JPH0213273B2 - - Google Patents

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JPH0213273B2
JPH0213273B2 JP54054573A JP5457379A JPH0213273B2 JP H0213273 B2 JPH0213273 B2 JP H0213273B2 JP 54054573 A JP54054573 A JP 54054573A JP 5457379 A JP5457379 A JP 5457379A JP H0213273 B2 JPH0213273 B2 JP H0213273B2
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JP
Japan
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sampling position
orthogonal
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coordinates
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JP54054573A
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JPS55147369A (en
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Yoshio Numayasu
Michihiko Okamura
Tetsuro Ogawa
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Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokyo Keiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Keiki Co Ltd filed Critical Tokyo Keiki Co Ltd
Priority to JP5457379A priority Critical patent/JPS55147369A/ja
Publication of JPS55147369A publication Critical patent/JPS55147369A/ja
Publication of JPH0213273B2 publication Critical patent/JPH0213273B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/28Details of pulse systems
    • G01S7/285Receivers
    • G01S7/295Means for transforming co-ordinates or for evaluating data, e.g. using computers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は例えばレーダーやソナー装置のように
極座標にもとづく走査によつて表示される画像を
テレビジヨン装置のように直交座標にもとづく走
査によつて表示しようとする場合の情報処理方式
に属する。 従来レーダー装置等で使用されている極座標表
示(PPIともいう)の走査方式にもとづく画像は
一本の走査線がソーダーアンテナの360度回転と
ともに回転して一画像を形成するもので、この間
約2から3秒の時間を要するため表示器として残
光性の長い螢光材料を利用した陰極線管(CRT
という)を用いているが、一本の走査線の輝度は
十分であつても全体の一画像の明るさは不十分
で、CRTの表示面にフード等のおおいで暗い環
境を作つてはじめて一人の観測者がやつと認知で
きるという不便があつた。従つてテレビジヨン受
像器のように高輝度で周囲の開放された明るい環
境でも複数の観測者から同時に一画像全部が見ら
れるような表示器が要望されて来た。 しかしテレビジヨン受像器は周知のように直交
座標表示の走査をするため上述のような要望を実
施し、良質の画像を得るには多くの技術的な問題
が存在する。先ず極座標表示の走査によつて得ら
れた画像情報が直交座標表示の走査によつて忠実
に再現されるための座標変換が必要である。この
座標変換については例えば画像の解像度の向上の
ため直交座標の画素数を大きくすることや、極座
標と直交座標の対応する座標位置の偏差を少くし
て幾何学的な変換精度を高めることや、画像全体
がPPIの1本の走査線の輝度に近い明るさをもつ
ように黒白間の階調数を大きくすること等が必要
である。このように良質画像を得るための技術的
手法があるが、たとえこれらの手法を取入れても
更に解決を要する幾多の課題がある。これらの課
題の一つとして例えば座標変換後の直交座標表示
において各画素が均一な情報を表示する画像を得
ることが緊急である。何故ならば第1図は、PPI
の走査線を示すもので、第1図において走査線a
はPPIの中心から周辺部へ向つて走査され逐次矢
印bの方向に等しい回転角度で平面を掃引して行
く。この走査線aによつて画かれる画像において
はPPI画面の中心部の画素は過密な情報量をも
ち、一方PPI画面の周辺部の画素は過疎な情報量
をもつているからである。 本発明の目的は標本化された極座標位置をそれ
ぞれ対応する標本化された直交座標位置に変換
し、変換後の前記直交座標位置における情報値に
よつて画像を表示する表示装置において直交座標
で画かれる全画面にわたり各画素が均一な情報を
表示することが可能な情報処理方式を提供しよう
とするものである。 本発明の説明の導入として、最初に標本化され
た極座標(Rθ座標という)と直交座標(XY座標
という)との間における両座標位置の対応ならび
に両座標間の情報量の対応について説明する。第
2A図はRθとXY座標における標本化座標位置の
対応を示す一実施例の説明図である。白丸はXY
座標による座標位置を、黒丸はRθ座標による座
標位置を示す。第2A図において画素間隔に等し
いXY座標における標本化座標間隔をΔx,Δyと
し、Rθ座標における標本化座標間隔をΔrとし、
Δx=Δy=Δrなる関係があるものとする。x,
y,Rはそれぞれ軸を示すがy軸とR軸とのなす
角θが0度,90度,180度および270度の場合は白
丸と黒丸とは一致する。XY座標の標本化位置を
右に拡大して示してある。また情報量の対応を示
す例としては第2B図に直交座標画素の占有面積
の一例を示す。第2B図においてある直交座標位
置(x,y)に対して、(x−Δx/2,y−Δy/2) (x+Δx/2,y−Δy/2),(x−Δx/2,y+
Δy/2), (x+Δx/2,y+Δy/2)の4点の座標位置を定め
、 この4点で囲まれる区域を直交座標の一画素が占
める占有面積とすれば、この占有面積内における
黒丸と白丸の数量比をとれば両者の情報量の対応
が求められる。なぜならば第2A図に示すように
角度θの特定値において黒丸と白丸とは一致する
のでこの状態を対応する情報量の基準値とするこ
とができるからである。またもし占有面積間の境
界線上に極座標位置(Rθ)がある場合は例えば
座標(x,y)の大きい方の区域に属するように
規定するものとする。第2C図は両座標の情報量
の対応の一例を示す説明図である。第2C図にお
いてはRθ座標による情報量3に対しXY座標によ
る情報量1が対応する例を示している。このよう
に先ず座標変換の方式を決定すると両座標間の座
標位置の情報量の対応を求めることができる。従
つて実際の使用機器のアンテナ回転速度、送信パ
ルスの繰返し周期直交座標の画素数、測定距離お
よびビイデオサンプル周期等の数値を導入し、計
算すると第3図に一例を示すように標本化された
直交座標位置についての極座標位置の情報量の分
布表が求められる。第3図においてx軸、y軸で
示される座標位置(x,y)にその情報比をnij
の数値で、座標位置(x,y)をijで示してい
る。例えばn32はx=3,y=2の直交座標位置
における情報比n32が下記のようであることを示
している。 情報比n32=極座標情報量/直交座標情報量 また実際の画像信号としてはXY座標位置
(3,2)についての情報量の疎密、すなわち情
報比n32のほかにそれぞれの位置についての信号
振巾で示される信号強度の情報を持つており、こ
の情報によつて黒白間の階調数の画像が得られる
ことになる。次に本発明においては情報比nをも
つそれぞれの座標位置における多数の情報データ
を分類するには半径R軸を情報比が大から小に変
化する割合に応じ、複数の分割点を設けて極座標
中心点を中心とし、この中心と分割点との距離を
半径とする複数の同心円によつて分割されるドー
ナツ形をした分割区域を設定して分類する。第4
A図は第1象限の分割区域を示す説明図である。
第4A図においてR軸方向の半径R1,R2,R3
R4,R5およびR6をもち、中心R0を中心とする同
心円で囲まれるドーナツ形を6等分した形の区域
をS0,S1,S2,S3,S4およびS5とする。また第4
B図に区域と情報比の関係を示す。第4B図にお
いて縦軸にはそれぞれの区域における区域内グ
ループのデータの平均化された情報比を示し、横
軸には半径Rに対応する区域S0,S1,S2…S5を示
す。当然のことながら半径Rが大になる区域に対
応する情報比は小になつてゆく状態を示してい
る。本発明の企図するところはこのようにして情
報比の大小に対応する情報量の疎密に応じて分類
されたドーナツ形分割区域内の信号強度である振
巾データで示めされる情報データに各分割領域内
の情報量の疎密に応じた重み係数を乗じて均一化
された情報データを得ようとするものである。当
然のことながら極座標表示(PPI)画面の中心部
に当る位置の過密情報量については1より小さい
重み係数を乗じて情報データを処理することにな
る。第5図は分割区域と対応する重み係数を示す
説明図である。第5図において先ずPPIの半径方
向のR軸を情報比nに対応した複数の分割点を設
けて極座標の中心点を中心とし、この中心と分割
点との距離を半径とする複数の同心円によつて分
割される複数のドーナツ形の分割区域を設定し、
それぞれの分割区域内の情報には同一の係数が乗
ぜられるように、 R0R<R1の範囲ではk0,R1R<R2の範囲
ではk1 R2R<R3の範囲ではk2,R3R<R4の範囲
ではk3 R4R<R5の範囲ではk4,R5R<R6の範囲
ではk5 なる重み係数を各分割区域に対応して設定する。
同図の右方に半径Rと各重み係数kとを拡大して
示す。さらに第6図は極座標中心部における重み
係数の設定ならびに走査線回数の具体例の説明図
である。第6図において極座標中心部における走
査線回数は過密状態を示し、これを均一化するた
めにどのように重み係数を設定すればよいかを走
査線回数との対応で模型的に示している。同図に
おいては、 R0R<R1の範囲ではk0=1/128,R1R<R2 の範囲ではk1=1/64 R2R<R3の範囲ではk2=1/32,R3R<R4 の範囲ではk3=1/16 以下同様にk4=1/8,k5=1/4,k6=1/2と設
定 してある。この実施例のように重み係数kを1/
2n(n=1,2,3…)とした場合は、係数乗算
がデータシフトにより代用することができるの
で、演算時間の大幅な短縮が可能となる。一例と
して今k5=1/4の区域内の極座標位置の入力信号 には各走査線毎にk5=1/4の重み係数が乗ぜられ るので、これを4回加算してその和が4i=1 k5xiで示
されるような一つの標本化された直交座標位置の
情報として表示すればよいわけである。この方式
は特に標本化された座標位置における信号強度で
ある振巾データが多い場合、すなわちデイジタル
で表示するビツト数が多い場合に有効である。第
7図は重み情報の加算をくり返して、重みの均一
化された情報を得る一実施例のブロツク系統図で
ある。第7図において一定の角度および半径方向
の一定の距離毎に分割され標本化された極座標位
置の情報値からなる極座標表示の入力信号Cを係
数器1に入力し前記極座標位置が属する分割区域
に対応した係数選択信号dにより規定の重み係数
を入力信号Cに乗じて重み付き情報となし、この
重み付き情報を加算器2に入力し、同時に標本化
された前記極座標位置に対応した標本化された直
交座標位置を対応するアドレスとして記憶してい
る直交座標表示用メモリ3からこの対応アドレス
の既に記憶されている情報を読出し信号fによつ
て読出して加算器2に入力し、この両方の入力情
報の和を前記対応アドレスに書込み信号eによつ
て書込む動作を重み係数の逆数回だけ累積加算
し、その結果を前記アドレスに情報データとして
書込む。逐次このような動作を実行して最終的に
重みの均一化された情報を直交座標表示用メモリ
3に記憶する。この記憶器からの出力はビデオ信
号変換器とCRT等の表示器とを具えた表示装置
20(図示せず)に送られ、直交座標で画かれる
全画面にわたり均一な情報を有する画像を得るこ
とができる。なお重み係数と加算回数の関係は前
述のように理解を容易とするため逆数関係とし、
例えば係数kがk=1/4の場合には4回加算して
均一化を行なうように説明したが、さらにPPIの
中心部における重み係数と加算回路の関係は、両
者の対応をつけて変更することも可能である。例
えば船舶用レーダの場合にPPIの中心から2また
は3海里の範囲は海面反射波による雑音が多いの
でこれを低下させて良質の画像を得るためこの関
係を変更させることも考えられる。 次に標本化座標位置における振巾データの情報
量がきわめて少い場合の手法につき説明する。例
えばデイジタル量で1ビツトの入力情報の場合に
1以下の係数を乗じて、1以下の数値にしては計
算が複雑となり実行が困難となる場合がある。こ
のような場合の簡易法を以下に説明する。第8図
は簡易標本抽出方式の一実施例のブロツク系統図
である。第8図において、例えばレーダPPI走査
をスタートする同期パルスのような極座標走査線
トリガーlが入力されるたびににその回数をカウ
ンター4で計数して、その出力をゲート発生器5
へ送る。ゲート発生器5はカウンター4の走査線
回数を示す出力をデコードして、現在の極座標表
示の入力信号Cがどの分割区域にあるかを示す表
示信号mを入力しこの表示信号mとの対応によつ
てそれぞれの走査線の規定分割区域毎に標本抽出
をするか、しないかを論理判断して、標本抽出を
する区域には出力として1、また標本抽出をしな
い区域には出力として0となるサンプルゲートg
を発生してAND回路6へ送る。AND回路6は更
に画像信号である極座標表示の入力信号Cを得
て、この信号をサンプルゲートgに従つてサンプ
リングし、書込み信号eによつて直交座標表示用
メモリ7に書込み記憶する。この記憶器からの出
力は表示装置20(図示せず)に送られ、直交座
標で画かれる全画面にわたり均一な情報を有する
画像を得ることができる。更に第8図に示す簡易
標本抽出方式の動作を第6図により説明する。第
6図の走査線に対して実線部と破線部とがある
が、実線部はサンプルゲートg=1の部分を示
し、破線部はサンプルゲートg=0の部分を示
す。第6図の中心部は過密のため省略してある。
k5=1/4で示される分割区域内の情報について一
例を挙げると走査線回数N=0においてサンプル
ゲートg=1であり、AND回路6は開なので入
力信号CはAND回路6を通つて直交座標表示用
メモリ7に書込まれるが、次の走査線回数N=
1,2および3においてはサンプルゲートg=0
となり、AND回路6は閉となるので入力信号C
の書込みは禁止される。その結果4回の極座標走
査線の情報のうち係数k5=1/4の分割区域につい
ては4回に1回だけ標本化情報を抽出することに
なり、もしも4回の情報がすべて等しいか、もし
くは近似値であるという仮定が成立すれば第7図
のところで説明した積算値4i=1 k5xiと同等の結果が
得られることになる。これは「重み係数」を情報
の「標本抽出比」に代えて、簡易標本抽出方式に
より情報均一化の機能を実施したことになるが、
レーダ等のPPI画面の中心部からの受信信号は同
一座標から同一情報が複数の走査回数にわたり受
信されることが多いので振巾データの情報ビツト
数が少ない場合にはこの方式は装置が簡易な構造
にできるので極めて経済的な方式である。 次に第6図においては更に注目すべき点があ
る。それは標本抽出を行わない分割区域すなわち
走査線の破線部は極座標中心点から半径R軸の一
点Rkに至る間にわたり連続した範囲となるよう
に設定してあることである。換言すれば走査線回
数Nに対応して標本の非抽出区域が規定されてい
る点である。第6図において両者の対応例は下記
のとおりである。
【表】 上述の対応表はアンテナ回転速度、送信パルス
のくり返し周規、各分割区域に対する標本抽出比
が定まると一義的に規定することができる。従つ
てこの非抽出区域のデータをメモリーに記憶して
おいて極座標表示の各走査線毎に、もしくは一定
角度アンテナが回転する毎にメモリーから対応す
るデータを読出して、これによつて標本の抽出お
よび非抽出を制御すればかなり自由度の豊かな情
報の標本抽出が可能となる。第9図は標本の非抽
出区域についてのデータを記憶器から読出して制
御する方式の一実施例を示すブロツク系統図であ
る。第9図において極座標表示の走査線トリガー
lは走査線回数を計数するカウンター8に入力
し、その計数値をデータメモリ9のアドレス選択
信号nとして出力し標本の非抽出区域のデータを
記憶しているデータメモリ9に入力する。データ
メモリ9は出力であるデータ数値Bを比較検出回
路11へ送る。極座標表示の入力信号Cと書込み
クロツク信号pとはバツフアメモリ12に入力
し、読出しクロツク信号Qは2分岐して1つはバ
ツフアメモリ12に入力し、他の1つは読出しク
ロツクカウンター10に入力し、読出しクロツク
カウンター10は出力である数値Aを比較検出回
路11へ出力する。比較検出回路11の出力であ
るサンプル信号sはバツフアメモリ12からの出
力と共にAND回路13に入力し、AND回路13
の出力は直交座標表示用メモリ14に入力する。
次に第9図が示すブロツク系統図の動作を説明す
る。極座標表示の走査線トリガーlがカウンター
8に入力される毎に計数され、その走査線回数が
その走査線のデータメモリ9のアドレスを示すア
ドレス選択信号nとなつてデータメモリ9に入力
し、データメモリ9から非抽出区域Rkまでを示
す数値Bが読出される。一方極座標表示の入力信
号Cは書込みクロツク信号pに同期してデータメ
モリ12に書込まれ、次いで読出しクロツク信号
Qに同期してバツフアメモリ12から読出される
が、この時読出しクロツク信号Qは読出しクロツ
クカウンター10で計数され、その数値Aは数値
Bとともに比較検出回路11に入力し比較され
る。比較結果が数値ABの間はサンプル信号s
=0を出力するのでAND回路13は閉状態とな
り直交座標表示用メモリ14には情報書込みは行
なわれない。数値A>Bとなるとサンプル信号s
=1を出力するのでAND回路13は始めて開状
態となり直交座標表示用メモリ14には情報書込
みが行なわれる。この記憶器からの出力は表示装
置20(図示せず)に送られ、直交座標で画かれ
る全画面にわたり均一な情報を有する画像を得る
ことができる。 次に極座標で画かれる画面の周辺領域について
は情報が幾何学的に過疎分布になることに対する
処置として座標の空白部を近隣座標の情報又はこ
れに近似した情報で埋合せ補間する方式について
説明する。第10A図は通常のPPIの画面例を示
し、走査線aは角度θづつ走査線回数N=0,
1,2,3と矢印b方向に回転して行く状況を実
線で示し、これら実線の中間に走査線aの中心
R0から半径R0Rkをもつて画く円周の外方で角度
θ/2のところに破線が補間されている。第10
B図はPPIで示す円周の中心がずれた画面(OFF
CENTER PPIの画面)の一例を示す。その他の
状況は第10A図と全く同様である。第10B図
に示すOFF CENTER PPIの画面では走査線a
が大となるために周辺領域では過疎分布となり座
標の空白部が通常のPPIの画面よりも大きくなつ
ている。従つてこの情報の過疎分布の空白部、第
10A図および第10B図において半径R0Rk以
上の距離レンジにある部分については破線で示す
ような走査線aの間隔角度θを複数の角度等分例
えば2等分した位置にある走査線で示す標本化座
標位置に前回の走査時に採り込まれた情報の内、
半径R0Rk以上の距離レンジにあつて極座標中心
R0から等しいか近似した距離にある極座標位置
の情報をもつて、補間用情報として直交座標表示
用メモリに書込むようにする手段が考えられる。
第10C図は補間例を示すものである。第10C
図において三角印は補間座標位置を示し、走査回
数N=nのときに記憶された情報の座標位置を黒
丸で示し、走査回数N=n+1のとき記憶された
情報の座標位置を白丸で示す。走査回数N=nか
ら角度θ/2にある走査線上に三角印が黒丸から
矢印で示されているのは走査回数n番目にあたる
前回の走査線の座標位置情報をもつて補間座標位
置の画素メモリに書込む状況を模型的に示してい
る。第11図は座標の空白部を近隣座標の情報を
もつて補間する方式の一実施例を示すブロツク系
統図である。第11図において極座標表示の入力
信号Cを入力し極座標走査線1本分の情報量を記
憶するバツフアメモリ15はタイミング制御部1
9からの2回にわたる制御信号によつて情報デー
タを直交座標表示用メモリ18に出力する。更に
タイミング制御部19はクロツク信号tを入力し
て極座標半径方向の距離レンジ入力uと極座標回
転角度入力vとを入力して直交座標信号wを出力
する座標変換部16をも制御する。この直交座標
信号wはアドレス制御部17に入力しアドレス制
御信号zを直交座標表示用メモリ18に入力す
る。次に第11図が示すブロツク系統図の動作を
説明する。極座標表示の入力信号Cの情報はバツ
フアメモリ15に全て書込まれる。このバツフア
メモリ15からの情報読出しは前後2回行なわれ
る。すなわち第1回目は情報書込み角度位置にお
いて全距離レンジ(中心R0から円周に至る距離
レンジ)にわたる全ての標本化極座標位置におけ
る情報値が読出される。第2回目は情報書込み角
度位置から複数の角度等分例えばθ/2だけ回転
方向に進んだ角度位置における情報として、半径
R0Rk以上の距離レンジの標本化極座標位置にお
ける情報のみが読出される。これら読出された情
報値は後述するアドレス情報によつて直交座標表
示用メモリ18のそれぞれ変換後の所定の直交座
標位置に書込まれ、記憶される。タイミング制御
部19はクロツク信号tを得て2回にわたり読出
し制御信号をバツフアメモリ15に送るととも
に、極座標の半径方向の距離レンジuと回転角入
力vとを得て直交座標信号wを出力する座標変換
部16にタイミング制御信号を送る。この直交座
標信号wはアドレス制御部17を介してアドレス
制御信号zとなつて直交座標表示用メモリ18に
入力しアドレス情報となる。直交座標表示用メモ
リ18の記憶は読出されて表示装置20(図示せ
ず)に送られ直交座標で画かれる全画面にわたり
均一な情報を有する画像を得ることができる。な
お第10A,B図において走査線間隔角度θを2
等分した半径上に補間をしたが更にこれを3,4
等分した半径上に近隣の走査線から半経方向に極
座標中心から等しいかもしくは近接した距離にあ
る座標位置の情報をもつて補間すれば更に良い画
像が得られることは申すまでもない。 極座標と直交座標の標本化位置は、それぞれ点
であるので、両座標の各標本化位置は、直交座標
軸上においては一致させることが可能となるが、
その他の位置においては本来一致しないものであ
る。従つて両座標間の標本化位置の変換は、近似
変換により行われることになるが、本発明は次の
ようにこの座標変換と変換にともなう情報量の均
一化を行つている。 上記詳細説明のように、本発明の情報処理方式
による座標変換方法については、直交座標標本化
位置毎に、その標本化位置を中心として正方形状
の領域(面積)となるように直交座標表示画素領
域を決め、この直交座標表示画素領域(面積)内
に含まれる極座標標本化位置(点)を該当する直
交座標標本化位置として変換するものである。ま
たこのとき前記表示画素領域の境界上にある極座
標標本化位置は外側(直交座標の値の大きい方)
の表示画素領域に属するように変換を単純化して
いる。 また本発明による極座標表示画面の周辺部と中
心部との情報量の均一化については、極座標表示
領域を、その中心に対する同心円状の多数の領域
に分割し、この分割領域毎の情報密度に応じて設
定された重み係数(1より小さな値)を各極座標
画素データに乗算して重み付き極座標画素データ
を算出し、前記直交座標の各表示画素領域に含ま
れる前記極座標標本化位置における重み付き極座
標画素データを、前記重み係数の逆数回だけ加算
して、この加算値を該当する直交座標表示画素領
域の画素データとしている。 従つて本発明による情報処理方式によれば、ま
ず座標変換方法及び情報の均一化方法がきわめて
簡単であり、この情報処理に複雑な計算や多くの
演算時間を要しないため、座標変換にともなう情
報処理所要時間が少く、一般的にレーダの実時間
内での処理が可能となる。また方式の単純化によ
り座標変換回路及び情報均一化回路が簡単な装置
により構成できるので、実時間内で座標変換にと
もなう情報処理を行う安価な装置を提供できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はPPIの走査線の説明図、第2図は標本
化された極座標位置と直交座標位置との対応を示
す1実施例の説明図、第3図は標本化された直交
座標位置における極座標位置の情報量の分布を示
す1実施例の説明図、第4図は極座標の第1象限
の分割区域ならびにこの分割区域に対応する情報
比の関係を示す説明図、第5図は極座標の分割区
域と対応する重み係数を示す説明図、第6図は極
座標中心部における重み係数の設定と走査線回数
との関係を示す1実施例の説明図、第7図は重み
情報の加算をくり返して、重みの均一化された情
報を得る1実施例のブロツク系統図、第8図は簡
易標本抽出方式の1実施例のブロツク系統図、第
9図は標本の非抽出区域についてのデータを記憶
器から読出して制御する方式の1実施例を示すブ
ロツク系統図、第10図は極座標の画く画面の周
辺領域において座標の空白部を補間する説明図、
第11図は座標の空白部を近隣座標の情報をもつ
て補間する方式の1実施例を示すブロツク系統図
である。 a…走査線、b…回転方向、c…極座標表示の
入力信号、S…分割区域、k…重み係数、1…係
数器、2…加算器、3,7,14,18…直交座
標表示用メモリ、4…カウンター、5…ゲート発
生器、6,13…AND回路、8…走査線カウン
ター、9…データメモリ、10…読出しクロツク
カウンター、11…比較検出回路、12,15…
バツフアメモリ、16…座標変換部、17…アド
レス制御部、19…タイミング制御部、20…表
示装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 極座標標本化位置の画素データを、直交座標
    標本化位置の画素データに変換して直交座標表示
    を行う情報処理方式において、 前記直交座標標本化位置は、隣接する標本化位
    置との間隔が等しくなるように定められており、 前記極座標標本化位置は、その座標中心が前記
    直交座標標本化位置のいずれかに定められ、この
    中心に対し、一定の角度及び前記直交座標標本化
    位置の間隔に等しい距離毎であつて、前記中心を
    通る2つの直交軸上では直交座標及び極座標の標
    本化位置が一致するように定められており、 次に、極座標における表示領域を、前記中心に
    対する同心円状であつて複数の極座標標本化位置
    が各々含まれる多数の領域に分割して分割領域を
    定め、 次に、これらの各分割領域における極座標標本
    化位置密度を各々定め、 次に、これらの極座標標本化位置密度に基づい
    て、該位置の画素データに対する重み係数を各分
    割領域毎に定め、 次に、かかる重み係数を、該当する分割領域に
    含まれる画素データに乗じて重み付き極座標画素
    データとし、 次に、極座標標本化位置の直交座標上における
    対応座標値を求め、 他方、直交座標における表示画素領域を、各直
    交座標標本化位置毎に、該標本化位置を中心とし
    て表示画面を等しい正方形状の領域となるように
    分割した領域とし、 次に、前記直交座標の各表示画素領域内に含ま
    れる極座標標本化位置を、該標本化位置が前記表
    示画素領域の境界上にあるものは外縁側の表示画
    素領域に属するようにして前記対応座標値から求
    め、 次に前記直交座標の各表示画素領域に含まれる
    極座標標本化位置における重み付き極座標画素デ
    ータを、前記重み係数の逆数回だけ加算し、この
    加算値を当該表示画素領域の直交座標標本化位置
    の画素データとすることを特徴とする情報処理方
    式。
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