JPH02149319A - 透析器の閉鎖キャップ並びにそれを備えた透析器 - Google Patents

透析器の閉鎖キャップ並びにそれを備えた透析器

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JPH02149319A JP1194407A JP19440789A JPH02149319A JP H02149319 A JPH02149319 A JP H02149319A JP 1194407 A JP1194407 A JP 1194407A JP 19440789 A JP19440789 A JP 19440789A JP H02149319 A JPH02149319 A JP H02149319A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は請求の範囲第1項の前文に記載の透析器の閉鎖
キャップと、この種の閉鎖キャップを有する透析器に関
するものである。
〔従来の技術〕
透析器はそれ自体の製造後、設置する前に殺菌しなけれ
ばならない。この場合に、いわゆるイン・ライン方法と
して殺菌方法を考える場合には、殺菌処理の実施後は、
外気とのどのような開放的な接触も避けねばならない。
このような事情から、透析器を殺菌ベンチから取り出す
前に、透析器を無菌密封する必要性が生しる。
請求項第1項の前文に相当する閉鎖キャップには第1の
キャップ部分が設けられ、この第1のキャップ部分の2
つの脚は透析器のフランジの環状の陥凹部へ挿入され、
そして前記第1のキャップ部分に開放位置と閉鎖位置と
の間で移動できる第2のキャップ部分が取付けられてい
る。この第2のキャップ部分には閉鎖プレートが設けら
れており、この閉鎖プレートは関節結合を介して第1の
キャップ部分と結合されている。かつ、閉鎖プレートに
は閉鎖位置において第1のキャップ部分の接続フランジ
へ嵌入するガイド部材が設けられている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、冒頭で述べた種類の閉鎖キャップでは十分に無
菌密封されないことが明らかにされている。
さらに、この公知の閉鎖キャップは、殺菌の途中で殺菌
媒体によってフランジの内面も無菌状態にすることはで
きない。さらに上記の閉鎖キャップは、透析器をイン・
ライン殺菌処理する場合に用いるのに適さず不都合であ
る。
したがって、本発明の課題は、透析器をイン・ライン殺
菌処理する場合に使用するのに適しており、血液側でも
透析器側でも無菌密封が可能で、さらに殺菌の途中で同
時にフランジ内面の殺菌も行うことのできる請求項第1
項の前文に記載の透析器の閉鎖キャップを提併すること
である。
〔課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本発明は第1と第2のキ
ャップ部分(2,3)を有し、そのうちの第1のキャッ
プ部分(2)が透析器のフランジ(4)に取付は可能で
あって、第2のキャップ部分(3)は殺菌媒体の通過が
行われる開放位置と閉鎖位置との間を移動することがで
きる透析器の閉鎖キャップ(1)において、第1のキャ
ップ部分(2)に、組込み状態において透析器のフラン
ジ(4)を無菌状態で密封するワイヤ状装置(22,6
0)を有する接続部分(16)とイン・ライン殺菌装置
と流れを連通させることかできる後方部分(6)とを設
けたことを特徴とする。
〔作用および発明の効果〕
本発明の閉鎖キャップによれば、閉鎖位置において閉鎖
キャップをかぶせた場合に無菌密封の無菌閉鎖が可能と
なり、それによって外部の殺菌されていない透析物を殺
菌されていない包装へ再挿入することが可能となる。第
1の実施例においては被覆が行われ、外側ジャケットが
透析物の流れを無菌密封して外側へ延びており、第2の
実施例においては無菌密封は弾性的なシール装置を介し
て行われる。
イン・ライン殺菌装置へ接続できる構造にすることによ
って、LF保諏された無菌状態の閉鎖ステーションを省
くことができる。
さらに、透析器のフランジ内面の殺菌によって、微生物
学的な安全性が向上する。
本発明によるイン・ライン殺菌可能な閉鎖キャップは、
開放状態で仮取付けするのに適しており、殺菌中及び殺
菌後透析器にそのまま取り付けておける。この場合にキ
ャップの内側全体は緒に殺菌されて、透析器を生産工程
から取り出す前に閉鎖キャップを自動的に閉鎖すること
が可能になるので血液側でも透析器側でも無菌状態の閉
鎖が保証される。
それによフて殺菌の実施後は外気とのどんな開放接触も
防止されるので、透析器は外部に対して無菌状態で密封
される。この場合に自動のロックの他に手動のロックが
できるようにすることも可能である。
本発明の閉鎖キャップを使用することによって、透析器
のフランジに設けられた、例えば、ねじ結合型式の結合
装置を完全に無菌状態に維持して、汚染の持込みを防止
することかできる。
本発明の閉鎖キャップの構造によって、好ましくは透析
器のフランジに接触する領域とすべての滑り面を殺菌す
ることがで幹、フランジに設けられたコネクタの突出部
の殺菌も可能である。
本発明の閉鎖キャップの他の利点としては、加熱及び冷
間殺菌媒体など現在通用しているすべての殺菌手段を用
いるすへての種類の殺菌方法に適していることがあげら
れる。さらに、本発明の閉鎖キャップは殺菌後に乾燥さ
れる透析器に用いることも、たとえば食塩水を満たずよ
うな場合にも使用することができる。
さらに、本発明の閉鎖キャップは、透析器の血液側でも
透析器側でも使用することができる。
サブクレームの内容は本発明の有益なさらに発展的形態
を示すものである。特に、係止手段を完全な封鎖装置と
し、正確に規定された所望の破断点を形成するよう設計
することも可能である。
本発明の閉鎖キャップの構造はすべて、液体及び気体/
蒸気形状の媒体を用いるイン・ライン殺菌方法の実施を
可能にするものであって、透析器に液体を充填して引き
渡すことも乾いた状態で弓き渡すことも可能である。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例を用いて本発明の特徴及び利点
を詳細に説明する。
第1図から第3図には透析器の血液側を閉鎖する本発明
の閉鎖キャップ1が示されている。
閉鎖キャップ1には第1のキャップ部分2と栓状の第2
のキャップ部分3が設けられている。
第1のキャップ部分2はほぼ管状に形成されており、好
ましい実施例では真円筒状である。さらに、第1のキャ
ップ部分には第1の部分6と第2の部分16とが設けら
れている。第2の部分16の外側寸法より小さい外側寸
法を有する第1の部分6内には、第2のキャップ部分3
を収容する収容室5が設けられている。さらに、第1の
部分6は第1のキャップ部分2の後方部分を形成してお
り、前記第1のキャップ部分2はイン・ライン殺菌装置
への接続部分を形成し、そのために必要ならば適当な接
続装置を設けることができる。
収容室5には3つの小室7.8および9が連続して設け
られている。これらの小室7.8および9は第1の部分
6の開放側の端面10から、この端面10と反対側の端
部領域11へ向けて次第に直径を減少させる形で第1の
部分6内に配置されている。なお、端面10に接しかつ
最大の直径すなわち、最大の内側寸法を有する第1の小
室7と第2の小室8との間には、第1のキャップ部分2
の長手方向軸線に対してほぼ垂直に内側へ延びる段部1
2が設けられている。
第2の小室8と、最小の内径、すなわち、最小の内側寸
法を有する第3の小室9とは円錐台状の中間部13を介
して互いに連結されており、中間部13の内面は第2の
小室8の内面から第3の小室9の内面へ徐々に移行する
移行部を形成している。
第1の小室7の内面14は滑らかな面として形成されて
おり、以下で詳述する第2のキャップ部分3を案内しか
つ保持する案内保持面として用いられる。第3の小室9
の内面15もキャップ部分3の対応する面を案内する案
内面を形成しており、これについても以下で詳細に説明
する。
第1のキャップ部分2の第2の部分16は第1の部分6
と結合されており、第2の部分18は円錐台状の結合面
を介して第1の部分6の端部領域11に接している。第
2の部分16の、端面10と反対側の端面17は開放し
ており、この端面17には内側へ向かって3つの小空間
18.19および20が連なっている。なお、端面17
に直接接している小空間18は中央の小空間19より大
きな内径ないしは大きな内幅を有する。小空間18と1
9は段部21を介して互いに結合されており、段部21
は第1のキャップ部分2の長手方向軸線に対してほぼ垂
直に内側へ延びている。
第2図から明らかなように、第2の小空間19の内面2
2は透析器のフランジ4を案内して密封するガイドシー
ル面を形成している。この場合に、第2の小空間19の
内面22は、外側を取囲んで設けられているコネクタ突
出部の対応する外側壁部分4a上に載置される。それに
よって透析器のフランジ4と小空間18〜20によって
形成される内部空間が密封される。
第2の部分16の第3の小空間20には円錐台状の内面
23が形成されており、この内面23は第2の小空間1
9と第1の部分6の第3の小室9との間に徐々に移行す
る移行部を形成する。第1図から明らかなように、この
ような配置によって流れの連通構造が形成され、この流
れの連通構造は第1のキャップ部分2の内部空間全体を
通って一方の端面10から他方の端面17まで延びてい
る。
さらに、第1図から明らかなように、小空間18〜20
の内部には、第2の部分16に対して同心状につぼ状の
挿入部材24が、例えば、径方向外側に向けられた支柱
によって固定されている。挿入部材24の外面25は小
空間18〜20の内面と共に自由に流れを通過させる流
れ通路を形成している。
さらに詳細に説明すると、挿入部材24には開放した端
面26が設けられており、この端面26は好ましくは第
2の部分16の開放した端面17と同一の平面にある。
しかしまた、前面26と17を異なる平面に配置するこ
とも考えられる。
挿入部材24は、好ましくは真円筒状の境界壁27を有
し、この境界壁27は第1のキャップ部分2の長手方向
軸線を中心に同心状に延びている。この境界壁27の開
放側端面26と反対側は、第1のキャップ部分2の長手
方向軸線に対して垂直に延びる閉鎖、すなわち終端壁2
8と好ましくは一体的に接続されている。この閉鎮壁2
8の小室9側には外面29が形成されており、この外面
29も好ましくはキャップ部分2の長手方向軸線に対し
て垂直に延びている。
さらに第1図から明らかなように、第2の部分16の壁
には、切欠部45が貫通して形成されている。この切欠
部45は第1のキャップ部分2を透析器のフランジ4に
固定するのに用いられ、そのために透析器のフランジ4
には係止突起46が形成されており、この突起は図示の
実施例では径方向外側へ突出している。係止については
、第2図と第3図に詳細に示されている。この係止を行
わせるために透析器のフランジ4と第1のキャップ部分
2の対応する部分は弾性変形できるように形成され、か
つ対応する乗上げ斜面が形成されており、これについて
は第1図に詳細に示されている。この種のスナップ動作
による係止結合の代わりに、ネジ結合、バヨネット結合
等の係止装置を設けてもよい。
第1図にはさらに、第2のキャップ部分3の構造が詳細
に示されている。第2のキャップ部分3はつぼ状に形成
されており、長手方向軸線を中心に延びる壁30を有し
、この壁30によって内部空間31が画成されている。
壁30は好ましくは真円筒状に形成されている。内部空
間31の端面32は開放しており、壁30の端面32側
の後部30aを必要な場合にはイン・ライン殺菌装置を
接続する接続部分とすることも可能である。その場合に
はこの部分30aに適当な接続装置を設けることができ
る。内部空間31の反対側端面は、長手方向軸線に対し
てほぼ垂直に配置された閉鎖壁33によって閉鎖されて
いる。
実施例においては壁30には内部空間31から壁30の
外壁面36まで通じる2つの連通開口部34および35
が形成されているので、この連通関口部によって第2の
キャップ部分3の外部領域から内部空間31へ流れを導
く通路が形成される。
さらに第1図には壁30の外壁面36上に案内及び保持
装置37が設けられているのが示されている。
木実施例にあっては案内及び保持装置37には、外壁面
36から所定の距離を保って同心状に延びるガイドリン
グ38が設けられている。ガイドリング38の端面32
側の端部にはストッパリング39が設けられており、こ
のストッパリング39はガイドリング38から径方向外
側へ延び、それによって外方へ突出する縁を形成してい
る。ガイドリング38の他方側の端部は長手方向軸線に
対して斜めに配置されたカラー40を介して壁30と結
合されている。好ましくは上述の構造が一体に形成され
る。
上で説明した閉鎖キャップ1か第2図では開放位置で示
されている。この位置においては、第2のキャップ部分
3は第1のキャップ部分2の収容室5中へ挿入されてい
る。第2図から明らかなように、この位置においては、
ガイドリング38の外面は第1の小室7の内面14に接
している。さらに、ガイドリング38のストッパリング
39は第1のキャップ部分2の端面10に接しており、
それによフて第1のキャップ部分2の収容室5内におけ
る第2のキャップ部分3の軸方向の位置が規制される。
第1のキャップ部分2は、第2図に示す位置において、
透析器のフランジ4と前述のように結合されており、こ
こではシール面4aおよび22が透折畳のフランジ4と
第1のキャップ部分2の第2の部分16との間に形成さ
れる空間を密封している。
さらに第2図から明らかなように、収容室5の内部で第
2のキャップ部分3の軸方向の位置が規制されることに
よって、殺菌媒体が装置全体を自由に通過することが保
証される。従って、殺菌時には、第2図に示す装置の滑
り面と全部分を完全に殺菌し、それによって完全に無菌
にすることができる。それによって本発明の閉鎖キャッ
プをいわゆるイン・ライン殺菌に使用することが可能と
なり、このことは透析器の生産ライン内で殺菌が行われ
ることを意味するものである。
殺菌の終了後、第2のキャップ部分3は第3図に示す閉
鎖位置へ、好ましくは自動的に移動される。そのために
第2のキャップ部分3は長手方向軸線に沿って挿入部材
24の方向へ押圧される。第3図に示すように、前述の
移動時に弾性変形可能なガイドリング38が壁30に向
って変形するので、第2のキャップ部分3が収容室5内
へ進入することが可能になる。
この進入は第2のキャップ部分3の閉鎮壁33の外面が
挿入部材24の外面29に密封状態で接するまで行われ
る。このときに第3の小室9の内面15が案内及び密封
機能を果たす。第3図に示す第1のキャップ部分2の内
部での第2のキャップ部分3の閉鎖及び密封位置は、ス
トッパリング39が内面14に接することによって固定
される。というのは、ガイドリング38は弾性変形する
ように形成されているのでストッパリング39を内面1
4へ押圧するからである。この場合に前記の部材を、栓
を形成する第2のキャップ部分3がもはや開放位置へ移
動で包ないように形成することができる。この位置にお
いては、閉鎖キャップ1によって無菌状態に密封されて
いる透析器を殺菌装置から取り出すことができ、このと
きにバヨネット結合、スナップ結合あるいはねじ結合に
より形成された係止装置によって、たとえば無菌でない
包装状態で閉鎖キャップ1を透析器から取り外すことが
確実に防止される。
すでに説明したように、第1図から第3図に示す閉鎖キ
ャップは、透析器の血液側に使用する形態で示されてい
る。
これに対して第4図から第6図においては透析器側に使
用する本発明の閉鎖キャップの実施例が示されている。
第4図〜第6図から明らかなように、透析器側を閉鎖す
る閉鎖キャップのほとんどの部分は、血液側の閉鎖キャ
ップ1と同様に形成されている。したがってこれらの部
分に関しては第1図〜第3図の説明を参照するものとす
る。
透析器の透析器側に適合させるための相違点として、ま
ず、第2の部分16の第3の小空間20は第2の小空間
19と第4の小空間41の間の移行通路を形成しており
、前記第4の小空間41は中央の連通関口部42を介し
て第1の部分6の第3の小室9と接続されている。ここ
で、連通開口部42は長手方向軸線に向かって内方へ突
出した取囲みストッパ壁43によって画成されている。
このストッパ壁43にはシール面44が形成されており
、このシール面は第3の小室9側に設けられている。
さらに第4図から明らかなように、第2の小空間19は
第1〜第3図に示す第1のキャップ部分2の第2の小空
間19よりも軸方向に長く形成されている。さらに第4
図〜第6図から明らかなように、木実施例においては第
1のキャップ部分2はねし結合を介して透析器側の対応
するコネクタ部材と結合されている。しかし、このこと
は木質的な差を示すものではない。というのは第1図〜
第3図に示すスナップ結合を設けることもできるからで
ある。
第5図および第6図も閉鎖キャップ1の開放位置および
閉鎖位置をそれぞれ示すものである。これらの位置も第
3図と第4図に示す位置と対応しほぼ同様である。しか
し、第1のキャップ部分2の形状が異なり、挿入部材を
有していないので、密封箇所はストッパ壁43のシール
面44と第2のキャップ部分3の閉鎖壁33の対応する
接触面との間に設けられる。これについては第6図に詳
細に示されている。
その他、透析器側を閉鎖する本発明の閉鎖キャップ1の
実施例によれば、血液側の閉鎖キャップの実施例の場合
と同じ効果及び利点が得られるので、このことに関して
も第1図〜第3図に関する説明を参照するものとする。
さらに、第1のキャップ部分2および透析器のフランジ
4にそれぞれ設けられ互いに協働する係止装置45およ
び46について、後者は完全な封鎖部材(intact
ness 5eal closure)として形成する
ことができることを付言しておく。そのために引剥しく
tear−off)を確実とする手段を設けること、あ
るいは透析器のフランジ4に突起として形成された係止
装置46に、正確に規定された所望の破断点を設けるこ
とが考えらねる。
さらに、射出成型技術上の予防措置を取ることを条件と
して、閉鎖キャップlを一体に形成することができる。
それに従って2つのキャップ部分2と3をフレキシブル
なウェブを介して互いに結合させることができ、前記の
フレキシブルなウェブによって画部分を軸方向に互いに
接するように移動させ、かつ画部分を径方向に所定量ね
じることか可能となる。この不図示のウェブは、両キャ
ップ部分に一体に形成される。
第7図には、透析器の血液側を閉鎖する本発明の閉鎖キ
ャップの第2の実施例が示されており、ここでは前述の
実施例と一致するすべての部材に、同一の参照符号が付
されている。
従って、閉鎖キャップ1の第2の実施例にも第1のキャ
ップ部分2と栓状の第2のキャップ部分3が設けられて
いる。
第1のキャップ部分2はほぼ管状に形成されており、特
に好ましい実施例は真円筒状に形成されている。第7図
から明らかなように、第2の実施例のキャップ部分2の
真円筒状の境界壁27には雄ねじ50が形成されており
、この雄ねじは組立状態においては一部だけ図示されて
いる透析器のフランジ4の雌ねじ51と協働する。この
場合に外側の透析器のフランジ4は、外側に位置する真
円筒状の第2の部分16と内側に位置する境界壁27の
間に配置された長く延びた収容室52内に収容される。
外側の透析器のフランジ4に対して同心状に配置された
真円筒状の内側の透析器のカラー53は、第2の部分1
6の同心状に配置された収容開口部54内に配置され、
円筒状の突出部55の領域まで達しており、前記突出部
55には連通開口部56が形成され、この連通開口部は
第2の部分16の開口部54と連通している。
境界壁27には開放側端縁57に向かって溝59が環状
に形成されており、この溝59に好ましくは0リング6
0の形態のシール部材が挿入されている。第7図から明
らかなように、0リングは組立状態においては透析器の
カラー53と溝59の境界壁に接しているので、第7図
に示す実施例の場合にはこの箇所において閉鎖キャップ
1を螺着したときに透析器の無菌密封が行われる。この
場合に第7図に示すように、溝59の開放端縁57側に
は内側へ向いたカラー61が環状に形成されており、こ
のカラー61は閉鎖キャップ1の非組立状態で0リング
60が溝59からずれて出るのを防止するのに使用され
る。
さらに第7図から明らかなように、透析器のカラー、す
なわち、内側のフランジ53の内部に配置された流通路
58と突出部55の連通開口部56との間には流れの連
通が確立される。突出部55の連通開口部56も、栓状
のキャップ部分3が第7図に示す位置にあるときには第
1のキャップ部分2の第1の部分6の収容室と連通ずる
。というのは、栓状のキャップ部分3は第7図に示す位
置では収容室5の端部側に配置されているので、第2の
キャップ部分3の閉鎖壁33は円錐台状とされているシ
ール面62に対して所定の距離を有するからである。
このように形成された外側のシール面63は閉鎖壁33
の外方端縁上に設けられている。
キャップ部分3は収容室5の内部で、たとえば全部で4
つの羽根64〜67を介して案内されており、この羽根
の配置と形状は特に第9図〜第11図に示されている。
羽根64〜67は平坦に形成されており、キャップ部分
3の端面32から長手方向に見てほぼ中央部まで延びて
いる。第11図から明らかなように、羽根64〜67は
それぞれ90°隔てて、キャップ部分3の外周の囲りに
配置され、かつ端面32側の径方向外側の端部には突出
部が形成されており、この突出部のうち第9図と第10
図には突出部68と69が示されている。キャップ部分
2の第1の部分6の端面側には外方へ向かって拡幅する
面取り部70aが設けられており、この面取り部70a
の形状は羽根64〜67の突出部に対応する。
第7図に示す切換位置においては、羽根64〜67の突
出部はこの面取り部70内に位置するので、第2のキャ
ップ部分3を突出部55の方向へ圧入する場合には所定
の抵抗を克服しなければならない。
羽根64〜67が径方向外側へ延びるように配置されて
いることによって、第2のキャップ部分3は収容室5内
で心出しされ、かつ第7図に示す位置から内部空間内の
シール面62と63が互いに重なり合う位置へ移動され
、それによって連通開口部56の密封が達成されるので
、透析器は気密に密封される。これに対して第7図に示
す位置へ復帰させる場合には通過開口部56と収容室5
の間に再び流れの連通が形成される。この場合に羽根6
4〜67がキャップ部分3の外周面上でそれぞれ90’
離れていることによって、羽根と内側の仕切り壁14と
の間でも流れの断面が開放される。
第7図に示す閉鎖キャップ1のキャップ部分2の実施例
について説明を追加すると、閉鎖キャップの第1および
第2の部分6および16にそれぞれ外方へ向けられた多
数の補強リブを設けることができ、この補強リブのうち
第7図には補強リブ70〜73が示されている。この場
合に第1の部分6に設けられた補強リブ7oと71は、
第2の部分16の外径にほぼ相当する距離だけ径方向外
側へ弓き出されている。リブ70とリブ71の間に、径
方向の寸法の小さい他のリブを多数設けることも可能で
ある。
その他、第1図〜第3図に示す実施例と第7図〜第11
図に示す実施例の間で一致するずぺての特徴については
、前述の説明を参照するものとする。
さらに第8図には、透析器側の閉鎖キャップ1が示され
ており、この閉鎖キャップの主な特徴は第7図に示す実
施例の閉鎖キャップの特徴と同じである。従って、木実
施例においても密封は好ましくはOリング60の形状の
弾性的なシール装置によって行われ、かつ第9図〜第1
1図に示す第2のキャップ部分3と同じ第2のキャップ
部分3が使用される。そこで、これについては、第7図
、第9図〜第11図の説明を参照するものとする。
透析器の透析器側のフランジが異なる形状に形成されて
いることによって、閉鎖キャップ1の透析器側は第4図
〜第6図に示す実施例に従って、構造に変更が加えられ
ており、従って、特に第1の部分6に連続して延長され
た第2の部分16が設けられており、第2の部分の端面
側開口部の領域に、透析器の透析器側フランジの雄ねじ
と協働する雌ねじ74が形成されている。さらに第7図
に示す閉鎖キャップと異なる点としては、0リング6゜
は突出部55の近傍に配置されているが、同様に溝59
内にあるので、第8図に開放位置で示す透析器側の閉鎖
キャップをねじ止めする場合にも、0リング60による
無菌の密封が行われる。
その他の共通なものに関しては、第4図と第6図に示す
実施例、ないしは第7図に示す閉鎖キャップの共通部分
を参照するものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は透析器のフランジへ取り付ける前の本発明に係
る閉鎖キャップを分解して示す断面図、 第2図は第1図に示す閉鎖キャップを透析器に組込んだ
状態で開放位置で示す断面図、第3図は第2図と同じ閉
鎖キャップを閉鎖位置で示す断面図、 第4図は透析器側に使用する閉鎮キャップの第1図と同
様の実施例を分解して示す断面図、第5図は第4図に示
す閉鎖キャップの第2図と同様の断面図、 第6図は第4図と第5図に示す閉鎖キャップの第3図と
同様の断面図、 第7図は透析器の血液側に用いる閉鎖キャップの第2の
実施例の第2図と同様の断面図、第8図は透析器側に用
いる閉鎖キャップの第2の実施例の第5図と同様の断面
図、 第9図は第2の実施例の栓状のキャップ部分の縦断面図
、 第10図は第9図に示すキャップ部分の側面図、 第11図は第9図と第10図に示すキャップ部分の正面
図である。 1・・・閉鎖キャップ、 2・・・第1のキャップ部分、 3・・・第2のキャップ部分、 4・・・透析器のフランジ、 5・・・収容室、 6・・・第1の部分、 7.8.9・・・第1ないし第3の小室、10・・・開
放側端面、 12・・・段部、 13・・・円錐台状中間部、 16・・・第2の部分、 ないし第3の小空間、 18.19.20・・・第1 21・・・段部、 22・・・内面、 24・・・つぼ状挿入部材、 30・・・壁、 31・・・内部空間、 33・・・閉鎖壁、 37・・・案内保持装置、 38・・・ガイドリング、 39・・・ストッパリング、 40・・・カラー 41・・・第4の小空間、 42・・・連通開口部、 43・・・ストッパ壁、 45・・・陥凹部、 46・・・係止突起、 50・・・雄ねじ、 51.74・・・雌ねじ、 52・・・収容室、 55・・・突出部、 59・・・溝、 60・・・0リング、 64〜67・・・羽根、 68、Ii9・・・突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)第1と第2のキャップ部分(2、3)を有し、その
    うちの第1のキャップ部分(2)が透析器のフランジ(
    4)に取付け可能であって、第2のキャップ部分(3)
    は殺菌媒体の通過が行われる開放位置と閉鎖位置との間
    を移動することができる透析器の閉鎖キャップ(1)に
    おいて、第1のキャップ部分(2)に、組込み状態にお
    いて透析器のフランジ(4)を無菌状態で密封するワイ
    ヤ状装置(22、60)を有する接続部分(16)とイ
    ン・ライン殺菌装置と流れを連通させることができる後
    方部分(6)とを設けたことを特徴とする透析器の閉鎖
    キャップ。 2)第1のキャップ部分(2)がほぼ管状に形成され、
    かつその一方側に第2のキャップ部分を収容する収容室
    (5)が設けられ、前記収容室が第1の部分ないしは後
    方部分(6)内に配置されていることを特徴とする請求
    項第1項に記載の閉鎖キャップ。 3)収容室(5)に3つの第1ないし第3の小室(7、
    8、9)が連続的に設けられており、これらの小室が第
    1の部分(6)の開放側端面(10)から同端面(10
    )と反対側の端部領域(11)に向かって直径を減少さ
    せるように第1の部分(6)内に配置されていることを
    特徴とする請求項第2項に記載の閉鎖キャップ。 4)最大の直径を有する第1の小室(7)と第2の小室
    (8)との間に、第1のキャップ部分(2)の長手方向
    軸線に対してほぼ垂直に内方へ延びる段部(12)が設
    けられていることを特徴とする請求項第3項に記載の閉
    鎖キャップ。 5)第2の小室(8)と最小の直径を有する第3の小室
    (9)が円錐状の中間段部(13)を介して互いに接続
    されていることを特徴とする請求項第3項あるいは第4
    項に記載の閉鎖キャップ。 6)第1の小室(7)の内面(14)が、第2のキャッ
    プ部分(3)を案内して保持する案内及び保持面を形成
    することを特徴とする請求項第3項から第5項のいずれ
    か1項に記載の閉鎖キャップ。 7)第3の小室(9)の内面(15)も、第2のキャッ
    プ部分(3)を案内するガイド面を形成することを特徴
    とする請求項第3項から第6項のいずれか1項に記載の
    閉鎖キャップ。 8)接続部分(18)が前記端部領域(11)に接する
    第1の部分(6)と連結されており、かつ接続部分の外
    径が第1の部分(6)の外径より大きいことを特徴とす
    る請求項第1項から第7項のいずれか1項に記載の閉鎖
    キャップ。 9)接続部分(16)に開放した端面(17)が設けら
    れており、この端面に連続して内方へ向かって3つの第
    1ないし第3の小空間(18、19、20)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項第8項に記載の閉鎖キャ
    ップ。 10)端面(17)に直ぐに連続している第1の小空間
    (18)が中央の第2の小空間(19)よりも大きな内
    径を有し、かつ第1のキャップ部分(2)の長手方向軸
    線に対してほぼ垂直に配置された段部(21)を介して
    前記中央の小空間と接続されていることを特徴とする請
    求項第9項に記載の閉鎖キャップ。 11)第2の小空間(19)の内面(22)が透析器の
    フランジ(4)に対する案内面とシール手段とを形成す
    ることを特徴とする請求項第9項あるいは第10項に記
    載の閉鎖キャップ。 12)第3の小空間(20)に円錐台状の内面(23)
    が設けられており、この内面によって第2の小空間(1
    9)と第3の小室(9)との間に徐々に移行する移行通
    路が形成されることを特徴とする請求項第9項から第1
    1項のいずれか1項に記載の閉鎖キャップ。 13)小空間(18〜20)の内部に第2の部分(16
    )に対して同心状につぼ状の挿入部材(24)が固定さ
    れており、その外面(25)が小空間の内面と共に自由
    に流れを通過させる通路を形成し、その通路によって第
    2の部分(16)の開放端面(17)と第1の部分(6
    )の第3の小室(9)との間に流れの連通が行われるこ
    とを特徴とする請求項第8項から第12項のいずれか1
    項に記載の閉鎖キャップ。 14)挿入部材(24)に開放端面(26)が設けられ
    ており、この開放端面が好ましくは開放端面(17)と
    同一の平面に位置することを特徴とする請求項第13項
    に記載の閉鎖キャップ。 15)挿入部材(24)に好ましくは真円筒状の境界壁
    (27)が設けられており、この境界壁の開放端面(2
    6)と反対の側が閉鎖壁(28)と結合されていること
    を特徴とする請求項第13項あるいは第14項に記載の
    閉鎖キャップ。 16)閉鎖壁(26)は第3の小室(9)を向いた外面
    (29)を有することを特徴とする請求項第15項に記
    載の閉鎖キャップ。 17)第2のキャップ部分(3)がつぼ状に形成され、
    かつ長手方向軸線のまわりに延びる壁(30)を有し、
    この壁によって内部空間(31)が形成されることを特
    徴とする請求項第1項から第16項のいずれか1項に記
    載の閉鎖キャップ。 18)内部空間(31)の一方の端面(32)が開放さ
    れており、反対側の端面は長手方向軸線に対してほぼ垂
    直に配置された閉鎖壁(33)によって閉鎖されている
    ことを特徴とする請求項第17項に記載の閉鎖キャップ
    。 19)壁(30)に少なくとも1つの接続開口部(34
    あるいは35)が形成されており、この接続開口部によ
    って内部空間(31)が外壁面(36)と接続されるこ
    とを特徴とする請求項第17項あるいは第18項に記載
    の閉鎖キャップ。 20)外壁面(36)上に外方に向いた案内及び保持手
    段(37)が配置されていることを特徴とする請求項第
    17項から19項のいずれか1項に記載の閉鎖キャップ
    。 21)案内及び保持装置(37)は、外壁面(36)に
    対して距離をおいて配置された弾性変形可能なガイドリ
    ング(38)と、このガイドリングから外方へ向かうス
    トッパリング(39)とを有することを特徴とする請求
    項第20項に記載の閉鎖キャップ。 22)ガイドリング(38)はカラー(40)を介して
    壁(30)と結合されていることを特徴とする請求項第
    21項に記載の閉鎖キャップ。 23)第3の小空間(20)が第2の小空間(19)と
    第4の小空間(41)をつなぐ移行通路を形成し、前記
    第4の小空間(41)は中央の連通開口部(42)を介
    して第3の小室(9)と連通されていることを特徴とす
    る請求項第1項から第10項のいずれか1項に記載の閉
    鎖キャップ。 24)連通開口部(42)が、長手方向軸線に対して内
    方へ突出した取囲みストッパ壁(43)によって形成さ
    れていることを特徴とする請求項第23項に記載の閉鎖
    キャップ。 25)ストッパ壁(43)は第3の小室(9)に向けら
    れたシール面(44)を有することを特徴とする請求項
    第24項に記載の閉鎖キャップ。 26)第1のキャップ部分(2)に係止手段(45)が
    設けられており、この係止手段が第2のキャップ部分(
    2)を取り付けた状態においては透析器のフランジ(4
    )に設けられた相補形状の係止手段(46)と協働する
    ことを特徴とする請求項第1項から第25項のいずれか
    1項に記載の閉鎖キャップ。 27)協働する係止手段(45、46)がスナップ結合
    、係合結合、ねじ結合あるいはバヨネット結合として形
    成されていることを特徴とする請求項第26項に記載の
    閉鎖キャップ。 28)係止手段(45、46)が完全な封鎖装置として
    形成されていることを特徴とする請求項第26項あるい
    は第27項に記載の閉鎖キャップ。 29)透析器のフランジ(4)に設けられた係止手段(
    46)が、意図的に規定された破断点を有する突起とし
    て形成されていることを特徴とする請求項第28項に記
    載の閉鎖キャップ。 30)第1のキャップ部分(2)に弾性的なシール装置
    (60)が設けられていることを特徴とする請求項第1
    項あるいは第2項に記載の閉鎖キャップ。 31)弾性的なシール装置がOリング(60)として形
    成されており、このOリングがリング状にぐるりと形成
    された内側のシール溝(59)内に配置されており、か
    つ取付け状態においては透析器のフランジ(4)の透析
    器カラー(53)と協働してシール効果を発生すること
    を特徴とする請求項第30項に記載の閉鎖キャップ。 32)収容室(5)内に円筒状の突出部(55)が設け
    られており、この突出部に内側の通過開口部(56)が
    形成され、この通過開口部がキャップ部分(3)の開放
    位置において収容室(5)と接続されて流れを連通させ
    ることを特徴とする請求項第30項あるいは第31項に
    記載の閉鎖キャップ。 33)突出部(55)にリング状のシール面(62)が
    設けられており、このシール面が第2のキャップ部分(
    3)の閉鎖位置において同キャップ部分の相補形状に形
    成されたリング状のシール面 (63)と協働することを特徴とする請求項第32項に
    記載の閉鎖キャップ。 34)第2のキャップ部分(3)に好ましくは4つの9
    0°の角度で配置された羽根(64〜67)が設けられ
    、これらの羽根がキャップ部分(3)の外壁(30)上
    の周面側に配置されていることを特徴とする請求項第3
    0項から第33項のいずれか1項に記載の閉鎖キャップ
    。 35)羽根(64〜67)に、羽根(64〜67)の外
    方端縁から径方向外側へ突出する突出部(68、69)
    が設けられていることを特徴とする請求項第34項に記
    載の閉鎖キャップ。 36)血液側の閉鎖キャップ(1)に、収容室(52)
    内に配置され透析器のフランジ(4)の雌ねじ(51)
    と協働する雄ねじ(50)が設けられていることを特徴
    とする請求項第30項から第35項のいずれか1項に記
    載の閉鎖キャップ。 37)透析器側の閉鎖キャップ(1)に、透析器側の透
    析器のフランジに設けられた雄ねじと協働する雌ねじ(
    74)が設けられていることを特徴とする請求項第30
    項から第36項のいずれか1項に記載の閉鎖キャップ。 38)透析器のフランジ(4)を有し、このフランジに
    第1のキャップ部分(2)と開放位置と閉鎖位置の間を
    移動可能な第2のキャップ部分 (3)とを有する閉鎖キャップ(1)が取り付けられて
    いる透析器において、閉鎖キャップ(1)が請求項第1
    項から第37項に示す特徴の少くとも1つを有すること
    を特徴とする透析器。
JP1194407A 1988-07-28 1989-07-28 透析器の閉鎖キャップ並びにそれを備えた透析器 Expired - Lifetime JPH0622658B2 (ja)

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