JPH02140147A - 赤血球から血漿を分離する方法および装置 - Google Patents

赤血球から血漿を分離する方法および装置

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JPH02140147A
JPH02140147A JP1009633A JP963389A JPH02140147A JP H02140147 A JPH02140147 A JP H02140147A JP 1009633 A JP1009633 A JP 1009633A JP 963389 A JP963389 A JP 963389A JP H02140147 A JPH02140147 A JP H02140147A
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ヘンリイ ジェオング
Vartan Ghazarossian
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 (1)発明の分野 本発明は、全血サンプル中の赤血球から血漿を分離する
方法および装置に関する。本発明はとくに、全血中の分
析対象の測定に応用できる。
分析対象の検定に際しては、赤血球が特異的結合対(s
bp)間の結合を阻害することがある。また、赤血球は
酵素活性を有し、用いられる検定法によっては、シグナ
ルの生成を妨害することがある。
したがって、高い精度を要する検定は通常、血清または
血漿について行われる。すなわち、検定の実施前に、分
析対象の含有が疑われる全血サンプル中の血漿から赤血
球を分離することが一般に必要である。
全血サンプル中の血漿から赤血球を分離し、血液サンプ
ル中における分析対象の存在または存在量を測定するた
めには、多くの技術が知られている。赤血球から血漿ま
たは血清を分離するために通常用いられる方法のひとつ
は、全血の遠心分離によるものである。この操作により
、赤血球は試験管の底部に沈降し、血清はたとえば傾瀉
または他の何らかの方法で分離される。遠心分離にはい
くつかの欠点がある。第一に、全血サンプルからの赤血
球の分離には、患者から比較的大量の全血サンプルを採
取することが必要である。さらに大部分の医院には血液
分離装置は設備されていない。
したがって、全血サンプルを採取したのち、このような
装置をもつ実験室または他の機関に、処理のため送られ
ることになる。しかも、余分な操作のために、血液に含
まれる病原の危険に曝される可能性が増大する。
ポリブレン(ヘキサゾメスリンデロミド)、四級アンモ
ニウムポリアルキレンアミンおよび他のポリカチオンは
、赤血球抗体の検出に使用されてきた。この種の試験の
ひとつでは、赤血球を低イオンメジウム中、試験血清と
インキュベーションする。ポリブレンを加えて非特異的
な赤血球集合を生じさせる。試験管を遠心分離し、細胞
を含まない上清を傾瀉する。細胞上のポリブレンの作用
を中和し、血球凝集反応の結果を肉眼的にまたは顕微鏡
により評価する。
全血サンプル中の赤血球から血漿を分離する方法は、た
とえばサンプル中の分析対象を検出する方法に、その必
要性がある。この種の方法は、小量のサンゾルを含め様
々なスケールのサンプルに適用できるものであることが
望ましい。遠心分離の必要のない方法の要求もある。
(2)関連技術の説明 米国特許第4,477.575号には、血液をガラス繊
維層上に徐々に滴加して血漿または血清を集めて、全血
からJf11#i!または前溝を分離する方法が記載さ
れている。用いられるガラス繊維の直径は0.2μ〜約
5μで、密度は0.1〜0.5.9 /鋼3である。分
離される血漿または血清の総容量は、ガラス繊維層へ吸
収させた容量のたかだか50%である。
米国特許第4,594.527号には、全血サンプルを
水性メジウム中で赤血球の結合剤と合して、全血中の分
析対象を検出するだめの方法および組成物が記載されて
いる。水性メジウムを固体吸水性要素に接触させ、これ
に少なくとも1種のsbpメンバーを結合させ、その要
素上を移動させる。
分析対象の量に関連する境界が決定される。赤血球は空
気−液体界面に隣接する要素上の領域に集合する。
米国特許第4,401.652号には、ストローマを含
まないヘモグロビン溶液の製造方法が開示されている。
米国特許第4.407,961号には、ヒト血液中のグ
リコジル化ヘモグロビンの単離および測定のためのイオ
ン交換システムおよび方法が記載されている。英国特許
筒1.037,155号は全血中に含まれる成分の検出
のための診断薬に関する。米国特許第3,418,08
3号には、全血分析用の疎水性試験片が開示されている
。米国特許第4.604,264号には、多繊維ファプ
リツクまたはフリースで作られた担体層の一方の側の表
面および内部に少なくとも高濃度に埋め込んだ試薬含有
フィルム層コーティングを有する試験片が論じられてい
る。
ドイツ公開特許公報DI!!3323973A1号(T
raschら)には、赤血球をフィルター上に保持し、
全血から簡単に血漿を回収するための基質とくに染料が
開示されている。ドイツ公開特許公報DI344114
9A1号(Limbachら)およびDI!!3508
427A1号(Limbachら)には、レクチンを浸
透させた多孔性マトリツ上において希釈剤で反復してゆ
すぐことによる、とくに臨床分析用の全血分離方法が記
載されている。ヨーロッパ特許出願第0198628A
I号(Repkinら)Kは、全血の分離および分析の
ための装置および方法が開示されている。
以下の文献e  Ferrerら: Transfus
iono  25:145〜148 (1985) ;
 La1ezariら:Transfusion l 
 2 D : 206〜211 (1980);Lee
ら: Laboratory MecLicine 、
 5 : 47〜49(1974) 、” Fishe
r : Transfusion 、  23 :15
2〜154(1983);lnglisら:Trans
fusion、  l 8 : 84”−88(197
8) pL5118gari : Transfusi
on 、  8 : 372〜380(1968) 、
” Iralezariら: J、 Lab、 C!l
in、。
Med−,57:868〜873(1961);Dem
bitgerら: Transfusion + 12
 : 94 ′97(1972)には、ポリブレンを用
いて抗体および/または抗原を検出する方法が記載され
ている。
発明の要約 本発明の方法および装置は、全血サンプル中の赤血球か
ら血漿を分離することを目的とするものである。この方
法は、全血サンプル中に含まれる赤血球を結合させるが
血漿は結合させないポリカチオン表面を有する支持体の
少なくとも一部分に全血サンプルを接触させることを包
含する。この方法はまた、赤血球が結合した支持体をサ
ンプルから分離することを包含してもよい。ある態様に
おいては、サンプルを接触させた支持体部分から、サン
プルをその支持体の少なくとも一部分に移動させる。
本発明の方法は、赤血球を含まない血漿を獲得するため
に一般的に応用されるものであり、分析対象を測定する
ための全血サンプルの検定にとくに応用できる。分析対
象がリガントおよび相補性受容体からなる群より選ばれ
る特異的結合対(S17P)の一員である検定はとくに
興味がある。本発明の方法は、赤血球は結合させるが血
漿は結合させないポリカチオン表面を有する支持体の少
なくとも一部分に、水性メジウム中で全血を接触させる
ことを包含する。血漿はこのようにして、支持体に結合
した赤血球から分離され、ついで血漿は、任意の便利な
方法で、分析対象の存在について分析することができる
本発明の装置はとくに、全血サンプル中の分析対象の測
定に応用される。この装置は、少なくとも一部分に赤血
球を結合するポリカチオン表面を有し、また少なくとも
一部分に非拡散的に結合したsbpメンバーを含有する
吸水性支持体から構成される。
本発明はさらに、本発明の方法、とくに分析対象の含有
が疑われる全血サンプル中の分析対象を測定する検定を
実施するだめのキラトラ包含する。
このキットは、少なくとも一部分にポリカチオンポリマ
ーを含有する支持体と、サンプル中に存在する分析対象
の量に関連して検知可能なシグナルを産生できるシグナ
ル生成システムの1種または2種以上の構成要素を組合
せてパックにしたものである。
特定の態様の説明 本発明は、全血サンプルの血漿から赤血球を分離する方
法に関する。この方法は、赤血球を支持体のポリカチオ
ン表面に結合させることを包含する。好ましくは、支持
体の少なくとも一部分にポリカチオンポリマーを浸透さ
せる。本発明の方法は、ポリカチオン表面を有する吸水
性支持体の少なくとも一部分を全血サンプルと接触させ
るものである。サンプル中に含まれる赤血球はポリカチ
オン表面に結合するが、血漿は結合せず、通常は、赤血
球が結合した支持体部分から分離される。血・漿は支持
体から、任意の多数の慣用の分離技術によって除去する
ことができる。たとえば、支持体を血漿から分離するこ
とができるし、また血漿を単に支持体との接触部から通
過させるだけでもよい。血漿は任意の多数の慣用の検定
方法に付して、分析対象の存在を分析できる。
本発明は一般的に、赤血球を含まない血漿の取得に、と
くに免疫検定および血液型判定の分野で応用できる。し
かも、サンプルを余分の操作に付さないので、血液に含
まれる病原の危険に曝される可能性は低下する。本発明
の方法は簡単で、効果的で、経済的である。さらに、ポ
リカチオンポリマーを用いる場合、この種のポリマーは
固定化すると永久に安定である。したがって、このよう
なポリマーは他の捕捉剤たとえば抗体またはレクチンに
比して優れている。
本発明はまた、全血中の分析対象を測定するための装置
に関する。この装置は、赤血球を結合するためポリカチ
オンポリマーを少なくとも一部分に含有する吸水性支持
体を包含する。さらに、吸水性支持体の少なくとも一部
分は、それに非拡散的に結合した特異的結合対(sbp
) k有する。
本発明の特定の態様についての説明をさらに続ける前に
、多数の用語について定義する。
分析対象−測定すべき化合物または組成物、興味ある物
質である。分析対象は特異的結合対(sbp)の一員で
あり、1価または多価のりがンド、通常、抗原またはへ
ゾテンであってもよく、単一の化合物または少なくとも
1個の共通のエピトープもしくは抗原決定部位をもつ複
数個の化合物である。分析対象はまた、粒子の成分であ
っても、また検定時に粒子に結合するものであってもよ
い。
粒子の成分である分析対象の例としては、細胞の表面上
の抗原たとえば血液型抗原(A、B、AB。
0、D等)またはHLA抗原がある。検定時に粒子に結
合する分析対象の例には、相補性のsbpメンバーが粒
子に結合する場合のsbpメンバー レクチンが粒子に
結合する場合の糖タンパク質もしくは糖すヒド、プロテ
ィンAが粒子に結合する場合の抗体等がある。分析対象
が粒子に結合する場合の結合は、特異的でも非特異的で
も、また免疫学的でも非免疫学的であってもよい。
多価リガント分析対象は通常、ポリ(アミノ酸〕、すな
わちポリペプチドおよびタンパク質、多糖、核酸、なら
びにそれらの配合物である。このような配合物には、細
菌、ウィルス、染色体、遺伝子、ミトコンドリア、核、
細胞膜等がある。
分析対象の一部の正確な性質およびその多くの例は、米
国特許第4,299,916号(Litmanら)、と
くにその第16欄〜第23欄に開示されている。
多くの場合、本発明に用いられるポリエビ) −ブリが
/ド分析対象は、分子量が少なくとも約5.000.通
常は少なくとも約10,000である。
ポリ(アミノ酸)の範晴では、興味のあるポリ(アミノ
酸)は一般に、分子量が約5,000〜5.000,0
00.通常は約20,000〜1,000,000であ
り、興味あるホルモンの分子量は通常約5.000〜6
0,000の範囲である。
広範囲のタンパク質、類似の構造的特徴を有するタンパ
ク質群、特定の生物学的機能をもつタンパク質、特定の
微生物とくに病原微生物に関連するタンパク質が対象と
なる。
モノエピトープリガント分析対象は、一般に分子量的1
00〜2,000.通常は125〜1,000である。
興味ある分析対象には、薬剤、代謝物、有害生物殺滅剤
、汚染物質等がある。興味ある薬剤にはアルカロイドが
包含される。アルカロイドとしては、モルフイン、コデ
イン、ヘロイン、デキストロメトロファン、それらの誘
導体および代謝物e含trモルフインアルカロイド:コ
カイン、ペンゾイルエクゴニン、それらの誘導体および
代謝物を含むコカインアルカロイド;リゼルグ酸のジエ
チルアミドを含む麦角アルカロイド:ステロイドアルカ
ロイド;イミナゾイルアルカロイド;# f f !J
 yアルカロイド、インキノリンアルカロイド;キニン
およびキニジンを含むキノリンアルカロイド:ジテルペ
ンアルカロイドそれらの誘導体および代謝物を挙げるこ
とができる。
次の薬剤群にはステロイドがあシ、これにはニストロジ
エン、エストジェン、アンドロジエン、副腎皮質ステロ
イド、胆汁酸、強心グリコシドとアグリコンたとえばジ
ゴキシンおよびジゴキシrニン、サポニンおよびサポデ
ニン、それらの誘導体および代謝物が包含される。また
、ジエチルスチルベストロールのようなステロイド模倣
物質も含まれる。
次の薬剤群は5〜6員環のラクタムであシ、これにはバ
ルビッール酸たとえばフエノパルピタールおよびセコパ
ルビタール、ジフェニルヒダントイン、ぎリミドン、エ
トスクシミドおよびそれらの代謝物が包含される。
次の薬剤群は炭素原子2〜6個のアルキル基を有するア
ミノアルキルベンゼンであシ、これにはアンフェタミン
、カテコールアミンたとえばエフェドリン、L−ドーパ
、エピネフリン、ナルシ/、パパベリンおよびそれらの
代謝物が包含される。
次の薬剤群は、ベンズヘテロ環類であり、これにはオキ
サゼパム、クロルプロマジン、テクレトール、イミプラ
ミン、それらの誘導体および代謝物が包含される。ヘテ
ロ環はアゼピン、ジアゼピンおよびフェノチアジンであ
る。
次の薬剤群はプリンであシ、これにはテオフィリン、カ
フェイン、それらの代謝物および誘導体が包含される。
次の薬剤群にはマリハナの誘導体がちシ、カンナビノー
ルおよびテトラヒドロカンナビノールが包含される。
次の薬剤群忙は、ビタミンA、 BたとえばB12゜C
,D、Iおよびに1葉酸、チアミンのようなビタミン類
が包含される。
次の薬剤群は抗生物質であり、これにはペニシリン、ク
ロロマイセチン、アクチノマイシン、テトラサイクリン
、テラマイシン、その代謝物および誘導体が包含される
次の薬剤群はヌクレオシドおよびヌクレオチドであシ、
これKはムTP 、 HAD 、 FMN 、アデノシ
ン、グアノシン、チミジンおよびシチジンならびにそれ
らの適当な糖およびリン酸置換体が包含される。
次の薬剤群は雑多の個々の薬剤で、メサトン、メゾロバ
メート、セロトニン、メペリジン、アミトリゾチリン、
ノルトリブチリン、リドカイン、ゾロカインアミド、ア
セチルゾロヵインアミド、プoプラノロール、グリセオ
フル♂ン、パルゾロ酸、ブチロフェノン類、抗ヒスタミ
ン剤、抗コリン剤たとえばアトロピン、それらの代謝物
および誘導体が包含される。
疾病状態に関係がある代謝物には、スペルミン、がラク
トース、フェニルピルビン酸、およびポルフィリンI型
が包含される。
次の薬剤群はアミノグリコシド、たとえばrンタマイシ
ン、カナマイシン、ドプラマイシンおよびアミカシンで
ある。
興味ある有害生物殺滅剤としては、ポリハロゲン化♂フ
ェニル類、リン酸エステル類、チオポスフェート類、カ
ルバメート類、ポリハロゲン化スルフェンアミド類、そ
れらの代謝物および誘導体を挙げることができる。
受容体分析対象の分子量は一般[10,000から2×
108、通常10.000から106の範囲である。免
疫グロブリン、工gA 、1gG 、工gEおよび工g
Mの分子量は一般に約160.000から約106であ
る。酵素の分子量は通常約i o、o o oがら1.
000.000の範囲である。天然の受容体は様様で、
一般に分子量は少なくとも約25.000で、106ま
たはそれ以上の分子量のものもあり、この種の物質には
アビジン、DNA 、 RNA 、サイロキシン結合グ
ロブリン、サイロキシン結合ゾVアルデミン、トランス
コルチン等がある。
リガント類縁体または分析対象類縁体−類似するりがン
ドまたは分析対象とひとつの受容体に対し競合できる修
飾リガントもしくはりがンP代替物または修飾分析対象
もしくは分析対象代替物であり、修飾はりがンド類縁体
または分析対象を他の分子に結合させる手段を提供する
。リガンげ類縁体または分析対象類縁体は通常、リガン
Pまたは分析対象とは、リガント類縁体または分析対象
類縁体を標的または標識に連結する結合での水素の置換
以上の相違があるが、これは必須ではない。りがンド代
替物または分析対象代替物の語は、りがンドまたは分析
対象と相補的な受容体に特異的に結合する能力を有する
化合物を指す。すなわち、リガント代替物または分析対
象代替物は、リガントまたは分析対象と同様の方式で受
容体に結合できる。代替物はたとえば、りがンドまたは
分析対象に対する抗体のイディオタイプに対する抗体で
あってもよい。
ポリ(りがンド類縁体)−複数個のリガント類縁体が、
通常は標的核にたがいに共有結合で結合したものをいう
。標的核は多官能性物質で、通常は重合体であり、連結
部位として複数個の官能基たとえばヒドロキシル、アミ
ノ、メルカプト、エチレン基等をもつのが普通である。
標的核は水溶性でも水不溶性でもよいが、水溶性である
ことが好ましく、分子量は通常少なくとも約3.0.0
00でi o、o o o、o o oまたはそれ以上
であってもよい。標的核の例としては、多糖、ポリペブ
チぜ(タンパク質を含む)、核酸、陰イオン交換樹脂等
がある。水不溶性標的核には、たとえばガラスもしくは
プラスチック容器の壁、がラスピーズ、付加および縮合
ポリマー、セファデックスおよびアがロースビーズ等も
包含される。
特異的結合対のメンバー(abpメンバー)−2個の異
なる分子の一方で、他分子に特異的に結合する表面上ま
たは空洞内領域を有し、したがって他分子の特定の空間
的および極性的機構と相補的と定義される。特異的結合
対のメンバーはりガンにおよび受容体(抗リカンr)と
も呼ばれる。
これらは通常、抗原−抗体のような免疫対のメンバーで
あるが、免疫対ではない他の特異的結合対、たとえばピ
オチン−アビジン、ホルモン−ホルモン受容体、核酸二
重型、工gG−プロティンA。
DNA −DNA 、 DNA −RNA等も本発明に
包含される。
りがンドー任意の有機化合物で、受容体が天然に存在す
るか、または製造できる。
受容体(抗リガント)−分子の特定の空間的および極性
的機構たとえばエピトープまたは抗原決定部位を認識で
きる任意の化合物または組成物。
受容体の例には、天然の受容体たとえばサイロキシン結
合グロブリン、抗体、酵素、IPabフラグメント、レ
クチン、核酸、プロティンA1補体成分01q等が包含
される。
標識−5bpメンバーに抱合するシグナル生成システム
のメンバー。標識は同位元素でも非同位元素でもよく、
通常は、酵素のような触媒、蛍光体、染料もしくは化学
発光体のような色原体を含めた非同位元素、放射性物質
、粒子等である。
シグナル生成システム−シグナル生成システムは1種ま
たは2種以上の成分からなシ、少なくともその1mは標
識である。シグナル生成システムは、サンプル中の分析
対象の存在または存在量に関連するシグナルを発生する
。シグナル生成システムは、測定可能なシグナルを産生
ずるのに必要なすべての試薬を包含する。標識が分析対
象に類似のsbpメンバーに抱合しない場合は、標識は
通常、分析対象に類似のsbpメンバーに相補性のsb
p 71ンハ一忙結合される。シグナル生成システムの
他の成分としては、基質、増強剤、活性化剤、化学発光
化合物、補因子、インヒビター、スカベンジャー、金属
イオン、シグナル発生物質の結合に必要な特異的結合物
質等を包含できる。シグナル生成システムの他の成分は
また、補酵素、酵素産生物と反応する基質、他の酵素お
よび触媒等であってもよい。シグナル生成システムは、
好ましくは粒子の凝集度の測定により、または電磁線の
使用により望ましくは肉眼的検査によって、すなわち外
部手段によって検知可能なシグナルを与える。多くの場
合、シグナル生成システムは、蛍光体または他の光吸収
粒子のような粒子、色原体物質および酵素を包含し、こ
の場合、色原体基質が酵素的に染料に変換され、これが
紫外もしくは可視領域の光線、リン光、蛍光または化学
発光を吸収する。
シグナル生成システムは、少なくとも1filの触媒、
通常は酵素、および少なくとも1糧の基質を包含するこ
とができ、2種もしくは6種以上の触媒と複数個の基質
を包含してもよく、ひとつの酵素の基質が他の酵素の生
成物であるような酵素の組合せを包含してもよい。シグ
ナル生成システムが作動するとサンプル中の分析対象の
量に関連する検知可能なシグナルを与える生成物が生成
する。
シグナル生成システムに使用できる多数の酵素および補
酵素が、米国特許第4.275.149号第19欄〜第
26欄、および米国特許第4.518.980号第10
欄〜第14欄に示されている。本発明に使用できる多数
の酵素の組合せが米国特許第4.275.149号第2
6欄〜第28欄に説明されている。
とくに、興味がある酵素は過酸化水素の生成に関与する
酵素で、過酸化水素は染料前駆体を染料に酸化するのに
使用される。特定の組合せとしては、糖オキシターゼた
とえばグルコースおよびガラクトースオキシターゼまた
は異項環オキシターぜたとえばウリカーゼおよびキサン
チンオキシターゼと、染料前駆体の酸化に過酸化水素を
使用する酵素すなわち西洋ワサビベルオキシダーぜ、ラ
クトペルオキシターゼまたはミクロペルオキシターゼと
の組合せがある。他の酵素の組合せは参考として導入し
た特許明細書に記載されている。単一の酵素を標識とし
て使用する場合には、ヒドロラーゼ、トランスフェラー
ゼおよびオキシドレダクターゼ、好ましくはアルカリホ
スファターゼおよびβ−がラクトシダーゼのようなヒド
ロラーゼが使用できる。また、ルシフェラーゼ、たとえ
ばホタルルシフェラーゼおよび細菌ルシフェラーゼも使
用することができる。
使用できる補酵素の例には、MAD (u 〕、 NA
DP[H)。
ピリドキサールリン酸、FAD(H) 、 FMN(H
)等、通常サイクリング反応に関与する補酵素が包含さ
れる(とくに米国特許第4.618.980号参照)。
整要反応の生成物は通常、染料、化学発光体または蛍光
体である。蛍光体の多くの例が米国特許第4.275.
149号第60欄および第61欄に示されている。
ポリカチオン表面−複数個の陽電荷、通常少なくとも1
011/μm2の陽電荷、通常1012〜1[]11i
 7μm2の陽電荷を有する支持体表面をいう。
ポリカチオン表面はポリカチオン試薬の含有によシ達成
することができる。一方、支持体を直接処理して陽電荷
を誘導することもできる。たとえば、紙をシアノ−rン
デロミドついでエチレンジアミンで処理するか、ナイロ
ンをトリエチルオキソニウムフルオロプレートで処理す
るか、またはガラスをアルモエチルトリメトキシシラン
で処理する。
ポリカチオン試薬−通常は重合性の、無機または有機の
、天然または合成の、少なくとも2個の陽電荷、好まし
くは少なくとも10個の陽電荷を有する化合物、組成物
または材料であシ、たとえば、通常20〜1000個の
陽電荷を有する多電解質である。
ポリカチオン試薬の例には、ポリアルキレンアミン(ア
ルキレンは1〜20個の炭素原子、好ましくは2〜4個
の炭素原子を有する)たとえばポリエチレンイミンおよ
びポリゾロピレンイミンおよびそれらの低級アルキル(
1〜6個の炭素原子を有する)アンモニウム塩たとえば
ポリブレン、1.5−ジメチル−1,5−ジアデウンデ
ヵメチレンポリメトデロミド、または金属イオンたとえ
ばカルシウムおよびバリウムイオン、アミノデキストラ
ン、プロタミン、キトサン、陽性に荷電したリポソーム
、ポリリジン等がある。ポリカチオンポリマーにはまた
、係属中の米国特許出願第051.978号(1987
年5月19日出願;カナダ特許出願第5−N−567,
176号、日本特許出願筒65−121680号または
英国特許出願束8811751号に相当)に開示されて
いるノソイドーデレンおよびヒドロキシブレンも包含さ
れる。
表面に陽電荷を適用する他の方法には、エステル、エー
テル、カルがネート、スルホネートリンカ−等を介して
アンモニウムおよびホスホニウムを化学的に連結する方
法がある。
支持体−多孔性、水不溶性材料である。支持体は親水性
であるかまたは親水性にすることが可能で、無機粉末た
とえばシリカ、硫酸マグネシウムおよびアルミナ;天然
重合材料、とくにセルロース材料もしくはセルロース材
料から誘導される物質たとえば濾紙、クロマトグラフィ
ー濾紙環7舎成もしくは改良天然ポリマーたとえばニト
ロセルロース、セルロースアセf−)、l’)(ビニル
クロリド)、ポリアクリルアミド、架橋デキストラン、
アガロース、ポリアクリレート、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ(4−メチルブテン)、ポリスチレン、
ポリメタクリレート、ポリ(エチレンテレフタレート)
、ナイロン、ポリ(ビニルブチV−))等、それ自身で
または他の材料たとえばガラス、セラミック、金属等と
抱合させて使用できる。
吸水性支持体−その表面に直接または間接にポリカチオ
ンポリマーを結合させることができ、全血の成分をたと
えば毛細管作用、濾過、浸透等によって輸送することが
できる任意の吸水性吸着固体材料である。吸水性支持体
は、支持体がポリカチオン表面をもたない場合に赤血球
の通過が可能な十分の孔径をもつ多孔性である。吸水性
支持体ハ濾紙、セルロース粒子、シリカゲル、セルロー
スビーズ等とすることができる。
吸水性支持体の大きさおよび形状は広範囲に変化させる
ことができ、支持体がフィルター様式で用いられるか、
または浸透や毛細管液流が主たる結果となる様式で用い
られるかによって決定される。支持体の目的に応じて、
すなわち、結合した赤血球を保持すること、および適用
可能な場合には分析対象の検定をその上で実施する支持
体であることが考慮されなければならない。各分離およ
び/または検定においては、たとえば、分離の様式とし
て濾過もしくは浸透が選ばれるかまたは検定に用いられ
る場合、ひとつのサイズおよび/または形状が他に比し
て、たとえば本方法に付される全血の全に依存して、好
ましいといえる。支持体の形状はたとえば、ストリップ
、三角形、矩形もしくは正方形の構造、円形もしくは楕
円形のディスク等とすることができるが、これらに限定
されるものではない。このような支持体の例は米国特許
第4.552.869号、第4.566.241号、第
4.594.327号および第4.235,601号に
開示されている。
支持体の表面は様々な物理学的特性をもつことができ、
また様々な化学組成物から構成されることもできる。ま
たさらに1組成物もしくはラミネートの混合物のような
1種もしくは2種以上の組成物またはそれらの配合物か
ら構成されていてもよい。支持体の表面上にポリカチオ
ン表面を固定化するようなポリカチオン表面の導入の容
易さ、また支持体を分析対象の検定の実施に用いる場合
には支持体表面1csbpメンバーを非拡散性に結合さ
せることの容易さ等を考慮して、各種材料を使用するこ
とが可能である。
ポリカチオン試薬を支持体上に共有結合または非共有結
合によって配置することができる。−実施態様において
は、ポリカチオンポリマーは支持体上の適用側に支持体
とのイオン相互作用によって固定化される。たとえば紙
のような陰イオン性支持体にはポリブレンのようなポリ
カチオンポリマーを電荷間の相互作用によって固定化す
ることができるが、もちろんこれに限定されるものでは
ない。ポリカチオンポリマーは支持体の一部に、たとえ
ば紙片の端に適用してもよい。また、ポリマーを全支持
体上に適用することもできる。ポリカチオンポリマーを
支持体に適用したのち、支持体をたとえば窒素気流下に
、たとえばポリマーの液体を蒸発させることによって乾
燥する。
他の態様においては、ポリカチオンポリマーは、連結剤
を用いることによって支持体上に固定化される。このよ
うな場合、ポリマーは一般に、アミンもしくは酸基を有
するかまたはアミンもしくは酸基を有するように処理が
可能で、支持体はその場合に応じて相当する酸またはア
ミン基を有する。
連結剤の例には、カルボジイミド、たとえばエチルジメ
チルアミノプロビルカルボジイミP1ジシクロへキシル
カルボジイミド等が包含される。
吸水性支持体−5bpメンバ一抱合体(イムノクロマト
グラフ)−少なくとも1種のebpメンバーが、吸水性
支持体の表面に、共有結合または非共有結合のいずれか
により、非拡散的に結合されている。これは、たとえば
米国特許第4.168.146号および第4,299.
916号に記載されている技術に従って行うことができ
る。
sbpメンバーの表面への結合は、分析対象および必要
に応じてシグナル生成システムの任意の要素の輸送を伴
って液体の移動が可能な領域に行われる。シグナル生成
システムの1種または2種以上の要素は吸水性支持体に
、共有結合または非共有結合により非拡散的に結合させ
ることができる。
補助材料−本発明の検定には、様々な補助材料がしばし
ば使用される。たとえば、緩衝剤が通常、検定メジウム
中に添加されるし、また検定メジウムおよび検定成分の
だめの安定化剤も加えられる。これらの添加剤のほかに
しばしば、アルブミンのような添加タンパク質、界面活
性剤とくに非イオン界面活性剤、結合増強剤たとえばポ
リアルキレングリコール等が包含される。
上述のように、本発明は全血中の赤血球から血漿を分離
する方法を包含する。この方法は、ポリカチオン表面を
有する支持体を用い℃、全血中の赤血球から血漿を固相
分離するものである。全血サンプルを支持上に導入する
と、ポリカチオン表面と赤血球の間に非特異的結合を生
じ、細胞はポリカチオン表面上に捕捉される。赤血球は
一般に、細胞表面上のジアール酸残基等によシ陰電荷を
もっている。一方、血漿はポリカチオン表面に結合せず
、表面から移動していく。このようにして、血漿は赤血
球から分離される。一般的に、血漿は、毛細管作用によ
りポリカチオン表面に治って浸透しであるいは濾過作用
の結果吸水性支持体を通過して、ポリカチオン表面から
移動する。
ポリカチオン試薬は一般に、全血サンプルが支持体の部
分と接触した場合に、実質的にすべての赤血球の結′合
が達成されるのに十分な量用いられる。一般に、支持体
に結合させることが必要なポリカチオン試薬の量もしく
はポリカチオン表面の大きさまたはその両者は、処理す
べきサンプルのサイズが大きいほど大きくなる。さらに
、支持体の性質およびサイズならびにポリカチオン試薬
の性質は、個々の支持体上に含有させるポリカチオン試
薬の量に影響する。支持体は、結合させる細胞1個あた
り、一般に少なくとも100個の陽性に荷電した基、多
くの場合少なくとも1,0DD(凰さらに多くの場合は
i o、o o o個以上の陽性に荷電した基を含有す
る。細胞の吸水性材料への結合は、通常1朋2〜500
M♂の指定領域に、多くの場合10m1L2〜100−
の領域に起こさせる。
本発明の分離方法の実施に際しては、水性メジウムが使
用される。他の極性溶媒、通常は1個〜6個、さらに通
常は1〜4個の炭素原子を有する酸素含有有機溶媒たと
えばアルコール、エーテル等を包含させることもできる
。これらの補溶媒は、通常約40重量%未満、さらに通
常には20重量%未満を添加する。
本発明の分離方法は、通常、全血からの赤血球と血漿の
分離を最大限にするため、中等度の−で行われる。メジ
ウムの−は一般に約4〜11の範囲であり、さらに通常
は6〜10の範囲である。
所望の−を達成し、分離時その−を維持するためには、
様々な緩衝剤が使用される。緩衝剤の例には、ホウ酸塩
、リン酸塩、炭酸塩、Tris、バルビタール等が包含
される。本発明に対し、特定の緩衝剤が限定されること
はないが、個々の検定ではある緩衝剤が他に比して好ま
しい場合はある。
イオン強度は一般に0.05〜o、5、好ましくは約0
.1〜0.6の範囲とされる。特定の検定によって、−
およびイオン強度は上述の範囲内で至適化することがで
きる。通常、イオン強度の低い緩衝剤は有機溶媒を加え
ないで用いられる。
分離の間は、一般に中等度の温度が採用される。
分離および測定時の温度は、一般に、約10°〜50℃
、さらに通常は約15°〜40℃の範囲である。
全血サンプルをポリカチオンポリマーに接触させると、
赤血球は迅速にサンプルから分離されることが本発明方
法の利点である。分離は一般に約0.5〜約10分、さ
らに通常は約1〜5分を要する。
上述のように、赤血球から血漿の分離を包含する本発明
は、多くの方法によって実施することができる。通常、
分離を実施する特定の様式は分離の目的によって決定さ
れる。赤血球を含まない血漿の小量および大量(1μl
から数!またはそれ以上)の両者の製造に適用できる様
式はカラムまた濾過様式である。カラム様式においては
、一部にポリカチオン表面を有する支持体(たとえばビ
ーズ)をカラム内に配置する。ついで全血は、重力でま
たは陽圧を加える等の方法でカラムを通過させる。赤血
球はポリカチオン表面に結合するが、血漿はカラムから
排出される。濾過様式では、ポリカチオン表面を有する
支持体はフィルターの型とし、血漿はこのフィルターを
通過するが、赤血球はポリカチオン表面上に残る。この
ようにして分離された血漿は適当な容器に集める。
本発明に従って小量(500μ!またはそれ以下)の血
漿を赤血球から分離する場合には、ポリカチオン表面部
分を有する支持体を浸潤様式で使用することができる。
全血サンプルは支持体に、赤血球はポリカチオン表面に
結合するが血漿はこの表面から毛細管移動によって運搬
されるように適用する。赤血球は所望により、細胞を支
持体に結合させている電荷量相互作用を妨害することに
よシ支持体から放出させることができる。このような放
出は、赤血球が結合した支持体を、通常は緩衝化された
、この結合を破壊するには十分であるが赤血球に傷害を
起こすには不十分なイオン強度好ましくは約肌1〜0.
6の水性メジウムと接触させる。結合した赤血球の放出
の特定の例としては、ポリアニオンたとえばポリアクリ
ル酸(分子量5.000 )の、通常は緩衝化された水
性メジウム中、約Q、5 mM〜20 mMのモル濃度
での使用を挙げることができる。支持体から赤血球を分
離する他の方法は、本技術分野の熟練者には明らかであ
ろう。
全血サンプル中の赤血球から血漿を分離する本発明の方
法は、分析対象の含有が疑われる全血サンプル中の分析
対象を測定するだめの検定方法に応用できる。本発明の
検定方法は、検定法の実施に先立って、少なくともその
部分にポリカチオン表面を有する支持体の少なくとも一
部な全血サンゾルと接触させて、血漿は結合させずに赤
血球を結合させるものである。
本発明の分離方法によって得られた血漿は多数の検定方
法の中の任意の方法によってサンプル中に存在が疑われ
る分析対象の検定に使用できる。
検定は不均一法でも均−法でも、また定性、半定量もし
くは定量法のいずれでもよい。
不均一検定の例としては、ラジオイムノアッセイ(R工
A; Yallov & Berson : J、 c
l:Ln、工nvest。
59:1157.1960)および酵素連結イムノアッ
セイたとえば酵素連結イムノソルベントアツセイ(KL
I8A)(″Ilinzyme−工mmunoassa
y”Edwara T、 MaggiO著、OROPr
ess工ncorporated 。
Boca Raton、 Florida、 19 F
30参照)がある。
均一イムノアッセイの例としては酵素マルチブライドイ
ムノアッセイ法(たとえば米国特許第3.817.83
7号参照)、米国特許第3.993.345号に開示さ
れているようなイムノフルオレセンス法、米国特許第4
.233.402号に開示されているような酵素チャネ
リング法、またuaggio(前出)によって記載され
ている他の酵素イムノアッセイがある。
本発明は、米国特許第4.594.527号、第4.1
68.146号および第4.366.241号に開示さ
れたような試験ストリップ、または米国特許第3,99
0.850号および第4.055.394号に開示され
た試験カードを包含する検定で使用することができる。
分析対象の検定は、一般には、本発明による赤血球から
の血漿の分離に用いたのと同じ条件下に実施される。血
漿が赤血球から分離され、ついで検定に付される場合に
は、検定の条件は分離の条件と同一でも、また同一でな
くてもよい。一般には、最適の検定感度を与える中等度
の−の緩衝化水性メジウムが用いられる。
水性メジウムは水のみであってもよいし、また0〜40
容量−の補溶媒を含有していてもよい。
メジウムの−は通常的4〜11の範囲であり、さらに通
常は約5〜10の範囲、好ましくは約6.5〜9.5の
範囲である。−は通常、結合メンバーの至適結合と、シ
グナル生成システムのメンバーのような検定の他の試薬
に対する至適…との両者を満足するように設定される。
所望の−を達成し、測定時を通じてその−を維持するた
めには各種の緩衝剤が使用される。緩衝剤の例には、ホ
ウ酸塩、リン酸塩、炭酸塩、Tris 、バルビタール
等が包含される。本発明に使用される緩衝剤には特定の
ものに限定されることはないが、各検定においてはある
緩衝剤が他に比して好ましいということはある。
検定の実施に際しては通常、中等度の温度が採用され、
測定時を通じて、とくにレートアッセイの場合には、通
常一定の温度が用いられる。インキュベーション温度は
、通常、約5°〜45℃、さらに通常は約15°〜40
℃の範囲である。測定時の温度は一般に約10°〜50
℃、さらに通常は約15°〜40℃の範囲である。
検定される分析対象の濃度は、一般には約10−4〜1
0−15 M、 サラKA常は約I O−’ 〜10−
14 Mである。検定が定性、半定量もしくは定量であ
るか、また採用される特定の検出技術および分析対象の
濃度によって、各種試験の濃度が決定される。
検定メジウム中の各種試薬の濃度は一般に、分析対象の
問題になる濃度範囲によって決定されるが、各試薬の最
終的な濃度はその範囲内での検定の感度が最適になるよ
うに経験的に決められるのが通常である。すなわち、重
要な分析対象の濃度の変動が正確に測定可能なシグナル
の差の提供しなければならない。
添加の順序は広範囲に変動させることができるが、検定
の性質、特定の標識、標識が抱合される化合物、抱合体
の性質、分析対象の性質、ならびに分析対象と試薬の相
対的濃度に依存した好ましい順序がある。
本1発明はその一態様として、米国特許第4.168,
146号、第4.435.504号および第4.594
.327号に開示されている酵素イムノクロマトグラフ
ィー法に適用することができる。
たとえば、全血サンプル中の分析対象は、ポリカチオン
表面を有する少なくとも一部の吸水性支持体の領域を分
析対象の含有が疑われる全血サンプルと水性メジウム中
で接触させることにより測定される。分析対象が特異的
結合対のメンバーである場合には、支持体の少なくとも
一部分はそれに非拡散的に結合したsbpメンバーを含
有してもよい。条件は、赤血球をポリカチオン表面に結
合させ、血漿を含むメジウムは支持体の少なくとも一部
分に移動させて全血サンプル中の分析対象の量に関連す
る境界を定めるように選択される。ついでその境界を決
定する。検定プロトコールが適切であれば、境界は、検
定メジウムまたはそれに続くメジウム中に、標識sbp
メンバーを含有しサンプル中の分析対象の量に関連した
シグナルを発生できる1種または2種以上のシグナル生
成システムのメンバーを包含させることによって決定さ
れる。
標識θbpメンバーは、支持体と接触させる前に全血サ
ンプルを含有する水性メジウム中に存在させることがで
きる。標識sbpメンバーは水性メジウムを支持体に接
触させたのちに用いられる試薬溶液もしくはデベロッパ
ー溶液中に存在させることもできるし、また標識メンバ
ーは支持体に結合させてもよい。最初の段階は、sbp
メンバー−標識を支持体に分析対象と同時に接触させて
利用できる結合部位を分析対象と実際に競合させるか、
またはabpメンバー−標識は明らかな競合性を示さず
、分析対象が結合している領域のすぐ外側の領域に始め
から結合させておくか、いずれかの方法をとる。
サンプルが支持体と接触したのちにsbpメンバーを加
え、分析対象が抗原性である場合には、支持体を標識8
1)pメンバー含有溶液に浸漬し、Sbpメンバーを抗
原に結合させる。ノ・ブテンが関与する場合には、固定
量のポリリがンドを準備することができる。すなわち、
リガントを重合させるかまたは標的核に抱合させて /
%ゾテン分析対象とポリIJがンPの両者に共通の複数
個の抗原決定部位を準備することができる。要するに、
合成抗原の移動の程度がサンプル中の分析対象の量に関
連するような抗原が生成される。
検定が標準化できず、条件の変動で分析対象の移動距離
が変化する場合は、既知量の分析対象を含有する標準サ
ンプルを準備することができる。
分析対象サンプルとスタンダードの分析を同時に進行さ
せ、スタンダードと分析対象サンダルの間で定量的な比
較を行う。必要ならば2種以上のスタンダードを採用し
、各濃度についての移動距離をグラフ化し、特定のサン
プルに使用することができる。
大抵の場合、検定に要する時間は比較的短い。
サンプルがストリップを横切るに要する時間は少なくと
も30秒、1時間以下であり、さらに通常は約1〜60
分である。シグナルの発生には一般に60秒〜60分を
要し、さらに通常は約30秒〜5分を要する。
標識−5bpメンバ一抱合体が支持体に結合せず、サン
プルと合しな7−りた場合は、サンプルが支持体を移動
し九′のち、イムノクロマトグラフを、標識−5bpメ
ンバ一抱合体含有のデベロッパー溶液と均一に接触させ
る。標識およびゾロトコールによっては、シグナル生成
システムのメンバーの1種または2種以上を含有させる
こともできる。
支持体は、分析対象が結合した支持体の領域を決定する
ため、十分な検知可能シグナル生成化合物の生成に十分
な時間、デベロッパー溶液と接触させる。検知可能なシ
グナルが生成したならば、支持体の一端からの距離をサ
ンプル中の分析対象の量の定量的な指標として測定する
ことができる。
本発明を採用できる検定の他の例としては、米国特許第
4.740.468号に記載された検定がある。ここに
開示されている方法および装置は、分析対象の含有が疑
われるサンプル中の分析対象の存在を決定するためのも
のである。この方法は、サンプルおよび特異的結合対の
第一のメンバーを含有する試験溶液を、毛細管作用によ
って試験溶液が移動できる吸水性材料の試験ストリップ
の末端部分と接触させるものである。特異的結合対の第
一のメンバーは、分析対象を結合できる。ストリップは
それと一体に特異的結合対の第二のメンバーを含有し、
ストリップの末端部分から離れたストリップ上の小位置
に特異的結合対の第一のメンバーを濃縮し、非拡散的に
結合させる。検知可能なシグナルは試験溶液中の分析対
象の存在に関連して生成する。
この方法および装置を本発明に適用するには、ス) I
Jッゾの第一端に近接した第一の小位置に本発明のポリ
カチオン試薬を含有させ、ストリップのさらに上方の第
二の位置には特異的結合対の第二のメンバーを含有させ
ることができる。分析対象の含有が疑われるサンプルと
、この分析対象に対する結合パートナ−は水性メジウム
中に含有させる。このメジウムをストリップの第一端に
接触させ、毛細管作用によりストリップに?Efって移
動させる。赤血球は支持体上のポリカチオン試薬と接触
するとサンプルから分離される。サンダル中に分析対象
が存在すると、分析対象とその同種結合対の間で免疫複
合体が生成する。ついで、この免疫複合体が第二の位置
で捕捉される。シグナル生成システムのメンバーを使用
し、第二の位置に免疫複合体が捕捉されるとシグナルか
生成する。
一方、サンプル中に分析対象が存在しないと免疫複合体
は生成せず、サンプルと分析対象に対する抗体が含まれ
る水性メジウムを、ストリップの末端部に接触させ、毛
細管作用でストリップに清って第二の位置に移動させて
も、捕捉されるものはない。したがって、第二の位置に
シグナルは生成せず、サンプル中に分析対象は存在しな
いことが示される。
本発明の利用性を増大させるためには、少なくとも一部
分にポリカチオン表面を含む支持体と、サンプル中に存
在する分析対象の量に関連して検知可能なシグナルを産
生できるシグナル生成システムの1種または2m以上の
メンバーを組合せてパックとしたキットを提供すること
もできる。この支持体はまた、それに非拡散的に結合し
たsbpメンバーを包していてもよい。このキットはさ
らに検定を行うための他の試薬、たとえばシグナル生成
システムのメンバーを包含させることができる。これら
の試薬はその適合性に応じて、それぞれ単独でまたは1
種もしくは2種以上を組合せて包含させる。
例 本発明をさらに以下の例示的実施例によって説明する。
それに先立って、以下に用語を定義する。
ポリブレン−1,5−ジメチル−1,5−ジアデウンデ
カメチレンポリメトデロミド(AldrichChem
ical Oo、) L工88−(低イオン塩溶液緩衝液)、l:LO24M
グリ?ン;0.03M  Na01;0−00170−
0O17: 0.0013 M  Nl!L2FO4;
 0.1 % NaN3濾紙−Whatmann 31
1 T OhromEDTA−エチレンジアミン四酢酸 例  1 LIMB 中ニ$ IJ f レンヲとD (10(1
1v/7)、この約50μノを濾紙ストリップ(0,5
X 5cm )に一端を横切るように適用しく底部端か
ら0.5clIL)、液体を窒素気流下に蒸発させた。
血液(抗凝固剤としてFiDTA添加)10μlをL工
ss 1 ml中に希釈した。ストリップを、希釈した
血液を含有する試験管内に入れ、この溶液を毛細管作用
で浸透させた。赤血球が捕捉されたことを示す顕著な赤
色のバンドが、ポリブレンを適用した部位に観察された
。浸透した血漿は赤色バンドを残してストリップの上方
に移動した。対照ストリップ(71?リゾレンな含まな
い)では赤色の塗抹を示し、赤血球が捕捉されなかった
ことを示した。
以上、本発明を明確にし、理解を容易にするために、例
を挙げて本発明を説明したが、本特許請求の範囲の記載
から逸脱することなく修飾および改変が可能なことは自
明である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)全血サンプル中の赤血球から血漿を分離する方法
    において、全血サンプル中に含まれる赤血球を結合させ
    るが血漿は結合させないポリカチオン表面を有する吸水
    性支持体の少なくとも一部分に全血サンプルを接触させ
    ることを特徴とする方法
  2. (2)支持体はポリカチオン試薬を含有し、ポリカチオ
    ン試薬は好ましくは、ポリブレン、キトサン、ポリアル
    キレンイミン、プソイドブレン、ポリリジンおよびヒド
    ロキシブレンからなる群より選ばれる特許請求の範囲第
    1項の方法
  3. (3)全血サンプル中の分析対象の存在を、上記サンプ
    ルの血漿について分析することによつて測定する工程を
    さらに包含する特許請求の範囲第1項の方法
  4. (4)サンプルを接触させた支持体部分から、血漿を、
    その支持体の少なくとも一部分に移動させ、サンプル中
    の分析対象の量に関連する境界を決定させる特許請求の
    範囲第1項の方法
  5. (5)境界は、サンプル中の分析対象の量に関連してシ
    グナルを発生できるシグナル生成システムによつて測定
    する特許請求の範囲第4項の方法
  6. (6)リガントおよび相補性受容体からなる群より選ば
    れる特異的結合対(sbp)の一員である全血サンプル
    中の分析対象を測定する方法において、水性メジウム中
    の全血サンプルを、ポリカチオンポリマー含有吸水性支
    持体の一部分と、その支持体上のポリカチオンポリマー
    に赤血球細胞が結合するのに十分な条件下で接触させ、
    ついで上記メジウムをその支持体の少なくとも一部分に
    移動させて上記サンプル中の分析対象の量に関連する境
    界を決定させ、その境界を測定することを特徴とする方
  7. (7)境界は、サンプル中の分析対象の量に関連してシ
    グナルを発生できるシグナル生成システムであつて、標
    識sbpメンバーを包含するシステムによつて測定する
    特許請求の範囲第6項の方法
  8. (8)全血サンプル中の分析対象の測定に使用する装置
    において、少なくとも一部分に赤血球を結合するポリカ
    チオン表面を有し、また少なくとも一部分に非拡散的に
    結合したsbpメンバーを含有する吸水性支持体から構
    成されることを特徴とする装置
  9. (9)支持体は、ポリブレン、キトサン、ポリアルキレ
    ンイミン、プソイドブレン、ポリリジンおよびヒドロキ
    シブレンからなる群より選ばれるポリカチオンポリマー
    を含有する特許請求の範囲第8項の装置
  10. (10)全血サンプル中の分析対象を測定する方法に用
    いられるキットにおいて、(a)少なくとも一部分にポ
    リカチオン表面を有する支持体、および(b)サンプル
    中に存在する分析対象の量に関連して検知可能なシグナ
    ルを産生できるシグナル生成システムの1種または2種
    以上の構成要素を組合せてパックとすることを特徴とす
    るキット
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