JPH0214145B2 - - Google Patents

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JPH0214145B2
JPH0214145B2 JP61131643A JP13164386A JPH0214145B2 JP H0214145 B2 JPH0214145 B2 JP H0214145B2 JP 61131643 A JP61131643 A JP 61131643A JP 13164386 A JP13164386 A JP 13164386A JP H0214145 B2 JPH0214145 B2 JP H0214145B2
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JP
Japan
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solder
cylindrical
removal device
support member
collection chamber
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Application number
JP61131643A
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English (en)
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JPS623873A (ja
Inventor
Jii Buraun Robaato
Jei Shiigeru Uiriamu
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Pace Inc
Original Assignee
Pace Inc
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Publication date
Application filed by Pace Inc filed Critical Pace Inc
Publication of JPS623873A publication Critical patent/JPS623873A/ja
Publication of JPH0214145B2 publication Critical patent/JPH0214145B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0486Replacement and removal of components
    • H05K13/0491Hand tools therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K1/00Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
    • B23K1/018Unsoldering; Removal of melted solder or other residues
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K3/00Tools, devices, or special appurtenances for soldering, e.g. brazing, or unsoldering, not specially adapted for particular methods
    • B23K3/04Heating appliances
    • B23K3/047Heating appliances electric

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、印刷配線基板等に付着した半田を溶
解させた後吸引して除去する、ヒータ部を備えて
インライン形に構成された半田吸引除去装置に関
する。
(従来の技術) 一般に、電子機器あるいは電子組立部品の製造
もしくは修理に際して、印刷配線基板等に付着し
た半田を溶解させて除去するに、半田吸引除去装
置が使用される。この半田吸引除去装置は、通
常、半田を溶解させた後、管状先端部により負圧
を作用させ、その管状先端部から溶解した半田を
吸引して半田収集室部に収めるものとされる。
斯かる半田吸引除去装置として、例えば、アメ
リカ合衆国特許第4328920号あるいは第4439667号
に開示されている如くのものが知られており、こ
れらの半田吸引除去装置は、(a)把持部に対する管
状先端部の割合を最適に設定できる、(b)半田収集
室部の着脱を述速かつ容易に行える、(c)比較的小
なる消費電力のもとに高温を得ることができるヒ
ータ部を備えている等の利点を有するものとされ
ていて、種々の分野で利用される。
しかしながら、このような従来の半田吸引除去
装置にあつては、半田収集室部に対する前方シー
ル部材(管状先端部側のシール部材)が、ヒータ
部の外套管部材に設けられた取付フランジに直接
に接触して取り付けられることに起因する欠点が
ある。即ち、ヒータ部の外套管部材及び取付フラ
ンジはヒータ部における発熱源からの熱を伝導し
易いものとされるので、半田収集室部に対する前
方シール部材は、それらに直接接触して取り付け
られることによつて高温に曝されることになり、
その寿命が短縮されて、充分なシール作用を果た
す期間が短いものとされ、頻繁な交換を必要とす
るものとなつてしまうのである。
斯かる事柄に関連して、アメリカ合衆国特許第
4269343号には、半田収集室部の前方端に対する
シール部材を上述とは異なる態様で取り付けるも
のとされた複数の取付構造が示されている。この
アメリカ合衆国特許の第1図においては、シール
部材が、管状ヒータ支持部材から伸びる半田移送
管部材に直接取り付けられている。また、第2図
〜第5図には、シール部材を半田移送管部材にそ
れから離隔させた状態で関連させて取り付ける構
成が示されており、一方、第6図〜第10図に
は、シール部材を管状ヒータ支持部材にそれから
離隔させた状態で関連させて取り付ける構成が示
されている。さらに、第11図〜第15図におい
ては、シール部材がヒータ部の外套管部材に関連
して取り付けられている。これらの取付構造のう
ちの第6図〜第10図に示される取付構造は、特
に大型の半田吸引除去装置において利点が得られ
るものとなる。
しかしながら、半田吸引除去装置が、取付部材
密度が高められた印刷配線基板に対して使用され
る機会の増加に伴つて、その取扱いを容易なもの
とする観点から、半田吸引除去装置の小型化を図
ることが要求されるところとなされている。そし
て、前述のアメリカ合衆国特許第4328920号ある
いは第4439667号に開示されている半田吸引除去
装置は、このような要求に応じた小型のものとさ
れているのであるが、前述の如くに、その寿命の
見地からして欠点を持つものとなつている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の従来提案されているいくつかの半田吸引
除去装置は、そのいずれもが、インライン形半田
吸引除去装置、即ち、ヒータ部が筒状に形成さ
れ、それにより溶解されて管状先端部から吸引さ
れた半田が、管状先端部からヒータ部内を通過し
て、少なくともその一部が把持部の内部に配され
た半田収集室部に流入せしめられるようにされた
半田吸引除去装置とされている。斯かるインライ
ン形半田吸引除去装置は、半田収集室部に対する
前方シール部材が、その内部おいて空気のの循環
が制限される把持部内に配されるとともにヒータ
部に近接せしめられて取り付けられる構成がとら
れるので、前述の如くの半田収集室部に対する前
方シール部材に伴われる問題、即ち、シール部材
の寿命に関わる問題を伴うものとなる。
また、インライン形半田吸引除去装置とは異な
る形式のものとして、分離形半田吸引除去装置
が、アメリカ合衆国特許第3970234号に開示され
ている。この分離形半田吸引除去装置において
は、筒状に形成されたヒータ部は用いられず、半
田鏝が発熱源として用いられている。そして、半
田移送管部材が半田鏝の先端部に近接して開口す
るものとされ、半田鏝により溶解された半田が、
それに負圧が作用せしめられ、半田移送管部材を
通じて、把持部の外部にそれから実質的に離隔し
て配された半田収集室部に流入せしめられる。こ
のアメリカ合衆国特許第3970234号に示される分
離形半田吸引除去装置において、半田収集室部に
対するシール部材は、半田移送管部材に固定され
た筒状のシール取付部材に取り付けられる。この
ようなシール部材の取付構造は、半田収集室部が
その前方端においてのみ支持されることになり、
そのため、半田収集室部を堅固に取り付けること
ができる取付構造が要求される分離形半田吸引除
去装置故に必要とされるものである。
これに対して、半田収集室部がその前方端及び
後方端の両方においてシールされて支持されるも
のとなされるインライン形半田吸引除去装置にあ
つては、斯かるシール部材の取付構造における制
約は不要とされる。従つて、インライン形半田吸
引除去装置における、半田収集室部に対する前方
シール部材をヒータ部に関連して取り付けるため
の取付構造が決定に際しては、大なる自由度が得
られることになる。そこで、インライン形半田吸
引除去装置であつて、半田収集室部に対する前方
シール部材の寿命に関わる問題に煩わされないも
のが望まれている。
斯かる状況に鑑み、本発明は、半田収集室部に
対する前方シール部材が筒状ヒータ部に関連して
取り付けられるにあたり、改良された取付構造が
採られ、それにより半田収集室部に対する前方シ
ール部材の長寿命化が図られるものとされたイン
ライン形半田吸引除去装置を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係るインラ
イン形半田吸引除去装置は、筒状ヒータ部と、少
なくとも一部が筒状ヒータ部内に配された管状先
端部と、その前方部分に筒状ヒータ部が取り付け
られる中空の把持部と、少なくとも一部が把持部
内に配されて、その前方端が筒状ヒータ部に近接
する位置におかれるとともに後方端が把持部の後
方部分に向けて位置せしめられる半田収集室部
と、半田収集室部の前方端及び後方端を夫々筒状
ヒータ部及び負圧源に連結させてシールする前方
シール部材及び後方シール部材とを備えて構成さ
れ、上述の筒状ヒータ部が、外套管部材と、その
外套管部材内に配された前方部分と外套管部材か
ら後方に伸びる後方部分とを有した管状ヒータ支
持部材と、少なくとも一部が管状ヒータ支持部材
の前方部分に沿つて配された発熱素子と、管状ヒ
ータ支持部材の後方部分に同軸的に配されて、半
田収集室部の前方端をシールする前方シール部材
が外套管部材及び管状ヒータ支持部材から離隔せ
しめられて取り付けられる管状シール取付部材と
を含んで形成されるものとされる。
(作用) このように構成される本発明に係るインライン
形半田吸引除去装置にあつては、その筒状ヒータ
部において、外套管部材から後方に伸びるものと
された管状ヒータ支持部材の後方部分に筒状シー
ル取付部材が同軸的に配されて、斯かる筒状シー
ル取付部材に、半田収集室部の前方端をシールす
る前方シール部材が、外套管部材及び管状ヒータ
支持部材から離隔せしめられて取り付けられるの
で、管状ヒータ支持部材の後方部分が、その温度
が発熱素子によつて少なくとも半田溶解温度にま
で上昇せしめられて、半田が固化されて詰まるこ
とがないものとされ、かつ、半田収集室部の前方
端をシールする前方シール部材には半田溶解温度
より低い温度が伝達されることになつて、その前
方シール部材の長寿命化が図られる。
(実施例) 第1図及び第2図は、本発明に係るインライン
形半田吸引除去装置の一例を示し、この例を成す
インライン形半田吸引除去装置10は、大別し
て、把持部12と筒状ヒータ部14とを有するも
のとされている。
把持部12は、手により保持し易い形状に形成
されたハウジング16を有するものとされてお
り、ハウジング16には、スイツチ18が手動操
作されるべく配されている。ハウジング16の内
部中空部20には、ガラス等で形成され、着脱可
能とされた半田収集室部22が納められている。
半田収集室部22の後方端30には、弾性を有し
た後方シール部材を形成する栓部材28が配され
ており、この栓部材28に負圧管24の後方端部
26が差し込まれている。負圧管24の前方端部
32は、負圧源(図示されていない)から伸びる
ホース34に接続されている。
負圧管24は、把持部12の後端部に配された
キヤツプ部材36を貫通して伸びている。このキ
ヤツプ部材36は脚部38を有しており、脚部3
8の端部には、切欠き42がフツク部40を形成
して設けられている。これに対して、把持部12
のハウジング16には、その側面部分にそれと一
体に形成されて突出する係合ピン44が設けられ
ている。そして、組立時において、ハウジング1
6の内部中空部20に半田収集室部22が挿入さ
れた後、係合ピン44がキヤツプ部材36の脚部
38に形成された切欠き42内に案内され、キヤ
ツプ部材36が若干回転せしめられて、切欠き4
2により形成されたフツク部40に係合ピン44
が係合せしめられる。
負圧管24における栓部材28の端部の近傍位
置には、第1の溝46が形成されており、この第
1の溝46にリング部材48が係合せしめられて
取り付けられ、負圧管24の栓部材28に対する
挿入を制限している。また、負圧管24の外周に
は圧縮スプリング50が配されていて、半田収集
室部22に第1図において右方への偏倚力を与
え、また、係合ピン44に、キヤツプ部材36の
脚部38に形成されたフツク部40に係合した状
態を維持させる。負圧管24には第2の溝も形成
されており、リング部材54が第2の溝に係合せ
しめられて取り付けられ、キヤツプ部材36が、
ハウジング16から外されるとき、圧縮スプリン
グ50による付勢力を受けて負圧管24から抜け
てしまうことがないようにされている。
半田収集室部22内におけるその後方端30の
近傍には、円板状のフイルタ部材56が配されて
おり、半田屑やフラツクス等がホース34を通じ
て負圧源側に吸い込まれることが防止されてい
る。また、半田収集室部22の前方端58は、ラ
バーの如くの弾性材料で形成された前方シール部
材60が嵌合せしめられており、それによつて半
田収集室部22の前方端58がシールされてい
る。
この例においては、前方シール部材60はシー
ル取付部材61に取り付けられており、このシー
ル取付部材61は、全体として円筒状の形状を有
するものとされ、望ましくはステンレス鋼等の低
熱伝導材料で形成される。また、シール取付部材
61は、その外周部分に、前方シール部材60に
対するストツパの役割りを果たすフランジ63が
設けられており、さらに、望ましくはステンレス
鋼等の材料で形成される半田移送管67の外周に
押し嵌められる小径円筒部65を有している。半
田移送管67は、以下に詳述される如くの、筒状
ヒータ部14の一部を構成するものとされてい
る。
筒状ヒータ部14は、ステンレス鋼等の材料で
形成された外套管部材62を備えている。外套管
部材62の外周端には環状突出部64が形成され
ており、この環状突出部64に係合して、円板状
フランジ66が外套管部材62に直交するように
取り付けられている。円板状フランジ66には複
数の透孔68が設けられており、第2図にも示さ
れる如く、各透孔68にはボルト70が挿通せし
められる。ボルト70は、把持部12のハウジン
グ16の前方部分に穿設された雌螺子孔72に捻
じ込まれ、それによつて、筒状ヒータ部14の外
套管部材62が、筒状ヒータ部14を構成する他
の部分と共に、把持部12に取り付けられる。把
持部12のハウジング16の前方端面部と円板状
フランジ66との間には、各ボルト70が貫通す
る円形のスペーサ74が介在せしめられており、
円板状フランジ66が把持部12から所定の距離
だけ離隔して、把持部12との間に空気流路を形
成するものとされている。この円板状フランジ6
6は、外套管部材62から伝達される熱を放散す
る放熱器としての役割りも果たしている。
外套管部材62の内部には、ヒータ支持管80
が同軸的に配されており、また、前方スペーサ9
2も配されている。そして、半田移送管67の前
方端が、ヒータ支持管80の後方端に押し嵌めら
れており、これら半田移送管67とヒータ支持管
80とが、発熱素子86を支持するとともに半田
を半田収集室部22に移送する管状ヒータ支持部
材を形成している。ヒータ支持管80もステンレ
ス鋼等の金属材料で形成され、このヒータ支持管
80の外面82及び外套管部材62の内面84
は、例えば、電気絶縁性に優れたセラミツクの薄
膜で覆われる。そして、発熱素子86が、ヒータ
支持管80上に所定の長さに亙つて巻装される。
発熱素子86は、例えば、巻線形、あるいは、エ
ツチングもしくは印刷手法が用いられた金属箔形
に形成される。さらに、半田移送管67の外周に
は、後方スペーサ94が嵌合せしめられており、
この後方スペーサ94と前述の前方スペーサ92
とにより、ヒータ支持管80と半田移送管67の
前方部分とが、外套管部材62の内部において、
外套管部材62の内面から離隔した状態で外套管
部材62と同軸的に支持されたものとなされる。
前方スペーサ92には、その側面部に、外套管
部材62に穿説された螺子孔に対応する螺子孔が
穿説されており、これら螺子孔にビスが螺入され
て、その先端が、半田移送管67とヒータ支持管
80とで形成される管状ヒータ支持部材内に挿入
され管状先端部104に係合するものとされてお
り、それによつて管状先端部104の位置決めが
なされている。管状先端部104は、管状ヒータ
支持部材内を、半田移送管67の外周に押し嵌め
られたシール取付部材61の小径円筒部65の位
置を越えて後方に伸びるものとされている。
また、外套管部材62の内面84には、内側に
突出する環状突出部106が設けられており、こ
の環状突出部106は後方スペーサ94に係合す
る。さらに、半田移送管67の外面には環状突出
部108が設けられており、外套管部材62の内
面84に設けられた環状突出部106とで後方ス
ペーサ94を挾持する。このようにして、筒状ヒ
ータ部14を構成する半田移送管67、ヒータ支
持管80、発熱素子86、前方スペーサ92及び
後方スペーサ94の夫々が、外套管部材62の内
部に保持される。そして、後方スペーサ94に
は、発熱素子86から伸びてプラグ122に接続
される導線120が挿通せしめられる透孔が設け
られている。
上述の如くの構成を有するものとされるインラ
イン形半田吸引除去装置10は、半田除去動作状
態とされるに先立ち、先ず、空の半田収集室部2
2が、その後方端を後方シール部材を形成する栓
部材28に係合せしめて取り付けられる。そし
て、その半田収集室部22の前方端58が、把持
部12におけるハウジング16の内部中空部20
内に挿入されて、前方シール部材60に係合せし
められる。次に、把持部12のキヤツプ部材36
にハウジング16から突出する係合ピン44が、
前述の如くして係合せしめられる。そして、ハウ
ジング16に設けられたスイツチ18が操作され
てオンとされると、負圧管24、半田収集室部2
2及び半田移送管67を通じて、管状先端部10
4に負圧が作用せしめられる。それにより、筒状
ヒータ部14による加熱によつて溶解せしめられ
た半田が、半田収集室部22に吸い込まれて除去
される。斯かる半田除去動作は、半田収集室部2
2を空にすることが必要とされるまで、反復して
行われる。
この場合、第1図に示される如く、半田収集室
部22の前方端58に対するシールを行う前方シ
ール部材60は、円板状フランジ66及び外套管
部材62のいずれからも実質的に離隔したものと
されており、従つて、前方シール部材60の実質
的な長寿命化が図られることになる。さらに、半
田移送管67にシール取付部材61が設けられ、
そのシール取付部材61に前方シール部材60が
取り付けられる構成がとられることにより、半田
移送管67の後端部の温度が半田溶解温度に保た
れ、しかも、前方シール部材60が、半田移送管
67の後端部から離隔した位置に配されることに
なつて、その温度が半田溶解温度より低い温度に
おかれることになり、斯かる点からも、前方シー
ル部材60の実質的な長寿命化が図られる。
そして、このようにして、半田移送管67の後
端部の温度が半田溶解温度に保たれることによ
り、半田が半田移送管67の後端部で固化し、そ
れによつて半田移送管67の後端部が塞がれてし
まう事態の発生が防止される。因に、斯かる固化
した半田により半田移送管が塞がれてしまう事態
は、従来の半田吸引除去装置においては比較的頻
繁に生じ、そのため、従来の半田吸引除去装置の
使用に際しては、通常、固化して半田移送管に付
着した半田をワイアーブラシ等を用いて半田移送
管から除去することが必要とされる。また、上述
の如くに、シール取付部材61がステンレス鋼等
の低熱伝導材料で形成される場合には、前方シー
ル部材60に伝達される熱は一段と低減されるこ
とになり、これに加えて、前方シール部材60に
伝達される熱がより一層低減せしめられるべく、
シール取付部材61の各部の肉厚はできる限り薄
くされるのがよい。
さらに、中空のシール取付部材61が備えられ
ることに関連して、前方シール部材60と筒状ヒ
ータ部14における外套管部材62の後端部との
間に、発熱素子86に接続された導線120が導
出される空隙が得られる。斯かる空隙は、前述の
アメリカ合衆国特許第4328920号あるいは第
4439667号に開示されている如くの、従来提案さ
れている小型の半田吸引除去装置においては得ら
れないものである。また、前方シール部材60が
円板状フランジ66から離隔せしめられているこ
とにより、前方シール部材60及びシール取付部
材61を通過する実質的な空気の流れが形成さ
れ、それにより、前方シール部材60に対する冷
却効果が得られる。
把持部12におけるハウジング16の前方部分
には、その周方向に沿つて配列された複数の透孔
69が設けられており、それらを通じて前方シー
ル部材60及びシール取付部材61に対して外気
が導入され、前方シール部材60の冷却が一層効
果的になされる。斯かる外気の導入がなされる空
気流路は、透孔69が設けられることにより形成
されるのみならず、前述の如くに、スペーサ74
が配されることによつても形成される。
一方、半田移送管67の後端部は、シール取付
部材61により包囲されてその中空部分内に位置
せしめられているので、上述の空気の流れに曝さ
れることがなく、従つて、その温度の低下が極め
て小とされて、前述の如くに、半田溶解温度に維
持されることになる。
なお、シール取付部材61が半田移送管67に
接触する位置は、好ましくは、半田移送管67の
後方開口部にできる限り近接せしめられるものと
される。このため、シール取付部材61における
小径円筒部65とは反対側の開口端側が、円板状
フランジ66に対向するようにされてもよい。斯
かる場合には、シール取付部材61と半田移送管
67の後端部との間の温度差が極めて大とされる
ことになる。
また、本発明に係るインライン形半田吸引除去
装置は、上述の例に限られるものではなく、その
具体構成や各部材の形状あるいは配置等は、本発
明の技術思想から逸脱することなく種々に変形さ
れ得るものである。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係るイ
ンライン形半田吸引除去装置にあつては、管状先
端部を伴つた筒状ヒータ部とそれに連結された半
田収集室部の少なくとも一部が収容される把持部
とを備え、筒状ヒータ部により溶解された半田
が、管状先端部から吸引され、筒状ヒータ部にお
ける筒状ヒータ支持部材内を通過して、半田収集
室部に流入せしめられるものとされる小型化に適
した構成とされ、斯かる構成がとられるにあた
り、半田収集室部に対する前方シール部材が筒状
シール取付部材を介して筒状ヒータ部に取り付け
られる、前方シール部材に関しての改良された取
付構造が採られることにより、筒状ヒータ部から
前方シール部材への温度伝播が抑制され、その結
果、前方シール部材の長寿命化が図られることに
なる。
さらに、筒状ヒータ部から前方シール部材への
温度伝播が抑制されるに加え、管状ヒータ支持部
材の保温が図られて、例えば、管状ヒータ支持部
材が半田溶解温度に保たれ、それにより、管状ヒ
ータ支持部材が固化した半田で塞がれてしまう事
態の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るインライン形半田吸引除
去装置の一例を示す部分破断側面図、第2図は第
1図に示される例の正面図である。 図中、12は把持部、14は筒状ヒータ部、1
6はハウジング、22は半田収集室部、60は前
方シール部材、61はシール取付部材、67は半
田移送管、80はヒータ支持管、86は発熱素
子、104は管状先端部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発熱源を有した筒状ヒータ部と、少なくとも
    一部が上記筒状ヒータ部内に配された管状先端部
    と、前方部分に上記筒状ヒータ部が取り付けられ
    る中空の把持部と、少なくとも一部が上記把持部
    内に配され、前方端が上記筒状ヒータ部に近接す
    る位置におかれるとともに後方端が上記把持部の
    後方部分に向けて位置せしめられる半田収集室部
    と、上記半田収集室部の前方端を上記筒状ヒータ
    部に連結させてシールする前方シール部材と、上
    記半田収集室部の後方端を負圧源に連結させてシ
    ールする後方シール部材とを備えて成り、 上記筒状ヒータ部が、外套管部材と、該外套管
    部材内に配された前方部分と上記外套管部材から
    後方に伸びる後方部分とを有した管状ヒータ支持
    部材と、少なくとも一部が上記管状ヒータ支持部
    材の前方部分に沿つて配された発熱素子と、上記
    管状ヒータ支持部材の後方部分に同軸的に配され
    て、上記前方シール部材が上記外套管部材及び管
    状ヒータ支持部材から離隔せしめられて取り付け
    られる筒状シール取付部材とを含んで形成される
    ことを特徴とするインライン形半田吸引除去装
    置。 2 筒状シール取付部材が上記管状ヒータ支持部
    材の後方部分を囲むものとされたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のインライン形半田
    吸引除去装置。 3 筒状ヒータ部と把持部の前方部分との間に空
    気流路が形成されることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のインライン形半田吸引除去装
    置。 4 把持部の前方部分に複数の透孔が設けられて
    空気流路が形成されることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載のインライン形半田吸引除去装
    置。 5 管状先端部が、上記筒状ヒータ支持部材の後
    方部分内における、上記筒状シール取付部材の上
    記筒状ヒータ支持部材に対する取付位置を越える
    位置にまで伸びるものとされたれたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のインライン形半
    田吸引除去装置。 6 筒状ヒータ支持部材の前方部分と後方部分と
    の夫々が相互結合された別部材で形成されたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインラ
    イン形半田吸引除去装置。
JP61131643A 1985-06-07 1986-06-06 インライン形半田吸引除去装置 Granted JPS623873A (ja)

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IT8648108A0 (it) 1986-06-06
GB2176729A (en) 1987-01-07
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GB8613489D0 (en) 1986-07-09
CA1273531A (en) 1990-09-04
DE3619041C2 (ja) 1993-03-25
IT1212064B (it) 1989-11-08
FR2583255A1 (fr) 1986-12-12
DE3619041A1 (de) 1987-01-08
GB2176729B (en) 1989-05-10

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