JPH0213260A - リニア・ポンプ - Google Patents

リニア・ポンプ

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JPH0213260A
JPH0213260A JP1084164A JP8416489A JPH0213260A JP H0213260 A JPH0213260 A JP H0213260A JP 1084164 A JP1084164 A JP 1084164A JP 8416489 A JP8416489 A JP 8416489A JP H0213260 A JPH0213260 A JP H0213260A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02K44/00Machines in which the dynamo-electric interaction between a plasma or flow of conductive liquid or of fluid-borne conductive or magnetic particles and a coil system or magnetic field converts energy of mass flow into electrical energy or vice versa
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明はリニア固定子、例えば再沈液体ナトリウム・
ポンプに関する。更に具体的に云えば、液体ナトリウム
・ポンプ内で使われる並列枝路に於ける磁束密度及び位
相角の変化を最小限にする配線順序を説明する。
従来技術の要約 液体ナトリウム・ポンプは公知である。こう云うポンプ
は典型的には可法性ではなく、ナトリウム冷却形原子炉
の所謂「冷脚部」内に配置される。
このポンプを理解するには、最初にその物理的な形を説
明し、2番目にその動作特性を説明し、最後に再沈ナト
リウム・ポンプの高温環境内で、こう云うポンプの巻線
を絶縁する間通について説明するのが最もよいと思われ
る。
その後、モータの回転子及び固定子と、圧送されるナト
リウム及びこの発明の固定子との間の違いを強調する為
に、モータを簡単に説明する。
この様な液体ナトリウム・ポンプの物理的な形を理解す
るのは容易である。典型的には円筒形固定子を用意する
。この円筒形固定子が同心の円筒形ダクトを有する。こ
のダクトが固定子内の円筒形開口を構成する。
このダクトが、夫々速やかに変化する磁界を発生し、こ
の速やかに変化する磁界をコアの長さに沿って通すコイ
ル及び積層体によって取囲まれている。コイルはポンプ
の長さに沿って個別に整合している。それらが固定子の
中で、円筒形の中心ダクトの周りに配置される。
、磁気コアを通す積層体がコイルの間を伸び、コイルを
その間に挟み込む。こう云う磁気コアを通す積層板は、
コイルと同じく、中心ダクトの周りを伸びる。コイルを
その間に挟み込んだ磁気コアを通す積層体が、中心ダク
トの周りを、固定子の全長にわたって伸びる。
磁界を通す中心コアがダクトと同心である。このコアは
ダクトの円筒形の寸法よりも小さい。従って、それがダ
クトと共に円筒形のすまき圧送容積を構成する。
ポンプが垂直に整合していて、ポンプの下からポンプの
天辺までナトリウムを圧送すると仮定するとすると、ポ
ンプは下側の入口及び上側の出口を持つ。
コアの中にトロイダル形磁界がある場合は容易に理解出
来る。典型的には、トロイダル形磁界の垂直方向の片側
が固定子の中にある。トロイダル形コイルの他方の、垂
直方向の内側は、磁界を通す中心コアの中にある。この
磁界は典型的には、2個所で円筒形のすき間圧送容積と
交差する。これは、磁界の頂部及び磁界の底で起る。ポ
ンプのナトリウムと相互作用して圧送作用をするのは、
頂部及び底部に於けるすき間圧送間隙と磁界との交差で
ある。
コイルが同和かに分けて、3相電源に接続される。電源
はポンプの底からポンプの上まで磁界を連続的に通す為
にある。モータ内の磁界が絶えず回転して、回転子の同
調した回転を招く様に、リニア・ポンプ内の磁界が、導
電度の高いナトリウムとの相互作用を通じて連続的に並
進し、ナトリウムの同調した運動を招く。
簡単に云えば、磁界が固定子及び中心コアに沿って、入
口から出口まで伝わる。同様に、ナトリウムが中心コア
に沿って入口から出口まで運ばれる。
液体ナトリウム・ポンプの巻線が抵抗加熱を発生するこ
とは避けられない。巻線が正しい温度で動作出来る様に
する為には、この抵抗加熱を巻線から運び去らなければ
ならない。同時に、巻線は圧送しようとする液体ナトリ
ウムより低い温度では、便利に動作することができない
。この理由で、こう云うポンプは原子炉の「冷脚部」内
に配置するのが典型的である。
「冷脚部」と云う言葉は相対的なものである。
原子炉の冷脚部は600″F程度の温度を持っている。
従来、こう云う巻線を直列に接続することが提案されて
いる。具合の悪いことに、こう云う直列接続は高い電圧
を必要とする。即ち、ことごとくの相に関係することご
とくの極の各々のコイルを、ポンプの全長に沿って直列
に接続しなければならない。大地に対し、並びにコイル
の両端に高い電圧が発生される。
都合の悪いことに、ナトリウム・ポンプの動作温度に耐
えられる様な公知の絶縁物は、耐電力が比較的低い。即
ち、こう云う絶縁体は、ポンプの直列巻線に必要な高い
電圧を絶縁することが出来ない。
この電圧を、高温絶縁物に許すことの出来る様なレベル
まで下げる為に、こう云うポンプを並列巻線に分けて配
線することが提案されている。これによってポンプの駆
動に用いる電圧は当然下がるが、従来、他の2つの問題
が判っており、それが解決されていない。
この内の最も重要な問題は、ポンプを通過する時のナト
リウムの変化する磁束密度である。これはナトリウム・
ポンプを電動機と比較すれば一番よく判る。
回転する回転子を持つ電動機では、回転子の磁束密度は
、電動機を始動する時、最初に変化する。
回転子は初期の小さい磁束で始動する。回転磁界の作用
を受ける時、回転子は磁束を持ち、ついには飽和する。
その後、回転子は滑りを別として、回転磁界に追従する
電動機及び回転する中心コアの場合、回転子の磁束密度
の変動が、常に、固定子並びにその回転電界に一様に分
配される。固定子のどの部分からどの所定の時点で見て
も、電動機の回転するコアから出て来る磁束は略同じで
ある。
都合の悪いことに、液体ナトリウム・ポンプは電動機の
固定子及び回転子とは大きな違いがある。
ナトリウムが最初にリニア・ポンプの入口に入る時、導
電度の高いナトリウムは、固定子の磁界に応答して、回
転子が回転し始める時の電動機の回転するコアに相当す
る。磁束が小さく、入って来るナトリウムによって蓄積
されつ\ある。。
ナトリウムがモータの中に進入した時、ナトリウムは磁
束で飽和した電動機の回転子と類似したものになる。即
ち、ナトリウムがリニア・ポンプの中を進むにつれて、
その磁束密度が変化する。
磁束密度の変化と共に、コイル要素の磁束応答に対応す
る変化が生じ、ナトリウムがポンプの中を移動する。
別々の相も問題である。典型的には、固定子の長さに沿
って、1極毎の1相毎に多数のコイルが設けられる。同
じ極の同相内にある隣接したコイルが異なる位相角を持
つ。この為、リニア・ナトリウム・ポンプは、磁束が異
なることに重ねて、位相角が異なると云う問題を持つ。
従来、位相磁束の問題が判っている。これまで、公知の
及び開発中の絶縁物が高温で耐えることが出来る位に低
い駆動電圧を用いた並列巻線を使える様に、どうすれば
リニア・ポンプの有効な巻装が出来るかは判っていなか
った。
発明の要約 この明細書では、液体ナトリウムを圧送する再沈リニア
・ポンプに対する巻線及び巻装方法を説明する。このポ
ンプが、好ましくは垂直方向に整合した円筒形の中心ダ
クトを持つ固定子を含む。
垂直方向の中心ダクトがスロットに設けられたコイル系
に取囲まれている。スロットが磁束を通す要素と互い違
いになっている。磁束を通す要素が固定子に沿って連続
的な磁界導通通路を形成する。
中心ダクトの中には磁束を通す円筒形のコアが配置され
ている。このコアは円筒形ダクトの直径よりも小さい円
筒形の直径を持っている。コアをいったんダクトに対し
て配置すると、ポンプの円筒形のすき間圧送容積が構成
される。二の円筒形すき間圧送容積がポンプの底に入口
を構成し、ポンプの頂部に出口を構成することが好まし
い。外側の固定子の静止巻線が、ポンプの底にあるポン
プの人口からポンプの頂部にあるポンプの出口まで、ト
ロイダル形磁界を逐次的に伝えることによって、ポンプ
の動作が行なわれる。こ〜で説明する巻線装置及び巻装
方法は、1相毎の1極毎に多数のスロットを用い、各相
の並列巻線枝路は、1相毎の1極毎のスロットの数に等
しいか又はそれより少ない。1相毎の1極毎のスロット
順序は、磁束を殆んど或いは全く持たないポンプの人口
からポンプに入り、ポンプの中をポンプの出口まで通過
する時に磁束を持つようになる時、ポンプのナトリウム
の磁束密度の変動を均等にする様に選ばれる。
従って、ポンプの長さに沿って、別々の極に作用する各
相に対する並列枝路で、ポンプの全長にわたって伸びる
1相毎の1極毎にあるスロットは、巻線の各々の並列枝
路に於ける磁束密度を均等にする様に選ばれる。回様に
、並列枝路は1相毎の1極毎のスロットを対称的に置換
して、各々の枝路に於ける各相の各々の極のスロットの
間の位相角の変化を均等にする。全ての極を高圧で直列
接続する普通のやり方を避け、その結果、コイルの電圧
が低下し、液体ナトリウム・ポンプの高温の環境内で、
誘電耐力の定格が一層低い絶縁材料を使うことが出来る
と云う有利な結果が得られる。
その他の目的、特徴及び利点 この発明の目的は、再沈液体ナトリウム・ポンプに使わ
れるリニア固定子のスロットに対し、巻線の長さに沿っ
て変化する磁束を均等にする為の設計基準を提供するこ
とである。この為、各相の並列枝路は、1相毎の1極毎
のスロット数に等しいか又はそれより少ない様に選ばれ
る。これらの並列枝路が、ポンプの全長に沿って各々の
極に対し少なくとも1つのスロットを含む。こうするこ
とにより、各々の並列枝路で磁束密度の変動を略均等に
することが出来る。
6極の1つのスロットを含めた利点として、リニア争ポ
ンプの長さ全体にわたって通過する時、ナトリウムの磁
束は変化するが、別個の巻線の各々の並列枝路に対する
相加的な磁束が大体同じになる。この為、ポンプの円筒
形圧送容積内の磁束密度の変動の点で、並列枝路が均等
になる。並列接続した枝路の間の循環電流が最小限にな
る。
この発明の別の目的は、ポンプに使われる別々の並列枝
路の位相角の分布を均等にすることである。この発明の
この一面では、ポンプの6極の各相が、反復的な順序の
巻線又はスロットを含む。
各相の各々の並列枝路は、6極からのスロットの置換順
序を含む様に選び、スロット順序の逐次的な分布が各々
の並列枝路で同じである様にする。
この置換順序の利点は、8掻の隣接した巻線の間の位相
角の差が同じ様に均等になることである。
この為、磁束密度の変化を均等にすると共に、位相角の
変化を均等にすることにより、ポンプに給電する為に、
各相内の別々の並列枝路を用いることが出来る。
この全体的な設計の利点は、並列回路を通じて、所要の
駆動電圧を下げると共に、圧送されるナトリウムの高い
温度に露出する絶縁を有効に出来る様にする様に、大形
のリニア・ポンプを初めて給電することが出来ることで
ある。
この発明のその他の目的、特徴及び利点は、以下図面に
ついて説明する所から明らかになろう。
実施例の記載 第1A図は、収容容器C内で反応容器V内にナトリウム
原子炉が封入されている。従来普通に行なわれる様に、
収容容器Cは反応容1vと狭い間隔であり、反応容器V
が破壊した場合、液体ナトリウムSを収容することが出
来る。
原子炉の部品並びにポンプの配置は、ナトリウム冷却材
の流路を辿れば、一番判り易い。この流路は部品をも同
時に説明している。
第1A図の説明を続けると、原子炉が通常の発電運転を
しているとすると、炉心412がナトリウムSを通し、
加熱されたナトリウムSを高温ブール414に吐出する
。高温ブール414は、容器のライナLにより、原子炉
の内部に局限されている。容器のライナLが、反応容器
Vの高さ全体の途中まで伸びていて、反応容器Vの頂部
より手前の416で終端している。この終端は原子炉の
冷却の特徴の一部分であるが、これはこの発明にとって
重要ではなく、従ってニーでは説明しない。
高温ブール414からのナトリウムが中間熱交換器Hに
入り、熱を散逸する。熱は418と概略的に示した2次
ナトリウム回路によりて散逸させられる。この回路が典
型的には蒸気発生用熱交換器に通じ、その後連続的なル
ープとして、原子炉に戻る。2次ナトリウム・ループ及
び発生蒸気を利用する普通の発電は説明しない。
熱交換された流れが熱交maHの前後に圧力降下を生じ
た後、液体ナトリウムが低温プール420へ通過する。
低温プール420は、熱交換器Hに於ける圧力降下の為
に、高温ブール414よりも静水圧が一層低い。低温プ
ール420から固定の遮蔽円筒422を通って、原子炉
の主ポンプPの入口424へ流れ出る。こう云う原子炉
用ポンプが、二\で説明する圧送装置である。
典型的には、原子炉用ポンプPは電磁形である。
ポンプPは低圧の底の入口424及び高圧の上の出口4
26を持っている。高圧出口426を出たナトリウムが
、ポンプの吐出部428から炉心412の入口へ通過す
る。これでナトリウム回路が完成する。
原子炉の低温プールは、通常の運転中、原子炉の高温ブ
ールより苦千低い圧力(約4psi)に保たれる。原子
炉の低温プールの温度は600″F程度である。必要な
制御棒が制御棒高圧室430から入ったり、或いはこの
高圧室へ引込められる。
制御棒はこの発明の一部分を構成するものではないから
、それについてはこれ以上説明しない。
第1A図並びにそれに伴う第1B図の断面図が、ナトリ
ウム冷却形原子炉を著しく簡単にしたものであることを
承知されたい。実際には、原子炉は2つの腎臓形断面の
熱交換3H及び4台のポンプP(第1B図参照)を持っ
ている。第1B図を見れば、ポンプP及び熱交換3Hの
全体的な配置が理解されよう。
更に、第1A図の断面図は判り易くする為であることを
承知されたい。ナトリウムを2次ループにも圧送するこ
とが望ましいことは云うまでもない。この2次ループは
、図面に示してない配管により、中間熱交換器Hに出入
りするものである。
この場合も、この配管の低温側の枝路では、二\で説明
する構造と同様な再沈ナトリウム・ポンプP(1台又は
複数)が使われる。
ナトリウム冷却形原子炉の環境並びにその中に於けるこ
の発明の4台のポンプの配置を説明したので、次に第2
図に示したポンプの構造について説明する。
第2図にポンプPが示されている。このポンプは外側の
固定子T及び内側の中心コアKを存する。
固定子Tが中心ダクトDを持ち、それが全長にわたって
2つの交番構造に取囲まれている。その1番目が、1群
の磁気積層リングしてある。積層リングLはポンプ内で
2つの作用をする。
1番目に、積層リングLは固定子Tの長さに沿って磁界
を通す。
2番目に、積層リングLは固定子の中心ダクトDにしっ
かりとキー止めされる。このキー止めで、積層リングは
更に2つの目的に役立つ。
その1番目は、積層リングLが磁界を介してポンプに加
わるナトリウムの動的な荷重に抵抗する。
ダクトDにしっかりとキー止めされることにより、振動
及び疲労が防止される。
2番目に、積層リングLはポンプに利用されるコイルか
ら抵抗加熱を伝導によって取去るのに役立つ。この加熱
が、コイルから積層リングLに伝えられ、その後ダクト
Dを介して通過するナトリウムへ通される。
通過するナトリウムが高温(600’F程度) テある
ことが理解されよう。そういう次第であるから、コイル
は更に高い温度になる。コイルの動作温度は、1,00
0”F程度になることが考えられる。
積層構造りの間にコイルCが挟まれている。夫々のコイ
ルCは、渦巻き形に巻いた銅のバンドで構成される。普
通の様に、こう云うバンドは、ポンプの構造に応じて1
手、2手、3手などに巻装される。
ダクトDの中心に磁束を通すコアKが配置されている。
コアには積層壁構造540を有する。積層壁構造の作用
は、積層リングLの作用と同じく、磁界を通すことであ
る。
典型的には、巻線は、ポンプの入口5.24からポンプ
出口526まで、磁界を通す様に結線される。磁界は典
型的にはトロイダル形である。
各々のトロイダル形磁界の1つの垂直の脚が積層リング
Lに通される。これはトロイダル形磁界の内の垂直方向
外側の円筒形部分である。
各々のトロイダル形磁界の他の垂直の脚が、中心コアに
の積層体540に通される。
トロイダル形磁界が、ダクトDとコアにの外側の間に構
成された円筒形のすき間圧送容積の間隙を架橋する。ポ
ンプの内部で液体ナトリウムの圧送作用が誘起されるの
は、磁界のこの部分においてVある。
第2図を見れば、磁束の分布が一様でない時の間通が理
解出来る。
典型的には、ナトリウムは、ポンプの入口524に入っ
た時、目立つ程の磁束を持っていない。
それから見た磁界は、最初はコイルCから加えられるも
のである。この磁界に出会うと、ナトリウムは徐々に磁
束を拾い始める。レンツの法則によって定められる様に
、ナトリウムは磁束の印加に抵抗する。
大体ポンプの半分まで来た所で、液体ナトリウムは磁束
で飽和する。この発明が解決する1番目の問題が生ずる
のは、通過するナトリウムの磁束密度のこの漸増である
。磁束密度のこの変動により、この発明の巻線は、従来
の回転する電動機で起る磁束の問題とは類似しなくなる
典型的には、第2図のポンプは長さが15フイートを越
える。これは、97fllの積層リングLの間に捕捉さ
れた96個の別々のコイルを含む。
好ましい構造は、ポンプの長さに沿って分布した別々の
8極を含む。従って、6極が12個の巻線を含む。
更に、3相電源を使うから、1極毎の1相当たり4つの
巻線がある。これだけ説明して、次に第3図を見れば、
この発明が理解出来る。
典型的には、第3図で、コイルCの極が図式的に示され
ている。ポンプの1番目の極が、人相にコイル1. 2
. 3. 4を持ち、B相にコイル11゜12.13.
14を持ち、C相にコイル21,22.23.24を持
つことが示されている。
最初の極の第1相を見ると、この第1相には4つのコイ
ルが付属している。これらのコイルはコイル1,2,3
.4である。
第2の極を見ると、12個の別々のコイルが示されてい
る。即ち、A相のコイル101,102゜103.10
4、B相のコイル111,112゜113.114及び
C相のコイル121,122゜123.124である。
第2の極の人相を見ると、コイル101,102.10
3.104がある。
第3の極を考えれば、A相にはコイル201゜202.
203,204があり、B相にはコイル211.212
,213.214があり、C相にはコイル221,22
2,223,224がある。
最後に、第4の極の頂部が人相のコイル301゜302
.303.304として示されている。所要の96個の
スロットにわたって、この順序が続く。
図示の並列巻線では、8極が1相当たり4つの別々の巻
線を含む。4つの別々の巻線が、2つの原則に従って、
別々の並列枝路に分割される。
最初に、磁束密度の変化に対処する為、各々の巻線が8
極からのコイルを含む。これが、リニア・ポンプの固定
子Tの長さに沿って、磁束密度の変動を近似的に平均す
る。
2番目に、各相の各々の並列巻線は、その相に専用のコ
イルをサンプルとして持つ。その順序は、相次ぐ極の相
次ぐ相のコイルで置換される。
接続部A1の場合を考えると、それは第1の極のコイル
1をサンプルとすることが判る。第2の極に移ると、コ
イル102がサンプルである。即ち、順番が2番目のコ
イルがサンプルになる。3番目の極に進むと、順番が3
番目のコイルがサンプルになる。即ち、コイル203が
サンプルになる。最後に、4番目の極について云うと、
コイル304がサンプルになる。
この置換で、8極に割当てられた電源の各相にあるコイ
ルは、電源に対して変化する時間的な位相を持つことが
判る。こう云う位相は互いに異なるが、順序の置換と云
う手段により、各々の枝路で全体的に同じ位相差が達成
される。
第3図を見れば、この変化が連続していることが容易に
検証できる。例えば、A相の2番目の並列枝路が、図示
の極の夫々A相の場合で、コイル2、コイル103、コ
イル204及び最後にコイル301を通る。
別々のコイルが多重ストランドを持つ場合、こう云う別
々のストランドはそれ自身の並列枝路を形成してもよい
し、或いはその代りに一緒に束ねてもよいことが理解さ
れよう。同様に、1. 2゜3.4の順序を示したが、
この順序を代えることが出来る。例えば、2.3,4.
1と云う順序でも同じ様に働く。
混同を避ける為、A相に対する4つの並列枝路だけを示
した。B相及びC相は省略した。それらの巻線は全く同
じである。
こ\で説明したリニア固定子の好ましい実施例として、
ナトリウム−ポンプの固定子を説明した。
然しこの他の固定子も含まれることが理解されよう。例
えば、軌道付き地上輸送の駆動の為のリニア・モータに
使われるリニア固定子も、こ\で説明した巻線を使うこ
とが出来る。この様な装置では、必要な固体電力制御装
置の電圧の制約の為、こ\で説明したのと略同じリニア
固定子の巻線計画を使うことが出来る。こう云う巻線の
場合、中心ダクトは省略する。巻線は大体第3図の回路
図に示した様になる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は原子炉の通常の運転中のナトリウムの流れの
ループを示した、従来のナトリウム冷却形原子炉の側面
断面図で、ナトリウム・ループの所謂「低温脚部」の中
にあるこの発明のナトリウム・ポンプの場所を示してい
る。 第1B図は第1A図の線I B−I Bで切った第1A
図の原子炉の平面図で、1個のナトリウム冷却形原子炉
内にこの発明の4台のポンプを配置する様子を示す。 第2図は97個の積層リング構造の間に挟まれた96個
のコイル装置を持つポンプの側面断面図で、コイル装置
はこの発明に従って15ヘルツ3相700ボルト電源(
例)に並列接続され、固定子内に、直列に上向きに伝わ
る磁界を発生して、ナトリウムをポンプの底の入口から
ポンプの頂部の出口まで運ぶ。 第3図はこの明細書で説明した配線の原理を示す配線図
である。 主な符号の説明 T:固定子 D=中心ダクト に:中心コア L:fi!層リシリ ングコイル 524:入口 526:出口 A1乃至A4:並列接続部 1乃至304:コイル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円筒形固定子、該固定子に同心に結合された円筒形
    の中心ダクト、該円筒形の中心ダクトの中心に結合され
    た磁界を通す中心コア、前記中心ダクトの周りで前記固
    定子内に配置されていて、磁界を通す手段、及び該手段
    の中に空間的に分布していて、前記固定子に磁界を通す
    給電コイル手段を持っていて、前記磁界を通す中心コア
    は前記円筒形の中心ダクトの直径よりも小さい直径を持
    っていることにより、前記円筒形の中心ダクト及び磁界
    を通す中心コアが一緒になって、入口及び出口を持つ円
    筒形のすき間圧送容積を構成している液体ナトリウムを
    圧送するリニア・ポンプに於て、前記給電コイル手段が
    、 交番の少なくとも2相を持つ電源と、 前記固定子に沿って横に並べて、前記中心ダクトの周り
    に配置され、前記磁界を通す手段に対する磁界を発生す
    る1群のコイルと、 複数個の並列接続部とを有し、 前記コイルは少なくとも3極を構成し、 各々の極は各相に対する複数個のコイルによって構成さ
    れ、該複数個のコイルが逐次的な順序であって、前記電
    源に応答して変化する位相角を持ち、 各々の並列接続部は、各々の極の1相からの少なくとも
    1つのコイルを含んでおり、この為、前記圧送ナトリウ
    ム中の中心ダクトに沿った磁束の変化が並列接続部の間
    で平均化され、更に 各々の並列接続部は各極の各相のコイルの置換サンプル
    を含んでおり、この為相異なる極の相異なるコイルから
    の相異なる位相角が各々の並列接続部で平均化されて、
    前記並列接続部の循環電流を減少する様にしたリニア・
    ポンプ。 2、前記コイルが少なくとも8極を構成し、各極が、各
    相の4つのコイルによって構成されており、前記電源が
    3相である請求項1記載のリニア・ポンプ。 3、前記複数個の並列接続部が各相に対する4つの並列
    接続部を含む請求項2記載のリニア・ポンプ。 4、線形軸線に沿って配置されていて、該軸線に沿って
    配置された磁界を通すコア、前記線形軸線を横切って、
    前記軸線に沿って空間的に分布した複数個の電力巻線手
    段、及び当該固定子内に磁界を通す手段を持つリニア固
    定子に於て、 前記電力巻線手段が、交番の少なくとも2相を持つ電源
    と、 固定子の長さに沿って横に並べて配置されていて、該固
    定子の線形軸線と交差して、前記磁界を通すコアに対す
    る磁界を発生する1群の巻線とを有し、 該巻線が少なくとも3極を構成し、 各極は各相に対する複数個の巻線によって構成され、各
    相に対する該複数個の巻線が逐次的な順序であって、何
    れも電源に応答して変化する位相角を持ち、更に複数個
    の並列接続部を有し、各々の並列接続部は各極の1相か
    らの少なくとも1つの巻線を含んでおり、この為固定子
    の線形の長さに沿った磁束の変化が前記並列接続部の間
    で平均化され、更に各々の並列接続部が各極の各相の巻
    線の置換サンプルを含んでいることにより、相異なる極
    の相異なる巻線からの相異なる位相角が各々の並列接続
    部で平均化されて、該並列接続部の循環電流を減少した
    リニア固定子。 5、前記巻線がコイルで構成される請求項4記載のリニ
    ア固定子。 6、前記固定子が円筒形ダクトの周りに配置されている
    請求項5記載のリニア固定子。
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