JPH02138438A - ディスクブレーキ用ローター - Google Patents

ディスクブレーキ用ローター

Info

Publication number
JPH02138438A
JPH02138438A JP29200488A JP29200488A JPH02138438A JP H02138438 A JPH02138438 A JP H02138438A JP 29200488 A JP29200488 A JP 29200488A JP 29200488 A JP29200488 A JP 29200488A JP H02138438 A JPH02138438 A JP H02138438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
disc brake
strength
brake rotor
thermal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29200488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0832944B2 (ja
Inventor
Yoshio Jinbo
嘉雄 神保
Takahiro Sanbe
隆宏 三部
Koichi Akiyama
耕一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP63292004A priority Critical patent/JPH0832944B2/ja
Publication of JPH02138438A publication Critical patent/JPH02138438A/ja
Publication of JPH0832944B2 publication Critical patent/JPH0832944B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(f−梁上の利用分野) 本発明は、#熱亀裂性、制振性、耐摩耗性および強度に
優れており、とくに自動車などの車両のディスクブレー
キ装置に利用されるディスクブレーキ用ローターに関す
るものである。 (従来の技術) 一般に、車両のディスクブレーキ川口−ターとしては1
例えば、第1図に示すような構造をもつものがある。 このディスクブレーキ用ローター1は、摺動部2と締結
部3とをそなえ、摺動部2には通風孔2aを有している
と共に締結部3には複数の取付は用ボルト孔3aを有し
ているものである(この種のディスクブレーキ用ロータ
ーに関しては、例えば、[新編 自動車工学便覧く第5
編〉昭和57年11月26日 社団法人 自動車技術会
発行の第2−13頁〜第2−14頁に記載されている。 )。 (発明が解決しようとする課題) ところマ、近年の高速道路網の整備充実による車両の高
速化に伴い、高速走行時点からの制動の繰り返しを行う
ような使用のされがたが多くなってきており、特に高速
道路が発達しそして速度制限のない欧州等の地域で兄貴
けられ、従来のローター材質であるJIS  Fe12
(ねずみ鋳鉄)を素材としたディスクブレーキ用ロータ
ーでは超高速からの急制動の繰返しという超過酷な状態
では摺動部に熱亀裂が発生する可能性が絶無とはいえず
、亀裂によるローター表面の荒れによってローター/バ
ッド間の厚擦が操舵装置を介して運転者に振動として伝
達される可能性もある。 また、制動時のいわゆるブレーキ鳴きを防止するための
制振性や、繰り返しのブレーキ使用に対する#摩耗性も
要求されている。 このような問題や要求に対して、本発明者らはすでに、
耐熱亀裂性に影響する最も必要な特性は材料の熱伝導率
であることを明らかにし、熱伝導率を向上させるととも
に、熱伝導率の向上で低下する強度を熱伝導率に影響を
与えない範囲で補償した高C量、低Si量、 M o添
加、TI添加の組成のディスクブレーキ用ローターを開
発した。 このディスクブレーキ用ローターは、高速車両のディス
クブレーキ用ローターの耐熱亀裂性に対して有効なもの
であるが、従来のJISFC25製のディスクブレーキ
用ローターに比べて素材の引張強度が同等であるかそれ
より若干低いものであるため、車両の軽量化の観点から
小型、薄肉化されたディスクブレーキ用ローターに適用
した場合に、外的な異常入力に対する強度および靭性等
により使用範囲が限定されることがないとはいえないと
いう課題があった。 (発明の目的) 本発明は、上述したような課題にかんがみてなされたも
ので、耐熱亀裂性、制振性および耐摩耗性に優れている
のみならず強度においても優れており、車両の軽量化の
観点からより小型、frJ、自他されたディスクブレー
キ用ローグーに適用した場合にも外的な異常入力に対す
る強度および靭性が良好であり、強度の向上および耐熱
亀裂性のより一層の向上をはかったディスクブレーキ用
ローターを提供することを目的としている。
【発明の構成】
(課題を解決するための手段) 本発明に係るディスクブレーキ用ローターは、重量比率
で、C:3−5〜4.0%、Si:1.4〜2.0%、
Mn  :  0 .5〜0.8%、M o  :  
0  、 4〜1.2%、 Ti:0.05〜0 、l
 0%、V:0.02〜0.35%、 Ce :o、o
i 〜0.05%、 Cu:0.20〜2.0%、Cr
:0.05〜1.0%を含み、残部Feおよび不可避的
不純物の成分組成を有する片状黒鉛鋳鉄から成る構成と
したことを特徴としており、このようなディスクブレー
キ用ローターの構成を上述した従来の課題を解決するた
めの手段としている。 一般に、鋳鉄の耐熱亀裂性は、高温強度、ヤング率、熱
伝導率、熱膨張率等が関与することが知られている。す
なわち、耐熱亀裂性は、熱負荷時の材料強度、熱負荷に
よって生じる歪みを拘束された状態での体積変化による
熱応力で決まる。ただし、これらの材料特性が耐熱亀裂
性に影響する度合いは、部品によって大きく異なり、必
要となる材料強度は部品によって異なる。そこで、ディ
スクブレーキ用ローターの耐熱亀裂性に必要な材料特性
をさらに検討した。 本発明者らのさきの検討によれば、ディスクブレーキ用
ローターの#熱亀裂性に最も必要な特性は、熱伝導率の
向上であり、一般に、鋳鉄において、熱伝導率を上げる
ことは強度を低下させる方向となるため、熱伝導率を向
上させるとともに、熱伝導率の向上しろをそこなうこと
なく、強度の補填を行う必要があることも明らかにされ
た。 さらには、強度補填を行うための添加元素もローターの
熱亀裂発生温度で有効な強度補填を行える元素である必
要があることも明らかとされた。 そのため、先に開発したディスクブレーキ用ローターの
素材は、高C1低Stを基本とし、熱伝導率を低下させ
ることなく、ディスクブレーキ用ローターの熱亀裂発生
温度で有効な強度補填を行える元素としてMoを添加し
、また耐摩耗性の向上のためにTiを添加したものが、
ディスクブレーキ用ローターの熱亀裂防止に極めて有効
であることを先に見い出した。 本発明は、最近の厳しい車両の軽量化の要求に対応した
、小型1g肉化したディスクブレーキ用ローターに適用
可能とするため、すでに開発したディスクブレーキ用ロ
ーターの熱伝導率を低下させることなく2強度を向上さ
せるとともに#熱亀裂性をさらに向上できる組成を検討
した結果なさたものであって、重量比率で、C:3.5
〜4.0%、Si:1.4〜2.0%、Mn:0.5〜
0.8%、Mo:0.4〜1.2%、Ti:0.05〜
0.10%、残部Feおよび不可避的不純物からなる片
状黒鉛M鉄に、V:0.02〜0.35%、Ce:0.
01〜0.05%、Cu:0.20〜2.0%、Cr:
0.05〜1oO%を加えることにより、高速走行時か
らの繰り返し制動によっても、耐摩耗性、制振性が低下
することなく、耐熱亀裂性が更に向上し、また、強度向
上も実現されるため、従来不可能であった小型、薄肉化
されたディスクブレーキ用ローターにも適用可能な材料
を見いだしたものである。 次に、本発明に係るディスクブレーキ用ローターの成分
組成(玉量%)の限定理由を説明する。 C:3.5〜4.0% 一般にCは鋳鉄の熱伝導率を向上させる元素であり、本
発明に係るディスクブレーキ用ローターの素材において
必要なC量は3.5%以上である。しかし、cFil、
が4.0%を超えるど共晶点を超えた組成となるため粗
大な黒鉛が析出し1強度が低下するため、1llF#熟
亀裂性が損なわれることとなる。そこで、Cmは3.5
〜4.0%に定めた。 Sf:1.4〜2.0% StはFt鉄の基地組織中に固溶し、熱伝導率を低下さ
せるため、2.0%を超えて添加することはできない、
また、良好な片状黒鉛を析出させ、良好な耐摩JL性を
保つためには、1.4%以」−の添加が必要である。そ
こで、Si量は1.4〜2.0%に定めた。 Mn:0.5〜0.8% Mnはディスクブレーキ用ローターとして必要な強度を
保つために0.5%以上の添加が必要であり、また、添
加量が0.8%を超えたものとなると基地中に靭性に有
害なM n Sが析出する。そこで、Mn量は0.5〜
0.8%に定めた。 Mo:0.4〜1.2% MOはディスクブレーキ用ローターの強度補填のために
必要な元素であり、このような強度補填に有効な添加量
は0.4%以上であるが、1.2%を超えると熱膨張係
数の大きいベイナイト組織が析出し、ディスクブレーキ
用ローターの#熱亀裂性がかえって損なわれる。そこで
、MO量は0.4〜1.2%に定めた。 Ti:0.05〜0.10% Tiはこれを添加することによってさらに優れた耐摩耗
性を付与しうることも明らかになった。 この際、Ti量は0.05%以上添加しないとその効果
はなく。また、0.10%を超えると片状黒鉛が微細化
し、耐摩耗性の効果がうすれることとなるので、0.0
5〜0610%に定めた。 V:0.02〜0.35% ■は微G(の添加で強度の向上および耐熱亀裂性のより
一層の向上に効果があり、熱伝導率を低−Fさせる作用
の小さいことを本発明者らは見いだした。そして、v 
5)は0.02%以上としないとその効果はなく、0.
35%を超えると炭化物が増加し、靭性が損なわれるた
め、0.35%以下どした。 Ce:0.01〜0.05% Ceは微量の添加で強度の向」〕に効果がある。 また、Ceは黒鉛球状化元素であるため、片状黒鉛の先
端に丸みをゲえること等により、耐熱亀裂性の向上にも
有効であることがわかった。そして、この効果はo、o
i%以」−の添加により生じ、0.05%を超えると白
銑化傾向が強くなり、強度は低下するため、0.01.
−0.05%とした。 Cu:0.20〜2.0% Cuは熱伝導率を低下させるが、強度向上の効果もある
0本発明者らはCuの効果を検討し、2.0%以内の添
加であれば熱伝導率に大きな影響を及ぼすことなく、強
度の向上が可能であることを明らかにしfsh、また、
強度向上のために有効な添加量は、0.20%以上であ
る。そこで、添加量を0.02〜2.0%とした。 Cr:0.05〜1.0% Crも熱伝導率を低下させるが、耐熱亀裂性を向上させ
る効果がある0本発明者らの検討によれば、Crが1.
0%以下の添加量であれば、熱伝導率を低下させる効果
は小さく、耐熱亀裂性を向上させることができることが
明らかになった。また、0.05%以上の添加量でなけ
れば、耐熱亀裂性の向上に効果のないこともわかった。 そこで、添加量は0.05〜1.0%とした。 (発明の作用) 本発明に係るディスクブレーキ用ローターは、上記の成
分組成を有し、さらに基地組織が片状黒鉛鋳鉄から成っ
ているものであるので、高速走行時からの繰り返し制動
によっても、耐熱亀裂性。 耐摩耗性に優れ、さらには制振性にも優れているため、
制動時の鳴き発生が小さいものとなっているとともに、
強度にもより優れたものとなっており、#熱亀裂性がよ
り一層向上したものとなっていることとあわせて、小型
9g肉化されたディスクブレーキ用ローターへの適用も
可能なものとなっている。 (実施例) 本実施例に用いたディスクブレーキ用ローターの素材と
なる鋳鉄の組成を比較のディスクブレーキ用ローターの
素材となる鋳鉄の組成とともに第1表に示す。 本実施例においてはt51図に示した形状のディスクブ
レーキ用ローター1を試作した。そして、ここで製作し
た各ディスクブレーキ用ローター1の組織を調べたとこ
ろ、いずれも基地組織が片状黒鉛鋳鉄であった。 次に、試作したディスクブレーキ用ローター1をブレー
キΦダイナモ試験機に組み込み、時速260kmに相当
する回転数からブレーキ・パッドを押し付け、30秒で
停止させる試験を100サイクル繰り返す過酷な高速制
動試験を行った。 この高速制動試験に用いたブレーキ・パッドは、スチー
ル・ファイバーおよび芳香族ポリアミド(商品名:ケプ
ラー)ファイバーを使ったいわゆるノンアスベスト(ロ
ースチール)系のブレーキ・パッドである。 そして、試験後のディスクブレーキ用ローター1表面に
おける亀裂の発生状況を亀裂検査用の亀裂着色材を用い
て調査した。 その結果を第2表に示す、なお、第2表のローター表面
における10mm以上の亀裂の全長さを示す欄において
()内は5mm以上の亀裂の全長さを示している。 また、各ディスクブレーキ用ローター1に対しては、上
記の高速制動試験のほか、0.6gのパッド押し付は力
で、時速1100kから停止までの制動を100回繰り
返す試験を行った後のローター表面の摩耗量を測定した
。その結果を第2表に合わせて示した。 第2表に示すように、本発明品No、  1 、2のデ
ィスクブレーキ用ローター1は、現行のJISFC25
からなる比較品N004のディスクブレーキ用ローター
1よりもはるかに優れた耐熱亀裂性を示すとともに、優
れた材料強度を示すことが確認された。また、従来のJ
IS  FC25相当のc、stiの材料に単に合金元
素を添加した1比較品N005のニレジストよりなるデ
ィスクブレーキ用ローター1は、熱亀裂性において現行
のJIS  Fe12からなる比較品No、 4よりも
劣る結果となり、強度を単に上げただけでは熱亀裂性は
向上せず、熱伝導性が劣るためかえって現行のJIS 
 Fe12からなるものよりも劣る結果となることがわ
かった。 また、本発明のディスクブレーキ用ローター1は、現行
のディスクブレーキ用ローター1よりもローター摩耗量
が少なく、耐摩耗性に優れることが確認された。 また、ブレーキの制動性(ブレーキのきき)を示すロー
ター/パッド間の摩擦係数は、本発明品とすることによ
っても、現行のJIS  Fe12と変わることはなく
、制動性が本発明品の採用により低下することのないこ
とが確かめられた。 本発明に係るディスクブレーキ用ローター1の制振性を
確認するため、ローターより板状の試験片を切り出し、
振動減衰能を測定した。その結果も合わせて第2表に示
した。第2表に示すように1本発明品の振動減衰能は、
現行のJISFC25よりも優れた値となった。これは
、本発明品が耐熱亀裂性を上げるために、高C量として
いることから、結果的に振動減衰能も優れた値となった
ものである。したがって1本発明品は制振性にも優れて
いることが確認された。
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明に係るディスクブレー
キ用ローターは、重量比率で、C:3.5〜4.0%、
Si :1.4〜2.0%。 Mn:0.5〜0.8%、Mo:0.4〜1.2%、T
i:0.05〜0.10%、V:0.02〜0.35%
、 Ce:0.01〜0.05%。 Cu:0.20〜2.0%、 Cr:0.05〜1.0
%を含み、残部Feおよび不可避的不純物の成分組成を
有する片状黒鉛鋳鉄から成るものであるから、耐熱亀裂
性、制振性、耐摩耗性に優れていると共に強度において
も優れているディスクブレーキ用ローターであり、とく
に高速走行時点からの制動を繰り返し行うような使用の
されがたをしたときでも摺動部の熱亀裂を発生すること
がなく、制動時の鳴き発生も小さいものとすることがで
き、強度が高いものであることから小型、薄肉化も可能
であって車両の軽量化にも寄与するものであるという著
しく優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はディスクブレーキ用ローターの構造を例示する
断面説明図である。 1・・・ディスクブレーキ用ローター 2・・・摺動部、 3・・・締結部。 第1図 2慴動即

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量比率で、C:3.5〜4.0%、Si:1.
    4〜2.0%、Mn:0.5〜0.8%、Mo:0.4
    〜1.2%、Ti:0.05〜0.10%、V:0.0
    2〜0.35%、Ce:0.01〜0.05%、Cu:
    0.20〜2.0%、Cr:0.05〜1.0%を含み
    、残部Feおよび不可避的不純物の成分組成を有する片
    状黒鉛鋳鉄から成ることを特徴とする耐熱亀裂性、制振
    性、耐摩耗性および強度に優れたディスクブレーキ用ロ
    ーター。
JP63292004A 1988-11-17 1988-11-17 ディスクブレーキ用ローター Expired - Lifetime JPH0832944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63292004A JPH0832944B2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 ディスクブレーキ用ローター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63292004A JPH0832944B2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 ディスクブレーキ用ローター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02138438A true JPH02138438A (ja) 1990-05-28
JPH0832944B2 JPH0832944B2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=17776283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63292004A Expired - Lifetime JPH0832944B2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 ディスクブレーキ用ローター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0832944B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0778355A1 (de) * 1995-12-07 1997-06-11 Mercedes-Benz Ag Optimierte Lamellen-Graugusslegierung für Bremsscheiben von Nutzfahrzeug
WO1999013122A1 (en) * 1997-09-09 1999-03-18 Federal-Mogul Technology Limited Disc brake rotor with a grey cast iron composition
KR100935882B1 (ko) * 2009-07-22 2010-01-11 다산폴리텍 주식회사 고탄소 합금주철재 브레이크 디스크
RU2475563C1 (ru) * 2012-02-22 2013-02-20 Юлия Алексеевна Щепочкина Чугун
US20130118651A1 (en) * 2011-11-14 2013-05-16 Lg Electronics Inc. Alloy cast iron and manufacturing method of vane using the same
JP2017519954A (ja) * 2014-06-20 2017-07-20 ヘンドリクソン ユーエスエイ リミテッド ライアビリティ カンパニー 大型車用縮小径ブレーキローター
FR3140636A1 (fr) * 2022-10-11 2024-04-12 Renault S.A.S Alliage de fer et pièce pour véhicule automobile comprenant ledit alliage

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441533A (en) * 1977-09-08 1979-04-02 Iida Kensetsu Co Ltd Quaywall of damping wave

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441533A (en) * 1977-09-08 1979-04-02 Iida Kensetsu Co Ltd Quaywall of damping wave

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0778355A1 (de) * 1995-12-07 1997-06-11 Mercedes-Benz Ag Optimierte Lamellen-Graugusslegierung für Bremsscheiben von Nutzfahrzeug
WO1999013122A1 (en) * 1997-09-09 1999-03-18 Federal-Mogul Technology Limited Disc brake rotor with a grey cast iron composition
KR100935882B1 (ko) * 2009-07-22 2010-01-11 다산폴리텍 주식회사 고탄소 합금주철재 브레이크 디스크
US20130118651A1 (en) * 2011-11-14 2013-05-16 Lg Electronics Inc. Alloy cast iron and manufacturing method of vane using the same
RU2475563C1 (ru) * 2012-02-22 2013-02-20 Юлия Алексеевна Щепочкина Чугун
JP2017519954A (ja) * 2014-06-20 2017-07-20 ヘンドリクソン ユーエスエイ リミテッド ライアビリティ カンパニー 大型車用縮小径ブレーキローター
FR3140636A1 (fr) * 2022-10-11 2024-04-12 Renault S.A.S Alliage de fer et pièce pour véhicule automobile comprenant ledit alliage
WO2024079417A1 (fr) * 2022-10-11 2024-04-18 Renault S.A.S Alliage de fer et pièce pour véhicule automobile comprenant ledit alliage

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0832944B2 (ja) 1996-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2216604C2 (ru) Сплав железа (варианты) и способ его получения
JPH0225538A (ja) 鉄道車両用ブレーキディスク材
JP4326959B2 (ja) ノジュラ−鋳鉄合金
JPH02138438A (ja) ディスクブレーキ用ローター
US20030024608A1 (en) Iron alloy containing molybdenum
US6053990A (en) Perlitic grey iron for brake components
JP2000104138A (ja) 振動減衰能および強度が優れた鋳鉄材料
US7163594B1 (en) High tensile strength gray iron alloy
JP2783145B2 (ja) 疲労強度の優れた窒化ばね用鋼および窒化ばね
US4561908A (en) Method of making forged steel articles, especially for vehicle parts
JPH0285526A (ja) ディスクブレーキ用ローター
JP2001123241A (ja) ディスクブレーキ用ロータ及びその製造方法
JPS63140064A (ja) ブレ−キ材料
WO1996026371A2 (en) Noise abating components
JPS6164850A (ja) デイスクブレ−キ用パツド
JPS63183150A (ja) 用途別制輪子用特殊鋳鉄
JPS63286552A (ja) 車両用高燐鋳鉄制輪子
JP3114641B2 (ja) 高速鉄道車両用ブレーキディスク材
JP2004195519A (ja) 振動減衰能及び強度に優れたねずみ鋳鉄の製造方法
JPH10324951A (ja) 転がり軸受用合金鋼及びハブ軸受ユニット
JPH0625795A (ja) 摺動部材
JPS63227742A (ja) 車両のエンジンマウント部材
JP2000346108A (ja) ディスクブレーキ用ロータ
JPH0350821B2 (ja)
AU755655C (en) Iron alloy containing molybdenum