JPH02151613A - 共重合体ラテックスの製造方法 - Google Patents

共重合体ラテックスの製造方法

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JPH02151613A
JPH02151613A JP30532088A JP30532088A JPH02151613A JP H02151613 A JPH02151613 A JP H02151613A JP 30532088 A JP30532088 A JP 30532088A JP 30532088 A JP30532088 A JP 30532088A JP H02151613 A JPH02151613 A JP H02151613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinylpyridine
amount
polymerization
weight
copolymer latex
Prior art date
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Pending
Application number
JP30532088A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Takinami
瀧浪 悟
Hiroshi Kuki
久木 博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zeon Co Ltd filed Critical Nippon Zeon Co Ltd
Priority to JP30532088A priority Critical patent/JPH02151613A/ja
Publication of JPH02151613A publication Critical patent/JPH02151613A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F226/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen
    • C08F226/06Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen by a heterocyclic ring containing nitrogen

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はゴムと繊維の接着剤用に使用されるビニルピリ
ジン共重合体ラテックスの製造方法に関するものである
(従来の技術) 従来からポリアミド、ポリエステル等の補強用繊維とゴ
ムを接着するためにレゾルシノール−ホルムアルデヒド
樹脂とラテックスを主成分とする水性分散液に繊維を浸
漬処理して使用している。
ラテックスとしてはビニルピリジン−スチレン−ブタジ
ェン共重合体ラテックスもしくは該ラテックスとスチレ
ン−ブタジェン共重合体ラテックスあるいは天然ゴムラ
テックス等との混合ラテックスが一般に使用されている
しかるに、補強繊維とゴムとの接着力を高めたいとの要
求に対しては従来のビニルピリジン共重合体ラテックス
では接着剤中の該ラテックスの使用比率を高めるか、あ
るいは繊維への接着剤付着量を増加させる必要があり、
従来のラテックスの使用量、接着剤付着量で接着力が改
善されるビニルピリジン共重合体ラテックスの開発が望
まれている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者等は、0.15ミクロン以上の粒径を有するゴ
ム状ビニルピリジン共重合体ラテックスとレゾルシノー
ル−ホルムアルデヒド樹脂から成るゴムと繊維の接着剤
は優れた接着力を有することを見い出し、先に出願した
(特開昭60−13869号公報)。しかし、粒径が0
.15ミクロン以上で、かつまたビニルピリジン含有量
が20重量%以上の共重合体ラテックスを、通常使用範
囲内の量の乳化剤を用いて得ようとすると、重合過程に
おいて安定性が低下し、製造できないという問題があっ
た。乳化剤量を通常の使用量以上に増加すれば安定性は
維持されるが粒径は小さ(なってしまう。
本発明者等は、大粒径で、ビニルピリジン含有量の多い
、ゴム状ビニルピリジン共重合体ラテックスを通常の乳
化剤量で安定に製造すべく、鋭意研究を重ねた結果、重
合開始時に使用する水の量はビニルピリジンの使用量と
相関があり、ビニルピリジン量に応じて水の量をある範
囲にコントロールすることにより、安定にかつ粒径の大
きなゴム状ビニルピリジン共重合体ラテックスを製造で
きることを見い出し、本発明を完成するに到った。
(課題を解決するための手段) かくして本発明によれば、共役ジエン系単量体30〜8
0重量%、ビニルピリジン20〜50重量%及びこれら
と共重合可能な他の単量体0〜20重量%を乳化重合し
て粒径0.15ミクロン以上の共重合体ラテックスを製
造するに際し、単量体100MWk部当たり重合開始時
にW〜(W+15)重量部〔ただしWは、0.047X
(ビニルピリジン量)”−0,336x(ビニルピリジ
ン量)+81.7を表わす〕の水を使用することを特徴
とする共重合体ラテックスの製造方法が提供される。
本発明方法で製造するゴム状ビニルピリジン共重合体ラ
テックスは重量平均粒子径が0.15ミクロン以上と従
来の該ラテックスの重量平均粒径(0,06〜0.09
ミクロン)より平均粒径が大幅に大きく、かつまた、ビ
ニルピリジン含有量も20〜50重量%と従来の該共重
合体ラテックス(通常ビニルピリジン含有量は15重壁
量以下)よりも非常に多い点が特徴である。
本発明のゴム状ビニルピリジン共重合体ラテックスは通
常、共役ジエン系単量体30〜80重量%、ビニルピリ
ジン20〜50重量%及びこれらと共重合可能な他の単
量体0〜20重量%から構成される共重合体ラテックス
である。
共役ジエン系単量体としては1,3−ブタンジエン、2
−メチル−1,3−ブタジェン、2−クロロ−1,3−
ブタジェン、イソプレン、ピペリレンなどの脂肪族共役
ジエン系単量体の1種もしくは2種以上が使用される。
ビニルピリジンとしては2−ビニルピリジンが望ましい
が、3−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、2−メ
チル−5−ビニルピリジン、5−エチル−2−ビニルピ
リジンのうちの1種または2種以上で代替することがで
きる。
上記の二種の単量体と共重合可能な他の単量体としては
、スチレン、α−メチルスチレン、2−メチルスチレン
、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、2.4−
ジイソプロピルスチレン、2.4−ジメチルスチレン、
4−t−ブチルスチレン、5〜も一ブチルー2−メチル
スチレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン、モ
ノフルオロスチレン、ヒドロキシメチルスチレンなどの
芳香族ビニル化合物;アクリル酸、メタクリル酸、クロ
トン酸1.ケイ皮酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン
酸、ブテントリカルボン酸などの不飽和カルボン酸;イ
タコン酸モノエチルエステル、フマル酸モノブチルエス
テル、マレイン酸モノブチルエステルなどの不飽和ジカ
ルボン酸のモノアルキルエステル;アクリル酸スルホエ
チルNa塩、メタクリル酸スルホプロピルNa塩、アク
リルアミドプロパンスルホン酸などの不飽和スルホン酸
又はそのアルカリ塩などのエチレン系不飽和酸単量体;
メチルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタ
クリレート、イタコン酸ジメチルエステル、マレイン酸
ジブチルエステル、β−ヒドロキシエチルアクリレート
、β−ヒドロキシエチルメタクリレートなどのエチレン
系不飽和カルボン酸のエステル;エチレン、プロピレン
、アクリロニトリル、塩化ビニルなどの脂肪族ビニル化
合物が使用できる。繊維とゴムとの接着剤用に好適な単
量体の組合せは、ブタシュフ30〜80重景%、スチレ
ンO〜20重量%、ビニルピリジン20〜50重量%、
及びエチレン性不飽和酸単量体0〜20重量%である。
本発明方法は乳化重合により上記の単量体を共重合する
際、重合開始時に重合用に使用する水の量をビニルピリ
ジンの使用量に応じてコントロールする点が特徴であっ
て、単量体混合物100重量部に対して重合用水をW〜
(W+15)重量部〔ただしWは、0.047x(ビニ
ルピリジンり2−0.336X(ビニルピリジン量)+
81.7を表わし、ビニルピリジン量は重量%である。
)の範囲、好ましくはW〜(W+10)重量部の範囲で
重合開始時に使用することが必要である。この範囲をは
ずれるとビニルピリジンが20重量%以上で、かつ重量
平均粒子径が0.15ミクロン以上の共重合体ラテック
スを安定に製造することができない。ビニルピリジンが
20重量%未満の場合には重合用の水量が上記の範囲を
はずれても共重合体ラテックスを安定に製造することが
できる。
本発明においては水の量をビニルピリジンの量に応じて
上記の様に変化させることを除けば、重合に使用する各
種副資材(乳化剤、重合開始剤、分子量調整剤、その他
)は従来から使用されているものが使用でき、特に制限
されない。
重合温度、重合の方式(回分式、連続式、単量体の一括
添加、分割添加等)も特に制限はない。
なお、本発明における重合開始時における重合用の水の
量とは、重合開始以降の任意の重合転化率の時点で重合
系に追添加される乳化剤、重合開始剤等の水溶液に使用
される水は含まれず、重合を開始した時点で重合系に始
めから存在する水の量を意味する。
(発明の効果) 以上の様に本発明方法を実施することにより、ビニルピ
リジン量が20重量%以上で、重量平均粒子径が0.1
5ミクロン以上の大粒径のビニルピリジン系共重合体ラ
テックスを安定に製造することができる。本発明方法で
得られる共重合体ラテックスは繊維とゴムとの接着剤用
に特に適した重合体ラテックスである。
以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。なお実施
例中の部数および%はすべでの乾燥基準の重量部および
重量%を表わす。
実施例1 (1)攪拌機付きオートクレーブに水137部、ロジン
酸カリウム2部、塩化カリウム0.8部、を−ドデシル
メルカプタン0.5部、ブタジェン55部、スチレン1
0部、2−ビニルピリジン35部を仕込み60℃に昇温
した後過硫酸カリウム0.3部を水10部と共に仕込み
、重合を開始した。重合転化率60%に達したときロジ
ン酸カリウム0.5部を水7.5部と共に添加した。さ
らに重合転化率80%に達したときロジン酸カリウム0
.5部を水7.5部と共に添加した。重合転化率95%
に達したときにハイドロキノン0.05部を添加し反応
を停止し、減圧にして未反応単量体を除去しラテックス
Aを製造した。本例のWの値は127.5重量部である
(2)次に、(1)において水145部を仕込む以外は
上記と同じ条件でラテックスBを製造した(水の量がW
+15=142.5重量部以上の例)。
(3)また、(1)において、水125部を仕込む以外
は上記と同じ条件でラテックスCを製造した(水の量が
W値以下の例)。
ラテックスA、B、Cの製造結果、製造に要した反応時
間、平均粒径を第1表に示す。
なお、ラテックス粒子の平均粒径は電子顕微鏡写真法に
よる平均粒径を重量平均で計算したものである。
実施例2 実施例1と同様にしてラテックスD−Qを製造した。各
ラテックスの製造結果、反応時間、平均粒径を第2表に
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共役ジエン系単量体30〜80重量%、ビニルピ
    リジン20〜50重量%及びこれらと共重合可能な他の
    単量体0〜20重量%を乳化重合して粒径0.15ミク
    ロン以上の共重合体ラテックスを製造するに際し、単量
    体100重量部当たり重合開始時にW〜(W+15)重
    量部〔ただしWは、0.047×(ビニルピリジン量)
    ^2−0.336×(ビニルピリジン量)+81.7を
    表わす〕の水を使用することを特徴とする共重合体ラテ
    ックスの製造方法。
JP30532088A 1988-12-02 1988-12-02 共重合体ラテックスの製造方法 Pending JPH02151613A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113924337A (zh) * 2019-12-24 2022-01-11 昭和电工株式会社 氯丁二烯共聚物胶乳组合物及其成型物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113924337A (zh) * 2019-12-24 2022-01-11 昭和电工株式会社 氯丁二烯共聚物胶乳组合物及其成型物

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