JPH0213412B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0213412B2
JPH0213412B2 JP60270076A JP27007685A JPH0213412B2 JP H0213412 B2 JPH0213412 B2 JP H0213412B2 JP 60270076 A JP60270076 A JP 60270076A JP 27007685 A JP27007685 A JP 27007685A JP H0213412 B2 JPH0213412 B2 JP H0213412B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
fusible alloy
shaped portion
tip
alloy
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60270076A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62131429A (ja
Inventor
Tsugunori Masuda
Katsuyuki Kakihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP27007685A priority Critical patent/JPS62131429A/ja
Publication of JPS62131429A publication Critical patent/JPS62131429A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は可溶合金をヒユーズ材として使用する
無復帰型の温度ヒユーズの製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来のこの種の温度ヒユーズの製造方法は、多
数の直線状リード線を水平かつ所定間隔毎に平行
に配置し、この各リード線の一端上に長尺の可溶
合金を載せ、次に前記各リード線に電気ごてを押
当てて各リード線を加熱することにより、可溶合
金を各リード線との接触部分に溶着し、次に各リ
ード線間の可溶合金を一つおきに切落すと、一対
のリード線の先端間に切落されなかつた可溶合金
が一体化された状態のものが多数得られるから、
このリード線付き可溶合金をケース内に封入して
製品を完成させている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来の製造方法は、最初から1本ずつ切離
されたリード線を並べてそのリード線に可溶合金
を溶着するようにしているので、各リード線をそ
れぞれ加熱する必要があり、また1本の可溶合金
の両端に位置する一対のリード線の加熱状態が一
致しないおそれがあるから1本の可溶合金に対す
る一対のリード線の溶着状態にも差が生ずるおそ
れがある。さらに各リード線に電気ごてを押当て
て加熱するので、各リード線に曲り等があると各
リード線間の水平、平行の位置関係が損われ不良
溶着部やリード線間距離のばらつき等が生ずるお
それがある。
本発明の目的は、これらの欠点を解決する温度
ヒユーズの製造方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、1本のリード線13をほぼU形に折
曲整形し、このリード線のU形部15の先端より
やや内側に可溶合金16を掛渡して載せ、前記U
形部15の先端を加熱することにより可溶合金1
6の両端部をリード線13との接触部分に溶着
し、リード線13の前記可溶合金16より先端側
を切断し、このリード線付き可溶合金16をケー
ス17内に封入する温度ヒユーズの製造方法であ
る。
〔作用〕
本発明は、リード線13のU形部15に可溶合
金16を載せてそのU形部15の先端の1点を加
熱するのみで可溶合金16の両端をU形部15に
等しく溶着する。また可溶合金16が溶着される
ときはその可溶合金16に対する一対のリード線
13が前記U形部15を介してつながつているか
ら、この一対のリード線13間に位置ずれが生じ
にくい。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して
詳細に説明する。
第1図において、aに示されるようにボビン1
1に巻着されたリード線素材12を、bに示され
るようにほぼU形に折曲整形し切断して1本のリ
ード線13を作る。このリード線13には傾斜折
曲部14を介してU形部15が形成されている。
次にこのU形部15にデイスペンサまたは浸漬
法によりフラツクスを塗布し、リード線13を水
平状態にしてそのU形部15の先端よりやや内側
にcに示されるように可溶合金16を掛渡して載
せる。この可溶合金16は、すず40%、鉛60%か
らなり、ボビンに巻着された長尺のものを一定長
さに切断し、フイーダ等により整列させて前記U
形部15上に供給する。そしてこのU形部15の
先端に対してガスバーナーから液化石油ガス
(LPG)の火炎を放射するなどして、U形部15
の先端の一点をポイント加熱することによりその
熱でU形部15と接触する可溶合金16の両端部
を溶融してリード線13との接触部分に溶着す
る。
このリード線13のU形部15ざは冷却フアン
等により強制冷却し、そのU形部15の前記可溶
合金16より先端側をdに示されるようにカツタ
ーで切断し、このリード線付き可溶合金16をe
に示されるようにケース17内に挿入する。
このケース17はフエノール樹脂等により成形
されたもので、前記リード線13の挿入前に整列
されマーキングされ加熱され内部にロジンを充填
されてリード線13に対して供給される。
次に前記リード線13が挿入されたケース17
の開口部18に対してfに示されるように2本の
ニードル19から2液性のエポキシ樹脂20を吐
出供給し、前記開口部18をこの樹脂20で封止
する。このエポキシ樹脂は硬化炉にて80℃程度で
加熱硬化させる。最終製品は導通検査等を行い、
所定個数毎に包装する。
前記ロジンおよびエポキシ樹脂の供給源では、
シリンダ内に充填したこれらの高粘度材料の上面
に空気圧を作用させ、この空気圧で各高粘度材料
をニードルより強制的に押出すようにする。なお
ロジンは前記シリンダの周囲に設けたヒータ等に
より150℃程度に加熱されている。
第2図に以上の各工程をブロツク図で示す。
第3図は第1図cに対応し、U形部15におい
て鎖線で囲まれた部分15aが集中的な加熱作用
を受ける。
第4図は完成された温度ヒユーズの断面図であ
り、21はロジンである。
そうして、可溶合金16が過剰電流により動作
温度に達して溶融断線すると、両側に分離した可
溶合金はリード線12の傾斜折曲部14まで塗布
されたロジン21の作用によりこの傾斜折曲部1
4に達する広い面積に分散される。したがつてこ
の溶断可溶合金はリード線13の内端には極めて
少量しか残存しないからその内端間に十分な絶縁
距離が確保されるとともに、溶断可溶合金がリー
ド線13の傾斜折曲部14の表面に薄く均一に行
きわたるからその表面張力が大きく振動、衝撃等
の外力の影響を受けにくく、溶断時に再接触する
おそれがない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、リード線のU形部に可溶合金
を載せてそのU形部の先端の1点を加熱するのみ
で可溶合金の両端をU形部に等しく溶着できる。
また可溶合金が溶着されるときはその可溶合金に
対する一対のリード線が前記U形部を介してつな
がつているから、この一対のリード線間に位置ず
れが生じにくく、不良溶着部やリード線間距離の
ばらつき等が生じにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の温度ヒユーズ製造方法の工程
を示す斜視図、第2図はそのブロツク図、第3図
は可溶合金溶着時のリード線の平面図、第4図は
完成された温度ヒユーズの断面図である。 13……リード線、15……U形部、16……
可溶合金、17……ケース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1本のリード線をほぼU形に折曲整形し、こ
    のリード線のU形部の先端よりやや内側に可溶合
    金を掛渡して載せ、前記U形部の先端を加熱する
    ことにより可溶合金の両端部をリード線との接触
    部分に溶着し、リード線の前記可溶合金より先端
    側を切断し、このリード線付き可溶合金をケース
    内に封入することを特徴とする温度ヒユーズの製
    造方法。
JP27007685A 1985-11-30 1985-11-30 温度ヒユ−ズの製造方法 Granted JPS62131429A (ja)

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JPS62131429A JPS62131429A (ja) 1987-06-13
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58184219A (ja) * 1982-04-21 1983-10-27 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 温度ヒユ−ズの製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58184219A (ja) * 1982-04-21 1983-10-27 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 温度ヒユ−ズの製造方法

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JPS62131429A (ja) 1987-06-13

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