JPH02135148A - イオン交換樹脂の洗浄装置 - Google Patents

イオン交換樹脂の洗浄装置

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JPH02135148A
JPH02135148A JP63286709A JP28670988A JPH02135148A JP H02135148 A JPH02135148 A JP H02135148A JP 63286709 A JP63286709 A JP 63286709A JP 28670988 A JP28670988 A JP 28670988A JP H02135148 A JPH02135148 A JP H02135148A
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JP
Japan
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cleaning
tower
resin
steam
washing
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JP63286709A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Takami
高見 英俊
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Organo Corp
Original Assignee
Organo Corp
Japan Organo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はイオン交換樹脂を反復して使用するにあたり、
イオン交換樹脂に付着している微粒子状あるいはコロイ
ド状の酸化鉄等に起因する固形物や諸種の有機物等の汚
濁物質を効率的に洗浄除去するイオン交換樹脂洗浄装置
に関する。
〔従来の技術〕
イオン交換樹脂の洗浄方法として、従来、超音波発生素
子を用いた超音波洗浄や空気撹拌等による物理的洗浄方
法と、酸やアルカリ、酸化剤、還元剤とキレート剤の併
用等化学薬品を用いた化学的洗浄方法とが知られている
。このうち、化学的方法によった場合は、効果は比較的
認められるものの、処理後の廃液処理にコストが掛かる
と共に、薬品代も結構嵩むという不具合があるほか、次
亜塩素酸ナトリウム等の酸化剤を用いる場合は、イオン
交換樹脂の一部も酸化されて性能が低下するという問題
がある。一方、物理的洗浄方法によった場合は、廃液処
理が不要となるほか、薬品代も掛からずコスト的には比
較的良い方法であるものの、超音波洗浄の場合は、超音
波発生素子からの超音波が洗浄しようとするイオン交換
樹脂に均等に作用せず、また空気撹拌によるものはイオ
ン交換樹脂粒子内の不純物を洗浄することができず、い
ずれも洗浄効果の点においては化学的洗浄方法の場合よ
り劣るという欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記したように、化学的洗浄手段によった場合は、洗浄
コストが割高となるほか、使用する薬品の種類によって
は樹脂性能を低下させるという問題があり、また物理的
洗浄手段によった場合は化学的方法によった場合の問題
点を解消することができるものの、洗浄効果の点におい
て劣るという問題点があった。
そこで本発明は、化学薬品を使用せず廃液処理の問題が
ない物理的洗浄方法の洗浄効果を飛躍的に向上させたイ
オン交換樹脂の洗浄装置を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の構成を詳述すれば、
第1請求項に係る発明は、洗浄塔の上部から洗浄塔内に
投入される被処理樹脂を、洗浄塔の下部から供給される
洗浄水によって洗浄し、洗浄済樹脂を洗浄塔の下部から
取り出し、分離した汚濁物質を洗浄水と共に洗浄塔の上
方より排出するようにした洗浄装置において、洗浄塔内
の下部に付設した洗浄水の供給管よりも上方位置の洗浄
塔内に蒸気の吹込管を付設し、当該吹込管から供給され
る蒸気が洗浄塔内の洗浄水により2、激に冷却され凝結
するときに生ずる衝撃波によって被処理樹脂に付着して
いる汚濁物質の分離を促進するように構成したことを特
徴とするイオン交換樹脂の洗浄装置であり、第2請求項
に係る発明は、洗浄塔を上下方向に多段状となし、それ
ぞれの洗浄塔内の下部に洗浄水の供給管を付設すると共
に、この供給管よりも上方位置の洗浄塔内に蒸気の吹込
管をそれぞれ付設してなる第1請求項記載のイオン交換
樹脂の洗浄装置である。なお、蒸気吹込管の外周部に断
熱手段を付設することにより、蒸気が洗浄塔内に放出さ
れる前に吹込管内で凝結するのを防ぐことができるもの
である。
〔実施例〕
以下、本発明装置の具体的構成を図示の実施例に基づき
詳細に説明する。
第1図は本発明洗浄装置の一実施例を示す概略図、第2
図は本発明洗浄装置の他の実施例を示す概略図、第3図
は蒸気吹込管の一実施例を示す断面図である。
図中1は洗浄処理をしようとするイオン交換樹脂(被処
理樹脂)を系内に投入するための投入口、2はこの投入
口lより投入されたスラリー状の被処理樹脂を一旦貯溜
しておくためのストレージタンクを示す。3はストレー
ジタンク2内の被処理樹脂を吸引移送するためのエゼク
タ−で、洗浄水の供給源4から樹脂移送水流入管5を介
して供給される水がエゼクタ−3内で噴射されることに
よりストレージタンク2内の被処理樹脂が吸引されてい
くものである。
6は樹脂移送水流入管5の管路中に付設した流量計を示
す。
7はエゼクタ−3によって送り出された被処理樹脂の移
送管、8はこの移送管7の先端から供給される被処理樹
脂を受ける洗浄塔を示す。
9は洗浄塔8内のF部に付設した洗浄水の供給管であり
、該供給管9は前記洗浄水供給源4に洗浄水流人管10
を介して接続されている。
11は前記供給管9の付設位置よりも上方位置の洗浄塔
8内に付設した蒸気吹込管であり、該吹込管11は蒸気
供給源12にスチーム配管13を介して接続されている
。なお、第1図に示す実施例ではスチーム配管13を2
つに分岐させて蒸気吹込管11を洗浄塔8内に2本配管
させであるが、これを1本としてもよいし、あるいは2
本以上の配管としてもよいものである。
14は洗浄塔8の上部に付設した被処理樹脂から分離し
た汚濁物質を含む洗浄水を系外にブロー乃至回収するた
めの配管、15は被処理樹脂が配管14を通って系外に
流出するのを防止するスクリーンを示す。
その他、図中の16は移送管7にボール弁17を介して
付設した洗浄済樹脂の搬出口、18は洗浄塔8廻りに接
続されている前記各種配管類中に付設したフレキシブル
配管であり、洗浄塔8内で蒸気が瞬間的に凝結するとき
に生ずる振動等を和らげる作用をなす。
また、19は被処理樹脂投入口1からストレージタンク
2内に至る系路中に設けたボール弁、2021はストレ
ージタンク2内から洗浄塔8の上部に至る系路中に付設
したボール弁、22は洗浄塔8の下端部からストレージ
タンク2内に至る系路中に付設したボール弁をそれぞれ
示す。
第1図に示す実施例は1基の洗浄塔8としたものである
が、これを第2図に示すように2基の洗浄塔8,8を上
下方向に直列状に連結させた構造となし、各洗浄塔8.
8内の下部に洗浄水の供給管9.9をそれぞれ付設する
と共に、この供給管9.9の付設位置よりも上方位置の
各洗浄塔8゜8内にそれぞれ蒸気吹込管11,11を付
設するようにすることもでき、図示しないがこれを3基
以上の多段状となしてもよいものである。
なお、第2図において、下段の洗浄塔8内において蒸気
の凝結により洗浄水が昇温し、これが上段の洗浄塔8内
に入り込むと上段において新たに供給される洗浄水も温
められるので、上段の洗浄塔8内での蒸気が凝結すると
きのエネルギーが幾分低下するおそれがあり、そのため
下段の洗浄塔8と上段の洗浄塔8の中間に膨出部23を
設け、該膨出部23に被処理樹脂から分離した汚濁物質
を含む温められた洗浄水を系外にブロー乃至回収するた
めの配管24を付設するとよいものである。
その他、第2図中の25は膨出部23内に設けた被処理
樹脂の流出防止スクリーンを示し、第2図に示す実施例
の他の構成は、第1図に示す実施例の場合と同様である
なお、蒸気吹込管11,11内を通る蒸気が、該管11
,11内で凝結してしまうと、洗浄水中に伝わる衝撃が
きわめて小さくなるので、蒸気吹込管11,11の外周
部に断熱手段26を付設するようにするとよい。断熱手
段26は、第3図に示すように蒸気吹込管11,11の
外周部を覆う空気層であってもよいし、あるいは図示し
ないが空気層以外の断熱材や電気抵抗を利用したヒート
線としてもよいものである。
次に、本発明装置の作用につき説明すれば、先づ、ボー
ル弁19を開、ボール弁22を閉として、被処理樹脂を
清澄な水と一緒に投入口1より投入してストレージタン
ク2内に一旦貯溜させる。
そして、洗浄水供給源4より樹脂移送水をエゼクタ−3
内に送ると共に、ボール弁20及び21を開、ボール弁
17を閉とすると、ストレージタンク2内の被処理樹脂
は吸引されて移送管7を通り、移送管7の先端部から洗
浄塔の上部に降り注がれる。
洗浄塔8内に入った被処理樹脂は自重によって下方から
の洗浄水と接触しながら洗浄塔8の下部に向は徐々に沈
降していく。その途中で、蒸気供給源12よりスチーム
配管13を介して蒸気を洗浄塔8内の吹込管11,11
に供給すると、蒸気が吹込管ti、itの先端ノズル部
より洗浄水中に噴出し息激に冷却されて瞬時に凝結する
そのときの衝撃により様々な周波数帯域の音波が発生し
、洗浄水に衝撃波が伝わる。そして、このような環境の
中に置かれた被処理樹脂は、洗浄塔8内を落下する間に
、互いに衝突したり、衝撃波を浴びたり、また冷却、加
熱、冷却を繰り返すごとによりイオン交換樹脂が膨潤、
収縮したりして、その外周面に付着した汚濁物質のみな
らず、内部に入り込んだ不純物までが剥離されて被処理
樹脂と分離される。
樹脂から分離した汚濁物質は洗浄塔8下部の供給管9か
ら供給される洗浄水によって上方に上がり、洗浄水と一
緒になって洗浄塔8の上部に付設した配管14より糸外
に排出される。
一方、衝撃波により汚濁物質の取り除かれた洗浄済樹脂
は洗浄塔8の下部に至り、次いでボール弁22を開とし
ておくことにより、移送管7を介してストレージタンク
2内に戻される。このようにしてストレージタンク2内
のイオン交換樹脂を充分に循環洗浄した後、今度は弁1
7を開、弁21を閉とすることにより搬出口16より糸
外に搬出されていくものである。なお、第1図、第2図
に示したようにストレージタンク2を設けずに被処理樹
脂を洗浄塔8の上部から直接供給し、洗浄済樹脂を洗浄
塔8の下部から取り出すようにする一過式の洗浄を行う
こともできる。
また、第2図に示すように洗浄塔8を多段式とした場合
には、被処理樹脂は下段の洗浄塔8においても蒸気の凝
結による衝撃波で洗浄され、汚濁物質が一層良好に取り
除かれるものである。
〔発明の効果〕
上述したごとく、本発明装置によれば洗浄水中に噴出す
る蒸気が瞬時に凝結するときに発生する各種の周波数帯
域の音波が、被処理樹脂全体に作用するとともに、イオ
ン交換樹脂がある程度膨潤、収縮を繰り返すので従来の
超音波式や空気撹拌式等と比較して洗浄効果を飛躍的に
向上させることができ、物理的洗浄手段によった場合の
洗浄効果が劣るという不具合点を完全に解消することが
できるものである。
また、未使用のイオン交換樹脂であっても、粒子内に合
成時のモノマーが入り込んでいたりする場合があるが、
本発明装置によればこのような粒子内に入り込んだ七ツ
マー等も効果的に除去することができる。なお、本発明
装置の前段あるいは後段に、必要に応じ化学的洗浄装置
を設置してもよいことは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明イオン交換樹脂洗浄装置の一実施例を示
す概略図、第2図は本発明イオン交換樹脂洗浄装置の他
の実施例を示す概略図、第3図は蒸気吹込管の一実施例
を示す断面図である。 l:被処理樹脂投入口 2:ストレージタンク3 : 5 ニ ア : 9 : 11 : l 3 : 15 : I 7 : l 9 : 21 = 23 : 25 : エゼクタ− 樹脂移送水流入管 移送管 供給管 蒸気吹込管 スチーム配管 スクリーン ボール弁 ボール弁 ボール弁 膨出部 スクリーン 4:洗浄水供給源 6:流量計 8:洗浄塔 10:洗浄水流人管 12:蒸気供給源 14:配管 16:搬出口 18:フレキシブル配管 20:ボール弁 22:ボール弁 24:配管 26:断熱手段 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)洗浄塔の上部から洗浄塔内に投入される被処理樹
    脂を、洗浄塔の下部から供給される洗浄水によって洗浄
    し、洗浄済樹脂を洗浄塔の下部から取り出し、分離した
    汚濁物質を洗浄水と共に洗浄塔の上方より排出するよう
    にした洗浄装置において、洗浄塔内の下部に付設した洗
    浄水の供給管よりも上方位置の洗浄塔内に蒸気の吹込管
    を付設し、当該吹込管から供給される蒸気が洗浄塔内の
    洗浄水により急激に冷却され凝結するときに生ずる衝撃
    波によって被処理樹脂に付着している汚濁物質の分離を
    促進するように構成したことを特徴とするイオン交換樹
    脂の洗浄装置。
  2. (2)洗浄塔を上下方向に多段状となし、それぞれの洗
    浄塔内の下部に洗浄水の供給管を付設すると共に、この
    供給管よりも上方位置の洗浄塔内に蒸気の吹込管をそれ
    ぞれ付設してなる第1請求項記載のイオン交換樹脂の洗
    浄装置。
  3. (3)蒸気吹込管の外周部に断熱手段を付設した第1請
    求項または第2請求項記載のイオン交換樹脂の洗浄装置
JP63286709A 1988-11-15 1988-11-15 イオン交換樹脂の洗浄装置 Pending JPH02135148A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234339A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kurita Water Ind Ltd 粗イオン交換樹脂の精製用の処理液
JP2011050898A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Kurita Water Ind Ltd イオン交換樹脂のコンディショニング方法及び装置
WO2013141352A1 (ja) * 2012-03-23 2013-09-26 栗田工業株式会社 イオン交換樹脂の混合方法及び装置

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