JPH02147489A - 自転車用変速操作装置 - Google Patents
自転車用変速操作装置Info
- Publication number
- JPH02147489A JPH02147489A JP30342688A JP30342688A JPH02147489A JP H02147489 A JPH02147489 A JP H02147489A JP 30342688 A JP30342688 A JP 30342688A JP 30342688 A JP30342688 A JP 30342688A JP H02147489 A JPH02147489 A JP H02147489A
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- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自転車用変速操作装置、詳しくは、変速レバー
と復帰操作体とを備え、前記変速レバーの操作で往動側
に変速でき、又、前記復帰操作体の操作で復動側に変速
できるようにした自転iL用変速操作装置に関する。
と復帰操作体とを備え、前記変速レバーの操作で往動側
に変速でき、又、前記復帰操作体の操作で復動側に変速
できるようにした自転iL用変速操作装置に関する。
(従来の技術)
従来、此種変速操作装置として、特開昭61−2228
89号公報に見られるように、レバー軸をもった固定部
材の前記レバー軸に、リターンばねの力でワイヤ巻戻し
方向に復帰回転する円板状のワイヤ巻取体と、この巻取
体をワイヤ巻取方向に回動させる変速レバーとを回転可
能に支持し、この変速レバーと「)η記固定部材との間
に、前記変速レバーを変速操作機原位置に復帰させるレ
バーばねを介装する一方、11q記巻取体の回転中心線
方向一端面に、変速段位に相当する複数個の係合部を周
方向に所定間隔を置いて凹設し、又、回転中心線方向他
端面に、複数個の規制歯を前記各係合部間のピッチに対
し1ピツチ未溝の範囲内で前記巻取体の回動方向に変位
させて凹設すると共に、前記巻取体に対し半径方向外方
側に、前記巻取体の回転中心線方向両端面と対向する対
向片をもち、これら対向片のうち一方の対向片に、前記
係合部の一つと係合して巻取体の回動位置を段階的に位
置決めする係合体を設け、又、他方の対向片に、前記規
制歯の一つと保合可能な制御部を設けたコ字形復帰操作
体を、前記巻取体の回転中心線方向に移動可能に設け、
前記変速レバーの一方向への回転操作で前記巻取体を回
動さゼて往動側に変速し、巻取体の回動位置を前記係合
体の係合部との保合により維持し、前記変速レバーの操
作解除で変速レバーを原位置に復帰させ、又、前記復+
a操作体の抑圧操作で、前記制御部を規制歯と係合する
方向に移動させると同時に、係合体を、係合部との係合
が離脱する方向に移動させて、前記も成体をリターンば
ねの力で前記係合部間のピッチに対し1ピツチ未溝の範
囲内で復帰させ、前記復帰操作体の操作解除で、係合体
を係合部と係合する方向に移動させると同時に、制御部
を、規制歯との係合が離脱する方向に移動させて前記巻
取体をリターンばねの力で前記1ピツチの残りピノ子分
だけ復帰させて、復動側に一段変速できるようにしたも
のが知られている。
89号公報に見られるように、レバー軸をもった固定部
材の前記レバー軸に、リターンばねの力でワイヤ巻戻し
方向に復帰回転する円板状のワイヤ巻取体と、この巻取
体をワイヤ巻取方向に回動させる変速レバーとを回転可
能に支持し、この変速レバーと「)η記固定部材との間
に、前記変速レバーを変速操作機原位置に復帰させるレ
バーばねを介装する一方、11q記巻取体の回転中心線
方向一端面に、変速段位に相当する複数個の係合部を周
方向に所定間隔を置いて凹設し、又、回転中心線方向他
端面に、複数個の規制歯を前記各係合部間のピッチに対
し1ピツチ未溝の範囲内で前記巻取体の回動方向に変位
させて凹設すると共に、前記巻取体に対し半径方向外方
側に、前記巻取体の回転中心線方向両端面と対向する対
向片をもち、これら対向片のうち一方の対向片に、前記
係合部の一つと係合して巻取体の回動位置を段階的に位
置決めする係合体を設け、又、他方の対向片に、前記規
制歯の一つと保合可能な制御部を設けたコ字形復帰操作
体を、前記巻取体の回転中心線方向に移動可能に設け、
前記変速レバーの一方向への回転操作で前記巻取体を回
動さゼて往動側に変速し、巻取体の回動位置を前記係合
体の係合部との保合により維持し、前記変速レバーの操
作解除で変速レバーを原位置に復帰させ、又、前記復+
a操作体の抑圧操作で、前記制御部を規制歯と係合する
方向に移動させると同時に、係合体を、係合部との係合
が離脱する方向に移動させて、前記も成体をリターンば
ねの力で前記係合部間のピッチに対し1ピツチ未溝の範
囲内で復帰させ、前記復帰操作体の操作解除で、係合体
を係合部と係合する方向に移動させると同時に、制御部
を、規制歯との係合が離脱する方向に移動させて前記巻
取体をリターンばねの力で前記1ピツチの残りピノ子分
だけ復帰させて、復動側に一段変速できるようにしたも
のが知られている。
(発明が解決しようとする課H)
所が、この従来の装置は、係合部と規制歯とのうち、係
合部が巻取体の回転中心線方向一端面に設けられ、又、
規制歯が巻取体の回転中心線方向他端面に設けられてい
ると共に、これら係合部と規制歯とに係合する係合体と
制御部とが、前記巻取体の回転中心線方向に対向してい
て巻取体の回転中心線方向に移動可能とした復帰操作体
の抑圧操作及び操作解除で前記係合体及び制御部が同時
に同一方向に移動して前記巻取体を一つの変速段位ごと
に復帰させるようにしたものであるから、前記係合部、
係合体、規制歯及び規制部などの寸法誤差の影響が非常
に大きくて、このXi法誤差により、制御部が規制歯と
係合可能な位置に移動していないうちに1〕q記係配係
の係合部との係合が離脱して、巻取体が複数の変速段位
−挙に復帰したり、或は制御部が規制歯と完全に係合し
得る位置に移動しても係合体の係合部との保合が離脱し
なくて、巻取体を復帰させることができなくなったりす
る問題があった。
合部が巻取体の回転中心線方向一端面に設けられ、又、
規制歯が巻取体の回転中心線方向他端面に設けられてい
ると共に、これら係合部と規制歯とに係合する係合体と
制御部とが、前記巻取体の回転中心線方向に対向してい
て巻取体の回転中心線方向に移動可能とした復帰操作体
の抑圧操作及び操作解除で前記係合体及び制御部が同時
に同一方向に移動して前記巻取体を一つの変速段位ごと
に復帰させるようにしたものであるから、前記係合部、
係合体、規制歯及び規制部などの寸法誤差の影響が非常
に大きくて、このXi法誤差により、制御部が規制歯と
係合可能な位置に移動していないうちに1〕q記係配係
の係合部との係合が離脱して、巻取体が複数の変速段位
−挙に復帰したり、或は制御部が規制歯と完全に係合し
得る位置に移動しても係合体の係合部との保合が離脱し
なくて、巻取体を復帰させることができなくなったりす
る問題があった。
本発明は以りの問題点に鑑み発明したもので、目的は、
変速レバーを常に反位1ダに復帰できて、この反位fl
’7からの操作で往動側への変速ができると共に、復帰
操作体の操作で復動側への変速ができながら、多少の寸
法誤差があっても、巻取体を一つの変速段位ごとに確実
に復帰させることができるようにするものである。
変速レバーを常に反位1ダに復帰できて、この反位fl
’7からの操作で往動側への変速ができると共に、復帰
操作体の操作で復動側への変速ができながら、多少の寸
法誤差があっても、巻取体を一つの変速段位ごとに確実
に復帰させることができるようにするものである。
(課題を解決するための手段)
しかして1本発明は、レバー軸(11)をもった固定部
材(1)と、ばねの力でワイヤ巻戻し方向にuJ帰回転
するワイヤ巻取体(2)と、複数個の係合部(31)を
もつ位置決め体(32)と1】;1配係合部(31)の
−っに係合する係合体(33)とから成り、前記巻取体
(2)の回動位置を段階的に位置決めして、その位置を
保持する位置保持機構(3)と、原位置から前記巻取体
(2)た同方向に回転可能で、この巻取体(2)をワイ
ヤ巻取方向に回動させる変速レバー(5)と、この変速
レバー(5)を変速操作後原位置に復帰させる復帰手段
とを備え、前記位置保持機構(3)の位置決め体(32
)と係合体(33)とを前記レバー軸(11)の軸方向
に対向させて、これら位置決め体(32)と係合体(3
3)との−刃側部材を回転不能とし、他方側部材を前記
巻取体(2)の回転に従動するごとく成し、かつ前記位
置決め体(32)と係合体(33)との−刃側部材を軸
方向に移動可能とする一方、前記係合部(31)と係合
体(33)との一方を、前記レバー軸(11)の軸心と
直交する平面に設けて、この平面−Lに、複数個の規制
歯(6)を前記各係合部(31)間のピッチに対し1ピ
ッチ未満の範囲内で前記巻取体の回動方向に変位させて
設けると共に、前記規制歯(6)と係合可能な制御部(
71)をもち、前記前記軸方向に移動可能とした一方側
部材を他方側部材に対し移動させて前記係合体(33)
の係合部(31)との保合を解除し、前記巻取体(2)
を一つの変速段位ごとにワイヤ巻戻し方向に復帰させる
復帰操作体(7)を、前記レバー軸(11)の軸心と同
方向に移動可能に設けたものである。
材(1)と、ばねの力でワイヤ巻戻し方向にuJ帰回転
するワイヤ巻取体(2)と、複数個の係合部(31)を
もつ位置決め体(32)と1】;1配係合部(31)の
−っに係合する係合体(33)とから成り、前記巻取体
(2)の回動位置を段階的に位置決めして、その位置を
保持する位置保持機構(3)と、原位置から前記巻取体
(2)た同方向に回転可能で、この巻取体(2)をワイ
ヤ巻取方向に回動させる変速レバー(5)と、この変速
レバー(5)を変速操作後原位置に復帰させる復帰手段
とを備え、前記位置保持機構(3)の位置決め体(32
)と係合体(33)とを前記レバー軸(11)の軸方向
に対向させて、これら位置決め体(32)と係合体(3
3)との−刃側部材を回転不能とし、他方側部材を前記
巻取体(2)の回転に従動するごとく成し、かつ前記位
置決め体(32)と係合体(33)との−刃側部材を軸
方向に移動可能とする一方、前記係合部(31)と係合
体(33)との一方を、前記レバー軸(11)の軸心と
直交する平面に設けて、この平面−Lに、複数個の規制
歯(6)を前記各係合部(31)間のピッチに対し1ピ
ッチ未満の範囲内で前記巻取体の回動方向に変位させて
設けると共に、前記規制歯(6)と係合可能な制御部(
71)をもち、前記前記軸方向に移動可能とした一方側
部材を他方側部材に対し移動させて前記係合体(33)
の係合部(31)との保合を解除し、前記巻取体(2)
を一つの変速段位ごとにワイヤ巻戻し方向に復帰させる
復帰操作体(7)を、前記レバー軸(11)の軸心と同
方向に移動可能に設けたものである。
(作用)
変速レバー(5)を回動操作することにより往動側に変
速できるのであって、この変速レバーの操作後、その操
作を開放することによりln記変速レバー(5)を復帰
手段により常に原位置に復帰させることができるのであ
る。又、復帰操作体(7)を操作することにより、往動
側への変速を行うことができるのである。又、係合部(
31)と係合体(33)との一方と規Vl歯(6)とは
、同じ側の平面に設けて復帰操作体(7)の操作で制御
部(71)を規制歯(6)と完全に係合する位置に移動
させてこの制御部(71)を介して位置決め体(32)
と係合体(33)との一方を他方に対し移動させて係合
体(33)の係合部(31)との係合を離脱できるので
ある。
速できるのであって、この変速レバーの操作後、その操
作を開放することによりln記変速レバー(5)を復帰
手段により常に原位置に復帰させることができるのであ
る。又、復帰操作体(7)を操作することにより、往動
側への変速を行うことができるのである。又、係合部(
31)と係合体(33)との一方と規Vl歯(6)とは
、同じ側の平面に設けて復帰操作体(7)の操作で制御
部(71)を規制歯(6)と完全に係合する位置に移動
させてこの制御部(71)を介して位置決め体(32)
と係合体(33)との一方を他方に対し移動させて係合
体(33)の係合部(31)との係合を離脱できるので
ある。
(実施例)
第1〜第11図に示した実施例では、レバー軸(11)
をもった固定部材(1)の前記レバー軸(11)に、操
作ワイヤの一端を係止するワイヤ係止R(21)をもち
、リターンばね(20)の力でワイヤ巻戻し方向に復帰
回転する略円筒状のワイヤ巻取体(2)を回動自由に支
持し、この巻取体(2)の回動位置を段階的に位置決め
する複数個の係合部(31)をもつ位置決め体(32)
と、前記係合部(31)の一つに係合して前記巻取体(
2)の回動位置を保持する係合体(33)をもつ保持体
(34)とを備えた位置保持機構(3)を設けると共に
、前記レバー軸(11)に、前記巻取体(2)に対し前
記固定部材(1)を把持した位置から操作可能な操作開
始位置(以ド原位置という)から前記巻取体(2)と同
方向に回転可能で、この巻取体(2)を伝動体(4)を
介してワイヤ巻取方向に回動させる変速レバー(5)を
支持し、この変速レバー(5)と当接して該変速レバー
を前記原位置に停止させる位置設定部(12)を前記固
定部材(1)に設け、前記変速レバー(5)と前記レバ
ー軸(11)との間に、前記変速レバー(5)を変速操
作後原位置に復帰させるレバーばね(50)を介装して
、前記固定■く材(1)を把持する手の親指で前記変速
レバー(5)を常時nii記原位置から回動操作でき、
この回動操作で多段変速が行えるようにすると共に、前
記位置保持機構(3)の位置決め体(32)と係合体(
33)とを前記レバー軸(11)の軸方向に対向させて
、前記位置決め体(32)を前記レバー軸(11)に回
転不能に支持し、又、前記係合体(33)をもつ保ty
体(34)を前記巻取体(2)に軸方向移動のみ自由に
支持して該巻取体の回転に従動させるごとく成す一方、
前記保持体(34)の係合体(33)側で、かつ前記レ
バー軸(11)の軸心と直交する平面(35)七に、複
数個の規制歯(6)を前記各係合部(31)間のピッチ
に対し1ピツチ未溝の範囲内で前記巻取体(2)の回動
方向に変位させて設けると共に、前記規制tjiI(6
)と係合可能な制gj部(71)をもち、前記軸方向に
移動可能とした係合体(33)を位置決め体(32)に
対し移動させて前記係合体(33)の係合i (31’
lとの係合を解除し、前記巻取体(2)を一つの変速段
位ごとにワイヤ巻戻し方向に復帰させる復帰操作体(7
)を、前記レバー軸(11)の軸心と同方向に移動可能
に設けたのである。
をもった固定部材(1)の前記レバー軸(11)に、操
作ワイヤの一端を係止するワイヤ係止R(21)をもち
、リターンばね(20)の力でワイヤ巻戻し方向に復帰
回転する略円筒状のワイヤ巻取体(2)を回動自由に支
持し、この巻取体(2)の回動位置を段階的に位置決め
する複数個の係合部(31)をもつ位置決め体(32)
と、前記係合部(31)の一つに係合して前記巻取体(
2)の回動位置を保持する係合体(33)をもつ保持体
(34)とを備えた位置保持機構(3)を設けると共に
、前記レバー軸(11)に、前記巻取体(2)に対し前
記固定部材(1)を把持した位置から操作可能な操作開
始位置(以ド原位置という)から前記巻取体(2)と同
方向に回転可能で、この巻取体(2)を伝動体(4)を
介してワイヤ巻取方向に回動させる変速レバー(5)を
支持し、この変速レバー(5)と当接して該変速レバー
を前記原位置に停止させる位置設定部(12)を前記固
定部材(1)に設け、前記変速レバー(5)と前記レバ
ー軸(11)との間に、前記変速レバー(5)を変速操
作後原位置に復帰させるレバーばね(50)を介装して
、前記固定■く材(1)を把持する手の親指で前記変速
レバー(5)を常時nii記原位置から回動操作でき、
この回動操作で多段変速が行えるようにすると共に、前
記位置保持機構(3)の位置決め体(32)と係合体(
33)とを前記レバー軸(11)の軸方向に対向させて
、前記位置決め体(32)を前記レバー軸(11)に回
転不能に支持し、又、前記係合体(33)をもつ保ty
体(34)を前記巻取体(2)に軸方向移動のみ自由に
支持して該巻取体の回転に従動させるごとく成す一方、
前記保持体(34)の係合体(33)側で、かつ前記レ
バー軸(11)の軸心と直交する平面(35)七に、複
数個の規制歯(6)を前記各係合部(31)間のピッチ
に対し1ピツチ未溝の範囲内で前記巻取体(2)の回動
方向に変位させて設けると共に、前記規制tjiI(6
)と係合可能な制gj部(71)をもち、前記軸方向に
移動可能とした係合体(33)を位置決め体(32)に
対し移動させて前記係合体(33)の係合i (31’
lとの係合を解除し、前記巻取体(2)を一つの変速段
位ごとにワイヤ巻戻し方向に復帰させる復帰操作体(7
)を、前記レバー軸(11)の軸心と同方向に移動可能
に設けたのである。
以上の構成において、ロコ記固定部材(1)は、外形を
握り易いグリップ形状とした箱形に形成して、ドロップ
ハンドルなどの杆状部材にバンド部材などの固定手段を
介して固定するのであって、図面では前記ドロップハン
ドルの曲杆部に固定したとき内側となる内側壁の中間部
を外方に開放し、外側壁の中間部に、前記レバー軸(1
1)を、前記内側壁の開放部に向けて突設している。
握り易いグリップ形状とした箱形に形成して、ドロップ
ハンドルなどの杆状部材にバンド部材などの固定手段を
介して固定するのであって、図面では前記ドロップハン
ドルの曲杆部に固定したとき内側となる内側壁の中間部
を外方に開放し、外側壁の中間部に、前記レバー軸(1
1)を、前記内側壁の開放部に向けて突設している。
又、11り壁には、前記変速レバー(5)を案内するガ
イド孔(13)を設けて、このガイド孔(13)の一端
を、前記変速レバー(5)を前記反位II+7に停止さ
せる位i!7設定部(12)とl、ている。
イド孔(13)を設けて、このガイド孔(13)の一端
を、前記変速レバー(5)を前記反位II+7に停止さ
せる位i!7設定部(12)とl、ている。
又、前記レバー軸(11)は、その基端側に前記変速レ
バー(5)を、中間部に前記巻取体(2)をそれぞれ回
転自由に支持すると共に、先端側に非円形の嵌合ff1
s (11a )とねじ部(11b)とを設けて、前記
嵌合部(lla)に、rm記係合部(31)をもった円
板状の位置決め体(:32)を軸方向移動のみ自由に支
持し、又、前記ねじ部(11b)に、前記位置決め体(
32)の移動量を規制する鍔付きナツト体(14)を螺
合15ている。
バー(5)を、中間部に前記巻取体(2)をそれぞれ回
転自由に支持すると共に、先端側に非円形の嵌合ff1
s (11a )とねじ部(11b)とを設けて、前記
嵌合部(lla)に、rm記係合部(31)をもった円
板状の位置決め体(:32)を軸方向移動のみ自由に支
持し、又、前記ねじ部(11b)に、前記位置決め体(
32)の移動量を規制する鍔付きナツト体(14)を螺
合15ている。
又、前記巻取体(2)は、−側部にワイヤ係止ms (
21)をもった円筒状に形成して、その軸方向基端部外
周に、前記変速レバー(5)の往動操作時前記伝動体(
4)と係合して前記変速レバー(5)の操作力を伝達す
る複数個の送り歯(22)を設け、又、先端部内側に、
係合体(33)をもった円板状の前記保持体(34)を
軸方向に移動可能で、かつ相対回転不能に内装して、前
記係合体(33)を前記係合部(31)の一つと係合さ
せている。又、巻取体(2)の中間部外周には、前記ワ
イヤ係止部(21)と連続するワイヤ案内溝(23)を
周方向に向かって凹設している。
21)をもった円筒状に形成して、その軸方向基端部外
周に、前記変速レバー(5)の往動操作時前記伝動体(
4)と係合して前記変速レバー(5)の操作力を伝達す
る複数個の送り歯(22)を設け、又、先端部内側に、
係合体(33)をもった円板状の前記保持体(34)を
軸方向に移動可能で、かつ相対回転不能に内装して、前
記係合体(33)を前記係合部(31)の一つと係合さ
せている。又、巻取体(2)の中間部外周には、前記ワ
イヤ係止部(21)と連続するワイヤ案内溝(23)を
周方向に向かって凹設している。
又、前記変速レバー(5)は、第7,8図に示す如く前
記レバー軸(11)に嵌合する軸孔と、原位置で前記位
置設定部(12)と当接する当接部とをもった基部(5
1)と、該基部(51)の一端から直角状に屈曲する立
上り部を介して前記基部と反対方向に延びる操作部(5
2)とから成り、前記基部(51)の前記操作部側端部
に、前記レバー軸(11)と平行な枢支軸(53)を立
設して、この枢支軸(53)に、爪形状の前記伝動体(
4)を枢支して、この伝動体(4)と前記変速レバー(
5)との間に、前記伝動体(4)を一方向に付勢する付
勢ばね(40)を設けている。
記レバー軸(11)に嵌合する軸孔と、原位置で前記位
置設定部(12)と当接する当接部とをもった基部(5
1)と、該基部(51)の一端から直角状に屈曲する立
上り部を介して前記基部と反対方向に延びる操作部(5
2)とから成り、前記基部(51)の前記操作部側端部
に、前記レバー軸(11)と平行な枢支軸(53)を立
設して、この枢支軸(53)に、爪形状の前記伝動体(
4)を枢支して、この伝動体(4)と前記変速レバー(
5)との間に、前記伝動体(4)を一方向に付勢する付
勢ばね(40)を設けている。
又、前記位置保持機構(3)の位置決め体(32)は、
前記嵌合部(11,a )に回転不能に嵌合する嵌合孔
をもった円板状を呈し、その一端側平面に、前記係合部
(31)を周方向に所定間隔を置いて2 lit凹設す
ると共に、外周部に、一対のガイド孔(32a)と一対
の貫通孔(32b)とを90°の位相差で設けている。
前記嵌合部(11,a )に回転不能に嵌合する嵌合孔
をもった円板状を呈し、その一端側平面に、前記係合部
(31)を周方向に所定間隔を置いて2 lit凹設す
ると共に、外周部に、一対のガイド孔(32a)と一対
の貫通孔(32b)とを90°の位相差で設けている。
又、前記係合体(33)は、保持体(34)の一端側平
面(35)に突設し、又、規制歯(6)は前記平面(3
5)に凹設するのであって、図面では、何れも対向する
位置に2組み設けている。又、前記保持体(34)と前
記レバー軸(11)に嵌合するブツシュ(15)との間
に、前記保持体(34)を前記位置決め体(32)方向
に付勢する押圧ばね(36)を介装して、前記係合部(
31)と係合体(33)との保合抵抗が、前記リターン
ばね(20)の復元力よりも太き(なるようにしている
。
面(35)に突設し、又、規制歯(6)は前記平面(3
5)に凹設するのであって、図面では、何れも対向する
位置に2組み設けている。又、前記保持体(34)と前
記レバー軸(11)に嵌合するブツシュ(15)との間
に、前記保持体(34)を前記位置決め体(32)方向
に付勢する押圧ばね(36)を介装して、前記係合部(
31)と係合体(33)との保合抵抗が、前記リターン
ばね(20)の復元力よりも太き(なるようにしている
。
又、前記復帰操作体(7)は、前記ナツト体(14)に
所定量軸方向移動可能に支持するのであって、指当て部
(72a)と前記ナツト体(14)の鍔部(14a)と
対向する内向き鍔(72b)とをもったボディ(72)
と、円板部(73a)と該円板部の外周部一端面から軸
方向外方に突出して前記ガイド孔(32a)に挿通し、
かつ先端に前記制御部(71)を設けた一対の脚片(7
3b)をもつ脚部(73)とに分割して、前記円板部(
73a)と前記位置決め体(32)との間に、復帰操作
体を制御部(71)の規制歯(6)との保合が離脱する
方向に付勢する付勢ばね(74)を介装して前記内向き
鍔(72b)を前記鍔部(14a)と常時当接させ、こ
の当接により復帰操作体(7)を原位置に停止させるよ
うにしている。そして復帰操作体(7)の押圧操作によ
り、前記制御i?(71)を前記規制歯(6)に係合さ
せると共に、複類1操作体の押圧操作力を、制御部(7
1)及び規制歯(6)から保持体(34)に伝え、該保
持体(34)を前記位置決め体(32)に対し離反方向
に移動させて前記係合体(33)の係合部(31)との
係合を解除し、前記巻取体(2)を前記リターンばね(
20)の復元力でワイヤ巻き戻し方向に復帰させるよう
にしている。
所定量軸方向移動可能に支持するのであって、指当て部
(72a)と前記ナツト体(14)の鍔部(14a)と
対向する内向き鍔(72b)とをもったボディ(72)
と、円板部(73a)と該円板部の外周部一端面から軸
方向外方に突出して前記ガイド孔(32a)に挿通し、
かつ先端に前記制御部(71)を設けた一対の脚片(7
3b)をもつ脚部(73)とに分割して、前記円板部(
73a)と前記位置決め体(32)との間に、復帰操作
体を制御部(71)の規制歯(6)との保合が離脱する
方向に付勢する付勢ばね(74)を介装して前記内向き
鍔(72b)を前記鍔部(14a)と常時当接させ、こ
の当接により復帰操作体(7)を原位置に停止させるよ
うにしている。そして復帰操作体(7)の押圧操作によ
り、前記制御i?(71)を前記規制歯(6)に係合さ
せると共に、複類1操作体の押圧操作力を、制御部(7
1)及び規制歯(6)から保持体(34)に伝え、該保
持体(34)を前記位置決め体(32)に対し離反方向
に移動させて前記係合体(33)の係合部(31)との
係合を解除し、前記巻取体(2)を前記リターンばね(
20)の復元力でワイヤ巻き戻し方向に復帰させるよう
にしている。
尚、前記固定部材(1)の外側には可撓性の被覆体を套
嵌して把持し易いようにしている。
嵌して把持し易いようにしている。
本発明は以上の如く構成するもので、自転車の左右方向
に延びる直杆部の両端から自転i[の前後方向前方側に
向かって屈曲し、その先端が下向きにt!ti曲して前
記前後方向後方(Illにlh向する略C字形曲杆1m
(H,)を備えたドロップハンドル(H)の前記曲杆部
(H8)に固定する固定部材(1)に対し該固定部材(
1)を把持する手の親tF’+を内側に、又、この親指
を除く4木の指を外側にして、これらjll指と4本の
指とで前記固定部材(1)を把持してハンドル操作して
いるときに変速操作を行う場合、固定部材(1)に対し
内側にある親指を、固定部材(1)に対し前方側の原位
置にある変速レバー(5)の操作部に容易に接触させる
ことができ、そしてこの接触状憶で前記親指を下方に押
し動作することにより前記変速レバー(5)を前記原位
置から下方に向かって所定角度回動させて往動側に変速
できるのである。
に延びる直杆部の両端から自転i[の前後方向前方側に
向かって屈曲し、その先端が下向きにt!ti曲して前
記前後方向後方(Illにlh向する略C字形曲杆1m
(H,)を備えたドロップハンドル(H)の前記曲杆部
(H8)に固定する固定部材(1)に対し該固定部材(
1)を把持する手の親tF’+を内側に、又、この親指
を除く4木の指を外側にして、これらjll指と4本の
指とで前記固定部材(1)を把持してハンドル操作して
いるときに変速操作を行う場合、固定部材(1)に対し
内側にある親指を、固定部材(1)に対し前方側の原位
置にある変速レバー(5)の操作部に容易に接触させる
ことができ、そしてこの接触状憶で前記親指を下方に押
し動作することにより前記変速レバー(5)を前記原位
置から下方に向かって所定角度回動させて往動側に変速
できるのである。
しかして、第3図に示したものは、位置保持機構(3)
の係合体(33)と係合部(31)とを係合させて巻取
体(2)の回動位置を段階的に保持できるようにした中
速段位の状態であって、変速レバー(5)は、レバーば
ね(50)により付勢されて、原位置に停止している。
の係合体(33)と係合部(31)とを係合させて巻取
体(2)の回動位置を段階的に保持できるようにした中
速段位の状態であって、変速レバー(5)は、レバーば
ね(50)により付勢されて、原位置に停止している。
そして、前記固定部材(1)を把持する手の親指を変速
レバー(5)の操作部に接触させて、第3図の状態から
反時計方向に往動操作すると、伝動体(4)が巻取体(
2)の送り歯(22)の一つと係合して変速レバー(5
)の操作力が巻取体(2)に伝達され、この巻取体(2
)が反時計方向に往動して、操作ワイヤを牽引し、前記
変速レバー(5)の往動方向への回動が前記係合部(3
1)の1ピツチのストロークに達すると−・段変速でき
、又、2ピツチのストロークに達すると二段変速できる
のであって、低速段から三段変速までは前記親指の一回
の操作で一段毎に、又は、複数段を一挙に変速操作する
ことができるのである。又、四段以上の変速は、前記変
速レバー(5)を原位置に一1復帰させた後、改めて前
記変速レバー(5)を往動操作することにより−・段毎
に、又は、複数段を一挙に変速することができるのであ
る。そして所望の低速段位に変速した状態で前記係合体
(33)は所望の係合部(31)と係合し、巻取体(2
)の復動方向への回動が阻止され、低速側段位に変速し
た変速状態を確実に保持できるのである。そして、以上
の如く変速した後、前記変速レバー(5)の操作を解放
すると、該変速レバー(5)は、レバーばね(50)の
力で復動方向に復動し、位置設定部(12)と当接して
変速レバー(5)は原位置に復帰し7て停止し、次の操
作に備えるのである。
レバー(5)の操作部に接触させて、第3図の状態から
反時計方向に往動操作すると、伝動体(4)が巻取体(
2)の送り歯(22)の一つと係合して変速レバー(5
)の操作力が巻取体(2)に伝達され、この巻取体(2
)が反時計方向に往動して、操作ワイヤを牽引し、前記
変速レバー(5)の往動方向への回動が前記係合部(3
1)の1ピツチのストロークに達すると−・段変速でき
、又、2ピツチのストロークに達すると二段変速できる
のであって、低速段から三段変速までは前記親指の一回
の操作で一段毎に、又は、複数段を一挙に変速操作する
ことができるのである。又、四段以上の変速は、前記変
速レバー(5)を原位置に一1復帰させた後、改めて前
記変速レバー(5)を往動操作することにより−・段毎
に、又は、複数段を一挙に変速することができるのであ
る。そして所望の低速段位に変速した状態で前記係合体
(33)は所望の係合部(31)と係合し、巻取体(2
)の復動方向への回動が阻止され、低速側段位に変速し
た変速状態を確実に保持できるのである。そして、以上
の如く変速した後、前記変速レバー(5)の操作を解放
すると、該変速レバー(5)は、レバーばね(50)の
力で復動方向に復動し、位置設定部(12)と当接して
変速レバー(5)は原位置に復帰し7て停止し、次の操
作に備えるのである。
しかして、変速段位数が5〜6段である場合、前記変速
レバー(5)を親指の押し操作で2同往動操作すること
により無理なく高速から低速に変速することができるの
である。
レバー(5)を親指の押し操作で2同往動操作すること
により無理なく高速から低速に変速することができるの
である。
次に、低速側段位に変速した状態からm c、p高速側
段位に変速する也、―は、前記固定部材を把持する手の
親指を、原位置にある復帰操作体(7)の指当て部(7
2a)に接触させて、該復帰操作体(7)を抑圧操作す
るのであって、この操作により、復帰操作体(7)が付
勢ばね(74)に抗しで移動し、制御部(71)が規制
歯(6)の一つと係合して復帰操作体(7)の抑圧操作
力が保持体(34)に伝達されるのである。そしてこの
保持体(34)が押圧ばね(36)に抗して移動し、係
合体(32)の係合部(31)との保合が離脱し、前記
巻取体(2)は、リターンばね(20)の力で所定量復
動するのである。このとき前記規制歯(6)は、係合部
(31)の1ピツチ未満の範囲内で周t5向に変位して
いるため、この規制歯(6)と前記制御部(71)との
保合により、前記巻取体(2)のリタ・−ンばね(20
)にa5で(L! 1IIfaが規制され、該巻取体は
、前記係合部間のピッチに対し1ビ1チ未溝の範囲内で
復帰するのであって、前記復帰操作体(7)の操作解除
により、該操作体(7)が付勢ばね(74)の力で復動
して前記制rn部(71)の規制歯(6)との係合が離
脱すると共に、前記押圧ばね(36)の復帰力により前
記保持体(34)が復帰し、か−)巻取体(2)がリタ
ーンばね(20)の力で前記1ピツチの残りピッチ分だ
け復動して前記係合体(33)が−段^遠側の係合部(
31)と係合し、この係合により前記巻取体(2)のリ
ターンばね(20)による復動が阻止され、高速段位に
変速した変速状態を確実に保持できるのである。
段位に変速する也、―は、前記固定部材を把持する手の
親指を、原位置にある復帰操作体(7)の指当て部(7
2a)に接触させて、該復帰操作体(7)を抑圧操作す
るのであって、この操作により、復帰操作体(7)が付
勢ばね(74)に抗しで移動し、制御部(71)が規制
歯(6)の一つと係合して復帰操作体(7)の抑圧操作
力が保持体(34)に伝達されるのである。そしてこの
保持体(34)が押圧ばね(36)に抗して移動し、係
合体(32)の係合部(31)との保合が離脱し、前記
巻取体(2)は、リターンばね(20)の力で所定量復
動するのである。このとき前記規制歯(6)は、係合部
(31)の1ピツチ未満の範囲内で周t5向に変位して
いるため、この規制歯(6)と前記制御部(71)との
保合により、前記巻取体(2)のリタ・−ンばね(20
)にa5で(L! 1IIfaが規制され、該巻取体は
、前記係合部間のピッチに対し1ビ1チ未溝の範囲内で
復帰するのであって、前記復帰操作体(7)の操作解除
により、該操作体(7)が付勢ばね(74)の力で復動
して前記制rn部(71)の規制歯(6)との係合が離
脱すると共に、前記押圧ばね(36)の復帰力により前
記保持体(34)が復帰し、か−)巻取体(2)がリタ
ーンばね(20)の力で前記1ピツチの残りピッチ分だ
け復動して前記係合体(33)が−段^遠側の係合部(
31)と係合し、この係合により前記巻取体(2)のリ
ターンばね(20)による復動が阻止され、高速段位に
変速した変速状態を確実に保持できるのである。
又、復帰した前記復帰操作体(7)は、内向き鍔(72
b)がナツト体(14)の鍔部と当接して原位置に停止
し、次の操作に備えるのである。そして、原位置に停止
した前記復帰操作体(7)を新たに抑圧操作すると、前
記した場合と同様、制御L%(71)が規制iJ (8
)と完全に係合した後で係合体(33)の係合部(31
)との係合が離脱し、巻取体(2)がリターンばね(2
0)の力で復動し、前記ワイヤを更に弛緩して更に一段
高速側段位に変速することができるのであり、又、復+
+1操作体(7)の操作を開放することにより前記係合
体(33)は、隣接する低速側の係合部(31)と係合
し、巻取体(2)の復動位置を保持できるのであり、又
、復動した復帰操作体(7)は、原位置に停止するので
ある。この低速段位側から高速段位側への変速は、係合
部(31)の1ピツチ毎に制御部(71)が規制歯(6
)と係合して巻取体(2)の復動量が規制されるため、
復動側への変速を常に1段毎にできるのである。
b)がナツト体(14)の鍔部と当接して原位置に停止
し、次の操作に備えるのである。そして、原位置に停止
した前記復帰操作体(7)を新たに抑圧操作すると、前
記した場合と同様、制御L%(71)が規制iJ (8
)と完全に係合した後で係合体(33)の係合部(31
)との係合が離脱し、巻取体(2)がリターンばね(2
0)の力で復動し、前記ワイヤを更に弛緩して更に一段
高速側段位に変速することができるのであり、又、復+
+1操作体(7)の操作を開放することにより前記係合
体(33)は、隣接する低速側の係合部(31)と係合
し、巻取体(2)の復動位置を保持できるのであり、又
、復動した復帰操作体(7)は、原位置に停止するので
ある。この低速段位側から高速段位側への変速は、係合
部(31)の1ピツチ毎に制御部(71)が規制歯(6
)と係合して巻取体(2)の復動量が規制されるため、
復動側への変速を常に1段毎にできるのである。
尚、以−ト説明した実施例では、リターンばね(20)
を設けて巻取体(2)を復動させるように構成したが、
その他、例えば、変速機におけるリターンばねを利用し
、このリターンばねの力で前記巻取体(2)を復動させ
るようにしてもよいのである。従って、前記巻取体(2
)と固定部材(1)との間に設ける111記リターンば
ね(20)は必らずしも必要でない。
を設けて巻取体(2)を復動させるように構成したが、
その他、例えば、変速機におけるリターンばねを利用し
、このリターンばねの力で前記巻取体(2)を復動させ
るようにしてもよいのである。従って、前記巻取体(2
)と固定部材(1)との間に設ける111記リターンば
ね(20)は必らずしも必要でない。
又、位置保持機構(3)の位置決め体(32)を固定部
材(1)に支持し、係合体(33)を巻取体(2)の回
転に従動させたが、その反対であってもよい。又、これ
ら位置決め体(32)と係合体(33)とのうち、巻取
体(2)の回転に従動させる部材を、復帰操作体(7)
の操作でレバー軸(11)の軸心方向に移動させるよう
にしたが、その反対に、固定部材(1)に支持する部材
を復帰操作体(7)の操作で移動させるようにしてもよ
いのである。
材(1)に支持し、係合体(33)を巻取体(2)の回
転に従動させたが、その反対であってもよい。又、これ
ら位置決め体(32)と係合体(33)とのうち、巻取
体(2)の回転に従動させる部材を、復帰操作体(7)
の操作でレバー軸(11)の軸心方向に移動させるよう
にしたが、その反対に、固定部材(1)に支持する部材
を復帰操作体(7)の操作で移動させるようにしてもよ
いのである。
又、前記平面(35)は、段差のない平面である他、段
差のある平面であってもよい。又、この平面(35)は
、位置決め体(32)と係合体(33)とのうち、復帰
操作体(7)の操作で移動する側の部材に設けるのであ
る。
差のある平面であってもよい。又、この平面(35)は
、位置決め体(32)と係合体(33)とのうち、復帰
操作体(7)の操作で移動する側の部材に設けるのであ
る。
又、本発明の操作装置は、前記□したごとくドロップハ
ンドルにatする他、フラットハンドルなどのドロップ
ハンドル以外のハンドル或は自転用フレームにおけるト
ップチューブなどの杆状部材に装着してもよいのであっ
て、ハンドルに装着する場合、前記変速レバー(5)及
び保持解除手段の操作部分は、前記ハンドルを把持した
位置から操作可能となる原位置に配置するのである。
ンドルにatする他、フラットハンドルなどのドロップ
ハンドル以外のハンドル或は自転用フレームにおけるト
ップチューブなどの杆状部材に装着してもよいのであっ
て、ハンドルに装着する場合、前記変速レバー(5)及
び保持解除手段の操作部分は、前記ハンドルを把持した
位置から操作可能となる原位置に配置するのである。
(発明の効果)
以との如く本発明によれば、変速レバー(5)を常に原
位置に復帰できて、この原位置からの操作で往動側への
変速ができると共に、復帰操作体(7)の操作で復動側
への変速ができながら、係合部(31)と係合体(33
)との一方と規制歯(6)とは、レバー軸(11)の軸
心と直交する同じ側の平面に設けて復帰操作体(7)の
操作で制御部(71)を11汀記規制歯(6)と完全に
係合させた状態で、この制御部(71)を介して位置決
め体(32)と係合体(33)との=一方を他方に対し
移動させて係合体(33)の係合部(31)との保合を
離脱するようにしたので、前記係合部、係合体、規制歯
及び規制部をもった復帰操作体などに多少の寸法誤差が
あっても、巻取体(2)を一つの変速段位ごとに常に確
実に復帰させることができるのであり、復動側への変速
を常に硬実にできるのである。
位置に復帰できて、この原位置からの操作で往動側への
変速ができると共に、復帰操作体(7)の操作で復動側
への変速ができながら、係合部(31)と係合体(33
)との一方と規制歯(6)とは、レバー軸(11)の軸
心と直交する同じ側の平面に設けて復帰操作体(7)の
操作で制御部(71)を11汀記規制歯(6)と完全に
係合させた状態で、この制御部(71)を介して位置決
め体(32)と係合体(33)との=一方を他方に対し
移動させて係合体(33)の係合部(31)との保合を
離脱するようにしたので、前記係合部、係合体、規制歯
及び規制部をもった復帰操作体などに多少の寸法誤差が
あっても、巻取体(2)を一つの変速段位ごとに常に確
実に復帰させることができるのであり、復動側への変速
を常に硬実にできるのである。
第1図は本発明操作装置の一実施例を示す一部省略拡大
横断平面図、第2図は縮小した一部省略縦断側面図、第
3図は同縦断側面図、第4図は制御部と規制歯との保合
関係を示す拡大断面図、第5図は作動状態を示す説明図
、第6図は装置全体の斜視図、第7図は変速レバーのみ
の断面図、第8図は第7図■−■線断面図、第9図は係
合体をもった保持体の正面図、第10図は制御部をもっ
た復帰操作体の裏面図、第11図は同一部省略側面図で
ある。 (1)・・・・固定部材 (11)・・・・レバー軸 (2)・・・・巻取体 (3)・・・・位置保持機構 (31)・・・・係合部 (32)・・・・位置決め体 (33)・・・・係合部 (5)・・・・変速レバー (6)・・・・規制歯 (7)・・・・復帰操作体
横断平面図、第2図は縮小した一部省略縦断側面図、第
3図は同縦断側面図、第4図は制御部と規制歯との保合
関係を示す拡大断面図、第5図は作動状態を示す説明図
、第6図は装置全体の斜視図、第7図は変速レバーのみ
の断面図、第8図は第7図■−■線断面図、第9図は係
合体をもった保持体の正面図、第10図は制御部をもっ
た復帰操作体の裏面図、第11図は同一部省略側面図で
ある。 (1)・・・・固定部材 (11)・・・・レバー軸 (2)・・・・巻取体 (3)・・・・位置保持機構 (31)・・・・係合部 (32)・・・・位置決め体 (33)・・・・係合部 (5)・・・・変速レバー (6)・・・・規制歯 (7)・・・・復帰操作体
Claims (1)
- 1)レバー軸(11)をもった固定部材(1)と、ばね
の力でワイヤ巻戻し方向に復帰回転するワイヤ巻取体(
2)と、複数個の係合部(31)をもつ位置決め体(3
2)と前記係合部(31)の一つに係合する係合体(3
3)とから成り、前記巻取体(2)の回動位置を段階的
に位置決めして、その位置を保持する位置保持機構(3
)と、原位置から前記巻取体(2)と同方向に回転可能
で、この巻取体(2)をワイヤ巻取方向に回動させる変
速レバー(5)と、この変速レバー(5)を変速操作後
原位置に復帰させる復帰手段とを備え、前記位置保持機
構(3)の位置決め体(32)と係合体(33)とを前
記レバー軸(11)の軸方向に対向させて、これら位置
決め体(32)と係合体(33)との一方側部材を回転
不能とし、他方側部材を前記巻取体(2)の回転に従動
するごとく成し、かつ前記位置決め体(32)と係合体
(33)との一方側部材を軸方向に移動可能とする一方
、前記係合部(31)と係合体(33)との一方を、前
記レバー軸(11)の軸心と直交する平面に設けて、こ
の平面上に、複数個の規制歯(6)を前記各係合部(3
1)間のピッチに対し1ピッチ未満の範囲内で前記巻取
体の回動方向に変位させて設けると共に、前記規制歯(
8)と係合可能な制御部(71)をもち、前記前記軸方
向に移動可能とした一方側部材を他方側部材に対し移動
させて前記係合体(33)の係合部(31)との係合を
解除し、前記巻取体(2)を一つの変速段位ごとにワイ
ヤ巻戻し方向に復帰させる復帰操作体(7)を、前記レ
バー軸(11)の軸心と同方向に移動可能に設けたこと
を特徴とする自転車用変速操作装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30342688A JP2688834B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 自転車用変速操作装置 |
EP89121848A EP0371429B1 (en) | 1988-11-29 | 1989-11-27 | Speed control apparatus for a bicycle |
DE89121848T DE68907864T2 (de) | 1988-11-29 | 1989-11-27 | Fahrradgeschwindigkeitssteuergerät. |
US07/441,252 US5044213A (en) | 1988-11-29 | 1989-11-27 | Speed control apparatus for a bicycle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30342688A JP2688834B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 自転車用変速操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02147489A true JPH02147489A (ja) | 1990-06-06 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007536164A (ja) * | 2004-05-06 | 2007-12-13 | エッフェ.エッセ.アー.ソチエタ レスポンサビリタ リミテ | 自転車のギアチェンジ装置用の命令装置 |
-
1988
- 1988-11-29 JP JP30342688A patent/JP2688834B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007536164A (ja) * | 2004-05-06 | 2007-12-13 | エッフェ.エッセ.アー.ソチエタ レスポンサビリタ リミテ | 自転車のギアチェンジ装置用の命令装置 |
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