JPH02152572A - 流体放出容器およびその製造方法 - Google Patents
流体放出容器およびその製造方法Info
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- JPH02152572A JPH02152572A JP63306685A JP30668588A JPH02152572A JP H02152572 A JPH02152572 A JP H02152572A JP 63306685 A JP63306685 A JP 63306685A JP 30668588 A JP30668588 A JP 30668588A JP H02152572 A JPH02152572 A JP H02152572A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は流体放出容器に係り、特に、可撓性の内袋のな
かに流体を貯留せしめ、この内袋の外周面を充填気体に
より押圧し、内袋のなかに貯留された流体を放出するよ
うにした流体放出容器およびその製造方法に関する。
かに流体を貯留せしめ、この内袋の外周面を充填気体に
より押圧し、内袋のなかに貯留された流体を放出するよ
うにした流体放出容器およびその製造方法に関する。
従来、いわゆるスプレー容器などのように容器内部に圧
力を加え流体内容物を定量的に放出させる吐出力として
、フレオン等のフッ化炭化水素類を用いることはよく知
られている。
力を加え流体内容物を定量的に放出させる吐出力として
、フレオン等のフッ化炭化水素類を用いることはよく知
られている。
しかしながら、フレオンは、上層大気のオゾン層を破壊
し生活環境の悪化をうながすためその使用が社会的問題
となっている。米国ではフレオンをエアゾール缶用に使
用することが既に禁止されており、全世界的にみてもフ
レオンの使用を自粛する傾向にある。
し生活環境の悪化をうながすためその使用が社会的問題
となっている。米国ではフレオンをエアゾール缶用に使
用することが既に禁止されており、全世界的にみてもフ
レオンの使用を自粛する傾向にある。
そこで、上記フレオンによる吐出力を用いることなく容
器内の流体を放出させる容器の開発が要望されるように
なってきた。
器内の流体を放出させる容器の開発が要望されるように
なってきた。
このような要望に応じる従来例としては、例えば米国特
許第3,323.206号、同第3.225.967号
等に開示されているものがある。
許第3,323.206号、同第3.225.967号
等に開示されているものがある。
このものによれば、当該容器は流体を充填するための弾
性を有する内袋と、この内袋を内包する筒状の保護容器
と、この保護容器の内腔部と内袋の外周面により形成さ
れたスペースに装填された各種の圧縮ガス等の加圧体と
を備え、前記加圧体により、流体が充填され膨らんだ内
袋を加圧し、内部流体を放出するように構成している。
性を有する内袋と、この内袋を内包する筒状の保護容器
と、この保護容器の内腔部と内袋の外周面により形成さ
れたスペースに装填された各種の圧縮ガス等の加圧体と
を備え、前記加圧体により、流体が充填され膨らんだ内
袋を加圧し、内部流体を放出するように構成している。
しかしながら、上記従来の発明では、内袋内の流体が使
用されるにつれ、この内袋を押圧する加圧体の加圧力が
減少していくために、最終的に使用可能な流体が内袋内
に残存するにもかかわらず放出できないという問題が生
じる。
用されるにつれ、この内袋を押圧する加圧体の加圧力が
減少していくために、最終的に使用可能な流体が内袋内
に残存するにもかかわらず放出できないという問題が生
じる。
また、通常のフレオンやLPG、炭酸ガス等のプロペラ
ントを用いたものは、内容物とこれらプロペラントが接
触するため、内容物への影響を考慮する必要があり、食
品等では、これらを使用できない場合がある。
ントを用いたものは、内容物とこれらプロペラントが接
触するため、内容物への影響を考慮する必要があり、食
品等では、これらを使用できない場合がある。
本発明は、上述の事情に鑑み創案されたもので、その目
的とした処は、上記問題点を解消し、しかもフレオンに
よる吐出力を用いることなく容器内の流体を放出させる
簡易な構造の流体放出容器を提供することにある。
的とした処は、上記問題点を解消し、しかもフレオンに
よる吐出力を用いることなく容器内の流体を放出させる
簡易な構造の流体放出容器を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は、流体を貯留す
るための可撓性の内袋と、該内袋の開口部に連接された
バルブ部と、前記内袋を内包するように設けられた筒状
体であり、該筒状体の内部に気体を注入するための弁体
を備えた保護容器とを有し、前記保護容器の内腔部と、
内袋の外周面により形成されたスペースに前記弁体を介
して気体を注入し、この気体の加圧力により内袋内部に
貯留された流体の放出圧力を発生せしめ前記バルブ部の
バルブを開閉することにより流体を放出するようにした
。
るための可撓性の内袋と、該内袋の開口部に連接された
バルブ部と、前記内袋を内包するように設けられた筒状
体であり、該筒状体の内部に気体を注入するための弁体
を備えた保護容器とを有し、前記保護容器の内腔部と、
内袋の外周面により形成されたスペースに前記弁体を介
して気体を注入し、この気体の加圧力により内袋内部に
貯留された流体の放出圧力を発生せしめ前記バルブ部の
バルブを開閉することにより流体を放出するようにした
。
また、請求項1記載の筒状の保護容器のなかに設けられ
た可撓性の内袋に流体を充填し、しかる後、前記保護容
器の内腔部と、内袋の外周面により形成されたスペース
に前記弁体を介して気体を注入し、この気体の加圧力に
より内袋内部に貯留された流体の放出圧力を発生せしめ
るようにした。
た可撓性の内袋に流体を充填し、しかる後、前記保護容
器の内腔部と、内袋の外周面により形成されたスペース
に前記弁体を介して気体を注入し、この気体の加圧力に
より内袋内部に貯留された流体の放出圧力を発生せしめ
るようにした。
上記のように構成した本発明によれば、可撓性の内袋の
なかに充填された流体は、この内袋の外周面とこの内袋
を内包するように設けられた保護容器の内腔部によって
形成されたスペースに充填された圧縮気体の加圧力によ
り常に押圧を受けており、容器の頭部に設けられたバル
ブヘッドを手動で押すと、バルブヘッド内に設けられた
ノズル孔から流体が放出されるようになっている。しか
も、前記内袋の加圧力は保護容器に備えられた弁体を介
して注入される気体量を増減することによって調整でき
る。
なかに充填された流体は、この内袋の外周面とこの内袋
を内包するように設けられた保護容器の内腔部によって
形成されたスペースに充填された圧縮気体の加圧力によ
り常に押圧を受けており、容器の頭部に設けられたバル
ブヘッドを手動で押すと、バルブヘッド内に設けられた
ノズル孔から流体が放出されるようになっている。しか
も、前記内袋の加圧力は保護容器に備えられた弁体を介
して注入される気体量を増減することによって調整でき
る。
また、加圧気体と内容物が接触しないためその内容物の
酸化等の影響を受けることがない。
酸化等の影響を受けることがない。
また、内袋にパウチを用いればアルミ箔などが使用でき
るため前記米国特許等のものと比べて内容物の保存性(
容器バリヤ性)が−層内上する。
るため前記米国特許等のものと比べて内容物の保存性(
容器バリヤ性)が−層内上する。
さらに本発明では内袋に流体を充填した後、外部容器か
ら気体を注入し、流体の放出圧力を発生せしめるように
しているので、内袋内への流体充填が常圧で行える。
ら気体を注入し、流体の放出圧力を発生せしめるように
しているので、内袋内への流体充填が常圧で行える。
(実施例〕
以下、本発明に係る流体放出容器の実施例を第1図乃至
第3図を参照して説明する。
第3図を参照して説明する。
第1図は、流体放出容器の縦断面図を示す。
第1図において、本発明の容器1は、容器の中央部に設
けられた筒状の内袋2と、この内袋2の一方端の開口部
に連接されて設けられたバルブ部4と、前記内袋2を内
包するように設けられた筒状の気密性を有する保護容器
5とを備えている。
けられた筒状の内袋2と、この内袋2の一方端の開口部
に連接されて設けられたバルブ部4と、前記内袋2を内
包するように設けられた筒状の気密性を有する保護容器
5とを備えている。
内袋2は、図示のごとくその一方端を開口部とし流体7
を貯留するための可撓性を有する筒状袋体である。この
内袋2の形状は、通常の平坦側面部を有する袋状のもの
であってもよいし、折襞を有する蛇腹形状とし、容器軸
方向に伸縮自在となるようにしても良い。
を貯留するための可撓性を有する筒状袋体である。この
内袋2の形状は、通常の平坦側面部を有する袋状のもの
であってもよいし、折襞を有する蛇腹形状とし、容器軸
方向に伸縮自在となるようにしても良い。
このような内袋2は、その製造方法からプラスチック材
料フィルムをヒートシールして作られるものとブロー成
形によって作られるものに大別される。
料フィルムをヒートシールして作られるものとブロー成
形によって作られるものに大別される。
前者の場合には、まず、プラスチック材料フィルムをヒ
ートシールによって袋状に加工し、次に袋の口部にリン
グ状のインジェクション成形物を嵌入・融着して作成す
る。あるいはインジェクション成形物を2枚のフィルム
で挟持したまま袋状にヒートシール加工すると同時にイ
ンジェクション成形物を融着・一体化して作成する。用
いるプラスチック材料としては、例えばポリエチレン(
PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフ
タレート(PET) ポリスチレン(PS)、ナイロ
ン等を単層で用いたりあるいは、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニ
リデン、エバール(EVOH) 、アルミニウム(AI
)等のなかから適宜組み合わせた多層として用いる。具
体的にはPET (12μm)/A I (9μm)/
PE(40μm)等が挙げられる。
ートシールによって袋状に加工し、次に袋の口部にリン
グ状のインジェクション成形物を嵌入・融着して作成す
る。あるいはインジェクション成形物を2枚のフィルム
で挟持したまま袋状にヒートシール加工すると同時にイ
ンジェクション成形物を融着・一体化して作成する。用
いるプラスチック材料としては、例えばポリエチレン(
PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフ
タレート(PET) ポリスチレン(PS)、ナイロ
ン等を単層で用いたりあるいは、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニ
リデン、エバール(EVOH) 、アルミニウム(AI
)等のなかから適宜組み合わせた多層として用いる。具
体的にはPET (12μm)/A I (9μm)/
PE(40μm)等が挙げられる。
一方、袋体2をブロー成形する場合、用いるプラスチッ
クとしては例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリスチレン、塩化ビニル等
を単独で用いたり、内容物に応じバリア性が必要な場合
は、3層の積層体とし内外層を前記樹脂とし、中間層に
塩化ビニリデンやエバール(EVOH)を用いる。
クとしては例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリスチレン、塩化ビニル等
を単独で用いたり、内容物に応じバリア性が必要な場合
は、3層の積層体とし内外層を前記樹脂とし、中間層に
塩化ビニリデンやエバール(EVOH)を用いる。
このような袋体2は内容物の特性や量に応じて材質の構
成や厚みを適宜変更できる。
成や厚みを適宜変更できる。
このような内袋2の上方の開口部は、第1図に示される
ようにバルブ部4に連結されている。このバルブ部4は
所定量の流体7を任意に放出させる役目を果たすもので
あれば良く、特にその構造は限定されるものではなく、
例えば、図示のごとく内袋2の開口部に嵌入される円筒
状の外筒体41と、この外筒体41の内周部に固着され
た突出係止部42と、この係止部42に係合して流体を
シールする可動弁43と、この弁43を押圧する付勢バ
ネ44と、前記可動弁43の上部に連接して設けられた
ノズル孔45aを備えたバルブヘッド45とを有し構成
されるもの等公知の種々のものが用いられ得る。
ようにバルブ部4に連結されている。このバルブ部4は
所定量の流体7を任意に放出させる役目を果たすもので
あれば良く、特にその構造は限定されるものではなく、
例えば、図示のごとく内袋2の開口部に嵌入される円筒
状の外筒体41と、この外筒体41の内周部に固着され
た突出係止部42と、この係止部42に係合して流体を
シールする可動弁43と、この弁43を押圧する付勢バ
ネ44と、前記可動弁43の上部に連接して設けられた
ノズル孔45aを備えたバルブヘッド45とを有し構成
されるもの等公知の種々のものが用いられ得る。
一方、内袋2の外周面には、この内袋2を内包するよう
に筒状体の保護容器5が設けられる。
に筒状体の保護容器5が設けられる。
この保護容器5は、その上部が前記バルブ部4と密着・
固定された密封性を有する有底容器であり、図示のごと
くその底部には容器5内部に気体3を注入するための弁
体6が備えられている。
固定された密封性を有する有底容器であり、図示のごと
くその底部には容器5内部に気体3を注入するための弁
体6が備えられている。
このような保護容器5の材質は、耐圧性が必要とされ、
たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリスチレン等のプラスチックやア
ルミニウム、各種スチール等の金属が用いられるが、特
に、内容量の確認のためには透明なプラスチック材料を
用いることが好ましい。
たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリスチレン等のプラスチックやア
ルミニウム、各種スチール等の金属が用いられるが、特
に、内容量の確認のためには透明なプラスチック材料を
用いることが好ましい。
このような保護容器5の底部には、前述したように気体
を注入するための弁体6が設けられており、この弁体6
の詳細が第3図(a)、(b)にそれぞれ示されている
。
を注入するための弁体6が設けられており、この弁体6
の詳細が第3図(a)、(b)にそれぞれ示されている
。
第3図(a)において、弁体6は、第1筒体65と第2
筒体66とが連結された筒状外観形状をなし、第1筒体
65の内部には弁座65が固着され、この弁座65の中
空部には、棒状の弁棒61が挿通されており、この弁棒
61の中央部には内弁62が固着されており、この内弁
62の一方端は前記弁座63の端面に当接してここでシ
ール面を形成しており、一方、内弁62の他端には付勢
バネが当接されており、この付勢バネの後端は筒体66
内に固着された座金67に係止されている。
筒体66とが連結された筒状外観形状をなし、第1筒体
65の内部には弁座65が固着され、この弁座65の中
空部には、棒状の弁棒61が挿通されており、この弁棒
61の中央部には内弁62が固着されており、この内弁
62の一方端は前記弁座63の端面に当接してここでシ
ール面を形成しており、一方、内弁62の他端には付勢
バネが当接されており、この付勢バネの後端は筒体66
内に固着された座金67に係止されている。
そして第3図(b)に示されるように弁棒61を矢印(
イ)方向に押すことによって、前記シール面は開放され
このとき空気等の気体が注入されるようになっている。
イ)方向に押すことによって、前記シール面は開放され
このとき空気等の気体が注入されるようになっている。
なお、弁体6は、第1図に示されるように保護容器5の
底面に凹部を設けこの凹部に固着することが好ましい。
底面に凹部を設けこの凹部に固着することが好ましい。
このような保護容器5の内腔部と、前記内袋2の外周面
とにより形成された保護容器5内部下方のスペースEに
は、前記弁体6を介して内袋2を加圧するための空気、
窒素、酸素、ジメチルエーテル、LPG、炭酸ガス等の
気体が注入される。
とにより形成された保護容器5内部下方のスペースEに
は、前記弁体6を介して内袋2を加圧するための空気、
窒素、酸素、ジメチルエーテル、LPG、炭酸ガス等の
気体が注入される。
この場合、スペースE内に充填される気体圧力は、通常
、1〜10kg/c−程度とされる。そして、実用に際
し、内袋2に貯留された流体7が多量に外部に放出され
、このものの貯留量が減少するにつれ、スペースEの体
積は逆に増加し、気体圧力が低下してくる。この場合に
は再度、保護容器5に設けられた弁体6がら空気等の気
体を注入しスペースEの気体圧力を高め、内袋2内の流
体放出圧力を適切に調整することができる。
、1〜10kg/c−程度とされる。そして、実用に際
し、内袋2に貯留された流体7が多量に外部に放出され
、このものの貯留量が減少するにつれ、スペースEの体
積は逆に増加し、気体圧力が低下してくる。この場合に
は再度、保護容器5に設けられた弁体6がら空気等の気
体を注入しスペースEの気体圧力を高め、内袋2内の流
体放出圧力を適切に調整することができる。
次に、本発明に係る他の実施例が第2図に示される。同
図において保護容器は、その側面で、上側の第一容器5
aと下側の第二容器5bとに分けられており、これらは
互いに上下にスライド移動可能なように、例えば、ねじ
嵌合(図示しない)等により係止されている。このスラ
イド機構により前記スペースEの体積を調整することに
より内袋2の押圧力を調整できるようになっている。
図において保護容器は、その側面で、上側の第一容器5
aと下側の第二容器5bとに分けられており、これらは
互いに上下にスライド移動可能なように、例えば、ねじ
嵌合(図示しない)等により係止されている。このスラ
イド機構により前記スペースEの体積を調整することに
より内袋2の押圧力を調整できるようになっている。
このような本発明に係る流体放出容器1の作用について
第1図に基づいて簡単に説明する。
第1図に基づいて簡単に説明する。
同図に示されるように内袋2の中に充填された流体7は
スペースE内に充填された圧縮気体3により常に、抑圧
を受けており、容器1の頭部に設けられたバルブへラド
45を手動で押すと、可動弁43が開き、流体7がノズ
ル孔45aから放出されるようになっている。その後、
流体7が幾度か放出され、充填された流体7の量が減少
するにつれ、スペースE内に充填された圧縮気体3の圧
力は低下し、十分な流体放出圧力を発生せしめるに至ら
なくなる。この場合には再度、保護容器5に設けられた
弁体6がら空気等の気体3を注入しスペースEの気体圧
力を高め、内袋2内の流体放出圧力を適切に調整し、最
終的に内袋2内の流体7は殆ど放出される。
スペースE内に充填された圧縮気体3により常に、抑圧
を受けており、容器1の頭部に設けられたバルブへラド
45を手動で押すと、可動弁43が開き、流体7がノズ
ル孔45aから放出されるようになっている。その後、
流体7が幾度か放出され、充填された流体7の量が減少
するにつれ、スペースE内に充填された圧縮気体3の圧
力は低下し、十分な流体放出圧力を発生せしめるに至ら
なくなる。この場合には再度、保護容器5に設けられた
弁体6がら空気等の気体3を注入しスペースEの気体圧
力を高め、内袋2内の流体放出圧力を適切に調整し、最
終的に内袋2内の流体7は殆ど放出される。
上述してきたような本発明に係る容器2を製造1、特に
、流体放出圧を発生せしめるには、まず筒状の保護容器
5のなかに設けられた可撓性の内袋2に流体7を充填し
、しかる後、前記保護容器5の内腔部と、内袋2の外周
面により形成されたスペースEに前記弁体6を介して気
体3を注入し、この気体3の加圧力により内袋内部に貯
留された流体7の放出圧力を発生せしめるようにして製
造する。
、流体放出圧を発生せしめるには、まず筒状の保護容器
5のなかに設けられた可撓性の内袋2に流体7を充填し
、しかる後、前記保護容器5の内腔部と、内袋2の外周
面により形成されたスペースEに前記弁体6を介して気
体3を注入し、この気体3の加圧力により内袋内部に貯
留された流体7の放出圧力を発生せしめるようにして製
造する。
上述のごとく本発明によれば、フレオン等の放出ガスを
用いずに容器内の流体を放出することができ、しかも内
袋の加圧力は保護容器に備えられた弁体を介して注入さ
れる気体量を増減することによって調整できる。これに
より、従来のように、最終的に使用可能な流体が内袋内
に残存するにもかかわらず放出できないという問題は生
じない。
用いずに容器内の流体を放出することができ、しかも内
袋の加圧力は保護容器に備えられた弁体を介して注入さ
れる気体量を増減することによって調整できる。これに
より、従来のように、最終的に使用可能な流体が内袋内
に残存するにもかかわらず放出できないという問題は生
じない。
また、容器を傾けたり逆様にしても流体を放出すること
ができ、内袋体内の使用可能な流体は殆ど残留すること
なく放出される。
ができ、内袋体内の使用可能な流体は殆ど残留すること
なく放出される。
さらに内袋を押圧するための気体注入が保護容器の外部
からできるため、内袋内への流体充填が常圧で行える。
からできるため、内袋内への流体充填が常圧で行える。
第1図は本発明に係る流体放出容器の縦断面図、第2図
は本発明に係る他の流体放出容器の縦断面図、第3図(
a)、(b)はそれぞれ弁体の縦断面図である。 1・・・流体放出容器、2・・・内袋、3・・・気体、
4・・・バルブ部、5・・・保護容器、6・・・弁体、
7・・・流体。 出願人代理人 石 川 泰 男第 図 第2 図
は本発明に係る他の流体放出容器の縦断面図、第3図(
a)、(b)はそれぞれ弁体の縦断面図である。 1・・・流体放出容器、2・・・内袋、3・・・気体、
4・・・バルブ部、5・・・保護容器、6・・・弁体、
7・・・流体。 出願人代理人 石 川 泰 男第 図 第2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、流体を貯留するための可撓性の内袋と、該内袋の開
口部に連接されたバルブ部と、 前記内袋を内包するように設けられた筒状体であり、該
筒状体の内部に気体を注入するための弁体を備えた保護
容器とを有し、 前記保護容器の内腔部と、内袋の外周面により形成され
たスペースに前記弁体を介して気体を注入し、この気体
の加圧力により内袋内部に貯留された流体の放出圧力を
発生せしめ前記バルブ部のバルブを開閉することにより
流体を放出することを特徴とした流体放出容器。 2、請求項1記載の筒状の保護容器のなかに設けられた
可撓性の内袋に流体を充填し、しかる後、前記保護容器
の内腔部と、内袋の外周面により形成されたスペースに
前記弁体を介して気体を注入し、この気体の加圧力によ
り内袋内部に貯留された流体の放出圧力を発生せしめる
ようにしたことを特徴とした請求項1記載の流体放出容
器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63306685A JPH02152572A (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 流体放出容器およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63306685A JPH02152572A (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 流体放出容器およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02152572A true JPH02152572A (ja) | 1990-06-12 |
Family
ID=17960081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63306685A Pending JPH02152572A (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 流体放出容器およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02152572A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004323381A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-11-18 | Koike Kagaku Kk | 口腔用エアゾール製品 |
JP2005032608A (ja) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Sony Corp | 燃料タンク及びこれを用いた燃料電池システム |
KR100467035B1 (ko) * | 1996-12-27 | 2005-07-01 | 주식회사 엘지생활건강 | 에어졸용기 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60251949A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-12 | Osaka Eyazoole Kogyo Kk | 装飾方法 |
-
1988
- 1988-12-02 JP JP63306685A patent/JPH02152572A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60251949A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-12 | Osaka Eyazoole Kogyo Kk | 装飾方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100467035B1 (ko) * | 1996-12-27 | 2005-07-01 | 주식회사 엘지생활건강 | 에어졸용기 |
JP2004323381A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-11-18 | Koike Kagaku Kk | 口腔用エアゾール製品 |
JP2005032608A (ja) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Sony Corp | 燃料タンク及びこれを用いた燃料電池システム |
JP4636301B2 (ja) * | 2003-07-07 | 2011-02-23 | ソニー株式会社 | 燃料タンク及びこれを用いた燃料電池システム |
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