JPH02132131A - 発泡ポリイソシアヌレート成形品の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明はポリオール、界面活性剤、触媒と有機ポリイソ
ンアネートに発泡削を加えて発泡ポリイソシアヌレート
成形品を製造する方法に関するものである． 発泡ポリイソシアヌレート成形品は断熱材、構造林とし
て使用され、詳しくは建材等の間仕切りパネル、サイデ
ィング材等の表面材、ドア及び家Ｗ部品、及び自ＩＩ１
ｌＪ１１１部品の天井内装材、ドア内装材等１こ使用さ
れる． く従米の技術〉 発泡ポリイソシアヌレート成形品は、有機ポリイソシア
ネートとポリオール、界面活性削、触媒及び発泡削とし
て、一般にトリクロルモノ７ルオ口メタンを加え、型に
注入して製造される。

発泡ポリイソシアスレート成形品は軽量で、断熱特性、
温度特性等に極めて優れているため、非常に広範囲な分
野において使用されているが、薄肉成形品においては充
填性が劣るため、１）成形品密度が高くなりすぎる、２
）成形品密度分布が大きい、３）ボイド、表面荒れ等の
不具合が発生しやすい、等の欠点がある． く発明の目的〉 本発明の目的は、薄肉の発泡ポリイソシアスレート成形
品の９１造にあたり、充填性の優れた発泡ポリイソシア
ヌレート成形品を提供することにあそして、本発明の目
的は、有機ポリイソシアネート、ポリオール、界面活性
剤、発泡削及び触媒をＮＧＯ／ＯＨ当景比１．５〜４．
０の条件下に型内に注入して薄肉の発泡ポリイソシアヌ
レート成形品を製造するにあたり、発泡削として７オー
ム製造原液１００重ｆ１部に対し、２〜３　０ｉ１１１
部のジクロルテトラブルオロエタンを用いることにより
達戊される． 〈発明の構成〉 本発明に使用される発泡ポリイソシアヌレートの原料で
ある有機ポリイソシアネート、ポリオール、触媒、界面
活性削は従米公知である原料と何ら変える必要はないが
、通常以下のような原料が使われる． 有機ポリイソシアネートとしては、脂肪族、脂環式、芳
香族、複素環式のポリイソシアネート及びそれらのオリ
ゴマー、カルポνイミド変性物、ウレタン変性物、アロ
７７ネート変性物、インレアスレート変性物等を単独或
いは２種以七混合したものが使われる． 具体例としては、エチレンノインシアネート、１°４−
テトラメチレンノイソシアネート、１・６−ヘキサメチ
レンνイソシアネート・　１゜１２一ドデカンノイソシ
アネート等の脂肪族ポリイソンアネー｝、シクロブタン
−１・３一ノイソシアネート、シクロヘキサン−１・３
一及び−１・４−ノインシ７ネート等の脂環式ポリイン
シアネー｝．ｍ−７エニレンジイソシア＊−｝、２・４
一Ｆリレンノイソシ７木−ト、２・６−トリレンノイソ
シアネート、？・４゛一及び４　４′一ジ７エニルメタ
ンノインシ７ネート等の芳昏族ポリイソシアネ一ト及び
これらのオリゴマー、オリゴマー混介物、カルボジイミ
ド、ウレタン、７ロ７７ネート、ビュレット及びインシ
アヌレート等の変性物が挙げられる。

好ましくは、２・４゜一及び４・４゛−ジ７エニルメタ
ンノイソシアネート、及びそれらオリゴマー混合物、２
・４一及び２・６−トリレンジイソシアネート、１・６
−へキサメチ１Ｉンノイソシアネ一ト及びそれらオリゴ
マー混合物及びこれらポリイソシアネートのカノレポジ
イミド、ウレタン、アロ７Ｔネート、或いはインンアヌ
レート変性物が使われる。

ポリオールとしでは、ポリエーテルポリオール、ポリエ
ステルポリオールが用いられる。ポリエーテルポリオー
ルとしてはエチレングリコール、プロビレングリコール
、グリセリン、トリノチロールプロパン、ペンタエリス
リトール、メチルグルフシド、ソルビトール、シューク
ローズ、ビスフェノールＡ等の活性水素原子を２個以Ｌ
有する化合物又はジエタノールアミン、トリエタノール
アミン等のアルカ７−ルアミン類、エチレンノアミン、
クエチレントリアミン、アンモニア、アニリン、トリレ
ンジアミン、キシリレンジアミン、ノアミ／ノ７エニル
メタン、３●５一ノエチルトリレンノアミン等の活性水
素原子を２個以ト有する化合物、及び／又はこれらポリ
ヒドロキシ化合物、アミン類にエチレンオキンド、プロ
ピレンオキシド等を閏環付加して得られるポリオール及
びポリテトラメチレングリコールも用いられる．また、
ポリエステルポリオールは通常７ノビン酸、７タル酸、
トリノリフト酸等のポリカルボン酸とエチレングリコー
ル、ブロビレングリコール、１・４−ブタンノオール、
トリノチロールブロバン、グリセリン等の多価アルコー
ルを反応して得られたものが使われる． 硬質発泡ポリイソシアヌレート成形品の製造にあたり、
特に限定されないが、好ましいのは分子＠６２”．−６
５００のポリエーテルポリオール、及びポリエステルポ
リオールが１１１１１又は２種以−１二混合して使われ
る． 発泡用触媒としてはトリエチルアミン、Ｎ．Ｎ’Ｎ゛一
トリス（ジメチルアミノブロビル）へキサヒドロトリア
ノン、２．４．６−トリス（ノメチルアミノメチル）７
工／−ル、テトラメチルエチレンノアミン、ジアザビシ
クロアルケン等のｒ：ｐＪ３級アミン類、第３級アミン
類とその共触媒の併用、共触媒としてはエチルアルコー
ル、モノーＮ置換カルバミン酸エステル、脂肪族アルデ
ヒド類、第３級イミン類、各種エボキシ化合物などであ
る。更に｝リエチルホスフィンのような第３級ホスフィ
ン類、イミドのアルカリ金属塩、有機オニウム化合物、
エチレンイミン類、酢酸カリウム、４−エチルヘキサン
酸カリウム、２−エチルヘキサン酸鉛、安息香酸ナトリ
ウム、ナ７テン酸カリウム等のカルポン酸金属塩等が挙
げられる．これらは単独或いは併用して使われ、通常７
才一ムｇｌ造原液の０．１〜７重量％が添加される。

界面活性剤は従米公知である有機けい素系界面活性剤で
あり、具体的には、有機ポリシロキサンーボリオキシア
ルキレン共重合体、ポリオキシアルキレン＠鎖を有する
ボリアルケニルシロキサン等である．これらの有機けい
素系界面活性剤の製法、化学構造、及び具体的化合物例
については、例えば、特公昭３５−１０５４３、特公昭
３Ｇ−１３３４４、特公昭３７−８８５０，特公昭３８
６０００、特公昭３９−１８５０、特公昭４０−１　２
　１　９０、特公昭４２−２７１９、特公昭４３−１６
３９９、特公昭４３−１７９９８などに記載されている
． これらは単独又は併用して通常７オーム製造原液の０．
１〜１０重景％が添加される．その他ａ燃剤、可塑剤、
允項削、安定剤、着色削等の添加剤を必要に応じて添加
することができる． 本発明における発泡削は７才−ム製造原液１００重量部
に対し、２〜３０ｍ量部のノクロルテトラ７ルオロエタ
ン（以下Ｆ−１１４と略す）、が使われるが、更に、本
発泡の効果を損なわない範囲において公知である発泡削
を併用してもよい．具体的にはイソシアネ一トと反応し
て炭酸〃スを発Ｉ４：．する水、結晶水含有化合物、カ
ルボン酸等、更１こはトリクロルモノ７ルオロメタン（
以下Ｆ−１１と略す）、トリクロルトリプルオロエタン
、ジクロルトリ７／レオロエタン、ノクロルメタン、ト
リクロルエタン、ぺ冫夕冫、ｎ−ヘキサン、ベンゼン等
の低沸，貞不活性溶剤等が挙げられる．これら発泡ポリ
イソシアヌレート原料であるポリオール、触媒、界面活
性剤及び発泡削の所定量にＮＧＯ／０１｛当量化１．５
〜４．０の所定量の有機ポリイソシアネートを通常ＲＩ
Ｍ成形機によって型内に注入し発泡インシアヌレート成
形品を得る． ＲＩＭ成形機における原料温度は通常１５・５３５℃の
範囲内で±１乃至２℃の精度で温度調節される。

４０・ｂ７０℃に温度Ｗｊ４節した型内に上記発泡イン
シアヌレート原料を混合注入し、０．５〜３０分で型内
より成形品を取り出す． この際、型内部にコンティニアスストランドマット、チ
うツプドストランドマット等のガラスファイバー等の複
合強化削を入れても良い．また本発明は１００ｃａｖｂ
以下、好ましくは５０１以下、更に好ましくは２〜２０
饋曽の薄肉の発泡ポリイソシアヌレート成形品の製造に
関し特に有効である． く実施例〉 以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない．充填性の評価はＲＩＭ成
形機を用いて１０７０ＩＸ　１　０　４　５　ｍｍＸ　
９　Ｉのアルミ製金型を６０℃に温度？Ｉ４ｆｆｌｉシ
、金型の一端より１．５１の７イルムデートを通して注
入し、発泡ポリイソシアヌレと略ｒ）を測定することに
より行なった．ここで最小充填発泡ポリイソシアヌレー
Ｆ重ｍ，意味する． 更に自由発泡密度（以下）と略す）と最小充填発泡ポリ
イソシアヌレート成形品密度（ＤＪ）との比率（ＤＪ／
ＤＦ）を計算した． 発泡ボリイソンアヌレートにおいては薄肉成形品が製造
できるか否かで先づ允項性の評価ができる．更に最小充
填重量が軽く、Ｄｓｌ　Ｄｒ値が小さいほど九項性が優
れていることを意味する．実施例１、２および比較例１
、２ 以下に示す発泡ポリイソシアヌレート原料鮪成及び表−
１に示す発泡削量にて成形品を製造した．有機ポリイソ
シアネー｝　　　　６１．６重量部ポリメリックノ７ヱ
ニルメタン シイソシアネート（以下Ｃ−ＭＤ　Ｉ と略す）ＮＧＯ含有率３０〜３２％ ポリオール　　　　　　　　　　　１０重！１部グリセ
リン士プロピレン オキシド付加物 水酸基価　　６７０ 界面活性剤　　　　　　　　　　　　　５重１部有機ケ
イ素系界面活性剤 触媒　　　　　　　　　　　　　　　３重ｆｉｔ部Ｎ−
７エニルー２−エチル ヘキサミドカリウム ＮＧＯ／ＯＨ当量化 ３．０ 表−１ 本ｌ；　○　成形品外観良好 ×　戊形品外観不良 本２；　　１４６０ｇ注入しても、１：１３０ｇが金型
に射出され、残り１００ｇは初期射出品が型内で硬化し
，でしまうため金型内に注人出米ない． く発明の効果〉 本発明によれば薄肉発泡ポリイソシアヌレート成形品の
製造において自由発泡密度が比較的高−１ｌｒｌ域では
従米技術のＦ−１１を使用した場合、充填が極めて困難
であるのに対し（比較例１）、実施例１に示すようにＤ
，／Ｉ）Ｐ＝１．６で充填可能で且つ、成形品外観状態
も極めて良好である．更に実施例２おより比較例２のよ
うに自由発泡密度が比較的低い領域の原料組成でもＩ％
／　ＤＦが１，７から１．３に下がり、父上記同様成形
品外説に極めて良好なものを得ることがで終る．出願人
　エム・ディー化成株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）有機ポリイソシアネート、ポリオール、界面活性
   剤、発泡削および触媒をＮＣＯ／ＯＨ当量化１．５〜４
   ．０の条件下に、型内に注入して発泡ポリイソシアヌレ
   ート成形品を製造するにあたり、発泡削として、フォー
   ム製造原液１００重量部に対して２〜３０重量部のジク
   ロルテトラフルオロエタンを用いることを特徴とする発
   泡ポリイソシアヌレート成形品の製造方法。