JPH02136757A - 送信モニタ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はアンテナ系統の故障を検知する丸めの送信モニ
タ回路に関する。

（従来技術） 無線設備のアンテナ系統に障害が発生すると。

送信機から供給される電力は障害部で反射し。

送信機に戻って送信機を破損するおそれがある。

また、障害部で反射した電力の一部は送信機以外にも他
のアンテナ系統に分配されて非障害アンテナ系統をも破
損し、あるいはアンテナ切り替えスイッチ等を破損する
おそれもある。

このためアンテナ系統に流れる進行波１反射波を検出し
、８ＷＲを監視する必要があシ、従来から無線設備には
ＳＷＲ検知回路を備えていた。

第３図は従来のＳＷＲ検出部の一例を示す回路図であり
、アンテナ系統１に流れる進行波と反射波を各々コイル
２．３’Ｊｋ介して＊ｂ出し。

それぞれを逆方向に接続したダイオード４．５によシ整
流した後９図示を省略し九比較部で両者の電圧値を比較
する。即ち、該電圧比は各々アンテナ系統１の給電端に
おける進行波と反射波の割合を示すもので１両者から定
在波比（ＳＷＲ）　　が求められる。この回路において
δＷＲが規定以上ならばアンテナ系統１が異常であると
判断していた。

しかしながら従来の８ＷＲ検知回路では次のような欠点
があった。

即ち、ＳＷＲを１つの系統のみしか監視していなかった
ため、他の系統の異常は検出できなかった。

また、瞬間的な異常であってもこれを放置すると恒常的
異常につながるおそれがあシ、初期の段階で故障を検知
することが望ましいが、ｌ！４常だと表示されるのは一
瞬であった。仁のためオペレータの視認が困難であシ、
瞬間的な異常の検知はうまくいかなかった。

（発明の目的） 本発明は上述したような従来のＳＷＲ検知回路の欠点を
除去するためになされ喪ものであって、全系統のアンテ
ナ故障を検知可能とし、かつ瞬間的異常を継続的に表示
する回路を提供するξとを目的とする。

（発明の概要） この目的を達成するため本発明は以下のように構成する
。

即ち、複数系統のアンテナを順次切シ替えて使用するア
ンテナシステムにおいて、全系統のアンテナのＳＷＲを
所要回数測定し、該ＳＷＲに基づいてアンテナシステム
の異常を検知し。

瞬間的異常を継続的に表示するよう構成する。

（実施例） 以下図示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。

同図において６は演算増幅器であシ、そのマイナスの入
力には第３図に示した従来と同じ検出部によって検出し
た後整流された進行波を抵抗７を介して分圧したものを
、またもう１つの入力には同様Ｋｍ出ｇＫよって検出し
た後整流された反射波な入力する。８はフリツプフロツ
プ回路であり、＋のＤ入力には前記演算増幅器６の出力
を、またクロック入力には演算増幅器９及びワンシ嘗ッ
ト回路１０を介して進行波の整流電圧を入力したもので
ある。

同図における動作は次のようになる。即ち。

演算増幅器６によって進行波と反射波の比を比較し、８
ＷＲが規定以上の場合、即ちアンテナ系統に異常がある
場合はワンシ１ット回路１０の発生するパルスのタイミ
ングでフリツプフロツプ回路８の出力なＬとするもので
あり、規定以下の場合、即ちアンテナ系統が正常の場合
は該出力はＨとなるものである。

上述した回路を全アンテナ系統に備えたことにより、ア
ンテナ系献金ての異常が検知できることになる。

ところでアンテナ系統の故障Ｖｉ８ＷＲの異常に限らず
、アンテナ切替スイッチや送信機起動信号発生部なでに
も起こる可能性がＩｈり、それぞれの故障を検知するた
めには各々に故障検知手段を備える会費があるが、その
数が多くなると回路が複雑となる。どの箇所が故障して
も全体に影響があるので、理想的には単一の回路によっ
ていずれかの箇所が故障した場合にも異常がある旨表示
することが望ましい。

また瞬間的に異常があっ九場合には従来の障害検出回路
ではその瞬間のみに異常の表示が行なわれるだけであシ
、オペレータの視認が困難であった。

この不具合を除却するため本発明を次のように変形して
もよい。

第２図は本発明の変形実施例を示す部分的回路図である
。

同図において１１はＡＮＤゲートで、全系統のアンテナ
のＳＷＲ検知出力その他所要信号。

例えば本実施例においてはアンテナ切替スイッチの障害
検知出力及び送信機起動信号をも入力信号に加えろ。前
記ＡＮＤゲート１１の出力は４ビツトのシフトレジスタ
１２に入力して直並列変換し、該シフトレジスタ１２の
並列出力をＡＮＤゲート１３に入力する。

同図における動作は次のようになる。ＡＮＤゲート１１
に入力する全ての信号が正常である場合のみ該ＡＮＤゲ
ート１１の出力ＦｉＨとなる。

もし１つでも異常な箇所があり、入力がＬとなっていれ
ば前記ＡＮＤゲート１１の出力はＬとなる。該出力は所
定のクロック信号のタイミングにてシフトレジスタ１ｋ
に入力し、該シフトレジスタ１２の出力は前記タイミン
グにて１ビツトずつ移動していく。

さて過去４回のタイミングにて検知した結果が全て正常
であった場合、シフトレジスタ１２の全ビットの出力は
Ｈであり、該出刃に基づくＡＮＤゲー１１３の出刃Ｖｉ
Ｈとなる＠ところが次のタイミング時に異常が検知され
たとすると、ＡＮＤゲート１１の出力がＬになり、その
結果シフトレジスタ１２の第１ビツト出カがＬとなり、
ＡＮＤゲート１３の出力がＬとなシ、異常だと判かる。

その後異常が回復したとしても、シフトクロックが３回
入力するまでの間はシフトレジスタのいずれかのビット
出力がＬであるためＡＮＤゲート１３の出力はＬのまま
である。

従って従来の回路に比較して４倍の期間異常であると表
示することになシ、異常の発見が容易になる。

なお本発明における異常の表示は１発光ダイオード等可
視なものの他、アラームを鳴らす静音によって行っても
よい。

（発明の効果） 本発明は以上説明したように構成し、動作するものであ
るから、全系統のアンテナ故障を検知可能とし、かつ瞬
間的異常を継続的に表示し。

恒常的異常につながる故障を検知する上で著しい効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はＳＷＲ検知回路の一実施例を示す回路図、第２
図は故障検知回路の一実施例を示す回路図、第３図はＳ
ＷＲ検出部の回路例である。 ６・・・・・・・・・演算増幅器、　　　７・・・・・
−・・・分圧抵抗。 ８・・・・・・・・・フリップフロップ回路。 １０・・・・・・・・・７７９．２１回路、　　　　　
１１．１３・・・・・・・・・ＡＮＤゲート、　　　　
１２・・・囮・・シフトレジスタ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数系統のアンテナを順次切り替えて使用するア
   ンテナシステムにおいて、各系統のアンテナ給電部にお
   ける進行波、反射波を検出することによって、ＳＷＲを
   測定し該ＳＷＲに基づいてアンテナシステムの異常を検
   知したことを特徴とする送信モニタ回路。
2. （２）前記ＳＷＲ測定を所要回数行い、そのうち全回数
   異常が検知されない場合のみ正常とし１回でも異常があ
   れば異常である旨を表示したことを特徴とする特許請求
   の範囲１項記載の送信モニタ回路。