JPH02142811A - 非対称的に連結した不飽和のエラストマー‐ブロック共重合体、そのワンポット製造法およびその用途 - Google Patents

非対称的に連結した不飽和のエラストマー‐ブロック共重合体、そのワンポット製造法およびその用途

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JPH02142811A
JPH02142811A JP1258003A JP25800389A JPH02142811A JP H02142811 A JPH02142811 A JP H02142811A JP 1258003 A JP1258003 A JP 1258003A JP 25800389 A JP25800389 A JP 25800389A JP H02142811 A JPH02142811 A JP H02142811A
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Walter Hellermann
ウアルター・ヘレルマン
Christoph Herrmann
クリストフ・ヘルマン
Karl-Heinz Nordsiek
カール‐ハインツ・ノルトジーク
Juergen Wolpers
ユルゲン・ウオルペルス
Hans-Bernd Fuchs
ハンス‐ベルント・フックス
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Huels AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F293/00Macromolecular compounds obtained by polymerisation on to a macromolecule having groups capable of inducing the formation of new polymer chains bound exclusively at one or both ends of the starting macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F297/00Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer
    • C08F297/02Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type
    • C08F297/04Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type polymerising vinyl aromatic monomers and conjugated dienes
    • C08F297/046Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type polymerising vinyl aromatic monomers and conjugated dienes polymerising vinyl aromatic monomers and isoprene, optionally with other conjugated dienes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S152/00Resilient tires and wheels
    • Y10S152/905Tread composition

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野] 本発明は非対称的に連結された新規のブロック共重合体
、そのワンポット製造法およびそれをタイヤ構成部材の
製造に用いることに関する。
〔従来技術〕
ゴムの性質がjan八曲線曲線れによって全く本質的に
決まるごとは一般に知られている。tanΔ曲線の広い
ピークが、相反する一連のゴム特性に、例えば同時に全
シーズン有効性を持ちながら滑り抵抗を増加し、動的熱
発性を減少させそして、摩擦を減少させずに回転抵抗を
低下させるのに有利に作用することも公知である。
過去には、高いレヘルの性質を持つゴムを開発する無数
の試みがされてきた。部分的に相矛盾する性質相互間に
できるだけ有利な妥協点を見出す為に、種々のゴムの混
合物が使用されてきた。別の解決ルートは二種類の異な
るブロックより成る共重合体を製造することを本質とし
ている。例えばその化学的組成物および/またはその構
造的構成において相違する共重合体が公知である。例え
ば、ブロックAおよびBがスチレン−および/またはビ
ニル含有量において相違するスチレンーブクジエンーブ
ロンク共重合体が開示されている。この種の共重合体は
比較的に加工し難い。
ゴムの性質に影響を及ぼし且つ1hに冷間流動性を改善
する可能な別の方法は、■1合の終わりに存在するいわ
ゆる“リビングポリマー″を多官能性連結剤、例えばボ
リハロゲニ[またはポリアルキル芳香族化合物と連結す
ることを木質としている。但し、連結収率−一即ち、重
合体の全体量に対する連結された生成物の百分率がしば
しば非常に僅かしかである。この原理によれば、技が一
−−分子量、組成および構造に関して一−−同一である
連結生成物が常に得られる。
確かに原則として種々の枝を持つ連結生成物も公知であ
るが、この生成物はスチレン−またはブタジェン単位よ
り成るブロックを常に含有している。更に種々の枝を持
つ熱可塑性連結生成物も公知である。従来には、これら
生成物をタイヤの分野で用いることかできたことは言及
されていない。
例えば米国特許第4,248.983号明細書からは、
一般式 %式%) で表され、60〜95!のスチレンおよび40〜5χの
共役ジエンを含有する熱可塑性の星状ブロック共重合体
が公知である。上記一般式中、Aは80〜90χのスチ
レンを含有する非弾性ポリマーセグメントである。A’
/BおよびB/A’はスチレンおよび共役ジエンを基礎
とする弾性ポリマーセグメントを意味する。この生成物
は、非弾性セグメントΔを重合し、開始剤を添加し、反
応をスチレンとジエンとの混合物を重合することによっ
て開始しそして最後に連結反応を実施することによって
製造される。同様なブロック共重合体が米国特許第4,
180,530号明細書、同第4221.884月明細
書および同第4,248.980号〜4248.984
号明細書から公知である。
米国特許第4,391,949号明細書からは、一般式 %式%() で表される星状ブロック共重合体を基材とする被覆組成
物が公知である。ここでは、Yは連結剤であり、Aはモ
ノビニル芳香族化合物の重合体、要するに例えばポリス
チレン−ブロックであり、そしてBおよびCは共役ジエ
ン、例えばポリブタジェン−ブロックである。両方の重
合体A−BおよびCを最初に二つの別の反応器で製造す
る。その後に両方の反応器の内容物を一緒にしそして連
結剤を添加する。
公知の全てのブロック共重合体は以下の欠点の少なくと
も一つを有している 1、 ブロック共重合体がタイヤ材料として用いること
に関して高まる要求を満足させていない 2、 両方のブロックの相容性に問題が生しる。
3、  jan八曲線曲線い減衰極大しか示さない。
[発明が解決しようとする課題1 本発明の目的は、できるだけ広い振動減衰範囲を持つj
an八曲線曲線す新規の星状ゴムを提供することである
本発明者は、ゴムを連結する新し原理を見出した。これ
によって、明らかに広げられたjan八曲線曲線ること
に成功した(第1図参照)。
このようにしてゴムの性質が周知の通りプラスの影響を
受は得るので、タイヤ分野の当業者にタイヤの性質を最
適にする為の新しいパラメターを提供している。この新
規のゴムは更に、連結されたゴム(ヨーロッパ特許出願
公開第90365号公報参照)並びに高ビニル含有量の
ゴム(X、H,Nordsiek 、 K、M、Kie
pert 、Kautschk undGummi、 
Kunststoffe 35.371頁(19B2)
の公知の長所にも特徴がある。スチレン含有のゴムはス
チレン単位をランダム分布状態で含有している。ブロッ
ク−スチレン成分の割合は2%以下である。
この新規のゴムを製造する本発明のワンポット法は高い
連結収率を保証する。
本発明の対象は、一般式 %式%() で表され、ブタジェンおよび場合によってイソプレンお
よびスチレンを基礎としそして好ましくは40〜90χ
のブタジェン、O〜40χのイソプレンおよびθ〜30
χのスチレンを含有する非対称的に連結した不飽和のエ
ラストマー−ブロック共重合体である。Xは多官能性連
結剤の残基である。数字のmはnと少なくとも同し大き
さである。mとnの合計は少なくと63であり且つ最高
25である。ブロック八は好ましくはブロック共重合体
中の全ブロックの40〜80χでそしてブロックBが全
ブロックの60〜2oχである。
フロックAは好ましくは専ら、8〜6oχのビニル基を
含有するブタジェン単位より成る。ブロックBはO〜6
0りのブタジェン単位、少なくとも10χのイソプレン
単位および最高45χのスチレン単位より成る。ブロッ
クBを基と11としてビニル−および3,4−イソプレ
ン基の含有量は75〜90χである。
本発明の対象は、単量体を不活性の有機溶剤中で単官能
性Li−化合物の存在下に重合することによって新規の
ブロック共重合体を製造するワンポット法でもある。こ
の方法は、最初に触媒の添加下にゾl」ツク^を製造し
、次いで再び触媒および単量体を添加した後に適当な助
触媒の存在下にブロックBを製造しそして最後に多官能
性連結剤によって連結反応を行うご出を本質としている
本発明の方法の場合には、本発明に従う非対称的に連結
されたブロック共重合体が全く専ら生しる。原則として
は本発明の方法では対称的に連結したブロック共重合体
も生ずる。しかしながら本発明者の実験によれば、対称
的に連結した生成物の割合は非常に僅かであることが判
っている。この理由から本発明では常にJ1対称的に連
結した生成物だけを話題とする。
本発明の対象は、本願と同一出願人による同日出願の“
非対称的に連結した不飽和のエラストマー−ブロック共
重合体、それの2−ポット製造法およびそれをタイヤ構
成部材の製造に用いる方法”なる名称の出願に開示され
た発明と以下の点で相違している: 1、本発明のブロック共重合体は式(^B)。−X−(
B)。
で表され、これに対して上記別出願のブロック共重合体
は(A)、、−X−(B)いで表される。
2、本発明のプロ・ツク共重合体は請求項2に記載のワ
ンポット法で製造されるのに対して、上記別出願は2−
ポット法で製造される。
以下に、発明の方法を詳細に説明する。
反応媒体としては不活性の有機溶剤を用いられる。特に
炭素原子数5〜12の炭化水素、例えばペンタン、ヘキ
サン、ヘプタン、オクタンおよびデカン並びにそれらの
環状R4Q物が適している。芳香族溶剤、例えばヘンゼ
ン、I・ルエン、キシレン等も適している。勿論、上記
の溶剤の混合物も使用できる。
触媒としては、リチウムと相応するアルキルハロゲニ1
−との反応によって容易に製造できるア/l/キル−リ
チ・シム化合物を使用する。そのアルキル基は1〜10
の炭素原子を有している。個々の水素原子はフェニル基
によって置換されでいてもよい。以下のアルキル−リチ
ウム化合物が特に適している二メチルリチウム、エチル
リチウム、ペンチルリチウム;特にブチルリチウムが適
している。
触媒はブロック八とブロックBとの重合を開始する為に
使用する。更に、最初のブロックの重合の間に僅かな量
の触媒を使用するのも有利である。
触媒の種類および量は一般に、得られるブロック共重合
体が以下の性質を有するように選択する: 】 0 ムーニー粘度(MLl−4,100°C,DIN 53
523):35〜120 不均一性11−(MW/M、、)−1、ケルバーミッシ
ョンクロマトグラフィー分析(GI’C−分+J′I)
に3Lって測定二0.6〜4.0 デホ(Defo)−弾性(80’C,DIN 5351
4):  ≧20゜本発明の方法の場合にはプロ、りB
を共触媒の存在下に製造する。この場合、出来るだAJ
多い1.2−および/または3,4−構造単位を持つ重
合体が得ることに興味が持たれる。
C1h−C1l−および/または  −CIl□−CC
RC1+ 1]11 CII□                     
CIl□R・11(ブタジェン) 、r+= CI+3
(イソプレン)それ故に、共触媒の選択は、リビングポ
リマー末端を得ることおよびミクロ構造を制御するその
能力に左右される。即ち、重合の過程を12−および/
または3,4−構造単位ができるだけ充分に形成される
ように制御する共触媒を選択す共触媒は、アル;トル基
が4個までの炭素原子を持つ、エチレングリコールのジ
アルキルエーテル、イ列えばエチレングリニ1−ルジエ
チルエーテル(DIEE)が特に適している。
特に−形式 %式% 〔式中、R1およびR2がメチル基、エチル基、nおよ
びイ゛へプロピルiニーIAびにn、イ゛へ、第ニーお
よび第二−ブチル括より成る群の内の異なる炭素原子数
のアルキル基であり、そしてl13が水素原子、メチル
−またはエチル基を意味する。〕 で表されるエーテルが有利である。+1.およびR2基
の炭素原子数の合計は5〜7、特に6であるのが有利で
ある。特に適するエチレングリコールエーテル+;I:
 R,エチル基−(,1ン、・第ニブチル基でそしてR
3が水素原子である化合物である。
グリコールコニ−チル ラードとアルキルハロゲニドとのウィリアムソン合成の
原理によって容易に製造できる。式%式%:) で表されるエーテルは相応するアルニ1−ルR+−0−
CI−C)lx−OH とイソブチンとを酸性イオン交換体の存在下に反応させ
ることによって製造できる。
共触媒は、触媒のモル数を基準として2:1〜30:1
、特に2:1〜15:1の比で使用する。所望のミクロ
構造調整をする為には、高温のもとて一般に多量の共触
媒が必要である。100 ’Cの反応温度を超えるべき
でない。更に高いまたは低い温度でも実施することも可
能である。しかしながらこの場合には、ミクロ構造が原
則として変化しないよう配慮するべきである。
ブロック八を製造する場合、どの程度のfilの共触媒
を添加するべきかは所望のビニル基台有量に左右される
ブロックBおよび場合によってはブロック八を製造する
場合、スチレンを共重合性単量体として添加する。適当
な手段によって、ポリスチレンブロックの含有量が2重
量%を超えないよう配慮するべきである。ポリスチレン
ブロックの含有量をi;11定する方法は、Stand
ardwerkllouben−Weyl   ”Me
 むhoden  der  OrganishenC
hemie’ 、第1471巻、(106])  第6
98頁に記載されている。
共触媒として提案されている若−[の化合物がポリスチ
レンプロ、りの形成を抑制する性質を持つことは公知で
ある。同じ性質を、ランダム化剤(Randomize
r)と称されそしてアルコラードの大抵のカリウム塩並
びに長鎖の有機カルボン酸およびスルホン酸である化合
物が有している。
共触媒のランダム化効果か充分でない場合にはランダム
化剤を添加してもよい。
適する連結剤には、エポキシ化された亜麻仁油の如きポ
リエポキシド類、ポリイソシアネート類、1,3.6−
ヘキサントリオンの如きポリケトン類、ポリ酸無水物、
例えばピロメリット酸のシ酸無水物およびアジピン酸ジ
メチルエステルの如きジカルボン酸エステルがある。特
に適するのは、 Si、 Ge、、Snおよびpbなる元素の四ハロゲン
化物、特に5iC1a 一般式Rn  [S+1IaL3) n〔式中、nは1
〜6、特に1および2であり、Rはn−価の有機基、例
えば炭素原子数6〜16の脂肪族−1脂環式−または芳
香族基である。] で表される有機化合物、例えばL2,4−トリス(2−
トリクロロシリルエチル)−シクロヘキザン、18−ビ
ス(トリクロロシリル)−オクタンおよび1−(トリク
ロロシリル)−オクタンがある。
少なくとも一つの一3i)Ia β2基を含有する有機
化合物、例えばジメチルシリルクロライド−0 一般式5i(41) LI(Ha fL−lI(3≧m
≧1)で表されろハロゲン化シラン水素。
ジーオヨヒ1−リヒニルヘンセ゛ン、例えば14−ジビ
ニルヘンゼン。
連結剤としてソビニルヘンセンを用いるのが合目的的で
あることが判っている。
本方法は連続的にまたは不連続的に実施することができ
る。
tanΔ−曲線によって当業者は、反応条件を変えるこ
とによって所望の性質組み合わせを持つタイヤ踏み面に
加工でるブロック共重合体を製造することができる。
得られる非晶質の重合体は、加硫生成物に加工する場合
には、活性の補強用フィラー、加硫剤および通例の添加
物と混合する。一般に、この混合は剪断力の影響下に実
施することが必要である。
タイヤ踏み面を製造する為のjJ1成物酸物般に粗帯状
物に加工する。均一化の際および、例えば押出成形機で
行うことのできる成形の際に温度および時間の条件は、
加硫が生しないように選択する。
加硫性組成物のゴム成分は好ましくは70重量%より多
い、特に100重量%までの本発明のブロック共重合体
と0〜30重量%の公知の非晶質の多目的ゴム、例えば
スチレン−ブタジェンゴム、1,4−シス−ポリブタジ
ェン、1.4−シスポリイソプレンおよび天然ゴムより
成る。所望の場合に限り、多目的ゴムの割合が非常に多
くともよい。
活性の補強用フィラーには例えば色々な活性のタイヤ踏
み面周カーボンブラック、場合によってはシラン系粘着
付与剤で処理された高分散性珪酸およびそれの混合物が
ある。
通例の加硫剤は例えば硫黄を促進剤と組み合わせて含有
している。加硫剤の量は、加硫性組成物中の残りの成分
に左右され特に簡単な予備実験によって決めることがで
きる。
添加物としてはゴム工業において通例に用いられている
可塑化油、特に芳香族−1脂肪族およびナフテン系炭化
水素並びに通例に用いらG れる助剤、例えば酸化亜鉛、ステアリン酸、樹脂酸、老
化防止剤および対オゾン保護用ワ、2クスを一般的な量
で添加することができる。
本発明のブロック共重合体は、特に自家用車および貨物
用自動車のタイヤの踏み面を製造するのに、然も新しい
タイヤの製造並びに古タイヤの再生に特に適している。
タイヤ踏み面は特に以下の有利な性質によって特徴イ」
けられる: 高い濡れ面滑り抵抗 高い摩擦抵抗 低い回転抵抗およびそれ故の低い燃料消費高い耐摩耗性 全天候特性。
溶剤としては、約50χまでがヘキサンより成る炭化水
素混合物を使用する。この水素化C6留分の別の成分に
は特にペンタン、ヘプタンおよびオクタン並びにそれら
の異性体がある。溶剤は0.4nmの孔幅の分子ふるい
によって乾燥して、水の割合を10ppm以下に減少さ
せそして次いでN2でストリップ処理する。
有機系のリチウム化合物は、他に記載がない限り、ヘキ
サンに溶解した20重量%濃度溶液の状態で使用するn
−ブチルリチウムである。
イソプレンおよびスチレンなる単量体をその使用前に還
流下に水素化カルシウムにて乾燥し、藤留しそしてO−
フェナントリンの存在下にn−ブチルリチウムにて滴定
する。
グリコールエーテルは水素化カルシウムの使用下に蒸留
し、次いでn−ブチルリチうムにて0フエナントリンの
存在下に滴定する。
ジビニルベンゼン(DVB)は、m−ジビニルベンゼン
とp−ジビニルンゼンとの混合物であり、ヘキサンに溶
解した64χ濃度溶液の状態で使用する。連結反応の測
定は、溶剤および単量体の留去後の固形分含有量を測定
することによって行う。
tanΔ曲線は、DIN 53520に従ってシ1マイ
グー・ウオルフ(Schmieder−Wolf)によ
る捩じり振子を用いて行う。
連結収率は、連結剤と反応した後に星状構造を有しそし
て未連結ゴムに比べて著しく大きい分子量を持つゴムの
百分率で判る。測定はGPC分析によって行う。その際
溶剤としてテトラヒドロフランをそしてカラム+A料と
してポリスチレンを使用する。重合体を光散乱検出器に
て特徴を調べる。この目的の為に反応器から連結剤の添
加前および反応の終り頃に号ンプルを取る。
デホー硬度(DI+)およびデホー弾性(D[i)は通
例の測定法によって行う(DIN 53514)。
部は重量部であり、χは重量%である。
ル較雁−通 乾燥した窒素ガスで洗浄した攪拌機付V2A−オートク
レーブ中に654部のヘキサンおよび67部の1,3−
フタジエンを最初に導入する。次いで50°Cに加熱し
、ヘキサンにn−ブチルリチウムを溶解した5部濃度?
8液にて、熱電気的に制御しながら滴定する。温度を冷
却によって一定に維持する。2時間後−−−−−フタジ
エンが反応した時に、50°Cで、33部のイソプレン
および0.83部の1−エトキシ−2−第三ブトキシ−
エタンを添加しそして60分間充分に重合する。その後
に50’Cテ1.37部(7) DVBを添加する。5
0°Cで1時間後に室温に冷却しそして0.5部の2.
2゛−メチレン−ビス−(4−メチル−6−第三ブチル
フェノル)を添加する。得られるゴムをイソプロパツー
ルとメタノールとの80:20の容量比の混合物にて沈
澱させそして空気循環式乾燥器において70″Cで24
時間乾燥する。
実隻貫」 乾燥した窒素ガスで洗浄した攪拌機付V2A−オートク
レーブ中に654部のヘキサンおよび67部の1.3−
ブタジェンを最初に導入する。次いで50°Cに加熱し
、ヘキサンにn−ブチルリチウムを溶解した5部濃度溶
液にて、熱電気的に制御しながら滴定する。0.048
部のn−ブチルリチウムの添加によって50°Cで重合
を開始する。温度を冷却によって一定に維持する。2時
間後□ブタジェンの90χまでが反応した時□に、50
°Cで、33部のイソプレン、0.83部の1−エトキ
シ2−第三ブトキシ−エタンおよび0.030部のnブ
チルリチウムを添加しそして90分間充分に重合する。
その後に50°Cで1.59部のl]VBを添加する。
50°Cで1時間後に室温に冷却しそして0゜5部の2
.2′−メチレン−ビス−(4−メチル−6−第ブチル
フェノール)を添加する。得られるゴムをイソプロパツ
ールとメタノールとの80:20の容量比の混合物にて
沈澱させそして空気循環式乾燥器において70°Cで2
4時間乾燥する。
夫施貫」 乾燥した窒素ガスで洗浄した攪拌機付V2A−オートク
レーブ中に594部のヘキサンおよび61部(7)1.
3−フタジエンを最初に導入する。次いで50°Cに加
熱し、ヘキサンにn−ブチルリチウムを溶解した5部濃
度溶液にて、熱電気的に制御しながら滴定する。0.0
44部のn−ブチルリチウムの添加によって50°Cで
重合を開始する。温度を冷却によって一定に維持する。
2時間後〜ブタジェンが反応した時−−に、50°Cで
、15部のイソプレン、15部のスチレン、9部のブタ
ジェI ンー1,3.0.75部の1−エトキシ−2−第三ブト
キシエタンおよび0.027部のn−ブチルリチウムを
添加しそして90分間充分に重合する。その後に50°
Cテ1.46部+7)DVBを添加する。50°Cで1
時間後に室温に冷却しそして0.5部の2.2′−メチ
レン−ビス−(4−メチル−6−第三ブチルフェノール
)を添加する。得られるゴムをイソプロパツールとメタ
ノールとの80 : 20の容量比の混合物にて沈澱さ
せそして空気循環式乾燥器において70”Cで24時間
乾燥する。
表ニブロック共重合体の組成 [ブロック共重合体の分子構造 1)不均一性 2)連結収率 比較側線では、一般式(A−8)。−Xで表される対称
性ブロック共重合体が製造される。実施例1には、一般
式(A−8)、1−X−(B)lIで表される本発明に
従う非対称性ブロック共重合体の製法が説明されている
。両方のブロック共重合体は同じ単量体混合物から得ら
れる。図面は、本発明の非対称性ブロック共重合体が相
応する対称性ブロック共重合体より非常に広いtanΔ
曲線であることを示している。
本発明は特許請求の範囲に記載の非対称的に連結した不
飽和のエラストマー−ブロック共重合体およびその製造
方法に関するものであるが、実施の態様として以下を包
含する。
■)40〜90χのブタジェン、0〜40χの、イソプ
レンおよび0〜30χのスチレンより成る請求項Iに記
載のブロック共重合体。
2)ブロック八が全ブロックの40〜80χてそしてブ
ロックBが全ブロックの60〜20χである請求項1ま
たは上記1項に記載のブロック共重合体。
3)ブロック^が専ら、8〜60χのビニル基を均一に
分布して含有するブタジェン単位より成りそして ブロックBがθ〜60χのブタジェン単位、少なくとも
10χのイソプレン単位および最高45χのスチレン単
位より成りそしてジエン単位が75〜90χのビニル含
有量である 請求項1または上記2または3項に記載のブロック共重
合体。
【図面の簡単な説明】
図面は、実施例1および2の並びに比較例へのAB−ブ
ロック共重合体のjan八曲線曲線している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ブタジエンおよび場合によってイソプレンを基礎と
    する一般式 (A−B)_n−X−(B)_m 〔式中、AおよびBは互いに相違するエラストマーのブ
    ロックであり、 Xは多官能性連結剤の残基でありそして mおよびnは以下の関係を有する: (m−n)≧0 3≦(m+n)≦25〕 で表される非対称的に連結した不飽和のエラストマー−
    ブロック共重合体。 2)単量体を不活性有機溶剤中で単官能性Li−化合物
    の存在下に重合することによって請求項1に記載のブロ
    ック共重合体を製造するに当たって、最初に触媒の添加
    下にブロックAを製造し、次いで再び触媒および単量体
    を添加した後に適当な助触媒の存在下にブロックBを製
    造しそして最後に多官能性連結剤によって連結反応を行
    うことを特徴とする、上記ブロック共重合体の製造方法
JP1258003A 1988-10-05 1989-10-04 非対称的に連結した不飽和のエラストマー‐ブロック共重合体、そのワンポット製造法およびその用途 Pending JPH02142811A (ja)

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