JPH0214402B2 - - Google Patents
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- JPH0214402B2 JPH0214402B2 JP58039190A JP3919083A JPH0214402B2 JP H0214402 B2 JPH0214402 B2 JP H0214402B2 JP 58039190 A JP58039190 A JP 58039190A JP 3919083 A JP3919083 A JP 3919083A JP H0214402 B2 JPH0214402 B2 JP H0214402B2
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Landscapes
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
- Glanulating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアークを用いた超微粒子製造方法およ
び装置に関し、特に原料補給の改良に関する。
び装置に関し、特に原料補給の改良に関する。
近年、超微粒子の特異な性質が注目されてお
り、今後エレクトロニクス、触媒化学等広範囲な
技術分野での応用が期待されている。
り、今後エレクトロニクス、触媒化学等広範囲な
技術分野での応用が期待されている。
超微粒子の製造方法については種々開発されて
いるが、その一方法としてアークを利用したもの
がある。詳述すると、水素含有ガスまたは窒素含
有ガスからなる雰囲気ガス中に電極を配置し、こ
の電極の下方に坩堝を配置してある。この坩堝は
中央に比較的浅い凹部を有しており、この凹部に
は原料が収納されている。そして、電極と原料と
の間でアークを発生させ、このアークにより原料
を加熱溶融すると同時に上記雰囲気ガスを活性化
(励起、分解、解離、イオン化等)させる。する
と、その結果生じた活性種(励起分子、イオン、
遊離基、遊離基イオン等)中の水素または窒素は
溶融原料と活発に反応し、該溶融原料中に過飽和
に溶解する。そして、それらのガスが溶融原料よ
り放出する際、溶融原料の超微粒子を伴う。よつ
てこれを捕集すればよい。
いるが、その一方法としてアークを利用したもの
がある。詳述すると、水素含有ガスまたは窒素含
有ガスからなる雰囲気ガス中に電極を配置し、こ
の電極の下方に坩堝を配置してある。この坩堝は
中央に比較的浅い凹部を有しており、この凹部に
は原料が収納されている。そして、電極と原料と
の間でアークを発生させ、このアークにより原料
を加熱溶融すると同時に上記雰囲気ガスを活性化
(励起、分解、解離、イオン化等)させる。する
と、その結果生じた活性種(励起分子、イオン、
遊離基、遊離基イオン等)中の水素または窒素は
溶融原料と活発に反応し、該溶融原料中に過飽和
に溶解する。そして、それらのガスが溶融原料よ
り放出する際、溶融原料の超微粒子を伴う。よつ
てこれを捕集すればよい。
ところで、原料は超微粒子の発生に伴い減少し
ていく。上述した従来方法では、坩堝に収容でき
る原料の量は比較的少なく、操業を短期間で中断
して炉を開放し、原料を補給しなければならな
い。このため連続して大量生産ができず、生産性
が低かつた。
ていく。上述した従来方法では、坩堝に収容でき
る原料の量は比較的少なく、操業を短期間で中断
して炉を開放し、原料を補給しなければならな
い。このため連続して大量生産ができず、生産性
が低かつた。
本発明は上述した事情にもとづきなされたもの
で、その第1の目的は原料を連続して補給でき、
生産性を大幅に向上できる超微粒子製造方法を提
供することにある。本発明の第2の目的は、原料
を自動的に連続補給できる超微粒子製造装置を提
供することにある。
で、その第1の目的は原料を連続して補給でき、
生産性を大幅に向上できる超微粒子製造方法を提
供することにある。本発明の第2の目的は、原料
を自動的に連続補給できる超微粒子製造装置を提
供することにある。
以下、本発明の方法および装置を図示の実施例
を参照して説明する。図中符号1は外周部を水冷
される炉本体である。この炉本体1は起立して設
置されている。炉本体1の下部には排ガス管2が
連結されている。排ガス管2は斜め上方を向いて
いる。炉本体1の下端にはフランジ3が固定され
ている。炉本体1内には水冷銅管4が設置されて
いる。水冷銅管4は炉本体1の上部で支持されて
おり、炉本体1の中心軸に沿つて垂直に設置され
ている。水冷銅管4の下端には電極5が垂直に固
定されている。
を参照して説明する。図中符号1は外周部を水冷
される炉本体である。この炉本体1は起立して設
置されている。炉本体1の下部には排ガス管2が
連結されている。排ガス管2は斜め上方を向いて
いる。炉本体1の下端にはフランジ3が固定され
ている。炉本体1内には水冷銅管4が設置されて
いる。水冷銅管4は炉本体1の上部で支持されて
おり、炉本体1の中心軸に沿つて垂直に設置され
ている。水冷銅管4の下端には電極5が垂直に固
定されている。
フランジ3には他のフランジ6が連結されてい
る。フランジ6の中央部にはシリンダ7が支持さ
れている。シリンダ7の上端には鍔部8が形成さ
れており、この鍔部8が上記フランジ6に固定さ
れている。シリンダ7は垂直に支持されており、
その上端開口7aは前述した電極5の下方に位置
している。シリンダ7はケース9に包囲されてい
る。ケース9の上端開口縁はフランジ6に固定さ
れ、底部開口9aにはシリンダ7の下端部が挿入
固定されている。ケース9内には冷却水が流れ、
シリンダ7を冷却するようになつている。図中1
0aは冷却水の入口部、10bは出口部である。
る。フランジ6の中央部にはシリンダ7が支持さ
れている。シリンダ7の上端には鍔部8が形成さ
れており、この鍔部8が上記フランジ6に固定さ
れている。シリンダ7は垂直に支持されており、
その上端開口7aは前述した電極5の下方に位置
している。シリンダ7はケース9に包囲されてい
る。ケース9の上端開口縁はフランジ6に固定さ
れ、底部開口9aにはシリンダ7の下端部が挿入
固定されている。ケース9内には冷却水が流れ、
シリンダ7を冷却するようになつている。図中1
0aは冷却水の入口部、10bは出口部である。
シリンダ7の下部にはピストン11が上下方向
に摺動自在に挿入されている。ピストン11は、
その内部を流通する冷却水により冷却されてい
る。図中12aは冷却水の入口部、12bは出口
部である。ピストン11の下端には支持部13が
固定されている。この支持部13にはねじ孔が形
成されており、このねじ孔にはねじ棒14が螺挿
されている。ねじ棒14の下端は動力伝達機構1
5を介してモータ16(駆動機構)に接続されて
いる。モータ16の駆動によりねじ棒14が回転
し、このねじ棒14とねじ孔との作用によりピス
トン11が上下動されるようになつている。モー
タ16は制御装置17により制御されている。
に摺動自在に挿入されている。ピストン11は、
その内部を流通する冷却水により冷却されてい
る。図中12aは冷却水の入口部、12bは出口
部である。ピストン11の下端には支持部13が
固定されている。この支持部13にはねじ孔が形
成されており、このねじ孔にはねじ棒14が螺挿
されている。ねじ棒14の下端は動力伝達機構1
5を介してモータ16(駆動機構)に接続されて
いる。モータ16の駆動によりねじ棒14が回転
し、このねじ棒14とねじ孔との作用によりピス
トン11が上下動されるようになつている。モー
タ16は制御装置17により制御されている。
上記構成において、シリンダ7内には予め原料
Aが収容されている。原料Aとしては金属のみな
らず一部の半金属、半導体を用いることもでき
る。原料Aはたとえば円柱状のインゴツトの形で
シリンダ7に収容されている。炉本体1内には水
素または水素含有ガスあるいは窒素または窒素含
有ガスが流れている。上述のガスは炉本体1の上
部の流入口から下方に流れて原料Aの面に吹きつ
けられ、さらに排ガス管2へと流れていく。電極
5と原料Aの上面との間には、水冷銅管4に電気
的に接続された定電圧源または定電流源により、
電圧が印加されてアークが発生する。このアーク
により、原料Aの上部が溶融される。またアーク
により上述した雰囲気ガスが活性化される。そし
て、溶融原料Aと活性化ガスとの反応により、溶
融原料Aから超微粒子が発生する。
Aが収容されている。原料Aとしては金属のみな
らず一部の半金属、半導体を用いることもでき
る。原料Aはたとえば円柱状のインゴツトの形で
シリンダ7に収容されている。炉本体1内には水
素または水素含有ガスあるいは窒素または窒素含
有ガスが流れている。上述のガスは炉本体1の上
部の流入口から下方に流れて原料Aの面に吹きつ
けられ、さらに排ガス管2へと流れていく。電極
5と原料Aの上面との間には、水冷銅管4に電気
的に接続された定電圧源または定電流源により、
電圧が印加されてアークが発生する。このアーク
により、原料Aの上部が溶融される。またアーク
により上述した雰囲気ガスが活性化される。そし
て、溶融原料Aと活性化ガスとの反応により、溶
融原料Aから超微粒子が発生する。
発生した超微粒子はガスの流れに導びかれて排
ガス管2へと流れ、図示しない捕集器によつて捕
集される。
ガス管2へと流れ、図示しない捕集器によつて捕
集される。
超微粒子の発生により、原料Aの上面の位置は
低下するが、この低下分はピストン11を上方へ
移動させて原料Aを押し上げることにより補給す
ることができる。この実施例では上述の原料補給
を自動的に行なつている。アーク用電源として定
電流源を用いた場合を例にとつて説明する。原料
Aの上面が低下すると、アークが長くなり、定電
流のアークを得るために電極5と原料Aの上面と
の間の電圧(アーク電圧)が増大する。この電圧
の増大を制御装置17によつて検出する。制御装
置17では、この検出電圧と予め設定された設定
電圧とを比較し、その差に応じて制御信号をモー
タ16に出力する。制御信号を受けたモータ16
が駆動すると、ねじ棒14が回転しピストン11
が上方へ移動する。これに伴い原料Aが押し上げ
られ、アークは所定の長さに戻る。この結果、制
御装置17で検出される電圧と設定電圧とが同値
となりモータ16の駆動は停止される。このよう
にして、常にアークの長さが一定になるように自
動的に原料補給がなされる。また、アークの長さ
が一定であるため、超微粒子の発生条件が安定化
され、比較的粒度のそろつた超微粒子を製造でき
る。なお、アーク用電源として定電圧源を使用す
る場合には電極5を流れる電流(アーク電流)の
変化を制御装置17により検出してピストン11
の移動を制御する。
低下するが、この低下分はピストン11を上方へ
移動させて原料Aを押し上げることにより補給す
ることができる。この実施例では上述の原料補給
を自動的に行なつている。アーク用電源として定
電流源を用いた場合を例にとつて説明する。原料
Aの上面が低下すると、アークが長くなり、定電
流のアークを得るために電極5と原料Aの上面と
の間の電圧(アーク電圧)が増大する。この電圧
の増大を制御装置17によつて検出する。制御装
置17では、この検出電圧と予め設定された設定
電圧とを比較し、その差に応じて制御信号をモー
タ16に出力する。制御信号を受けたモータ16
が駆動すると、ねじ棒14が回転しピストン11
が上方へ移動する。これに伴い原料Aが押し上げ
られ、アークは所定の長さに戻る。この結果、制
御装置17で検出される電圧と設定電圧とが同値
となりモータ16の駆動は停止される。このよう
にして、常にアークの長さが一定になるように自
動的に原料補給がなされる。また、アークの長さ
が一定であるため、超微粒子の発生条件が安定化
され、比較的粒度のそろつた超微粒子を製造でき
る。なお、アーク用電源として定電圧源を使用す
る場合には電極5を流れる電流(アーク電流)の
変化を制御装置17により検出してピストン11
の移動を制御する。
また、炉本体1内を流れるガスの速度の変動等
に対応してアーク長さを調節することもできる。
この場合、制御装置17の設定電圧(または電
流)を調節する。すると、検出されるアーク電圧
(またはアーク電流)が設定値になるように、ピ
ストン11が上下方向に移動調節され、この結
果、所望のアーク長さを得ることができる。
に対応してアーク長さを調節することもできる。
この場合、制御装置17の設定電圧(または電
流)を調節する。すると、検出されるアーク電圧
(またはアーク電流)が設定値になるように、ピ
ストン11が上下方向に移動調節され、この結
果、所望のアーク長さを得ることができる。
なお、本発明は上述した実施例に制約されず、
種々の態様が可能である。本発明方法では、手動
操作でピストンを移動させるようにしてもよい。
たとえば、モータ16を用いずにねじ棒14をハ
ンドル操作で回転させてピストンを移動させても
よく、またモータ16のオンオフ制御をスイツチ
の手動操作によつて行なつてもよい。これらの場
合、操作者はアーク電圧またはアーク電流を計器
で見ながら手動操作する。
種々の態様が可能である。本発明方法では、手動
操作でピストンを移動させるようにしてもよい。
たとえば、モータ16を用いずにねじ棒14をハ
ンドル操作で回転させてピストンを移動させても
よく、またモータ16のオンオフ制御をスイツチ
の手動操作によつて行なつてもよい。これらの場
合、操作者はアーク電圧またはアーク電流を計器
で見ながら手動操作する。
シリンダ7の上端開口7aは電極4の下方に位
置しなければならないが、シリンダ7自体は必ず
しも垂直に配置しなくてもよく、傾いていてもよ
い。
置しなければならないが、シリンダ7自体は必ず
しも垂直に配置しなくてもよく、傾いていてもよ
い。
また、ピストン11を移動させる機構にはねじ
棒とねじ孔の組み合わせの他、ラツクとピニオン
またはウオーム歯車等種々の構成を採用できる。
棒とねじ孔の組み合わせの他、ラツクとピニオン
またはウオーム歯車等種々の構成を採用できる。
さらに、電極はプラズマアークを発生させる構
成としてもよい。
成としてもよい。
以上説明したように本発明方法にあつては、シ
リンダ内に収容した原料をピストンにより押し上
げることにより原料補給を行なうため、連続して
大量に超微粒子を生産でき、生産性を大幅に向上
できる。
リンダ内に収容した原料をピストンにより押し上
げることにより原料補給を行なうため、連続して
大量に超微粒子を生産でき、生産性を大幅に向上
できる。
また本発明装置にあつては、アーク電圧または
アーク電流を検出してアーク長さを一定に維持す
るようにピストンを上方へ移動するようにしたた
め、原料の自動補給を行なえるとともに、超微粒
子の発生条件を安定化することができる。
アーク電流を検出してアーク長さを一定に維持す
るようにピストンを上方へ移動するようにしたた
め、原料の自動補給を行なえるとともに、超微粒
子の発生条件を安定化することができる。
図は本発明装置の一実施例を示す断面図であ
る。1…炉本体、5…電極、7…シリンダ、7a
…シリンダの上端開口、11…ピストン、16…
モータ(駆動機構)、17…制御装置、A…原料。
る。1…炉本体、5…電極、7…シリンダ、7a
…シリンダの上端開口、11…ピストン、16…
モータ(駆動機構)、17…制御装置、A…原料。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水素または水素含有ガス、あるいは窒素また
は窒素含有ガスからなる雰囲気ガス中に電極を配
置し、この電極と、その下方に配置された純金
属、半金属、半導体または合金等の原料との間に
アークを発生させ、それにより原料を溶融させる
とともに上記雰囲気ガスを活性化させて、その活
性化ガスを溶融原料中に過飽和に溶解させ、そし
てその溶解した活性化ガスの溶融原料中からの放
出に伴つて発生する原料の超微粒子を捕集するよ
うにした超微粒子の製造方法において、 上記電極の下方に原料及びその溶融物を収容す
るシリンダを配置してこのシリンダ内に原料を収
容し、一方このシリンダの下部に摺動自在にピス
トンを挿入し、そしてこのピストンを上昇させる
ことにより原料を押し上げて、超微粒子化により
減少した原料の補給を行うことを特徴とする超微
粒子製造方法。 2 水素または水素含有ガス、あるいは窒素また
は窒素含有ガスからなる雰囲気ガスを満たす炉本
体と、この炉本体内に配置された電極と、該電極
の下方に配置され原料及びその溶融物を収容する
原料収容容器と、を備え、上記電極と原料との間
にアークを発生させ、それにより原料を溶融させ
るとともに上記雰囲気ガスを活性化させて、その
活性化ガスを溶融原料中に過飽和に溶解させ、そ
してその溶解した活性化ガスの溶融原料中からの
放出に伴つて発生する原料の超微粒子を捕集する
超微粒子製造装置において、 (イ) 上記原料収容容品として設けられ、上端開口
が上記電極の下方に配置されたシリンダと、 (ロ) このシリンダの下部に上下方向摺動自在に挿
入され、シリンダ内に収容された原料の底部を
支持するピストンと、 (ハ) このピストンを駆動する駆動機構と、 (ニ) 上記電極と、シリンダ内の原料との間に発生
するアークの電圧または電流の検出値に応じ
て、駆動機構に制御信号を供給してピストンを
上昇させ、それにより、超微粒子発生に伴つて
変化する原料の上面位置を調節してアーク長さ
を一定に管理する制御装置と、 を備えていることを特徴とする超微粒子製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3919083A JPS59190302A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 超微粒子製造方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3919083A JPS59190302A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 超微粒子製造方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190302A JPS59190302A (ja) | 1984-10-29 |
JPH0214402B2 true JPH0214402B2 (ja) | 1990-04-09 |
Family
ID=12546191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3919083A Granted JPS59190302A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 超微粒子製造方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190302A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60194003A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-10-02 | Hosokawa Funtai Kogaku Kenkyusho:Kk | 金属微粒子製造法,並びに,装置 |
JPS61223109A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-03 | Dia Shinku Giken Kk | 超微粒子製造方法及び装置 |
JPS61223108A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-03 | Dia Shinku Giken Kk | 超微粒子製造方法及び装置 |
JPH01275708A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-06 | Natl Res Inst For Metals | ニッケルと窒化チタン超微粒子の接合した複合超微粒子の製造法 |
JP6005577B2 (ja) * | 2013-04-15 | 2016-10-12 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 微粒子生成装置 |
JP6283997B2 (ja) * | 2013-12-05 | 2018-02-28 | 株式会社リコー | 液滴吐出装置及び粒子製造装置 |
CN112452278B (zh) * | 2020-12-01 | 2021-07-16 | 深圳市博纯半导体材料有限公司 | 一种乙硼烷合成系统及方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528267A (en) * | 1975-07-08 | 1977-01-21 | Kubota Ltd | Oil-pressure vehicle brake |
JPS5639681A (en) * | 1979-09-07 | 1981-04-15 | Toshiba Corp | Recording retrieval unit for picture information |
-
1983
- 1983-03-11 JP JP3919083A patent/JPS59190302A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528267A (en) * | 1975-07-08 | 1977-01-21 | Kubota Ltd | Oil-pressure vehicle brake |
JPS5639681A (en) * | 1979-09-07 | 1981-04-15 | Toshiba Corp | Recording retrieval unit for picture information |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59190302A (ja) | 1984-10-29 |
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