JPH02152368A - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

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JPH02152368A
JPH02152368A JP63306034A JP30603488A JPH02152368A JP H02152368 A JPH02152368 A JP H02152368A JP 63306034 A JP63306034 A JP 63306034A JP 30603488 A JP30603488 A JP 30603488A JP H02152368 A JPH02152368 A JP H02152368A
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pulsed
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Masayuki Nishiki
雅行 西木
Katsuya Kikuchi
菊池 克也
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、パルスX線曝射によって得られたパルスX
線光学像を撮像装置によって撮像し、その撮像信号をフ
レーム画像が奇数、偶数のベアフィールドの映像信号で
形成されるように処理されるパルスX線撮影装置に関す
るものである。
(従来の技術) 従来のこの種のパルスX線撮影装置は、パルスX線光学
像を撮影するために例えば、フィールド蓄積インターレ
ス走査モードの固体撮像素子(CCD撮像素子)が使用
され撮像信号のフィールド間処理が行われている。即ち
、第7図に示すタイミングチャートのように、撮像装置
の垂直同期信号VDに同期して交互に奇数フィールドと
偶数フィールドが設定され、(d)のように偶数、奇数
の読み出しフィールドが交互に決定される。
X線パルスは、最終画像に含まれるフリッカを無くす目
的で、フレームを形成するベアの奇数、偶数フィールド
の映像信号が同−X線パルスによって得られるように、
(e)で示すように、奇数フィールドの末尾部と偶数フ
ィールドの始まり部にまたがるように発生されるように
なっている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の装置では上記したように、パルスX線が奇数フィ
ールドの末尾部と偶数フィールドの始まり部にまたがる
ように発生されるので、同一フレームを形成する偶数、
奇数フィールドの映像信号は同一パルスX線に基づくも
のとなり、一応動く被写体に対するフリッカの発生を緩
和することができる。しかしながら、何らかの原因で、
パルスX線を曝射するタイミングにずれを生じたり、パ
ルスX線の波形にみだれが生じたりした場合、第7図に
(e)で示すように、第1のX線パルスX1については
奇数フィールドに対応するX線量はA1、偶数フィール
ドに対応するxtutはB1というように等量にならな
いことになる。従ってそれらのX線ff1A1.Blに
対応する奇数フィルド、偶数フィールドの映像信号の大
きさも異なる結果、両者に濃淡差となって現れ、それら
を組合せたフレーム画像は当然フリッカを伴った画像と
なってしまう。
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、パルスX線を曝射するタイミン
グにずれを生じたり、パルスX線の波形にみだれが生じ
たりした場合でも、フレームを形成するベアの偶数、奇
数フィールドの映像信号の大きさにそのような現象によ
る差が生ぜず、その結果フリッカが充分に除去されたパ
ルスX線撮影装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、上記の目的を達成するため、奇数フィール
ドと偶数フィールドとでフレーム画像を形成する際に、
その奇数フィールドの末尾部と偶数フィールドの始まり
部とにまたがるようにパルスX線を曝射するパルスX線
源を備えたパルスX線撮装置において、前記各フィール
ド映像を形成するために使用される各X線量相互にX線
量差がなくなるように電気的な補正処理を実行する演算
処理手段を具備することを特徴とするものである。
(作用) このように構成されていれば、フレーム画像を形成する
奇数フィールドの末尾部と偶数フィールドの始まり部に
またがるように曝射されたパルスX線の奇数フィールド
と偶数フィールドのそれぞれへの対応線量が、パルスX
線を曝射するタイミングにずれを生じたり、パルスX線
の波形にみだれが生じたりして、相違しても、そのよう
なX線量差がなくなるような電気的な補正処理が演算装
置によって実行される。その結果、同一フレーム画像を
形成する奇数、偶数フィールドの各映像信号量はほぼ同
一に制御されるので、濃淡束のない、即ちフリッカを全
く伴わないX線画像が得られることになる。
(実施例) 先ず第1図を参照してこの発明の一実施例の構成につい
て説明する。この一実施例であるパルスX線撮影装置は
、X線管110からパルスX線111を曝射し、それの
被写体透過像をX線蛍光増倍管112にて光学像に変換
し、その光学像を光学系113を介してCCD撮像素子
7に供給するようにしている。X線蛍光増倍管112か
らの光学像の一部を抽出するために光学系113にノー
ーフミラー3aを挿入する。このハーフミラ−は勿論、
全反射形ミラーと置き替えられてもよい。
ハーフミラ−3aからの反射光を例えばフォトダイオー
ド等で光電変換素子に導入し、この出力を増幅器4を介
してA/D変換器5に接続する。このA/D変換器の出
力ディジタル信号を、両フィールド間のX線量比を演算
する演算器6に供給する。
CCD撮像素子7をTVカメラ回路9に接続してTV信
号を得、それをA/D変換器10に供給し、そのディジ
タル出力をディジタルメモリ11゜12にそれぞれ供給
する。ディジタルメモリ11は、A/D変換器10から
のディジタル信号を受けて奇数フィールド画像を記憶し
、ディジタルメモリ12は、同じ<A/D変換器10か
らのディジタル信号を受けて偶数フィールド画像を記憶
する。
乗算器13は、演算器6の出力データに基づいてディジ
タルメモリ11の出力に適宜設定した補正値を乗算する
機能を持つ。この乗算器13を通したディジタルメモリ
11のディジタル画像ブタとディジタルメモリ12から
のディジタル画像データとを受けるD/A変換器14は
、受けたディジタル画像データをアナログ画像データに
変換してデイスプレィ装置15に送出する。デイスプレ
ィ装置15は、D/A変換器14からのアナログ画像デ
ータに対応する画像を表示する。
このような各部を備えた構成において、この発明の中心
をなすのが光電変換素子3.増幅器4及びA/D変換器
5を通して光学系113の照射光量値を受ける演算器6
と、ディジタルメモリ11の出力に演算器13の出力を
乗算する乗算器13との組合せである。
演算器6は、後述するように両フィールド間の光ff1
sO,SHの比を計算するため、第2図に示すようにS
UM61.LATCH62゜LATCH63及び除算器
64を備えた構成である。
次に、上述したこの発明の一実施例構成におけるその動
作を第3図のタイミングチャートを参照して説明する。
第3図はシステムの動作シーケンスを示す。TVカメラ
回路9からは垂直同期信号VDの周期で奇数フィールド
と偶数フィールドの画像信号が出力される。ここでX線
管110からのパルスX線は、奇数フィールドの末尾部
と偶数フィールドの始まり部とにまたがるように、曝射
されている。前記の奇数フィールド画像データはディジ
タルメモリ11へ記憶され、偶数フィールド画像データ
はディジタルメモリ12に記憶される。両フィールド画
像間の時間差はΔTで決まり、微少であるので被写体の
動きによるズレは問題にならい。
一方、各フィールド画像を形成するのに利用された光f
f1(So、SE)には、パルス光の波形のみだれや、
パルス発光の同期のズレ(ジッター)等により差が生じ
る場合があり、これがX線画像を表示した時のフリッカ
−の原因となり、画像を見ずらくする。
そこで、この一実施例にあっては、前記各フィールド期
間中に照射される光!SO,SEを計測するために、光
学系113の光束内に置設されたハーフミラ−3aを介
して反射した光電変換素子3により電流に変換され、増
幅器4によりA/D変換器5でディジタル化できるレベ
ルまで増幅される。A/D変換器5のサンプリング期間
は、第3図中下段に示したごとく、奇数フィールドの始
まりを起点とし、TlからT2の期間に実行される。T
1はライトパルスの立上り時間Taより以前に設定され
、またT2はライトパルスの立下り時間Tbより以降に
設定される。Tcは奇数フィールドから偶数フィールド
に移行する時間を示す。
この両フィールド間の光ff1sO,SEの比を計算す
るために演算器6が設けられており、この演算器6にお
いて、A/D変換器5によりディジタル化された光電変
換素子3の出力値をTIからTcの期間加算し、結果を
LATCH62に記憶する。続いてTcからT2の期間
のディジタル信号を加算し結果をLATCH63に記憶
した後にLATCH62,63に記憶された値の比率を
除算器64により計算する。
たとえば奇数フィールド期間の光量が、偶数フィールド
期間の光量に比べて1.1倍大きい場合、除算器64の
値は1,1となる。この値が乗算器13に出力される。
乗算器13では94の出力値の逆数、すなわちこの場合
(1/1.1)の値が、ディジタルメモリ11から読み
出された奇数フィールド画像データに乗算される。この
補正された奇数フィールド画像と偶数フィールド画像に
よりX線画像D/A変換器14によりアナログ信号に変
換されてデイスプレィ装置15に表示される。
前記した一連の動作はコントローラ8により制御される
このようなことから、この一実施例によれば、極めて短
い時間幅のX線パルスを被写体に曝射してX線画像を得
る場合、演算器6の出力を乗算器13に加えることによ
り、信号強度のずれを補正することができる。従って、
フリッカがなく高解像度のX線画像を生成することが可
能となる。
第4図を参照して、この発明の他の実施例の構成につい
て説明する。X線撮影装置としての主要部の構成は第一
実施例と同一であるが、補正をするために第一実施例で
は光学系113にハーフミラ−3aを設けているが、こ
の実施例ではCCD撮影素子、即ちTVカメラ回路の出
力値を利用する。26はCCD撮像素子24からの出力
信号をTV信号に変換するTV回路、27はTV信号を
ディジタル化するためのA/D変換器、28は奇数フィ
ールド画像を記憶するディジタルメモリ、29は偶数フ
ィールド画像を記憶するディジタルメモリ、30は奇数
フィールド画像と偶数フィールド画数との信号強度を比
較する演算部である。
31は乗算器であり、この乗算器31は演算部30の出
力データに基づいてディジタルメモリ28の出力に適宜
選定された値を乗算する機能を持つ。32はディジタル
画像データをアナログデータに変換するD/A変換器、
33はデイスプレィ装置、34はシステム全体の制御中
枢となるコントローラである。
また、演算部30は第5図に示すように平均値算出回路
41.LATCH42及び同43.除算器44を備えて
いる。
次に、上述したこの発明の他実施例構成におけるその動
作を第6図に示すタイミングチャートを参照して説明す
る。第6図はシステムの動作シーケンスを示す。TVカ
メラ回路26からは垂直同期信号TDの周期で奇数フィ
ールドと偶数フィールドの画像信号が出力される。ここ
でX線管110からのパルスX線は、奇数フィールドの
末尾部と偶数フィールドの始まり部とにまたがるように
、曝射されている。前記の奇数フィールド画像データは
ディジタルメモリ28へ記憶され、偶数フィールド画像
データはディジタルメモリ29に記憶される。両フィー
ルド画像間の時間差はΔTで決まり、微少であるので被
写体の動きによるズレは問題にならない。
一方、各フィールド画像を形成するのに利用された光f
f1(SO,SE)には、パルス光の波形のみだれや、
パルス発光の同期のズレ(ジッター)等により差が生じ
る場合があり、これがX線画像を表示した時のフリッカ
−の原因となり、画像を見ずらくする。
光量の違いは両フィールド画像の強度の違いとして現わ
れるので、強度比を計算して、その値を用いて、両フィ
ールド画像の強度比を1に直す補正を実行する。その両
フィールド画像の対応する数画素間の強度比を計算する
ために演算部30が設けられており、この演算部30演
算部において、奇数フィールド画像データを(A/D変
換器27から出力された)数画素分だけ平均値算出回路
41によりサンプルして平均値を算出し、その結果をL
ATCH42に一旦記憶する。同様に偶数フィールド画
像データの対応する数画素分における平均値を算出しL
ATCH43に記憶する。例えば奇数フィールド期間の
光量が、偶数フィールド期間の光量に比べて1.1倍大
きい場合、除算器44の値は1,1となる。この値が乗
算器31に出力される。乗算器31では除算器44の出
力値の逆数、すなわちこの場合(1/1゜1)の値が、
ディジタルメモリ28から読み出された奇数フィールド
画像データに乗算される。この補正された奇数フィール
ド画像と偶数フィールド画像によりX線画像がD/A変
換器32によりアナログ信号に変換されてデイスプレィ
装置33に表示される。前記した一連の動作はコントロ
ーラ34により制御される。
以上、この発明の各実施例として、補正データを得るた
めに光量を測定するもの及び電気量を測定するものにつ
いて記′載したが、X線量を直接測定するものであって
もよい。
[発明の効果] 以上記載したようにこの発明のパルスX線撮影装置によ
れば、フレーム画像を形成する奇数フィールドの末尾部
と偶数フィールドの始まり部にまたかるように曝射され
たパルスX線の奇数フィールドと偶数フィールドのそれ
ぞれへの対応線量が、パルスX線を曝射するタイミング
にずれを生じたり、パルスX線の波形にみだれが生じた
りして、相違しても、そのようなX線量差がなくなるよ
うな電気的な補正処理が演算装置によって実行される。
その結果、同一フレーム画像を形成する奇数、偶数フィ
ールドの各映像信号量はほぼ同一に制御されるので、濃
淡歪のない、即ちフリッカを全く伴わないX線画像を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は第1図の要部詳細を示すブロック図、第3図は
第1図に示す実施例の動作を説明するためのタイムチャ
ート、第4図はこの発明の他の実施例の構成を示すブロ
ック図、第5図は第4図の要部詳細を示すブロック図、
第6図は第4図に示す実施例の動作を説明するためのタ
イムチャート、第7図は従来例の動作を説明するための
タイムチャートである。 3・・・光電変換素子、4・・・増幅器、5・・・A/
D変換器、6・・・演算器、7・・・CCD撮像素子、
8・・・コントローラ、9・・・TVカメラ回路、10
・・・A/D変換器、11.12・・・ディジタルメモ
リ、 13・・・乗算器、14・・・D/A変換器、15・・
・デイスプレィ装置、110・・・X線管、112・・
・X線蛍光増幅管、113・・・光学系代理人 弁理士
  則 近 憲 佑 代理人 弁理士  近 藤   猛 第2図 第1図 第3図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)奇数フィールドと偶数フィールドとでフレーム画
    像を形成する際に、その奇数フィールドの末尾部と偶数
    フィールドの始まり部とにまたがるようにパルスX線を
    曝射するパルスX線源を備えたパルスX線撮影装置にお
    いて、前記各フィールド映像を形成するために使用され
    る各X線量相互にX線量差が無くなるように電気的な補
    正処理を実行する演算処理手段を具備することを特徴と
    したパルスX線撮影装置。
  2. (2)前記演算処理手段は、前記パルスX線に対応する
    変換光量を検出する手段の検出出力に応じて前記電気的
    な補正処理を実行することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のパルスX線撮影装置。
  3. (3)前記演算処理手段は、撮像による映像信号の強度
    に応じて前記電気的な補正処理を実行することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のパルスX線撮影装置。
JP63306034A 1988-12-05 1988-12-05 X線撮影装置 Expired - Lifetime JPH07121079B2 (ja)

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JPH02152368A true JPH02152368A (ja) 1990-06-12
JPH07121079B2 JPH07121079B2 (ja) 1995-12-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05227470A (ja) * 1992-02-10 1993-09-03 Nippon Avionics Co Ltd 輝度変動補正画像処理方式

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937513A (ja) * 1972-08-08 1974-04-08
JPS52153328A (en) * 1976-06-15 1977-12-20 Toshiba Corp X-ray fluoroscopy photographing unit

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