JPH02151293A - トルク変動抑制制御方法 - Google Patents

トルク変動抑制制御方法

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JPH02151293A
JPH02151293A JP30361588A JP30361588A JPH02151293A JP H02151293 A JPH02151293 A JP H02151293A JP 30361588 A JP30361588 A JP 30361588A JP 30361588 A JP30361588 A JP 30361588A JP H02151293 A JPH02151293 A JP H02151293A
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JP
Japan
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torque
speed
load
electric motor
variation
Prior art date
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Pending
Application number
JP30361588A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kusumoto
敏 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電動機で駆動している負荷を、トルク一定
制御で運転中に、外乱により生じるトルク変動を抑制す
る制御rQ方法に関する。
〔従来の技術〕
第4図は負荷の速度とトルクを別個の電動機で制御する
場合を簡略化して示した構成図である。
この第4図において、負荷2には第1電動機lOと第2
電動機20 とが結合されていて、第1電動機10が負
荷2の速度を制御し、第2電動機20が負荷2のトルク
を制御する。
ここで第1電動機10の速度がN1であり、第2電動機
20の速度がN2で運転すると、負荷2の第1電動機側
の回転角位置θ1 と、第2電動機側の回転角位置θ8
ならびに負荷2のねじり剛性にθとにより、下記の(1
)式に示す負荷トルクTLを発生する。
T、−にθ (θ1−02)      ・−(1)こ
の負荷トルクTLをトルク検出器25で検出し、別途に
設定しているトルク指令値に一致させるべく、トルク制
御ループによる制御を行う。
第5図は第4図に示す構成における制御の従来例を示し
た制御ブロック図である。
この第5図において、速度設定器11が設定する第1電
動機10の速度指令(I N ” と、フィードバック
されてくる第1電動II 10の速度検出値N1との偏
差を、比例積分演算器で構成した速度調節器12に入力
することで、この速度調節器!2から、入力偏差を零に
する第1電動機発生トルク信号を取出す、この第1電動
機発生トルクと負荷トルクTLとの和を、積分器で構成
した速度演算器13に入力して第1電動機速度信号N、
を得、さらにこの速度信号N、を、積分器で構成した位
置演算器14に入力して、第1T4動機10の回転角位
置θ、を演算する。
一方、トルク設定器21で第2を動機20のトルク指令
値T0を設定し、トルク検出器25が出力するトルク検
出値Tとこのトルク指令値T9との偏差を、比例積分演
算器で構成したトルク調節器22に入力し、このトルク
調節器22から、入力偏差を零にする第2電動機発生ト
ルク信号を取出す、そこでこの第2電動機発生トルクと
、前述した負荷トルクTLとの差を、積分器で構成した
速度演算器23に入力して第2電動機速度信号N2を得
、さらにこの速度信号N8を、積分器で構成した位置演
算器24に入力して、第2電動機20の回転角位置θ2
を演算する。
このようにして求めた両電動機の回転角位置θ、と02
との差分に、負荷2のねじり剛性にθを乗することで、
(1)式に示すように負荷トルクTtを得るのであるが
、この負荷トルクTLをトルク検出器25に入力して、
Tなるトルク検出値を取出し、前述したトルク調節器2
2に入力する。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図に示すように、負荷2は第1電動機10と、カッ
プリングを介して結合しており、第2電動機20 とも
カップリングを介して結合している。
それ故、これらのカップリングにバックラッシュが存在
すると、トルク検出器25が出力する信号には、このバ
ックラッシュに起因するノイズが含まれることになる。
またこのバックラッシュ以外にも、負荷2を駆動する際
のトルク変動要因となる各種の外乱が与えられるので、
トルク検出器25の出力信号には、この外乱に起因する
ノイズも含有している。
そこでこのトルク検出器25には、ノイズを除去するた
めに大きな時定数(数lθ〜数100ミリ秒)を有する
1次遅れフィルタを備えることになる。
第5図に示すトルク検出器25の枠内に1次遅れの伝達
関数を記入しているのは、そのためである。
第4図に示す構成で、トルク駆動系の共振周波数をω。
とすると、このω。は下記の(2)式で求めることがで
きる。ただしJLは負荷2の慣性モーメント、J2は第
21動機20の慣性モーメントであり、Kθは負荷2の
ねじり剛性である。
前述のように、トルク検出器25には時定数が大なる1
次遅れフィルタを備えているので、共振周波数ω、の値
によっては、トルク検出器25が出力するトルク検出値
Tが、実際の値よりも大きく減衰し、位相も大幅にずれ
てしまうことがある。
この場合、トルク調節器22による調節範囲を逸脱し、
無制御状態になったり、あるいはトルク変動を助長させ
る方向に動作するなど、大きな不都合を生じることがあ
る。
このような不都合に対処する手段は、共振周波数ω・の
値を低下させる程度のものしかなく、そのために第2電
動1120の慣性モーメン)Jzを大きくする。具体的
には、慣性モーメントが大なるはずみ車を取付けること
であり、そのために装置が大形になり、重量も増大し、
かつ制御応答性が悪化するなど、各種の不都合を生じて
いる。
そこでこの発明の目的は、トルク検出器に大きな時定数
のフィルタがある場合でも、機械系に慣性モーメントが
大なるはずみ車を追加することなく、トルク変動を制御
系で抑制しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この発明のトルク変動抑
制制御方法は、速度制御ループを備えた第1電動機で負
荷の速度を制御し、かつこの負荷のトルクを、トルク制
御ループを備えた第2電動機で制御する運転方法におい
て、前記トルク制御ループが出力する第21動機発生ト
ルク信号と、前記負荷のトルク信号との差分の積分演算
で得られる当該第21ft動機の速度信号を不完全微分
回路に入力し、この不完全微分回路が出力するトルク変
動分を、前記トルク制御ループ出力信号に補正信号とし
てフィー−バックするものとする。
〔作用〕
この発明は、トルク駆動系の共振により、負荷トルクが
変動した場合には、第2電動41120の速度N富が、
当該第2電動機発生トルクと負荷トルクとの差分のトル
クで変動することに着目したものであって、この速度変
動成分のみを不完全微分回路により分離し、この不完全
微分回路の出力を、トルク制御ループの出力に補正信号
として加算することで、この第2T4動機の速度が一定
するようにし、その結果として回転角位置θ2の変動を
抑制する。従って共振によるトルク変動も抑制できるこ
とになる。
〔実施例] 第1図は本発明の実施例をあられした制御ブロック図で
ある。
この第1図は、第5図で既述の従来例回路と同様に、第
4図に示す構成図の制御をあられしたものである。従う
て、この第1図に図示の負荷2、第1電動機制御用の速
度設定器11 、速度調節器12 、速度演算器13、
位置演算器14、および第2電動機制御用のトルク設定
器21トルク調節器22、速度演算器23、位置演算器
24 とトルク検出器25とは、その名称・用途・機能
が第5図で既述のものと同じであるから、これらの説明
は省略する。
本発明においては、第2電動機用の速度演算器23が出
力するN2なる速度信号を、不完全微分演算回路で構成
した変動抑制回路30に入力して、速度信号N、の変動
成分を分離する。その結果として、この変動抑制回路か
ら出力するトルク変動分ΔTを、トルク調節器22が出
力する電動機発生トルクに、逆極性で加算している。そ
の結果、第2電動機20の速度N8を一定ならしめるの
で、回転角位置θ3の変動を抑制できる。かくして機械
系の共振に起因するトルク変動が抑制できる。
第2図は第1図に示す実施例回路に使用の変動抑制回路
の構成の一例を示した回路図である。
この第2図に示すように、変動抑制回路30は、2個の
演算増幅器31 と32をカスケード接続し、さらにC
なる静電容量のコンデンサ33と、抵抗値がRなる5個
の抵抗器34 と、抵抗値が2Rなる抵抗器35 と、
ゲインKを設定する可変抵抗器36を図示のように接続
することで構成している。
このような回路構成にすることで、変動抑制回路30の
伝達関数は下記の(3)式となる。
ただしTは時定数であって、T=R−C/2であられさ
れる。
第3図は本発明の応用例を示した構成図である。
負荷の速度とトルクとを別個の電動機で制御する場合に
、本発明によれば、機械系の共振によるトルク変動を、
トルク制御を行う電動機の制御1回路で抑制することが
できるので、この第3図に示すように、n台の負荷51
.52.53の速度制御は、これらに共通の速度電動機
40で行い、各負荷51、52.53のトルク制御は、
それぞれ別個に設置した1号〜n号電動II 41.4
2.43 と、1号〜n号トルク検出器61.62.6
3とで行うことができる。この場合、各負荷のねじり剛
性が相互に異なった値であれば、共振周波数も夫々異な
る値となるが、本発明を適用すれば、相互にトルク干渉
を生じることなく、安定に運転できる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、負荷の速度とトルクとを別個の電動
機で制御する際に、外乱などによりトルク変動を生じる
場合、トルク制御系の速度変動分を不完全微分回路で検
出し、その演算結果をトルク制御ループの出力に補正信
号として与えることで、速度変動の抑制、ひいてはトル
ク変動を抑制することができるので、共振周波数値を低
くするために、慣性モーメントの大なるはずみ車を電動
機に取付けるような無駄、を排除できる大きな効果を得
る。さらに、多数のねじり剛性の異なる負荷のトルクを
、それぞれ別個の電動機で制御し、速度は各負荷に共通
の電動機で制御するような場合でも、負荷相互間にトル
ク干渉を生じることなく安定に運転できる効果も得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例をあら力した制御ブロック図、
第2図は第1図に示す実施例回路に使用の変動抑1ti
11回路の構成の一例を示した回路図、第3図は本発明
の応用例を示した構成図であり、第4図は負荷の速度と
トルクを別個の電動機で制御する場合を簡略化して示し
た構成図、第5図は第4図に示す構成における制御の従
来例を示した制御ブロック図である。 2・・・負荷、10・・・第1電動機、11・・・速度
設定器、12・・・速度!11節器、13.23・・・
速度演算器、14.24・・・位置演算器、20・・・
第2電動機、21・・・トルク設定器、22・・・トル
ク調節器、25・・・トルク検出器、30・・・変動図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)速度制御ループを備えた第1電動機で負荷の速度を
    制御し、かつこの負荷のトルクを、トルク制御ループを
    備えた第2電動機で制御する運転方法において、前記ト
    ルク制御ループが出力する第2電動機発生トルク信号と
    、前記負荷のトルク信号との差分の積分演算で得られる
    当該第2電動機の速度信号を不完全微分回路に入力し、
    この不完全微分回路が出力するトルク変動分を、前記ト
    ルク制御ループ出力信号に補正信号としてフィードバッ
    クすることを特徴とするトルク変動抑制制御方法。
JP30361588A 1988-11-30 1988-11-30 トルク変動抑制制御方法 Pending JPH02151293A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233188A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Yukio Saito 機械負荷拮抗制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5257647A (en) * 1975-11-03 1977-05-12 Westinghouse Electric Corp Elevator device
JPS5858886A (ja) * 1981-09-30 1983-04-07 Hitachi Ltd 直流電動機の加速度制御装置

Patent Citations (2)

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