JPH02151361A - 射出成形装置用油圧シリンダの速度制御方法 - Google Patents

射出成形装置用油圧シリンダの速度制御方法

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JPH02151361A
JPH02151361A JP63304577A JP30457788A JPH02151361A JP H02151361 A JPH02151361 A JP H02151361A JP 63304577 A JP63304577 A JP 63304577A JP 30457788 A JP30457788 A JP 30457788A JP H02151361 A JPH02151361 A JP H02151361A
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Japan
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piston
flow rate
speed
regulating valve
opening degree
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Hirotsugu Saito
斉藤 洋次
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダイカストマシン、射出成形機等の射出成形
装置に用いられる射出シリンダ、型締シリンダ等の油圧
シリンダの速度制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、ダイカストマシン等の射出成形装置では、射
出シリンダ、金型の型締シリンダとして油圧シリンダが
用いられている。この油圧シリンダでは、速度制御油圧
回路によってピストンの前進速度が制御されているのが
一般的である。
従来のダイカストマシンの射出シリンダの速度制御油圧
回路を第8図に示す、この第8図において、射出シリン
ダ50のピストン51にはピストンロンド52を介して
プランジャ53が連結され、このプランジャ53は内部
に溶湯が貯えられたスリーブ54内で往復動自在とされ
ている。このピストン51がロッド側に前進するとプラ
ンジャ53も同方向に移動してスリーブ54内の溶湯は
スリーブ54と連通した金型56のキャビティ55内に
射出される。
前記射出シリンダ50のヘッド側の第1シリンダ室50
Aには第1配管61が、射出シリンダ50のロッド側の
第2シリンダ室50Bには第2配管62がそれぞれ接続
され、これらの第1.2配管61.62は油圧源63、
タンク64と連通された方向切換弁65と接続され、こ
の方向切換弁65の切換操作によって前記ピストン51
が前進後退するようになっている。
ところで、射出シリンダ50のピストン51を前進させ
て溶湯の射出操作を行うに際し、スリーブ54内に貯え
られた溶湯に空気が巻き込まれなようにするためにピス
トン51を前進開始から所定位置まで低速で前進させ、
さらに、キャビティ55内の溶湯を冷やさないようにす
るために前記所定位置から前進終了までピストン51を
高速で前進させる必要がある。
このため、従来には、射出シリンダ50の第1シリンダ
室50Aに送られる油の量を制御する方法として、第8
図に示されるメータイン制御がある。第8図において、
前記第1配管61には電磁比例流量調整弁70が配置さ
れ、この流量調整弁70は制御手段71によりその開度
が制御されるようになっている。即ち、前記制御手段7
1は、射出開始に際して方向切換弁65が切り換えられ
ると、流量調整弁70を全閉から所定開度開かせ、これ
により第1シリンダ室50Aに少量の油が送られ、ピス
トン51は第1の位置検知センサ81で検知されている
前進開始位置から低速(速度V、)で前進する。その後
、ピストン51が前記所定位置に達したなら、その位置
を第2の位置検知センサ82が検知して制御手段71に
信号を送り、この信号を受けて制御手段71は、流量調
整弁70にその開度を前記所定開度より大きくさせる信
号を送り、これにより流量調整弁70から多量の油が第
1シリンダ室50Aに送られてピストン51は前進終了
位置まで高速(速度VZ)で前進する。
また、従来には、ピストンの前進速度を制御する方法と
してメータアウト制御がある。このメータアウト制御は
、射出シリンダのロッド側の第2シリンダ室に流量調整
弁を接続し、この流!i調整弁の開度をピストンの前進
に伴って大きくするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前述の従来例のうち、第8図に示されるメー
タイン制御によって射出シリンダ50への供油量を制御
するものにあっては、速度V、の低速域から速度V!の
高速域に変わる場合、第9図に示されるように速度変動
が大きく安定した射出操作が行えないという問題点があ
る。さらに、射出シリンダ50内には油に混在した空気
が多少なりとも残っており、射出開始で油圧が前記流量
調整弁70を通して射出シリンダ50に供給される場合
、第9図の通り、ジャンピングJが発生してスムースな
ピストン51の発進が不可能であるという問題点もある
また、メータアウト制御の場合にあっては、ピストンの
前進が第2シリンダ室内の残圧によって妨げられ、ピス
トン51の発進時のスピードがスムースに制御できない
という問題点がある。
ここに、本発明の目的は、スタート時のピストンの発進
がスムースに行えるとともにピストンの高速域において
速度変動が少ない射出成形装置用油圧シリンダの速度制
御方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の油圧シリンダの速度制御方法は、低速域でピス
トンを前進させる時はメータイン制御し、高速域でピス
トンを前進させる時はメータアウト制御するものである
具体的には、本発明の油圧シリンダの速度制御方法は、
油が油圧源から第1配管を通ってヘッド側のシリンダ室
に供給されるとともにロッド側のシリンダ室内の油が第
2配管を通って排出されることによりピストンが前進す
る油圧シリンダのピストンを前進開始から所定位置まで
低速で前進させる速度及びこの所定位置から前進終了ま
で高速で前進させる速度を制御する方法であって、ピス
トンを低速で前進させる時は、前記第2配管に設けられ
た第2流量調整弁を所定開度開いて所定量の油が排出さ
れる状態で前記第1配管に設けられた第1流量調整弁を
全閉から徐々に所定開度まで開き、ピストンを高速で前
進させる時は、第2流Ill整弁を前記所定開度から全
開にすることを特徴とするものである。
また、本発明では、ピストンを低速で前進させる時は、
前記第2流量調整弁を全開にしかつ第2配管に第2流量
富周整弁と並列に配置された絞り弁またはオリフィスに
より所定量の油が排出される状態で前記第1流量調整弁
を全閉から徐々に所定開度まで開き、ピストンを高速で
前進させる時+、:1: 、。
第2流量2整弁の開度を全閉から所定開度まで開くよう
にしたものとしてもよい。
さらに、本発明では、前記油圧シリンダを射出シリンダ
、金型の型締シリンダに用いる。
〔作用〕
このような構成の本発明では、油圧源から第1流I調整
弁を通して油をヘッド側のシリンダ室に供給するとピス
トンが前進し、ロッド側のシリンダ室内の油は所定開度
開いた第2流量調整弁、または、絞り弁もしくはオリフ
ィスを通って排出される。この際、前記第2流量調整弁
等は、ロッド側のシリンダ室内に残留する空気によるピ
ストンのジャンピングを押さえるブレーキ効果として作
用し、また、第1流量調整弁は全閉から徐々に開かれる
のでピストンはショックレススタートする。
従って、ピストンは低速でスムースに前進することにな
る。
次に、ピストンの前進速度は所定位置において低速域か
ら高速域に移行するが、この高速域では、第2fL量調
整弁を設定した所定開度に開いてメータアウト制御し、
過負荷変動に対して速度変動を安定させる。
〔実施例〕 以下に本発明の実施例を第1図から第7図に基づいて説
明する。ここで、各実施例中、同一または同様構成部分
は同一符号を付し、説明を省略もしくは簡略にする。
】ユL叉」L匠 第1図にはダイカストマシンの射出シリンダの速度制御
油圧回路の概略構成が示されている。
この図において、射出シリンダ10は、シリンダケース
1及びピストン2を備え、このピストン2のピストン口
・ンド3にはプランジャ4が連結されている。このプラ
ンジャ4は内部に溶湯が貯えられたスリーブ5内で往復
動自在とされ、このスリーブ5の内部は金型のキャビテ
ィ6と連通されている。これにより、ピストン2がロッ
ド方向(図中右方向)に前進すると、プランジ中4も同
方向に移動され、スリーブ5内の溶湯が金型7のキャビ
ティ6内に射出される。
前記射出シリンダIOのヘッド側の第1シリンダ室IA
には第1配管11が、射出シリンダ1のロッド側の第2
シリンダ室IBには第2配管12がそれぞれ接続され、
これらの第1,2配管11l2は油圧源13、タンク1
4と連通された方向切換弁15と接続されている。この
方向切換弁15は、第1シリンダ室IAに油を送る位置
15A1第2シリンダ室IBに油を送る位置15B及び
第1.2シリンダ室IA、IBのいずれにも油を送らな
い中立位115Cの3位置で切り換え可能となっている
前記第1配管11には第1流量調整弁21が、第2配管
12には第2流量調整弁22がそれぞれ配置され、これ
らの流量制御弁21.22は、制御手段23からの信号
を受けて励磁電流に比例して閉度が調整されるようにな
ワている。また、第1配管11には、第1シリンダ室I
Aから方向切換弁15へのみ油の流れを許容する逆止弁
24が第1流量調整弁21と並列に配置されている。第
2配管12には、方向切換弁15から第2シリンダ室I
Aへのみ油の流れを許容する逆止弁25が第2流It1
1整弁22と並列に配置されている。
前記ピストンロッド3と平行に第1及び第2の位置検知
センサ26,27が配置され、このうち第1の位置検知
センサ26は、前記ピストン2が前進開始位置にあるこ
とを検知し、かつ、その検知信号を制御手段23に送る
ものであり、第2の位置検知センサ27は、ピストン2
が低速前進から高速前進に切り換わる所定位置を検知し
、かつ、その切換信号を制御手段23に送るものである
前記制御手段23は、第1の位置検知センサ26によっ
てピストン2が前進開始位置にあることを検知されてい
る状態で、第1流量調整弁21を第2図(B)の通り、
全閉から所定開度Fl+へ、第2流量調整弁22を第2
図(C)の実線の通り、全閉から所定開度Ft+へそれ
ぞれ徐々に制御して、第2図(A)の通り、ピストン2
を速度V、の低速で前進させ、さらに、ピストン2が前
進して第2の位置検知センサ27から切換信号Pを受け
たら、第1流量調整弁21を第2図(B)の通り、所定
開度F11から全開F1gへ、第2流量訓整弁22を第
2図(C)の実線の通り、所定開度Filから開度F。
へそれぞれ徐々に制御して、第2図(A)の通り、ピス
トン2を速度vtの高速で前進させるように構成されて
いる。
次に、ピストン2の前進速度を制御する方法について、
第3図のフローチャートに基づいて説明する。
ピストン2が前進開始位置にある状態で射出を開始する
。つまり、制御手段23によって第2流量調整弁22の
開度を所定開度FzIにし、その後、方向切換弁15を
位置15Aに切り換えて第1流N tN整弁21に油を
送り、さらに、制御手段23によって第1流Ill整弁
21を全閉から所定開度F11に徐々に開かせる。する
と、ピストン2は速度vlの低速で前進し、この前進に
伴ってプランジャも移動され、スリーブ5内の溶湯がキ
ャビティ6内にゆっくりと射出される。ピストン2が前
進して所定位置に達したなら、制御手段23は第2の位
置検知センサ27から切換信号を受け、第2流量!if
整弁22を所定開度F’t+から開度Fzxへ徐々に制
御し、さらに、第1流fl調整弁21を所定開度Fl+
から全開FIgへ徐々に制御する。すると、ピストン2
はストロークエンドまで速度V、の高速で前進し、スリ
ーブ5内に残った溶湯がキャビティ6内に速やかに射出
される。
射出操作が終了したなら、方向切換弁15によって油圧
源13を閉じ、第1及び第2流量m整弁21.22の開
度を全閉とする。その後、方向切換弁15を位置15B
に切り換え第2配管12内に油を送る。すると、油は逆
止弁25を通って第2シリンダ室IB内に送られてピス
トン2が後退し、第1シリンダ室IA内の油は逆止弁2
4を通ってタンク14に戻される。これにより射出サイ
クルが終了する。
このような第1実施例によれば、ピストン2の前進に際
し、ロンド側の第2シリンダ室IB内の油を所定開度開
いた状態で第1流量調整弁21を全閉から所定開度F、
開かせるメータイン制御をするので、第1.2シリンダ
室IA、IB内に残留する空気に原因するピストン2の
ジャンピングを押さえることができてピストン2をスム
ースに発進させることができる。また、ピストン2の前
進速度は所定位置において低速の速度V、から高速の速
度v2に移行するが、この高速域では、第2流量調整弁
22を設定した所定開度F!lから開度F2zへ徐々に
開かれるメータアウト制御をするので、過負荷変動に対
して速度変動を安定させることができる。
一第」し実」E倒− 次に、本発明の第2実施例について第4図及び第5図に
基づいて説明する。
第2実施例はピストン2の低速前進に際し、前記第2流
量調整弁22を全閉とし、第2シリンダ室IB内の油を
絞り弁またはオリフィスを通してタンク14に戻すよう
にしたもので、他の構成は前記第1実施例と同様である
即ち、第4図において、前記第2配管12には第2流量
調整弁22及び逆止弁24と並列に固定絞り弁30がそ
れぞれ配置されている。なお、第2実施例では、この固
定絞り弁30に代えてオリフィスを用いてもよい。
また、第2実施例において、制御手段23は、第1の位
置検知センサ26によってピストン2が前進開始位置に
あることを検知されている状態で、第1流J[整弁21
の開度を第2図(B)の通り、全閉から所定開度F、へ
制御し、第2流量調整弁22の開度を第2図(C)の点
線の通り、全開のままにして、第2図(A)の通り、ピ
ストン2を速度v1の低速で前進させ、さらに、ピスト
ン2が前進して第2の位置検知センサ27から切換信号
Pを受けたら、第1流量調整弁21を第2図(B)の通
り、所定開度F、から全開F’+zへ、第2流量調整弁
22を第2図(C)の点線の通り、全閉から開度F重□
へそれぞれ徐々に制御して、第2図(A)の通り、ピス
トン2を速度v2の高速で前進させるように構成されて
いる。
次に、ピストン2の前進速度を制御する方法について、
第5図のフローチャートに基づいて説明する。
ピストン2が前進開始位置にある状態で射出を開始する
。つまり、方向切換弁15を位置15Aに切り換えて第
1流量調整弁21に油圧源13から油を送り、制御手段
23によって、第1流量調整弁21を全閉から所定開度
F、に徐々に開かせる。すると、油圧′a13からの油
が第1流量調整弁21を通って第1シリンダ室IAに送
られてピストン2は前進し、これに伴って第2シリンダ
室IB内の油は固定絞り30を通ってタンク15に戻さ
れる。この際、ピストン2は速度vlの低速で前進し、
この前進に伴ってプランジ中も移動され、スリーブ5内
の溶湯がキャビティ6内にゆっ(りと射出される。ピス
トン2が前進して所定位置に達したなら、制御手段23
は第2の位置検知センサ27から切換信号を受け、第2
流量調整弁22の開度を全閉から開度Fttへ徐々に制
御し、さらに、第1流量調整弁21の開度を所定開度F
11から全開F11へ徐々に制御する。すると、ピスト
ン2は前進終了位置まで速度Vよの高速で前進し、スリ
ーブ5内に残ったt会場がキャビティ6内に速やかに射
出される。
射出操作が終了したなら、方向切換弁15によって油圧
源13を閉じ、第1及び第2流量調整弁21.22の開
度を全閉とし、その後、前記第1実施例と同様にピスト
ン2を後退させる。これにより射出サイクルが終了する
このような第2実施例によれば、ピストン2の前進に際
し、固定絞り30によって第2シリンダ室IB内の油を
少量ずつ戻せる状態で第1流量調整弁21の開度を全閉
から所定開度Fitにするメータイン制御をするので、
前記第1実施例と同様にピストン2をスムースに発進さ
せること等の効果を奏することができる。
見立IL皇 次に、本発明の第3実施例について、第6図及び第7図
に基づいて説明する。
第3実施例は、ピストン2が低速域から高速域に変わる
際に制御手段に送る切換信号を第1流量調整弁21の開
度を検出することにより検知するようにしたものであり
、他の構成は前記第1実施例と同様である。
即ち、第6図において、第1流量調整弁21には切換制
御手段40が接続され、この切換制御手段40は、第1
流量調整弁21の励磁電流を例えばメータリレーで検出
することにより当該流量調整弁21の開度が全閉から所
定開度C++に達したことを検出し、この構出信号を切
換信号として前記制御手段23に送るものである。なお
、第3実施例においては、第1流量調整弁21の開度を
検出する方法として、前述のように第1流量調整弁21
の励磁電流を検出するものに限定されず、第1流量調整
弁21のスプールの変位を差動トランス等の位置検出手
段で検出するものでもよい。
前記制御手段23は、第7図の通り、第1流量調整弁2
1の開度を全閉から徐々に大きくし、かつ、第2流量稠
整弁22を所定開度C!lとしてピストン2を速度をO
からvlの低速で前進させ、さらに、第1流量調整弁2
1の開度が所定開度C1に達して前記切換制御手段40
から切換信号Pを受けたら、第1流量調整弁21を所定
開度CI 1から全開CI!へ、第2流量調整弁22を
開度CatからC1へ制御して、ピストン2を速度v1
からV、の高速で前進させるように構成されている。
次に、ピストン2の前進速度を制御する方法について説
明する。
ピストン2が前進開始位置にある状態で、制御手段23
によって第2流I#A整弁22の開度を所定開度C!l
にし、その後、方向切換弁15を位置15Aに切り換え
て第1流量調整弁21に油を送り、さらに、制御手段2
3によって第1流量調整弁21を全閉から徐々に開かせ
る。すると、ピストン2は低速で前進し、このピストン
2の前進によって前記各実施例と同様に射出操作が行わ
れる。
第1流量調整弁21の開度が所定開度C1になりピスト
ン2の前進速度が速度v1となったら、切換制御手段4
0から切換信号Pが制御手段23に送られる。この切換
信号Pを受けて制御手段23は第2流を調整弁22の開
度を所定開度C21から開度C1へ制御し、さらに、第
1流量調整弁21を所定開度C++から全開C+Zへ制
御する。すると、ピストン2は前進終了位置まで高速で
前進する。
その後、前記各実施例と同様に方向切換弁15を切り換
えてピストン2を後退させる。
このような第3実施例によれば、前記各実施例と同様の
効果を奏することができる。
なお、本発明で速度が制御される射出シリンダは、前記
各実施例のようにダイカストマシンに適用するものの他
、合成樹脂の射出成形機にも適用するものも含まれる。
また、本発明で通用される油圧シリンダは前記各実施例
のような射出シリンダに限定されるものではなく、金型
の型締シリンダも含まれる。
〔発明の効果〕
前述のような本発明によれば、スタート時のピストンの
発進がスムースに行えるとともにピストンの高速域にお
いて速度変動が少ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を実施するための速度制御
油圧回路の概略構成図、第2図は第1及び第2実施例に
おいてピストンの前進ストロークと射出速度、第1流量
調整弁の開度、第2流量調整弁の開度との関係を示す図
、第3図は第1実施例を説明するためのフローチャート
、第4図は本発明の第2実施例を実施するための速度制
御油圧回路の概略構成図、第5図は第2実施例を説明す
るためのフローチャート、第6図は本発明の第3実施例
を実施するための速度制御油圧回路の概略構成図、第7
図は第3実施例において射出速度と第1流量調整弁の開
度、第2流量調整弁の開度との関係を示す図、第8図は
従来例を実施するための速度制御油圧回路の概略構成図
、第9図は従来例においてピストンの前進ストロークと
射出速度との関係を示す図である。 l・・・シリンダケース、2・・・ピストン、3・・・
ピストンロッド、4・・・プランジャ、6・・・キャビ
ティ、10・・・射出シリンダ、11・・・第1配管、
12・・・第2配管、13・・・油圧源、15・・・方
向切換弁、21・・・第1流量調整弁、22・・・第2
流量調整弁、23・・・制御手段、30・・・固定絞り
弁。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油が油圧源から第1配管を通ってヘッド側のシリ
    ンダ室に供給されるとともにロッド側のシリンダ室内の
    油が第2配管を通って排出されることによりピストンが
    前進する射出成形装置用油圧シリンダのピストンを前進
    開始から所定位置まで低速で前進させる速度及びこの所
    定位置から前進終了まで高速で前進させる速度を制御す
    る方法であって、ピストンを低速で前進させる時は、前
    記第2配管に設けられた第2流量調整弁を所定開度開い
    て所定量の油が排出される状態で前記第1配管に設けら
    れた第1流量調整弁を全閉から徐々に所定開度まで開き
    、ピストンを高速で前進させる時は、第2流量調整弁を
    前記所定開度から全開にすることを特徴とする射出成形
    装置用油圧シリンダの速度制御方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、ピストンを低速
    で前進させる時は、前記第2流量調整弁を全閉にし、か
    つ、第2配管に第2流量調整弁と並列に配置された絞り
    弁またはオリフィスにより所定量の油が排出される状態
    で前記第1流量調整弁を全閉から徐々に所定開度まで開
    き、ピストンを高速で前進させる時は、第2流量調整弁
    の開度を全閉から所定開度まで開くようにすることを特
    徴とする射出成形装置用油圧シリンダの速度制御方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、前
    記油圧シリンダは射出シリンダであることを特徴とする
    射出成形装置用油圧シリンダの速度制御方法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項または第2項において、前
    記油圧シリンダは金型の型締シリンダであることを特徴
    とする射出成形装置用油圧シリンダの速度制御方法。
JP63304577A 1988-11-30 1988-11-30 射出成形装置用油圧シリンダの速度制御方法 Pending JPH02151361A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227419A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Kayaba Ind Co Ltd 建入れ調整装置
JP2010208124A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Nissei Plastics Ind Co 油圧式射出成形機の制御方法

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