JPH02138829A - 泡を含む液体を測定する方法及び装置 - Google Patents

泡を含む液体を測定する方法及び装置

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JPH02138829A
JPH02138829A JP63280251A JP28025188A JPH02138829A JP H02138829 A JPH02138829 A JP H02138829A JP 63280251 A JP63280251 A JP 63280251A JP 28025188 A JP28025188 A JP 28025188A JP H02138829 A JPH02138829 A JP H02138829A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、泡を含む液体を測定する方法であって、該液
体の1つのパラメータに基づく測定値(Im)を容器に
含まれた液体において各場合に多数の異なる高さレベル
で測定する方法に係る。
又、本発明は、泡を含む液体、特にミルクと空気の混合
物を測定する装置であって、容器と、該容器に収容され
た液体の1つのパラメータに基づく測定値(Im)を各
々の場合に容器の多数の異なった高さレベルで測定でき
るようにする少なくとも1つの測定器とを具備する装置
に係る。本発明は、特に、泡を含む液体、特にミルクの
質量又は流量の測定に利用される。
従来の技術 農場において或いは日々にミルクの量を測定するときに
は、ミルクの質量が重要となる。このため、ミルクの計
量が質量を正確に測定するための正しい方法となる。然
し乍ら、ミルクの正確な計量器は、農場の牛舎ではゾ毎
日使用することば技術的に非常に困難であり、小型でお
そらくは可動式のミルク量測定装置を使用しなければな
らない場合には特に困難である。
このような計量器では、接続された供給及び放出管の力
の影響や、脈動的に搾乳されるミルクの運動エネルギや
、不注意な取り扱いによる振動や、測定基部が水平でな
いことや、圧力補償ラインを必要とする内部測定チャン
バの清掃の問題等により、大きな問題や測定エラーを招
く。それ故、ミルク斌を計量する測定システムが研究施
設以外の現場で毎日首尾良く使用できないことは驚くべ
きことではない。
実際には、現在知られている全てのミルク斌測定装置は
、体積測定によって搾乳ミルクの質量を確かめようとし
ている。例えば、ミルク量測定容器がミルク処理ステー
ション又は装置にしっがりと設置されてミルクの流れの
一部分が各場合に入れられて測定されるような装置が知
られている。
ミルク社の測定を間欠的バッチ式に行なうか又は連続的
に行なういわゆる流意計も知られている。
第1の形式の測定が例えばDE−O83005489か
ら知られており、この場合、搾乳ミルクは大きな貯蔵容
器へ案内される。この貯蔵容器には測定プローブが配置
され、このプローブは、互いに同じ高さ距離だけ上にな
るように配置された多数の測定電極を備えており、これ
らは協働する固定の対応電極と共に作用する。この測定
プロセスにおいては、絶縁性である空気に対して比較的
大きな導電性を有するミルクの特性を使用し、種々の電
極に電界を繰り返し加えることによりどの電極回路がミ
ルクのレベルによって既に閉じられたかどうかが判断さ
れる。従って、各電極回路は、ミルクレベルより下に位
置した電極回路がイエス/閉成という情報を与える一方
、ミルクレベルより上に位置した電極回路がノー/非閉
成という情報を与えるという意味でイエス/ノーの判断
に関して質問される。
3つの異なった流体、即ち水、原油及び気体の部分を測
定するプロセスが、全く異なった分野、即ち原油掘削の
分野におけるUS  PS35 30771から知られ
ている。互いに垂直方向に食い違った関係で配置された
電極が、採取したサンプルを沈殿させることのできる測
定パイプにおいて協働する対応電極と共に設けられ、こ
れにより、3つの別々の層、ひいては、2つの境界層が
密度の相違によって生じる。これらの電極は交流電圧で
繰り返し質問され、各々の場合にその容量が測定される
。水、原油及び気体の誘電率の相違により、各境界層の
部分、ひいては、各体積のサイズを、測定した容量値の
大きさがジャンプすることにより境界層において測定す
ることができる。
互いに積層された導電率の異なる2つの検電液体(液体
金属)の量を測定するプロセスもTJS−PS33 7
0 466から既に知られている。
多数対の電極が測定容器において各々の場合に同じ高さ
距離に配置され、直流電圧が繰り返し印加さ九る。測定
されるべき液体の限界は次々の電極対間にあり、これら
の間では導電性のジャンプ状態が測定される。
円筒内の液体高さを測定するための測定システムもUS
−PS44 50 722から既に知られており、この
場合には、赤/緑の光源と、赤/緑の光センサが透明な
測定円筒の両側で互いに他の上になるように同じ高さ距
離に配置されている。光の赤色部分は水レベルより下に
ある測定経路において吸収され、緑色のセンサのみが応
答して緑色の信号を発生する。一方、水の高さレベルよ
り上にある測定経路においては緑及び赤の両方の信号が
発生される。赤色信号の有無によりこれらの高さレベル
間に水レベルのあることが指示される。
DE−〇S16 07 007及び1632938から
、搾乳ミルクが凹状のバッフルスクリーンに対して下か
ら垂直方向に1つの噴射としてスプレーされ、360°
に達するミルク液体の膜が形成されるようなミルク量測
定装置も知られている。この液体膜のある角度範囲にわ
たって流れ出ずミルクが収集され、測定円筒へ供給され
る。この測定円筒におけるミルクレベルの高さは目で読
み取られ、ミルクの全量のうちの一部分、即ちミルクが
収集された角度範囲と360°との比に対応する部分を
実際上表わしている。
GS−Psi  316 573、DE−AS2810
376及びEPO057267号から、間欠的にバッチ
式に測定を行なうミルク量の測定装置も既に知られてい
る。この場合、搾乳されたミルクは、ミルク上に浮動し
ているフロータ又は所定の高さに配置されたセンサがそ
のセンサに到達するミルクレベルによって信号を発生す
るまで測定容器に導入される。次いで、それ以上のミル
クの供給が遮断されると同時に、測定容器においてオー
バーフローバルブが開けられて、そこから全ミルクを流
出させることもできるし、低いレベルにあるセンサが更
に別の信号を発生する限りミルクを流出させることがで
き、ミルクの流出が終わったときには、ミルクのオバー
フローバルブが再び閉じられ、その間に堆積した搾乳ミ
ルクの流れが測定容器へと放出される。より上の高さレ
ベルに配置されたセンサとより下の高さレベルに配置さ
れた第2のセンサとの間の体積は既知であるから、ミル
クが一定の比密度を有していると仮定すれば個々のバッ
チを加えていくことによってミルクの全景を測定するこ
とができる。
DE−○S32 10 465から、搾乳したミルクが
保持容器へ導入され、この容器の出口の下端が所定の断
面形状にされたミルク流量計も既に知られている。この
構成においては、保持容器の内壁に配置された電極によ
りミルクの保持高さを容量的に検出して流れ出すミルク
の各流量を放出ラインの断面に関連して決定しなければ
ならない。
これと同様のミルク流量計がUS−PS4452 17
6から既に知られており、この場合にも搾乳されたミル
クが保持容器へ流れ込むようにされ、そこから垂直の測
定スロットを経て流出される。又、容量値の測定によっ
て保持高さを決定しミルクの流量を測定しなければなら
ない。これら両方の装置に共通した問題点は、ミルクと
空気とが混合するために、容置性の測定では保持高さを
明確に測定できず、更に、流れ出すミルクの比密度が大
幅に変化するために、出口断面を経て流出するミルクも
同様に明確に測定できないことである。
これまであまり考慮されていないミルク量測定の問題は
、ミルクが非常に泡の多い液体であり、従って、体積測
定処理を行なう場合には、泡又は空気の部分によって偽
の測定値が生じ、体積から質量を明確に推定することは
もはやできない。これは、例えば、水の場合に非常に顕
著であると考えられる。
先ず、ミルク中の気体、特に二酸化炭素及び窒素がミル
クに結合されるが、これは、約3ないし9体積%の間で
変化す9る。然し乍ら、特に、ミルク処理工程中には空
気と混合することによって更に多量の気体部分が生じる
。ミルク処理装置においては、空気入口を通してミルク
を搬送するために空気/ミルク混合物が形成され、ミル
ク処理状態にもよるがミルクの体積の約3oないし1%
の空気が含まれる。ミルクから空気を取り除くためには
、乱流を生じ難くそして表面積の広い気体抜き経路又は
気体抜き容器が必要とされる。直径が約3mの大きな気
泡は、最終速度が約300mn/Sという比較的速い速
度で上昇するが、例えば、直径が0.3+nmの小さな
気泡はは!1′10倍の時間がか\る。従って、ミルク
の体積を測定する上での問題は、ミルクの体積の約10
ないし15%であると考えられる小さなミルク気泡によ
って生じる。
これらの小さな気泡は、機械的な分離手段、例えば、入
口のサイクロンや、測定チャンバをその下から充填する
こと等では充分に取り去ることができず、農場で動かし
ながら使用するのに適した小さなミルク量測定装置では
特に取り去ることができない。
然し乍ら、空気の部分及び気泡のサイズは、常に同じで
はなく、異なった気泡を形成させる複数のファクタによ
って決まる。このようなファクタは、例えば、ミルクの
流電や、ミルク管の導き方や、ミルク処理システムの形
式や、乳首光てゴムの形式や、ミルク処理管の直径や、
ミルクの組成分を変える牛の餌や、乳房の状態や、個々
の牛の相違や、乳生成段階による各個々の牛の相違であ
る。
これらの所与のファクタにより、例えば、ミルク容器に
おける高さ、即ち、それより下の体積が純粋なミルクで
あり、一方、それより上の泡がもはや本質的なミルク成
分を含まないとして無視されるところの高さ、を推定す
ることが不可能である。換言すれば、レベル測定値を対
応的に一般的に校正することによる制御のもとて泡の分
量を得ようとすることは、特に可動のミルク量メータに
必要とされるものに全く及ばないような小さな容器の場
合にはうまくいかないと考えられる。このような容器サ
イズでは蓄積された流体の空気の部分が30体積%以上
に達することは稀ではない。
多量のミルク量を測定する装置、いわゆるレコーダにお
いても、泡の高さ及び泡の密度により白檀がOないし0
.5Kg含まれる。これは、ミルク処理プロセス当たり
例えば10Kgの典型的なミルク処理出力において約5
%に達する。レコーダは、主として、ミルクと泡の境界
層において読み取られ、即ち、泡の密度が分からないの
で泡の中のミルクの量を評価するものではない。
浮動濃縮システムにおいて泡のレベルを監視又は測定す
る装置がDE−O82720006から既に知られてい
る。この構成では、多数の電極ロンドが設けられており
、これらは、互いに平行に垂直に配置され、それらの下
端が液体の表面に種々の程度に接触するようにして突出
する。
泡が上昇する際に電極に接触すると、泡の導電性によっ
て電気回路が閉じる。従って、泡の高さは、個々の電極
の閉じた回路の数によって完全に指示される。この高さ
の指示は、個々の電極回路のイエス/ノー指示によって
も行なわれる。
上記の説明は、各々の場合に、泡を含む液体としてミル
クに対してなされたものである。然し乍ら、特に、ビー
ルや、フルーツジュースや、その他の人工的な泡を含む
液体、例えば検電液体のような他の泡含有液体もミルク
と同じ問題をかかえている。
発明の構成 本発明は、泡を含む液体の泡の形状を測定し、即ち、液
体/空気混合物の比密度を高さの関数として測定するこ
とを目的とする。
これは、本発明によれば、最初に述べた形式の測定プロ
セスから始めて、泡を含む液体の比密度を測定するため
の基準測定値(Io)を種々の高さレベルにおいて実質
的に気体抜きした液体を含む基準測定経路上で測定し、
空気中で測定した測定値(IL)が上記基準測定経路で
得た基準測定値(Io)より大きいか或いは小さいかに
基づいて、基準a1す定値(Io)とその高さレベルに
おける測定値(Im)との比又はこの値の逆数値に対応
する比の値(Cm)を各高さレベルごとに形成し、おそ
らく手前の校正に基づいて気体抜きした液体については
1に等しく且つ空気については実質的に0に等しい修正
された比の値(C′m)を形成し、そして各々の比の値
(Cm又はC’ m )を気体抜きした液体の比密度(
ρ)の値で乗算することを特徴とする方法によって達成
される。
本発明の方法では、液体/空気混合物の各高さにおける
各液体の割合を決定できるようにすることにより体積測
定によって泡を含む液体の質量を測定する必要がある。
これは、測定装置のパラメータを適切に選択することに
より、■す定された比の値(Cm)が所望のファクタに
等しくなり、これらファクタがρの乗算により各高さレ
ベルの比密度を指示するように達成することができる。
従って、修正処理により修正された比の値(C′m)を
得るには、以下に示すプロセスに基づく校正を行なわね
ばならない。
便利なことに、容器に収容された液体の質量は、各高さ
レベル(m)における比の値(C′m)を測定すること
によって決定でき、成る高さレベルと次に低い高さレベ
ル又は容器の底面との間に位置する体積(Vm)が各々
の場合に測定され、成る高さレベルより下に位f& し
た体積(Vm)、その高さレベルについて決定された比
の値(C′m)及びミルクの比密度(ρ)の積(C’ 
m XρXVm)が各々の場合に形成され、そして全液
体質量(G)を決定するために、このように形成された
全ての積の和が次の式に基づいて全ての高さレベル(n
)にわたって形成される。
G=Σ C′mXVmX ρ m=1 従って、本発明の方法では、全測定体積が層に細分化さ
れ、各層ごとに、ミルク/空気の瞬時比を表わす比の値
を測定することによりミルク/空気の比密度が決定され
る。従って、泡に含まれたミルクの質量は、最初に、体
積の測定において検出され、全ミルク質量の測定に加味
される。
全質量に対する前記の式から始めて、成る必須条件のも
とでは、個々の測定値の形成及び処理を別の形態で実行
して各々の全測定↓こ要する時間を短縮できることが容
易に明らかである。各高さレベルにおいて体積Vmが定
数= V oでありそして各々の校正された比の値C′
mが次の式で表わされ、I′m 1’。
ここで、I′mが高さレベルmに対する校正された測定
値でありそしてI’oが校正された基準値であると仮定
することから進めると、前記の式は次のように簡単化す
ることができる。
I’o   m=I       I’o    n 
 m=1vO・ ρ I’。
は定数であるから、測定は校正された測定値I′mの加
算と、ファクタ vO・ρ 1’。
による乗算とに減少される。
一方、nが全高さレベルにわたる全体積Vでありそして I’1+I’2+・・・I’n n・I’。
が校正された比の値CIであると考える場合には、これ
をnによって平均化し、質[0を次の式から決定するこ
とができる。
G=V・ρ・CI 又、この場合には、比 を各場合に最初に形成してはならず、最初に次の和が形
成されることも明らかである。
Σ I′m m=1 各高さレベルにおいて等しい体積Voを選択することに
より上記した測定を簡単化するために、任意の低面積を
有する円筒状の容器が好ましくは使用されそして等しい
相互高さ距離に高さレベルが設けられる。然し乍ら、容
器の断面が不規則であっても、電極がその断面形状に対
応する異なった高さ距離に配置されるならば、もちろん
、同じ体積V’oを得ることができる。
異なったミルク密度によって差が生じるのを回避するた
めに実際の測定において収集されたものと同じミルクに
おいて基準測定を行なわねばならない。この基準測定は
、実際のミルク容器の外部で実行することができ、ミル
クが著しい程度まで空気抜きされ、換言すれば、実際上
はとんど空気を含まないようにするだけでよい。然し乍
ら、ミルク測定容器の外部の基準測定経路は、測定を更
に困難なものにするので、基準測定は容器自体の底部に
おいて行なうのが好ましい。ここでの経験から始めると
、当該測定を行なう場合には、その測定を行なう前に既
にミルクが成る高さまで堆積している。これらの状態に
おいては、底部付近に位置したミルクが容器を適切に大
きさ定めした場合に既にほとんど空気抜きされている。
測定は、基本的に、ミルクの種々のパラメータを用いて
種々の方法で実行できることが明らかである。これにつ
いては、空気が抜かれたミルクについて得られた測定量
が空気に対して測定された測定値と少なくとも1桁異な
るような測定が特に適している。次いで、これらの値か
ら、空気に対する測定値と基準測定値との比については
逆数値を形成することにより1より実質的に小さい比の
値が形成され、一方、空気抜きしたミルクに対する測定
値と基準測定値との比については、各々の場合に値1が
自動的に生じるように、比の値が形成される。
この形式の測定は、ミルク/空気の比に基づいて大幅に
変化するミルクの特性、例えば、導電率、熱電導率、又
は赤外線吸収率を用いて実行することができる。測定経
路の抵抗値は、ミルクの導電率の変化を用いて測定量と
して働くことができ、透過した光の量は、赤外線吸収率
を用いて測定量として働くことができ、又は温度センサ
における電圧降下は、ミルクの熱伝導率を用いて測定量
として働くことができる。
本発明の好ましい実施例によれば、個々の電極又は測定
経路の変化又は汚れにより生じる個々の測定経路の偏差
は、水のような同じ校正液体を用いて全ての高さレベル
で同じ測定を行なうことによって補償することができる
。基準測定経路での測定を含む測定から平均値が形成さ
れ、この平均値からの個々の測定経路の偏差が実際の測
定に対応する修正ファクタと共に考慮される。
測定された比の値Cmがもはや修正を必要としないよう
に測定装置のパラメータを適切に選択することができる
。然し乍ら、一般に、実際の測定を行なう前に測定装置
を一度校正することが必要である。これにより、実際に
測定された比の値Cmは、ミルク/空気の比密度によっ
て修正される。これは、各々の場合に、0より大きな指
数で測定された比の値Cmを指数演算して修正された比
の値C′mを形成することにより簡単に実行できること
が明らかである。このような場合に指数が校正によって
いったん決定されると、その後の全ての測定に対して指
数は不変にされる。
本発明によれば、泡を含む液体の流れ、特に、空気と混
合されたミルクの流れを測定する方法であって、容器に
収容された液体の同じパラメータに基づく測定値を各々
の場合に多数の異なる高さレベルで測定する方法におい
て、上記液体を容器へ送り込み、実質的に垂直の測定ス
ロットを経て上記液体を連続的に流出させ、実質的に気
体抜きした液体を含む基準測定経路で基準測定値(Io
)を測定し、空気中の対応する測定経路にわたって測定
した測定値(IL)が基準測定値よりも大きいか小さい
かに基づいて、基準測定値(Io)と各高さレベルにお
ける測定値(Im)との比又はこの比の逆数に対応する
比の値(Cm)を各高さレベル(m)について形成し、
そして単位時間当たりに測定スロットから流れ出す液体
量を次の式から決定し、 但し、 K = d X s X p V’ 2 g dd[c
m]=電極の距離=高さレベルの距離g [cmコース
ロットd] n=電極の総数 C′m=高さレベルmにおいて1とOとの間で形成され
た比の値 a=ニスロット、スロット縁等に基づく測定装置の定数
で、校正によって確認できる定数であることを特徴とす
る方法が提供される。
又、この方法を用いて、その後の加算又は全ての測定さ
れた流れの積分により、送り込まれた液体の全質量を決
定することができる。
上記の式は、垂直スロットを各スロット高さに対するベ
ースとして考えて各スロット高さごとにその高さレベル
の静水圧により液体/空気混合物の流出流量を計算する
ことによりいわゆるベルヌイの方程式から導出され、ス
ロットにおける流体の流出特性に対する特殊な修正は速
度の関数として考慮され、これにより、成る高さレベル
における静水圧を測定された泡プロファイルから計算す
ることができると共に、その高さレベルにおける比密度
も測定によって決定することができる。
垂直スロットにおける流出は、もちろん、本発明の考え
方を制限するものではない特殊な場合のみを表すしてい
る。又、例えば、容器の底に設けられた開口部を通して
流出する泡を含む液体の流れも簡単な計算によって計算
することができる。というのは、流出口における液体の
静水圧は、異なった高さにおいて各々の液体部分を測定
することによって決定できるからである。
更に、本発明によれば、泡を含む液体、特に、ミルク/
空気の混合物の比密度を測定するための装置であって、
容器と、各々の場合に容器の多数の異なった高さレベル
において容器に含まれた液体の同じパラメータに基づい
て測定値を測定することのできる少なくとも1つの測定
器とを具備する装置は、実質的に気体抜きされた液体を
含む基準測定経路が設けられ、基準測定値とその高さレ
ベルにおける測定値との比に基づくか又はこの比の逆数
に基づく比の値を、各高さレベルごとに。
空気中で測定した対応する測定値(I L)が基準測定
経路で得た基準測定値(Io)より大きいか又は小さい
かに基づいて形成する手段が設けられ、気体抜きした液
体については1に等しくそして空気については実質的に
0に等しい修正した比の値(C′m)がこの装置におい
て手前の校正に基づいて形成され、そして各々の比の値
(C+n、 C′m)に気体抜きした液体の比密度(ρ
)の値を乗算する乗算素子が設けられている。
このような装置は、各高さレベル(m)に対して決定さ
れた比の値(C′m)に、その高さレベルとその下の高
さレベルとの間に包囲された容器の体積(Vm)と、気
体抜きされた液体の比密度(ρ)とを乗算して、積C′
mXVmXρを形成する計算手段(MP)が設けられて
いると共に、全ての高さレベル(n)について形成され
た積を次式に基づいて加算して液体の全質量(g)を指
示するための加算手段設けられた液体量の測定装置とし
て適当に使用することができる。
G=Σ C′mXVmX ρ m=] ミルクを測定するためには、電極が容器の各高さレベル
に配置されそしてそれと協働する対応電極が全ての電極
に対向して設けられた装置が特に適していると分かった
。ミルク/空気混合物の関数としてミルクの導電率が変
化することを用いて、各測定経路、即ち、電極と対応電
極との間の電気抵抗が測定されるのが好ましい。
この目的のために、交流電圧を用いて分極を回避するこ
とが好ましい。更に、電圧源と、これに協働する対応電
極との間でデカップリングキャパシタを適当に切り換え
て、直流部分を取り除くことができる。周波数は、20
0 Hzないし80K Hzの間にあるのが好ましく、
そしてスイッチオン特性を改善して時間に従属するドリ
フト現象を回避するためには2 K Hzであるのが更
に好ましい。
ミルク中で優先的に生じる気泡のサイズを考慮し、ここ
で使用する電極は実質的に円形であり、その直径は約0
.5ないし1.2mである。微細に最適化する際には、
この範囲の大きい方の直径に対し、小さな気泡に強く依
存することが検出され、そしてこの範囲の小さい方の直
径の電極に対し、大きい気泡に強く依存することが検出
された。
できるだけ均一の依存性を得るためには、0.8mの電
極直径を使用するのが好ましい。
互いに他の電極同志の相互の高さ距離は、工ないし8m
であるのが好ましい。この高さ距離が1.5mmの場合
に特に好ましい結果が得られている。電極と対応電極と
の間の距離が小さいほど、各測定値に基づく比の値の変
化が強力である。それ故、2ないし150mmそして好
ましくは3ないし8mの電極距離が使用された。
ミルクの導電率の測定値から比の値を形成する実施例に
おいては、校正によって必要とされる測定された比の値
の修正を、0より大きい同じ数値で指数演算することに
よって達成できることが明らかである。
更に好ましく使用される量測定装置によれば、赤外線光
源とミラー構成体とが設けられ、これにより、容器に収
容されたミルクを通じて種々の高さレベルに次々に赤外
線を照射することができ、そして更に、全ての高さレベ
ルに共通した電気光学トランスジューサが設けられるか
又は各高さレベルごとに電気光学トランスジューサが設
けられ、このトランスジューサは、受光した輝度に対応
する電気測定値信号を発生する。
ミルク/空気混合物の熱伝導率の変化を用いる更に別の
量測定装置は、ミルク容器の異なった高さレベルに配置
されたPTC温度センサと、各々の場合にPTC温度セ
ンサに一定容量の加熱を供給する定電流源と、PTC温
度センサの温度に対応する抵抗値を測定値として決定す
る抵抗測定回路とを具備することを特徴とする。
以下、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
簡単化のために、ミルクを測定する実施例のみについて
説明するが、本発明は、泡を含む他の液体にも使用でき
ることを理解されたい。
第1図には容器lか概略的に示してあり、この容器には
上部人口2を通してミルクが連続的にあるいは断続的に
供給される。互いに電気的に絶縁されているいくつかの
個別の電極E□〜Enが高さ方向に等間隔で容器1の内
側面に配置しである。これらの電極は容器の壁を貫いて
案内されるようになっていてもよい。電極は垂直方向に
重なった状態て配置しなければならないわけではなく、
螺旋経路に沿って配置しても、あるいは、側方に互い違
になった状態で上下方向に配置してもよい。ジヨイント
・カウンタ電極E。が容器内に配置してあり、これはす
べての電極に向い合ってかつそこから等距離のところに
配置しである。このカウンタ電極E。には定電圧回路5
および減結合コンデンサ6を経てオシレータ4から電圧
が印加される。この電圧は正弦波交流電圧であると好ま
しいか、三角交流電圧も使用てきる。電極E1〜Enは
いずれにしても抵抗器13を経て一団にまとまるように
接続しである。個々の電極EI〜E、とこれに直列に接
続したそれぞれの抵抗器13との接続点はマルチプレク
サ7に(アナロク的に)接続しである。マルチプレクサ
7の出力部8は能動整流器9を経てアナロタ・ディジタ
ル変換器lOに接続しである。能動整流器は測定値をマ
イクロプロセッサ11に供給し、このマイクロプロセッ
サはオシレータ4に接続しである。デイスプレィ手段1
2またはプリンタかマイクロプロセッサ11の出力部に
接続しである。
容器1のサイズは、もちろん、まとめて測定しようとし
ているミルクの量に依存する。容器の直径あるいは横断
面はそれに応じて選定しなければならない。本発明によ
ればミルクの比密度の比率は重なった層において区分毎
に判断されるのて各層の体積は容器の横断面と個々の電
極E、〜Enの相互の高さ方向距離の両方に依存する。
簡略化のために、容器を円筒形とし、高さ方向のレベル
差を一定とした。電極の相互の高さ方向距離は1.5m
mと1/、電極を0.8mmの直径を有する円形横断面
の電極とした。本文の冒頭て既に述べたように、ミルク
に生しる気泡は直径か異なっている。大きな気泡を有す
るミルク部分は比較的迅速に脱気あるは脱ガスされ、さ
らに、大型の気泡を持つ発泡部に含まれるミルクの割り
合いは比較的小さい。一方、もっと小さい気泡を含むミ
ルク部分ては脱ガスはかなりゆっくりしだものてあり、
このミルク/空気混合体、すなわち、発泡体におけるミ
ルクの割り合いはかなり高い。
0.8mmより大きい直径の電極を使用した場合、測定
値かかなり小さい気泡に大きく依存し、平均サイズすな
わち大型の気泡か測定値のきわたった変化という形での
検出可能な影響を実際には示さないということかわかっ
た。一方、0゜8 m mより小さい直径を有する電極
は、その直径か小さくなればそれだけ、比較的大きな直
径を有する気泡に対する応答性か高まり、小さい気泡や
平均サイズの気泡についての測定値の変化は小さかった
。これか大小の気泡についての依存度か検出可能となる
ように電極直径について0゜8mmの平均値を選んだ理
由である。
第1図に示す測定装置の作動方法は次の通りである。
まず、オシレータ4によってカウンタ電極E。
に交流電圧を印加する。このとき、好ましくは、2kH
zの周波数を使用する。約20〜80kHzのかなり大
きな周波数の場合には、より良好な、すなわち、短縮し
た過渡動作が観察されたが、それによって得た測定信号
は小さくなった。一方、200Hzよりかなり低い周波
数ては得られた測定信号はもっと大きかったが、過渡動
作は長くなり、長期間にわたって持続するドリフトさえ
観察された。したかって、連続動作て運転するのが好ま
しい。
また、低い方の周波数についての低い方の限界は約0.
5秒未満の全時間内て全数n個の電極なてきるかぎり走
査することになっているという事実に応じて設定した。
最後に、いかなる分極現象も排除すべく交流電圧を使用
した。この理由のために、いかなる直流電圧部分も抑制
できる定電圧増幅器5の下流側に減結合コンデンサ6を
使用している。
測定経路の抵抗はほんの1オームである。すべての電極
は同相て作動する。減結合コンデンサによって生じる移
相はオシレータとジヨイント・カウンタ電極の間の減結
合コンデンサの切り替えによりすべての電極にとって同
様の効果を持つ。
空気の導電率と比べてミルクの導電率はかなり高いのて
、実際に空気のみか存在する電極間よりも間に既にミル
クが存在する電極のところてかなり高い測定値信号か生
じる。測定値信号は、各電極E、毎に、対応した抵抗器
13のところで、相当する電圧低下の形で生じる。個々
の電極E1〜Enのところて生したこれら測定値電圧は
、次に、マルチプレクサ7によって時間的に前後して引
続き走査され、増幅整流器を経てアナロタ・ディジタル
・トランスジューサ10に送られる。
次いて、このトランスジューサはそれに応じてディジタ
ル出力信号をマイクロプロセッサ1に送る。マルチプレ
クサによる全電極についての走査は全体として短い時間
、てきるならば引続いて生しるミルクの大きな変動の間
の時間差よりもかなり短い時間で行なわれると好ましい
。牛の乳頭を順次に変える場合、時間差は約0.5秒で
ある。
この場合、適当な全走査時間は0.1秒である。
マイクロプロセッサは、最初に、比率値C4を形成する
仕事を持つ。この目的のために、マイクロプロセッサは
、まず、基準測定経路にある測定値を記憶する。既に述
べたように、この測定値が基準測定経路として使用され
ると好ましいが、これは最下方高さレベル、すなわち、
測定容器lの底のすぐ上方の高さレベルのところで測定
される。こうしたのは、容器の底のすぐ上にあるミルク
が実際に既に完全に脱ガスされているという事実による
。この実施例では、最下方電極、すなわち、電極E、に
よって測定された測定値は基準値として使用する。抵抗
値Rmが測定値として測定された場合(いずれの場合も
、この測定値は1つの電極とカウンタ電極の間の測定経
路mて生じる)、測定値R1は電極E1についての基準
値R,どなる。抵抗値は脱ガスミルクにおける同じ測定
条件の下でよりも純粋空気中て大きいので、各電極Eイ
についての比率値c、nとして比率Ro/R,=cm が成立する。すべての測定経路および基準測定経路につ
いての条件か同してあれば、比率値C1は実際に脱ガス
されたミルクに相当するlと空気中の測定経路に実際に
相当する値Oの間にある。
測定値Rのサイズについての比率値 c=R,/R の依存0度は、たとえば、第2図に示したものである。
ここで、Cが成る高さレベルて測定した比率値であり、
これを脱ガスミルクの比密度ρに掛は合わせてこの高さ
レベルでの発泡体の比密度を決定することを指摘したい
。図でわかるように、この双曲線のコースは電極とカウ
ンタ電極の間の距離にも依存する。曲線のコースは電極
間距離または測定経路が大きい場合(有用な信号は比較
的小さい)には曲線aにほぼ一致するが、電極間距離が
小さい場合には、曲線すにほぼ一致するコースか生じる
。すなわち、双曲線のコースがより急になる。ここでわ
かるように、2つの異なった曲線は発泡体のミルク部分
の異なった評価を表わしており、あるいは、同様にそれ
テれの発泡体内の空気の異なった評価を表わしている。
あらゆる測定装置では、使用前に、それを較正するのが
普通である。したがって、較正済みのミルク質量Gを使
用前にすべての測定装置について重量によって決定した
ミルク質量と比較することによって成る種の較正を実施
してそれに従ってそれぞれ測定した比率値を補正しなけ
ればならない。
−数的には、較正は次の要領で実施することができる。
較正しようとしている、同じ構造の測定容器のサンプル
を、まず、測定センサを付けたまま空の状態で計量し、
次に泡を含むミルクを満たし、測定値1.〜Ioまで各
高さレベルmについての比率値C2を得る。次に、再び
、計量を行ない、そこに満たした泡を含むミルクの質量
Gを決定する。この過程を、できるだけ異なった牛から
異なった採乳条件のもとに採乳した泡含有ミルクについ
て50回から100回繰り返す。
まず、こうして得た比率値C1をそれ自体公知の数学的
サーチ方法によって変換し、こうして得たデータ資料か
ら比率値c′、を補正する。こうして、すべての実施し
た較正測定値(計量値)について次の等式が成立する。
G = p XΣ vmxc− ここで、 c   m  = a  +  b  x  c @ 
 +  d  x  c ”rmo ≦CM  ≦ 1 である。
この−数的回帰立言の係数a、b、d、zは段階的回帰
解析によってサーチした真の係数値に段階的に近似させ
ることができる。この数学的方法においては、ミルクの
重量と較正質量との間の平方偏差値の合計を最小にする
ことが近似度についての判断基準となる。
測定値から得た比率値c1が既にOと1の間にある場合
には、たいていは、 a=b=o  、 d=1 とセットし、Zのみを変えることて充分である。
回帰解析から得るZについての値はほぼ0゜33と3の
間にある。
以下に説明する流量計の較正を同し原理に従って行なう
ことができる。確認しようとしている流量は、特に、下
流側に接続した計量容器を介して計量(そして、微分)
することによっても確認され得る。計量容器は何回も引
続いて計量する。もちろん、ここでは、測定容器におけ
る電極のところての測定とミルク/気泡混合物の計量容
器への流入との間に生しる時間遅延を考慮しなければな
らない。
第1図に示す測定配置では、lと2の間にあってこの要
領で計量によって決定されたミルク質量との加算によっ
て決定したミルク質量を保ち続ける同じ指数を持った測
定比率値の補正が行なわれ得ることかわかった。こうし
て、補正され、較正された比率値C′が得られる。30
 m mの電極間距離て測定した第2図の曲線aては、
ずべてのC0値は約1.6の指数てべき計算した。一方
、3mmの電極間距離て測定した曲線すては、すべての
測定C0値は約1.1の指数てべき計算しなければなら
なかった。(すなわち、(C□)2−C′、か成り立つ
。ここてZは較正で決定された指数である)。
したかって、マイクロプロセッサは電極E□の走査毎の
、数学的補正(おそらくは較正にとって必要である)を
考慮した比率値C′□を決定する。
この比率値はミルクの通常の密度pと掛は合わせるか、
その積C′□×pは各高さレベルmについての空気の割
り合いに従って修正された比密度になると言える。上述
の実施例ては、容積V1は2つの隣あった高さレベル、
すなわち、電極Em、E、−□の間て等しく、はぼVに
等しいので、これらの数値の乗算、C′1×ρ×vによ
ってそれぞれの高さレベルに存在するミルク質量を得る
ことかできる。それ故、容器1内のミルクの全質量はす
べての高さレベル1〜nまての各高さレベルmについて
のミルク質量を合計することによって得られる。この計
算はマイクロプロセッサMPによって自動的に実施され
る。次いて、全ミルク質量はデイスプレィ手段12に表
示される。
高さレベルの関数、すなわち、重なった電極の関数とし
ての比率値Cについての測定値の依存関係は第3図の概
略表示にように記録される。個々のマーキングは縦軸上
の重なった電極すなわち高さレベルを示す。比率Cにつ
いての値は横軸上に示す。ここて説明している実施例て
は、この値は1と0の間てのみ変化する。曲線C′は成
る指数てべき計算することによって測定比率値Cから得
た比率値を示す。この曲線で、C’lは空気なしのミル
クを意味し、0はミルクなしの空気を意味する。このグ
ラフは、すべての電極が高さレベルAまて実際に測定値
c′=1になることを示しており、これは実際にこの高
さまて空気のないミルクか存在することを意味している
。値C′は高さレベルAとBの間の領域で1から逸脱し
始める。
このことは、この層に空気の混じったミルクか既に存在
することを意味する。高さレベルBより上ては、空気の
割り合いか大きくなり、レベルC以上では、ミルクの割
り合いが実際にはもはや測定不能、すなわち、無意味と
なる。
本発明による測定方法は収集容器内のミルクの質量の測
定を可能とするばかりてなく、それぞれのミルク流の測
定、そして、この期間にわたって測定したミルク流から
の全ミルク質量の測定も可能とする。
従来、冒頭で既に述べたハツチ式ミルク流量計における
以下の問題があった。このバッチ式ては、ミルクのレベ
ルはミルク室にミルクか流入したときに第1の測定電極
て決定され、ミルク室からミルクか流出するときに第2
の測定電極て測定される。第1電極のレベルと第2電極
のレベルとて限界を定められた体積か小さければそれた
け、原理上、全量の測定値は一層正確になる。これは、
より高いレベルに設置した電極を作動させるにはもはや
充分てない採乳サイクルの終りに残っているミルク部分
はもはや考慮されないからてある。2つの電極レベル間
の体積かたとえば200 c m 3であるならば、こ
れは200 c m ”のエラーの可能性を意味する。
しかしながら、もしバッチ式で処理されるべきミルクの
体積かもっと小さければ、制御要素はもっと頻繁に切り
替えられなければならない。(制御要素はたとえば60
00 c m ” / m i n 、のミルク流量、
200cm’ /batchの体積においてたとえば2
秒毎に切り替えられなければならない。)しかしながら
、これはミルクの滞留時間、したがって、脱ガス時間か
測定室内でますます短くなり、バッチ体積がより小さく
なり、したがって、測定値が変動する空気割り合いによ
りますます不正確になるということを意味する。この欠
陥は本発明による方法によって完全に除くことができる
ミルク量測定装置の一実施例が第4図に示してあり、こ
の装置ではミルクはバッチ式に測定する。装置20はハ
ウジング21を有し、このハウジングは上方入口室22
を構成しており、この入口室はその下に設けた測定室2
5からオーバーフ0−ロ24を形成した仕切り壁23に
よって分離しである。採乳真空下にあるミルクは入口室
22に接線方向に開口する供給パイプ26を経て入口室
22に送られる。ミルクは測定室25からその底にある
排出口を経てミルク移送管路28に流れる。
制御ハウジング29がハウジング21上に装着しである
。入口室22は膜30を介して制御ハウシング29につ
ながっている。膜30にはピストン31が留めてあり、
これは入口室を通って測定室まで下方に延びている。ピ
ストンの下端はブツシュ・ロッド24として設計してあ
り、これはオーバーフロー口24に形成した弁座35と
協働する。ブツシュ・ロッドは、ピストン31の第1の
上昇位置においてブツシュ・ロッド34が弁座34に着
座し、オーバーフロー口24を閉ざし、同時にブツシュ
・ロッド32が弁座33から上昇して排出口27を開く
ように、そして、ピストン31の下方位置においてブツ
シュ・ロッド32で排出口27を閉ざすと同時にブツシ
ュ・0ツド34がオーバーフロー口24を開くようにピ
ストン31のところに形成しである。ピストン31には
その長手方向軸線に沿って延びる通路パイプ36が走行
しており、これはブツシュ・ロッド32の下方て終る第
1開口37と、測定室25の上部の高さに位置する第2
開口38と、入口室の上部に開口する第3開口39とを
有する。
制御室29は管路40を通してソレノイド弁41に接続
してあり、このソレノイド弁は大気に通じる入口42を
有し、また、管路43を通して入口室22に接続してい
る。ソレノイド弁41は、第1の位置で管路40が大気
に通じる入口42につながると同時に管路43を閉ざし
、第2位置で入口42を閉ざし、管路40.43を相互
に接続するように制御し得る。
測定用電極E□〜Enが測定室25の壁内に配置しであ
る。カウンタ電極E。がこれらの電極の前方、測定室2
5内に隔たって設けである。電極およびカウンタ電極は
第1図に示すと同じ測定回路と接続してあり、この測定
回路は説明の簡略化のだめに測定回路装置44として概
略的に示しである。測定回路装置はライン45を経てソ
レノイド弁41に直結してもよいし、あるいは、ソレノ
イド弁41をライン47.48を経て励磁したり消磁し
たりし、同時に、現在測定室内に存在するミルクの量を
決定するように測定回路装置44を制御する制御回路4
6を設けてもよい。
装置は、時間制御回路46を設けであるか、あるいは、
測定回路装置44をソレノイド弁41に直結しであるか
どうかに応じて2つの異なった要領で作動し得る。第1
の作動モードは次の通りである。
始めに、ミルク移送管路28、開口37.38.39を
有する通路パイプ36.採乳室、入口室22およびミル
ク供給パイプ26を通して採乳真空を作用させる。ソレ
ノイド弁41は管路40を大気に接続し、管路43を閉
ざす位置にある。入口室22に作用している部分真空と
比べて制御ハウジング29において優勢な大気圧により
、ピストン31が引っ張りばね49の力に抗して最下方
位置に向って下方に移動させられる。
引っ張りばね49は制御ハウジンク内に配置してあり、
膜30に上向きの張力を加える。ブツシュ・ロッド32
はこの位置て弁座33に着座し、出口27を閉ざし、一
方、オーバーフロー口24を開く。供給パイプ26から
入口室22に導かれたミルクはオーバーフロー口24を
通って測定室内にすぐに流入し、その中に集められる。
測定室か開口38の高さまで満たされないように選定し
た所定の時間間隔で、時間制御回路46が周期的な切り
替えを行なう。最初の切り替え信号が達すると、この時
点て測定室25内にあるミルクの量は測定回路装置によ
って自動的に測定され、その値が記憶される。同時に、
切り替えパルスかソレノイド弁41を切り替え、管路4
0と大気の接続を断ち、管路40.43の接続を行なう
。これにより、入口室22と制御ハウジンク29の間に
圧力平衡が生じ、これにより、ピストン31に取り付け
た膜30が引っ張りばね49の作用の下に上方に撓む。
これにより、ピストン31か最上方位置をとり、ブツシ
ュ・ロッド34が弁座34に着座し、オーバーフロー口
24を閉ざす。供給管路26からきたミルクはすべて入
口室22に集められる。同時に、ピストンを上昇させる
ことによって排出口27か開き、ミルクはミルク移送管
路28を通って測定室25から流出する。通路バイブ3
6の存在で、ミルクの流出中、ミルク移送管路28、測
定室25および入口室22に同し圧力か作用し3、その
結果、ミルクはそれ自体の重量でのみ流出することにな
る。所定時間後に、時間制御回路46によって当初の状
態への切り替えか行なわれる。これにより、同時に、信
号が測定回路装置44に送られ、この測定回路装置44
はこの時点て測定室25内に残留しているかも知れない
ミルクの残量を自動的に検出する。この値も測定回路装
置44に記憶され、第1と第2の記憶された値の差か一
回のバッチて実際に流出したミルク量となる。すなわち
、ソレノイド弁およびピストン31の位置に関する第1
の条件か時間制御回路46からの制御ばるすによって定
められ、その結果、現在入口室22に集められているミ
ルクが測定室25に流出することができ、そこに集めら
れる。この過程は全採乳過程か終るまて繰り返される。
測定回路装置44は各バッチて取り出されたミルクの量
を終りに加算し、全採乳ミルク量を確認する。
第2の作動方法に従ってソレノイド弁41か時間制御回
路46の変わりに測定回路装置44に直結された場合に
は、作動モードは同様であるか、切り替えは所定時間後
に周期的に行なわれず、むしろ測定回路装置44が短時
間測定室25内に位置したミルクの質量を測定するよう
に作動する。
ミルクの質量か所定値に達したならば、測定回路装置4
4によって相当する切り替え信号がソレノイド弁41に
送られる。したがって、測定室25内にあるミルクが流
出することができる。また、この時間中、測定室25内
のミルクの質量は測定回路装置44によって間欠的に検
出される。
ミルク質量か所定値に達しない場合には、測定回路装置
44は更新された切り替え信号をソレノイド弁41に送
る。したかって、排出口27が再び閉し、オーバーフロ
ー口24が開く。また、この場合、バッチ毎に流出する
ミルクの質量は測定回路装置44によって検出された差
から決定される。これら測定したミルク量は採乳過程の
終りで合計されて全ミルク量が得られる。
本発明によるバッチ式測定装置はバッチ体積が常に同じ
とはならない従来公知の装置に比べて有利である。空気
・ミルク混合物ては定めることがてきないが、実際にミ
ルク測定室内に時間あるいはミルク質量の関数として存
在するミルクレベルによる切り替え時間の決定は行なわ
れない。また、各バッチ走査中に流出しないミルク量は
正確に考慮される。最後に、ミルク質量は採乳過程の終
りでもはやフルハツチになるには充分でない場合に考慮
される。この理由のために、制御信号または測定信号か
発生することはない。
ハツチ式ミルク量測定装置の別の実施例50か第5図に
示しである。入口室52とその下に設置してありかつオ
ーバーフロー口を経てそこに接続された測定室55がハ
ウジング51内に設けである。ミルクの入口バイブ53
が入口室に開いている。オーバーフロー口54はフラッ
プ56によって下側から閉ざされる。このフラップは5
7のところで枢着された2ア一ム式レバーの形に設計し
てあり、その第2レバー・アームは重錘58からなり、
これはフラップ56をオーバーフロー口54と係合させ
続ける。すなわち、オーバーフロー口54のところの対
応した弁座59を閉じる位置にフラップ56を保持する
入口室52は管路60を経て弁61に接続しており、こ
の弁61はソレノイド弁からなるものでもよいが、図に
はプラグを持ったグラウンド弁の形で示しである。弁口
体は管路62を通して測定室55に接続しである。
さらに、採乳管路が63て示してあり、この採乳管路を
通してミルクが部分真空の下に採取される。採乳管路6
3内にはバイブロ4が延びており、このバイブロ4の反
対端65は測定室の底にあるくぼみ66内に延びている
。重力で弁座57に乗っているボール58からなる逆止
弁がパイプの端65に設けである。
最後に、入口室52は別の管路69を通して採乳管路6
3にも接続しである。
先の実施例で既に説明したように、測定用電極E、〜E
nが採乳室内に設けてあり、ジヨイント・カウンタ電極
E。に対向して配置しである。これらの電極は測定回路
装置74に接続してあり、この測定回路装置は第1図に
示す測定回路に相当する。測定回路装置は、電気機械式
弁の場合には電気ライン70を介して、あるいは、機械
式弁のときには調節手段(図示せず)を介して弁61に
接続しである。
この装置は次のように作用する。
始めに、入口室52および測定室55が管路69または
64を経て採乳管路63に優勢な採乳真空の下に置かれ
る。入口バイブ53から入口室に導かれたミルクはその
重量でフラップ56を開き、測定室55に入る。測定回
路装置74は短時間の間隔で測定室55内に既に存在す
るミルクの質量を測定する。この測定しているミルクの
質量が所定値に達したならば、ライン70を通して弁6
1に切り替えパルスが送られる。当初の位置で管路60
.62の間を接続していた弁61はこの切り替えパルス
によって作動させられて、管路60を閉ざし、管路62
を大気に通じる出ロア1に接続する。入口室52が採乳
真空の下にまだある間に、大気圧までの圧力の上昇が測
定室55で生じる。したがって、弁フラツプ56が弁座
59に押し付けられ、オーバーフロー口54が閉ざされ
る。この時点でオーバーフロー室52に流入するミルク
はそこに集められる。
測定室55内にミルクは同時に差圧を受けている。すな
わち、管路62内に大気圧と、管路64内にまだ優勢な
採乳真空とを受ける。これにより、測定室55内のミル
クがこの差圧によりバイブロ4を経て逆止弁57.58
を開いて取り出される。この時点て、測定室55内のミ
ルクの質量が短時間の間隔て測定回路装置74によって
決定される。測定室からのミルクの移送の完了が検知さ
れるとすぐに、あるいは、測定したミルク質量が所定の
下限に達するとすぐに、測定回路装置74は別の制御パ
ルスを弁61に送り、それを当初の位置にリセットする
。これにより、今や接続している管路60.62を経て
入口室52および測定室55に圧力補正か定められる。
こうして、ミルクは弁フラツプ56を経て入口室52か
ら再び流出することができ、この過程は上記の要領で繰
り返される。
バイブロ4には逆止弁57.58が設けてあり、ミルク
が測定室55に逆流するのを防いている。
第6図に示す実施例では、ミルクの流れか実際に連続的
に測定てき、こうして測定したミルク流曲線を加算する
ことによって、採乳過程中に採乳された全ミルク量が成
る時間にわたって最後に決定され得る。この装置は本発
明の実際の主題から逸脱しないように概略的にのみ示し
である。ジヨイント・ハウジンク90に入口室81か設
けてあり、このハウジングには入口バイブ82を経てミ
ルクが接線方向に導入され、そこでかなり沈殿する。入
口室81は仕切り壁83を経て測定室84から隔離され
ている。仕切り壁82はその下端とハウジング80の底
85の間にミルクのための移送スロット86を有する。
スロットまたはふるいを経て測定室84内へのミルクの
絞った移送で、ミルクのさらなる沈殿か行なわれる。仕
切り壁83の上端とハウジング80の間にも開口87が
向けてあり、この開口を経て両室間で連続的な圧力補正
か行なわれ得る。
下端で閉じ、上端で開いているパイプ88が測定室84
に設けてあり、その閉鎖した下端は測定室の底85より
下方に延びている。パイプ88はその側壁に長手方向の
スロット89か設けてあり、このスロットは測定室の底
85まて延びている。パイプ88内をその内壁面から隔
たって同軸に別のパイプ90が延びており、このパーr
プ90の下端91は開いている。パイプ90は反対端を
採乳管路(図示せず)に接続してあり、この採乳管路で
は普通の採乳真空か優勢である。スロット86付近で異
なフた高さレベルのところに電極E1〜Enか配置しで
ある。カウンタ電極Eoがこれらの電極に対向してかつ
そこから隔たって配置しである。カウンタ電極E。はパ
イプ88の外側に装着しであると好ましいが、第6図に
離れた状態て示しである。測定回路装置94が電極E1
〜Enに接続してあり、この測定回路装置94は81図
の回路に相当する。
長手方向のスロット89はその全長にわたって一定の@
Sを持つと好ましい。この装置はミルク流量計として次
のように作動する。
採乳されたミルクは入口バイブ82を経て入口室81に
入り、その中を下方に流れる。次いて、移送スロット8
6を通って測定室84に流入し、開口87を通しての圧
力補正により入口室81と同じレベルまで上昇する。同
時に、ミルクは長手方向スロット89を経てパイプ88
の内部に流入し、パイプ90の下端91を経て採乳管路
に向フて運び出される。
ミルクをパイプ90を通して上方に移送する変わりに、
パイプ88の下端も開口した状態にし、下方に走行する
採乳移送パイプ92に連絡するようにしてもよい。
短時間の間隔で、各高さレベルmまたはこの高さレベル
にあるそれぞれの電極についての比率値c7が今や確認
される。単位時間あたりのミルクしつようの有効変化は
すべての高さレベル1〜0について成る時刻で測定され
た比率値Cff1から次の数式を用いて計算され得る。
ここて、 mare  [g/sec] =スロットを出る全流量
に=dXZXρr 2 g d d[cm]=電極の距離=高さレベルの距離g [cm
/5ec2] =981Cm/5ec2s [cm] 
=スロット幅 ρ[g/cm’ ] =液体の比密度 n−電極の総数 C′□=高さレベルmて1と0の間に生じた比率値 a=ニスロット、スロット縁等(構成によって確認され
得る)に依存する測定装置の定数すなわち、それぞれの
ミルク流量は、第1図に示すマイクロプロセッサMPを
プログラムすることによって成る時刻に決定される得る
。この場合、比例値C1の測定毎に上記の数式に従って
単位時間あたりのミルク両の変化を計算し、それを記憶
する。時間の関数として時間間隔で測定したミルク量に
ついてこれらの値を記録すれば、採乳中の既知のミルク
流量曲線を得ることかできる。
すべての測定したミルク流量値に2つの連続した測定の
時間間隔の長さを掛は合わせて得た積を合計することに
よって、全採乳ミルク量を得ることができる。
この過程を較正するために、第1図に示す実施例に関連
して説明した過程におけると同様に比較例として全採乳
サイクルを計量し、比例値にそれ相当に手を加えること
によって適応させた。既に得られた測定値が比較測定値
(それぞれ測定された比率値Cヮを1と2の間の同じ指
数でべき計算したもの)で決定したミルク量と良く一致
することが明らかになった。この較正は一度に行なわな
ければならない。パラメータは他の牛、供給条件等につ
いてもすべての測定値に対して変わらない。
一実施例によれば、ミルクを成る高さレベルまで蓄積す
る容器の横断面積は35 c m 2であった。容器の
高さは12cmであった。個々の電極は約1.5mmの
高さ方向距離を有し、総数n=64個の電極を上下方向
に重ねて用いた。電極とカウンタ電極の距離は3mmで
あった。長手方向スロットの幅Sは3 m mであった
次のようにして簡略化したミルク流量測定を行ない得る
。すなわち、測定容器の底に較正済みの開口を設け、こ
の開口より上のミルクの静圧をこの高さレベルより上の
ミルクの質量を測定することによって連続的に確認する
のである。
第1図の実施例によって説明したように、測定容器の底
付近で基準測定を行なうのが好ましい。
容器底と第1の測定電極は、通常、採乳サイクルの始め
に直ちにミルクで覆われる。したがって、少ない空気が
比較的迅速に脱気される。すなわち、基準測定値は実際
に非常に短い時間後に測定され、これは脱気したミルク
が存在する状態に相当する。しかしながら、不適合な採
乳装置のために空気の侵入が生じたり、採乳サイクルの
始めに、脱気ミルクでの測定値よりも多い空気がミルク
に含まれている場合もあり得る。これを回避するためだ
けに、最初に、先行の測定値によって確認された一定の
基準測定値を記憶し、それを初期の測定値について使用
して比率値C′、を生成するようにマイクロプロセッサ
をプログラムすると好ましい。同時に、基準測定値が基
準測定経路で測定され、これを一定基準測定値と比較す
る。実際に測定した基準値が一定基準測定値の少なくと
も55%に到達したならば直ちに、実際に測定された基
準値への切り替えが測定のために実施される。それにも
かかわらず、実際に測定された基準測定値は始めに一定
に決定された基準測定となお比較される。測定中にこの
値の15%より多い実質的な変化が空気の侵入により生
じた場合には、一定基準測定値への自動的な切り替えが
再び実施される。こうして、たとえば非常に大きいミル
ク流量で生じるような極めて望ましくない空気/ミルク
比の場合でも信頼性ある測定が行なわれる。
流量が大きい場合には、空気によりて生じるミルクの乱
れが非常に強く、ミルクを測定室に留まっている短い時
間で脱ガスすることは実際には不可能である。あるいは
、空気/ミルク比の望ましくない状態は、同量の空気が
混入してミルクの量がますます少なくなる採乳サイクル
の終りでも生じる可能性はある。
第7図、第8図のグラフは成る牛の同じ採乳サイクル中
の種々の時刻でのミルク流量測定における気泡分布状態
を示している。測定した比率値C′が横軸に、垂直方向
に互い違に配置した測定電極か縦軸に示しである。この
グラフては、64個の電極か示しである。既に説明した
ように、電極のマルチプレクサによる全走査は約0゜1
秒のオーダーの時間て行なわれる。第7図でわかるよう
に、電極は測定電極10の高さまではは1の比率比C′
の測定値を有する。すなわち、この高さまては純粋な、
あるいは、脱ガスしたミルクか存在する。その上方に位
置した測定電極、すなわち、第1O番から第40番まで
の電極は1から逸脱した比率値を有する。
第8図に示す測定では、最下方電極のみが約1の比率値
C′の測定値を示す。その上方に位置する電極5〜60
はlより小さい値を示す。
第7図、第8図に示す曲線は、発泡体に含まれるミルク
の質量か従来技術でたいていの場合そうであるように測
定中に決して無視することかてきないことをはっきりと
示している。両方の曲線て値c’ =0.9に達する点
に示す直線に沿った断面、すなわち、発泡体内に含まれ
る液体の割り合いが断面MADまたはD′の下方に位置
するミルクの部分て空気によって取って代わられた液体
量にほぼ一致する点て断面を採った場合、発泡体内のミ
ルクの割り合いにおけるかなりの差異か明らかとなる。
断面線りまたはD′の下方におけるミルクの割り合いは
ギャップを通るミルクの流れに対して1.53kg/m
in、どなる。断面線りまたはD′の下方における発泡
体には極めて異なった量のミルクが含まれる。したがっ
て、第7図のミルク質量はミルク流について0.37k
g/m i n 、であるが、第8図の匹敵し得る気泡
分布に含まれるミルク量はミルク流に対して0゜97 
k g / m i n 、どなる。
本発明による別の実施例が第9図に示してあす、ここて
は、ミルクの抵抗か測定値として測定経路て測定される
ことはなく、所定の高さレベルての光透過性か測定され
る。
採乳されたミルクは赤外線を通す採乳室に案内され、こ
こに集められるか、あるいは、第8図の測定配置に従っ
て蓄積される。いくつかの光源(発光タイオート)L8
〜Lnかこの測定室の片側に沿っていくつかの高さレベ
ルのところに配置しである。測定室100の発光ダイオ
ードに面した側面とは反対の側で対応した高さのところ
にフォトダイオードD1〜Dnが配置しである。発光タ
イオートはトライ八回路107によって同時に駆動され
るか、あるいは、マルチプレクサ102′によって順次
に駆動される。フォトダイオードD□〜Dnは電気抵抗
器W1〜Woを経てマス101に切り替えられる。抵抗
器のところでマスに向って生じる電圧低下はマルチプレ
クサ102を経て感知され得る。マルチプレクサ102
はマルチプレクサ102′と適当に同期化させである。
マルチプレクサ102の出力は増幅器103を経てアナ
ログ・ディジタル変換器104に送られ、ディジタル出
力信号はマイクロプロセッサ105に送られる。マイク
ロプロセッサによって得た測定結果はデイスプレィ手段
106に表示され得る。マイクロプロセッサ105か相
当する信号をライン108を経てマルチプレクサに、あ
るいは、ライン109を経てトライ八回路107に送る
ことにより測定操作か連続的に制御され得る。
この測定装置の作動方法は次の通りである。
成る特定の時点て、マイクロプロセッサ105が制御信
号をトライバ107に送り、このドライバは対応する回
路を経てすべての発光ダイオードL1〜Lnに電圧を印
加する。同時に、相当するスタート信号がライン108
を経てマルチプレクサ102′に送られる。このマルチ
プレクサは所定の時間間隔て発光ダイオードL1〜Ln
を順次に発光状態に切り替える。発光ダイオード(赤外
線を発するものか好ましい)の発した光は測定経路にお
いて発光ダイオードL1とそれに対応したフォトダイオ
ードD、Rの間に位置する空気/ミルク混合物に従って
測定容器100内のミルクに吸収される。空気しか存在
しなければ、ミルクしか存在しない場合よりは多い光量
か対応したフォトタイオードに入る。フォトダイオード
の光度に従って、対応した抵抗器W7のところてマス1
01に対して相当する電圧低下を発生する電流がフォト
ダイオードによって発生する。マルチプレクサ102か
マルチプレクサ102′に同期して作動しているのて、
抵抗器W、のどころの電圧低下は対応した発光ダイオー
ドL1が励起されると同時に測定される。それぞれ測定
された電圧低下はマルチプレクサ12および増幅器10
3を経てアナログ・ディジタル変換器に送られ、さらに
、ディジタル化された信号としてマイクロプロセッサ1
05に送られる。マイクロプロセッサは測定した電圧低
下すなわち電圧値U1〜Unを記憶する。第1図の測定
装置と同様に、測定容器100の底に最も近い高さレベ
ルのところて測定された測定値、すなわち、発光ダイオ
ードL□とフォトダイオードD1の間の測定経路で測定
された測定値は基準値U 1−V oとして採用され、
記憶される。それ故、マイクロプロセッサにおいて、各
高さレベルでの各測定経路について、比率C= U o
 / U m が成立すると好ましい。この分数値は先に説明した比率
値Cを表わす。この比率値についてのこれ以上の処理お
よび全ミルク量あるいはミルク流量についての測定は第
1図の実施例と同じ要領て行なわれる。
発光ダイオード(光源)L□2〜Lnの配置の代わりに
1つの光源を用い、残りは同じの実施例か第10図、第
11図に示しである。第10図、第11図に示した実施
例は個々の高さレベルのところで光信号を発生するよう
に作用し、これらの光信号は測定室100を通過した後
にフォトタイオードD1〜Dnに受は取られる。
測定容器115は、特に第11図でわかるように、そこ
にパイプ116が直角に突入し、このパイプには垂直方
向の投手力向スロット117か形成しである。他の入口
バイブ(図示せず)を経て流入したミルクはこのパイプ
116を経て流入する。測定容器115はレベル高さ表
示器と同様の放射線透過材料の外方突出ラグを有する。
対向した側壁118.119はミルクの通る測定経路を
構成している。第1O図で最も良くわかるように、側壁
119の沿って上下方向にフォトダイオードD□〜Dn
が配置しである。測定室上方にはレーザー110が配置
してあり、レーザー光は回転ミラー112に当る。ミラ
ー112は調節モータ113によって角度位置を調節で
きる。放物線ミラーの一部をなす反射面114が回転ミ
ラー112とレーザー110の下方に配置しである。こ
の反射面114は、レーザー光121の回転ミラー11
2への入射点122に関して、この入射点が放物線ミラ
ー114の焦点と一致するように配置しである。したが
って、レーザー光121はミラー112の回転位置に従
って123.124,125で示す種々の方向に反射し
、放物線ミラー114のところでさらに反射した後、対
応した高さレベルh、、h、、hnのところで互いに平
行に外方へ走行する。すなわち、ミラー112の回転を
制御することによって個々の高さレベルのところに相当
する光線を順次に発生することができる。吸収または散
乱によってそれぞれの測定経路で減衰した光はそれぞれ
の高さレベルに対応したフォトダイオードD、〜Dnに
受は取られる。これらの信号のさらなる処理は第9図に
示すと同様の測定回路によって行なわれる。(ミラー配
置の代わりにそれぞれの高さレベルのところにガラス繊
維の導光装置によって光を導くこともできる。) 第12図に示す実施例では、ミルク/空気比に相当する
値がミルク内の空気成分による伝熱率変化によって測定
される。
互い違いに垂直方向に配置したPTC温度センサが測定
容器130内に突出している。定電流源132がこれら
の温度センサに接続してあり、調節要素138,139
を経て加熱性能が制御され得る。PTC温度センサで得
られた温度はマルチプレクサ133を介して操作され、
そこから得られた信号は増幅器134を経てマイクロプ
ロセッサのアナログ・ディジタル変換器に送られる。マ
イクロプロセッサの測定結果はデイスプレィ137に表
示される。加熱性能を制御する調節要素138,139
はマイクロプロセッサを経て制御される。
この装置は調節要素138,139によって制御される
一定の加熱電流を重なった温度センサ2〜nに送るよう
に作動するが、この間、測定容器の第1高さレベル、す
なわち、底付近のレベルにある第1のPTC温度センサ
には加熱電流は送られない。成る温度センサの一定加熱
電流を一時的に切った後、その温度か対応した抵抗器の
抵抗値を測定することによって測定される。温度センサ
の対応する温度はこれから計算され得る。この温度は温
度センサ1の温度と比較される。それぞれの温度に従う
測定抵抗値は非加熱温度センサの抵抗値に関係する。こ
れから、それぞれの比率値Cは各高さレベルのところの
各温度センサについて先に説明した要望て確認され得る
【図面の簡単な説明】
第1図はミルク/空気測定経路の電気抵抗を測定するた
めの本発明の第1実施例とそれに組合わせた回路を示す
概略図である。 第2図は比率値を説明するグラフである。 第3図は成る特定の時点て容器内のミルクの量について
上下方向に設置した成る測定装置の電極によって測定し
た比率値Cのコースを実線て、測定装置の較正後に補正
した比率値C′のコースを破線で示すグラフである。 第4図は本発明の方法を用いてミルクの量をハツチ式に
測定する装置を示す概略図である。 第5図は本発明を用いるバッチ式ミルク量測定装置の別
の実施例を示す概略図である。 第6図は本発明を用いている連続流量測定装置の概略図
である。 第7図は測定サイクル中の成る時点て個々の測定電極に
ついて測定した比率値C′を示すグラフである。 第8図は同し測定サイクル中のもっと後の時点て第7図
に従って測定したグラフである。 第9図は比率値の測定を光学的に行なう本発明の別の実
施例とそれに対応する回路装置を示す概略図である。 第10図は第9図で用いたと同様の測定装置(たたし、
光源は1つのみである)を通る縦断面図である。 第1.1図は第1O図に示す配置の頂面図である。 第12図は比率値をミルク/空気混合物の伝熱率の差を
用いて測定する本発明のまた別の実施例および対応した
回路を示す概略図である。 図面において、1・・・容器、2・・・上方入口、E+
〜En−電極、Eo・・・ジヨイント・カウンタ電極、
4・・・オシレータ、5・・・定電圧回路、6・・・減
結合コンデンサ、7・・・マルチプレクサ、10・・・
アナログ・ディジタル変換器、11・・・マイクロプロ
セッサ、12・・・デイスプレィ装置、21・・・ハツ
チング、22・・・上方入口室、23・・・仕切り壁、
24・・・オーバーフロー口、25・・・測定室、26
・・・供給バイブ、28・・・ミルク移送管路、29・
・・制御ハウジンク、30・・・膜、31・・・ピスト
ン、35・・・弁座、41・・・ソレノイド弁、44・
・・測定回路装置、46・・・時間制御回路、50・・
・ハツチ式ミルク量測定装置、52・・・入口室、55
・・・測定室、56・・・フラッフ、61・・・弁、7
4・・・測定回路装置、81・・・入口室、82・・・
入口バイブ、84・・・測定室、86・・・移送スロッ
ト、94・・・測定回路装置、100・・・測定室、1
02.102′・・・マルチプレクサ、103・・・増
幅器、104・・・アナログ・ディジタル変換器、10
5・・・マイクロプロセッサ、106・・・ディジタル
、107・・・ドライバ、110・・・レーザー、11
2・・・回転ミラー113・・・調節ミラー、114・
・・反射面、115・・・測定容器、117・・・スロ
ット、130・・・測定要素、132・・・定電流源、
133・・・マルチプレクサ、134・・・増幅器、1
37・・・デイスプレィ、138.139・・・調節要
素 4雫ぐ〆酎) FIG、7 ] 0.5 比重l FIG、8 比耀硫 l

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)泡を含む液体の1つのパラメータに基づく測定値
    (Im)を容器に含まれた液体において多数の異なる高
    さレベルで各々測定することより成る泡を含む液体を測
    定する方法において、異なった高さレベル(m)におけ
    る比密度を測定する場合に、実質的に気体抜きした液体
    を含む基準測定経路において基準値(Io)を測定し、
    空気中で測定した対応する測定値(IL)が上記基準測
    定経路で得た基準測定値(Io)より大きいか或いは小
    さいかに基づいて、基準測定値(Io)とその高さレベ
    ルにおける測定値(Im)との比又はこの値の逆数値に
    対応する比の値(Cm)を各高さレベルごとに形成し、
    気体抜きした液体については1に等しく且つ空気につい
    ては実質的に0に等しい手前の校正に対応するおそらく
    修正された比の値(C′m)を手前の校正に基づいて形
    成し、そして各々の比の値(Cm又はC′m)を気体抜
    きした液体の比密度(ρ)の値で乗算することを特徴と
    する方法。
  2. (2)泡を含む液体の質量、特に、空気と混合したミル
    クを測定するための方法において、比の値(C′m)を
    各高さレベル(m)において決定し、或る高さレベルと
    次に低い高さレベル又は容器の底面との間の体積(Vm
    )を各々の場合に決定し、各場合に、或る高さレベルよ
    り低い体積(Vm)、この高さレベルに対して決定され
    た比の値(C′m)及びミルクの比密度(ρ)から積(
    C′m×ρ×Vm)を形成し、そして全液体質量(G)
    を決定するために、このように形成された全ての積の和
    を全ての高さレベルにわたり ▲数式、化学式、表等があります▼ に基づいて形成する請求項1に記載の方法。
  3. (3)測定容器内へミルクを連続的に流し込み、所定の
    測定値に達した場合にミルクの供給を遮断し、次いで、
    ミルクを完全に流出させるか或いはプロセスを繰り返す
    前に第2の所定の測定値に達するまで流出させることに
    より、ミルクの質量をバッチ式に決定するためのミルク
    量の測定方法において、測定容器にミルクを流し込んで
    いる間にミルクの質量を連続的に測定し、所定の第1の
    ミルク質量に達したときにミルクの流れを遮断し、ミル
    クの流出中にミルク容器におけるミルク質量を連続的に
    測定し、所定の第2のミルク質量に達したときにミルク
    の流出を遮断し、上記第1及び第2のミルク質量からそ
    の差を形成してバッチ当たりのミルク質量を決定し、ミ
    ルク処理サイクルにおいてミルクの流れが終わるまでプ
    ロセスを繰り返し、バッチの数に基づいてミルクの質量
    を計算し、そしてミルク処理サイクルの終わりに測定容
    器に収集されたミルクの質量を決定して、既に計算され
    たミルクの質量に追加する請求項2に記載の方法。
  4. (4)ミルクは、測定容器において所定の第1のミルク
    質量に達した後に流出するようにされ、その終わりにお
    そらく泡の状態で残っているミルクの質量を測定し、そ
    してバッチ当たりのミルクの質量を測定するために、第
    1の所定のミルク質量と泡の状態で残留するミルクの質
    量との差を得る請求項3に記載のミルク量の測定方法。
  5. (5)1つのミルク処理サイクル中に搾乳したミルクを
    ミルク容器に案内し、所定の時間インターバルでミルク
    の供給を遮断し、その時点で測定容器に存在するミルク
    の質量を測定し、そのミルク質量をミルク容器への入口
    が再び開く前にバッチとしてミルク容器から運び出し、
    そして個々のバッチにおいて測定されたミルク質量をミ
    ルクの流れが終わるまで加算する請求項2に記載のミル
    ク量の測定方法。
  6. (6)1つのミルク処理サイクル中に搾乳したミルクを
    測定容器に案内し、所定のミルク質量に達したとき又は
    所定の時間インターバルでミルクを測定容器からバッチ
    として移し、そして個々のバッチにおいて測定したミル
    クの量をミルクの流れが終わるまで加算する請求項2に
    記載のミルク量の測定方法。
  7. (7)泡を含む液体の流れ、特に、空気と混合したミル
    クの流れを測定する方法において、上記液体を容器に供
    給し、上記液体を校正された開口を経て連続的に流し、
    この校正された開口から流れ出す流れをこの校正された
    開口の高さレベルより上で測定した液体の質量とそれに
    より得られる静水圧とによって計算する請求項2に記載
    の方法。
  8. (8)泡を含む液体の流れ、特に、空気と混合したミル
    クの流れを測定する方法であって、容器に収容された液
    体の同じパラメータに基づく測定値(Im)を各々の場
    合に多数の異なる高さレベルで測定する方法において、
    上記液体を容器へ送り込み、実質的に垂直の測定スロッ
    トを経て上記液体を連続的に流出させ、実質的に気体抜
    きした液体を含む基準測定経路で基準測定値(Io)を
    測定し、空気中の対応する測定経路にわたって測定した
    測定値(IL)が基準測定値よりも大きいか小さいかに
    基づいて、基準測定値(Io)と各高さレベルにおける
    測定値(Im)との比或いはこの比の逆数に対応する比
    の値(Cm)を各高さレベル(m)について形成し、お
    そらく手前の校正に基づいて、気体抜きした液体の場合
    には1に等しくそして空気の場合には実質的に0に等し
    い修正された比の値(C′m)を形成し、そして単位時
    間当たりに測定スロットから流れ出す液体質量を次の式
    から決定し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、 ■_e_f_f=[g/sec]=スロットを出る全質
    量流量K=d×s×ρ√(2gd) d[cm]=電極の距離=高さレベルの距離g[cm/
    sec^2]=981cm/sec^2g[cm]=ス
    ロット巾 ρ[g/cm^3]=液体の比密度 n=電極の総数 C′m=高さレベルmにおいて1と0との間で形成され
    た比の値 a=スロット巾、スロット縁等に基づく測定装置の定数
    で、校正によって確認できる定数であることを特徴とす
    る方法。
  9. (9)上記ミルクの流れは、ミルク処理サイクル中に一
    定の時間インターバルで測定し、そしてミルクの搾乳し
    た全量を測定するために、各々の場合に、ミルクの流量
    の値と、次々の測定間の時間との積から和が形成される
    請求項8に記載の方法。
  10. (10)円筒状の容器が容器として使用される請求項1
    ないし9のいずれかに記載の方法。
  11. (11)同じ相互高さ距離に高さレベルが設けられる請
    求項1ないし10のいずれかに記載の方法。
  12. (12)上記基準測定値は、容器の底又はその真上の基
    準測定路において測定される請求項1ないし11のいず
    れかに記載の方法。
  13. (13)容器の底から第1の高さレベル上にある測定経
    路は、基準測定経路と同じ時間に作用する請求項1ない
    し11のいずれかに記載の方法。
  14. (14)電気抵抗又は電気コンダクタンスの測定を各高
    さレベルにおいて行なう請求項1ないし13のいずれか
    に記載の方法。
  15. (15)赤外線の光透過度又は吸収度の測定を各高さレ
    ベルにおいて行なう請求項1ないし13のいずれかに記
    載の方法。
  16. (16)熱伝導の測定を各高さレベルにおいて行なう請
    求項11ないし13のいずれかに記載の方法。
  17. (17)液体、特にミルクの全質量(G)を校正するた
    めに、全ての測定された比の値(Cm)を加算すること
    により得たものを、1と、0より大きい同じ指数で指数
    演算し、修正した比の値(C′m)を形成する請求項1
    ないし16のいずれかに記載の方法。
  18. (18)個々の測定経路における異なった状態によって
    生じるエラーを回避するために、全ての測定経路に対し
    て同じ校正液体を用いて測定を行ない、これにより得た
    測定値から平均値を形成し、そして各測定経路の測定値
    を、平均値からの測定値のずれに基づいて計算した修正
    係数で重み付けする請求項1ないし17のいずれかに記
    載の方法。
  19. (19)全ての高さレベルにおける測定値の走査を、各
    々の場合に、1秒未満の時間で、好ましくは0.5秒の
    時間でそして更に好ましくは0.1秒の時間で行なう請
    求項1ないし18のいずれかに記載の方法。
  20. (20)泡を含む液体、特に、ミルク/空気の混合物を
    測定するための装置であって、容器と、各々の場合に容
    器の多数の異なった高さレベルにおいて1つのパラメー
    タに基づく測定値(Im)を測定することのできる少な
    くとも1つの測定器とを具備している装置において、泡
    を含む液体の比密度を異なった高さレベルにおいて測定
    するために、実質的に気体抜きされた液体を含む基準測
    定経路を設け、各高さレベルごとに、基準測定値とその
    高さレベルにおける測定値との比に基づくか又はこの比
    の逆数に基づく比の値(Cm)を、空気中で測定した対
    応する測定値(IL)が基準測定経路で得た基準測定値
    (Io)より大きいか又は小さいかに基づいて形成する
    装置が設けられ、気体抜きした液体については1に等し
    くそして空気については実質的に0に等しい修正した比
    の値(C′m)がこの装置において手前の校正に基づい
    て形成され、そして各々の比の値(Cm、C′m)に気
    体抜きした液体の比密度(ρ)の値を乗算する乗算素子
    が設けられていることを特徴とする装置。
  21. (21)液体の量を測定する装置であって、各高さレベ
    ル(M)ごとに決定した比密度C′m×ρと、この高さ
    レベルと容器内でそれよりしたに位置した高さレベルと
    の間に包囲された体積のサイズ(Vm)とを乗算して、
    積C′m×Vm×ρを形成する計算手段(MP)が設け
    られ、そして全ての高さレベル(n)について形成され
    た積を次式に基づいて加算して液体の全質量(g)を指
    示するための加算手段設けられた ▲数式、化学式、表等があります▼ 請求項19に記載の装置。
  22. (22)請求項21に記載の液体量の測定装置は、バッ
    チ式に測定を行なう測定装置の測定チャンバに設けられ
    る請求項21項に記載の装置。
  23. (23)請求項20に記載の測定装置は、流量測定装置
    の測定チャンバ内で比の値(Cm、C′m)を測定する
    ために設けられており、測定チャンバに液体が供給され
    そして実質的に垂直のスロットを経て液体が連続的に流
    出し、比の値の測定値(C′m)はスロットに対して異
    なった高さレベルで測定され、そして次式から液体流量
    の大きさを決定する計算装置が設けられており、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、 ■_e_f_f=[g/sec]=スロットを出る全質
    量流量K=d×s×ρ√(2gd) d[cm]=電極の距離=高さレベルの距離g[cm/
    sec^2]=981(cm/sec^2)g[cm]
    =スロット巾 ρ[g/cm^3]=液体の比密度 n=電極の総数 C′m=高さレベルmにおいて1と0との間で形成され
    た比の値 a=スロット巾、スロット縁等に基づく測定装置の定数
    で、校正によって確認できる定数である請求項20に記
    載の装置。
  24. (24)上記基準測定経路は、上記容器の底に設けられ
    るか又はその真上に設けられる請求項20ないし23の
    いずれかに記載の装置。
  25. (25)容器の底の真上の高さレベルにおける測定値は
    基準測定値として働く請求項20ないし23のいずれか
    に記載の装置。
  26. (26)上記容器は円筒状の容器である請求項20ない
    し25のいずれかに記載の装置。
  27. (27)上記高さレベルは互いに等しい高さ距離を有し
    ている請求項20ないし26のいずれかに記載の装置。
  28. (28)電極が各高さレベルに配置されそしてそれに協
    働する対応電極が設けられるか又は対応電極が各電極に
    対向して設けられる請求項20ないし27のいずれかに
    記載の装置。
  29. (29)測定経路の電気コンダクタンス又は電気抵抗が
    測定値として測定される請求項28に記載の装置。
  30. (30)測定は交流電圧で行なわれる請求項28又は2
    9のいずれかに記載の装置。
  31. (31)交流電圧は正弦波状であるかおそらく三角波で
    ある請求項30に記載の装置。
  32. (32)直流部分を防止するために、デカップリングキ
    ャパシタが電圧源とそれに協働する対応電極又は対応電
    極の間で切り換えられる請求項28ないし31のいずれ
    かに記載の装置。
  33. (33)測定は200Hzないし80kHzの周波数で
    行なわれ、そして好ましくは2kHzの周波数で行なわ
    れる請求項30ないし32のいずれかに記載の装置。
  34. (34)上記電極は実質的に円形であり、その直径は約
    0.5ないし1.2mmであり、好ましくは0.6mm
    である請求項28ないし33のいずれかに記載の装置。
  35. (35)上記電極は1ないし8mm、好ましくは1.5
    mmの高さ距離に配置される請求項28ないし34のい
    ずれかに記載の装置。
  36. (36)上記電極と対応電極との間の距離は、2ないし
    150mmであり、好ましくは4mmである請求項28
    ないし35のいずれかに記載の装置。
  37. (37)各高さレベルには光源好ましくはLEDが設け
    られ、これにより、光線好ましくは赤外線を容器に収容
    された液体に放射することができ、そして全ての高さレ
    ベルに共通の電気光学トランスジューサが設けられるか
    又は各高さレベルごとに各々電気光学トランスジューサ
    が設けられ、該トランスジューサは受光した光度に対応
    する電気測定値信号を発生する請求項20ないし27の
    いずれかに記載の装置。
  38. (38)赤外線光源好ましくはレーザダイオードとミラ
    ー構成体又は光ガイド装置とが設けられ、これにより、
    容器に収容された液体を通して種々の高さレベルに次々
    に赤外線を放射することができ、そして全ての高さレベ
    ルに共通の電気光学トランスジューサが設けられるか又
    は各高さレベルごとに各々電気光学トランスジューサが
    設けられ、該トランスジューサは受光した光度に対応す
    る測定値信号を発生する請求項20ないし25のいずれ
    かに記載の装置。
  39. (39)容器の異なった高さレベルにPTC温度センサ
    が配置され、各々の場合に該PTC温度センサに一定容
    量の熱を供給する定電流源が設けられ、そしてPTC温
    度センサの温度に対応する抵抗値を測定する抵抗測定回
    路が設けられた請求項20ないし27のいずれかに記載
    の装置。
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