JPH02145224A - 自動ネジ締付装置 - Google Patents
自動ネジ締付装置Info
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- JPH02145224A JPH02145224A JP29379088A JP29379088A JPH02145224A JP H02145224 A JPH02145224 A JP H02145224A JP 29379088 A JP29379088 A JP 29379088A JP 29379088 A JP29379088 A JP 29379088A JP H02145224 A JPH02145224 A JP H02145224A
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- Japan
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- screw
- catcher
- bit
- cam
- catchers
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- Granted
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- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims abstract description 5
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract description 5
- 230000006378 damage Effects 0.000 abstract description 4
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ネジ給送孔を通じて給送されたネジをビット
の押出し下降動によりワークに締付ける自動ネジ締付装
置に関する。
の押出し下降動によりワークに締付ける自動ネジ締付装
置に関する。
(従来の技術)
従来のネジ締付装置は、ネジを給送するネジ給送孔、ネ
ジを保持する保持器、ネジをネジ回しするビット、この
ビットを回転する駆動源等を備えている。ネジ締め時、
保持器でネジ頭を保持しながらビット先端をネジ頭に押
付け、ビットを回転させてネジ回しし、ネジをワークに
対し締付ける。
ジを保持する保持器、ネジをネジ回しするビット、この
ビットを回転する駆動源等を備えている。ネジ締め時、
保持器でネジ頭を保持しながらビット先端をネジ頭に押
付け、ビットを回転させてネジ回しし、ネジをワークに
対し締付ける。
例えば第4図(A)(B)に示すように、ホルダlの案
内筒2に形成されるネジ給送孔3から挿大したネジ5、
のネジ回5aにビット6を押付け、このビット6を回転
させてネジ回しし、ネジ5をワークに対し締付ける。こ
の時、ネジ回5aは顎状の一対の保持器8%9により保
持されている。
内筒2に形成されるネジ給送孔3から挿大したネジ5、
のネジ回5aにビット6を押付け、このビット6を回転
させてネジ回しし、ネジ5をワークに対し締付ける。こ
の時、ネジ回5aは顎状の一対の保持器8%9により保
持されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、従来のネジ締付装置よると、ネジの締付開始か
ら締付完了までの間ネジ回が保持器に接触しているため
、ネジ回が非丸形状のネジの場合。
ら締付完了までの間ネジ回が保持器に接触しているため
、ネジ回が非丸形状のネジの場合。
ビットが回転するとネジ回に接触する保持器が振動し、
この振動により騒音が発生するだけでなく、ネジ回に傷
がつきやすく、ネジの締付トルクが安定しない、保持器
の寿令が短縮される等の問題が生じる。
この振動により騒音が発生するだけでなく、ネジ回に傷
がつきやすく、ネジの締付トルクが安定しない、保持器
の寿令が短縮される等の問題が生じる。
また、ビットがネジを押出す直前に作用杆によって保持
器を開くタイプのネジ締付装置よると、保持器によるネ
ジの保持を解除するタイミングをとるのが難しい0例え
ば、解除のタイミングが遅いと保持器の振動に伴う前述
した穫々の弊害が生じ、また解除のタイミングが速いと
ネジが倒れて締付不能になるという問題がある。
器を開くタイプのネジ締付装置よると、保持器によるネ
ジの保持を解除するタイミングをとるのが難しい0例え
ば、解除のタイミングが遅いと保持器の振動に伴う前述
した穫々の弊害が生じ、また解除のタイミングが速いと
ネジが倒れて締付不能になるという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、ネジ締付時に保持器によるネジからの解離タイ
ミングを適切に設定可能とすることにより、ネジ回が保
持器に接触する時間を短縮し、長時間の回転接触に伴う
振動が原因であった前述した問題を解決するようにした
自動ネジ締付装置を提供することを目的とする。
もので、ネジ締付時に保持器によるネジからの解離タイ
ミングを適切に設定可能とすることにより、ネジ回が保
持器に接触する時間を短縮し、長時間の回転接触に伴う
振動が原因であった前述した問題を解決するようにした
自動ネジ締付装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
そのために1本発明の自動ネジ締付装置は、ネジを挿入
するネジ給送孔を有する案内筒と、この案内筒の一端に
給送されたネジのネジ回を保持する一対のキャッチャと
、前記案内筒に挿入され、前記ネジのネジ回を押付はネ
ジ回しするビットとを備え、前記キャッチャに保持され
るネジをビットの押出し回転によりワークに締付けるよ
うにした自動ネジ締付装置において、前記一対のキャッ
チャを互いに連動させる連係手段と、前記ビットの回転
押出によりネジがワークに押込まれていくにしたがい、
前記ネジ回の下端に接触しながら前記キャッチャを閉位
置から次第に開位置に開動させるキャッチャ傾斜面と、
前記ネジの締付途中でキャッチャが所定開度に達すると
、前記連係手段と連動するカムに当接するコロがカム面
上死点を乗り超えてバネの付勢力により前記キャプチャ
を急開させるカム手段とを備えたことを特徴とする。
するネジ給送孔を有する案内筒と、この案内筒の一端に
給送されたネジのネジ回を保持する一対のキャッチャと
、前記案内筒に挿入され、前記ネジのネジ回を押付はネ
ジ回しするビットとを備え、前記キャッチャに保持され
るネジをビットの押出し回転によりワークに締付けるよ
うにした自動ネジ締付装置において、前記一対のキャッ
チャを互いに連動させる連係手段と、前記ビットの回転
押出によりネジがワークに押込まれていくにしたがい、
前記ネジ回の下端に接触しながら前記キャッチャを閉位
置から次第に開位置に開動させるキャッチャ傾斜面と、
前記ネジの締付途中でキャッチャが所定開度に達すると
、前記連係手段と連動するカムに当接するコロがカム面
上死点を乗り超えてバネの付勢力により前記キャプチャ
を急開させるカム手段とを備えたことを特徴とする。
(作用)
本発明の自動ネジ締付装置によれば、ネジ給送孔から供
給されたネジのネジ回にビットが押付けられ回転を開始
すると、キャッチャでネジ回が保痔されるネジがワーク
に締込まれる。このとき、ネジの締込みが進行するにし
たがいネジのネジ回によってキャッチャ傾斜面が押し開
かれ、キャッチャが次第に拡開される。キャッチャの開
度が所定開度に達すると、キャッチャに連動する連係手
段を介してカム手段のカムに当接するコロがカム上死点
を乗り超え、このフロの変位によりバネの付勢力によっ
て連係手段を介してキャッチャが急開し、それまでネジ
を保持していたキャッチャがネジから離れる。その後、
ネジ回がキャッチャから解離された状態でネジがビット
の回転によりワ−りに締付けられていく。
給されたネジのネジ回にビットが押付けられ回転を開始
すると、キャッチャでネジ回が保痔されるネジがワーク
に締込まれる。このとき、ネジの締込みが進行するにし
たがいネジのネジ回によってキャッチャ傾斜面が押し開
かれ、キャッチャが次第に拡開される。キャッチャの開
度が所定開度に達すると、キャッチャに連動する連係手
段を介してカム手段のカムに当接するコロがカム上死点
を乗り超え、このフロの変位によりバネの付勢力によっ
て連係手段を介してキャッチャが急開し、それまでネジ
を保持していたキャッチャがネジから離れる。その後、
ネジ回がキャッチャから解離された状態でネジがビット
の回転によりワ−りに締付けられていく。
(実施例)
本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図および第2図に示すように、案内筒10の側壁に
後述するカム機構を復帰状態に駆動するためのエアーシ
リンダ11が取付けられている。
後述するカム機構を復帰状態に駆動するためのエアーシ
リンダ11が取付けられている。
案内筒10の筒内を通してネジを自由落下させて給送す
るネジ給送孔10aを設け、このネジ給送孔10aはビ
ット12を挿通する遊挿穴を兼ねている。ビット12の
先端にはネジを押出しネジ回しするための十字先端部t
2aが形成されている。
るネジ給送孔10aを設け、このネジ給送孔10aはビ
ット12を挿通する遊挿穴を兼ねている。ビット12の
先端にはネジを押出しネジ回しするための十字先端部t
2aが形成されている。
案内筒10の下端に延びるガイド部tabは、被締付部
であるワークに対しネジの締付位置を設定するための案
内板の役割もある。案内筒10の側壁に固定されるホル
ダ15は、その腕部15aが水平方向に延び、その先端
でL字状に上方にレバー支持部15bが立ち上げられて
いる。レバー支持部tabの側壁に固定される内固定ピ
ン16aに揺動自在にレバー17が設けられている。レ
バー支持部15bの側壁に固定される外固定ビン16b
には捩りコイルバネ18が取り付けられ、その一端18
aはレバー17の上突起17aに当接し、上突起f7a
を案内筒1oから遠ざかる方向に付勢している。他端1
8bはレバー支持部15bに固定されている。レバー1
7の上突起17bの先端には、固定軸20に対し回転自
在なコロ21が設けられている。
であるワークに対しネジの締付位置を設定するための案
内板の役割もある。案内筒10の側壁に固定されるホル
ダ15は、その腕部15aが水平方向に延び、その先端
でL字状に上方にレバー支持部15bが立ち上げられて
いる。レバー支持部tabの側壁に固定される内固定ピ
ン16aに揺動自在にレバー17が設けられている。レ
バー支持部15bの側壁に固定される外固定ビン16b
には捩りコイルバネ18が取り付けられ、その一端18
aはレバー17の上突起17aに当接し、上突起f7a
を案内筒1oから遠ざかる方向に付勢している。他端1
8bはレバー支持部15bに固定されている。レバー1
7の上突起17bの先端には、固定軸20に対し回転自
在なコロ21が設けられている。
案内筒lOの下端側壁からL字形に突き出される固定ビ
ン23.24に回動自在に設けられる保持器26は、固
定ビン23.24を中心軸にして互いに噛みあう一対の
同期ギア30.31と、これらの同期ギア30.31か
らそれぞれ延びる一対のキャッチャ28.29と、これ
らのキャッチャ28.29を閉じる方向に付勢する引張
スプリング38を取付けるスプリング支持部32.33
とがそれぞれ一体に形成されている。
ン23.24に回動自在に設けられる保持器26は、固
定ビン23.24を中心軸にして互いに噛みあう一対の
同期ギア30.31と、これらの同期ギア30.31か
らそれぞれ延びる一対のキャッチャ28.29と、これ
らのキャッチャ28.29を閉じる方向に付勢する引張
スプリング38を取付けるスプリング支持部32.33
とがそれぞれ一体に形成されている。
キャッチャ29および同期ギア3!と一体に設けられる
板カム35は、そのカム面35aに前述した捩りコイル
バネ18の付勢力によりコロ21が当接している。ネジ
締付開始前の第2図に示す状態では、ネジ25を保持す
るキャッチャ28.29の内壁に形成されるキャッチャ
傾斜面28a、29aがネジ頭25aの下端を着座させ
ている。
板カム35は、そのカム面35aに前述した捩りコイル
バネ18の付勢力によりコロ21が当接している。ネジ
締付開始前の第2図に示す状態では、ネジ25を保持す
るキャッチャ28.29の内壁に形成されるキャッチャ
傾斜面28a、29aがネジ頭25aの下端を着座させ
ている。
ネジ頭25aがビット12の押出回転により第2図の下
方に回転しながら進行すると、ネジ頭25aが傾斜面2
8a、29aを押出し、固定ビン23.24を中心軸と
してキャッチャ2日、29が拡開される。そしてキャッ
チャ28.29の開度が所定の開度に達すると、カム3
5に当接するコロ2暑がカム面35aを下り、捩りコイ
ルバネ18の付勢力によりレバー17を介してコロ21
の押圧力がカム35を押圧し、キャッチャ28゜29が
軸23.24を中心として急速に開動される。
方に回転しながら進行すると、ネジ頭25aが傾斜面2
8a、29aを押出し、固定ビン23.24を中心軸と
してキャッチャ2日、29が拡開される。そしてキャッ
チャ28.29の開度が所定の開度に達すると、カム3
5に当接するコロ2暑がカム面35aを下り、捩りコイ
ルバネ18の付勢力によりレバー17を介してコロ21
の押圧力がカム35を押圧し、キャッチャ28゜29が
軸23.24を中心として急速に開動される。
キャッチャ28.29を閉側位置に復帰させるときは、
駆動源となるエアーシリンダ11の伸長によって駆動復
帰カム40が第2図で下降し、捩りコイルバネ18に抗
して上突起17aの斜面17dを下方に押圧し、内固定
ビン16aを中心軸として反時計方向にレバー17を回
転し、コロ21のカム35への押圧力を解除し、これに
ともない引張スプリング38の引張力によりキャッチャ
28.29が第2図に示す状態に閉じられる。
駆動源となるエアーシリンダ11の伸長によって駆動復
帰カム40が第2図で下降し、捩りコイルバネ18に抗
して上突起17aの斜面17dを下方に押圧し、内固定
ビン16aを中心軸として反時計方向にレバー17を回
転し、コロ21のカム35への押圧力を解除し、これに
ともない引張スプリング38の引張力によりキャッチャ
28.29が第2図に示す状態に閉じられる。
次に前述した実施例の動作について説明する。
まず案内筒10のネジ給送孔10aにネジを挿通し、ネ
ジ頭25aをキャッチャ傾斜面28a129aに係止す
る。すると第2図に示す状態になる。そしてビット!2
を下降し、第3図(A)に示すように、ビット12の十
字先端部12aをネジ頭25aに押付ける。
ジ頭25aをキャッチャ傾斜面28a129aに係止す
る。すると第2図に示す状態になる。そしてビット!2
を下降し、第3図(A)に示すように、ビット12の十
字先端部12aをネジ頭25aに押付ける。
次いで、ビット12をネジ25に押付けながら回転し、
ネジ25をワークWのネジ穴にネジ回しする。すると、
ネジ25がワークWに締付けられるにしたがいネジ頭2
5aの下端が傾斜面28a。
ネジ25をワークWのネジ穴にネジ回しする。すると、
ネジ25がワークWに締付けられるにしたがいネジ頭2
5aの下端が傾斜面28a。
29aを次第に押出し、第3図CB)に示すように、キ
ャッチャ28.29が矢印方向に次第に開いた状態にな
る。キャッチャ28.29がさらに開度を大きくすると
、固定ビン24の回りを回動するカム35のカム面35
aからカム面35bにコロ20がカム山を下り始め、カ
ム35と一体のキャッチャ28およびキャッチャ29を
それぞれ固定ビン23.24を中心軸として第3図(B
)に示す矢印へ方向に急速に回動させる。この時点でキ
ャッチャ28.29へのネジ頭25aの接散が解除され
る。このとき、ネジ25が下降する速度よりもキャッチ
ャ28.29が急開する速度の方がかなり速い、すなわ
ち、ネジ25のネジ込み進行速度に対しキャッチャ28
.29が先走って矢印方向に回動される。
ャッチャ28.29が矢印方向に次第に開いた状態にな
る。キャッチャ28.29がさらに開度を大きくすると
、固定ビン24の回りを回動するカム35のカム面35
aからカム面35bにコロ20がカム山を下り始め、カ
ム35と一体のキャッチャ28およびキャッチャ29を
それぞれ固定ビン23.24を中心軸として第3図(B
)に示す矢印へ方向に急速に回動させる。この時点でキ
ャッチャ28.29へのネジ頭25aの接散が解除され
る。このとき、ネジ25が下降する速度よりもキャッチ
ャ28.29が急開する速度の方がかなり速い、すなわ
ち、ネジ25のネジ込み進行速度に対しキャッチャ28
.29が先走って矢印方向に回動される。
それ以降は、ネジ25がキャッチャ28.29から解放
された状態でビット12による安定した締付トルクによ
りネジ25がワークWに次第にネジ回しされながら締付
けられていく。ビット25の押付は回転によりネジ25
がワークWに締付完了されると、第3図(C)に示す状
態となる。この状態でビット12の回転が停止され、ネ
ジ締めが完了となる。
された状態でビット12による安定した締付トルクによ
りネジ25がワークWに次第にネジ回しされながら締付
けられていく。ビット25の押付は回転によりネジ25
がワークWに締付完了されると、第3図(C)に示す状
態となる。この状態でビット12の回転が停止され、ネ
ジ締めが完了となる。
キャッチャ28.29を位置をもとの閉側位置に復帰す
る時は、エアーシリンダ11の駆動力により駆動復帰カ
ム40を下降させると、駆動復帰カム40に当接される
傾斜面17dをもつレバー17が内固定ビン16bを中
心として第3図(C)で矢印B方向に回転され、レバー
支持部17bの先端のコロ21をカム35から解離する
。すると、引張スプリング3Bの引張力によりスプリン
グ支持部32.33が互いに近づく方向に引張られ、キ
ャッチャ28.29が第3図(A)に示す位置に閉じら
れる。これによりキャッチャ28゜29が元の位置に復
帰される。
る時は、エアーシリンダ11の駆動力により駆動復帰カ
ム40を下降させると、駆動復帰カム40に当接される
傾斜面17dをもつレバー17が内固定ビン16bを中
心として第3図(C)で矢印B方向に回転され、レバー
支持部17bの先端のコロ21をカム35から解離する
。すると、引張スプリング3Bの引張力によりスプリン
グ支持部32.33が互いに近づく方向に引張られ、キ
ャッチャ28.29が第3図(A)に示す位置に閉じら
れる。これによりキャッチャ28゜29が元の位置に復
帰される。
前述した実施例によれば、ネジが締付けられる途中にお
けるネジの進行方向の推力を利用してキャッチャが押し
開かれ、その途中でキャッチャ28%29がネジ類25
aから解離される。したがって、カム35のカム輪郭等
の設定によってネジ類25aにキャッチャ28.29を
押圧する時間を最小限に短縮することが可能となり、ネ
ジの回転にともなう接触時のキャッチャの振動が極僅か
な時間となり、これにより騒音が低減され、ネジ類の傷
が減らされ、キャッチャの摩耗、疲労等による破損、破
壊が回避され、そのキャッチャの寿命が向上される。ま
たネジが締め込まれる途中でキャッチャがネジ類から離
れることから、ビットによる締付はトルクも従来よりも
かなり安定するという効果がある。
けるネジの進行方向の推力を利用してキャッチャが押し
開かれ、その途中でキャッチャ28%29がネジ類25
aから解離される。したがって、カム35のカム輪郭等
の設定によってネジ類25aにキャッチャ28.29を
押圧する時間を最小限に短縮することが可能となり、ネ
ジの回転にともなう接触時のキャッチャの振動が極僅か
な時間となり、これにより騒音が低減され、ネジ類の傷
が減らされ、キャッチャの摩耗、疲労等による破損、破
壊が回避され、そのキャッチャの寿命が向上される。ま
たネジが締め込まれる途中でキャッチャがネジ類から離
れることから、ビットによる締付はトルクも従来よりも
かなり安定するという効果がある。
従来のネジ締付装置の場合、ネジ類に接触する部分の振
動によりネジ類に傷が付きやす、く、締付トルク等が安
定しないなどの欠点があったが、この実施例によると、
このような欠点は解消され、キャッチャによるネジ類を
保持する時間が短いので、振動にともなう種々の弊害が
解消される。特に非丸型状のネジ類をもつネジであって
も振動等を最小限に抑えてネジを締付ることができる。
動によりネジ類に傷が付きやす、く、締付トルク等が安
定しないなどの欠点があったが、この実施例によると、
このような欠点は解消され、キャッチャによるネジ類を
保持する時間が短いので、振動にともなう種々の弊害が
解消される。特に非丸型状のネジ類をもつネジであって
も振動等を最小限に抑えてネジを締付ることができる。
なお、前述した実施例では、同期ギアを用いて一対のキ
ャッチャを駆動させたが、キャッチャを駆動する同期機
構はこれに限られず、レバー、カムなどを用いることも
できる。また一対のキャッチャを互いに引張る手段は引
張スプリングに限られず、圧縮バネ板バネを用いること
もできる。レバーの駆動手段は捩りコイルバネに限られ
ず他の駆動手段でもよい、またレバーの復帰動作の駆動
手段はエアーシリンダに限らず他の駆動手段によっても
よい。
ャッチャを駆動させたが、キャッチャを駆動する同期機
構はこれに限られず、レバー、カムなどを用いることも
できる。また一対のキャッチャを互いに引張る手段は引
張スプリングに限られず、圧縮バネ板バネを用いること
もできる。レバーの駆動手段は捩りコイルバネに限られ
ず他の駆動手段でもよい、またレバーの復帰動作の駆動
手段はエアーシリンダに限らず他の駆動手段によっても
よい。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の自動ネジ締付装置によれ
ば、ネジを保持するキャッチャを互いに連動させる連係
手段と、ビットの回転押出によりネジがワークに押込ま
れていくにしたがい前記ネジ類の下端に接触しながら前
記キャッチャを閉位置から次第に開位置に開動させるキ
ャッチャ傾斜面と、前記ネジの締付途中でキャッチャが
所定開度に達すると、前記連係手段と連動するカムに当
接するコロがカム面上死点を乗り超えてバネの付勢力に
より前記キャッチャを急開させるカム手段とを備えた構
成にしたため、ネジが締付けられる途中でネジ類からキ
ャッチャが短時間で解離されるので、キャッチャに伝達
される振動、騒音が最小限に抑えられ、ネジ類、キャッ
チャ等の損傷を最小限に減らし、非丸型のネジ類をもつ
ネジであっても安定した締付トルクによってネジの締付
を行なうことができるという効果がある。
ば、ネジを保持するキャッチャを互いに連動させる連係
手段と、ビットの回転押出によりネジがワークに押込ま
れていくにしたがい前記ネジ類の下端に接触しながら前
記キャッチャを閉位置から次第に開位置に開動させるキ
ャッチャ傾斜面と、前記ネジの締付途中でキャッチャが
所定開度に達すると、前記連係手段と連動するカムに当
接するコロがカム面上死点を乗り超えてバネの付勢力に
より前記キャッチャを急開させるカム手段とを備えた構
成にしたため、ネジが締付けられる途中でネジ類からキ
ャッチャが短時間で解離されるので、キャッチャに伝達
される振動、騒音が最小限に抑えられ、ネジ類、キャッ
チャ等の損傷を最小限に減らし、非丸型のネジ類をもつ
ネジであっても安定した締付トルクによってネジの締付
を行なうことができるという効果がある。
第1図は本発明の実施例を表わす部分切欠斜視図、第2
図は第1図に示す実施例の断面図、第3図(A)(B)
(C)は本発明の実施例の動作を経時的に表わした説明
図、第4図は従来例を説明するための概略部分構成図で
ある。 ・・・案内筒、 ・・・ネジ給送孔。 ・・・エアーシリンダ。 ・・・ビット、 ・・・レバー ・・・捩りコイルスプリング (バネ)。 25 ・・・ネジ、 26 ・・・保持器。 28.29−・・キャッチャ。 28a、29 a =キャッチャ傾斜面、30゜ 1・・・同期ギア、 ・・・板カム、 ・−引張スプリング。
図は第1図に示す実施例の断面図、第3図(A)(B)
(C)は本発明の実施例の動作を経時的に表わした説明
図、第4図は従来例を説明するための概略部分構成図で
ある。 ・・・案内筒、 ・・・ネジ給送孔。 ・・・エアーシリンダ。 ・・・ビット、 ・・・レバー ・・・捩りコイルスプリング (バネ)。 25 ・・・ネジ、 26 ・・・保持器。 28.29−・・キャッチャ。 28a、29 a =キャッチャ傾斜面、30゜ 1・・・同期ギア、 ・・・板カム、 ・−引張スプリング。
Claims (1)
- (1)ネジを挿入するネジ給送孔を有する案内筒と、こ
の案内筒の一端に給送されたネジのネジ頭を保持する一
対のキャッチャと、 前記案内筒に挿入され、前記ネジのネジ頭を押付けネジ
回しするビットとを備え、 前記キャッチャに保持されるネジをビットの押出し回転
によりワークに締付けるようにした自動ネジ締付装置に
おいて、 前記一対のキャッチャを互いに連動させる連係手段と、 前記ビットの回転押出によりネジがワークに押込まれて
いくにしたがい、前記ネジ頭の下端に接触しながら前記
キャッチャを閉位置から次第に開位置に開動させるキャ
ッチャ傾斜面と、 前記ネジの締付途中でキャッチャが所定開度に達すると
、前記連係手段と連動するカムに当接するコロがカム面
上死点を乗り超えてバネの付勢力により前記キャッチャ
を急開させるカム手段とを備えたことを特徴とする自動
ネジ締付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63293790A JP2629905B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 自動ネジ締付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63293790A JP2629905B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 自動ネジ締付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02145224A true JPH02145224A (ja) | 1990-06-04 |
JP2629905B2 JP2629905B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=17799199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63293790A Expired - Lifetime JP2629905B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 自動ネジ締付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2629905B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100652270B1 (ko) * | 1999-09-30 | 2006-11-29 | 마크스 가부시기가이샤 | 전동스테이플러용 카트리지의 커버기구 |
CN102528438A (zh) * | 2012-01-20 | 2012-07-04 | 江门市高翔自动化设备有限公司 | 自动定位的装螺钉机构 |
CN111761334A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-10-13 | 深圳爱易瑞科技有限公司 | 一种用于汽车槽轴维修装配设备 |
CN111843456A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-10-30 | 陆则龙 | 一种端子定位螺丝组装装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102347437B1 (ko) * | 2020-10-28 | 2022-01-04 | 고려대학교 산학협력단 | 체결 기능을 갖는 그리퍼 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5754039A (ja) * | 1980-09-17 | 1982-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Jidonejishimeki |
-
1988
- 1988-11-21 JP JP63293790A patent/JP2629905B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5754039A (ja) * | 1980-09-17 | 1982-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Jidonejishimeki |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2629905B2 (ja) | 1997-07-16 |
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