JPH02145802A - 感電防止具 - Google Patents

感電防止具

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JPH02145802A
JPH02145802A JP63295521A JP29552188A JPH02145802A JP H02145802 A JPH02145802 A JP H02145802A JP 63295521 A JP63295521 A JP 63295521A JP 29552188 A JP29552188 A JP 29552188A JP H02145802 A JPH02145802 A JP H02145802A
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JP
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electric shock
pants
shock prevention
lead wire
human body
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JP63295521A
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Masaya Nagashima
長島 正弥
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の目的 〈産業上の利用分野〉 本発明は電気工事等感電のおそれのある作業に従事する
作業員が、感電防止のために作業時に着用する衣服状の
感電防止具に関するものである。
〈従来の技術について〉 従来感電のおそれのある作業に従事する作業員が身体に
着用する感電防止具としてはゴムよ*’/−fb□−2
9□ぼ221体43着これらを使用することにより電気
から身体を防護(絶縁)していた。即ち従来の技術は絶
縁によって安全を企る(感電防止)技術であり、絶縁方
法に視点をおいた防護具の開発に努力していたのである
〈発明が解決しようとする問題点〉 電気工事例えば電柱等の配線工事、配電工事、修理又は
改修工事等々において作業員の感電事故(感電死、感電
火傷、衝撃など、)は全国において絶えることなく発生
し、その多くは人命を失う事故でありこれが防止対策は
当業界における一大課題となっているのが現状である。
然るにこれらの事故を防止する技術は前記の通りで、ゴ
ム手袋やゴム長靴或はゴム肩当等々の不完全な着用又は
使用により、或はこれら防護具に欠陥が生じたときに感
電事故が発生し、又従来の技術では全身を絶縁防護する
ことは困難であるから身体のうち無防護の個所が電線に
触れ又は高圧線に近すいたなどの場合当該個所と他の無
防護個所との間に通電し感電事故が生ずる。又似りにゴ
ムその他の絶縁材製防護具で全身を覆った場合は1通電
はしないが通気性が完全に遮断されているから汗は蒸発
しないし作業動作も鈍化するのでこのような感電防止具
は使用できないし開発もされていない。
そこで本発明は、従来の技術が人体よりも電気抵抗の大
なる材料を使用した防護具を使用して電気と人体の絶縁
をはるという一貫した防護思想から脱却し、人体よりも
電気抵抗の小なる材料よりなる防護具を使用することに
より、感電した場合電流が人体に通じる以前に防護具を
通じて電流をのがしくアースする。)また身体の一部が
感電した場合身体を通電する以前に電気の流れを人体よ
りも電気抵抗の小なる防護具へと変換して防護具を通電
させ作業員の感電事故を防止して人命を守ると共に、軽
量で通気性及び伸縮性に富み、従って作業性に富む感電
防止具を提供せんとするものである。
(ロ)発明の構成 く問題を解決するための手段〉 本発明は以上の目的を達成するため次のような構成から
なっている。
即ち、人体(1)よりも電気抵抗の小なる材料の導電糸
(2)例えば炭素繊維糸、金属繊維糸等を単独で又は混
合で、或はこれらの導電糸(2)と植物繊維糸又は化学
繊維糸等の非導電糸(3)との混合で織成した織布を使
用して作業員が着用可能な衣服形状となし、適宜の個所
にアース兼リド線(4)を設けてなることを特徴した構
成からなっている。
従って炭素繊維糸のみとして、又は金@繊維糸のみとし
ての感電防止具とするか、或は植物繊維糸又は化学繊維
糸或はこの両横Jt糸との混合繊布とした感電防止具と
するかは、作業現場の環境、防止具の作業性、経済性等
々によって決定すればよく、更に作業性と感電防止の効
率性を考慮した場合は通気性を確保し軽量であり防止具
の伸縮性を良好ならしめなければならないから、これら
の諸点を考慮して導電糸(2)及び非導電糸(3)の織
布q1位面積当りの織込み量を決定すればよい。
又後に説明する実施例のように全身包被の防止具とする
か上衣部とズボン部とに区分した形態とするかも自由に
選択すればよい。なお当然ではあるが導電糸(2)は織
布の縦糸、横糸共使用するものとする。
〈発明の作用について〉 本発明は以上のような構成を有するからこれを着用して
作業する場合は通、気性及び伸縮性に富み軽量であるか
ら作業性に富みこの防止具を着用したために作業時にお
ける身体の動きが鈍くなって反って感電事故を起し易い
というようなことはない。次に作業時においては例えば
電柱(8)上においては極(5)をアースさせておいて
作業を行い身体の一部が電線に接触したり、又は高圧線
に接近して感電しても本防止具は人体よりも電気抵抗の
小なる材質の導電糸(2)を有するから。
電流は人体に通電しないで導電糸(2)が短絡回路とな
ってアースされる。この際アース兼リド線(4)がその
作用を大きく助ける。
又何らかの事情で手など身体の一部の露出個所が感電し
た場合においても導電糸(2)は人体(1)よりも電気
抵抗が小なるため電流は人体から導電糸(2)に移って
流れるので、露出感電部が火傷を負う程度で人命にかか
わるような事故は発生しない。
又アース兼リド線(4)を使用しないで作業した場合作
業衣や防止具等に静電気が多く滞電するが作業終了後ア
ース兼リド、II(4)を収納ポケットから取り出して
その極(5)を地上に投触すれば静電気は放出される。
(ハ)実施例について (イ)構成について 第2図(A)は第一実施例を示す説明図であるが、導電
糸(2)と非導電糸(3)とを混用した全身包被用一体
としての感電防止具であり、頭部は眼及び鼻、口のみを
露出させ、手先は手袋状に形成して全指を覆い、足は靴
下状に形成して足指迄完全に被覆した構成を有している
。アース兼リド線(4)はこれを収納するポケット(9
)を腰の下部あたりに設けている。
(5)は極でありアースの際使用する。図中(1)は人
体、 (10)は作業衣、(7)は肌着を示し。
(13)はゴム手袋、 (14)はゴム長靴である。
(ロ) 作用と効果について 本実施例は上記の構成を有するからこれを肌着(7)の
上からmmし、電柱(8)上で作業するときはアース兼
リド線(4)の極(5)を電柱(8)のアース線(23
)に接続して作業すれば。
身体の如何なる部分が触電しても電流は感電防止具(2
2)の導電糸(2)を流れてその多くはアース兼リド線
(4)によって電柱(8)のアース線(23)へと流さ
れる。
従って感電事故は完全に防止される。若し防止具(22
)の手足部の一部に破損個所でもあってたまたまその個
所で感電したとしても電流は人体(1)よりも抵抗の小
さい防止具(22)の方へ流れ感電死のような重大な事
故からは免れるという作用効果を有する。勿論実際の作
業に際しては従来のゴム手袋やゴム靴を併用することが
当然と考えられるから殆んど事故は発生しない。
〈第二実施例について〉 (イ)構成について 第2図(B)は第二実施例を示す説明図であるが、本実
施例は前記第一実施例における防止具(22)において
、その手と足の防護包被を省略した構造の防止具(22
)として構成したもので、当該部は従来のゴム手袋(1
3)とゴム長靴(14)等を使用するものとする。なお
(19)は袖口密着手段であり、(20)はズボン口の
密着手段である。
(ロ) 作用と効果について 従来のゴム手袋(13)やゴム長靴(14)に破損個所
があって当該個所において感電したとしても電流は人体
よりも電気抵抗の小なる導電糸(2)へと流れアース兼
リド線(4)から流れ去る。従って高圧の場合は感電部
に火傷を生じても人命を失うことはない。
〈第三実施例について〉 (イ)構成について 第2図(C)は第三実施例を示す説明図で。
第一実施例に示した防止具を腰から上の上衣部(15)
と腰から下のズボン部(16)との三部分に分割構成し
、上衣部(15)とズボン部(16)との連結をリド線
(6)でもって行い、電気の流れをスムースならしめた
構成を有するものである。勿論上衣部(15)の裾はズ
ボン部(16)の中に入りズボン部(1G)とはベルト
(17)によって締め付けられて導電糸(2)は各所に
おいて接触連絡されているから短絡回路の形成は容易で
あるが、尚−層の導電性を確保するために上衣部(15
)とズボン部(16)とをリド線(6)で連結しである
。(18)はその連結部であり、(4)はアース兼リド
線で、ズボン部(16)の上部に前記連結部(18)と
同個所に接続して設けである。
(ロ) 作用と効果について 本構成の防止具においては例えば上衣部(15)におい
て感電した場合電流は、導電糸(2)は勿論のことリド
線(6)を流れてアース兼リド線(4)により放出され
るので上衣部(15)とズボン部(16)とに区分構成
してもその作用と効果は第−実施例及び第二実施例と殆
んど変りはない。
く第四実施例について〉 (イ)構成について 第2図CD)は第四実施例を示す説明図であるが、第一
実施例における本考案防止具の構成中、頚部及び頭部の
被覆と両手両足の被覆とを廃した構成からなっている。
なお(19)(20)は袖口及びズボン口に構成した肌
との密接手段であり、(21)は襟筋密接手段である。
(ロ)作用及び効果について 本実施例の防止具(22)において頭部等身体の露出部
で感電した際は電流は当該露出部から防止具の襟筋へ流
れ、当該部は襟筋密接手段(21)により人体に接触し
ているから電流は襟筋から導電糸(2)へと流れ遂には
アース兼リド線(4)を通って放出される。その他は前
記各実施例と同様である。従って感電部に火傷を生ずる
ことはあっても人命を失うことはない。
く第五実施例について〉 (イ)構成について 第2図(E)は第五実施例を示す説明図で本実施例は前
記第四実施例に示す防止具(22)を上衣部(15’)
とズボン部(16’)との二部分に分割構成し、上衣部
(15’)とズボン部(16’)とはリド線(6′)で
連結可能にすると共に電気の流れをスムースならしめた
構成を有している。
(ロ)作用と効果について 本実施例における上衣部(15’ )とズボン部(16
’)との連結作用と効果は第三実施例と同様であり、そ
の他の作用と効果は第四実施例と同様である。
【図面の簡単な説明】
第一図各回は従来の感電防止具の実施例でその説明図で
あり、(A)はゴム手袋、(B)はゴム長靴、(C)は
ゴム肩当、(D)はプラスチック製電線防護管の使用図
である。 第2図は本発明感電防止具の実施例を示す説明図で、(
A)は第一実施例で全身包被用感電防止具の説明図、(
B)は第二実施例で半部。 足部、頚部1頭部を除く身体全部を包被可能に構成した
感電防止具の説明図。 (C)は第三実施例で全身包被用感電防止具を上衣部と
ズボン部に分割構成した防止具の説明図、 (D)は第四実施例で、頭部、頚部、両手足部の包被を
省略し他の身体部全部を包被可能に構成した感電防止具
の説明図、 (E)は第五実施例で、前記第四実施例の感電防止具を
上衣部とズボン部に分割構成した感電防止具の説明図で
ある。 (1)・・・・・・・・・人体 (2)・・・・・・・・・導電糸 (3)・・・・・・・・・非導電糸 (4)・・・・・・・・・アース兼リド線(5)・・・
・・・・・・極 (6)・・・・・・・・・リド線 (6′)・・・・・・・・・〃 (7)・・・・・・・・・肌着 (8)・・・・・・・・・電柱 (9)・・・・・・・・・ポケット (10)・・・・・・・・・作業衣 (13)・・・・・・・・・ゴム”手袋(14)・・・
・・・・・・ゴム長靴 (15)・・・・・・・・・上衣部 (15’ )・・・・・・・・・u (16)・・・・・・・・・ズボン部 (16’)・・・・・・・・・〃 (17)・・・・・・・・・ベルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人体よりも電気抵抗の小なる素材を用いた導電糸
    をもって織成した織布を使用してなり、且つ適宜位置に
    アース兼リド線を設けてなることを特徴する衣服状の感
    電防止具。
  2. (2)人体よりも電気抵抗の小なる素材を用いた導電糸
    と、植物繊維糸又は化学繊維糸或はこれらの両繊維糸を
    混合使用して織成した織布を使用してなり、且つ適宜位
    置にアース兼リド線を設けたことを特徴とする衣服状の
    感電防止具。
  3. (3)全身を包被可能に一体として構成してなることを
    特徴とする前記請求項(1)(2)記載の感電防止具。
  4. (4)袖丈を手首附近までの長さとし、ズボン口を足首
    附近までの長さとし一体として構成してなることを特徴
    とし袖口及びズボン口には人体肌との密接手段を設けて
    なる前記請求項(1)(2)記載の感電防止具。
  5. (5)上衣部とズボン部とによって全身包被可能に構成
    すると共に、上衣部とズボン部とはリド線で連結可能と
    なし且つズボン部にはアース兼リド線を設けたことを特
    徴とする請求項(1)(2)記載の感電防止具。
  6. (6)袖丈を手首附近までとし、ズボン丈を足首附近ま
    での長さとして人体頭部及び頚部以外の全身を包被可能
    に一体として構成したことを特徴として、袖口及びズボ
    ン口並びに襟筋には人体肌との密接手段を設けてなる前
    記請求項(1)(2)記載の感電防止具。
  7. (7)前記請求項(6)記載感電防止具においてこれを
    上衣部とズボン部の二つの部分に区分し、上衣部とズボ
    ン部とはリド線で連結可能となし、ズボン部にはアース
    兼リド線を設けてなることを特徴とする前記請求項(1
    )(2)記載の感電防止衣服。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10280211A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Kandenko Co Ltd 活線作業用全天候型防護服及び装置
WO2007079706A1 (de) * 2006-01-12 2007-07-19 Fritz Zwicknagl Arbeitskleidung aus einem elektrisch leitfähigen stoff
JP2010522281A (ja) * 2007-03-22 2010-07-01 カラーロ エス アール エル 感電防止服

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4854496A (ja) * 1971-11-12 1973-07-31

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