JPH0213906B2 - - Google Patents
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- JPH0213906B2 JPH0213906B2 JP56139424A JP13942481A JPH0213906B2 JP H0213906 B2 JPH0213906 B2 JP H0213906B2 JP 56139424 A JP56139424 A JP 56139424A JP 13942481 A JP13942481 A JP 13942481A JP H0213906 B2 JPH0213906 B2 JP H0213906B2
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- JP
- Japan
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- printing
- signal
- gear
- plate
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Links
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 80
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000007645 offset printing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F7/00—Rotary lithographic machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は印刷機において印刷用紙に対する印刷
位置を調節する印刷位置調整装置に関する。
位置を調節する印刷位置調整装置に関する。
かかる印刷機の一例を第1図により説明する。
同図において、符号1は印刷機の側板、2は版替
えの行なわれる版胴、3は転写胴、4は圧胴、5
は上下動可能な給紙台、6は印刷用紙、7は給紙
ローラ、8は印刷用紙案内部材、9は印刷用紙の
前端縁を咥える抑え爪、10は印刷を終えた紙の
受け台をそれぞれ示す。
同図において、符号1は印刷機の側板、2は版替
えの行なわれる版胴、3は転写胴、4は圧胴、5
は上下動可能な給紙台、6は印刷用紙、7は給紙
ローラ、8は印刷用紙案内部材、9は印刷用紙の
前端縁を咥える抑え爪、10は印刷を終えた紙の
受け台をそれぞれ示す。
転写胴3の一端面には、第2図に示すように、
圧胴4の端面に設けられた図示しない歯車と噛合
う伝動歯車11が、転写胴3に対して相対的に回
転できるように支持されている。また、転写胴3
の他端面には、歯車13がねじ12で固装されて
いる。固装歯車13は版胴2の端面に設けられた
図示しない歯車に噛合つているので、上記各胴
2,3,4は互いに歯車で連結されそれぞれ矢印
の向きに回転する。
圧胴4の端面に設けられた図示しない歯車と噛合
う伝動歯車11が、転写胴3に対して相対的に回
転できるように支持されている。また、転写胴3
の他端面には、歯車13がねじ12で固装されて
いる。固装歯車13は版胴2の端面に設けられた
図示しない歯車に噛合つているので、上記各胴
2,3,4は互いに歯車で連結されそれぞれ矢印
の向きに回転する。
第2図において転写胴3の軸14に回転自在に
設けられている小径歯車15には、側板1の定位
置に軸装されている歯車16と、可動腕17に軸
装されている中間歯車18とがそれぞれ噛合つて
おり、可動腕17に軸装された遊星歯車19は、
中間歯車18と固装歯車13とに同時にかみ合つ
ている。可動腕17は、側板1に固く取り付けら
れた軸受20の外周に緩く嵌合しており、この可
動腕17の、軸14を中心とした円弧状縁にはウ
オーム21とかみ合う歯17aが設けられてい
る。ウオーム21は側板に軸装されていて、その
軸22の外端には、第1図に示すように操作つま
み23が設けられている。
設けられている小径歯車15には、側板1の定位
置に軸装されている歯車16と、可動腕17に軸
装されている中間歯車18とがそれぞれ噛合つて
おり、可動腕17に軸装された遊星歯車19は、
中間歯車18と固装歯車13とに同時にかみ合つ
ている。可動腕17は、側板1に固く取り付けら
れた軸受20の外周に緩く嵌合しており、この可
動腕17の、軸14を中心とした円弧状縁にはウ
オーム21とかみ合う歯17aが設けられてい
る。ウオーム21は側板に軸装されていて、その
軸22の外端には、第1図に示すように操作つま
み23が設けられている。
歯車16には、駆動軸24に固定された一対の
歯車25,26のうちの一方の歯車25が、ま
た、転写胴3に対して回転自在に設けられた伝動
歯車11には他方の歯車26がそれぞれかみ合つ
ている。従つて駆動軸24を第3図において矢印
の向きに回転させると、固装歯車13と一体の転
写胴3は、歯車25,16,15,18および1
9を介して矢印aの向きに回転せられる一方、駆
動軸24上の歯車26にかみ合つている伝動歯車
11も転写胴3と同じ向きに同じ速度で回転し、
この伝動歯車11の回転は圧胴に、そして固装歯
車13の回転は版胴にそれぞれ同じ速度で伝達さ
れる。
歯車25,26のうちの一方の歯車25が、ま
た、転写胴3に対して回転自在に設けられた伝動
歯車11には他方の歯車26がそれぞれかみ合つ
ている。従つて駆動軸24を第3図において矢印
の向きに回転させると、固装歯車13と一体の転
写胴3は、歯車25,16,15,18および1
9を介して矢印aの向きに回転せられる一方、駆
動軸24上の歯車26にかみ合つている伝動歯車
11も転写胴3と同じ向きに同じ速度で回転し、
この伝動歯車11の回転は圧胴に、そして固装歯
車13の回転は版胴にそれぞれ同じ速度で伝達さ
れる。
今、各印刷胴が静止しているものとして、操作
つまみ23を回動させ、ウオーム21によつて可
動腕17を回動させて、この可動腕17に軸装さ
れている遊星歯車19を第3図に点線19Aで示
す位置まで、固装歯車13の周りに転動させる
と、遊星歯車19にかみ合つている歯車18は、
遊星歯車19によつて矢印の向きに回転せられ、
この歯車18の回転は小径歯車15、歯車25お
よび歯車26を介して伝動歯車11に伝えられ、
更にこの伝動歯車11の回転は圧胴を回転させる
ので、静止している転写胴3に対して圧胴を回転
させることとなり、そのため転写胴3と圧胴との
回転方向の相対位置が変化する。この場合の転写
胴3と圧胴との回転方向のずれ量は、固装歯車1
3と小径歯車15との直径比によつて定まり、両
者の直径差が大きい程、上記のずれ量は大きくな
る。
つまみ23を回動させ、ウオーム21によつて可
動腕17を回動させて、この可動腕17に軸装さ
れている遊星歯車19を第3図に点線19Aで示
す位置まで、固装歯車13の周りに転動させる
と、遊星歯車19にかみ合つている歯車18は、
遊星歯車19によつて矢印の向きに回転せられ、
この歯車18の回転は小径歯車15、歯車25お
よび歯車26を介して伝動歯車11に伝えられ、
更にこの伝動歯車11の回転は圧胴を回転させる
ので、静止している転写胴3に対して圧胴を回転
させることとなり、そのため転写胴3と圧胴との
回転方向の相対位置が変化する。この場合の転写
胴3と圧胴との回転方向のずれ量は、固装歯車1
3と小径歯車15との直径比によつて定まり、両
者の直径差が大きい程、上記のずれ量は大きくな
る。
上記の如く転写胴3に対して圧胴4の相対位置
が変化することは、圧胴4に設けられた印刷用紙
抑え爪9の位置が、前記転写胴3に対して変化す
ることになり、従つて、転写胴3と協働する版胴
2に巻き付けられた原版と、上記抑え爪9によつ
て咥えられた印刷用紙との相対位置が印刷用紙進
行方向において変化し、ここに印刷用紙に対する
原版の印刷位置が調節せられる。上記の位置調節
は転写胴を静止させた状態で行なつた場合である
が、この位置調節は各印刷胴を回転させた状態、
すなわち印刷機を運転した状態でも行ない得るこ
とは勿論である。
が変化することは、圧胴4に設けられた印刷用紙
抑え爪9の位置が、前記転写胴3に対して変化す
ることになり、従つて、転写胴3と協働する版胴
2に巻き付けられた原版と、上記抑え爪9によつ
て咥えられた印刷用紙との相対位置が印刷用紙進
行方向において変化し、ここに印刷用紙に対する
原版の印刷位置が調節せられる。上記の位置調節
は転写胴を静止させた状態で行なつた場合である
が、この位置調節は各印刷胴を回転させた状態、
すなわち印刷機を運転した状態でも行ない得るこ
とは勿論である。
さて、版の画像位置と印刷画像位置関係は、製
版機械できめられており、通常は原稿のセツト位
置で操作者の望む印刷画像が得られるわけである
が、微少な位置調節をしなかつたり又は無頓着に
原稿をセツトしてしまつた場合でも、上記つまみ
23の回動によつて調節を行なうことができる。
版機械できめられており、通常は原稿のセツト位
置で操作者の望む印刷画像が得られるわけである
が、微少な位置調節をしなかつたり又は無頓着に
原稿をセツトしてしまつた場合でも、上記つまみ
23の回動によつて調節を行なうことができる。
しかしながら、取扱者によつて原稿のセツト位
置に一定の傾向を生じるから前の操作者がつまみ
23を回動操作してそのままに放置したような場
合に、次の操作者は、このつまみ23の位置を確
認してから印刷を開始せねばならず、もしこれを
忘れると印刷画像が所望の位置に得られないとい
う欠点があつた。
置に一定の傾向を生じるから前の操作者がつまみ
23を回動操作してそのままに放置したような場
合に、次の操作者は、このつまみ23の位置を確
認してから印刷を開始せねばならず、もしこれを
忘れると印刷画像が所望の位置に得られないとい
う欠点があつた。
一方、この種の印刷機においては、原版を、例
えば、製版機械で作製するにあたり、それぞれ画
像の異なる複数の原版に関し、各画像が、すべて
にわたつて、原版の、版胴に対する給送方向に対
して、先端側、若しくは、後端側に寄つている場
合がある。このような場合、版替えを行ないつ
つ、複数版の印刷を行なうものとして、1版毎
に、逐一、前述した印刷位置の調節を行なつてい
たのでは、全印刷時間がそれだけ長くなつてしま
うことになり、斯る点に鑑みて、一連の複数版の
印刷を終了した時点で、始めて印刷位置の調節を
行なつた方が得策的である。
えば、製版機械で作製するにあたり、それぞれ画
像の異なる複数の原版に関し、各画像が、すべて
にわたつて、原版の、版胴に対する給送方向に対
して、先端側、若しくは、後端側に寄つている場
合がある。このような場合、版替えを行ないつ
つ、複数版の印刷を行なうものとして、1版毎
に、逐一、前述した印刷位置の調節を行なつてい
たのでは、全印刷時間がそれだけ長くなつてしま
うことになり、斯る点に鑑みて、一連の複数版の
印刷を終了した時点で、始めて印刷位置の調節を
行なつた方が得策的である。
本発明の目的は、従来の上記した欠点をなく
し、操作者が印刷位置調節のためのつまみ操作位
置を確認しなくとも所望の印刷画像が得られ、か
つ、複数版の印刷を終了した時点で印刷位置の調
節の行われる印刷機の印刷位置調整装置を提供す
ることにある。
し、操作者が印刷位置調節のためのつまみ操作位
置を確認しなくとも所望の印刷画像が得られ、か
つ、複数版の印刷を終了した時点で印刷位置の調
節の行われる印刷機の印刷位置調整装置を提供す
ることにある。
かかる目的は、版胴上の原版と印刷用紙との相
対位置を変えることにより、印刷位置をその基準
位置から移動させて調節する印刷位置調節手段を
有する印刷機において、印刷すべき一連の原版の
数を設定する版数設定手段と、1版当りの印刷が
終了したとき信号を発する信号発生手段と、上記
信号発生手段からの信号の数と、上記版数設定手
段で設定された版数とが一致したとき信号を発生
する印刷終了信号発生手段と、上記印刷終了信号
発生手段からの信号に基いて、上記印刷位置調節
手段を、その基準位置に復帰させる印刷位置復帰
駆動指令手段とを具備する印刷機の印刷位置調整
装置によつて達成される。
対位置を変えることにより、印刷位置をその基準
位置から移動させて調節する印刷位置調節手段を
有する印刷機において、印刷すべき一連の原版の
数を設定する版数設定手段と、1版当りの印刷が
終了したとき信号を発する信号発生手段と、上記
信号発生手段からの信号の数と、上記版数設定手
段で設定された版数とが一致したとき信号を発生
する印刷終了信号発生手段と、上記印刷終了信号
発生手段からの信号に基いて、上記印刷位置調節
手段を、その基準位置に復帰させる印刷位置復帰
駆動指令手段とを具備する印刷機の印刷位置調整
装置によつて達成される。
そして、本発明によれば、操作者によつて調整
された印刷位置は、複数の印刷原版の印刷終了時
に、自動的に所定の基準位置に戻るから、次の印
刷時に印刷画像を所望の位置に保たせることがで
きると共に、1版毎に印刷位置を基準位置に戻す
ものではないから複数版の全印刷時間を短縮化す
ることができ、更に印刷終了の信号を指令手段に
送らないようにする切替スイツチを設けると、1
版あたりにおいて、印刷位置を調節することもで
き、極めて有用な効果を発揮する。
された印刷位置は、複数の印刷原版の印刷終了時
に、自動的に所定の基準位置に戻るから、次の印
刷時に印刷画像を所望の位置に保たせることがで
きると共に、1版毎に印刷位置を基準位置に戻す
ものではないから複数版の全印刷時間を短縮化す
ることができ、更に印刷終了の信号を指令手段に
送らないようにする切替スイツチを設けると、1
版あたりにおいて、印刷位置を調節することもで
き、極めて有用な効果を発揮する。
以下、本発明の一実施例につき詳細に説明す
る。
る。
第4図および第5図は本発明の特徴を示す位置
調節装置の駆動機構を示す。これらの図におい
て、第2図に示した従来装置の構成部品と同一又
は同等の部品は同一符号を用いて説明を省略す
る。
調節装置の駆動機構を示す。これらの図におい
て、第2図に示した従来装置の構成部品と同一又
は同等の部品は同一符号を用いて説明を省略す
る。
第4図において、転写胴3の図中左側の端面に
配置された歯車群19,18,15,16の更に
左側には、第1可動腕17Aが、側板1に固装さ
れた軸受20の外周に緩く嵌合しており、歯車1
8及び19を軸装している。歯車19を支持する
支軸35は側板1の切欠き36を貫通して延び第
2可動腕26に固着される。
配置された歯車群19,18,15,16の更に
左側には、第1可動腕17Aが、側板1に固装さ
れた軸受20の外周に緩く嵌合しており、歯車1
8及び19を軸装している。歯車19を支持する
支軸35は側板1の切欠き36を貫通して延び第
2可動腕26に固着される。
第2可動腕(以下単に可動腕と呼称する。)2
6は、その枢支点を軸14として第1可動腕17
Aと実質的に一体になつて揺動自在に支持されて
いる。可動腕26は、軸14に固装されたボール
ベアリング36の外輪に嵌合しており、この可動
腕26の、軸14を中心とした円弧状縁にはウオ
ーム21と噛み合う歯26aが形成されている。
6は、その枢支点を軸14として第1可動腕17
Aと実質的に一体になつて揺動自在に支持されて
いる。可動腕26は、軸14に固装されたボール
ベアリング36の外輪に嵌合しており、この可動
腕26の、軸14を中心とした円弧状縁にはウオ
ーム21と噛み合う歯26aが形成されている。
可動腕26の回転中心部には歯車26bが固定
されており、この歯車26bと噛み合う歯車27
の軸27aにポテンシヨメータ28は図示しない
側板に固定されている。
されており、この歯車26bと噛み合う歯車27
の軸27aにポテンシヨメータ28は図示しない
側板に固定されている。
上記ウオーム21は、図示しない側板に軸22
を介して軸装され、第5図に示すように、一対の
歯車37を介してモータ29により駆動される。
を介して軸装され、第5図に示すように、一対の
歯車37を介してモータ29により駆動される。
可動腕26の円弧状縁近傍には、ワイヤー30
の一端が係止されており、このワイヤー30の他
端はスプリング31を介して側板に係止され、常
時可動腕26が一定方向に回動する向きの習性を
与えられている。このワイヤー30には、目印部
材30aが印刷位置表示目盛部材32に対応して
固装され第6図に示すような表示形態を形成して
いる。図中の符号AS,BSはそれぞれ矢印方向に
ワイヤを移動させるスイツチをあらわしている。
この場合、スイツチASを押動すると、後記する
ようにモータが逆転してワイヤ30を図中左方へ
移動させる。以下「ワイヤ30を図中左方に移動
させる」ことを「印刷位置を左に移動させる」と
表現する。
の一端が係止されており、このワイヤー30の他
端はスプリング31を介して側板に係止され、常
時可動腕26が一定方向に回動する向きの習性を
与えられている。このワイヤー30には、目印部
材30aが印刷位置表示目盛部材32に対応して
固装され第6図に示すような表示形態を形成して
いる。図中の符号AS,BSはそれぞれ矢印方向に
ワイヤを移動させるスイツチをあらわしている。
この場合、スイツチASを押動すると、後記する
ようにモータが逆転してワイヤ30を図中左方へ
移動させる。以下「ワイヤ30を図中左方に移動
させる」ことを「印刷位置を左に移動させる」と
表現する。
第7図および第8図は、位置調節整置の電気的
構成を示すブロツク図および回路図であり、これ
らの図を参照しながら本装置の電気的構成を説明
する。なお、図示の機構は一例であるから、検出
手段、比較手段、指令手段はそれぞれ検出部、比
較部、指令部と呼称する。
構成を示すブロツク図および回路図であり、これ
らの図を参照しながら本装置の電気的構成を説明
する。なお、図示の機構は一例であるから、検出
手段、比較手段、指令手段はそれぞれ検出部、比
較部、指令部と呼称する。
まず、版数設定部55で、任意に定められる、
原版の数がテンキー等によりセツトされ、次い
で、ブロツク56で設定版数が表示される。一
方、ブロツク57からは、1版あたりの印刷終了
信号が逐次、出力し、複数版の印刷が終了したと
き、複数版の印刷終了信号、即ち、印刷位置を基
準位置へ復帰させるための復帰信号がブロツク5
6から出力し、この出力信号は操作部50へ入力
する。
原版の数がテンキー等によりセツトされ、次い
で、ブロツク56で設定版数が表示される。一
方、ブロツク57からは、1版あたりの印刷終了
信号が逐次、出力し、複数版の印刷が終了したと
き、複数版の印刷終了信号、即ち、印刷位置を基
準位置へ復帰させるための復帰信号がブロツク5
6から出力し、この出力信号は操作部50へ入力
する。
操作部50は、モータを逆転又は正転させるた
めのスイツチAS,BS(第6図参照)、および印刷
終了信号を通過又は遮断させるスイツチSW等か
らなつている。
めのスイツチAS,BS(第6図参照)、および印刷
終了信号を通過又は遮断させるスイツチSW等か
らなつている。
比較部51は、基準位置設定部49と任意の相
対位置を検出する検出部28とで差動増巾回路5
2を形成している。
対位置を検出する検出部28とで差動増巾回路5
2を形成している。
指令部53は、復帰信号と前記比較部51の出
力信号とが同時に入力したときだけ駆動機構へ信
号を与える、フリツプフロツプ40を含むゲート
回路から成る。
力信号とが同時に入力したときだけ駆動機構へ信
号を与える、フリツプフロツプ40を含むゲート
回路から成る。
スイツチASを押して印刷位置を第6図中左方
へ移動させる場合の動作について説明する。
へ移動させる場合の動作について説明する。
スイツチASが押されると、ORゲート45が
ONしてモータ逆転信号が出る。この信号によつ
て、第5図に示すように、モータ29が逆転し、
一対のギア37およびウオーム21と歯26aを
介して可動腕26が揺動し、ワイヤ30を介して
目印部材30aが第6図中左方へ移動し印刷位置
が表示される。従つて操作者は、表示部材32を
見ながら印刷位置を任意の位置にセツトすること
ができる。
ONしてモータ逆転信号が出る。この信号によつ
て、第5図に示すように、モータ29が逆転し、
一対のギア37およびウオーム21と歯26aを
介して可動腕26が揺動し、ワイヤ30を介して
目印部材30aが第6図中左方へ移動し印刷位置
が表示される。従つて操作者は、表示部材32を
見ながら印刷位置を任意の位置にセツトすること
ができる。
また、スイツチASが押されることにより、OR
ゲート41がONしフリツプフロツプ40の端子
Sにセツト信号が入る。端子Sにセツト信号が入
ると、フリツプフロツプ40の端子はOFFと
なり、ANDゲート42,43に一方の入力を
OFFとする。従つて比較部51(第8図参照)
の出力、すなわち印刷位置を基準位置に復帰させ
る信号はANDゲート42,43によつて阻止さ
れる。
ゲート41がONしフリツプフロツプ40の端子
Sにセツト信号が入る。端子Sにセツト信号が入
ると、フリツプフロツプ40の端子はOFFと
なり、ANDゲート42,43に一方の入力を
OFFとする。従つて比較部51(第8図参照)
の出力、すなわち印刷位置を基準位置に復帰させ
る信号はANDゲート42,43によつて阻止さ
れる。
ORゲート44,45のあとに、第9図に示す
ようにANDゲート46,47をそれぞれ設け、
このANDゲート46,47の一方の入力端子に、
印刷信号を入れることによつて印刷位置調整が印
刷機の運転中にしか行えないようにすることがで
きる。
ようにANDゲート46,47をそれぞれ設け、
このANDゲート46,47の一方の入力端子に、
印刷信号を入れることによつて印刷位置調整が印
刷機の運転中にしか行えないようにすることがで
きる。
また、スイツチBSを押した場合の動作につい
ては、スイツチASの押動の場合の説明における
ORゲート45の代りにORゲート44、モータ
逆転の代りにモータ正転、可動腕26、ワイヤ3
0の動きを反応にすれば上記の説明が準用され
る。
ては、スイツチASの押動の場合の説明における
ORゲート45の代りにORゲート44、モータ
逆転の代りにモータ正転、可動腕26、ワイヤ3
0の動きを反応にすれば上記の説明が準用され
る。
次に印刷位置を復帰信号発生後に自動的に基準
位置「0」(第6図参照)に復帰させる動作につ
いて説明する。
位置「0」(第6図参照)に復帰させる動作につ
いて説明する。
スイツチSWは閉成しておく。印刷位置に任意
の位置に調節すると、可動腕26の移動によりポ
テンシヨメータ28が回転して移動量が検出され
るから、差動増巾回路52では基準位置設定部4
9のポテンシヨメータと前記検出部28のポテン
シヨメータとの比較で、印刷位置を基準位置に復
帰させようとするモータ回転信号が発生してい
る。
の位置に調節すると、可動腕26の移動によりポ
テンシヨメータ28が回転して移動量が検出され
るから、差動増巾回路52では基準位置設定部4
9のポテンシヨメータと前記検出部28のポテン
シヨメータとの比較で、印刷位置を基準位置に復
帰させようとするモータ回転信号が発生してい
る。
このモータ回転信号は、印刷位置の移動方向に
よつてANDゲート42又は43の入力の一つと
なつている。通常印刷位置を移動させた場合は、
フリツプフロツプ40の端子からOFF信号が
出ており、このOFF信号がANDゲート42,4
3の他の一つと入力に入つているためANDゲー
ト42,43はOFFのままである。
よつてANDゲート42又は43の入力の一つと
なつている。通常印刷位置を移動させた場合は、
フリツプフロツプ40の端子からOFF信号が
出ており、このOFF信号がANDゲート42,4
3の他の一つと入力に入つているためANDゲー
ト42,43はOFFのままである。
ここで、印刷位置を基準位置「0」に復帰させ
る復帰信号が発生すると、この信号はフリツプフ
ロツプ40の端子Rに送られ、フリツプフロツプ
40の出力端子は、それまでのOFFからONに
変わる。従つて、ANDゲート42,43の一つ
の入力がONとなるため、基準位置へ戻そうとす
るモータ回転信号がANDゲート42又は43か
ら発生する。このモータ回転信号によつて、可動
腕26が基準位置に戻るとポテンシヨメータ28
の値は基準位置設定部のポテンシヨメータ49の
値と等しくなり、比較部51におけるモータ回転
信号は消滅し、モータ29も停止する。このと
き、印刷位置目盛は当然基準位置「0」を示す
(第6図参照)。
る復帰信号が発生すると、この信号はフリツプフ
ロツプ40の端子Rに送られ、フリツプフロツプ
40の出力端子は、それまでのOFFからONに
変わる。従つて、ANDゲート42,43の一つ
の入力がONとなるため、基準位置へ戻そうとす
るモータ回転信号がANDゲート42又は43か
ら発生する。このモータ回転信号によつて、可動
腕26が基準位置に戻るとポテンシヨメータ28
の値は基準位置設定部のポテンシヨメータ49の
値と等しくなり、比較部51におけるモータ回転
信号は消滅し、モータ29も停止する。このと
き、印刷位置目盛は当然基準位置「0」を示す
(第6図参照)。
上記のように、印刷位置を複数版印刷終了后の
復帰信号によつて基準位置「0」に戻してやつて
もよいが、1版あたりにおいて印刷位置を調節し
たい場合も考えられる。このような場合には、復
帰信号を受けつけない手段、例えば切替えスイツ
チ又はゲート回路などを設け、操作者が、復帰信
号を受けつける/受けつけないといつた二つのモ
ードを任意に選択できるようにすることもでき
る。第8図には復帰信号を受けつけない手段とし
て切替えスイツチSWが設けられている。
復帰信号によつて基準位置「0」に戻してやつて
もよいが、1版あたりにおいて印刷位置を調節し
たい場合も考えられる。このような場合には、復
帰信号を受けつけない手段、例えば切替えスイツ
チ又はゲート回路などを設け、操作者が、復帰信
号を受けつける/受けつけないといつた二つのモ
ードを任意に選択できるようにすることもでき
る。第8図には復帰信号を受けつけない手段とし
て切替えスイツチSWが設けられている。
なお、モータ29が回転していてかつ印刷位置
を調整しているときに印刷すると、画像ブレなど
が発生するから、画像ブレを防止するためにOR
ゲート48を用いて給紙を止めるための給紙スト
ツプ信号を発生させることができる(第9図参
照)。
を調整しているときに印刷すると、画像ブレなど
が発生するから、画像ブレを防止するためにOR
ゲート48を用いて給紙を止めるための給紙スト
ツプ信号を発生させることができる(第9図参
照)。
第10図は、上述した一連の位置調節制御シス
テムにおける制御ブロツクの一構成例を示すもの
であつて、テンキー55によつて希望する版数が
セツトされ、ラツチ回路58を介してその版数が
カウンタ59に記憶されると同時に、ドライバー
回路60を介して、版数が7セグメントLED表
示56Aに表示される。一方、ブロツク57か
ら、1版あたりの印刷終了信号が、逐次、カウン
タ59に入力すると、カウンタ59は版のセツト
数を減算してゆき、そのカウント数がゼロになつ
たとき、復帰信号発生部56Bから復帰信号が出
力する。
テムにおける制御ブロツクの一構成例を示すもの
であつて、テンキー55によつて希望する版数が
セツトされ、ラツチ回路58を介してその版数が
カウンタ59に記憶されると同時に、ドライバー
回路60を介して、版数が7セグメントLED表
示56Aに表示される。一方、ブロツク57か
ら、1版あたりの印刷終了信号が、逐次、カウン
タ59に入力すると、カウンタ59は版のセツト
数を減算してゆき、そのカウント数がゼロになつ
たとき、復帰信号発生部56Bから復帰信号が出
力する。
本発明によれば、一連の原版について印刷が終
了したときに、印刷位置調節手段がその基準位置
に自動的に復帰するので、印刷位置調節手段を印
刷が終了するたびにその基準位置に戻す必要がな
く、従つて、印刷機の前操作者が印刷位置調節手
段をその基準位置に戻す操作を忘れることによる
不具合が解消される。さらに1版毎に印刷位置を
基準位置に戻すものではないので、一連の複数版
に対する全印刷の所要時間が短縮される効果を奏
する。
了したときに、印刷位置調節手段がその基準位置
に自動的に復帰するので、印刷位置調節手段を印
刷が終了するたびにその基準位置に戻す必要がな
く、従つて、印刷機の前操作者が印刷位置調節手
段をその基準位置に戻す操作を忘れることによる
不具合が解消される。さらに1版毎に印刷位置を
基準位置に戻すものではないので、一連の複数版
に対する全印刷の所要時間が短縮される効果を奏
する。
第1図は従来の位置調節装置を有するオフセツ
ト印刷機を示す概略構成図、第2図および第3図
は前記従来例に用いられる位置調節駆動機構を示
す断面図および正面図、第4図および第5図は本
発明の位置調節駆動機構を示す断面図および概略
正面図、第6図は位置表示部を示す正面図、第7
図および第8図は本発明の位置調節装置の電気的
構成を示す回路図およびブロツク図、第9図は給
紙ストツプ機構を示す回路図、第10図は位置調
節制御のための回路ブロツクを示す図である。 3……転写胴、4……圧胴、6……印刷用紙、
28……位置検知部、29……モータ、32……
印刷位置目盛部材、49……基準位置設定部、5
3……指令部、SW……スイツチ。
ト印刷機を示す概略構成図、第2図および第3図
は前記従来例に用いられる位置調節駆動機構を示
す断面図および正面図、第4図および第5図は本
発明の位置調節駆動機構を示す断面図および概略
正面図、第6図は位置表示部を示す正面図、第7
図および第8図は本発明の位置調節装置の電気的
構成を示す回路図およびブロツク図、第9図は給
紙ストツプ機構を示す回路図、第10図は位置調
節制御のための回路ブロツクを示す図である。 3……転写胴、4……圧胴、6……印刷用紙、
28……位置検知部、29……モータ、32……
印刷位置目盛部材、49……基準位置設定部、5
3……指令部、SW……スイツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 版胴上の原版と印刷用紙との相対位置を変え
ることにより、印刷位置をその基準位置から移動
させて調節する印刷位置調節手段を有する印刷機
において、 印刷すべき一連の原版の数を設定する版数設定
手段と、 1版当りの印刷が終了したとき信号を発する信
号発生手段と、 上記信号発生手段からの信号の数と、上記版数
設定手段で設定された版数とが一致したとき信号
を発生する印刷終了信号発生手段と、 上記印刷終了信号発生手段からの信号に基い
て、上記印刷位置調節手段を、その基準位置に復
帰させる印刷位置復帰駆動指令手段と を具備する印刷機の印刷位置調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56139424A JPS5839460A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 印刷機の印刷位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56139424A JPS5839460A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 印刷機の印刷位置調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839460A JPS5839460A (ja) | 1983-03-08 |
JPH0213906B2 true JPH0213906B2 (ja) | 1990-04-05 |
Family
ID=15244875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56139424A Granted JPS5839460A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 印刷機の印刷位置調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839460A (ja) |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP56139424A patent/JPS5839460A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5839460A (ja) | 1983-03-08 |
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