JPH0214823Y2 - - Google Patents

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JPH0214823Y2
JPH0214823Y2 JP13470786U JP13470786U JPH0214823Y2 JP H0214823 Y2 JPH0214823 Y2 JP H0214823Y2 JP 13470786 U JP13470786 U JP 13470786U JP 13470786 U JP13470786 U JP 13470786U JP H0214823 Y2 JPH0214823 Y2 JP H0214823Y2
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flask
casting
filling
vibrator
filling material
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は機械部品等の鋳物を製造する鋳造装
置に関するものである。
従来の技術 この考案の考案者はさきに新規な鋳造装置を考
案し、開示した。(実願昭61−49276号)、この考
案は上記の、開示した考案の装置を改良するもの
であるため、まず上記の、開示した装置について
述べると、同装置はほぼ第5図及び第6図に示す
ように形成された。同図においてaは鋳枠であ
り、その内部に鋳物砂等の充填物bが充填されて
いる。cは発泡スチロール等により形成された消
失模型、dは湯道、eは湯口を示す。そしてfは
側壁gに抜気口hを有する抜気体、iは着火装置
である。
溶融金属は湯口eから供給され、湯道dを経て
模型cに至り、同模型cを気化させる。気化した
ガスは充填物bの隙間を通り、前記抜気口hから
抜気体fに入り、その中を上昇して上部に出、着
火装置iにより着火されて燃焼する。一方前記溶
融金属は模型cの消失後の空間に入り、鋳造がな
される。そして前記鋳枠aは、第6図に示すよう
に多数が連続して、コロ等の移動装置jにより、
又油圧等により作動するピストンロツドk等によ
り、一例として矢印Ak方向に移動させられる。
この移動は多数の鋳枠aが無端状に連接して行わ
れ、その間に模型cのセツト、充填物bの投入、
充填、溶融金属の注湯、抜気、着火、製品及び充
填物bの取り出しが連続的に行われるようになつ
ている。この装置は自動化した鋳造装置を提供で
きるようになつている。
考案が解決しようとする問題点 しかし上記の、開示した装置は次のような問題
点を有している。それは、第6図に示すように、
鋳枠aを、平面ほぼ方形に形成したことにより起
る。平面ほぼ方形に形成することは、連続して移
動するために及びその他に必要な形状であるが、
前記充填物bの充填の際、第7図に示すように、
充填物を投入した鋳枠aを、加振機l上に載せ、
加振機lを作動して鋳枠aを上下動させ、鋳枠a
内の充填物bの密度を高める操作を行う。この場
合第8図に示すmの場所には、充填物bは良好
に、密度高く充填されるが、n,o等の場所にお
いては、同一時間によつては不充分な密度しか得
られないのである。
この考案はこのような問題を解決するためにな
されたもので、その目的は、平面ほぼ方形に形成
され、内部に鋳型及び充填物を収容した鋳枠を、
加振機と組合せた鋳造装置において、前記加振機
により、比較的短時間に、前記充填物が全体的に
ほぼ均等に、密度高く充填できる鋳造装置を提供
することである。
問題点を解決するための手段 この考案を、実施例を示す図面について述べる
と、第1図〜第4図において、平面ほぼ方形に形
成された鋳枠1;該鋳枠1の内側に四隅2にそれ
ぞれ設けられた、該四隅2をそれぞれ斜に遮る斜
壁3;前記鋳枠1内に収容された充填物4;該充
填物4の内側に形成された鋳型5;前記鋳枠1に
組合せて設けられた加振機6から成ることを特徴
とする鋳造装置である。
作 用 第1図及び第2図において、加振機6を作用さ
せると、鋳枠1は振動し、それにより充填物4も
振動する。この場合充填物4は振動と共に重力の
作用を受け、充填物相互間の空隙を理め、その結
果矢印A4方向、即ち中心から外向きの力が働
き、その力は鋳枠1の内面8に直角に働くものと
斜壁3にほぼ直角に働くものが生じるが、いづれ
もほぼ直角に働く結果力が分散されずに効果的に
作用し、各部の充填物4を比較的短時間に、密度
高く充填する。
実施例 第1図及び第2図において、9は筒状の抜気
体、10は抜気口、11はコロ等の移動装置を示
す。又12は湯道、13は湯口である。
そして鋳型5には一例としてポリエチレン等の
発泡体により形成された消失性模型が収容されて
いるが、これは一例で、これに限るものでなく、
空間状に形成された鋳型であつても差支えはな
い。又斜壁3は第1図に示すように形成され、溶
接されて設けられたが、これは又、第3図、第4
図に示すように、適宜変形して形成されてもよ
い。加振機6は一例として鋳枠1を上下動させる
形式のものを用いた。
又、着火装置、及び移動用の油圧シリンダ等は
図示を省略されている。
加振機6による加振は上下方向に行われ、その
結果充填物4に加えられる力は第1図に示すよう
に中心から外方にほぼ波紋のように及ぼされる
が、第1図、第3図、第4図に示すものにおいて
はいづれも、鋳枠1の内面8及び斜壁3に対しほ
ぼ直角状に力が作用するため、力の分散がなされ
ず、充填物4を充分密に充填する。なお充填物は
一例として鋳物砂である。
なお、この考案の鋳枠1の鋳造作用については
ほぼ前記の、さきに開示した装置と殆んど変らな
いが、消失模型が気化した際、そのガスは抜気体
9中を上昇することになるが、斜壁3が存在する
ため、前記従来の鋳枠よりも、ガス体の排出が早
められよう。
考案の効果 この考案は前記のように構成され、平面ほぼ方
形に形成された鋳枠1の内側の四隅に、該四隅を
それぞれ斜に遮る斜壁3を設けたことにより、加
振機6による振動の力は、鋳枠1内面8、又は各
斜壁3に対し、それぞれほぼ直角方向から作用す
るようになるから、力の分散が少く、従つて充填
物4を、比較的短時間に、全体的にほぼ均等に、
密度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図於び第2図はこの考案の実施例を示し、
第1図は鋳造装置の、鋳枠の平面図、第2図は鋳
造装置の概略を示す断面図、第3図はこの考案の
第2の実施例を示す第1図に相当する図、第4図
は同じく第3の実施例を示し、第1図に相当する
図、第5図〜第8図はこの考案の考案者がさきに
開示した同種装置を示し、第5図は鋳造装置の一
部の断面図、第6図は同装置の一部の斜視図、第
7図は同装置の作用説明図、第8図は第7図の装
置の平面図である。 1……鋳枠、2……四隅、3……斜壁、4……
充填物、5……鋳型、6……加振機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面ほぼ方形に形成された鋳枠1;該鋳枠1の
    内側の四隅2にそれぞれ設けられた、該四隅をそ
    れぞれ斜に遮る斜壁3;前記鋳枠1内に収容され
    た充填物4;該充填物4の内側に形成された鋳型
    5;前記鋳枠1に組合せて設けられた加振機6か
    ら成ることを特徴とする鋳造装置。
JP13470786U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH0214823Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13470786U JPH0214823Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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JP13470786U JPH0214823Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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Publication Number Publication Date
JPS6341339U JPS6341339U (ja) 1988-03-18
JPH0214823Y2 true JPH0214823Y2 (ja) 1990-04-23

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JP13470786U Expired JPH0214823Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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