JPH02149756A - 液化ガス内燃機関用燃料供給装置 - Google Patents
液化ガス内燃機関用燃料供給装置Info
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- JPH02149756A JPH02149756A JP30272488A JP30272488A JPH02149756A JP H02149756 A JPH02149756 A JP H02149756A JP 30272488 A JP30272488 A JP 30272488A JP 30272488 A JP30272488 A JP 30272488A JP H02149756 A JPH02149756 A JP H02149756A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は液化ガス内燃機関用燃料供給装置に係り、特
に燃ネ4供給管内における液相ガス燃料の気化による気
相ガス燃料の体積膨張に起因して液化ガス内燃機関への
気相ガス燃料の供給が不安定になる問題を解消し得る液
化ガス内燃機関用燃料供給装置に関する。
に燃ネ4供給管内における液相ガス燃料の気化による気
相ガス燃料の体積膨張に起因して液化ガス内燃機関への
気相ガス燃料の供給が不安定になる問題を解消し得る液
化ガス内燃機関用燃料供給装置に関する。
内燃機関たるエンジンは、燃料として主にガソリンや軽
油等を供給されるが、有害排気物質による汚(員や資源
の枯渇等の諸問題に鑑み、近時、代替燃料として液化し
た水素ガスや天然ガスなどのガス燃料を供給される液化
ガス内燃機関が注目されている。この液化ガス内燃機関
は、液相ガス燃料を気相ガス燃料に減圧気化して供給さ
れる。即ち、第3図に示す如く、液化ガス内燃機関用燃
料供給装置2は、燃料タンク4の液相部に貯留された液
相ガス燃料を液相ガス燃料管6により燃料供給管8に取
り出し、この燃料供給管8により液化ガス内燃機関(図
示せず)に供給する。この燃料タンク4から液化ガス内
燃機関に至る燃料供給管8の途中には、液相ガス燃料を
気相ガス燃料に減圧気化するベーパライザ10を設けて
いる。また、ベーパライザ10の下流側の燃料供給管8
には、気相ガス燃料を所定圧に減圧して調量する減圧弁
12を設けている。なお、符号14は、燃料タンク4の
気相部と燃料供給管8とを連通ずる気相ガス燃料管であ
る。
油等を供給されるが、有害排気物質による汚(員や資源
の枯渇等の諸問題に鑑み、近時、代替燃料として液化し
た水素ガスや天然ガスなどのガス燃料を供給される液化
ガス内燃機関が注目されている。この液化ガス内燃機関
は、液相ガス燃料を気相ガス燃料に減圧気化して供給さ
れる。即ち、第3図に示す如く、液化ガス内燃機関用燃
料供給装置2は、燃料タンク4の液相部に貯留された液
相ガス燃料を液相ガス燃料管6により燃料供給管8に取
り出し、この燃料供給管8により液化ガス内燃機関(図
示せず)に供給する。この燃料タンク4から液化ガス内
燃機関に至る燃料供給管8の途中には、液相ガス燃料を
気相ガス燃料に減圧気化するベーパライザ10を設けて
いる。また、ベーパライザ10の下流側の燃料供給管8
には、気相ガス燃料を所定圧に減圧して調量する減圧弁
12を設けている。なお、符号14は、燃料タンク4の
気相部と燃料供給管8とを連通ずる気相ガス燃料管であ
る。
このような液化ガス内燃機関用燃料供給装置としては、
燃料タンクの気相部に始端連通し燃料供給管に終端連通
する気相ガス燃料管に気相ガス燃料の流通を許容する逆
止め弁を設けるとともに燃料タンクの液相部に始端連通
し燃料供給管に終端連通ずる液相ガス燃料管に燃料ポン
プを設けたもの(実開昭57−75152号公報)や、
燃料タンクとベーパライザとの間に燃料溜めを配設し、
この燃料溜めの上部と燃料タンクの液相部とを液相ガス
燃料管により連通ずるとともに燃料溜めの上部と燃料タ
ンクの気相部とを気相ガス燃料管により連通し、燃料溜
めの下部とベーパライザとを燃料供給管により連通した
もの(実開昭57−174745号公報)等が開示され
ている。
燃料タンクの気相部に始端連通し燃料供給管に終端連通
する気相ガス燃料管に気相ガス燃料の流通を許容する逆
止め弁を設けるとともに燃料タンクの液相部に始端連通
し燃料供給管に終端連通ずる液相ガス燃料管に燃料ポン
プを設けたもの(実開昭57−75152号公報)や、
燃料タンクとベーパライザとの間に燃料溜めを配設し、
この燃料溜めの上部と燃料タンクの液相部とを液相ガス
燃料管により連通ずるとともに燃料溜めの上部と燃料タ
ンクの気相部とを気相ガス燃料管により連通し、燃料溜
めの下部とベーパライザとを燃料供給管により連通した
もの(実開昭57−174745号公報)等が開示され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の燃料供給装置においては、燃料の供給
に周期的なベーパロックのような現象を生じ、液化ガス
内燃機関の運転状態にもたつきや息つき等のハンチング
(乱調)を生じる不都合があり、このため排気ガスの各
成分が周期的に著しく変動する問題があった。
に周期的なベーパロックのような現象を生じ、液化ガス
内燃機関の運転状態にもたつきや息つき等のハンチング
(乱調)を生じる不都合があり、このため排気ガスの各
成分が周期的に著しく変動する問題があった。
これは、燃料タンクから減圧弁に至る管径の小なる燃料
供給管内において液相ガス燃料が周囲の熱を吸収して気
相ガス燃料に気化し、液相及び気相の二相流れになるか
らである。特に、燃料タンクからベーパライザに至る燃
料供給管内においてこのような現象を生ずると、前記の
如く液化ガス内燃機関の運転状態に大きなハンチングを
生じる不都合がある。
供給管内において液相ガス燃料が周囲の熱を吸収して気
相ガス燃料に気化し、液相及び気相の二相流れになるか
らである。特に、燃料タンクからベーパライザに至る燃
料供給管内においてこのような現象を生ずると、前記の
如く液化ガス内燃機関の運転状態に大きなハンチングを
生じる不都合がある。
即ち、液相ガス燃料が気化すると、体積が大きく膨張す
る。例えば、液化天然ガスにあっては、体積が約600
倍に膨張する。このため、前記の如く燃料タンクから減
圧弁に至る管径の小なる燃料供給管内において体積が大
きく膨張し管内の圧力が高まることにより、液相ガス燃
料が燃料タンクに逆流する問題があった。また、管径の
小なる燃料供給管内で気化した気相ガス燃料の容積は非
常に小さいことから、液化ガス内燃機関に供給されても
短時間に消費されてしまうため、液化ガス内燃機関の消
費に気相ガス燃料の供給が応答できず、遅れを生しる問
題があった。
る。例えば、液化天然ガスにあっては、体積が約600
倍に膨張する。このため、前記の如く燃料タンクから減
圧弁に至る管径の小なる燃料供給管内において体積が大
きく膨張し管内の圧力が高まることにより、液相ガス燃
料が燃料タンクに逆流する問題があった。また、管径の
小なる燃料供給管内で気化した気相ガス燃料の容積は非
常に小さいことから、液化ガス内燃機関に供給されても
短時間に消費されてしまうため、液化ガス内燃機関の消
費に気相ガス燃料の供給が応答できず、遅れを生しる問
題があった。
このように、燃料供給管内における液相ガス燃料の気化
による気相ガス燃料の体積膨張に起因して、液相ガス燃
料が燃料タンクに逆流し、また、液化ガス内燃機関への
気相ガス燃料の供給に遅れを生じることにより、液化ガ
ス内燃機関への気相ガス燃料の供給が不安定になる問題
があり、この結果、前記の如く液化ガス内燃機関の運転
状態にハンチングを生じる不都合があった。
による気相ガス燃料の体積膨張に起因して、液相ガス燃
料が燃料タンクに逆流し、また、液化ガス内燃機関への
気相ガス燃料の供給に遅れを生じることにより、液化ガ
ス内燃機関への気相ガス燃料の供給が不安定になる問題
があり、この結果、前記の如く液化ガス内燃機関の運転
状態にハンチングを生じる不都合があった。
そこで、この発明の目的は、燃料供給管内−における液
相ガス燃料の気化による気相ガス燃料の体積膨張に起因
して液化ガス内燃機関への気相ガス燃料の供給が不安定
になる問題を解消し得て、これにより気相ガス燃料を安
定して供給し得て液化ガス内燃機関の運転状態にハンチ
ングを生じる不都合を解消し得る液化ガス内燃機関用燃
料供給装置を実現することにある。
相ガス燃料の気化による気相ガス燃料の体積膨張に起因
して液化ガス内燃機関への気相ガス燃料の供給が不安定
になる問題を解消し得て、これにより気相ガス燃料を安
定して供給し得て液化ガス内燃機関の運転状態にハンチ
ングを生じる不都合を解消し得る液化ガス内燃機関用燃
料供給装置を実現することにある。
この目的を達成するためにこの発明は、燃料タンクから
液化ガス内燃機関に至る燃料供給管の途中に液相ガス燃
料を気相ガス燃料に減圧気化するベーパライザを有する
液化ガス内燃機関用燃料供給装置において、前記ベーパ
ライザの上流側燃料供給管に前記液相ガス燃料の前記燃
料タンクへの逆流を阻止する逆流阻止手段を設けるとと
もに前記ベーパライザの下流側燃料供給管に前記気相ガ
ス燃料の体積膨張を吸収する体積膨張吸収手段を設けた
ことを特徴とする。
液化ガス内燃機関に至る燃料供給管の途中に液相ガス燃
料を気相ガス燃料に減圧気化するベーパライザを有する
液化ガス内燃機関用燃料供給装置において、前記ベーパ
ライザの上流側燃料供給管に前記液相ガス燃料の前記燃
料タンクへの逆流を阻止する逆流阻止手段を設けるとと
もに前記ベーパライザの下流側燃料供給管に前記気相ガ
ス燃料の体積膨張を吸収する体積膨張吸収手段を設けた
ことを特徴とする。
この発明の構成によれば、ベーパライザの上流側燃料供
給管に設けた逆流阻止手段によって燃料供給管内におけ
る液相ガス燃料の気化による気相ガス燃料の体積膨張に
起因する液相ガス燃料の燃料タンクへの逆流を阻止する
とともに、ベーパライザの下流側燃料供給管に設けた体
積膨張吸収手段によって前記気相ガス燃料の体積膨縮を
吸収する。これにより、燃料供給管内における液相ガス
燃料の気化による気相ガス燃料の体積膨張に起因する液
相ガス燃料の燃料タンクへの逆流を阻止することができ
、また、液化ガス内燃機関への気相ガス燃料の供給に遅
れ防止することができ、液化ガス内燃機関への気相ガス
燃料の供給が不安定になる問題を解消することができる
。
給管に設けた逆流阻止手段によって燃料供給管内におけ
る液相ガス燃料の気化による気相ガス燃料の体積膨張に
起因する液相ガス燃料の燃料タンクへの逆流を阻止する
とともに、ベーパライザの下流側燃料供給管に設けた体
積膨張吸収手段によって前記気相ガス燃料の体積膨縮を
吸収する。これにより、燃料供給管内における液相ガス
燃料の気化による気相ガス燃料の体積膨張に起因する液
相ガス燃料の燃料タンクへの逆流を阻止することができ
、また、液化ガス内燃機関への気相ガス燃料の供給に遅
れ防止することができ、液化ガス内燃機関への気相ガス
燃料の供給が不安定になる問題を解消することができる
。
次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1図は、この発明の第1実施例を示すものである。図
において、2は液化ガス内燃機関用燃料供給装置である
。液化ガス内燃機関用燃料供給装置2は、燃料タンク4
の液相部に始端連通ずる液相ガス燃料管6を燃料供給管
8に終端連通して設けている。燃料タンク4に貯留され
た液相ガス燃料は、液相ガス燃料管6により燃料供給管
8に取り出され、この燃料供給管8により液化ガス内燃
機関(図示せず)に供給される。この燃料タンク4から
液化ガス内燃機関に至る燃料供給管8の途中には、液相
ガス燃料を気相ガス燃料に減圧気化するベーパライザ1
0を設けている。また、へ−バライザ10の下流側の燃
料供給管8 には、気相ガス燃料を所定圧に減圧して調
量する減圧弁12を設けている。なお、符号14は、燃
料タンク4の気相部と燃料供給管8とを連通ずる気相ガ
ス燃料管である。
において、2は液化ガス内燃機関用燃料供給装置である
。液化ガス内燃機関用燃料供給装置2は、燃料タンク4
の液相部に始端連通ずる液相ガス燃料管6を燃料供給管
8に終端連通して設けている。燃料タンク4に貯留され
た液相ガス燃料は、液相ガス燃料管6により燃料供給管
8に取り出され、この燃料供給管8により液化ガス内燃
機関(図示せず)に供給される。この燃料タンク4から
液化ガス内燃機関に至る燃料供給管8の途中には、液相
ガス燃料を気相ガス燃料に減圧気化するベーパライザ1
0を設けている。また、へ−バライザ10の下流側の燃
料供給管8 には、気相ガス燃料を所定圧に減圧して調
量する減圧弁12を設けている。なお、符号14は、燃
料タンク4の気相部と燃料供給管8とを連通ずる気相ガ
ス燃料管である。
このような液化ガス内燃機関用燃料供給装置2において
、前記ベーパライザ10の上流側の燃料供給管8には、
ベーパライザ10に近接させて液相ガス燃料の燃料タン
ク4への逆流を阻止する逆流阻止手段として逆止め弁1
6を設ける。また、前記ベーパライザ10の下流側の燃
料供給管8には、気相ガス燃料の体積膨張を吸収する体
積膨張吸収手段としてバッファタンク18を設けている
。
、前記ベーパライザ10の上流側の燃料供給管8には、
ベーパライザ10に近接させて液相ガス燃料の燃料タン
ク4への逆流を阻止する逆流阻止手段として逆止め弁1
6を設ける。また、前記ベーパライザ10の下流側の燃
料供給管8には、気相ガス燃料の体積膨張を吸収する体
積膨張吸収手段としてバッファタンク18を設けている
。
さらに、前記逆止め弁16から上流側の燃料供給管8に
は、断熱材20を被覆して設けている。
は、断熱材20を被覆して設けている。
次にこの第1実施例の作用を説明する。
前記燃料タンク4に貯留された液化天然ガス等の液相ガ
ス燃料は、液相ガス燃料管6により燃料供給管8に取り
出され、ベーパライザ10に供給される。このベーパラ
イザ10において、液相ガス燃料は気相ガス燃料に減圧
気化される。この気相ガス燃料は、減圧弁12において
所定圧に減圧されて調量された後に、液化ガス内燃機関
に供給される。
ス燃料は、液相ガス燃料管6により燃料供給管8に取り
出され、ベーパライザ10に供給される。このベーパラ
イザ10において、液相ガス燃料は気相ガス燃料に減圧
気化される。この気相ガス燃料は、減圧弁12において
所定圧に減圧されて調量された後に、液化ガス内燃機関
に供給される。
このとき、燃料タンク4から減圧弁12に至る管径の小
なる燃料供給管8内において液相ガス燃料が周囲の熱を
吸収して気相ガス燃料に気化すると、特に、燃料タンク
4からベーパライザ10に至る燃料供給管8内において
このような現象が生ずると、管径の小なる燃料供給管8
内において体積が大きく膨張し管内の圧力が高まること
により、液相ガス燃料が燃料タンク4に逆流する問題が
あった。しかし、ベーパライザ10の上流側の燃料供給
管8に逆止め弁16を設けたことにより、燃料供給管8
内における液相ガス燃料の気化による気相ガス燃料の体
積膨張に起因する液相ガス燃料の燃料タンク4への逆流
を阻止することができる。
なる燃料供給管8内において液相ガス燃料が周囲の熱を
吸収して気相ガス燃料に気化すると、特に、燃料タンク
4からベーパライザ10に至る燃料供給管8内において
このような現象が生ずると、管径の小なる燃料供給管8
内において体積が大きく膨張し管内の圧力が高まること
により、液相ガス燃料が燃料タンク4に逆流する問題が
あった。しかし、ベーパライザ10の上流側の燃料供給
管8に逆止め弁16を設けたことにより、燃料供給管8
内における液相ガス燃料の気化による気相ガス燃料の体
積膨張に起因する液相ガス燃料の燃料タンク4への逆流
を阻止することができる。
さらに、逆止め弁16から上流側の燃料供給管8を断熱
材20により被覆して設けたことも相俟って、管径の小
なる燃料供給管8内での液相ガス燃料の気相ガス燃料へ
の気化を抑制し、これにより、液相ガス燃料の燃料タン
ク4への逆流をより確実に阻止することができる。この
ため、燃料タンク4から供給される液相ガス燃料を、燃
料供給管8内において気化させることなくベーパライザ
1゜において気化させることができる。
材20により被覆して設けたことも相俟って、管径の小
なる燃料供給管8内での液相ガス燃料の気相ガス燃料へ
の気化を抑制し、これにより、液相ガス燃料の燃料タン
ク4への逆流をより確実に阻止することができる。この
ため、燃料タンク4から供給される液相ガス燃料を、燃
料供給管8内において気化させることなくベーパライザ
1゜において気化させることができる。
また、管径の小なる燃料供給管8内で気化した気相ガス
燃料の容積は非常に小さいことがら、液化ガス内燃機関
に供給されても短時間に消費されてしまうため、液化ガ
ス内燃機関の消費に気相ガス燃料の供給が応答できず、
遅れを生じる問題があった。しかし、ベーパライザ10
の下流側の燃料供給管8にバッファタンク18を設けた
ことによって、気相ガス燃料の体積膨縮を吸収すること
ができる。このため、気相ガス燃料の圧力変動を平滑化
させ、気相ガス燃料の供給の遅れを防止することができ
る。
燃料の容積は非常に小さいことがら、液化ガス内燃機関
に供給されても短時間に消費されてしまうため、液化ガ
ス内燃機関の消費に気相ガス燃料の供給が応答できず、
遅れを生じる問題があった。しかし、ベーパライザ10
の下流側の燃料供給管8にバッファタンク18を設けた
ことによって、気相ガス燃料の体積膨縮を吸収すること
ができる。このため、気相ガス燃料の圧力変動を平滑化
させ、気相ガス燃料の供給の遅れを防止することができ
る。
このように、燃料供給管8内における液相ガス燃料の気
化による気相ガス燃料の体積膨張に起因する液相ガス燃
料の燃料タンク4への逆流を阻止することができ、また
、気相ガス燃料の体積膨縮を吸収して液化ガス内燃機関
への気相ガス燃料の供給の遅れ防止することができるこ
とにより、液化ガス内燃機関への気相ガス燃料の供給が
不安定になる問題を解消することができる。
化による気相ガス燃料の体積膨張に起因する液相ガス燃
料の燃料タンク4への逆流を阻止することができ、また
、気相ガス燃料の体積膨縮を吸収して液化ガス内燃機関
への気相ガス燃料の供給の遅れ防止することができるこ
とにより、液化ガス内燃機関への気相ガス燃料の供給が
不安定になる問題を解消することができる。
このため、液化ガス内燃機関に気相ガス燃料を安定して
供給することができ、内燃機関の運転状態にハンチング
を生じる不都合を解消することができる。
供給することができ、内燃機関の運転状態にハンチング
を生じる不都合を解消することができる。
第2図は、この発明の第2実施例を示すものである。
この第2実施例の特徴とするところは、燃料タンク4の
気相部とバッファタンク18とを連通ずる気相ガス燃料
管22を設け、この気相ガス燃料管22の途中に燃料タ
ンク4への流通を許容する逆止め弁24を設け、この逆
止め弁24を迂回して気相ガス燃料管22を連通ずるバ
イパス燃料管26を設けるとともにごのバイパス燃料管
26に絞り部28を設けたことを特徴とする。
気相部とバッファタンク18とを連通ずる気相ガス燃料
管22を設け、この気相ガス燃料管22の途中に燃料タ
ンク4への流通を許容する逆止め弁24を設け、この逆
止め弁24を迂回して気相ガス燃料管22を連通ずるバ
イパス燃料管26を設けるとともにごのバイパス燃料管
26に絞り部28を設けたことを特徴とする。
この第2実施例の構成によれば、第1実施例と同様の効
果を奏し得て、さらに、バッファタンク18において気
相ガス燃料の体積膨縮を吸収し得ない場合には、気相ガ
ス燃料管22により燃料タンク4の気相部に戻すことが
できることにより、液化ガス内燃機関への気相ガス燃料
の供給をより安定させることができる。
果を奏し得て、さらに、バッファタンク18において気
相ガス燃料の体積膨縮を吸収し得ない場合には、気相ガ
ス燃料管22により燃料タンク4の気相部に戻すことが
できることにより、液化ガス内燃機関への気相ガス燃料
の供給をより安定させることができる。
なお、この場合に、体積膨張吸収手段としてのバッファ
タンク18を設けることなく、気相ガス燃料管22、逆
止め弁24、バイパス燃料管26及び絞り部28により
体積膨張吸収手段を構成し、気相ガス燃料管22によっ
て燃料タンク4の気相部に戻すことにより、気相ガス燃
料の体積膨縮を吸収することも可能である。また、逆止
め弁24と絞り部28とによって、微小流量(アイドル
燃料流量の1/3〜1/2の流量)を供給することによ
り、燃料の節約を果すことができる。
タンク18を設けることなく、気相ガス燃料管22、逆
止め弁24、バイパス燃料管26及び絞り部28により
体積膨張吸収手段を構成し、気相ガス燃料管22によっ
て燃料タンク4の気相部に戻すことにより、気相ガス燃
料の体積膨縮を吸収することも可能である。また、逆止
め弁24と絞り部28とによって、微小流量(アイドル
燃料流量の1/3〜1/2の流量)を供給することによ
り、燃料の節約を果すことができる。
このようにこの発明によれば、ベーパライザの上流側燃
料供給管に設けた逆流阻止手段によって燃料供給管内に
おける液相ガス燃料の気化による気相ガス燃料の体積膨
張に起因する液相ガス燃料の燃料タンクへの逆流を阻止
するとともに、へ−バラーイザの下流側燃料供給管に設
けた体積膨張吸収手段によって前記気相ガス燃料の体積
膨縮を吸収する。
料供給管に設けた逆流阻止手段によって燃料供給管内に
おける液相ガス燃料の気化による気相ガス燃料の体積膨
張に起因する液相ガス燃料の燃料タンクへの逆流を阻止
するとともに、へ−バラーイザの下流側燃料供給管に設
けた体積膨張吸収手段によって前記気相ガス燃料の体積
膨縮を吸収する。
これにより、燃料供給管内における液相ガス燃料の気化
による気相ガス燃料の体積膨張に起因する液相ガス燃料
の燃料タンクへの逆流を阻止することができ、また液化
ガス内燃機関への気相ガス燃料の供給遅れを防止するこ
とができるので、液化ガス内燃機関への気相ガス燃料の
供給が不安定になる問題を解消することができる。
による気相ガス燃料の体積膨張に起因する液相ガス燃料
の燃料タンクへの逆流を阻止することができ、また液化
ガス内燃機関への気相ガス燃料の供給遅れを防止するこ
とができるので、液化ガス内燃機関への気相ガス燃料の
供給が不安定になる問題を解消することができる。
このため、液化ガス内燃機関に気相ガス燃料を安定して
供給し得て、内燃機関の運転状態にハンチングを生じる
不都合を解消することができる。
供給し得て、内燃機関の運転状態にハンチングを生じる
不都合を解消することができる。
第1図はこの発明の第1実施例を示す燃料供給装置の概
略構成図、第2図はこの発明の第2実施例を示す燃料供
給装置の概略構成図である。 第3図は、従来の燃料供給装置の概略構成図である。 図において、2は液化ガス内燃機関用燃料供給装置、4
は燃料タンク、6ば液相ガス燃料管、8は燃料供給管、
IOはベーパライザ、12は減圧弁、14は気相ガス燃
料管、16は逆止め弁、18はバッファタンク、20は
断熱材、22は気相ガス燃料管、24は逆止め弁、26
はバイパス燃料管、28は絞り部である。
略構成図、第2図はこの発明の第2実施例を示す燃料供
給装置の概略構成図である。 第3図は、従来の燃料供給装置の概略構成図である。 図において、2は液化ガス内燃機関用燃料供給装置、4
は燃料タンク、6ば液相ガス燃料管、8は燃料供給管、
IOはベーパライザ、12は減圧弁、14は気相ガス燃
料管、16は逆止め弁、18はバッファタンク、20は
断熱材、22は気相ガス燃料管、24は逆止め弁、26
はバイパス燃料管、28は絞り部である。
Claims (1)
- 1、燃料タンクから液化ガス内燃機関に至る燃料供給管
の途中に液相ガス燃料を気相ガス燃料に減圧気化するベ
ーパライザを有する液化ガス内燃機関用燃料供給装置に
おいて、前記ベーパライザの上流側燃料供給管に前記液
相ガス燃料の前記燃料タンクへの逆流を阻止する逆流阻
止手段を設けるとともに前記ベーパライザの下流側燃料
供給管に前記気相ガス燃料の体積膨張を吸収する体積膨
張吸収手段を設けたことを特徴とする液化ガス内燃機関
用燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63302724A JP2636385B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 液化ガス内燃機関用燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63302724A JP2636385B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 液化ガス内燃機関用燃料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02149756A true JPH02149756A (ja) | 1990-06-08 |
JP2636385B2 JP2636385B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=17912401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63302724A Expired - Lifetime JP2636385B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 液化ガス内燃機関用燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2636385B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5540208A (en) * | 1994-09-13 | 1996-07-30 | Nabco Limited | Liquefied gas fuel supply system |
KR100907362B1 (ko) * | 2007-11-09 | 2009-07-10 | 현대자동차주식회사 | 엘엔지 차량 연료 공급 장치 |
CN104358626A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-02-18 | 沪东重机有限公司 | 一种压缩加热的气体供应系统及方法 |
KR101865109B1 (ko) * | 2016-03-11 | 2018-06-07 | 삼성중공업 주식회사 | 연료가스 공급장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5799258A (en) * | 1980-12-12 | 1982-06-19 | Hanaya:Kk | Producing and supplying device of evaporated fuel |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP63302724A patent/JP2636385B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5799258A (en) * | 1980-12-12 | 1982-06-19 | Hanaya:Kk | Producing and supplying device of evaporated fuel |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5540208A (en) * | 1994-09-13 | 1996-07-30 | Nabco Limited | Liquefied gas fuel supply system |
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KR101865109B1 (ko) * | 2016-03-11 | 2018-06-07 | 삼성중공업 주식회사 | 연료가스 공급장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2636385B2 (ja) | 1997-07-30 |
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