JPH02134100A - スピーカ用ダンパーとその製造法及び製造装置 - Google Patents

スピーカ用ダンパーとその製造法及び製造装置

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JPH02134100A
JPH02134100A JP28667988A JP28667988A JPH02134100A JP H02134100 A JPH02134100 A JP H02134100A JP 28667988 A JP28667988 A JP 28667988A JP 28667988 A JP28667988 A JP 28667988A JP H02134100 A JPH02134100 A JP H02134100A
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良雄 坂本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ボイスコイルへの音声信号入力用の導電部
材を備えたスピーカ用ダンパーとその製造法並びにその
製造装置に関するものである。
[従来の技術] 従来よりボイスコイルへの配線構造を簡略化するために
、第9図乃至第12図に示すように、織布又は不織布等
の布材からなるダンパー素材にフェノール樹脂等の熱硬
化性樹脂を含浸させると共に熱成型加工により波形のコ
ルゲーション22を一体形成してなるダンパー本体21
と、このコルゲーション22の形状に沿わしめて内周部
21aから外周部21b方向に装着された2枚の導電部
材23とからなるスピーカ用ダンパーがある。
その製造方法及び製造装置としては。
■第14図(A)に示すように、織布又は不織布等の上
記布材からなるダンパー素材20に導電部材23を接着
剤Sで接着したのち、溶剤にて希釈したフェノール樹脂
等の熱硬化性樹脂24を収容した処理槽30内を通過さ
せることによりこの熱硬化性樹脂24を含浸させ、上記
溶剤を揮発させて樹脂タック性を取り除いた状態とし、
成形金型で熱成型加工する方法 ■第14図(B)に示すように、上記布材からなるダン
パー素材20に溶剤にて希釈した熱硬化性樹脂24を含
浸させ、この溶剤を揮発させて樹脂タック性を増り除い
た状態で導電部材23を接着したのち、熱成型加工する
方法 ■第14図(B)と同様に布材からなるダンパー素材2
0に溶剤にて希釈した熱硬化性樹脂24を含浸させ、こ
の溶剤を揮発させて樹脂タック性を堆り除いた状態で熱
成形加工して第14図(C)に示すようなダンパー本体
21を得、コルゲーション22の表面又は裏面に銅箔又
は錦糸線からなる導電部材23を接着する方法 等がある。
第15図(A)〜(D)は上記のようなダンパーを成形
するための金型の断面図であり、(A) 、(B)はダ
ンパー本体21の成形過程を示す断面図、(C)、(D
)は導電部材23の装着過程を示す断面図である。また
、第13図は上記のようにして構成されたスピーカ用ダ
ンパーの断面図であり、コルゲーション22の幅W及び
深さDは内周部21aから外周部21bに至るまで同一
形状に形成されている。
上記したダンパー素材20は第15図(A)、(B)に
示すように上記コルゲーション22に対応する多数の凹
凸部33.34を環状に形成した上下の金型31,32
で加熱プレス成形されるが、周知の如く、成形時には材
料、即ち、ダンパー素材20が外周部20aから内周部
20b側に引き込まれながら成形される。
従って、コルゲーション22の形状と数、特に幅W及び
深さDは成形時における材料の破損、成形後の反り、変
形等が発生しない範囲内で設定される。
ダンパー本体21に導電部材23を装着する手段として
、上記■の方法においては、第15図(A)及び(B)
に示すように、ダンパー素材20を加熱された金型31
,32でプレス成形することによりダンパー本体21を
得、第15図(C)及び(D)に示すように導電部材2
3をコルゲーション22の形状に成形しつつ貼り合せる
。また、上記■及び■の方法においてはダンパー素材2
0に導電部材23を装着した状態で上記加熱された金型
31,32によりプレス成形される。
[発明が解決しようとする課題] 従来の上記したスピーカ用ダンパーにあってはダンパー
本体21に導電部材23を接着して装着するものである
ため、大振幅を長時間続けると導電部材23がコルゲー
ション22から剥離し、該剥離部がダンパーやコーン振
動板の裏面に当って異音を発したり、導電部材23が剥
離したままの状態で適切な形状を保たずに異常共振を続
けると断線する欠点がある。
また、上記■〜■で説明した従来のスピーカ用ダンパー
の製造法においては量産性において次のような欠点があ
る。
■のようにダンパー素材20に導電部材23を装着した
後に熱硬化性樹脂を含浸させる手法では、熱硬化性樹脂
24が導電部材23に付着したまま熱成形されるため導
電部材23に付着した熱硬化性樹脂24が硬化し、これ
が良好な絶縁材となってしまい、リード線接続時には硬
化した熱硬化性樹脂24を除去しなければならない、等
工数が増加し、また導電部材23にマスキング処理をし
たり導電部材23に付着した熱硬化性樹脂24が硬化し
ない間にこれを除去する等の作業をすると上記したと同
様に工数増加を招き、結果としてコストアップとなる。
更に、使用する接着剤Sの材質検討及び接着剤塗布方法
等が複雑になり、例えば、一般的なゴム系接着剤では所
定の接着強度が出るまで時間がかかり、アクリル系等の
反応タイプのものでは硬度が出すぎてコルゲーション2
2を成形できない等、接着剤Sの選定範囲が大幅に制限
される。
■のようにダンパー素材20に熱硬化性樹脂を含浸させ
たのち溶剤を揮発させ、樹脂タック性を取り除いた状態
で導電部材23を接着する形式では上記■のような熱硬
化性樹脂24が導電部材23に付着することに起因する
欠点はないが、接着剤Sを使用する点では■と同様に、
接着剤Sの材質検討、接着剤塗布方法の複雑性等の欠点
がある。
■のようにダンパー本体成形後に導電部材23を接着す
る形式では上記■■のような欠点はないが、コルゲーシ
ョン22に沿って導電部材23を接着する必要があり、
コルゲーション22に沿って接着材を均一に塗布する方
法が複雑になる等の欠点がある。
また、導電部材23をコルゲーション22に沿った状態
で装着する場合、従来のスピーカ用ダンパーにおいては
コルゲーション22の@W及び深さDが内周部21aか
ら外周部21bに至るまで同一形状に形成されているた
め次のような欠点がある。
即ち、一般的に導電部材23として使用される銅箔や錦
糸線等はその変形率が織布、不織布等の布材よりも低い
ため、成形時に導電部材23にクラックが発生する欠点
を有している。特に導電部材23たる材料を引き込む力
が多く作用する内周部側の第一凹部331及び第一凸部
341近傍でクラックが発生し易い、その理由は、導電
部材23の外周部23b側は切断されて自由端となって
おり、材料が移動し易くなっているが、内周部23a側
は材料が繋っていて、いわゆるソリッドの状態になって
おり、材料の移動が極めてしにくい状態となっているか
らである。従って、内周部23a側はど材料を引き込む
力が多くかかり、この部分にクラックが多く発生する。
このような状態を避けるために導電部材23の材料を、
第15図(C)に示すように中間部23cで部分して内
周部23a側及び外周部23b側を共にフリーにする手
法やクラックが発生しない程度の導電部材を配置する手
法もあるが、前者においては極めて多くの工数を要し、
後者においては成形後に導電部材23に内部応力が残り
、変形し易い欠点がある。
この発明の第1の目的は上記した従来のスピーカ用ダン
パーの欠点を解消し、ダンパー本体のコルゲーションに
沿って導電部材を確実に装着したスピーカ用ダンパーを
提供することにある。
この発明の第2の目的は上記のようなスピーカ用ダンパ
ーを量産でき、コストダウンできると共に均一な製品を
得ることができる製造法とその装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] この発明に係る第1のスピーカ用ダンパーは、織布又は
不織布その他の布材からなるダンパー素材にフェノール
樹脂その他の熱硬化性樹脂を含浸させると共に熱成型加
工により同芯円状の複数のコルゲーションを一体形成し
たダンパー本体と。
上記コルゲーションの形状に沿わしめて内周部から外周
部方向に装着した導電部材とからなるスピーカ用ダンパ
ーにおいて、上記導電部材をダンパー本体に繊維で4着
したものである。
また、第2のスピーカ用ダンパーは、内周部側のコルゲ
ーションの幅又は深さを外周部側のコルゲーションの幅
又は深さと異ならせ、特にコルゲーションの幅を外周部
側のコルゲーションから内周部側のコルゲーションに至
るに従って順次広くしたり、コルゲーションの深さを外
周部側のコルゲーションから内周部側のコルゲーション
に至るに従って順次浅くする。
を記のようなスピーカ用ダンパーを成形する場合には上
下の金型で熱プレス成型されるが、上記コルゲーション
を形成するために上下の金型に設けた複数の環状の凹凸
部を、内周部側と外周部側とでその幅又は深さを異なら
せた金型装置が使用される。
製造方法としては、上記した布材からなるダンパー素材
に熱硬化性樹脂を含浸させた後、これに導電部材を繊維
で縫着し、この状態で上記金型装置で熱成型加工したの
ち、所定のダンパー形状に打ち抜き加工する。
[作用] 織布又は不織布その他の布材からなるダンパー素材にフ
ェノール樹脂その他の熱硬化性樹脂を含浸させると共に
熱成型加工により同芯円状の複数のコルゲーションを一
体形成し、該コルゲーションの形状に沿わしめて内周部
から外周部方向に導電部材を繊維でN若する。或いは、
上記布材からなるダンパー素材に溶剤で希釈したフェノ
ール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させ、上記溶剤を揮発
させて樹脂タック性を取り除いた状態とした後導電部材
をm、!lIで縫着したものを成形金型で熱成型加工し
て所定のコルゲーションを形成する。これを所定形状に
打ち抜き加工してスピーカ用ダンパーを得る。
上記のようにして繊維で縫着することにより導電部材を
装着せしめたスピーカ用ダンパーは、導電部材が剥離し
たり剥離に伴なう断線等のおそれはない。
上記したような縫着手段によらずにダンパー本体に導電
部材を接着等の手段で装着する場合には、上記コルゲー
ションを成形するために上下の金型に設けた複数の環状
の凹凸部を、内周部側と外周部側とでその幅又は深さを
異ならせた、即ち、内周部側の凹凸部の幅を外周部側の
凹凸部の幅よりも大きくしたり、内周部側の凹凸部の深
さを外周部側の凹凸部の深さよりも浅くした金型装置が
使用される。そしてダンパー素材と導電部材とを重合し
た状態でこの金型装置によって加熱成形するか、又はこ
の金型装置でダンパー本体を成形したのち、その表面又
は裏面に導電部材をセットして上記金型装置でプレスし
、ダンパー本体のコルゲーション形状に沿わしめた状態
で装着する。
この場合、導電部材の内周部側により多くの引き込み力
が作用しても外周部側よりも上記凹凸部の幅が大きいた
め、又は凹凸部の深さが浅いため、導電部材の内周部側
にクラックが発生したりすることはない、導電部材を縫
着したものをこのような形状の金型で成形しても内部応
力等の問題がより良い方向に改善されることは勿論であ
る。
[実施例] この発明に係るスピーカ用ダンパーとその製造法及び製
造装置の実施例について第1図乃至第8図に基づいて説
明する。
第1図はスピーカ用ダンパーの平面図、第2図は導電部
材を繊維で縫着した状態を示す平面図、第3図は第1図
A−A線拡大断面図、第4図は第1図B−B線断面図、
第5図は第4図におけるC部分の拡大断面図、第6図は
製造工程図、第7図(A)、(B)は金型装置での成形
工程を示す断面図、第8図は第7図の成形工程で成形さ
れたスピーカ用ダンパーを示す断面図である。
図において、lはダンパー本体を示し、織布又は不織布
等の布材からなるダンパー素材10に、溶剤にて希釈し
たフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂5を含浸させると共
に上記溶剤を揮発させて樹脂タック性を取り除いた状態
にし、これを熱成形金型で成形して同心円状の波形のコ
ルゲーション2を一体形成したものである。3は上記コ
ルゲーション2の形状に沿わしめて内周部1aから外周
部lb力方向装着した導電部材である。なお、lcはコ
ルゲーション2の外側に形成した貼り代部である。
第1の実施例では、上記のようにして成形されたダンパ
ー本体1に、そのコルゲーション2の形状に沿って導電
部材3を[+4で縫着する。
第2の実施例では、第6図に示すように、上記布材から
なるダンパー素材10を、溶剤にて希釈したフェノール
樹脂等の熱硬化性樹脂5を貯溜した処理槽6内を通過さ
せることにより該熱硬化性樹脂5を含浸させ、上記溶剤
を揮発させて樹脂タック性を取り除いた状態にし、この
状態のダンパー素材10に導電部材3を繊維(糸)4で
縫着する。
なお、このNM工程は工業用ミシン7にて簡単に取り付
けることが可能である。
このようにして導電部材3を取り付けたのち金型装置で
加熱プレス成型することにより、ダンパー本体lにコル
ゲーション2が一体成形されると共に導電部材3がコル
ゲーション2の形状に沿った状態で装着される。
なお、上記実施例1及び2においては、導電部材3とし
て、対圧曲性、対振動性を必要とするスピーカの導電部
材において実績のある錦糸線を平網状に組み編みしたも
のを使用したが、通常の錦糸線でも良いことは勿論であ
る。
上記したような縫着手段によらずにタンバー本体1に導
電部材3を装着する場合には、第7図(A) 、 (B
)に示すように、上記コルゲーション2を成形するため
に上下の金型11.+2に設けた複数の環状の凹I3と
凸部l 4 iijの幅を内周部側と外周部側とで異な
らせた、即戦、上記内周部側の凹部13と凸部14間の
幅が外周7−!側のそれよりも順次大きくなるようにし
た金型装置8が使用される。そして上記樹脂タック性を
取り除いた状態のダンパー素材10と導電部材3とを重
合状態として金型装置8で加熱成形すると、ダンパー本
体lにコルゲション2が成形されると共に該コルゲーシ
ョン2に沿った状態で導電部材3が装着されるが、この
場合、導電部材の内周部側により多くの引き込み力が作
用しても外周部側よりも上記凹凸部の幅が大きいことか
ら内周部側での材料の引き込み量が少ないため、導電部
材の内周部側にクラックが発生したりすることはない。
」−記のようにして成形されたスピーカ用ダンパーは第
8図に示されており、内周部側のコルゲーションのmW
が外周部のコルゲーションに至るに従って順次広くなっ
ていると共に導電部材3がこのコルゲーションに沿って
装着されている。
なお、上記した金型装置8でダンパー本体1を成形した
のち、その表面又は裏面に導電部材3をセットして上記
金型装置8でプレスし、導電部材3をダンパー本体1の
コルゲーション形状に沿わしめた状ySで装着すること
もできる。
また、上記した例2はコルゲーション2のmWだけを変
えたが、コルゲーション2の深さDが外周部側のコルゲ
ーションから内周部側のコルゲーションに至るに従って
順次浅くなるようにすることができ、更に幅Wと深さD
が共に外周部側のコルゲーションから内周部側のコルゲ
ーションに至るに従って順次広く、しかも浅くすること
もできる。
[発明の効果] この発明に係るスピーカ用ダンパーによれば、導電部材
をダンパー本体のコルゲーション形状に沿ってamで縫
着したから、従来の接着などと異なり接着剤層が形成さ
れないためしなやかさを保ち、しかも従来のものに比し
て極めて強固な装着が可能となり、大振幅を長時間続け
てもコルゲーション部から剥離することは無い。特に、
耐屈曲性、耐振動性を必要とするスピーカの導電部材と
して実績のある錦糸線を導電部材として使用すれば、上
記したしなやかさをより発揮させることができて振幅の
限界性能を極めて大きくとることが可能となる。従って
、従来例に比して大幅な性fjl向上が可能となり、導
電部付きダンパーが使用可能なスピーカの範囲が広がる
また、内周部側のコルゲーションの幅又は深さが外周部
側のコルゲーションの幅又は深さよりも広く又は浅く形
成したスピーカ用ダンパーによれば、ダンパー本体内周
部側の材料変形率が従来例より少ないため、導電部材を
コルゲーションの形状に沿って装着しても、内周部側の
コルゲーション近傍の導電部材にクラックが発生するこ
とはなく、しかも生産性が良好である。
一力、ダンパー素材の材料が成形時において外周部側か
ら内周部側に引き込まれる量は従来例に比して大幅に少
なくなるため、成形後のダンパーの残留内部応力が少な
くなり、変形、特に反り等を効果的に防止でき、品質及
び生産性を向上させることができる。
本発明のスピーカ用ダンパーの製造法においては、樹脂
タック性を取り除いた状態のダンパー素材に導電部材を
繊維で縫着したのち、これを加熱成形して製造するもの
であるから、導電部材に絶縁性樹脂が付着することはな
く、従来のように導電部材に付着した絶縁性樹脂を取り
除く等の工数は不要であり、また、導電部材をミシンに
て縫着して簡単に取り付けることが可能であるから、従
来例の■や■のように、接着剤の材質検討や複雑な接着
剤塗布方法等が不要となり、工数を低減できて、次工程
への移行の容易性、子離れの良好性、中間仕掛品の減少
等によりコストダウンすることができる。しかも接着剤
を使用していないことから加熱成形時における金型への
ダンパー本体の付着はなく、脱型作業が容易である等、
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明に係るスピーカ用ダンパーと
その製造法及び製造装置の実施例を示し、第1図はスピ
ーカ用ダンパーの平面図、第2図は導電部材をamで縫
着した状態を示す平面図、第35!Jは第1図A−A線
拡大断面図、第4図は第1図B−B線断面図、第5図は
第4図におけるC部分の拡大断面図、第6図は製造工程
図、第7図(A)、(B)は金型装置での成形工程を示
す断面図、第8図は第7図の成形工程で成形されたスピ
ーカ用ダンパーを示す断面図である。 第9図乃至第15図は導電部材配置型の従来のスピーカ
用ダンパーとその製造法及び製造装置を説明するための
図であり、第9図はスピーカ用ダンパーの平面図、第1
0図は第9図A−A線断面図、f31】図は第9図B−
B線断面図、第12図は第11図C部分の拡大断面図、
第13図はコルゲーションの幅及び深さが均一であるこ
とを示すダンパーの断面図、第14図(A)〜(C)は
製造工程図、第15図(A)、(B)はダンパー本体成
形工程を示す金型の断面図、第14図(C) 、 (D
)は導電部材装着工程を示す金型の断面図である。 l:ダンパー本体、1a:内周部、1b=外周部2:コ
ルゲーション、3:導電部材、4:繊維5:熱硬化性樹
脂、8:金型装置、lO:ダンパー素材11.12:金
型 第1図 第4図 第2図 ) \ 第5図 第6図 第9図 第12図 手続補正書 モ成元年3月30日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、・1(件の表示 昭和63年特許願第286679号 2、発シIの名称 スピーカ用ダンパーとその製造法及び製造装置3、補正
をする者 ・バ件との関係  特 許 出 願人 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 (359)株式会社 ケンウッド 代表者 石 坂  −義 (他1名) 4、代 理 人 5、補正命令の[]付 モ戊1年3月7日(手続補正指令書の発進口)6、補正
の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、織布又は不織布その他の布材からなるダンパー素材
    にフェノール樹脂その他の熱硬化性樹脂を含浸させると
    共に熱成型加工により同芯円状の複数のコルゲーション
    を一体形成したダンパー本体と、上記コルゲーションの
    形状に沿わしめて内周部から外周部方向に装着した導電
    部材とからなるスピーカ用ダンパーにおいて、 上記導電部材がダンパー本体に繊維で縫着されているこ
    とを特徴とするスピーカ用ダンパー。 2、織布又は不織布その他の布材からなるダンパー素材
    にフェノール樹脂その他の熱硬化性樹脂を含浸させると
    共に熱成型加工により同芯円状の複数のコルゲーション
    を一体形成したダンパー本体と、上記コルゲーションの
    形状に沿わしめて内周部から外周部方向に装着した導電
    部材とからなるスピーカ用ダンパーにおいて、 内周部側のコルゲーションの幅又は深さが外周部側のコ
    ルゲーションの幅又は深さと異なっおり、導電部材がこ
    のコルゲーションに沿って装着されていることを特徴と
    するスピーカ用ダンパー。 3、コルゲーションの幅が外周部側のコルゲーションか
    ら内周部側のコルゲーションに至るに従って順次広くな
    っていることを特徴とする請求項2記載のスピーカ用ダ
    ンパー。 4、コルゲーションの深さが外周部側のコルゲーション
    から内周部側のコルゲーションに至るに従って順次浅く
    なっていることを特徴とする請求項2記載のスピーカ用
    ダンパー。5、織布又は不織布その他の布材からなるダ
    ンパー素材にフェノール樹脂その他の熱硬化性樹脂を含
    浸させると共に熱成型加工により同芯円状の複数のコル
    ゲーションを一体形成したダンパー本体と、上記コルゲ
    ーションの形状に沿わしめて内周部から外周部方向に装
    着した導電部材とからなるスピーカ用ダンパーを成形す
    るための金型装置において、 上記コルゲーションを形成するために上下の金型に設け
    た複数の環状の凹凸部を、内周部側と外周部側とでその
    幅又は深さを異ならせたことを特徴とするスピーカ用ダ
    ンパーの製造装置。 6、織布又は不織布その他の布材からなるダンパー素材
    にフェノール樹脂その他の熱硬化性樹脂を含浸させると
    共に熱成型加工により同芯円状の複数のコルゲーション
    を一体形成したダンパー本体と、上記コルゲーションの
    形状に沿わしめて内周部から外周部方向に装着した導電
    部材とからなるスピーカ用ダンパーを製造する方法にお
    いて、布材からなるダンパー素材に熱硬化性樹脂を含浸
    させた後、これに導電部材を繊維で縫着し、この状態で
    熱成型加工することにより導電部材を装着した複数のコ
    ルゲーションを一体形成することを特徴とするスピーカ
    用ダンパーの製造法。
JP63286679A 1988-11-15 1988-11-15 スピーカ用ダンパーとその製造法 Expired - Lifetime JP2671140B2 (ja)

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DE68920956T DE68920956T2 (de) 1988-11-15 1989-11-15 Lautsprecher-Dämpfungsanordnung.
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