(エトキ
シイソブチルホスフィノイル)メチル−5−メチル−2
−ヘキセン酸エチルエステル油状物 IR(neat、 a() : 2962,1719.
1224.11?3,1038,954FAB−MS(
m/e) : 319(N+H)”’ )l−N)IR
(CDCI、 、δppa+) : 0.95(6)1
.d、、I’6.5Hz)、1.06(611,d、J
=7.0tlZ)、1.29(3H,t、J=6.5)
IZ)、1.34(3H,t、J冨7.0Hz)、1.
63(2H,m)、1.74(LH,m)。 2.13(IH,m) 、2.35−2 、45(IH
1m) +2.79−2−96(21,m) 、3.9
5−4.15(2H,■)、4.2−4.3(2■m)
。 6.15(18,dt、J=4.6Hz、7.4Hz)
(c )(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−5−メチル−2−ヘキセン酸m、p
、 : 127.5−129.0℃IR(KBr、 a
() : 2962,1683,1302,1272,
1074,969FAR−MS(m/e) : 263
(N+H)”’ H−NMR(CD、OD、δppI1
1) : 0.95(6H,d、Jニア、0Hz)、1
.03(6H,d、J=6.5Hz)、1.62(2H
,dd、J=6.5Hz、13.0)1z)、1.76
(LH,m)、2.11(IH,m)、2.15−2.
25(2H。 m)、2.89(2H,d、J=17.4Hz)、7.
00(11(、dt、J=5.1Hz、7.3Hz) 元素分析(C,、H,、O,Pとして):計算値: C
54,95%、 88.84%実測値: C54,93
%、 H8,90%実施例21 (a)(Z)−3−シクロプロピル−2−(エトキシイ
ソブチルホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエス
テル 油状物 IR(neat、  ail):  2962,171
0,1272,1182,1038,966FAB−M
S(m/e) + 303(N+H)”’ It−NM
R(CDCI、 、δppa+) : 0.68(28
,o+)、1.01(2H,m)。 1.04(6)1.m)、1.23−1.32(6H,
m)、1.65(2H4)。 1.76(11(、m)、2.14(IH,m)、3.
01及び3.07(2Fl。 AB型dd、J=14.8Hz、16.5Hz)、4.
09(28,m)、4.19(2H,q、J=7.0H
z)、6.29(IH,dd、J=4.9Hz、10.
7Hz)(b)(E)−3−シクロプロピル−2−(エ
トキシイソブチルホスフィノイル)メチルプロペン酸エ
チルエステル 油状物 IR(neat、 Q[) : 2962,1713,
1251,1188,1098,966FAB−MS(
m/e) : 303(N+H)”’ H−NMJI(
CDCI、 、δppm) : 0.53(2H,m)
、0.95(2H,m)。 1.03(6H,d、J=6.5Hz)、1.26(3
H,t、J=7.1Hz)。 1.32(3B、t、J=7.1Hz)、1.62(:
)H,m)、2.10(II(、m)+2.60(IH
,■)、2.76及び2.84(2H,AB型dd、J
=15.2Hz、 15.5Hz)、4.08(2H,
m)、4.26(2H111)、5.40(II(。 dd、J=4.4Hz、10.8Hz)(C)(Z)−
3−シクロプロピル−2−(ヒドロキシイソブチルホス
フィノイル)メチルプロペン酸m、p、 : 153−
154.5℃ IR(KBr、 cffl) + 2962.1695
,1248,1173,1119.957FAB−MS
(m/e) : 247(N+H)”’ H−NKR(
CD、OD、 6 ppm) : 0.66(21,m
) 、1.01(211,m)。 1.05(6H,d 、J=6.1Hz)、 1.66
(2H、dd 、J=6.7Hz 。 12.9Hz)、1.77(IH,a+)、2.13(
1■、m)、3.01(2H,d。 J=17.3Hz)、6.35(IH,dd、JII5
.OHz、10.8Hz)元素分析(C,、H,,04
Pとして):計算値: C53,66%、 H7,78
%実測値: C53,30%、 H7,74%実施例2
2 (a )(Z )−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−5−フェニル−2−ペンテン酸エチル
エステル油状物 IR(neat、 aid) + 2962.1713
,1272,1248,1179,1038゜FAB−
MS(m/e) : 367(N+H)”’ トNMR
(CDCI、 、δppm) + 1.03(6■、d
d、J=2.6Hz。 6.6Hz)、1.25(38,t、J=6.8Hz)
、1.30(3H,t、J=7.1Hz)、1.62(
2H,dd、J=6.7Hz、12.5Hz)、2.1
2(2H,m)、2.65(2H,m)、2.78(2
H,m)、2.85(2)1.d。 J46.5Hz)、4.03(2H,m)、4.22(
2H,q、J=7.1Hz)。 6.99(IH,dt、J=5.1Hz、7.2Hz)
 、7.16(5H9ffi)(b )(E )−2−
(エトキシイソブチルホスフィノイル)メチル−5−フ
ェニル−2−ペンテン酸エチルエステル油状物 IR(neat、 an) : 2962,171&、
1236,1188,1035,954FAB−MS(
*/e) : 367(N+H)”’ H−NMR(C
DCI、 、δppm) : 1.03(6H,d、J
=6.3Hz)、1.26(3H,t、J=7.1Hz
)、1.31(3H,t、Jニア、2Hz)、1.59
(2H,m)、2.10(28,m)、2.73−2.
90(6H,m)、4.04(2H,a+)、4.23
(2H,w)、6.16(In、dt、J=4.6Hz
、7.4Hz)、7.27(5H,m) (c )(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−5−フェニル−2−ペンテン酸■、
p、・127.0−127.5℃ IR(KBr、 aif) : 2962,1650,
1308,1236,1110,1014゜FAB−M
S(ffl/e) : 311(?l+H)”’ H−
N?IR(CD、 00.δppm) + 1.04(
68,dd、J=6.6Hz)。 1.62(2)1.dd、J=6.3Hz、12.9H
z)、2.10(LH,m)。 2.62(2H,a)、2.76−2.86(4H,m
) 、7.02(18,dt。 J=5.0Hz、7.3Hz)、7.24(5B、m)
元素分析(C,、H,、O,Pとして):計算値: C
61,93%、 87.47%実測値: C62,05
%、 87.77%実施例23 (a)(Z)−6−クロロ−2−(エトキシイソブチル
ホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸エチルエステ
ル油状物 FAB−MS(m/e) : 339(M+H)”’ 
II−NMR(CDCI、 、δppa+) : 1.
05(6FI、dd、J=2.7)1z。 6.6Hz)、1.28(3H,t、J=7.2Hz)
、1.31(31(、t、J=7.2Hz)、1.64
(2H,dd、J−6,6Hz、12.9Hz)、1.
93−2.02(2H,a+)、2.05−2.20(
IH,i)、2.50(21(、dat。 J−3,9flz、7.5Hz、7.5Hz)、2.9
5(21(、d、J=16.5Hz)。 3.57(2H,t、J=6.311Z)、3.95−
4.15(2[f、l)、4.22(2H,q、J=7
.2Hz)、6.90(IH,dt、J’5.4Hz、
7.5Hz)(b)(E)−6−クロロ−2−(エトキ
シイソブチルホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸
エチルエステル油状物 FAB−MS(m/e) + 339(M+H)”’ 
H−NMR(CDCI、 、δppa+) −1,05
(6t(、d、J=6.9tlz)、1.28(3H、
t 、J=7.2Hz)、 1.33(3H、t 、J
=7.2Hz)、 1.60(2H,dd、J=6.6
Hz、12.6Hz)、1.85−2.00(28,m
)。 2.00−2.20(IH,a+)、2.60−2.7
0(2H,m)、2.80−2.90(2H,m)、3
.56(2H,t、J=6.6Hz)、3.95−4.
20(2に、a+) 、4.24(21,q、J=7.
2Hz) 、6.12(LH,dt、J=5.1)1z
、7.51(z) (c)(Z)−6−クロロ−2−(ヒドロキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸m、p、 
: 129.5−130.5℃IR(KBr、 aW)
 : 2962,1692,1278,1245,11
67.969FAB−MS(m/e): 283(M+
[I)”’II−NMR(CD、OD、δppm) :
 1.05(61,d、dt6.6Hz)、1.65(
28,dd、J116.6Hz、12.9+1z)、1
.90−2.00(2B、*)。 2.00−2.20(IFi、s)、2.48(2H,
ddt、J=3.9Hz、7.2Hz、7.2Hz)、
2.95(2H,d、J=17.1llz)、3.60
(2H,t。 J=6.6flz)、6.95(1■、dt、J=5.
1Hz、7.5Hz)元素分析(C1,■、、CIO,
Pとして):計算値: 046.74%、 87.13
%実測値: C46,72%、 87.61%実施例2
4 (a)(Z)−8−クロロ−2−(エトキシイソブチル
ホスフィノイル)メチル−2−オクテン酸エチルエステ
ル油状物 IR(neat、 cffl) : 2962,171
3,1275.11?3,1104,1038゜FAB
−MS(m/e) : 367(+!+[l)”1l−
NKR(CDCI、 、δpp+m) : 1.04(
6)1.dd、J−2,6!(z。 7.0)1z)、1.28(38,t、J=7.1Hz
)、1.31(3H,t、J=7.1Hz)、1.48
−1.53(4H,m)、1.60−1.67(28,
m)。 1.77−1.82(2B、m)、2.08−2.16
(IFI、m)、2.31−2.35(2H,m)、2
.93(2H,d、J=16.4Hz)、3.54(2
H,t。 J=6.5Hz)、3.96−4.13(2H,l)、
4.22(2H,q、J=7.11(z)、6.93(
LH,dt、JII5.1Hz、7.3Hz)(b)(
E)−8−クロロ−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−2−オクテン酸エチルエステル油状物 IR(neat、 酬) : 2962,1716,1
233,1176.1104,1038゜FAB−MS
(m/e) : 367(M+H)”’ H−NMR(
CDCI、 、δppm) : 1.04(6H,d、
J=7.0Hz)、1.28(3H,t、J=7.0H
z)、1.32(3H,t、J寓7.0Hz)、1.4
5−1.51(4H,l)、1.56−1.65(2H
,*)、1.75−1−81(2H,m)、2.04−
2.14(1B、m)、2.50−2.54(2H11
1)。 2.84(2H,+g)、3.53(2H,t、J=6
.8Hz)、4.01−4.12(2H,l1l)、4
.13−4.27(28,+a) 、6.11(ltl
、dt、J=4.614z、?、6tlz) (C″)(Z)−8−クロロ−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチル−2−オクテン酸m、p、
 : 97.2−98.5℃ IR(KBr、 a() + 2956.1692,1
284,1170,1059.966FAB−MS(m
/e) : 311(M+H)”’ t[−NKR(C
D、QD、δppm) : 1.05(6H,d、JI
I6.51(Z)、1.49−1.54(4H,m)、
1.64(2H,dd、J=6.91’lz、12.9
Hz)。 1.76−1.82(2■、a)、2.06−2.12
(11,m)、2.30−2.35(2H,a)、2.
90(2H,d、J=17.0Hz)、3.57(2H
,t。 J:6.8Hz)、6.97(IH,dt、J=5.5
Hz、7.3Hz)元素分析(C,、+1.4CIO,
Pとして):計算値: C50,25%、 H7゜78
%実測値: C49,24%、 87.68%実施例2
5 (a )(Z )−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−6−メドキシカルボニルー2−ヘキセ
ン酸エチルエステル 油状物 FAB−?lS(m/e) : 363(M+)I)”
’ H−NMR(CDCI、 、δppffl) : 
1.05(6H,dd、J=2.7Hz。 6.6Hz)、1.27(3H,t、J=7.2[Iz
)、1.31(3H,乞、J=7.2Hz)、1.63
(2H,dd、J=6.9Hz、12.6Hz)、1.
75−1.90(2H,m)、2.00−2.20(L
H,i)、2.30−2.45(21,m) 、2.3
7(211,t、J−7,5Hz)、2.92(2H,
d、JI116.8Hz)、3.67(3I(、s)、
3.95−4.15(20,m)、4.22(2H,q
、J=7.2Hz) 、6.91(11,dt、J=5
.1Hz、7.2Hz)(b )(E )−2−(エト
キシイソブチルホスフィノイル)メチル−6−メドキシ
カルボニルー2−ヘキセン酸エチルエステル 油状物 FAR−MS(m/e) : 363(M+H)”’ 
H−11MR(CDCI、 、δppm) : 1.0
4(6H,d、J:6.0Hz)、1.28(3H,t
、J=6.9H1)、1.32(3)1. t、J=6
.9Hz)、1.62(2H,d、d、JM6.3Hz
、12.6Hz)、1.70−1.90(2)1,11
)。 2.00−2.20(IH,m)、2.35(2H,t
、J=7.8Hz)、2.50−2.60(2tl、l
11) 、2.70−3.00(21(4)、3.67
(3)!、s)。 3.90−4.15(2H,l11)、4.23(28
,m)、6.09(II(、dt。 J=4.5Hz、7.5Hz) (c)(Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノ
イル)メチル−2−ヘプテンニ酸 m、p、 : 144−146℃ IR(KBr、 cffl)  :2962,1707
,1248.966FAB−MS(m/e)  : 2
93(?!+■)0’ H−NMR(CD、OD、δp
pm)  : 1.05(6H,d、J=6.6Hz)
。 1.64(2H,dd、J:6.9Hz、12.9Hz
) 、1.78(2H,tt、J=7.2Hz、7.2
Hz)、2.00−2.10(IH,s)、2.30−
2.40(2H,m)、2.35(2B、t、J−7,
2Hz)、2.93(2H,d、J=17.1Hz) 
、6.96(IH,dt、、C5,4Hz、7.5Hz
)元素分析(C,、H,、0,Pとして):計算値: 
C49,31%、 H7,24%実測値: C49,5
3%、 87.68%実施例26 (a)(Z)−3−シクロプロピル−2−((2,2−
ジメチルシクロプロピル)エトキシホスフィノイルコメ
チルプロペン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、 aid) : 2986,170?
、1332,1272,1179,1050゜FAB−
MS(m/e) : 315(M+H)”’ H−NM
R(CDCI、 、δppa+) : 0.54(LH
,m)、0.65(2H,m)。 0.78(IHlIll)、1.01(2H,m)、1
.07(6H,d、J=2.4Hz)。 1.08(IH,a+)、1.30(6H,m)、1.
84(IH,m)、3.00−3.21(2H,m)、
4.05(2H,m)、4.19(21(、q、J=7
.0Hz)。 6.32(IH,dd、J’11.1!1z、5.1H
z)(b)(E)−3−シクロプロピル−2−[(2,
2−ジメチルシクロプロピル)エトキシホスフィノイル
コメチルプロペン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、  cId):  2986,171
0,1248,1188,1038,966FAB−M
S(1/e) : 315(?l+ll)”’ H−N
?IR(CDCI□δppm) : 0.55(38,
ll)、0.81(LH,m)。 0.96(2H,m) 、1.12(61,s)、1.
10(IH,m) 、1.30(6B。 m)、2.66(IH,鳳)、2.88(211,■)
、4.17(2H,膳)、4.23(2B、m)、5.
42(1B、dd、J:4.6Hz、10.0Hz)(
C)(Z)−3−シクロプロピル−2−((2,2−ジ
メチルシクロプロピル)ヒドロキシホスフィノイルコメ
チルプロペン酸 m、p、 + 158.0−159.0’CIR(KB
r、 aiり : 2956,2878,1683,1
239,1179,1155゜FAB−MS(IIl/
e) : 259(M+H)”’H−NMR(CD、O
D、δppm) : 0.64(2H,m) 、0.6
8−0.78(2)1.m)、0.93(1B、ddd
、J46.8)1z、6.3Hz、3.9Hz)。 1.02(2H,v)、1.11(3H,d、に2.2
Hz)、1.30(3H,s)。 1.82(IH,s)、3.06(2H,m)、6.3
5(10,dd、J=5.1Hz。 11.11’lz) 元素分析(C,、H,,04Pとして):計算値: C
55,81%、 87.42%実測値: C55,41
%、 H7,39%実施例27 (a )(Z )−2−(シクロヘキシルメチルエトキ
シホスフィノイル)メチル−3−シクロプロピルプロペ
ン酸エチルエステル 油状物 TR(neat、 ail) : 2926,1710
,1272,1158,1035,966FAB−MS
(m/e) : 343(N+H)’’ H−NMR(
CDCI、 、’δppm) : 0.65−0.70
(2H,m)、0.98−1.29(13H,I++)
、1.59−1.91(98,m)、2.95−3.1
3(2H,m)、3.98−4.15(21,i)、4
.19(2H,q、J=7.1Hz)、6.29(18
,dd、J=4.9Hz、10.7Hz)(b )(Z
 )−2−(シクロヘキシルメチルヒドロキシホスフィ
ノイル)メチル−3−シクロプロピルプロペン酸 m、p、 : 173.5−)75.0℃IR(KBr
、 ai) : 2926.1686,1284.11
67.969FAB−MS(m/e) : 287(N
+H)”’)I−NMR(CD、00.δppm) :
 0.63−0.68(28,m)、0.97−1.3
7(7H,m)、1.62−1.93(9B、+a)、
3.01(2H,d。 J=17.31(z)、6.35(IH,dd、J=5
.0Hz、10.9Hz)元素分析(C74■、、04
Pとして):計算値: C58,73%、 H8,10
%実測値: C58,23%、 88.13%実施例2
8 (a )(Z )−2−(ベンジルエトキシホスフィノ
イル)メチル−3−シクロヘキシルプロペン酸エチルエ
ステル 油状物 IR(neat、 a() : 2926,1713,
1278,1227.11?3,1038゜FAB−に
S(m/e) : 379(M十〇)”’ H−NMR
(CDCI、、δppm):  1.13(3Jt、J
−7,1tlz)、1.10−1.40(5H,l)、
1.30(3B、t、J=7.IHl)、1.67(5
H。 11) 、2.34(11,s)、2.93(2H,d
、J=16.7Hz)、3.12及び3.19(211
,AB型dd、J−15,0ITz、15.0Hz)、
3.90(2H,i)、4.21(2H,q、J=7.
0Hz)、6.80(II、dd、J:5.0Hz、1
0.4Hz)、7.30(5H,a+)(b)(E)、
z−(ベンジルエトキシホスフィノイル)メチル−3−
シクロヘキシルプロペン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、 ai) : 2926.1719,
1251,1218.11?9.1038゜FAB−M
S(m/e) : 379(N+H)’″’ H−NM
R(CI)C1,、δppm) : 1.18(3H,
t、J=7.0Hz)、1.00−1.50(50,m
)、1.31(31,t、J=7.3Hz)、1.70
(58゜m)、2.78(2■、a+)、3.13(2
H,d、J=16.1Hz)、3.93(2B、l11
)、4.21(2H,q、J=7.0Hz)、5.88
(IH,dd、J=4.4Hz、9.6Hz)、7.2
9(5H,m)(C)(Z )−2−(ベンジルヒドロ
キシホスフィノイル)メチル−3−シクロヘキシルプロ
ペン酸m、p、: 196.0−197.O℃IR(K
Br、 ai) : 2926.1686.1170,
1149.978FAR−MS(m/e) : 323
(N+H)”’ Fl−NMR(CD、OD、δppm
) : 1.05−1.40(51,a+)、1.70
(5H,++)、2.34(IH,a+)、2.89(
2H,d、J=16.6Hz)。 3.17(2H,d、J=16.6Hz) 、6.75
(IH,dd、J=5.0Hz。 10.3Hz)、7.32(58,i)元素分析(C,
、)I、、O,Pとして):計算値: C63,35%
、 87.19%実測値: C63,34%、 H7,
18%実施例29 (a)(Z)−3−シクロヘキシル−2−(シクロペン
チルメチルエトキシホスフィノイル)メチルプロペン酸
エチルエステル 油状物 FAB−MS(m/e) : 371(N+H)”’ 
H−NMR(CDCI、 、δppm) : 1.10
−2.00(26H,ff1)、2.05−2.25(
IH,a+)、2.40(IH,’厘)、2.94(2
8,d、J=16.5Hz)、4.05(2H,■)、
4.21(2H,q、J=7.2Hz)、6.72(I
H,dd、J=5.1Hz、10.8Hz)(b)(Z
)−3−シクロヘキシル−2−(シクロペンチルメチル
ヒドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸 m、p、 : 178−180℃ IR(KBr、 aiO: 2932,2854,16
92,1638,1317,1290゜1152.96
0 FAB=MS(m/e) : 315(N+H)”’ 
トNMR(CD、OD、δppm) : 1.10−2
.00(20H,m)、2.18(II(、n+) 、
2.48(IH,m) 、2.91(2H,d、J=1
7.1Hz)。 6.75(IH,dd、J=5.1Hz、10.5Hz
)元素分析(C,、H,、O,Pとして):計算値: 
C61,13%、 88.66%実測値: C60,9
0%、 H8,57%実施例30 (a)(Z)−3−シクロヘキシル−2−(シクロl\
キンルメチルエトキシホスフイノイル)メチルプロペン
酸エチルエステル 油状物 IR(neat、 cffl) : 2932J713
.I278,1227,1173,1038゜FAB−
MS(1/e) : 385(M+H)’’ l(−N
MR(CDCI、 、δppm) : 0.97−1.
39(16H,m)、1.59−1.90(13H,m
)、2.39−2.43(LH,m)、2.93(2H
,d。 J=16.9Hz)、3.95−4.12(2H,i)
、4.20(2H,q、J”7.0Hz)、6.71(
IH,dd、J=4.9Hz、10.6Hz)(b O
E )−3−シクロヘキシル−2−(シクロヘキシルメ
チルエトキシホスフィノイル)メチルプロペン酸エチル
エステル 油状物 IR(neat、  art): 2926,1719
,1218,1035.954FAB−MS(m/e)
 : 385(M+H)”’ II−NMR(CDCI
、 、δppra) : 0.99−1.35(168
,m)、1.56−1.87(13Lm)、2.77−
2.93(3H,m)、3.93−4.12(2H,m
)、4.22(2H,Q、J=7.2Hz)、5.89
(111,dd。 J=4.7Hz、9.8Hz) (C)(Z)−3−シクロヘキシル−2−(シクロヘキ
シルメチルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロペン
酸 慣、p、 : 170.0−171.5℃IR(KBr
、 ad) : 2932.2854,1692,12
39,1146.954FAB−1’ls(m/e) 
: 329(M+H)4′’ トNMR(CD、 OD
 、δppm) + 1.01−1.39(IOH,m
)、1.60−1.92(131!、c)、2.46−
2.50(IH,m)、2.90(2H,d。 J=17.IHz) 、6.74(IH,dd、J:5
.2Hz、io、5Hz>元素分析(C,、H,,04
Pとして):計算値: C82,18%、 H8,90
%実瀾値: C61,69%、 88.86%実施例3
1 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシヘキシル
ホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステルの(
E)−3〜シクロへキシル−2−(エトキシへキシルホ
スフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステルからの
製造 (E)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシへキシル
ホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステルlo
omg(0,27ミリモル)のエタノール1OIIIQ
溶液に。 10%パラジウム−カーボン10n+gを添加し、水素
雰囲気下常圧室温で3時間攪拌する。パラジウム−カー
ボンを濾去し、減圧下に溶媒を留去すれば淡黄色油状物
が得られる。このものは、(Z)−3−シクロt−キシ
ル−2−(エトキシヘキシルホスフィノイル)メチルプ
ロペン酸エチルエステル、(E)−3−シクロヘキシル
−2−(エトキシへキシルホスフィノイル)メチルプロ
ペン酸エチルエステル、および、3−シクロヘキシル−
2−(エトキシへキシルホスフィノイル)メチルプロピ
オン酸エチルエステルの混合物であり、’H−NMRに
て各々に対応するシグナルの積分比を測定することによ
り混合比を求めると、74:12:14であった。 実施例32 3−シクロヘキシル−2ベヘキシルヒドロキシホスフイ
ノイル)メチルプロピオン酸の製造(a) 3−シクロヘキシル−2−(エトキシへキシルホスフィ
ノイル)メチルプロピオン酸エチルエステルの製造 (E)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシへキシル
ホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステル0.
37g(1,0ミリモル)のエタノール30n+ Q溶
液に。 10%パラジウム−カーボン50mgを添加し、バール
装置中3 kg/at!で8時間水素化する。パラジウ
ム−カーボンを濾去した後、減圧下に溶媒を留去し。 表題化合物を淡黄色油状物として0.37g(収¥A9
9%)得る。 IR(neat、 cffl) : 2926,173
7,1218,1194,1038,954FAB−M
S(m/e) : 375(M+H)”’ H−NMR
(CDCI、 、 S pp 日1) 二〇、75−0
.95(5H,m)、1.06−1.85(25H,m
)、2.17(1)1.l11)、2.83(IH,l
11)、3.95−4.25(4H,m) (b) 3−シクロヘキシル−2−(ヘキシルヒドロキシホスフ
ィノイル)メチルプロピオン酸の製造3−シクロヘキシ
ル−2−(エトキシへキシルホスフィノイル)メチルプ
ロピオン酸エチルエステルを。 実施例2(d)と同様に処理し、メタノール−酢酸エチ
ル−ヘキサン(1:4:40)から再結して表題化合物
を無色結晶として得る。 m、i)、 : 121.5−123.0℃IR(KB
r、 a() : 2926,1722,1218,1
116.960FAB−MS(m/e) : 319(
M+H)”’H−NMR(CD、OD、δppm) :
 0,83−1.90(27H,m)、2.15(IH
,m)、2.81(IH,m) 元素分析(c、、n、、o、pとして):計算値: C
60,36%、 89.81%実測値: C6Q、10
%、 H9,99%実施例33〜38 実施例32に準じて下記の実施例33ないし38の化合
物を得た。 実施例33 (a)3−シクロヘキシル−2−(エトキシエチルホス
フィノイル)メチルプロピオン酸エチルエステル油状物 IR(neat、 a() : 2926,1737,
1212,1044.954FAB−MS(m/e) 
: 319(M+H)”’ )I−NMR(CDCI、
 、δppm) : 0.83−2.10(26H,m
)、2.80(1■、m)、3.78−4.30(4B
、i+)(b)3−シクロヘキシル−2−(エチルヒド
ロキシホスフィノイル)メチルプロピオン酸 m、I)、 : 116−118.5℃rR(KBr、
 aW) : 2926,1728,1227,117
6.1154,1119゜FAB−MS(m/e) :
 263(i’l+H)”’ H−NMR(CD、OD
、δppm) : 0.85−1.90(19H,a+
)、2.15(IJIa)、2.82(IH,m) 元素分析(C,、H,,04Pとして):計算値: C
54,95%、 88.84%実測値: C55,75
%、 H9,02%’ H−N?IR(CD、OD、 
δPpI) : 0.85−1.90(21H,a+)
、2.16(1■、I)、2.83(IH,I) 元素分析(C,,11,,0,Pとして):計算値: 
C56,51%、 H9,12%実測値: C56,5
9%、 H9,70%実施例34 (a)3−シクロヘキシル−2−(エトキシイソプロビ
ルホスフィノイル)メチルプロピオン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、 cffl) : 2926,173
7,1212,1032.954FAB−MS(IIl
/e) : 333(M+H)”’)l−NMR(CD
C1,、6ppm) : 0.80−2.25(31H
,m)、2.90(1)!、m)、4.00−4.25
(4H,m)(b)3−シクロヘキシル−2−(ヒドロ
キシイソプロピルホスフィノイル)メチルプロピオン酸
11.1+、 : 129.5−130.5℃IR(K
Br、 cJ) : 2926,1722,1230,
1176.1131,951FAR−MS(m/e) 
: 277(M+H)”実施例35 2−(ブチルヒドロキシホスフィノイル)メチル−3−
シクロへキシルプロピオン酸 m、p、 + 118−121℃ IR(KBr、 cffl) : 3440,2940
,1686,1138.10301030FAB−/e
) + 291(M+H)”’H−N?1R(CD、O
D、δppm) : 0.93(3F[、t、J:6H
z)、1.16−1.97 (21H9m ) v 2
.71−2.87 (l H、@ )元素分析(C,、
H,,04Pとして):計算値: C57,92%、 
89.37%実測値: C57,48%、 89.02
%実施例36 (a)3−シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチル
ホスフィノイル)メチルプロピオン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、 aW) : 2932,1740.
1260,1227,1170,1035゜’ H−N
MR(CDCI、 、δppm) : 0.80−2.
30(30H,rA)、2.60−3.10(IH,0
1)、3.90−4.40(4H,I)(b)3−シク
ロヘキシル−2ベヒドロキシイソブチルホスフイノイル
)メチルプロピオン酸膿、p、 : 154−155℃ rR(KBr、 ail) : 2926,1719,
1227,1173.1122,969高分解能FAB
−MS(a/e、(C,、H,,04P+H)”として
):計算値: 291.1725 実測値: 291.1717 ’ H−NMR(CD、OD、δppm) : 0.8
5−0.96(2H4)、1.05(6H,d、J=6
.6Hz)、1.18−1.89(14H,a)、2.
02−2、18(2H,11)、2.79−2.83(
IH,m)実施例37 (a)3−シクロヘキシル−2−(デシルエトキシホス
フィノイル)メチルプロピオン酸エチルエステル油状物 IR(neat、 aW) : 2930,1740,
1455,1381,1197,1041゜FAB−M
S(In/e) : 431(M+H)”’ H−NM
R(CDCI、 、δppm) : 0.88(3H、
t 、J=7Hz)、 1.05−1.89(38H,
m)、2.09−2.27(LH,a+)、2.74−
2.94(IH,a+)、3.92−4.28(4)1
.a+)(b)3−シクロヘキシル−2−(デシルヒド
ロキシホスフィノイル)メチルプロピオン酸 m、p、 : 124−125.5℃ IR(KBr、 aiり : 2920,1720,1
450,1230.11?5.958FAB−MS(a
+/e) : 375(M+H)”’トNMR(CD、
OD、δppm): 0.90(3H,t、J−7,2
Hz)、1.11−1.93(32B、m)、2.07
−2.21(IH,m)、2.72−2.88(LH,
s) 元素分析(C,、H,,04Pとして):計算値: C
64,14%、 HlO,50%実測値: C64,1
5%、 810.48%実施例38 (a)3−シクロヘキシル−2−((2,2−ジメチル
シクロプロピル)エトキシホスフィノイル)メチルプロ
ピオン酸エチルエステル(ジアステレオマーの混合物) 油状物 IR(neat、 aW) : 2926,1737,
1452,1194,1170,1035゜FAB−M
S(m/e) : 359(M+H)”’ H−NMR
(CDCI、 、δppI11) : 0.42−2.
40(30H,m)、2.90(IH,m)、3.96
−4.26(4)1.m)(b)3−シクロヘキシル−
2−[(2,2−ジメチルシクロプロピル)ヒドロキシ
ホスフィノイルコメチルプロピオン酸(ジアステレオマ
ーの一方)■、p、 : 160.5−161’CIR
(KBr、 a() : 3424,2926,170
7,1452,1236,1182゜FAB−MS(m
/e) 二303(M+H) ″’ H−NMR(CD
、OD、δppm) + 0.62−1.90(18H
,m)、1.14(3H,d、J=1.5Hz)、1.
23(3H,s)、2.15(IH,ddd、Js9.
2Hz、11.2Hz、15.3Hz)、2.75−2
.95(11,m)元素分析(C,、H□04Pとして
):計算値: C59,59%、−、H9,00%実測
値: C59,48%、 H8,91%(c)3−シク
ロヘキシル−2−((2,2−ジメチルシクロプロピル
)ヒドロキシホスフィノイル)メチルプロピオン酸(も
う一方のジアステレオマー)■、p、 : 128’−
130℃ IR(KBr、 ail) : 3424,1725,
1452.1173.1137,1122゜FAB−M
S(o+/e) : 303(M+H)’’ H−!I
MR(CD、OD、δppm) : 0.67−1.9
0(18H,m)、1.16(3H,d、J”2.1H
z)、1.31(38,s)、2.17(1■、ddd
、、l’9.1Hz、15.3)1z、15.3Hz)
、2.75−2.90(IH,s)元素分析(C,、)
[、,04Pとして):計算値、: C59,59%、
 H9,00%実測値: C59,33%、 88.9
8%実施例39 (Z)−6−シメチルアミノー2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸の製造(
a) (Z)−a−ジメチルアミノ−2−(エトキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸エチルエス
テルの製造 (Z)−6−クロロ−2−(エトキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−2−ヘキセン酸エチルエステル30
0mg(0,89ミリモル)を12,9%ジメチルアミ
ン−テトラヒドロフラン溶液121gに溶解し、室温で
4日間反応させる。減圧下に溶媒を留去し、残渣を酢酸
エチル30m Qに溶解し、目的の生成物を3N塩酸3
0mαにて抽出する。水層に炭酸水素ナトリウムを添加
してpH8とし、酢酸エチル20■Qにて3回抽出する
。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥した後、減圧
下に溶媒を留去し9表題化合物を淡黄色油状物として1
60mg(収率52%)得る。 FAB−MS(1/e) : 348(!’I+H)”
’H−NMR(CD、OD、δppm) : 1.06
(6H,d、J=6.6Hz)、1.28(3tl、t
、J=7.2Hz) 、1.30(31(、t、J−7
,21(z) 、1.68−1.75(IH,w)、2
.02−2.17(1B、m)、2.26(61(、s
)。 2.31−2.40(4H,+a)、2.98−3.0
6(21,層)、3.95−4.11(2H,I)、4
.21(2H,q、J−7,2H2)、6.95(LH
,dt。 J=5.1Hz、7.2Hz) (b) (Z)−S−ジメチルアミノ−2ベヒドロキシイソブチ
ルホスフイノイル)メチル−2−ヘキセン酸の製造(Z
)−S−ジメチルアミノ−2−(エトキシイソブチルホ
スフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸エチルエステル
125mg(0,36ミ!J モ)Lt’)を3N塩酸
10mfiニ溶解し11時間加熱還流する。放冷後、減
圧下に溶媒を留去し、残渣を水に溶解してダウエックス
50W−X4(50−100メツシユ、「)イオン交換
樹脂カラ。 ム(2,5X16an)に注ぎ、溶出液が酸性でなくな
るまで(200+w Q )水で溶出する0次に、二の
カラムを2Nアンモニア水で溶出し、目的物を含む分画
を集めて減圧下に濃縮し、淡黄色の吸湿性泡状物質を得
る。この物質を水に溶解し、ダウエックス1x−8(2
00−400メツシユ、 Ac0− )イオン交換樹脂
カラム(2,5X14(1))に注ぎ、水150ta 
Qで溶出した後、 0.6M酢酸で溶出する。目的物を
含む分画を集めて減圧下に!It、て得られた淡黄色波
状物に。 エーテルを加えてトリチュレートし1表題化合物を淡黄
色無定形粉末として44mg(収率42%)得る。 IR(KBr、 aif) : 3418,2956,
1698.1116.1026高分解能FAB−WS(
m/e 、 (C,、H,、NO,P+H)”として)
:計算値: 292.L678 実測値: 292.1706 ’H−NMR(CD、00.δpp11) : 1.0
7(68,d、に6.6Hz)、1.58(2H,dd
、J=6.6Hz、6.6Hz)、1.99−’2.1
4(3H,m)。 2.48−2.56(2H,11)、2.79(6H,
s)、2.8−2.9(2H。 a+)、3.09(2H,t、J=6.6Hz)、6.
76(2H,dt、J=5.1Hz。 7.2Hz) 実施例40 (Z)−6−カルボキシメチルメチルアミノ−2−(ヒ
ドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−2−ヘキ
セン酸の製造 (a) (Z)−6−ベンジルオキシカルボニルメチルメチルア
ミノ−2−(エトキシイソブチルホスフィノイル)メチ
ル−2−ヘキセン酸エチルエステルの製造(Z)−6−
クロロ−2−(エトキシイソブチルホスフィノイル)メ
チル−2−ヘキセン酸エチルエステル360mg(1,
06ミリモル)、ザルコシンのベンジルエステル530
mg(2,97ミリモル)およびヨウ化ナトリウム18
0■g(1,20ミリモル)をジメチルホルムアミド5
mHに溶解し、室温で29時間、 60℃で3時間攪拌
する1反応混合物に水25s Qを添加し、酢酸エチル
35m !:Lにて2回抽出し、有機層を無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残渣を
中圧液体クロマトグラフィー(メルク製 ローバーカラ
ム サイズ B リクロブレップ 5I60.ジクロロ
メタン−メタノール(40:1))にて精製し表題化合
物を淡黄色油状物として90mg(収率18%)得る。 FAB−MS(1/e) : 482(Mill)”’
 H−NMR(CDCI、 、δppm) : 1.0
5(61,dd、J=3.0Hz。 6.9Hz)、1.27(3H,t、J116.9Hz
)、1.32(38,t、J=6.9Hz)、1.60
−1.71(41,m)、2.09−2.16(LH,
m)。 2.29−2.36(2R,m)、2.38(3H,s
)、2.54(211,t、J=?、5Hz)、2.9
4(2H,d、J=16.5H2)、3.31(2H,
S)。 3.96−4.13(2H,m)、4.22(2H,q
、に6.9Hz) 、5.16(2H,s)、6.93
(IH,dt、J=5.4Hz、7.5Hz)、7.3
2−7.37(sH,m) (b) (Z)−6−カルボキシメチルメチルアミノ−2−(ヒ
ドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−2〜ヘキ
セン酸の製造 (Z)−6−ベンジルオキシカルボニルメチルメチルア
ミノ−2−(エトキシイソブチルホスフィノイル)メチ
ル−2−ヘキセン酸エチルエステル89mg(0,19
ミリモル)を濃塩酸1.3m Qに溶解し、12時間加
熱還流する。放冷後、減圧下に濃縮し、残渣を水に溶解
シテダウエックス50W−x4(50−100メツシユ
。 11゛)イオン交換樹脂カラム(2,5X9an)に注
ぎ、溶出液が酸性でなくなるまで(100o+ Q )
水で溶出する。 次に、このカラムを2Nアンモニア水で溶出し、目的物
を含む分画な集めて減圧下に濃縮し2表題化合物を淡黄
色無定形粉末として6kg(収率94%)得る。 IRCKBr、 aiり : 3418,3190.2
962,1635,1404,1128゜高分解能FA
B−MS(m/e + (C+ 4 Hz @ No、
P 十〇 )’として)。 計算値: 336.1576 実測値+ 336.1567 ’ H−NMR(CD、OD、δppm) : 1.0
4(6H,d、J:6.9Hz)、1.50(2H,d
d、に6.9)1z、13.2Hz)、1.93(2H
,tt、J=7.5Hz、7.5Hz)、2.03−2
.15(IH,m)、2.39(2H,dat。 J=3.3Hz、7.5Hz、7.5Hz)、2.69
(2H,d、J=15.9Hz)。 2.89(3H,s)、3.20(2H,tj=7.5
Hz)、3.62(2H,s)。 6.64(LH,dt、J=5.1Hz、7.5Hz)
実施例4J (Z)−8−ジブチルアミノ−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチル−2−オクテン酸・塩酸塩
の製造 (a) (Z)−S−ジブチルアミノ−2−(エトキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチル−2−オクテン酸エチルエス
テルの製造 (Z)−8−クロロ−2−(エトキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−2−オクテン酸エチルエステル36
7mg(1,0ミリモル)および、ヨウ化ナトリウム1
50a+g(1,0ミリモル)をジブチルアミン1.7
m Q (10ミリモル)に溶解し、60℃にて28時
間攪拌する。 反応混合物に水10Il12を加えて希釈し、 6N塩
酸にてpH1とした後、酢酸エチル20IIQにて抽出
し。 未反応の原料を除去する。水層に炭酸水素ナトリウムを
加えpH9とし、酢酸エチル20IIQにて5回抽出す
る。有機層を水10m Qにて2回洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥する。減圧下に溶媒を留去し1表題
化合物を淡黄色油状物として316mg(収率69%)
得る。 IR(neat、 ff1) : 2956,1713
,1251,1176.1095,954FAB−MS
(*/e) : 460(M+H)”’ H−NMR(
CDCI、 、δppm) : 0.90(6H,t、
J=7.0Hz)、 1.04(6)1.dd、J=3
.5)1z、6.5Hz)、1.27(3H,t、J=
6.9Hz)。 1.30(3H,t、J=7.0Hz)、1.23−1
.53(14H,a+)。 1.62(2H,dd、J=6.7Hz、12.5Hz
)、2.05−2.18(IH。 ll)、2.25−2.42(8H,m)、2.92(
2H,d、J=16.6Hz)+3.95−4.15(
2H,a) 、4.21(2)T、Q、J=7,0Hz
)、6.92(18,dt、に5.2Hz、7.7Hz
)(b) (Z)−8−ジブチルアミノ−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチル−2−オクテン酸・塩酸塩
の製造 (Z)−S−ジブチルアミノ−2−(エトキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチル−2−オクテン酸エチルエス
テル200mg(0,43ミリモル)を濃塩酸5aQに
溶解し、90℃にて5.5時間攪拌する。放冷後、減圧
下に濃縮し残渣を中圧液体クロマトグラフィー(メルク
製 ローパーカラム サイズ B リクロブレップ R
P−18,メタノール−水(7:3))にて精製し1表
厘化合物を淡黄色油状物としてt78mg(収率94%
)得る。 IR(neat、 aid) : 3412,2962
,1704,1236,1161.945高分解能FA
B−?lS(m/e l (C1l H4m N04 
P+l()”として):計算値・404.2930 実測値: 404.2953 ’ H−NMR(CD、OD、δppa+) : 1.
01(6H,t、J=7.0Hz)、1.04(6H,
d、J=6.6Hz)、1.38−1.80(16H,
+a)、2.04−2.18(LH,i)、2.32−
2.41(2H,m)、2.93(2H,d、J=17
.1Hz)、3.10−3.16(6Fl、a+)、6
.98(18,dt、J=4.8Hz、7.2Hz) 実施例42 (Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
メチル−6−フェニルチオ−2−ヘキセン酸の製造(a
) (Z)−2−(エトキシイソブチルホスフィノイル)メ
チル−6−フェニルチオ−2−ヘキセン酸エチルエステ
ルの製造 アルゴン雰囲気下、(Z)−6−クロロ−2−(エトキ
シイソブチルホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸
エチルエステル169mg(0,50ミリモル)のジメ
チルホルムアミド1.Om!l溶液に、チオフェノール
62μQ (0,60ミリモル)および、炭酸カリウム
83mg(0,60ミリモル)を添加し、室温にて2時
間攪拌する0反応混合物に水20a+ Qを加え、酢酸
エチル!5mQにて3回抽出し、有機層を飽和重曹水1
0mA。 飽和食塩水10mflにて洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムにて乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残渣をドライ
カラムフラッシュクロマトグラフィー(メルク製 シリ
カゲル60 15g、ヘキサン−酢酸エチル(0−10
0%)傾斜溶離)にて!rII製し1表題化合物を淡黄
色油状物として2o2mg(収率98%)得る。 FAB−MS(m/e) : 413(M+■ど’ ト
NMR(CD(:1. 、δppm) : 1.04(
6H,dd、J=2.7Hz。 6.3Hz)、1.27(3H,t、に7.2Flz)
 、L、3Q(3FI、t、J=7.2Hz)、1.6
3(21,dd、J=6.91(z、12.61(z)
、1.83(2B、tt、Jz7.5Hz、?、5TI
z)、2.10(1B、a+)、2.47(2H,dd
t、J:4.2t(z、7.5Hz、7.5Hz) 、
2.93(2H,d。 J=16.2Hz)、2.95(2H,t、J=7.5
Hz)、4.02(2■l)+4.21(2H,q、J
=7.2Hz)、6.90(IH,dt、J=5.1H
z。 7.5Hz)、7.14−7.38(5H,m)(b) (Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
メチル−6−フェニルチオ−2−ヘキセン酸の製造(Z
)−2−(エトキシイソブチルホスフィノイル)メチル
−6−フェニルチオ−2−ヘキセン酸エチルエステル1
55mg(0,3フロミリモル)のジオキサン5mQ溶
液に濃塩酸5tQを添加し、加熱還流下に3時間攪拌す
る。放冷後、減圧下に溶媒を留去し、残渣を1分取溝層
クロマトグラフィー(メルク製 シリカゲル 60 F
 254.クロロホルム−メタノール−酢r11(9:
1:1))にて精製した後、酢酸エチル−ヘキサン(1
:3)から再結し9表題化合物を無色結晶として74I
l1g(収率55%)得る。 m、p、 : 115.5−117℃ IR(KBr、 aiO: 2962,1689,12
45,1170.966FAB−)Is(m/e) +
 357(K+H)”’トNにR(CD、00.δpp
s+) : 1.05(68,d、J=6.3Hz)、
1.64(2Jdd、J*6.6Hz、12.9tiz
)、1.79(2Ltt、Jx7.5Hz、7.5Hz
)、2.10(1B、a+)、2.46(21,dat
、J=3.9Hz。 7.5Hz、7.!Jz)、2.92(2■、d、J=
17.411Z)、2.98(2H。 t、J=7.5Hz)、6.93(IH,dt、J’=
5.1Hz、7.5■zL7、13−7.35(5H,
a+) 元素分析(C,、I!、 、 O,PSとして):計算
値: C57,29%、 H7,07%実測値: C5
7,18%、 H7,37%実施例43 (Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
メチル−6−(1,2,3−)リアゾール−4−イル)
チオ−2−ヘキセン酸の製造 (a) (Z)−2−(エトキシイソブチルホスフィノイル)メ
チル−6−(1,2,3−トリアゾール−4−イル)千
オー2−ヘキセン酸エチルエステルの製造 (Z)−6−クロロ−2−(エトキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−2−ヘキセン酸エチルエステル33
9D(1,0ミリモル)のジメチルホルムアミド2mQ
溶液に、4−メルカプト−1,2,3−トリアゾールの
二ナトリウム塩・六水和物265mg< 1.2ミリ゛
モル)を添加し、室温にて2.5時間攪拌する1反応混
合物に水20m Qを加え、6N塩酸にてpH7に調整
した後。 酢酸エチル10m Qにて3回抽出する。有機層を飽和
食塩水5IIQにて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて
乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残渣をドライカラム
フラッシュクロマトグラフィー(メルク製 シリカゲル
60 15g、ヘキサン−酢酸エチル(50→100%
)傾斜溶離)にて精製し9表題化合物を無色油状物とし
て34℃mg(収率85%)得る。 FAB−MS(m/e) : 404(M++1)”’
 H−NMR(DMSO−d、 、δppm) : 0
.97(6H,dd、J=2.1I(z。 6.6Hz) 、1.16(3H,t、J=7.2Hz
)、1.22(38,t、J=7.2Hz)、1.57
(2H,dd、J=6.6Hz、13.2Hz)、1.
69(2■、tt、J=7.5Hz、7.5Hz)、1
.85−2.05(IH,m)。 2.36(2)1.ddu、J=3.6Hz、7.5F
lz、7.5Hz)、2.80−2.97(4[(,1
1)、3.90(2H111) 、4.13(2■、(
1,J冨7.2Hz)。 6.76(IH,dt、J=4.8Hz、7.5Hz)
、7.95(ltl、bs)(b) (Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
メチル−6−(1,2,3−トリアゾール−4−イル)
千オー2−ヘキセン酸の製造 (Z)−2−(エトキシイソブチルホスフィノイル)メ
チル−6−(1,2,3−トリアゾール−4−イル)千
オー2−ヘキセン酸エチルエステル243IIIg(0
,60ミリモル)のメタノール5mQ溶液に1.5N水
酸化リチウム水溶液101IQを添加し、8時間加熱還
流する。放冷後、減圧下にメタノールを留去し、残留物
に10%クエン酸水溶液を加えてpH2に調整し1食塩
を加えて飽和させた後、酢酸エチル30IIQにて3回
抽出する。有機層を飽和食塩水10mQにて洗浄し。 無水硫酸マグネシウムにて乾燥する。減圧下に溶媒を留
去し、残渣を中圧液体クロマトグラフィー(メルク製 
ロー)(−カラム サイズ B リクロブレップ RP
−18,0,1M酢酸−メタノール(50:50))に
て精製し1表題化合物を無色ガラス状物質として140
mg(収率67%)得る。 IR(KBr、 ff1) : 3142,2962,
1698,1239,1146,1059゜高分解能F
AB−MS(m/e 、 (C,、H,、N、 04P
S+H)”として戸計算値: 348.1147 実測値: 348.1191 ’)I−N?IR(CDsoo、δppm) : 1.
05(6H,d、J=6.6Hz)、1.65(2H,
dd、J=6.6Hz、12.9Hz)、1.78(2
H,tt、J=7.5)1z、7.5Hz) 、2.1
0(ltL+)、2.46(2tl、ddt、J=4.
2t(z。 7.5Hz、7.5Hz)、2.94(28,d、J=
17.IHz) 、2.95(2B。 t、J=7.5Hz)、6.94(LH,dt、J=5
.1Hz、7.5Hz)。 7.86(1B、s) 実施例44 (a)(Z)−8−カルボキシメチルチオ−2−(ヒド
ロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−2−オクテ
ン酸の製造 <z)−s−クロロ−2−(ヒドロキシイソブチルホス
フィノイル)メチル−2−オクテン酸100mg(0,
32ミリモル)をIN水酸化ナトリウム水溶液1.5m
gに溶解し、ここヘチオグリコール酸エチルエステル4
2μQ (0,38ミリモル)を添加し室温で3日間攪
拌する1反応混合物に水10+aQを加えて希釈し、 
3.5N塩酸を添加して強酸性とした後、酢酸エチル2
01IIQにて3回抽出する。有機層を飽和食塩水にて
洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧下に溶
媒を留去し2表題化合物を無色油状物として115mg
(収率98%)得る。 IR(neat、 ail) : 2932,1713
.1281,1242,1218,1143゜高分解能
pAs−qs(m/e+(c+su*yosps+■)
0として):計算値: 367.1344 実測値: 367.1371 ’ トNMR(CD、OD、δppm) : 1.05
(6H,d、J’6.6[Iz)、1.45−1.53
(4B、m)、1.64(2B、dd、J=6.6Hz
、12.9)1z) 。 2.06−2.14(IH,m)、2.29−2.36
(2H,s)、2.65(2Lt、J=7.5Hz)、
2.91(2)1.d、J=17.1Hz> 、3.2
1(21(、s)、6.96(LH,dt、J=5.4
Hz、7.2Hz)(b )(Z )−2−(ヒドロキ
シイソブチルホスフィノイル)メチル−8−メトキシカ
ルボニルメチルチオ−2−オクテン酸の製造 (Z)−8−カルボキシメチルチオ−2−(ヒドロキシ
イソブチルホスフィノイル)メチル−2−オクテン酸3
66mg(1ミリモル)を乾燥メタノール10IIQに
溶解し、40℃にて減圧濃縮する。さらに、この操作を
2回繰り返し、こうして得た淡黄色油状残渣を中圧液体
クロマトグラフィー(メルク製 ローバーカラム サイ
ズB リクロブレツブ RP −18゜0、 IN酢酸
−メタノール(70:30))にて精製し表題化合物を
無色油状物として80I1g(収率21%)得る。 IR(neat、 aif) : 2932,1740
,1700,1281,1143.951高分解能pA
B−M5(a+/e、(C,、H,、O,PS+H)+
としテ):計算値: 381.1501 実測値: 381.1537 ’ )I−NMR(CD、 OD 、δppm) : 
1.05(6H,d、J=6.6Hz)、1.43−1
.58(4H,m)、1.83(2H,dd、J=6.
6Hz、13.2Hz)。 2.04−2.14(IH,m)、2.28−2.37
(2H,m)、2.63(2H,t、J=7.2Hz)
、2.91(2H,d、J=]7.1Hz)、3.25
(2H,s)、3.70(3H,s)、6.97(If
f、dt、J=5.4Hz、7.5Hz) 実施例45〜50 実施例42に準じて下記の実施例45ないし5oの化合
物を得た。 実施例45 (a )(Z )−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−6−(3−ヒドロキシ−2−ピリジル
)チオ−2−ヘキセン酸エチルエステル 油状物 FAB−MS(m/e) : 430(M+H)”’ 
H−NMR(CDCI、 、δppm) : 1.04
(6H,dd、J=1.OHz。 6.3Hz)、1.26(3H,t、J=7.2Hz)
、1.30(3H,t、J=7.2Hz)、 1.66
(2H、dd 、J=6.9Hz 、 12.9Hz)
、1.84(2H,tt、J4.2Hz、7.2Hz)
、2.00−2.20(1H2m)。 2.47(2H,dat、J=3.9Hz、7.2Hz
、7.2Hz)、2.93(2H,d、J=16.5H
z)、3.17(2H,t、Jニア、2Hz)、3.9
0−4.15(2H,ID)、4.21(2H,q、J
=7.2Hz)、6.93(IH。 dt、J:5.1Hz、7.2Hz)、6.96(IH
,dd、J=4.5Hz、8.1Hz)、7.12(I
FI、dd、J=1.2Hz、8.1Hz)、8.05
(IH,dd。 J=1.2Hz 、4.5Hz) (b )(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−6−(3−ヒドロキシ−2−ピリジ
ル)チオ−2−ヘキセン酸 s、p、 : 164−166.5℃ IR(KBr、 a() : 3412,2956,1
701,1455,1305,1269゜1257、t
oll FAB−にS(m/e) : 374(M+)I)”’
 H−NMR(CD、OD、δppm) : 1.03
(6H,d、J=6.6Hz)、1.62(2B、dd
、J=6.6Hz、12.9Hz)、1.84(2H,
tt、J=7.2Hz、7.2■z)、2.00−2.
20(IH,a+)、2.46(2H,dat。 J=3.9Hz、7.2Hz、7.2Hz)、2.90
(2B、d、J=17.1Hz) 。 3.16(2H,t、J=7.2Hz)、6.97(I
H,dt、J−5,4Hz。 7.2Hz)、6.93(18,dd、J=4.5Hz
、7.8Hz)、6.99(11゜dd、J=1.8H
z、7.8Hz)、7.92(LH,dd、J=1.8
11z、4.5Hz) 元素分析(C,、H,4NO,PSとして):計算値:
 C51,47%、 86.48%、 N3.75%実
測値: C51,79%、 H6,65%、 N3.9
3%実施例46 (a )(Z E6−[(L L2−アミノ−2−メト
キシカルボニルエチルコチオ−2−(エトキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチル−2−ヘキセン酸エチルエス
テル油状物 FAB−MS(m/e) : 438(M+H)’H−
NMR(CDCI、 、δppm) : 1.05(6
■、dd、J=3.OHz。 6.6Hz)、1.28(3H,t、J=7.2Hz)
、1.31(3H,t、J=7.2)1z) 、1.6
3(2H,dd、J=6.6Hz、12.6Hz)、1
.78(21,tt、J=7.2Hz、7.2Hz)、
2.00−2.20(IH,a+) 。 2.43(2H,dat、J=3.9Hz、7.2Hz
、7.2Hz) 、2.58(2H。 t、J=7.2Hz)、2.77(III、dd、J=
7.2Hz、13.5Hz)。 2.92(1!、dd、J冨4.8H313,5Hz)
、2.93(21,d、J=16.2Hz)、3.65
(IH,dd、J=4.8Hz、7.2Hz)、3.7
5(3H,s)、3.90−4.15(2H,m)、4
.22(2H,q、J−7,2Hz)、6.90(18
,dt、J’5.1Hz、7.2Hz)(b )(Z 
)−6−[(L )−2−アミノ−2−カルボキシエチ
ルコチオ−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル
)メチル−2−ヘキセン酸 無定形白色粉末 IR(KBr、 ail) : 3456,2962,
1698,1641,1251,1143゜1059.
966 高分解能FAB−MS(m/e 、 (C,、H,、N
o、PS+H)”として):計算値: 368.129
7 実測値: 368.1341 〔α擢: −9,01(C1,08,CH,OH)’ 
トNMR(CD、 OD 、δppm) : 1.05
(6FI、d、J=6.6Hz)、1.62(2H,d
d、J=6.9■z、12.9Hz)、1.81(28
,tt、J=7.5Hz、7.5■z)、2.00−2
.20(IH,a+)、2.43(2H,dat。 J=3.6Hz、7.5Hz、7.5Hz>、2.66
(2)1.t、J=7.5Hz)。 2.89(2H,d、J=16.8t(z)、2.97
(IH,dd、J=8.1Hz。 14.7Hz)、3.17(1)!、dd、J=3.9
Hz、14.7Hz)、3.94(IH,dd、J=3
.9Hz、8.1Hz)、6.91(II!、dt、J
=5.1Hz。 7.5Hz) 実施例47 (a )(Z )−6−(2−アミノエチル)チオ−2
−(エトキシイソブチルホスフィノイル)メチル−2−
ヘキセン酸エチルエステル 油状物 FAB−MS(ll/e) : 380(M→H)0’
 H−N?1R(CDCI□δppo+) : 1.0
0−1.10(6H,m)、1.25−1.35(6H
,11)、1.58−1.90(4)!、m)、2.0
0−2.20(IH,m)、2.40−2.70(6H
,+a) 、2.70−3.00(4[(、m)。 3.90−4.30(4H,m)、6.91(IH,m
)(b )(Z )−6−(2−アミノエチル)チオ−
2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−
2−ヘキセン酸 白色泡状物質 IR(KBr、 ff1) : 3412,2956.
+695.1641,1122,1020゜高分解能F
AB−MS(m/e 、 (C,、H,、No、 PS
+H)”として):計算値+ 324.1398 実測値: 324.1379 ’ H−NMR(CDsOD、δppm) : 1.0
4(6H,d、J=6.6Hz)、1.52(2H,d
d、J=6.9Hz、12.9Hz)、1.81(2B
、tt、J=7.5Hz、7.5)1z)、2.00−
2.20(IH,m)、2.40(2H,dat。 J=3.6Hz、7.5Hz、7.5Hz)、2.63
(2H,tJ=7.5Hz)。 2.70(2H,d、J=16.2Hz)、2.80(
2H,t、6.91(z)。 3.10(2)!、t、J=6.9Hz)、6.72(
IH,dt、J=4.8Hz。 7.5Hz) 実施例48 (a )(Z )−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−6−(2−ヒドロキシエチル)チオ−
2−ヘキセン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、  cry):  3388,296
2.1?13,1290,1257,1176゜103
8 、954 FAB−MS(m/e) : 381(M+H)”’ 
H−NMR(CDC1,、δppm) : 1.04(
6H,dd、J=2.4Hz。 6.6Hz)、1.28(3H,乞、J=7.2Hz)
、1.31(38,t、J=7.2Hz)、1.65(
2H,dd、J−6,6Hz、12.9)1z)、1.
81(2H,tt、、b7.2Hz、7.2Hz)、2
.04 =2.15(1B、m)。 2.40−2.49(2H,m)、2.60(2H,乞
t、J=7.2Hz、7.2Hz)、2.73(2H,
t、J=6.3Hz>、2.94(2H,d、J=15
.6Hz)、3.73(2H,t、、J=6.3Hz)
、3.97−4.12(2H,z)。 、4.22(2H,q、J=7.2Hz) 、6.94
(Ill、dt、J=5.1Hz。 7.8H7,) (b )(Z )−6−(2−ヒドロキシエチル)チオ
−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル
−2−ヘキセン酸 油状物 [R(neat、 rffl) : 3200,292
6,1704,1257.1+43.1059゜高分解
t@FAR−MS(m/e、(C,、H,、O,PS+
旧゛として):計算値: 325.1239 実測値+ 325.1284 ’ H−NMR(CD、 00 、δpp+1) : 
1.05(6H,d、J’6.3Hz)、1.63(2
H,dd、J=6.6Hz、12.9H7)、1.77
(2H,tt、J=7.8Hz、7.8Hz)、2.0
7−2.15(IH,Ill)、2.38−2.47(
21’l。 m)+ 2.60(2H、t 、J4−5Hz )+2
−65(28、t 、J=6−9Hz ) 。 2.91(2H,d、J=16.81(z)・、3.6
7(2H,t、J=6.9Hz)。 6.92(IH,dt、J=5.4Hz、7.8Hz)
実施例49 (a )(Z )−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メヂルー6−(l−メチルイミダゾール−2−
イル)チオ−2−ヘキセン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、 cffl) : 2962,171
3,1281,1257,1176.1038゜FAB
−MS(m/e) : 417(M+H)”’ H−N
Hm(CDcI、 lδppm) : 1.04(6F
I、dd、J=3.0Hz。 6.3Hz)、1.27(3H,t、J=7.2Hy、
)、1.30(3H,t、Jニア、2Hz)、1.63
(2H,dd、J=6.9Hz、12.6Tlz)、1
.87(2)1.tt、Jニア、5Hz、7.5Hz)
、2.05−2.15(18,11)。 2.41−2.50(28,l11)、2.92(2H
,d、J=16.5Hz)。 3.08(2)1.t、Jニア、2Hz)、3.62(
3H,s)、3.95−4.12(2H,m)、4.2
1(2H,q、J=7.2Hz)、6.90(IH,d
t、J=5.1Hz、7.5Hz)、6.92(IH,
d、Jzl、2Hz)、7.05(LH。 d、Jzl、2Hz) (b )(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−6−(l−メチルイミダゾール−2
−イル)チオ−2−ヘキセン酸 油状物 IR(neat、 cffl) : 2962,169
5,1278.1131高分解能hB−Ms(m7 e
、 (C+ s Hl l Nt ’L P S+H)
”として):計算値: 361.1351 実測値+ 361.1390 ’ H−NMR(CD、 OD 、δppm) : 1
.05(6H,d、Jzl、5Hz)、1.58(2H
,dd、J=6.6Hz、13.2Hz)、1.81(
2H,tt、Jzl、2Hz、7.2Hz)、2.08
−2.16(LH,m)、2.46−2.52(2L1
1)、2.81(2■ld、J:16.5H2)13.
11(2H2t、Jzl、2Hz)、3.83(3H,
s)、6.77(111,dt、J=4.8flz、7
.5)1z) 。 7.34(JR,d、Jzl、8Hz)、7.45(I
H,d、Jzl、8Hz)実施例50 (a )(Z )−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチル−8−(3−ヒドロキシ−2−ピリジル
)チオ−2−オクチン酸エチルエステル 油状物 IR(neat、 cffl) + 2932.171
3,1452,1275,1185,1038゜FAB
−MS(m/e) : 458(?I+H)”’ H−
NMR(CDCI、 、δppm) : 1.04(6
1(、dd、J=2.51(z。 7.0)lz)、1 、28(3H、t 、Jzl 、
0Hz) 、1 、31 (3H1t +J=7.0H
z)、1.48(4)1.01)、1.50−1.65
(4H,m)、2.10(IH,m)、2.29(2H
,m)、2.93(2FI、d、Jzl6.7Hz)。 3.12(2t[、t、Jzl、3Hz)、4.09(
2H,m)、4.20(21(、n)。 6.91(IH,dt、J=4.9Hz、7.5Hz)
、7.00(1■、dd、J=4.6Hz、8.1Hz
)、7.15(ltl、dd、Jzl、9Hz、8.1
Hz)。 8.09(IH,dd、Jzl、9Hz、4.6Hz)
(b )(Z )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
ィノイル)メチル−8−(3−ヒドロキシ−2−ピリジ
ル)チオ−2−オクテン酸 油状物 rR(neat、 ad) : 2932,1695,
1458,1308,1143.954高分解能FAB
−MS(a/e、 (c、 I Hz gos NFS
+H)”として):計算値: 402.1504 実測値: 402.1519 ’H−NMR(CD、00.δppm) : 1.05
(6H,d、J=6.6Hz)’、1.54(4H,m
)、1.65(2H,dd、J=6.5Hz、12.9
Hz)、1.74(21,m)、2.12(IH,m)
、2.33(2H,Im)、2.92(2H,d。 Jzl7.1Hz)、3.23(2H,t、J=6.5
Hz)、6.97(IH,dt。 J=5.5Hz、7.3Hz)、7.34(It(、d
d、J=4.7Hz、8.3Hz) 。 7.42(11(、d、J=8.3Hz)、8.05(
IH,d、J=4.7Hz)実施例51 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステル
の製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステル1
07mg(0,31ミリモル)を4N塩化水素−酢酸ブ
チル1.o+++Qに溶解し、100℃にて2時間封管
中で加熱する。放冷後、減圧下に溶媒を留去し、残渣を
ドライカラムフラッシュグロマトグラフイ−(メルク製
 シリカゲル60 15g、クロロホルム−メタノール
−酢酸(50:1:1))にて精製し2表題化合物を無
色油状物として91++g(収率94%)得る。 IR(neat、 aり : 2932,1710,1
227,1155,1059.972高分解能FAB−
MS(1/e+(C+J*5O4P”H)”として):
計算値: 317.1882 実測値: 317.1919 ’ H−NNR(CD、OD、δppm) + 1.0
5(6H,d、J:6.9Hz)、1.09−1.79
(lot(、m)、1.29(3H,t、Jzl、5!
(z)、1.63(2H。 dd、J=6.9Hz、12.9Hz)、2.04−2
.14(LH,m)、2.43−2.52(IFI、l
)、2.91 (2Ld 、Jzl6.8Hz)、4.
19(2■。 q、J=6.9Hz)、6.71(IH,dd、J=5
.]Hz、10.8H2)実施例52 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸エチルエステル
の製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸15011g(
0,52ミリモル)を8N塩化水素−エタノールlow
 Qに溶解し、2時間加熱還流する。放冷後、減圧下に
溶媒を留去し、残渣をドライカラムフラッシュクロマト
グラフィー(メルク製 シリカゲル6015g、クロロ
ホルム−メタノール−酢酸(50:1+1))にて精製
し2表厘化合物を無色油状物質として+3omg(収率
79%)得る。IR,’H−NMRは、実施例51で得
た生成物のそれと一致した。 実施例53 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸メチルエステル
の製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸を、実施例52
における塩化水素−エタノールの替わりに塩化水素−メ
タノールを用いること以外は、実施例52と同様に処理
して2表題化合物を無色油状物として得た。 IR(neat、  aii):  2932,171
6,1281,1227,1155,1062゜高分解
能FAB−MS(m/e、(C,、)!、、O,P+H
)”として)二計算値+ 303.1725 実測値+ 303.1714 ’ H−NMR(CD、OD、δppm) : 1.0
5(6H,d、J=6.9Hz)、1.10−1.45
(6H,a+)、1.63(2H,dd、J=6.5H
z、12.8)1z)。 1.70−1.80(4H,m)、2.10(IH,m
)、2.48(IH,m)。 2.92(2H,d、J□16.5Hz)、3.73(
311,s)、6.72(Ill。 dd、J=5.3Hz、10.7Hz)実施例54 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチルプロペン酸の製造(Z)−3
−シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチルホスフィ
ノイル)メチルプロペン酸エチルエステル176a+g
(0,51ミリモル)のエタノール2in溶液に、 I
N水酸化ナトリウム0.51m Qを添加し、室温で3
時間攪拌し、さらに30分間還流する。放冷後。 反応混合物を水30m Qにて希釈し、エーテル20m
 Qにて抽出する。水層に4N塩酸を添加し酸性とした
後、エーテル20IIIQにて3回抽出し、有機層は。 飽和食塩水Low Qにて洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムにて乾燥する。減圧下に溶媒を留去し1表題化合物を
無色油状物として143I1g(収率89%)得る。 TR(neat、 cffl) : 2932,285
4,1701.1236,1149,1035゜FAB
−MS(m/e) : 317(M+H)4″’11−
NMR(CD、OD、δppI11) : 1.05(
6H,d、J=6.6)1z)、1.10−1.45(
6H,m)、1.29(3H,t、J:6.9Hz)、
1.65−1.71(6H,l11)、2.10(IH
,m) 、2.35−2.51(IH,層)。 2.98(2H,d、J=16.8Hz)、3.95−
4.15(2H,l11)。 6.74(IH,ddj=5.1Hz、10.5Hz)
実施例55 (Z)〜3−シクロへキジルー2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィ、ノイル)メチルプロペン酸ピバロイルオ
キシメチルエステルの製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸100mg(0
,347ミリモル)をジメチルホルムアミド1.軸Ωに
溶解し、1.8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−
ウンデセン130μΩ(0,87ミリモル)およびクロ
ロメチル=ビバレート75μQ (0,52ミリモル)
を添加し、室温で21時間攪拌する1反応混合物に、飽
和塩化アンモニウム水50IIQを加え、酢酸エチル3
0mΩにて3回抽出する。有機層を飽和食塩水10mA
にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥する。減圧
下に溶媒を留去し2分取溝層クロマトグラフィー(メル
ク製 シリカゲル 60F254.ジクロロメタン−メ
タノール−酢酸(30:1:1))にて精製し9表題化
合物を無色油状物として90mg(収率64%)得る。 IR(neat、 aif) + 2932.1755
,1731,1158,1119,1029゜高分解能
FAB−MS(m)e、(C**HsmO,P”H)’
として)計算値: 403.2249 実測値: 403.2201 ’ H−NMR(CD、OD、δppI6) : 1.
10−1.46(6H,+e)、1.19(9H,s)
、1.60−1.80(6H,m)、2.10(IH,
m)、2.53(IH,m)、2.92(2H,d、J
J6.5Hz)、5.81(2H,s)。 6.80(IH,dd、J=4.7Hz、 lo、7H
z)実施例56 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸フタリジルエス
テルの製造 (a) (Z)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチルプロペン酸フタリジルエステ
ルの製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(エトキシイソブチ
ルホスフィノイル)メチルプロペン酸80mg(0,2
5ミリモル)をジメチルホルムアミド0.80ifiに
溶解し。 1.8−ジアザビシクロ(5,4,0)−7−ウンデセ
ン112μQ (0,75ミリモル)および、3−ブロ
モフタリド107mg(0,50ミリモル)を添加し、
室温にて28時間攪拌する0反応混合物に水15m Q
を加え、酢酸エチル15m Qにて3回抽出する。有機
層は、飽和食塩水Ion Qにて洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残渣を
分取薄層クロマトグラフィー(メルク製 シリカゲル6
0 F 254.ジクロロメタン−メタノール(30:
1))にて精製し9表題化合物を無色油状物として50
mg(収率45%)得る。 (b) (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸フタリジルエス
テルの製造 アルゴン雰囲気下、(Z)−3−シクロヘキシル−2−
(エトキシイソブチルホスフィノイル)メチルプロペン
酸フタリジルエステル48mg(0,11ミリモル)を
乾燥ジクロロメタン0.5OnIQに溶解し、ブロモト
リメチルシラン29μQ (0,22ミリモル)を添加
し。 室温にて18時間攪拌する0反応混合物に、酢酸エチル
2.Oa+111および飽和塩化アンモニウム水3.0
fIQを加え、室温にて30分間攪拌する。この混合物
に飽和塩化アンモニウム水3sQを加え、酢酸エチル8
■aにて3回抽出する。有機層を無水硫酸マグネシウム
にて乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。 残渣を2分取薄層クロマトグラフィー(メルク製シリカ
ゲル 60 F 254.ジクロロメタン−メタノール
−酢酸(30:1:1))にて精製し9表題化合物を無
色油状物として16mg(収率35%)得る。このもの
は、放置すると固化する。 m、p、 : 64.5−67.5℃ IR(neat、 aif) : 2932,1?94
,1734,1218,1146,1053゜高分解能
FAB−MS(1/e+(C*mHmsO1P”H)”
として1計算値: 421.1780 実測値: 421,1816 ’l(−NMR(CD、OD、 8pp+n) : 1
.04(6B、dd、J=1.2Hz。 64Hz)、1.06−1.77(IOH,Im)−1
,63(2H,dd、J=6.9Hz、12.9Hz)
、2.00−2.20(LH,m)、2.45−2.6
0(IH,m)、2.94(2H,d、J=15.9H
z)、6.79(IH。 dd、J=4.8Hz、10.2Hz)、7.53(I
H,s)、7.70−7.94(4H,m) 実施例57 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸(5−メチル−
2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル
エステルの製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸を、実施例55
におけるクロロメチル=ビバレートの替わりに4−クロ
ロメチル−5−メチル−1,3−ジオキソール−2−オ
ンを用いること以外は・実施例55と同様に処理して2
表題化合物を無色結晶として得る。 a+、p、 : 129.5−131.5℃IRO[B
r、 ai) : 2932,1824,1722,1
221,1146,1047゜1014.981 高分解能FAB−MS(1/e+(C+sH*5OtP
”H)”として):計算値: 401.1729 実測値: 401.1737 ’)I−NMR(CD、OD、δppa+) : 1.
05(6H,d、J=6.6■Z)、1.14−1.7
8(IOH,II+)、1.62(2)1.dd、J=
6.6Hz、13.2Hz)。 2.02−2.16(IH,+e)、2.19(3H,
s)、2.43−2.57(LH,m) 、2.92(
21,d、第16.2Hz)、4.99(2■、S)。 6.76(1B、dd、J=5.1Hz、10.8Hz
)実施例58 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸2−エトキシ−
2−オキソエチルエステルの製造 (Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブ
チルホスフィノイル)メチルプロペン酸を、実施例55
におけるグロロメチル=ビバレートの替わりにブロモ酢
酸エチルを用いること以外は、実施例55と同様に処理
して表題化合物を無色結晶として得る。 m、p、 : 77.5−78℃ IR(KBr、 aH) : 2938,1?64,1
731,1212,1149,1086゜高分解能FA
B−MS(m/el(CIIHslOdP+H)’とし
て):計算値: 375j、937 実測値+ 375.1963 ’+1−NMR(CD、OD、δppm) : 1.0
5(6H,d、J’6.6FIz)、1.27(38,
t、J=7.2Hz)、1.15−1.76(12H,
i)、2.06−2.16(IH,m)、2.45−2
.60(LH,i)、2.94(2H,d、J=17.
1Hz)、4.21(2H,q、J=7.2Hz) 、
4.70(2FI、s)。 6.86(IH,dd 、に4.8Hz、 10.5)
1z)実施例59 錠剤    250mg7320mg錠化合物NCL 
2           250部乳  糖     
           34#トウモロコシデンプン 
      15+1カルボキシメチルセルロース カルシウム           13Ilメチルセル
ロース         6nステアリン酸マグネシウ
ム     ’ln化合物N11L2250部、乳糖3
4部、トウモロコシデンプン15部及びカルボキシメチ
ルセルロースカルシウム13部を均一に混合したものに
、メチルセルロース6部と精製水から製した糊を加えて
練合し。 造粒した後、ステアリン酸マグネシウム2部を加えて混
合し、常法により打錠して1錠中化合物徹2250mg
を含有する錠剤とした。 実施例60 顆粒剤   350mg71 g 化合物No、27 乳  糖 トウモロコシデンプン 350部 150ノj 化合物Na27350部、乳糖490部、トウモロコシ
デンプン150部を均一に混合したものに、ヒドロキシ
プロピルセルロース10部と精製水から製した糊を加え
C練合し、常法により造粒した後、整粒して1g中化合
物f’h27350mgを含有する顆粒剤どした。 実施例61 注射剤   点滴静注用  250ノj1g/ loo
m Q化合物患2           250mg炭
酸水素ナトリウム150mgに生理食塩水20IIQを
加えて溶かした液に、化合物&2250mgを加えて溶
かした後、生理食塩水を加えてloommとし。 滅菌濾過してバイアルに充填し注射剤とした。 実施例62 注射剤   点滴静注用  250mg/Loom Q
化合物患2の2Na塩 8811g 化合物No、2の2Na塩288mgに生理食塩水を加
えて溶かし10伽」どじ、滅菌濾過してバイアルに充填
し注射剤とした。 実施例63 注射剤 化合物気2の2Na塩 250■12或 88mg 生理食塩水で全量を100mflとする化合物販2の2
Na塩2881mgに注射用蒸留水を加えて溶かし、2
mQとしたものを濾過した後アンプルに充填し、120
℃で20分間加熱滅菌して注射剤とした。 発明の効果 本発明化合物は血中濃度持続性を有し、経口投与によっ
ても有効性を示すというすぐれた性質を備えていること
から、カルバペネム系又はペネム系抗生物質との併用に
より2人を含む哺乳動物に於ける細菌感染症の治療効果
の改善に寄与するものである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 {式中、R^1は置換されていてもよいアルキル基、置
    換されていてもよいシクロアルキル基又は置換されてい
    てもよいアラルキル基を示し;R^2及びR^3は同一
    又は異なっていてもよく、各々水素原子又は生体内で加
    水分解可能な無毒性エステルを形成しうるエステル残基
    を示し;Aは式:▲数式、化学式、表等があります▼〔
    式中、R^3はアルキル基、式:▲数式、化学式、表等
    があります▼ (式中、R^3^0はハロゲン原子、 カルボキシル基、水酸基、置換されていてもよいシクロ
    アルキル基、置換されていてもよいアリール基、アリー
    ルチオ基、置換されていてもよいヘテロアリールチオ基
    、置換されていてもよいアルキルチオ基、置換されてい
    てもよいアミノ基又は低級アルコキシカルボニル基を示
    し;R^3^1は水素原子又は低級アルキル基を示し;
    nは0ないし6の整数を示す)で表される基、置換され
    ていてもよいシクロアルキル基又は置換されていてもよ
    いアリール基を示し;Aにおける二重結合の立体配置は
    Z配置である〕で表される基又は式:▲数式、化学式、
    表等があります▼(式中、R^4は置換されていてもよ
    いシクロアルキル基を示す)で表される基を示す}で表
    されるホスフィン酸誘導体及びその無毒性塩。
  2. (2)R^1は水酸基、低級アルコキシ低級アルキルオ
    キシ基及びハロゲン原子からなる群より選ばれる1個の
    置換基で置換されていてもよい炭素数1〜10個の直鎖
    状若しくは分枝状のアルキル基、1〜4個の同一若しく
    は相異なる低級アルキル基で置換されていてもよい環炭
    素数3〜6個のシクロアルキル基、炭素数4〜10個の
    シクロアルキル低級アルキル基又は炭素数7〜11個の
    アラルキル基を示し;R^2は水素原子であり;R^3
    は水素原子、1−(低級アルキルカルボニルオキシ)低
    級アルキル基、フタリジル基、低級アルコキシカルボニ
    ルメチル基又は1−(5−低級アルキル若しくはフェニ
    ル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)低
    級アルキル基を示し;Aは式:▲数式、化学式、表等が
    あります▼ (式中、R^3^aはフェニル基、炭素数7〜11個の
    アラルキル基、炭素数4〜10個のシクロアルキル低級
    アルキル基、又はハロゲン原子、カルボキシル基、ジ低
    級アルキル置換アミノ基、N−メチル−N−カルボキシ
    メチルアミノ基、フェニルチオ基、トリアゾリルチオ基
    、カルボキシ低級アルキルチオ基、低級アルコキシカル
    ボニル低級アルキルチオ基、水酸基で置換されていても
    よいピリジルチオ基、低級アルキル基で置換されていて
    もよいイミダゾリルチオ基、ヒドロキシ低級アルキルチ
    オ基、アミノ低級アルキルチオ基若しくは2−アミノ−
    2−カルボキシエチルチオ基で置換されていてもよい、
    炭素数1〜10個の直鎖状若しくは分枝状のアルキル基
    又は環炭素数3〜6個のシクロアルキル基を示し;Aに
    おける二重結合の立体配置はZ配置である)で表される
    基又は式:▲数式、化学式、表等があります▼(式中、
    R^4^aは炭素数3〜6個のシクロアルキル基を示す
    )で表される基を示す第1請求項記載のホスフィン酸誘
    導体及びその無毒性塩。
  3. (3)R^1は炭素数3〜10個の直鎖状若しくは分枝
    状のアルキル基、1〜4個の同一若しくは相異なる低級
    アルキル基で置換されていてもよい環炭素数3〜6個の
    シクロアルキル基又は炭素数4〜10個のシクロアルキ
    ル低級アルキル基を示し;R^2は水素原子であり;R
    ^3は水素原子、1−(低級アルキルカルボニルオキシ
    )低級アルキル基、フタリジル基、低級アルコキシカル
    ボニルメチル基又は1−(5−低級アルキル若しくはフ
    ェニル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル
    )低級アルキル基を示し;Aは式:▲数式、化学式、表
    等があります▼(式中、R^3^bはフェニル基、炭素
    数7〜11個のアラルキル基、炭素数4〜7個のシクロ
    アルキルメチル基、又はハロゲン原子、カルボキシル基
    、フェニルチオ基、1,2,3−トリアゾール−4−イ
    ルチオ基、カルボキシ低級アルキルチオ基、低級アルコ
    キシカルボニル低級アルキルチオ基、3−ヒドロキシ−
    2−ピリジルチオ基、1−メチル−2−イミダゾリルチ
    オ基、ヒドロキシ低級アルキルチオ基若しくは2−アミ
    ノ−2−カルボキシエチルチオ基で置換されていてもよ
    い、炭素数1〜10個の直鎖状若しくは分枝状のアルキ
    ル基又は環炭素数3〜6個のシクロアルキル基を示し;
    Aにおける二重結合の立体配置はZ配置である)で表さ
    れる基、又は式:▲数式、化学式、表等があります▼(
    式中、R^4^aは炭素数3〜6個のシクロアルキル基
    を示す)で表される基を示す第1請求項記載のホスフィ
    ン酸誘導体及びその無毒性塩。
  4. (4)R^1は炭素数3〜10個の直鎖状若しくは分枝
    状のアルキル基、1〜2個の低級アルキル基で置換され
    ていてもよい環炭素数3〜6個のシクロアルキル基又は
    炭素数4〜7個のシクロアルキルメチル基を示し;R^
    2は水素原子であり;R^3は水素原子、低級アルキル
    カルボニルメチル基、フタリジル基又は(5−メチル−
    2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル
    基を示し;Aは式:▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中、R^3^cは炭素数3〜10個の直鎖状若しく
    は分枝状のアルキル基又は炭素数3〜6個のシクロアル
    キル基を示し;Aにおける二重結合の立体配置はZ配置
    である)で表される基を示す、第1請求項記載のホスフ
    ィン酸誘導体及びその無毒性塩。
  5. (5)(Z)−2−(ブチルヒドロキシホスフィノイル
    )メチル−3−シクロヘキシルプロペン酸、(Z)−3
    −シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
    ィノイル)メチルプロペン酸、(Z)−3−シクロヘキ
    シル−2−(ヒドロキシイソプロピルホスフィノイル)
    メチルプロペン酸、(Z)−3−シクロヘキシル−2−
    (デシルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸
    、(Z)−3−シクロヘキシル−2−(2,2−ジメチ
    ルシクロプロピルヒドロキシホスフィノイル)メチルプ
    ロペン酸、(Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
    ィノイル)メチル−2−オクテン酸、(Z)−2−(ヒ
    ドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−2−ドデ
    セン酸、(Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィ
    ノイル)メチル−4−メチル−2−ペンテン酸、(Z)
    −2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル
    −5−メチル−2−ヘキセン酸、(Z)−3−シクロプ
    ロピル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)
    メチルプロペン酸、(Z)−3−シクロペンチル−2−
    (ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチルプロペ
    ン酸、(Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノ
    イル)メチル−5−フェニル−2−ペンテン酸、(Z)
    −6−クロロ−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノ
    イル)メチル−2−ヘキセン酸、(Z)−8−クロロ−
    2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−
    2−オクテン酸、(Z)−2−(ヒドロキシイソブチル
    ホスフィノイル)メチル−2−ヘプテン二酸、(Z)−
    3−シクロプロピル−2−(2,2−ジメチルシクロプ
    ロピルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸、
    (Z)−2−(シクロヘキシルメチルヒドロキシホスフ
    ィノイル)メチル−3−シクロプロピルプロペン酸、(
    Z)−3−シクロヘキシル−2−(シクロペンチルメチ
    ルヒドロキシホスフィノイル)メチルプロペン酸、(Z
    )−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチ
    ル−6−フェニルチオ−2−ヘキセン酸、(Z)−2−
    (ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−6−
    (1,2,3−トリアゾール−4−イル)チオ−2−ヘ
    キセン酸、(Z)−8−カルボキシメチルチオ−2−(
    ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−2−オ
    クテン酸、(Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホスフ
    ィノイル)メチル−8−メトキシカルボニルメチルチオ
    −2−オクテン酸、(Z)−2−(ヒドロキシイソブチ
    ルホスフィノイル)メチル−6−(3−ヒドロキシ−2
    −ピリジル)チオ−2−ヘキセン酸、(Z)−6−〔(
    L)−2−アミノ−2−カルボキシエチル〕チオ−2−
    (ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−2−
    ヘキセン酸、(Z)−2−(ヒドロキシイソブチルホス
    フィノイル)メチル−6−(1−メチルイミダゾール−
    2−イル)チオ−2−ヘキセン酸、(Z)−2−(ヒド
    ロキシイソブチルホスフィノイル)メチル−8−(3−
    ヒドロキシ−2−ピリジル)チオ−2−オクテン酸、2
    −(ブチルヒドロキシホスフィノイル)メチル−3−シ
    クロヘキシルプロピオン酸、(Z)−3−シクロヘキシ
    ル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノイル)メチ
    ルプロペン酸(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオ
    キソール−4−イル)メチルエステル、(Z)−3−シ
    クロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチルホスフィノ
    イル)メチルプロペン酸フタリジルエステル、(Z)−
    3−シクロヘキシル−2−(ヒドロキシイソブチルホス
    フィノイル)メチルプロペン酸ピバロイルオキシメチル
    エステル、(Z)−3−シクロヘキシル−2−(ヒドロ
    キシイソブチルホスフィノイル)メチルプロペン酸(1
    −アセトキシエチル)エステル及びこれらの無毒性塩で
    ある第1請求項記載の化合物。
  6. (6)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔XXIX〕 〔式中、R^1及びR^2は第1請求項に記載の意味を
    有し;R^2^0及びR^5^0は同一又は異なってい
    てもよく、各々水素原子又は低級アルキル基を示し;上
    記式中の二重結合の立体配置はE配置である〕で表され
    る化合物及びその塩。
  7. (7)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔XXX〕 〔式中、R^1及びAは第1請求項に記載の意味を有し
    ;R^2^4及びR^5^5は同一又は異なっていても
    よく、各々水素原子又は低級アルキル基を示す。但し、
    R^2^4及びR^5^5は同時に水素原子ではない)
    で表される化合物及びその塩。
  8. (8)第1請求項記載の一般式[ I ]のホスフィン酸
    誘導体又はその無毒性塩を有効成分とするカルバペネム
    系又はペネム系抗生物質に起因する腎毒性の軽減剤。
  9. (9)第1請求項記載の一般式[ I ]のホスフィン酸
    誘導体又はその無毒性塩を有効成分とするジペプチダー
    ゼ阻害剤。
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