JP2783145B2 - 疲労強度の優れた窒化ばね用鋼および窒化ばね - Google Patents

疲労強度の優れた窒化ばね用鋼および窒化ばね

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JP2783145B2 JP5338686A JP33868693A JP2783145B2 JP 2783145 B2 JP2783145 B2 JP 2783145B2 JP 5338686 A JP5338686 A JP 5338686A JP 33868693 A JP33868693 A JP 33868693A JP 2783145 B2 JP2783145 B2 JP 2783145B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐疲労特性に優れた窒
化ばねを得るための鋼およびこの鋼材を用いた窒化ばね
に関し、この窒化ばねは、例えば自動車エンジン用の弁
ばねの如く極めて高い疲労強度の要求されるばね材とし
て有用である。
【0002】
【従来の技術】近年自動車の軽量化および高出力化の動
向に伴って、エンジンやサスペンション等に使用される
弁ばねや懸架ばね等のばねにおいても高応力設計が指向
されている。そのためそれらのばねは、負荷応力の増加
に対応するため耐疲労性や耐へたり性に優れたものが強
く望まれている。とりわけ弁ばねには、高い疲労特性が
要求されており、こうした要請に応えるため、JISに
規定されるSWOSC−V(JIS G3566)の鋼
種に対して合金元素の増量、添加により素材の高強度化
を図った鋼材が提案されている(例えば特開昭63−21
6951号公報)。
【0003】しかしながら、最近における高疲労強度の
要求はますます厳しくなってきており、前述の如き素材
の高強度化だけではそれらの要望に対応し切れなくなっ
てきている。そこで素材の高強度化に加えて、ばね表層
硬さの大幅向上を狙った窒化処理等の表面硬化処理が弁
ばねの分野においても検討され、それなりの成果を得て
いる(例えば、ばね技術研究会’87年秋期および’9
0年秋期講演会要旨集等)。
【0004】ところが窒化処理を応用した改質技術で
も、表層硬さはせいぜいHv860程度以下であり、又
ばね疲労特性は従来材に比べて改善されるものの、例え
ば応力70±50kgf/mm2 の繰り返し作用を受けると2
×107 回程度以下で折損する。また、疲労特性を一段
と改善するには表層硬さを高めるのが効果的であり、そ
の有効な添加元素としてAlが考えられる。窒化用鋼と
して機械構造部品に広く用いられるJIS SACM6
45等でも、これと同様の目的から0.70〜1.2%
程度のAlを含有させている。
【0005】しかしながら弁ばねにおいては、非金属介
在物による疲労破壊を防ぐためにAl23 系介在物の
生成源となるAlの添加は極力抑えるべきであり、その
ため製鋼時の脱酸材としてはSiやMnが用いられてい
る。この場合、介在物を低融点の組成に制御して後の熱
間加工で介在物を微細化する方法も試みられているが、
介在物組成を制御するにはある程度の酸素が必要(通常
20〜50ppm程度)であるので、鋼材に含まれる介
在物の絶対個数はAlにより脱酸した鋼(通常20pp
m以下)よりも多く、介在物に起因する折損がしばしば
経験されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の様な問
題点に着目してなされたものであって、その目的は、従
来材に比べて一段と優れた疲労強度を有する窒化ばね用
鋼、および該鋼材を用いた高疲労特性の窒化ばねを提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
のできた本発明に係る窒化ばね用鋼の構成は、C:0.
3〜0.7% Si:0.8〜4% Mn:0.2〜1.5% Cr:0.4〜3% sol.Al:0.02〜0.7%を含有すると共に、
酸素含有量が20ppm 以下であり、更にV:0.05〜
0.5% Nb:0.05〜0.5% Mo:0.05〜0.5% Ni:0.1〜3%よりなる群から選択される1種以上
の元素を含有し、残部Feおよび不可避不純物からな
り、該鋼材の中心を含む圧延方向断面3600mm2 にお
ける非金属介在物の大きさが15μm以下であるところ
に要旨を有するものである。そして、上記要件を満たす
鋼材製ばねを窒化処理してなり、表面から10μm以内
のビッカース硬さHsが900以上、内部のビッカース
硬さHiが450〜570であるものは、疲労強度の非
常に優れた窒化ばねとなる。
【0008】
【作用】上記の様に本発明は、C,Si,Mn,Cr,
sol.Al並びに酸素の各含有量が規定されると共
に、V,Nb,MoおよびNiよりなる群から選択され
る元素の1種以上を適量含有する鋼材からなり、且つ該
鋼材の圧延方向断面3600mm2 における非金属介在物
の大きさを15μm以下に特定してなる高疲労特性の窒
化ばね用鋼、並びに該鋼材を窒化処理してなり、表面か
ら10μm以内のビッカース硬さHsが900以上、内
部のビッカース硬さHiが450〜570の窒化ばねを
提供するものであり、この窒化ばねは非常に優れた疲労
特性を有しており、自動車用等の内燃機関用弁ばね等と
して非常に優れた性能を発揮するものである。まず、本
発明で使用する鋼材の成分組成を定めた理由を説明す
る。
【0009】C:0.3〜0.7% 高応力が負荷されるばね用鋼材として十分な強度を確保
するのに欠くことのできない元素であり、少なくとも
0.3%以上含有させなければならない。しかしなが
ら、多くなり過ぎると、靭性が極端に悪くなってばね成
形時に折損し易くなる他、後述する様な理由から内部硬
さを下げるためにも0.8%以下に抑える必要がある。
【0010】Si:0.8〜4% 窒化処理後のばねの耐へたり性を向上するために必須の
成分であり、少なくとも0.8%以上含有させなければ
ならない。しかし多過ぎると靭性の低下が著しくなるの
で、4%以下に抑えるべきである。
【0011】Mn:0.2〜1.5% 製鋼時の脱酸と靭性向上に有効に作用する元素であり、
これらの作用を有効に発揮させるには0.2%以上含有
させなければならない。しかし、1.5%を超えて過多
に含有させると、製鋼時の熱処理工程でベイナイト等の
過冷却組織が生成し易くなり伸線性が著しく悪化する。
【0012】Cr:0.4〜3% 窒化物を生成し易い元素であって、窒化処理による表面
硬さの向上に欠くことのできない元素であり、その効果
は0.4%以上の添加で有効に発揮される。しかしなが
ら3%を超えて過多に含有させると、靭延性が低下し線
材への加工が困難になる。
【0013】sol.Al:0.02〜0.7% 前述の如くAlは、従来より金属介在物の生成源となっ
て疲労特性に悪影響を及ぼすことが確認されており、極
力少なくする方が好ましいと考えられていた。しかしな
がら本発明者らが種々研究を重ねたところによると、s
ol.Alは窒化処理による表面硬さの向上に優れた効
果を発揮するので、本発明の目的を果たす上で必須の成
分となる。そして、こうした作用効果を有効に発揮させ
るにはsol.Alを0.02%以上含有させなければ
ならないが、反面、含有量が多くなり過ぎると窒化処理
時の窒化層を十分に深くすることが困難になり、表面硬
化効果が却って低下してくるので0.7%以下に抑えな
ければならない。
【0014】V:0.05〜5%,Nb:0.05〜
0.5%,Mo:0.05〜0.5%,Ni:0.1〜
3%よりなる群から選択される元素を1種以上 いずれも焼入れ・焼戻し等の熱処理後の靭延性を高める
ため、少なくとも1種を上記の下限値以上含有させなけ
ればならない。しかしながら、V,Nb,Moの含有量
が上限値を超えると、巨大な炭化物や窒化物が生成し易
くなって疲労特性を著しく悪化させ、またNi量が上限
値を超えると、熱間圧延時にベイナイト組織やマルテン
サイト組織が生成し易くなって靭延性を悪化させるの
で、夫々上限値以下に抑えなければならない。
【0015】本発明に係る弁ばね用鋼材の必須構成元素
は以上の通りであり、残部は鉄および不可避不純物から
なるものであるが、不可避不純物として混入してくる酸
素については、その含有量を20ppm 以下に抑えること
が必須の要件となる。しかして該酸素含有量が20ppm
を超えるものでは、酸化物系介在物量が増大して該介在
物に起因する疲労破壊を起こし易くなり、本発明の前記
目的を果たせなくなるからである。
【0016】更に本発明では、耐疲労特性を高めるため
の他の要件として、疲労破壊の起点となる鋼中の非金属
介在物サイズを極力小さくすることが必要であり、目的
達成のための基準として、上記成分組成の要件を満たす
鋼線材の中心を含む圧延方向断面3600mm2 内におけ
る非金属介在物の大きさを15μm以下にすることが必
須となる。しかして15μmを超える粗大な非金属介在
物は、疲労破壊の起点となって繰り返し応力を受けたと
きに折損を生じる原因になるからである。
【0017】尚、15μm以下の微細な非金属介在物が
疲労破壊の起点となることは殆ど無いが、その絶対数が
多過ぎると靭性に悪影響を及ぼすことは否めないので、
好ましくは同断面3600mm2 内において、5〜15
μmの大きさの非金属介在物の総数を50以下に抑える
ことが望ましい。
【0018】本発明に係る窒化ばねは、上記要件を満足
する鋼線材を常法に従って窒化処理し、表層部を集中的
に硬質化することにより、表面から10μm以内のビッ
カース硬さHsを900以上とすると共に、内部のビッ
カース硬さHiを450〜570の範囲にすることによ
って得られる。表面から10μm以内のビッカース硬さ
Hsが900未満では、表面のマトリックスを起点とす
る疲労破壊が起こり易くなり、また内部硬さがHv45
0未満では、内部のマトリックスを起点とする疲労破壊
が起こり易くなるばかりでなく耐へたり性も悪くなり、
逆にHv570を超えると、内部で介在物起点の折損が
起こり易くなり、いずれも満足のいく疲労寿命が得られ
なくなる。尚、窒化層の深さは特に限定されないが、表
面および内部起点での疲労寿命のばらつきを抑えるため
には、該窒化層深さを40μm以上とすることが望まし
い。
【0019】
【実施例】次に本発明の実施例を示すが、本発明はもと
より下記実施例によって制限を受けるものではなく、前
後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施
することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の
技術的範囲に含まれる。
【0020】実施例1 表1に示す化学組成の鋼を溶製し、熱間圧延により直径
7mmの線材とした後、焼鈍→皮削り→パテンティング
→伸線→焼入れ焼戻し→ばね成形→窒化の各処理を順次
経て直径3.2mmのばね用素線を作製し、表2に示す
諸元のばねを製造した。これらの内、V,Nb無添加の
比較鋼No.8はばね成形中に折損が多発し、またNi
またはCr含有量の高い比較鋼No.9,10は伸線加
工中に断線が多発し、いずれもばね成形できなかった。
ばね成形することのできたものについては、ショットピ
ーニング処理を施してからばね疲労試験を行なうと共
に、ばね素線の硬さ分布を測定した。それらの結果並び
に線材としての非金属介在物の大きさ測定結果を表3に
一括して示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】表3からも明らかである様に、本発明の規
定要件を満たす実施例ばねは、いずれも5×107 回の
繰り返し応力を受けた時にも折損を起こさないが、粗大
な介在物を含む比較鋼No.4および酸素含有量の多い
比較鋼No.5は、介在物起点の破壊により3×107
回以下で折損を起こしている。また、Al無添加の比較
鋼No.6では表面起点の破壊により早期折損が生じて
おり、一方過度にAlを含有する比較鋼No.7および
Si含有量の低い比較鋼No.11では、内部マトリッ
クスの破壊によりフィッシュアイ折損を起こしている。
【0025】実施例2 表1に示したNo.1の鋼材から製造したばねを使用
し、窒化条件のみを変えて表4に示すばねを作製し、夫
々について実施例1と同様にして疲労試験を行なった。
結果を、ばねの表面硬さ等と共に表4に示す。
【0026】
【表4】
【0027】表4からも明らかである様に、Hsの低い
No.1cは表面折損により疲労寿命が短く、Hiが高
すぎるNo.1dは介在物起点の破壊により2×107
回以下で折損を起こしている。またHiの低いNo.1
eでは、内部のマトリックスから疲労破壊を起こしてお
り、やはり寿命が短い。これらに対し、本発明の規定要
件を全て満足するNo.1a,1bでは、70×55kg
f/mm2 の応力で5×107 回以上の疲労寿命を有してお
り、従来材よりも疲労強度が著しく向上していることが
分かる。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、用
いる鋼材の成分組成を特定すると共に、圧延方向断面に
おける非金属介在物の大きさを特定することにより、高
い疲労強度の窒化ばねを与える鋼材を得ることができ、
又この鋼材を窒化処理することによって、内燃機関用弁
ばね等として非常に優れた疲労特性を備えた窒化ばねを
提供し得ることになった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−220579(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C22C 38/00 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C:0.3〜0.7%(重量%を意味す
    る、以下同じ) Si:0.8〜4% Mn:0.2〜1.5% Cr:0.4〜3% sol.Al:0.02〜0.7%を含有すると共に、
    酸素含有量が20ppm 以下であり、更にV:0.05〜
    0.5% Nb:0.05〜0.5% Mo:0.05〜0.5% Ni:0.1〜3%よりなる群から選択される元素を1
    種以上含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、
    該鋼材の中心を含む圧延方向断面3600mm2 における
    非金属介在物の大きさが15μm以下であることを特徴
    とする疲労強度の優れた窒化ばね用鋼。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の要件を満たす鋼材製ばね
    を窒化処理してなり、表面から10μm以内のビッカー
    ス硬さHsが900以上、内部のビッカース硬さHiが
    450〜570であることを特徴とする疲労強度の優れ
    た窒化ばね。
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