JPH02151437A - フツ素樹脂系着色フイルム積層体 - Google Patents

フツ素樹脂系着色フイルム積層体

Info

Publication number
JPH02151437A
JPH02151437A JP63306017A JP30601788A JPH02151437A JP H02151437 A JPH02151437 A JP H02151437A JP 63306017 A JP63306017 A JP 63306017A JP 30601788 A JP30601788 A JP 30601788A JP H02151437 A JPH02151437 A JP H02151437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
parts
weight
resin
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63306017A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2669675B2 (ja
Inventor
Yoshihisa Moriya
森谷 吉久
Mikio Shimizu
美基雄 清水
Masami Inoue
井上 昌実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP63306017A priority Critical patent/JP2669675B2/ja
Publication of JPH02151437A publication Critical patent/JPH02151437A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2669675B2 publication Critical patent/JP2669675B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分骨) 本発明は、フッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸エス
テル系樹脂とtmm酸成分し隠ぺい力を高めた2層フィ
ルムを熱可塑性樹脂層に積層してなる耐侯注、耐汚染性
、および耐薬品性にすぐれたフッ素樹脂系着色フィルム
積層体で、建材用内外装材、高速道路防音壁、車輌の内
外装材、看板、標識等に使用される積層体に関するもの
である。
(従来の技術) 従来屋外用等に使用されるプラスチック板や、金属板、
その他の各種基材は、耐久性の向上や装飾を目的として
、その表面を塗装したり、塩化ビニール等、熱可塑性フ
ィルム全ラミネートしたジして使用されている。しかし
ながらこれらのものに、屋外で使用した場合、紫外線の
ために塗装面や熱可塑性フィルム面が劣化し、色があせ
たりして長期の使用が困嬢である。また一般に積層体の
劣化全防止する方法としては、表面層フィルム自身に光
1km断する機能を付与する事が考えられるが、フィル
ムの厚さが薄い場合には、光の隠ぺい力、フィルムの物
理的強度等、性能バランスの優れたフィルムの製造が技
術的にむずかしく、おのずと厚いフィルムで使用されて
いる。
このため早期に前記の性能を満足する耐久性フィルムを
、熱可塑性樹脂に積層したものの開発が望まれている。
特開昭57−142359号公報には、表面層にフッ化
ビニIJデン樹脂、中間層にメタアクリル酸エステル系
樹脂、裏面層に熱可塑樹脂基材全もつ積層体の記述があ
るが、この積層体を屋外で使用した場合(1)表面層と
中間層のフィルム界面の物理的接着力が弱いために剥離
現象が発生する(2)表面層フィルムの紫外線遮蔽効果
が不充分なため熱可塑性樹脂層に紫外線が達し、中間層
と熱可塑性樹脂層の界面剥離現象がおこる等の欠点があ
る。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は耐候性、耐汚染性、耐薬品性等に浸れた
フッ素樹脂系着色フィルム積層体を提供する事にある。
本発明者らは上記の課題を解決すべく、従来使用されて
いる素材、及びフィルムにとられれる事なく研究を重ね
てきたところ特定樹脂成分とするフッ化ビニリデン系樹
脂とメタクリル酸エステル系樹脂との複合フィルムに特
定された顔料を用いることにより、熱可塑性樹脂層との
積層体とした際に接着耐久性にすぐれ、しかも耐汚染性
、耐候性および耐薬品性にすぐれたフッ素樹脂系着色フ
ィルム積層体を見い出し本発明を完成するに至った。
(課題全解決するための手段) すなわち本発明は、表面層としてフッ化ビニリデン系樹
脂100〜50重量部とメタクリル酸エステル系樹脂0
〜50重量部とを主成分とするフィルム(A)、中間層
として7ツ化ビニリデン系樹脂0〜50重量部とメタク
リル酸エステル系樹脂100〜50重量部とを主成分と
するフィルム(B)および裏面層として熱可塑樹脂層か
らなる積層体であって、前記フィルム(A)及び/又は
フィルム(B)は、無機系顔料で着色され、しかもJI
S K −7105で測定した値に基づいて下式に示す
コントラスト比(Contrast ratio )法
で求めた隠蔽力が95係以上であることt′特徴とする
7ツXI脂系着色フィルム積層体を特徴とする。
コントラスト比=YB/YW×100(%)但しYB:
黒土地上で測定した反射板 Yw:白素白土地上定した反射板 本発明の表面層フィルム(A)(以下フィルム(A)と
いう)及び中間層フィルム(B)(以下フィルム(B)
という)で使用するフッ化ビニリデン系樹脂(以下PV
DFという)とは、フッ化ビニリデンのホモポリマー 
又はフッ化ビニリデンと共重合可能な単量体との共重合
体をいう。共重合可能な単量体としては例えば4フツ化
エチレン、6フツ化プロピレン、37ツ化塩化エチレン
、フッ化ビニルなどがある。
次にメタクリル酸エステル系樹脂(以下PMMAという
)とは、メタクリル酸メチルのホモポリマー又はメタク
リル酸メチルと共重合可能な単量体との共重合体、例え
ばポリメタクリル酸メチルとアクリル系プムとのプレン
r物等をいう。共重合可能な単量体としては、炭素数2
〜4のメタクリル酸エステル、アクリル酸−ブチルをは
じめとする炭素数1〜8のアクリル酸エステル、スチレ
ン、α−メチルスチレ/、アクリロニ)リル、アクリル
酸、他のエチレン注不飽和モノマー等がある。
矛 本発明のフィルム(A)は、PVDF100〜ゞ0重量
部、好ましくは95〜60重量部とPMMA 0〜50
重量部、好ましくは5〜40重量部であり、PVDFが
50重量部未満では耐候性、耐汚染性および耐薬品が低
下する。またフィルムCB)は、PVDF O〜50重
量部、好ましくは10〜40重量部とPMMA 100
〜50重量部、好ましくは90〜60重量部であり、P
MMAが50重量部未満では他の材質との接着耐久性が
低下する。
本発明のフィルム(A)およびフィルム(B)の総肉厚
は、5μm以上、好ましくは10〜150μmの範囲で
あり、肉厚が5μm未満ではコントラスト比の値’に9
5%以上の隠蔽力とするために多量の無機系顔料全添加
する必要があり、顔料の分散不良、フィルム強度の低下
および細材質とのうミネート適注の低下の原因となる。
また肉厚が150μm金越えるε;スト高となり経済的
でない。〜またフィルム(A)および(B)は、平滑性
を有するか、工/ざス金有するかのいずれでもよい。
本発明における裏面層の熱可塑性樹脂層を形成する熱可
塑性樹脂としては、公知の熱可塑性樹脂が用いられ、例
えばポリエチレン、ボリグロピレン、塩化ビニル(硬質
、軟′X)、塩ビー酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン
、耐衝撃ポリスチレン、A B S 1脂、メタクリル
酸エステル樹脂、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカ
ーボネート、ポリカーボネー)−ABSアロイ、ポリカ
ーボネートAESアロイ、変fiP P E、ポリエス
テル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、A
gS。
AAS 、[化ビニルー変注PMMAアロイ、フェニル
マレイミド系A B S、ポリフェニレンサルファイド
、ボリアリレート、ポリエーテルサルホン、ポリイミド
、ポリスルホン等の開成が用いられる。
またこれら熱町塑注債脂は、がラス愼維、炭諌・愼維、
チタン酸カリウム愼維、光鷹剤(例えび炭酸カルシウム
、タルク、クレー等)、加工助剤、熱安定剤、等を併用
することができる。
さらに本発明のフィルム(A) bよび(B)の着色に
使用する着色剤は、耐候性の点から22!以上の金属酸
化物が焼成により新しい結晶構造全形成し、結晶場分裂
により発色するといわれる複合酸化物無機顔料卦よびそ
の他の無機系顔料が使用できる。複合酸化物系無機顔料
としては、例えばTlO2・5b203 ・BaO・N
1O−Cr203 t−主成分とするルチル型やプリプ
ライト型結晶のチタ/イエa−系、ZnO・Fe2O3
・Cr2O3金主成分とするスピネル型結晶の亜鉛−鉄
系ブラウン、Coo HAl2O3・Cr2O3を主成
分とするスピネル型結晶のコバルトデル−系、TlO2
” Coo @ NiO・ZnO’if主成分とするグ
リーン系、CuO+ Cr2O3やCuOHFe2O3
・Mn2O3を成分とするスピネル型のプラック系、C
oOやMn2O3からなるバイオレット系等がある。ま
たその他の無機系顔料としては、例えばルチル型酸化チ
タン、亜鉛華、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、その他
が使用できる。
着色された表面積フィルムの隠蔽力は、JISK−71
05で測定した値に基づいてコントラスト比法により求
めた隠蔽力95係以上好ましくは完全隠蔽となる98慢
以上が望ましい。隠蔽力の測定方法は、A、 H−Pf
und (色彩科学ハンーデツク/日本色彩学会編、昭
和55年7月31日発行より引用)の方法に基づくコン
トラスト比(Cont−rast ratio )法で
下式により求められる。
コントラス比−YB/ YwX 100 (%)YB:
黒土地上で測定した反射率 Yw:内素地上で測定した反射率 コントラスト比の値が95幅未膚の場合には着色フィル
ムを透して光が侵入し、熱可塑性樹脂層の劣化金ひきお
こし、接着性や物性が低下する。
フィルム(A)および(B)への着色方法は、前記コン
トラスト比の値が95幅以上全満足すれば各贋金てに着
色する方法、また−J−のみに着色する方法のいずれで
あってもよい。複合酸化物無機顔料及び無機系顔料の癌
加fに、コントラスト比によって左右されるので、特に
限定する必要もないが、色調(顔料組成)も考慮すると
複合フィルム全体の樹脂組成物100重量部に対して1
〜50重量部程置部ある。そしてフィルム(A)および
フィルム(B 、)への添加量は、同−量又は異った量
のいづれであっても差し支えない。
さらにフィルム(A)および(B)には必要に応じて紫
外線吸収剤、酸化防止剤、顔料分散剤およびカップリン
グ剤等金使用することができる。次に製造法について述
べると、本発明における積層物の製法は、種々の方法が
考えられる。フィルムtA)およびフィルム(B)の2
種類のフィルムと熱可塑性樹脂層の311類金共押成形
ダイス金用いて溶融共押出し、成形する方法が好ましい
が、他の方法としては、 (1)  フィルム(A)およびフィルム(B)の2種
類のフィルムを共押出し、別に押出しによって製造され
た熱可塑性樹脂フィルム又はシートを熱ラミネーション
によジ積層する方法 (2) あらかじめ共押出しにより製造したフィルム(
A)およびフィルムCB) t−熱可塑性樹脂の押出し
時に、押出しラミネーションする方法 (3)  あらかじめ共押出しに°より製造したフィル
ム(A)およびフィルム(B)’を別にカレンダー法又
はキャスティング法によって製造され九フィルム又はシ
ートと熱ラミネーションする方法 (4)  フィルム(A)およびフィルム(B)の2種
類と裏面層の1種類を別々に押出した後、熱ラミネーシ
ョンする方法 などがある。その他フィルムやシートを製造したのちラ
ミネーター又はプレスで積層体を作る製造方法であって
もよい。
(実施例) 本発明を実施例および比較例にて更に詳しく説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
〔顔料の調整〕
チタンイエロー系、亜鉛−鉄系ブラウン、コバルトデル
−系、CO・N1・Zn −Ti酸化物を主成分とする
グリーン系、Cu −Crやcu 6 Fe−Mn酸化
物を主成分とするブラック系の複合酸化物系顔料更にル
チル型酸化チタン、亜鉛華から選ばれる少なくとも2種
以上の無機系顔料を使用し1、rIs z −8721
の三属性による色の表示方法に基づ(7,5a Y 8
.0 / 0.5 (灰)、2.5C)6.5/2.0
(緑)の2色の顔料混合物を調色準備した。
実施例1 〔フィルム(A)原料組成物の調整〕 ノル44社ポリフッ化ビニリデン商品名「ソーレフ置部
10J80貫量部、三菱レイヨン(株)社メタクリル酸
エステル系樹脂商品名「アクリベットMD」20重量部
および顔料混合物として調色しておいた7、5 () 
Y 8.0 / 0.5 (灰)顔料25重量部をミキ
シングした後、2軸混練押出機で混練し、コンパウンド
とした。
〔フィルムCB)原料組成物のfA!!りノル41社ポ
リ7ツ化げニリデン商品名「ソーレフ1010J30重
量部、三菱レイヨン(沫)社メタクリル酸エステル系樹
脂商品名「アクリベットMDJ 70重量部および顔料
混合物として調色しておいた7、5 e y 8.0 
/ 0.5 (灰)顔料25\量部1−1キシングした
後、2軸1lIla!押出機で混練し、コンパウンドと
した。
〔裏面層用熱可塑性樹脂〕
三菱瓦斯化学(株)製ポリカーボネート商品名「ニーピ
ロy7030AJを用いた。
〔積層体の作成〕
前記の方法で得た3種類の原料をもとに、65φ關押出
機1台と40φn押出機2台、フィードゾロツクダイ、
スリット0.4m、幅450uのコートハンが−ダイを
備えた装置を用いて押出し成形し表に示す積層体を得た
。物性の結果を表に示す。
実施例2 フィルム(A)の組成物として、ソーレフ101090
重量部、アクリベットMD10重量部を用い、フィルム
(B)の組成物として、ソーレフ101020重量部、
アクリベットMD80重量部を用い、ざらに熱可塑性樹
脂層として電気化学工業(株)11商品名「デンカAB
S、()R−3000Jを用いた以外は5!施例1と同
様の操作を行い表に示す積層体を得た。物性の結果を表
に示す。
実施例3 フィルム(A)の組成物として、ノーレフ1010t−
65重量部、アクリペラ)MDt−3511’量部およ
び顔料混合物として調色しておいた2、5 G 6.5
/2.0(緑)25重量部を用い、フィルム(B)の組
成物として、ソーレフ1010’t−15重量部、アク
リペラ)MD85重量部および顔料混合物として調色し
ておいた2、5 G 6.5 / 2.0 (緑)25
重量部を用い、さらに熱可塑性樹脂層として電気化学工
業(株)製、商品名「デンカスチロールHI−LJ ’
に用いた以外は、実施例1と同様の操作を行い表に示す
積層体金得た。物性の結果を表に示す。
実施例4 実施例3のフィルム(A) l (B)と同様の組成物
及び着色剤に紫外線吸収剤として日本チバがイヤー社商
品名「チヌビンーP」、(2−(5−メチル−2−ヒド
ロキシフェニル)ペンシトI77 !/’ −ル)0.
2重量部全添加した以外は実施例1と同様の操作全行い
表に示す積層体と得た。物性の結果全表に示す。
実施例5 実施例1のフィルム(A) l CB)と同様の組成物
〉よび着色剤金用いて40φ朋押出機2台で押出し成形
してあらかじめフィルム(A)およびフィルム(B)の
複合フィルム全作成し、これに熱可塑性樹脂層として塩
化ビニール樹脂100重量部、可塑剤(DOP)50重
量部、炭酸カルシウム15重量部刀1らなり、カレンダ
ーフィルム製造装置に朕 よって作成された600μmの塩7ビニル軟質カレンダ
ーフィルム金熱ラミネーション装置にて18000のロ
ール温度ラミネーション速度100m/分にて積層し表
に示す積層体を得た。物性の結果を表に示す。
実施例6 実施例5のカレンダーフィルムの代わりに塩化ビニール
四指100重量部とDOP3Q重量部からなり、テトラ
ヒドロ7ランm媒を用いたキャスティングフィルム製造
装置によって作成した120μ出の塩化ビニルキャステ
ィングフィルムを用いた以外は、実施例5と同様の操作
を行い表に示す積層体を得た。物性の結果を表に示す。
実施例7 実施例5のカレンダーフィルムの代わりに600μmの
厚さのがラス繊維入りABS樹脂、電気化学工業(株)
M、商品名「デンカABB 、()R−10」からなる
フィルム全周いて実施例5と同様の複合フィルムとをラ
ミネーション速度20m/分にて表に示す積層体金得た
。物性の結果全表に示す。また1fl厚さの亜鉛鋼板の
片面に接着剤としてソニーケミカル(株)展開品名r8
 C−427Jt−a布し、120℃で2分間加熱し溶
剤を除去した接着剤塗布量7 g/ m”の接着剤塗布
面に前記積層体を重ねて140°Cに加熱しであるオー
プンに入れ2分間加熱した。その後すばやく取り出し、
140℃に加熱しであるプレス機で30秒プレスし亜鉛
鋼板付積層体を作成し比。
比較例1 実施例1のフィルム(A) 、 (B)と同様の組成物
に顔料混合物として7.5 G ’? 8.0 / 0
.5 (灰)21債部を用いた以外は、実施例1と同様
の操作全行い表に示す積層体金得た。物性の結果を表に
示す。
比較例2 フィルム(A)の組成物としてソーレフ101040重
量部、アクリペラ)MD60重量部重量部金板外は、実
施例1と同様の操作全行い表に示す積層体を得た。物性
の結果を表に示す。
比較例6 フィルム(B)の組成物としてソーレフ101065重
量部、アクリベットMD35重債部を用いた以外は、実
施例1と同様の操作を行い表に示す積層体金得た。物性
の結果を表に示す。
試験方法及び測定方法 1)フィルム厚さ: 1/1000 mg目盛のピーコ
ック厚さ計を使用して測定。
なお2層構成の場合の上層と下 層の厚さは各押出機の押出量比 より計算し友。
2)隠蔽カニ JIS K −7105に準する。
(C,R値)表面層フィルム(A)および(B)の複合
フィルムのみ 3)耐汚染性: JrS K −6902に準じて汚染
の度合を肉眼で判定した。但し アセトンを除く。
全く変化しないもの:○ 軽微な変化    :Δ 4)耐薬品性:フイルム上層に滴下し、室温(23°C
)24時間後の外観を 肉眼で判定した◎ 使用薬品:10チE(CL、10チ H2SO4、l Q % CaCl2.10 %aOH 全く変化しないもの二〇 軽微な変化    :Δ 5)  耐候  性:デユーサイクルウニデーメーター
法による促進試験 ブラックパネル63°C1スプレ ー有 測定は、1000時間経過時の 色差(ΔEab)、及び光沢保持率 (()R)t−色差計(日本1色工業 (株)、測色・色差計ND−101D )で測定した。
6)接着耐久性二基材と接着したフィルム側にゴバン目
を入れデエーサイクル ウニず−メーター法で試験 1000時間経過後、ゴバン目 をセロテープ剥離試験した。
剥離が全くないもの: 100 / 100全部剥離し
たもの :  0/100 (発明の効果) 以上の説明からも明らかな様に、本発明によって得られ
るフッ素樹脂系着色フィルム積層体は、耐汚染性や耐薬
品性にすぐれ、しかもフッ化ビニリデン樹脂の有する優
れた長期耐候性をそなえ、加えて基材との接着性が長期
にわたり低下しない′0#徴を有している。したがって
建築物の内外装、とりわけ直熱日光の影響が敢しい外装
用途に有効に使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 表面層としてフッ化ビニリデン系樹脂100〜50重量
    部とメタクリル酸エステル系樹脂0〜50重量部とを主
    成分とするフィルム(A)、中間層としてフッ化ビニリ
    デン系樹脂0〜50重量部とメタクリル酸エステル系樹
    脂100〜50重量部とを主成分とするフィルム(B)
    および裏面層として熱可塑樹脂層からなる積層体であつ
    て、前記フィルム(A)及び/又はフィルム(B)は、
    無機系顔料で着色され、しかもJISK−7105で測
    定した値に基づいて下式に示すコントラスト比(Con
    trast tatio)法で求めた隠蔽力が95%以
    上であることを特徴とするフッ素樹脂系着色フィルム積
    層体。 コントラスト比=Y_B/Y_W×100(%) 但しY_B:黒素地上で測定した反射板 Y_W:白素地上で測定した反射板
JP63306017A 1988-12-05 1988-12-05 フツ素樹脂系着色フイルム積層体 Expired - Fee Related JP2669675B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63306017A JP2669675B2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05 フツ素樹脂系着色フイルム積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63306017A JP2669675B2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05 フツ素樹脂系着色フイルム積層体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02151437A true JPH02151437A (ja) 1990-06-11
JP2669675B2 JP2669675B2 (ja) 1997-10-29

Family

ID=17952080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63306017A Expired - Fee Related JP2669675B2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05 フツ素樹脂系着色フイルム積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2669675B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998008677A1 (en) * 1996-08-26 1998-03-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Drag reduction article
WO2000044575A3 (en) * 1999-02-01 2000-12-28 Rjf Internat Corp Write-on/wipe-off wall covering
US6303224B1 (en) 1998-06-03 2001-10-16 General Electric Co. Method for attaching a fluoride-based polymer layer to a polyphenylene ether or polystyrene layer, and related articles
SG89373A1 (en) * 2000-01-26 2002-06-18 Atofina Thermoformable multilayer film for the protection of substrates and objects obtained
WO2006016618A1 (ja) * 2004-08-11 2006-02-16 Kaneka Corporation フッ化ビニリデン系樹脂フィルム
JP2008211034A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Toyo Aluminium Kk 太陽電池用裏面保護シートとそれを備えた太陽電池モジュール

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998008677A1 (en) * 1996-08-26 1998-03-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Drag reduction article
US5848769A (en) * 1996-08-26 1998-12-15 Minnesota Mining & Manufacturing Company Drag reduction article
US6303224B1 (en) 1998-06-03 2001-10-16 General Electric Co. Method for attaching a fluoride-based polymer layer to a polyphenylene ether or polystyrene layer, and related articles
WO2000044575A3 (en) * 1999-02-01 2000-12-28 Rjf Internat Corp Write-on/wipe-off wall covering
US6251500B1 (en) 1999-02-01 2001-06-26 Rjf International Corporation Write-on/wipe off wall covering
SG89373A1 (en) * 2000-01-26 2002-06-18 Atofina Thermoformable multilayer film for the protection of substrates and objects obtained
WO2006016618A1 (ja) * 2004-08-11 2006-02-16 Kaneka Corporation フッ化ビニリデン系樹脂フィルム
US7452602B2 (en) 2004-08-11 2008-11-18 Kaneka Corporation Vinylidene fluoride-based resin film
US8303875B2 (en) 2004-08-11 2012-11-06 Kaneka Corporation Method for producing vinylidene fluoride resin transparent film
JP2008211034A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Toyo Aluminium Kk 太陽電池用裏面保護シートとそれを備えた太陽電池モジュール
EP2117050A1 (en) 2007-02-27 2009-11-11 Toyo Aluminium Kabushiki Kaisha Backside protective sheet for solar cell and solar cell module comprising the same
KR101314698B1 (ko) * 2007-02-27 2013-10-07 도요 알루미늄 가부시키가이샤 태양전지용 이면 보호시트 및 이를 포함하는 태양전지 모듈
US9362434B2 (en) 2007-02-27 2016-06-07 Toyo Aluminium Kabushiki Kaisha Back side protective sheet for solar cell and solar cell module comprising the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2669675B2 (ja) 1997-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5132164A (en) Fluorine resin type weather-resistant film
US5256472A (en) Fluorine resin type weather-resistant film
DE3883097T2 (de) Imitation von Perlmutteffekt.
EP1047556B1 (en) Decorative sheet material suitable for use as a flexible weatherable paint film or decal
US6364992B1 (en) Decorative sheet and process for producing the same
KR102174324B1 (ko) 라미네이트 강판, 이의 제조 방법 및 이에 사용되는 시트
US20150174868A1 (en) Multilayer structures containing biopolymers
KR20010093139A (ko) 화장판 적층용 수지 필름 및 그 수지 필름을 적층한 화장판
JPH0228239A (ja) 低光沢フツ素樹脂系屋外用フイルムまたはシート及びその製造方法
JP4070885B2 (ja) 化粧用シートおよびその製造方法
JPH02151437A (ja) フツ素樹脂系着色フイルム積層体
KR102217744B1 (ko) 불소 함유 시트 및 이를 포함하는 라미네이트 강판
JP2656804B2 (ja) フツ素樹脂系多層フイルム
JP2788756B2 (ja) フッ素樹脂系着色フイルムとその製造方法
JP2000094596A (ja) 化粧シート
JPH01262133A (ja) フツ素樹脂系耐候フイルム
CA2485050A1 (en) Plastisol coating containing reflective pigments, method of preparing coating on a substrate, and products with such coatings
JPH11207887A (ja) 金属調の色合いを有するフッ化ビニリデン系樹脂フィルム
JPH0790152A (ja) 艶消しフッ化ビニリデン系樹脂フィルム
JP2574017B2 (ja) フツ素樹脂系フイルム被覆発泡積層体
JP2618434B2 (ja) 耐候性フツ素樹脂系着色フイルム
JPH07115416B2 (ja) フッ素樹脂系着色フイルム
JPH0486242A (ja) 積層成形品の製造方法
JP2634650B2 (ja) フツ素樹脂系フイルム被覆積層体、パラボラアンテナ及びその製造方法
JPH0224140A (ja) 耐候性構造体

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees