JPH02137752A - 含顔料低吸水率焼成物の製造方法 - Google Patents
含顔料低吸水率焼成物の製造方法Info
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- JPH02137752A JPH02137752A JP28668888A JP28668888A JPH02137752A JP H02137752 A JPH02137752 A JP H02137752A JP 28668888 A JP28668888 A JP 28668888A JP 28668888 A JP28668888 A JP 28668888A JP H02137752 A JPH02137752 A JP H02137752A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/02—Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
- C04B18/023—Fired or melted materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Ceramic Engineering (AREA)
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- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は含顔料低吸水率焼成物の製造方法に関するもの
である。
である。
（従来の技術）
一般に焼成物を骨材等に使用する場合に要求される品質
として吸水率がある。又その焼成物に色調を与えるため
に予めその原料に無機顔料等を練り込み、それを焼成す
る手段がとられる。その際の焼成物の色調、及び吸水率
を確保するために、従来の方法では、粘土、珪砂、長石
を原料とするのが通例である。
として吸水率がある。又その焼成物に色調を与えるため
に予めその原料に無機顔料等を練り込み、それを焼成す
る手段がとられる。その際の焼成物の色調、及び吸水率
を確保するために、従来の方法では、粘土、珪砂、長石
を原料とするのが通例である。
（発明が解決しようとする課題）
ここで原料に長石類を使用するのは、その長石にはＮａ
、０．に２０等が含有されており、そのにｚｏ、Ｎａｚ
Ｏ等が系の融点、軟化点を低下させ、即ち焼き締まりを
助長すること、及び顔料の高温での分散、及びその発色
を助けるためである。従って焼成物の色調、及びその吸
水率を確保するには長石は不可欠なものである。しかし
この長石は一般的には塊状で産出し、従って長石は乾燥
・微粉砕した後にしか使用できないという欠点を有して
おり、このことが原料コストを引き上げる原因となって
いる。
、０．に２０等が含有されており、そのにｚｏ、Ｎａｚ
Ｏ等が系の融点、軟化点を低下させ、即ち焼き締まりを
助長すること、及び顔料の高温での分散、及びその発色
を助けるためである。従って焼成物の色調、及びその吸
水率を確保するには長石は不可欠なものである。しかし
この長石は一般的には塊状で産出し、従って長石は乾燥
・微粉砕した後にしか使用できないという欠点を有して
おり、このことが原料コストを引き上げる原因となって
いる。
珪砂も使用する粘土の種類によっては、即ち使用する粘
土のカオリナイト含有率次第では、その軟化温度を低下
させるために添加されるのが通常であり、これも乾燥・
微粉砕される必要があり、これも原料コスト上昇の一因
となっている。
土のカオリナイト含有率次第では、その軟化温度を低下
させるために添加されるのが通常であり、これも乾燥・
微粉砕される必要があり、これも原料コスト上昇の一因
となっている。
（課題を解決するための手段）
これらのコスト上昇要因を除去することについて、本発
明者等は鋭意研究した結果以下のような安価な方法を見
出した。それはフライアッシュ、及び水ガラス水溶液を
その原料の一部に使用する方法である。
明者等は鋭意研究した結果以下のような安価な方法を見
出した。それはフライアッシュ、及び水ガラス水溶液を
その原料の一部に使用する方法である。
フライアッシュは石炭焚きボイラーより排出される廃棄
物であり、石炭火力発電所が増加する現在の情勢では、
最も問題を含んだ廃棄物である。
物であり、石炭火力発電所が増加する現在の情勢では、
最も問題を含んだ廃棄物である。
このフライアッシュは石炭中の灰分、即ち石炭中の土砂
分の燃焼残渣であり、この土砂分は元々粘土、及び石英
等からなり、従って上記原料と同じ組成を含有したもの
と言え、且つその状態は微粉であり、且つドライ状態で
あるので、これを上記焼成用原料の内の粘土、及び珪砂
の代替物とじて用いることができると、原料コストの低
減に有効であるとともに、廃棄物処理法としても非常に
有効であることが期待できる。
分の燃焼残渣であり、この土砂分は元々粘土、及び石英
等からなり、従って上記原料と同じ組成を含有したもの
と言え、且つその状態は微粉であり、且つドライ状態で
あるので、これを上記焼成用原料の内の粘土、及び珪砂
の代替物とじて用いることができると、原料コストの低
減に有効であるとともに、廃棄物処理法としても非常に
有効であることが期待できる。
特にＮａｚＯ＋ＫｚＯの高いフライアッシュは元々長石
系を多く含有した土砂類から由来したものであるから、
このようなフライアッシュは上記通常原料（粘土、珪砂
、長石）を既に含んだ原料と言え、これを主原料とする
と、上記長石、珪砂は少なくとも使用せずに済む可能性
があり、魅力ある原料である。
系を多く含有した土砂類から由来したものであるから、
このようなフライアッシュは上記通常原料（粘土、珪砂
、長石）を既に含んだ原料と言え、これを主原料とする
と、上記長石、珪砂は少なくとも使用せずに済む可能性
があり、魅力ある原料である。
又ＮａｚＯ，に２０を含有しないフライアッシュの場合
には、これらＮａ２Ｏ類を長石として添加せずに、水ガ
ラス水溶液として添加する方法がある。確かに水ガラス
水溶液は長石と比較しては高価な原料であるが、フライ
アッシュと水ガラス水溶液の組合わせと乾燥・微粉砕を
必要とする長石との比較では前者が圧倒的に安価である
。又そのフライアッシュに好ましくは合計で２．５％以
上のＮａ、０．に、０が含有されていると、水ガラス水
溶液の量を低減できることから、更にコスト低減が可能
となる。
には、これらＮａ２Ｏ類を長石として添加せずに、水ガ
ラス水溶液として添加する方法がある。確かに水ガラス
水溶液は長石と比較しては高価な原料であるが、フライ
アッシュと水ガラス水溶液の組合わせと乾燥・微粉砕を
必要とする長石との比較では前者が圧倒的に安価である
。又そのフライアッシュに好ましくは合計で２．５％以
上のＮａ、０．に、０が含有されていると、水ガラス水
溶液の量を低減できることから、更にコスト低減が可能
となる。
又顔料の発色についても、フライアッシュ士水ガラス水
溶液の組合わせは、そのフライアッシュが鉄含有率力月
、５％以下ならば、はぼ長石と同等であり、従って吸水
率、及び色調を確保するためには鉄含有率の低いフライ
アッシュ、及び水ガラス水溶液を使用することにより可
能となる。
溶液の組合わせは、そのフライアッシュが鉄含有率力月
、５％以下ならば、はぼ長石と同等であり、従って吸水
率、及び色調を確保するためには鉄含有率の低いフライ
アッシュ、及び水ガラス水溶液を使用することにより可
能となる。
（実施例）
本発明を実施例に基づいて説明する。
粘土、長石、珪砂、及び顔料を適当量配合した配合物に
適当量の水を添加し、高速攪拌羽根を有した混練機で混
練・造粒し、次いで別の整粒機にて整粒したものを電気
炉にて２０’Ｃ／分で１２００’Ｃまで昇温し、その温
度で３０分間保持したものの吸水率を測定した。
適当量の水を添加し、高速攪拌羽根を有した混練機で混
練・造粒し、次いで別の整粒機にて整粒したものを電気
炉にて２０’Ｃ／分で１２００’Ｃまで昇温し、その温
度で３０分間保持したものの吸水率を測定した。
又一方、上記と同じ成分組成を有した粘土にフライアッ
シュ、顔料を適当な割合で配合したものを適当な割合で
希釈した水ガラス水溶液を添加し、同様に高速攪拌羽根
を有した混練機で混練・造粒したものを別の整粒機にて
整粒したものを電気炉にて２０°Ｃ／分で１２００°Ｃ
まで昇温し、その温度で３゜分間保持したものの吸水率
を測定した。
シュ、顔料を適当な割合で配合したものを適当な割合で
希釈した水ガラス水溶液を添加し、同様に高速攪拌羽根
を有した混練機で混練・造粒したものを別の整粒機にて
整粒したものを電気炉にて２０°Ｃ／分で１２００°Ｃ
まで昇温し、その温度で３゜分間保持したものの吸水率
を測定した。
その原料条件、及びその吸水率測定結果を表１に示す。
又使用した粘土、長石、珪砂、及びフライアッシュ、水
ガラスの成分組成を表２に示す。
ガラスの成分組成を表２に示す。
又その焼成物の色調を表１に示す。
以上の結果から、水ガラス水溶液を使用した原料、及び
Ｎａ２Ｏ，に２０を含んだフライアッシュを使用した原
料等は吸水率が充分に低位にあり、又鉄分が少ないフラ
イアッシュを使用すると色調にも何等悪影響しないこと
が判る。
Ｎａ２Ｏ，に２０を含んだフライアッシュを使用した原
料等は吸水率が充分に低位にあり、又鉄分が少ないフラ
イアッシュを使用すると色調にも何等悪影響しないこと
が判る。
表１
原料条件と焼成物の吸水率、及び色調
（顔料にコバルトブルー１％使用した場合）（発明の効
果） 本発明によれば、含顔料低吸水率焼成物の原料の内の粘
土及び珪砂の代替物としてフライアッシュを用いること
ができるので、原料コストの著しい低減が図れる。特に
フライアッシュにＮａ、０． Ｘ、０等が含有されてい
ると、水ガラス水溶液の量を低減できることから、更に
原料コスト低減が可能となる。
果） 本発明によれば、含顔料低吸水率焼成物の原料の内の粘
土及び珪砂の代替物としてフライアッシュを用いること
ができるので、原料コストの著しい低減が図れる。特に
フライアッシュにＮａ、０． Ｘ、０等が含有されてい
ると、水ガラス水溶液の量を低減できることから、更に
原料コスト低減が可能となる。
Claims (3)
- （１）粘土とフライアッシュ、及び顔料からなる原料を
混練し、造粒し、焼成するにあたり、その混練水として
水ガラス水溶液を用いることを特徴とする含顔料低吸水
率焼成物の製造方法。 - （２）粘土とフライアッシュ、及び顔料からなる原料を
混練し、造粒し、焼成するにあたり、フライアッシュと
して（Ｎａ＿２Ｏ＋Ｋ＿２Ｏ）含有率が２．５％以上の
ものを使用することを特徴とする含顔料低吸水率焼成物
の製造方法。 - （３）フライアッシュとして鉄含有率が１．５％以下の
ものを使用して所定顔料の有している色調を確保するこ
とを特徴とする請求項１または２記載の含顔料低吸水率
焼成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28668888A JPH02137752A (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 含顔料低吸水率焼成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28668888A JPH02137752A (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 含顔料低吸水率焼成物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02137752A true JPH02137752A (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=17707687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28668888A Pending JPH02137752A (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 含顔料低吸水率焼成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02137752A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012089875A1 (es) * | 2010-12-31 | 2012-07-05 | Bou Cortes Maria Lidon | Método de fabricación de un producto cerámico a partir de cenizas volantes como materia prima |
-
1988
- 1988-11-15 JP JP28668888A patent/JPH02137752A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012089875A1 (es) * | 2010-12-31 | 2012-07-05 | Bou Cortes Maria Lidon | Método de fabricación de un producto cerámico a partir de cenizas volantes como materia prima |
| ES2385570A1 (es) * | 2010-12-31 | 2012-07-26 | María Lidón Bou Cortes | Método de fabricación de un producto cerámico a partir de cenizas volantes como materia prima. |
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