JPH0214675Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0214675Y2 JPH0214675Y2 JP9037284U JP9037284U JPH0214675Y2 JP H0214675 Y2 JPH0214675 Y2 JP H0214675Y2 JP 9037284 U JP9037284 U JP 9037284U JP 9037284 U JP9037284 U JP 9037284U JP H0214675 Y2 JPH0214675 Y2 JP H0214675Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vane
- case
- bending rod
- pressure
- sealed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、回転装置に関する。
本装置は、単体にて、外部より動力なしに、
180度弱の角度までの回転トルクを得るものであ
り、ケース内に回転可能なベーンを設け、そのケ
ース内に不活性ガス、油等の高圧の流体を封入
し、ベーンの両側の内圧を受ける面積即ち、受圧
面積に種々の方法で差をつけることにより、回転
トルクを発生させるものである。
180度弱の角度までの回転トルクを得るものであ
り、ケース内に回転可能なベーンを設け、そのケ
ース内に不活性ガス、油等の高圧の流体を封入
し、ベーンの両側の内圧を受ける面積即ち、受圧
面積に種々の方法で差をつけることにより、回転
トルクを発生させるものである。
以下構造を説明する。
腕曲ロツド1がベーン2に固定され、ベーン2
は、軸3と一体的にあり、この3部材が回転部分
を構成している。ケース4内にこれら回転部分を
組み込み、カバー5にて密封し、内部に高圧の流
体を封入する。Oリング6,7及びガスケツト8
により中の流体は漏洩しない様になつている。ベ
ーン2の外周端及びベーンに設けられた孔9によ
り、圧力室相互の圧力は均一であり、流体の移動
は容易にできる。
は、軸3と一体的にあり、この3部材が回転部分
を構成している。ケース4内にこれら回転部分を
組み込み、カバー5にて密封し、内部に高圧の流
体を封入する。Oリング6,7及びガスケツト8
により中の流体は漏洩しない様になつている。ベ
ーン2の外周端及びベーンに設けられた孔9によ
り、圧力室相互の圧力は均一であり、流体の移動
は容易にできる。
この場合ベーンの両側の受圧面積の差は、腕曲
ロツド1の断面積に外ならない。これにより、回
転力が得られ、この回転力によりベーン2は常時
A点におしつけられている。この作用は腕曲ロツ
ド1の或る断面積を持つ一端が大気中に突出して
いることにより圧力差を生じ、成り立つものであ
る。即ち、他により加えられる外力に対し、反力
の形で内蔵されているものと云える。又回転トル
クは図中Rcmに係るものである。この装置は、ト
ーシヨンバー等金属製のバネに比較すると小型で
大きな初期荷重と、小さなバネ常数が得られるこ
とが最大の特長で、他には、流体に不活性ガス等
使用し、その通過面積を規定することにより、ス
ピード制御も可能であり、衝撃緩衝装置、回転体
のバランサー、押し切り装置、ドアクローザー等
の動力源など広範な用途に使用できる。
ロツド1の断面積に外ならない。これにより、回
転力が得られ、この回転力によりベーン2は常時
A点におしつけられている。この作用は腕曲ロツ
ド1の或る断面積を持つ一端が大気中に突出して
いることにより圧力差を生じ、成り立つものであ
る。即ち、他により加えられる外力に対し、反力
の形で内蔵されているものと云える。又回転トル
クは図中Rcmに係るものである。この装置は、ト
ーシヨンバー等金属製のバネに比較すると小型で
大きな初期荷重と、小さなバネ常数が得られるこ
とが最大の特長で、他には、流体に不活性ガス等
使用し、その通過面積を規定することにより、ス
ピード制御も可能であり、衝撃緩衝装置、回転体
のバランサー、押し切り装置、ドアクローザー等
の動力源など広範な用途に使用できる。
本考案は簡単な構成で、著しい効果を発する極
めて有用な考案である。
めて有用な考案である。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本装
置の縦断面図、第2図は横断面図を示す。 符号の説明、1……腕曲ロツド、2……ベー
ン、3……軸、4……ケース、5……カバー、
6,7……Oリング、8……ガスケツト、9……
孔。
置の縦断面図、第2図は横断面図を示す。 符号の説明、1……腕曲ロツド、2……ベー
ン、3……軸、4……ケース、5……カバー、
6,7……Oリング、8……ガスケツト、9……
孔。
Claims (1)
- 軸3に一体的に作られ、扇状に回動するベーン
2があり、該ベーン2に腕曲ロツド1が回転方向
に固定され、且つ該ベーン2には該ベーン2に分
たれた室を連通させる孔9を該け、これらの各要
素が密閉されたケース4内にあり、ケース内には
高圧の流体が封入され、該腕曲ロツド1の一端が
大気中に突出していることを特徴とする回転装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9037284U JPS616044U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9037284U JPS616044U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 回転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS616044U JPS616044U (ja) | 1986-01-14 |
JPH0214675Y2 true JPH0214675Y2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=30645302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9037284U Granted JPS616044U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS616044U (ja) |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP9037284U patent/JPS616044U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS616044U (ja) | 1986-01-14 |
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