JPH0215252Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215252Y2 JPH0215252Y2 JP1983044492U JP4449283U JPH0215252Y2 JP H0215252 Y2 JPH0215252 Y2 JP H0215252Y2 JP 1983044492 U JP1983044492 U JP 1983044492U JP 4449283 U JP4449283 U JP 4449283U JP H0215252 Y2 JPH0215252 Y2 JP H0215252Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- wall
- battery case
- lid
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 20
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 20
- 239000002253 acid Substances 0.000 claims description 16
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 4
- NFLLKCVHYJRNRH-UHFFFAOYSA-N 8-chloro-1,3-dimethyl-7H-purine-2,6-dione 2-(diphenylmethyl)oxy-N,N-dimethylethanamine Chemical compound O=C1N(C)C(=O)N(C)C2=C1NC(Cl)=N2.C=1C=CC=CC=1C(OCCN(C)C)C1=CC=CC=C1 NFLLKCVHYJRNRH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000009193 crawling Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 229920006332 epoxy adhesive Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、密閉形鉛蓄電池に関するものであ
る。
る。
従来例の構成とその問題点
以下に従来の密閉形鉛蓄電池について説明す
る。
る。
第1図は密閉形鉛蓄電池の電槽と蓋の分解斜視
図、第2図は従来例の密閉形鉛蓄電池の要部構成
図である。
図、第2図は従来例の密閉形鉛蓄電池の要部構成
図である。
第1図、第2図において、1は密閉形鉛蓄電池
の電槽、2は電槽1内に収容された極板群、3は
極板群2の極性、4は電槽1の一部に内壁1xと
底壁1yとで区画して設けられた端子収容凹部、
5は上記電槽1に装着される蓋、7は一端が極板
群2の極柱3に接続され、他端が蓋5の端部の外
壁5xと内壁5aの間に設けられた透孔6を貫通
して上方に突出し、かつU字形折曲部7aが上記
端子収容凹部4に挿入されたフアストンタブ端
子、8は電槽1と蓋5および端子7を固定するた
め蓋5の裏面に注入されたエポキシ系の接着剤で
ある。
の電槽、2は電槽1内に収容された極板群、3は
極板群2の極性、4は電槽1の一部に内壁1xと
底壁1yとで区画して設けられた端子収容凹部、
5は上記電槽1に装着される蓋、7は一端が極板
群2の極柱3に接続され、他端が蓋5の端部の外
壁5xと内壁5aの間に設けられた透孔6を貫通
して上方に突出し、かつU字形折曲部7aが上記
端子収容凹部4に挿入されたフアストンタブ端
子、8は電槽1と蓋5および端子7を固定するた
め蓋5の裏面に注入されたエポキシ系の接着剤で
ある。
尚、上記フアストンタブ端子7は略J字型をし
ており、その折曲部7aは接着剤8の面よりも下
側に位置し、端子の1部は接着剤中に埋設され
る。
ており、その折曲部7aは接着剤8の面よりも下
側に位置し、端子の1部は接着剤中に埋設され
る。
上記電槽1と蓋5との固定は、蓋の裏面に設け
た溝xの中に注入された接着剤によつて行なわれ
るが、その作業は第2図に示すように蓋5を下側
にした状態で電槽1を上からはめこむようにして
行なわれる。
た溝xの中に注入された接着剤によつて行なわれ
るが、その作業は第2図に示すように蓋5を下側
にした状態で電槽1を上からはめこむようにして
行なわれる。
しかしながら、上記従来の構成ではエポキシ系
の接着剤を使用した場合、接着剤8がフアストン
タブ端子7と端子収容凹部4の壁面との間隙、お
よび蓋5の内壁5aより毛細管現象によりはい上
るため、フアストンタブ端子7を伝つて接着剤8
がたれ落ちるという問題点を有していた。
の接着剤を使用した場合、接着剤8がフアストン
タブ端子7と端子収容凹部4の壁面との間隙、お
よび蓋5の内壁5aより毛細管現象によりはい上
るため、フアストンタブ端子7を伝つて接着剤8
がたれ落ちるという問題点を有していた。
考案の目的
本考案は、上記従来の問題点を解消するもの
で、接着剤の毛細管現象によるたれ落ちを防止す
るとができる密閉形鉛蓄電池を提供することを目
的とする。
で、接着剤の毛細管現象によるたれ落ちを防止す
るとができる密閉形鉛蓄電池を提供することを目
的とする。
考案の構成
本考案は、電槽内に収容された極板群の極柱に
一端が接続され、他端が蓋端部を貫通して上方へ
突出した端子の一部を前記電槽と蓋を固定する接
着剤中に埋設し、前記電槽の一部に設けた端子収
容凹部と、この端子収容凹部内に挿入された前記
接着剤よりも下側に位置する端子折曲部との間に
両者が全面接触することのない空間を設けたこと
を特徴とする密閉形鉛蓄電池である。前記空間を
設けたことにより、接着剤の毛細管現象によるは
い上りを断ち、接着剤のたれ落ちを防止すること
ができるようにしたものである。
一端が接続され、他端が蓋端部を貫通して上方へ
突出した端子の一部を前記電槽と蓋を固定する接
着剤中に埋設し、前記電槽の一部に設けた端子収
容凹部と、この端子収容凹部内に挿入された前記
接着剤よりも下側に位置する端子折曲部との間に
両者が全面接触することのない空間を設けたこと
を特徴とする密閉形鉛蓄電池である。前記空間を
設けたことにより、接着剤の毛細管現象によるは
い上りを断ち、接着剤のたれ落ちを防止すること
ができるようにしたものである。
実施例の説明
第3図は本考案の一実施例による密閉形鉛蓄電
池の要部構成図である。尚、従来例と同じ構成の
部分には同一の符号を用い、その説明は省略す
る。第3図に示すように蓋の内壁5aは端子収容
凹部4の底面まではとどかない深さであり、内壁
5aと凹部4の底面との間には空間10,11が
設けられている。この空間内にフアストンタブ端
子7の折曲部7aを設けることにより内壁5aと
端子7が接触することを防止できる。なお第3図
において、9は端子収容凹部4の底部に設けら
れ、フアストンタブ端子7の折曲部7aの一部と
これを接触して位置規制する小突起、10は上記
端子収容凹部4と上記フアストンタブ端子7の折
曲部7aとの間に設けられ、両者が全面接触する
ことのない空間である。
池の要部構成図である。尚、従来例と同じ構成の
部分には同一の符号を用い、その説明は省略す
る。第3図に示すように蓋の内壁5aは端子収容
凹部4の底面まではとどかない深さであり、内壁
5aと凹部4の底面との間には空間10,11が
設けられている。この空間内にフアストンタブ端
子7の折曲部7aを設けることにより内壁5aと
端子7が接触することを防止できる。なお第3図
において、9は端子収容凹部4の底部に設けら
れ、フアストンタブ端子7の折曲部7aの一部と
これを接触して位置規制する小突起、10は上記
端子収容凹部4と上記フアストンタブ端子7の折
曲部7aとの間に設けられ、両者が全面接触する
ことのない空間である。
上記電槽1と蓋5との固定は、蓋の裏面に設け
た溝xの中に注入された接着剤によつて行なう
が、その作業は第3図に示すように蓋5を下側に
した状態で電槽1を上からはめこむようにして行
なわれる。
た溝xの中に注入された接着剤によつて行なう
が、その作業は第3図に示すように蓋5を下側に
した状態で電槽1を上からはめこむようにして行
なわれる。
上記構成において、蓋5の裏面に注入された接
着剤8は、フアストンタブ端子7と端子収容凹部
4の壁面との間隙に入り込むが、フアストンタブ
端子7の折曲部7aと端子収容凹部4の底部との
間に空間10が設けられているため、この空間1
0に阻まれて毛細管現象によるはい上りが断たれ
る。
着剤8は、フアストンタブ端子7と端子収容凹部
4の壁面との間隙に入り込むが、フアストンタブ
端子7の折曲部7aと端子収容凹部4の底部との
間に空間10が設けられているため、この空間1
0に阻まれて毛細管現象によるはい上りが断たれ
る。
一方、蓋5の内壁5aを伝つてのはい上りは、
その上部に設けられた空間11により断たれる。
その上部に設けられた空間11により断たれる。
考案の効果
本考案は蓋の裏面に注入された接着剤により蓋
と電槽と端子とを固定する密閉形鉛蓄電池におい
て、上記電槽の一部に設けた端子収容凹部と、こ
の端子収容凹部内に挿入された端子折曲部との間
に両者が全面接触することのない空間を設けるよ
うにしたことにより、接着剤の毛細管現象による
はい上りを断ち、端子を伝つて接着剤がたれ落ち
るのを防止することができるという優れた効果を
得ることができる密閉形鉛蓄電池を実現できるも
のである。
と電槽と端子とを固定する密閉形鉛蓄電池におい
て、上記電槽の一部に設けた端子収容凹部と、こ
の端子収容凹部内に挿入された端子折曲部との間
に両者が全面接触することのない空間を設けるよ
うにしたことにより、接着剤の毛細管現象による
はい上りを断ち、端子を伝つて接着剤がたれ落ち
るのを防止することができるという優れた効果を
得ることができる密閉形鉛蓄電池を実現できるも
のである。
第1図は密閉形鉛蓄電池の電槽と蓋の分解斜視
図、第2図は従来の密閉形鉛蓄電池の要部構成
図、第3図は本考案の一実施例における密閉形鉛
蓄電池の要部構成図である。 1……電槽、2……極板群、3……極柱、4…
…端子収容凹部、5……蓋、5a……内壁、6…
…透孔、7……端子、7a……端子折曲部、8…
…接着剤、9……小突起、10……空間、1x…
…内壁、1y……外壁、5x……外壁、x……
溝。
図、第2図は従来の密閉形鉛蓄電池の要部構成
図、第3図は本考案の一実施例における密閉形鉛
蓄電池の要部構成図である。 1……電槽、2……極板群、3……極柱、4…
…端子収容凹部、5……蓋、5a……内壁、6…
…透孔、7……端子、7a……端子折曲部、8…
…接着剤、9……小突起、10……空間、1x…
…内壁、1y……外壁、5x……外壁、x……
溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電槽1と、前記電槽1の開口部を覆う蓋5
と、極板群2と、端子7と、接着剤8とを有す
る密閉形鉛蓄電池であつて、 前記電槽1は、極板群2がセル室内部に収容
され、 該極板群2は、極柱3が前記電槽1の開口部
よりつき出しており、 前記電槽1は、開口部の周囲の一部に端子収
容凹部4を有し、該端子収容凹部4は、内壁1
xと、底壁1yとで区画されており、 前記蓋5は、外壁5xと、内壁5aとを有
し、この内壁5aの外側面に沿つて設けた透孔
6とを有し、内壁5aは、前記収容凹部4内に
その中途まで挿入できる深さであり、 前記端子7は、中間部に折曲部7aを有し、
端子7の一端が前記極柱3の端部に接続され、
折曲部7aが、前記内壁5aと前記収容凹部底
壁1yとの間の空間10,11内に位置し、か
つ他端が、前記内壁5aの外側面に沿つて透孔
6から外部へ突き出しており、 前記蓋5の裏面には、溝xが形成されて、前
記電槽1と蓋5と端子7との間を固定する接着
剤8を収容し、該接着剤8中に端子7の極柱3
側の一部が埋設されている密閉形鉛蓄電池。 (2) 端子収容凹部4の底壁1yは、小突起9が形
成されて端子7の折曲部7aと接触する実用新
案登録請求の範囲第1項記載の密閉形鉛蓄電
池。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983044492U JPS59149375U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 密閉形鉛蓄電池 |
EP84901238A EP0141855B1 (en) | 1983-03-28 | 1984-03-27 | Lead storage battery |
DE8484901238T DE3464180D1 (en) | 1983-03-28 | 1984-03-27 | Lead storage battery |
PCT/JP1984/000139 WO1984003999A1 (en) | 1983-03-28 | 1984-03-27 | Lead storage battery |
US06/680,339 US4563402A (en) | 1983-03-28 | 1984-03-27 | Lead storage battery with improved bond between the terminal pole and the cover |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983044492U JPS59149375U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 密閉形鉛蓄電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59149375U JPS59149375U (ja) | 1984-10-05 |
JPH0215252Y2 true JPH0215252Y2 (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=30175020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983044492U Granted JPS59149375U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 密閉形鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59149375U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5276372B2 (ja) * | 2008-07-16 | 2013-08-28 | 日立マクセル株式会社 | 電池パック |
-
1983
- 1983-03-28 JP JP1983044492U patent/JPS59149375U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59149375U (ja) | 1984-10-05 |
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