JPH02132063A - 作像装置 - Google Patents

作像装置

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JPH02132063A
JPH02132063A JP63286111A JP28611188A JPH02132063A JP H02132063 A JPH02132063 A JP H02132063A JP 63286111 A JP63286111 A JP 63286111A JP 28611188 A JP28611188 A JP 28611188A JP H02132063 A JPH02132063 A JP H02132063A
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JP
Japan
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toner
paper
binding
sheet
developer
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Application number
JP63286111A
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English (en)
Inventor
Naoki Kubo
直樹 久保
Takuma Ishikawa
琢磨 石川
Toshio Matsui
松井 俊夫
Yasuhiko Doi
保彦 土井
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 星呆上立…月至里 本発明は、電子写真プロセスによって用紙上にトナー画
像を形成する作像装置、特に、用紙に略帯状のトナー付
着部を形成した後、この用紙を複数枚重ね合わせた状態
で略帯状のトナーを溶着させる用紙綴じ機能を備えた作
像装置に関する。
従来の 術とその課題 近年、複写機のシステム化に伴い、システムの最終形態
の一つとして画像を形成された用紙を製本化する機能が
要求されている.この種の製本化技術としては、従来、
ステーブル手段、クリップ手段、糊付け手段等が開発さ
れている。そのうち、トナーを接着媒体として用いる手
法は、ステーブル、クリップ、糊等他の媒体を別途設置
する手間等が省け好ましいといえる(特開昭49−13
3039号公報、特開昭62−98371号公報参照)
.そこで、本発明の課題は、トナーを接着媒体として用
いる用紙綴じ機能を改良し、特殊トナーを用いることに
より、ランニングコストの低減、製本仕上げの奇麗きあ
るいは識別化、バインド効果の向上等を達成することに
ある. 課題を解決するための手段と作用 以上の課題を解決するため、本発明に係る作像装置は、 (a)静電潜像担体表面に帯寛、画像露光、現像を施し
てトナー画像を形成し、このトナー画像を用紙上に転写
する作像部と、 (b)静電潜像担体表面に用紙の一部に略帯状に付着き
せるためのトナーを担持させる電位を形成する手段と、 (C)前記トナー担持電位形成手段にて静電潜像担体表
面に形成された電位部分に特殊トナーを供給する手段と
、 (d)前記作像部から排出された一部の用紙を重ね合わ
せた状態で、用紙に付着した略帯状の特殊トナーを溶着
させる用紙綴じ手段と、 を備えたことを特徴とする. 以上の構成において、前記トナー担持電位形成手段にて
静電潜像担体表面に形成された電位部分には、特殊トナ
ーが供給、現像され、原稿の画像と共に用紙上に転写さ
れる。そして、作像部から排出された用紙は重ね合わき
れ、適宜加熱、加圧され、略帯状のトナーが溶着するこ
とで綴じられる. ここで、バインド用の特殊トナーとは、例えば、原稿画
像の複写に供給された後、クリーナー手段にて静電潜像
担体表面から除去きれた廃トナー白色トナー、カラート
ナー、粘着性の高いトナー等を意味し、これらは原稿画
像現像用の現像器とは別個の現像器に充填きれ、潜像上
に供給される.衷旌タ 以下、本発明に係る作像装置の実施例につき、添付図面
に従って説明する。
[第1実施例] (複写機本体の概略構成と勤作) 第1図において、複写機本体(1)の略中央部には矢印
(a)方向に回転駆動可能な感光体ドラム(10)が配
設されている.感光体ドラム(10)はその表面に周知
の光導電体層を設けたもので、その周囲には回転方向に
沿って、帯電チャージャ(11)、第1現像器(4)、
第2現像器(5)、転写チャージャ(16)、用紙分離
チャージャ(17)、残留トナーのクリーニング装置(
18》、残留電荷のイレーサランブ(19)が配設され
ている。
光学系(30)は露光ランブ(31)、可動ミラー(3
2).(33).(34) 、結像用レンズ(35)、
固定ミラー(36),(37), (38)にて構成さ
れ、露光ランブ(31)と可動ミラー(32)とが一体
的に(V/m,V:感光体ドラムの周速度、m:複写倍
率)の速度で、可動ミラー(33), (34)が一体
的に(V/2m)の速度でそれぞれ矢印(b)方向に移
動可能ときれている.原稿は原稿台ガラス(20)上に
載置され、画像は光学系(30)の前記矢印(b)方向
への移動により露光部(W)にスリット状に露光される
一方、複写用の用紙は自動給紙力セツ} (40),(
43)のいずれかから給紙ローラ(41), (44)
の回転に基づいて1枚ずつ給紙され、タイミングローラ
対(45)にて感光体ドラム(10)上の画像と同期を
取って転写部へ送られる.転写後は図示しないエアーサ
クション手段を備えた搬送ベルト(46)にて定着装置
(47)へ送り込まれ、トナーの定着を施された後、排
出口−ラ対(48)から本体(1)外へ排出される. また、各カセット装着部には、図示しない用紙サイズ検
出センサが設けられ、装着きれるカセット(40), 
(43)の用紙サイズに対応させた突起あるいは磁石等
の配列、位置によってセンサの動作状態を変化きせ、装
填されている用紙サイズを特定のコードによって判別す
る様になっている。
さらに、複写機本体(1)内には両面/合成複写を行な
うための再給紙ユニット(50)が内蔵されている。ユ
ニット(50)は再給紙ローラ(52)を有する中間ト
レイ(51)、搬送ローラ対(53)と通路切換え爪(
54)、搬送ローラ対とガイド板とからなる反転通路(
55)等にて構成されている.また、排出口ーラ対(4
8)の直前には通路切換え爪(56)、用紙をこのユニ
ット(50)へ送り込むための通路(57)が設置され
ている。両面/合成複写時、切換え爪(56)は点線位
置に切り換えられ、用紙は通路(57)へ案内される。
両面複写にあっては切換え爪(54)は実線位置にセッ
トキれ、用紙は反転通路(55)から第1面の画像を下
方に反転された状態で中間トレイ(51)上に収容され
る.合成複写時にあっては、切換え爪(54)は点線位
置に切り換えられ、用紙は第1面を上方に向けた状態で
中間トレイ(51)上に収容される.再給紙信号が出さ
れると再給紙ローラ(52)が回転し、用紙は中間トレ
イ(51)から1枚ずつ再給紙通路(58)へ再給紙さ
れ、前記タイミングローラ対(45)へ送られる。
(バインド(廃)トナー像と原稿画像の形成)ところで
、本複写機では、第2図、第3図に示す様に、原稿台ガ
ラス(20)の一端部には原稿スケール(21)が設置
されている.この原稿スケール(21)の裏面には原稿
台ガラス(20〉の端部上に位置する部分(21a)に
全長にわたって非乱反射処理が施きれ(例えば黒色塗料
の塗布あるいは鏡面処理が施され)ている.原稿(S)
は原稿スケール(21)の端部<2>で位置決めして原
稿台ガラス(20〉上に載置され、露光ランブ(31)
の矢印(b)方向への移動に伴って(R)部分からスキ
ャンが開始される.第2図に示す領域(A)はスキャン
開始ライン(R)から原稿位置決めライン(Z)までの
非乱反射処理部(21a)に相当する。また、領域(B
)は原稿位置決めライン(Z)から原稿台ガラス(2o
)のスキャン方向端部までの原稿画像形成領域である。
露光ランブ(31)は第3図中実線位置よりも若干右方
側のホームポジションから移動を開始し、まず、領域(
A)の非乱反射処理部(21a)を照射するが、このと
きの照明光は吸収きれて感光体ドラム(10》上には到
達せず、感光体の表面T位は帯電チャージャ(11)に
て竃荷を付与されたままの高電位部分としてドラム軸方
向に帯状に残される。そして、この高電位部分は第1現
像器(4)の現像領域(X)を通過することによって以
下に詳述する様に廃トナーにて現像きれることとなる.
一方、領域(B)に載置された原稿の画像は光学系(3
o)の移動によって感光体ドラム(10)上に潜像とし
て形成され、この潜像は第2現像器(5)の現像領域(
X゜)を通過することによって黒トナーにて現像きれる
前記領域(A).(B)の境界、即ち原稿位置決めライ
ン(Z)に相当する機内にはマグネット(22)が設置
きれている.また、光学系ク30)の露光ランプ(31
)とミラー(32)を保持するスライダ(39)にはリ
ードスイッチ(159)が設置されている。このリード
スイッチ(159)は光学系(30)が矢印(b)方向
ヘスキャンする際、マグ゜ネット(22)によってオン
,オフきれる。リードスイッチ(159)の設置箇所は
露光ランプ(31)による原稿面照射位置に対応し、マ
グネット(22)によりオンされたとき、露光位置が領
域(A)から領域(B)へ切り換わったことを検出する
(現像器の構成) ここで、現像器(4), (5)について説明する。
第1現像器(4)は、用紙バインドのために廃トナーで
現像するもので、現像剤として廃トナーが用いられる。
廃トナーは感光体ドラム(1o)の表面の残留トナーを
クリーニング装置(18)のブレード(90〉で掻き取
られたものである.クリーニング装置(18)は、第4
図に示す様に、モータ(91)で回転駆動されるスパイ
ラルローラ(92)を有し、掻き取られた廃トナーはこ
のスパイラルローラ<92)にて矢印(f)方向に搬送
される。スパイラルローラ(92)の廃トナー排出部に
はスパイラルローラ(94)を内蔵したリサイクルバイ
ブ(93)の一端が接統され、該バイブ(93)の他端
は第1現像器(4)の現像槽(160)から突出したボ
ックス(161)に臨んでいる。また、スパイラルロー
ラ(92), (94)の端部は図示しないベベルギャ
を介して連結されローラ(92)かもローラ(94)へ
回転力が伝達される.従って、クリーニング装置(18
)から排出された廃トナーはリサイクルバイブ(93)
内をスパイラルローラ(94〉の回転にて矢印(g>方
向に搬送され、ボックス(161)から第1現像器(4
)の現像槽(160)内へ送り込まれる。
一方、第2現像器(5)は原稿画像の現像を現像するた
めのもので、通常の黒トナーを含む現像剤が充填されて
いる. ところで、現像器(4>, (5)は、第5図に示す様
にほぼ同一構成としてあり、現像槽(160)内には感
光体ドラム(10)側から、順次、現像スリーブ(16
2) 、供給ローラ(164)及びスクリュウ(165
)が配設されている.なお、以下の説明では主に第1現
像器(4)について説明するが、第2現像器(5)につ
いても同様の構成、動作を有している.現像スリーブ(
162)は、非磁性導電材を円筒状(外径: 24. 
5mm)に形成したもので、外周部にはサンドブラスト
処理にて微小凹凸が形成されており、感光体ドラム(1
0)と一定の現像ギャップ(Ds:0.6mm)をもっ
て現像領域(X)で対向し、露光点(W)から現像領域
(X),(X’)までの回転角度は、(α),(α+β
)にそれぞれ設定きれている.本実施例において、角度
(α〉は56゜、角度(β)は52゜である.また、現
像スリーブ(162)の現像領域(X)の背面側には、
現像槽(160)の内面上部に設けた穂高規制部材(1
69)が、穂高規制ギャップ(Db : 0. 4mm
)をもって対向している. 現像スリーブ(162)の内部には、複数の磁石を軸方
向に延設したマグネットローラ(163)が設けてあり
、それら礎石の外周面に位置する磁極(N.〜NiSI
,S!)の磁力は、それぞれN.−1000G , N
!.N.−500G, s+.sz−sooc (なお
、Gはガウスの略である。)としてある. 前記磁極(Nl)の中心は、第7図に示す様に、滋極(
S+)の中心から時計回り方向に(θI:80゜)移動
した所に配置されており、磁極(N,)は、磁極(N1
)が感光体ドラム(10)と対向している状態で、穂高
規制部材(169)の対向部から反時計回り方向に(θ
,:40゜)移動した所に中心を位置する様に配置され
ている. マグネットローラ(163)は、第6図に示す様に、そ
の支軸の一端部(163a)が現像スリーブ(162)
の内部に設けた軸受凹所(162c)に支持され、軸の
他端部(163b)が現像槽(160)の側壁に支持さ
れており、下記に詳述する移動手段(180)によって
所定角度(θ:40゜)回動可能となっている。
一方、現像スリーブ(162)は、第6図における右側
の軸受部(162b)が、マグネットローラ(163)
の支軸(163b)に支持きれ、反対側の支軸(1 6
2a )が現像槽(160)の側壁に支持され、駆動手
段(170)によって回転駆動可能とされている. 供給ローラ(164) 、スクリュウ(165)は、仕
切り壁(168)によって仕切られた搬送路(166)
, (167)にそれぞれ配設されており、これらロー
ラ(164),(165)は、それぞれの支軸(164
a), (165a)を現像槽(160)の側壁に軸支
され、駆動手段(170)によって回転駆動可能とされ
ている。なお、搬送路(166). (167)は、第
6図に示す様に、現像槽(160)の両側で連通してい
る。
以下、現像スリーブ(162> 、供給ローラ(164
)及びスクリュウ(165)の駆動手段(170)につ
いて説明する。
第6図に示す様に、現像スリーブ(162)の支軸(1
62a)と供給ローラ(164)の支軸(164a)に
はベルト(171)が掛けてあり、供給ローラ(164
)の支軸(164a)とスクリュウ(165)の支軸(
165a)にもベルト(172)が掛けてある。また、
供給ローラ(164)の支軸(164a)の端部に固定
したギヤ(173)はモータ(174)の駆動ギヤ(1
75)と噛み合っている。従って、モータ(174)を
駆動して駆動ギヤ(175)を矢印(h)方向に回転さ
せると、ギヤ(173) 、ベルト(171). (1
72)はそれぞれ矢印(h゛)方向に動作し、現像スリ
ーブ<162) ,供給ローラ(164) 、スクリュ
ウ(165)がそれぞれ矢印(c). (d). (e
)方向に回転駆動する.この場合、現像スリーブ(16
2)は240rpmで回転する様に設定されている。
前記マグネットローラ(163)の移動手段(180)
は、第8図、第10図に示す様に、レバー(181)と
、スプリング(182)と、ソレノイド(183)とか
ら構成されており、レバー(181)はマクネットロー
ラ(163)の支軸(xs3b)の端部に固定きれ、そ
の一端部には現像槽(160)に固定したスプリング(
182)の一端が取り付けられ、常時矢印(i)方向に
付勢きれている.また、レバー(181)の他端側には
ソレノイド(183)のブランジャ(184)が係止さ
れ、ソレノイド(183)を駆動するとスプリング(1
82)の付勢力に抗してレバー(181)が矢印(i゛
)方向に回転する。
ソレノイド(183)が非動作時、即ち、レバー(18
1)が第8図に示す状態にあるとき、第7図に示す様に
、マグネットローラ(163)の磁極(N1)が感光体
ドラム(10)と対向し、磁極(N.)は穂高規制部材
(169)との対向部から反時計回り方向に(θ,?4
0゜)移動した位置に退避している.逆に、ソレノイド
(183)が駆動され、レバー(181)が第10図に
示す状態にあるとき、第9図に示す様に、磁極(N.)
が穂高規制部材(169)に対向し、感光体ドラム(1
0)との対向部には、磁極(N,)と磁極(S,)の中
間部が対向する。
(画像形成プロセス) 次に、1スキャンで廃トナーによるバインド用黒帯と黒
トナーによる原稿画像を形成し、1枚の用紙上に転写す
るプロセスについて第11図のタイムチャートを参照し
て説明する. まず、複写機本体(1)のメインスイッチ(図示せず)
がオンきれて電源が投入されると、第1現像器(4)は
ソレノイド(183)が才フ状態を保持し、第7図に示
す如く、滋極(N,)が感光体ドラム(10)に対向し
、現像可能状態とされる.一方、第2現像器(5》はソ
レノイド(183’)がオンされ、第9図に示す如く磁
極(N. ). (S■)の中間部が感光体ドラム(1
0)に対向し、非現像状態とされる.以上の如く設定さ
れている状態で、第2図に示した様に、原稿台ガラス(
20)上に原稿(S)を載置してプリントキー(101
)がオンされると、第1現像器(4)の現像モータ(1
74)がスタートし、現像スリーブ(162) 、供給
ローラ(164)及びスクリュウ(165)が、それぞ
れ矢印(C). (d), (e)方向に回転駆動する
.これにより、現像槽(160)内に収容されている廃
トナーを含む現像剤は、供給ローラ(164) 、スク
リュウ(165)の回転に基づいて、混合、攪拌されな
がら搬送路(166), (167)を循環搬送されつ
つ、一部の現像剤が供給ローラ(164)によって現像
スリーブ(162)の表面に供給され、現像スリーブ(
162)上に磁気ブラシが形成される。
この磁気ブラシは、穂高規制部材(169)にて現像ス
リーブ(162)の回転に基づいて穂切りされつつ穂高
規制ギャップ(Db)を通過し、現像領域(X)に順次
送り出され、感光体ドラム(10)上の静電潜像を現像
可能な状態に設定きれる。
また、プリントキー(101)の才ン動作に基づき、光
学系(30)が矢印(b)方向に動作を開始し、領域(
A)から(B)にわたって光が照射される.スキャン開
始時は原稿スケール(21)の裏側の非反射処理部(2
1a)に光が照射され、この照明光は吸収きれる.従っ
て、本来、反射光が露光きれるべき露光点<W)から領
域(A)部分だけドラム軸に平行帯状に高電位の潜像と
して残され、この潜像は、まず第1現像器(4)によっ
て現像が開始される.次に、原稿位置決めライン(Z)
に対応して設置したマグネット(22)がスキャナ(3
9)のリードスイッチ(159)に検出きれると、リー
ドスイッチ(159)はその信号を制御装置に出力する
。この時点で、廃トナーから黒トナーに切り換わる領域
(A)と(B)との境目(Z)に相当する潜像は、感光
体ドラム(10)上の露光点(W)にあり、この境目(
Z)の潜像が露光点(W)の位置から第1現像器(4〉
の現像領域(X)の位置まで移動する時間(t+ = 
0. 22sec)は、引き続き第1現像器(4)のみ
動作する。
リードスイッチ(159)のオン動作から時間(1.)
後、前記潜像の境目(2,)が現像領域(X)に到達す
ると、第1現像モータ(174)がオフすると共に、第
1現像器ソレノイド(183)がオンする.これにより
、第1現像器(4)は第9図、第10図に示す状態に設
定され、磁極(N,)と磁極(S,)の中間部が感光体
ドラム(10)に対向し、現像スリーブ(162)、供
給ローラ(164) 、スクリュウ(165)は回転を
停止し、廃トナーによる現像動作を終了する。
次に、時間(1.)後、即ち、静電潜像の境目(Z>が
露光点(W)から第2現像器(5)の現像領域(X゛)
に移動する時間(t+ +tz ’0. 42sec)
後、第2現像器(5)のモータ(174’)をオンする
と共に、第2現像器ソレノイド(183’)を才フする
.これにより、第2現像器(5)は第7図、第8図に示
す状態に設定され、現像スリーブ(162’)、供給ロ
ーラ(164’)、スクリュウ(165’ )がそれぞ
れ矢印(C). (d), (e)方向に回転し、現像
スリーブ(162’)の表面には磁気ブラシが形成され
、感光体ドラム(10)上の静電潜像を現像可能な状態
に設定きれる。そして、第2現像器(5)にて領域(B
)に対応する静電潜像に黒トナーの供給動作が開始され
る。第2現像器(5)の動作はスキャン終了まで維持き
れ、スキャン終了と共に原稿画像の現像が終了する. 以上の動作により、スキャン開始から終了までの間に、
現像剤を廃トナーから黒トナーに切り換え、廃トナーに
よるバインド用の黒帯と黒トナーによる原稿のいわば合
成コピーが得られる。
第12a図は以上の動作により用紙(P)の搬送方向先
端部分にバインド(廃)トナー(T)が付着した状態を
示す. (用紙綴じ装置の構成と動作) 次に、用紙綴じ装置(70)について第1図を参照して
説明する。
この用紙綴じ装置(70)は、才ブションとして複写機
本体(1)に装着したもので、概略、トレイ(71)と
、複写機本体(1)から排出された用紙を受け取ってト
レイ(71)上へ受け渡すローラ対(80〉と、ヒート
ローラ(78),(7B) 、綴じられた用紙束の収納
箱(82)と、用紙束をトレイ(71)から収納箱(8
2)へ案内するガイド板(81)とで構成されている.
トレイ(71)はつま先上がりに傾斜して設置され、用
紙を幅方向に規制して整合させる規制板(72)、用紙
の後端を規制して整合させる規制板(73)、矢印(k
)方向に回転可能なパドル(75)が設置されている。
規制板(73)はソレノイドク74)にてトレイ(71
)上から進退可能である。パドル(75)は複数枚の柔
軟な羽根板を放射方向に設けたもので、矢印(k)方向
に回転駆動され、その回転に基づいて口−ラ対<80)
から送り込まれた用紙をトレイ(71)上に案内すると
共に、トレイ(71)上に収容きれた用紙に対しては回
転状態で接触してその後端を規制板(73)に当接させ
、良好な整合性を確保する。
ヒートローラ(78), (78)は通常実線位置に待
機し、バインド時には点線で示す様にトレイ(71)上
の用紙東先端部を圧着、加熱する。
以上の構成からなる用紙綴じ装置(70)において、ロ
ーラ対(80)から搬入された用紙はトレイ(71)上
に積載収容され、バインド信号に基づいてヒートローラ
(78), (78)が用紙の端部に圧着し、バインド
(廃)トナーを溶看させる.トナーの溶着後、ヒートロ
ーラ(78), (78)の圧着が解除されると共に、
規制板(73)がトレイ(71)の下方に退避し、バド
ル(75)が回転駆動される。これにて、綴じられた用
紙束は自重及びパドル(75)の付勢力でトレイ(71
)上から排出され、ガイド板(81)にガイドきれつつ
収納箱(82)へ収納される。
(操作パネル、第13図参照) 操作パネル(100)は、複写機本体(1〉の上前面部
に設置され、複写動作を開始きせるためのプリントキー
(101) 、マルチフピー動作を一時中断させるため
の割込みキー(102) 、コピー動作を停止させたり
置数を解除するためのクリア/ストップキー(103)
 、マルチコビー枚数(置数)を設定するためのテンキ
ー(104) 、コピー枚数や複写機の状態を表示する
ための表示部(105) 、複写濃度を設定するための
アップ/ダウンキー(106). (107)とその表
示LED群(108) 、用紙サイズを選択するための
用紙選択キー(109)と選択された用紙サイズを表示
するための用紙サイズ表示LED群(110) 、複写
倍率を選択するための倍率選択キー(111) 、選択
された倍率を表示するための倍率表示LED群(112
) 、バインドモードの実行を指定するためのバインド
モード選択キー(113)と該モ一ド選択表示L E 
D (114)が設けられている。なお、A4 ,B5
サイズの用紙については縦方向のみならず横方向(R)
にセットされることを予定している。
(制御回路、第14図参照) 第14図は複写機の制御回路を示し、(CPLII)は
複写機本体(1)の動作を制御するための第1マイクロ
コンピュータ、(CPU2)は光学系(30)を制御す
るための第2マイクロフンビュータ、(CPU3)は用
紙綴じ装置(70)を制御するための第3マイクロフン
ビュータである. (150)は表示部(105)を備
えたスイッチマトリックス、(151)はデコーダ、(
152)は光学系ク30)のスキャンモータの駆動回路
、(153)は複写倍率変更時にレンズ(35)を移動
させるステッピングモータの駆動回路である。また、(
CPUI)の出力端子にはそれぞれ複写機本体(1)の
メインモータ、現像モータ、タイミングローラクラッチ
、第1給紙クラッチ、第2給紙クラッチ、帯電チャージ
ャ、転写チャージャ等の各駆動スイッチング用のトラン
ジスタ(図示せず)が接続されている. 一方、(CPU3)には搬送ローラ対(80)、パドル
(75)、規制板(72)、ヒートローラ(78)をそ
れぞれ駆動するためのモータ、ヒートローラ(78)の
加熱手段、規制板(73)を駆動するためのソレノイド
(74)が接続きれている。
(制御手順、第15図、第16a図、第16b図参WA
) ここで、以上の構成からなる複写機及び制御回路に基づ
く制御手順について説明する。
第15図は第1マイクロコンピュータ(CPUI)によ
る複写制御のメインルーチンを示す。
(CPUI)にリセットが掛り、プログラムがスタート
すると、ステップ(51)でランダムアクセスメモリ(
RAM”)のクリア、各種レジスタのイニシャライズ及
び各装置を初期モードにするための初期設定を行なう.
次に、ステップ(S2)で操作パネル(100)から入
力される情報を処理し、ステップ(S3)で前記入力に
基づく出力を処理する。次に、ステップ(S4)でコピ
ー可能状態か否かを判定し、YESであればステップ(
S5)で用紙の給紙・搬送処理を実行する.また、ステ
ップ(s6)で光学系(3o)による露光処理を実行し
、ステップ(s7)で紙詰まり検出等その他の処理を実
行し、ステップ(s8)で現像器処理を実行する。ステ
ップ(S8)のサブルーチンは第1現像器(4)、第2
現像器(5》のオン,オフを切り換える処理を行ない、
以下に詳述する。最後に、ステップ(S9)で内部タイ
マによるループ管理を処理する.ここでは、メインルー
チンの1ルーチンの所要時間を管理し、サブルーチンで
使用される各種タイマのカウントを処理する。
第16a図、第16b図はステップ(s8)で実行きれ
る現像器処理のサブルーチンを説明する。
まず、ステップ(520)でバインドモードが選択され
ているか否かを判定し、バインドモードでなければステ
ップ(521 )で第1現像器(4)を非動作状態とし
、第2現像器(5)を動作状態とする。これにて第2現
像器(5)のみ動作し、通常のフビー動作が行なわれる
. バインドモードが選択されていれば、ステップ(523
)で第1現像器設定フラグが「1,か否かを判定する。
この第1現像器設定フラグは「1,にセットされている
ときに第1現像器(4)が動作状態にあることを表示す
る.゛従って、このフラグが「1,にセットされていれ
ばステップ(526)へ移行し、「0」にリセットされ
ていればステップ(524)で第1現像器(4)を動作
状態とし、ステップ(525)で第1現像器設定フラグ
をr1」にセットし、ステップ(526)へ移行する. 次に、ステップ(526)でリードスイッチ(159)
がオフエッジ(第11図参照)であると判定きれると、
即ち、光学系(30)によるスキャンが開始され、リー
ドスイッチ(159)がマグネット(22)を通過し、
第2図に示した領域(A).(B)の境界(Z)が露光
点(W)に達すると、ステップ(527)でタイマ(T
1)をセットし、ステップ(528)でタイマ(T,)
をセットし、かつ、ステップ(529)でタイマセット
フラグをr1,にセットする.このタイマ(T,)はバ
インド(廃)トナー付着用の潜像が露光点(W)から第
1現像器(4)の現像領域(X)を通過する時間(1.
)、即ち、感光体ドラム(10)が角度(α)だけ回転
する時間にセットされる。タイマ(T,)は原稿画像の
潜像先端が露光点(W冫から第2現像器(5)の現像領
域(X′)へ到達する時間(1++11)、即ち、感光
体ドラム(10)が角度(α+β)だけ回転する時間に
セットされる。
そして、リードスイッチ(159)がオフエッジでなけ
れば、ステップ(530)でタイマセットフラグが「1
,にセットされていることを確認のうえ、ステップ(5
31)でタイマ(工,)がタイムアップしたか否かを判
定する。タイムアップすればステップ(532)でタイ
マ(T.)をリセットし、ステップ(533)で第1現
像器(4)を非動作状態とする.次に、ステップ(53
4)でタイマ(T,)がタイムアップしたか否かを判定
し、タイムアップすればステップ(535)でタイマ(
T!)をリセットし、ステップ(536)で第2現像器
(5)を動作状態とする.同時に、ステップ(537’
)でタイマセットフラグを「0,にリセットする。
きらに、ステップ(538)でリターン信号が「1,に
セットされたことが確認されると、1スキャンが終了し
たこととなり、ステップ(S39)で第1現像器設定フ
ラグを10」にリセットし、このサブルーチンを終了す
る. [他の実施例] なお、本発明に係る作像装置は以上の実施例に限定する
ものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更すること
ができる. 特に、バインドトナーとしては前述の廃トナー以外に種
々の特殊トナーを使用することができる.例えば、白色
トナーを使用すれば用紙のバインド部分が目立つことな
く奇麗に仕上がる.カラートナーを使用すれば用紙のバ
インド部分をカラフルに仕上げることができ、用紙束を
色分けすることも可能である.さらに、粘着性の高いト
ナーを使用すれば用紙のバインドがより確実なものとな
る。
通常のトナーはカーボンブラック等の染料、バインダ樹
詣、帯電制御剤にて構成されている.トナーの粘着性を
高めるには主成分である樹脂の粘着性を高めればよい.
例えば、分子量を小さくしたり、スチレンーアクリル系
の樹庵であればアクリルの比率を多くしたり、スチレン
ーアクリル系、ポリエステル系に比べて粘着性の高いエ
ボキシ系樹脂を使用すること等が考えられる. 以上の特殊トナーを使用する場合にも、特殊トナーは第
1現像器(4)に充填され、第11図、第15図、第1
6a図、第16b図に示したのと同様の制御によって、
バインドトナーとして用紙の先端に帯状に付着される。
一般的に、用紙にバインドトナーを付着させるには、感
光体ドラム(10)上の電荷を制御すればよく、露光開
始部分[領域(A)]に非乱反射処理を施すのみならず
、液晶シャッタ等を用いてバインドトナー付着部が露光
きれるのを妨げたり、露光工程の後でスフ口トロン・チ
ャージャ等の帯電手段で感光体ドラム(10)上を部分
的に再帯電してもよく、特殊トナー担持用の電位は種々
の手段にて形成することが可能である。
また、第12b図に示す様に、用紙(P)の先端全長に
わたって縞模様状に特殊トナーを付着させてもよい.具
体的には原稿スケール〈21〉の非乱反射処理部(21
a)を黒色塗料で縞模様に塗布すれば可能である。これ
にて、綴じられた用紙束はトナー付着方向に沿って曲げ
に対する強度が向上する。
あるいは、綴じられる一部の用紙の表紙に相当する用紙
(前記実施例では最終コピー用紙)については、必ずし
も特殊トナーを帯状に付着させる必要はない.従って、
表紙のコピー時にバインドモードを解除するか、自動原
稿搬送装置を使用してコピーする場合には、表紙を給紙
する際自動的にバインドモードを解除する様に制御装置
を構成すればよい。
発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、特殊トナ
ーを接着媒体として使用し、用紙を製本する様にしたた
め、使用する特殊トナーの種類によって種々の利点を奏
する。例えば、クリーニング装置から回収された廃トナ
ーを使用すればランニングコストの低減、廃トナーを廃
棄する手間が省け、白色トナー、カラートナーを使用す
れば奇麗に製本化できる。また、粘着性の高いトナーを
使用すれば確実なバインド効果が発揮きれる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作像装置の一実施例を示し、第1図
は複写機本体及び用紙綴じ装置の概略構成図、第2図は
複写機本体の平面図、第3図は光学系のスキャンを説明
するための説明図、第4図は廃トナーのリサイクル機構
の斜視図、第5図は感光体ドラム回りの構成を示す断面
図、第6図は現像器の水平断面図、第7図は現像器の動
作時を示す断面図、第8図は現像器の動作時を示す側面
図、第9図は現像器の非動作時を示す断面図、第10図
は現像器の非動作時を示す側面図、第11図はタイムチ
ャート図、第12a図、第12b図はバインドトナーの
付着状態を示す用紙の平面図、第13図は操作パネルの
平面図、第14図は制御回路のブロック図、第15図、
第16a図、第16b図は制御手順を示すフローチャー
ト図である.(1)・・・複写機本体、(4)・・・第
1現像器、(5)・・・第2現像器、(10)・・・感
光体ドラム、(11)・・・帯電チャージャ、(16)
・・・転写チャージャ、(21a)・・・非乱反射処理
部、(22)・・・マグネット、(30)・・・光学系
、(70)・・・用紙綴じ装置、(78)・・化一トロ
ーラ、(159)・・・リードスイッチ.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、静電潜像担体表面に帯電、画像露光、現像を施して
    トナー画像を形成し、このトナー画像を用紙上に転写す
    る作像部と、 静電潜像担体表面に用紙の一部に略帯状に付着させるた
    めのトナーを担持させる電位を形成する手段と、 前記トナー担持電位形成手段にて静電潜像担体表面に形
    成された電位部分に特殊トナーを供給する手段と、 前記作像部から排出された一部の用紙を重ね合わせた状
    態で、用紙に付着した略帯状の特殊トナーを溶着させる
    用紙綴じ手段と、 を備えたことを特徴とする作像装置。
JP63286111A 1988-06-04 1988-11-11 作像装置 Pending JPH02132063A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63286111A JPH02132063A (ja) 1988-11-11 1988-11-11 作像装置
US07/360,239 US5014092A (en) 1988-06-04 1989-06-01 Image forming apparatus with a binding function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63286111A JPH02132063A (ja) 1988-11-11 1988-11-11 作像装置

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ID=17700075

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JP63286111A Pending JPH02132063A (ja) 1988-06-04 1988-11-11 作像装置

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JP (1) JPH02132063A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05306061A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Mita Ind Co Ltd 用紙収容装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05306061A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Mita Ind Co Ltd 用紙収容装置

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