JPH02131917A - セイフティパッドの製造方法 - Google Patents
セイフティパッドの製造方法Info
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- JPH02131917A JPH02131917A JP63286209A JP28620988A JPH02131917A JP H02131917 A JPH02131917 A JP H02131917A JP 63286209 A JP63286209 A JP 63286209A JP 28620988 A JP28620988 A JP 28620988A JP H02131917 A JPH02131917 A JP H02131917A
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Classifications
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
-
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-
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、車両のインストルメントパネル等に用いられ
るセイフティパッドに関するものであり、特にその製造
方法の改良に関するものである。
るセイフティパッドに関するものであり、特にその製造
方法の改良に関するものである。
従来の技術
セイフティパッドは、通常、表皮とクッション材とを一
体的に備えた構造のものとされ、車両のインストルメン
トパネルや家具等に取り付けられる。例えば、車両のイ
ンストルメントパネルは、運転者および同乗者の目に直
接触れるものであるため、装飾性を備え、かつ、衝撃吸
収力を備えていることが望ましい。そのためにインスト
ルメントパネルの表面をセイフティパッドで覆うことが
行われているのであるが、このセイフティパッドの一つ
として、表皮が合成樹脂等から成り、装飾としてしぼが
形成される一方、クッション材がウレタンフォーム等の
衝撃吸収力の大きいものから成る二重構造のものがある
。
体的に備えた構造のものとされ、車両のインストルメン
トパネルや家具等に取り付けられる。例えば、車両のイ
ンストルメントパネルは、運転者および同乗者の目に直
接触れるものであるため、装飾性を備え、かつ、衝撃吸
収力を備えていることが望ましい。そのためにインスト
ルメントパネルの表面をセイフティパッドで覆うことが
行われているのであるが、このセイフティパッドの一つ
として、表皮が合成樹脂等から成り、装飾としてしぼが
形成される一方、クッション材がウレタンフォーム等の
衝撃吸収力の大きいものから成る二重構造のものがある
。
このセイフティパッドは、従来、一体発泡成形,モール
ドコート成形あるいは張込成形等により製造されていた
。一体発泡成形は、例えば、特開昭60−122119
号公報に記載されているように、しぼを形成した表皮を
予め製造し、成形型内においてクッション材の原料であ
るウレタンを注入,発泡させて表皮と一体成形するもの
である。
ドコート成形あるいは張込成形等により製造されていた
。一体発泡成形は、例えば、特開昭60−122119
号公報に記載されているように、しぼを形成した表皮を
予め製造し、成形型内においてクッション材の原料であ
るウレタンを注入,発泡させて表皮と一体成形するもの
である。
また、モールドコート成形は、しぼ加工された発泡型に
表皮の原料をスブレ等により塗布し、その上からウレタ
ン原料を注入,発泡させて成形するものであり、張込成
形は、しぼが形成された表皮となるべき平板の背面にウ
レタンフォーム層を一体的に形成したシートを製造し、
これを鋼板等から成る基材に真空成形等で接着するもの
である。
表皮の原料をスブレ等により塗布し、その上からウレタ
ン原料を注入,発泡させて成形するものであり、張込成
形は、しぼが形成された表皮となるべき平板の背面にウ
レタンフォーム層を一体的に形成したシートを製造し、
これを鋼板等から成る基材に真空成形等で接着するもの
である。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、これらの方法においては、製造工程が多
くなったり、装置が複雑になったりするという問題があ
った。すなわち、一体発泡成形においては、表皮を製造
するために、まず、合成樹脂製のシートを形成し、それ
を所望の形に打ち抜き、成形しなければならず、クッシ
ョン材と表皮とを一体成形するための装置とは別の装置
が必要となり、装置コストが高くなることを避け得ない
.また、モールドコート成形によれば、1つの装置で表
皮とクッション材とを一体成形できる利点があるのであ
るが、表皮の原料となるウレタンエラストマ等を成形面
に均一に塗布する作業が面倒であり、時間を要するとい
う問題があり、また、そのために原料を塗布する専用の
装置は、複雑な形状の塗布面にも適用できるようにする
ため、成形装置全体が複雑となってしまうという問題が
あった。張込成形においては、表皮となるシートを製造
する工程と、それにクッション材となるウレタンフォー
ムを一体的に固着する工程とを経た上で、さらにそれら
を打ち抜いてセイフティパッドの成形を行わなければな
らないため、セイフティパッドの製造工程が多くなり、
複数の装置が必要となるという問題があった。
くなったり、装置が複雑になったりするという問題があ
った。すなわち、一体発泡成形においては、表皮を製造
するために、まず、合成樹脂製のシートを形成し、それ
を所望の形に打ち抜き、成形しなければならず、クッシ
ョン材と表皮とを一体成形するための装置とは別の装置
が必要となり、装置コストが高くなることを避け得ない
.また、モールドコート成形によれば、1つの装置で表
皮とクッション材とを一体成形できる利点があるのであ
るが、表皮の原料となるウレタンエラストマ等を成形面
に均一に塗布する作業が面倒であり、時間を要するとい
う問題があり、また、そのために原料を塗布する専用の
装置は、複雑な形状の塗布面にも適用できるようにする
ため、成形装置全体が複雑となってしまうという問題が
あった。張込成形においては、表皮となるシートを製造
する工程と、それにクッション材となるウレタンフォー
ムを一体的に固着する工程とを経た上で、さらにそれら
を打ち抜いてセイフティパッドの成形を行わなければな
らないため、セイフティパッドの製造工程が多くなり、
複数の装置が必要となるという問題があった。
そこで、本発明は、これらの問題点に鑑み、できる限り
少ない工程で、しかも簡単な装置により、セイフティパ
ッドを安価に製造し得る製造方法を提供することを課題
として為されたものである。
少ない工程で、しかも簡単な装置により、セイフティパ
ッドを安価に製造し得る製造方法を提供することを課題
として為されたものである。
課題を解決するための手段
この課題を解決するために、本発明は、セイフティパッ
ドを、しぼが形成された表皮と多数の突部がほぼ均一に
形成されたクンション材とがそれら多数の突部の先端に
おいて一体化された構造に変え、セイフティパッド製造
の容易化を図ったものであって、(a)成形面にしぼ加
工が施された第一型と成形面の少なくとも中央部に多数
の突部がほぼ均一に形成された第二型とに囲まれたキャ
ビティに可塑性を有する合成樹脂から成る袋状素材を配
置する素材配置工程と、(b)その袋状素材に圧力流体
を吹き込むことにより袋状素材を前記第一および第二型
の成形面に密着するまで膨張させて中間成形物を得る第
一成形工程と、(C)前記第二型の成形面の前記多数の
突部が形成された部分と、その部分に対向する前記第一
型の成形面とを互いに接近させることにより、それら両
成形面に密着している前記中間成形物の内面同士を固着
させ、前記セイフティパッドを成形する第二成形工程と
、(d)前記第一型と第二型とを開いて前記セイフティ
パッドを取り出す取出工程とを含む点に特徴を有するも
のである。
ドを、しぼが形成された表皮と多数の突部がほぼ均一に
形成されたクンション材とがそれら多数の突部の先端に
おいて一体化された構造に変え、セイフティパッド製造
の容易化を図ったものであって、(a)成形面にしぼ加
工が施された第一型と成形面の少なくとも中央部に多数
の突部がほぼ均一に形成された第二型とに囲まれたキャ
ビティに可塑性を有する合成樹脂から成る袋状素材を配
置する素材配置工程と、(b)その袋状素材に圧力流体
を吹き込むことにより袋状素材を前記第一および第二型
の成形面に密着するまで膨張させて中間成形物を得る第
一成形工程と、(C)前記第二型の成形面の前記多数の
突部が形成された部分と、その部分に対向する前記第一
型の成形面とを互いに接近させることにより、それら両
成形面に密着している前記中間成形物の内面同士を固着
させ、前記セイフティパッドを成形する第二成形工程と
、(d)前記第一型と第二型とを開いて前記セイフティ
パッドを取り出す取出工程とを含む点に特徴を有するも
のである。
作用および効果
この製造方法においては、ポリ塩化ビニル.ポリプロピ
レン等の可塑性を有する合成樹脂から成る袋状素材を成
形型に配置し、圧力流体を吹き込んで膨張させ、第一型
および第二型の成形面に密着させることにより、第一型
に密着した部分にしぼが形成され、第二型に密着した部
分に多数の突起がほぼ均一に形成された中間成形物を得
る。そして、中間成形物の多数の突起の先端部をしぼが
形成された側の内面に固着させることによりセイフティ
パッドを一体的に成形する。すなわち、1つの成形装置
の第一型によりセイフティパッドの表皮を、第二型によ
りクッション材を成形し、両者を一体化させることがで
きるのである。
レン等の可塑性を有する合成樹脂から成る袋状素材を成
形型に配置し、圧力流体を吹き込んで膨張させ、第一型
および第二型の成形面に密着させることにより、第一型
に密着した部分にしぼが形成され、第二型に密着した部
分に多数の突起がほぼ均一に形成された中間成形物を得
る。そして、中間成形物の多数の突起の先端部をしぼが
形成された側の内面に固着させることによりセイフティ
パッドを一体的に成形する。すなわち、1つの成形装置
の第一型によりセイフティパッドの表皮を、第二型によ
りクッション材を成形し、両者を一体化させることがで
きるのである。
したがって、1つの袋状素材から、少ない工程数で、し
かも型の開閉,接近・離間および圧力流体の吹込み等の
簡単な工程でセイフティパッドを製造することができる
。また、予め別の装置で表皮を成形する従来の方法に比
較して、装置コストを低減させることができる。なお、
袋状素材は合成樹脂により安価に製造可能なものであり
、表皮となる側とクッション材となる側の面が別素材に
より形成された袋状素材を製造することも可能である。
かも型の開閉,接近・離間および圧力流体の吹込み等の
簡単な工程でセイフティパッドを製造することができる
。また、予め別の装置で表皮を成形する従来の方法に比
較して、装置コストを低減させることができる。なお、
袋状素材は合成樹脂により安価に製造可能なものであり
、表皮となる側とクッション材となる側の面が別素材に
より形成された袋状素材を製造することも可能である。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第5図に本発明の方法によって製造されるセイフティパ
ッド(以下、単にパッドという)10を示す。パッド1
0は、車両のインストルメントパネル(以下、単にパネ
ルという)に取り付けられるものであり、表皮12およ
びクッション材14から成っている。表皮12は車両の
車室側の面を形成する部分であり、その表面にはしぼが
形成されている。また、第6図に示すように、クッショ
ン材14には多数の突部16が均一に形成されている。
ッド(以下、単にパッドという)10を示す。パッド1
0は、車両のインストルメントパネル(以下、単にパネ
ルという)に取り付けられるものであり、表皮12およ
びクッション材14から成っている。表皮12は車両の
車室側の面を形成する部分であり、その表面にはしぼが
形成されている。また、第6図に示すように、クッショ
ン材14には多数の突部16が均一に形成されている。
各突部16はそれぞれ先端部ほど小径の円錐形を成して
おり、それら突部16の先端が、第7図に示すように、
表皮12の裏面に固着されることにより、表皮12とク
ッション材14とが一体的に構成されている。バンド1
0がパネルに取り付けられる場合には、各突部16とパ
ネルとの間に空気で満たされた円錐形の密閉空間が形成
され、表皮12に加えられる衝撃がこれらの密閉空間内
の空気と突部l6自体の弾性により緩和される。
おり、それら突部16の先端が、第7図に示すように、
表皮12の裏面に固着されることにより、表皮12とク
ッション材14とが一体的に構成されている。バンド1
0がパネルに取り付けられる場合には、各突部16とパ
ネルとの間に空気で満たされた円錐形の密閉空間が形成
され、表皮12に加えられる衝撃がこれらの密閉空間内
の空気と突部l6自体の弾性により緩和される。
パッド10は、第1図ないし第4図に示す成形装置によ
り製造される。この成形装置は、固定型20および可動
型22から成っている。固定型20は型24と型26と
を備えており、型26の成形面28には、図示は省略す
るがしぼ加工が施されている。また、可動型22は4つ
の型3o,32,34および36から成っており、可動
型22のほぼ中央部に配置された型34の成形面3日に
は多数の突部40がほぼ均一に形成されている。
り製造される。この成形装置は、固定型20および可動
型22から成っている。固定型20は型24と型26と
を備えており、型26の成形面28には、図示は省略す
るがしぼ加工が施されている。また、可動型22は4つ
の型3o,32,34および36から成っており、可動
型22のほぼ中央部に配置された型34の成形面3日に
は多数の突部40がほぼ均一に形成されている。
これら固定型20と可動型22との各成形面近傍には複
数の油通路42が形成されており、65゜Cの油が循環
されることによって、各成形面の温度が約60゜Cに保
たれる。
数の油通路42が形成されており、65゜Cの油が循環
されることによって、各成形面の温度が約60゜Cに保
たれる。
以下、パッド10の製造方法を説明する。
まず、袋状素材44を用意する。袋状素材44は、可塑
性を有するポリ塩化ビニル製のものであり、断面の直径
が20mm.長さが300mmとされる。次に、可動型
22を固定型20から離間させ、袋状素材44の開口4
6に、図示しない支持部材により上下動可能に支持され
たブローピン48の先端部を挿入し、ブローピン48を
下降させて袋状素材44を型20.22間に位置させる
。その後、第1図に示すように、可動型22を移動させ
て固定型20と可動型22とを閉じ、キャビティ50内
に袋状素材44を吊下状態で配置する。このとき、ブロ
ービン48の先端部を型24と型30との両端部により
袋状素材44を介して挾み、ブロービン48および袋状
素材44を固定する。
性を有するポリ塩化ビニル製のものであり、断面の直径
が20mm.長さが300mmとされる。次に、可動型
22を固定型20から離間させ、袋状素材44の開口4
6に、図示しない支持部材により上下動可能に支持され
たブローピン48の先端部を挿入し、ブローピン48を
下降させて袋状素材44を型20.22間に位置させる
。その後、第1図に示すように、可動型22を移動させ
て固定型20と可動型22とを閉じ、キャビティ50内
に袋状素材44を吊下状態で配置する。このとき、ブロ
ービン48の先端部を型24と型30との両端部により
袋状素材44を介して挾み、ブロービン48および袋状
素材44を固定する。
なお、可動型22と固定型20とを閉じた状態で、袋状
素材44をキャビティ50内に挿入してもよい。
素材44をキャビティ50内に挿入してもよい。
次に、ブロービン48から袋状素材44に圧力4 kg
/ ciで10秒間、圧力流体たるエアを吹き込んで
袋状素材44を膨張させ、第2図に示すように、袋状素
材44を固定型20および可動型22の各成形面に密着
させる。これにより、型26の成形面28と密着した部
分にしぼが形成され、型34の成形面38と密着した部
分に突部40に対応して多数の突部52が形成された中
間成形物54が成形される。
/ ciで10秒間、圧力流体たるエアを吹き込んで
袋状素材44を膨張させ、第2図に示すように、袋状素
材44を固定型20および可動型22の各成形面に密着
させる。これにより、型26の成形面28と密着した部
分にしぼが形成され、型34の成形面38と密着した部
分に突部40に対応して多数の突部52が形成された中
間成形物54が成形される。
さらに、第3図に示すように、可動型22の型34の成
形面38を、固定型20の型26の成形面28に接近さ
せ、両成形面28.38に密着している中間成形物54
の内面同士を密着させて、約10秒間保持することによ
り、両者を固着させる。すなわち、中間成形物54の、
成形面38側に形成された多数の突部52の各先端部を
成形面2日側の内面に固着させるのである。その後、各
型の油通路42には25゜Cに冷却された油を循環させ
て各成形面を冷却し、前記第7図に示すような、表皮1
2とクッション材14とが一体化された構造のパッド1
0を成形することができる。なお、型26と型34との
接近に伴い、中間成形物54内のエアがブローピン48
から外部へ流出する。
形面38を、固定型20の型26の成形面28に接近さ
せ、両成形面28.38に密着している中間成形物54
の内面同士を密着させて、約10秒間保持することによ
り、両者を固着させる。すなわち、中間成形物54の、
成形面38側に形成された多数の突部52の各先端部を
成形面2日側の内面に固着させるのである。その後、各
型の油通路42には25゜Cに冷却された油を循環させ
て各成形面を冷却し、前記第7図に示すような、表皮1
2とクッション材14とが一体化された構造のパッド1
0を成形することができる。なお、型26と型34との
接近に伴い、中間成形物54内のエアがブローピン48
から外部へ流出する。
最後に、第4図に示すように、型34を型26から離間
させるとともに、可動型22を固定型20から離間させ
てキャビティ50を開く。そして、ブローピン48を上
昇させ、パッド10を型26から取り出せば、1回の製
造工程が終了する。
させるとともに、可動型22を固定型20から離間させ
てキャビティ50を開く。そして、ブローピン48を上
昇させ、パッド10を型26から取り出せば、1回の製
造工程が終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
固定型20が表皮12を成形する第一型を、可動型22
がクッション材14を成形する第二型を構成しているの
であり、袋状素材44から中間成形物54を成形する工
程が第一成形工程,中間成形物54からパッド10を成
形する工程が第二成形工程である。
固定型20が表皮12を成形する第一型を、可動型22
がクッション材14を成形する第二型を構成しているの
であり、袋状素材44から中間成形物54を成形する工
程が第一成形工程,中間成形物54からパッド10を成
形する工程が第二成形工程である。
なお、本実施例においては、可動型22の中央に位置す
る型34の成形面38にのみ突部40が形成されていた
が、製造するパッドの大きさや用途に合わせて可動型2
2の成形面全体に突部40を形成することも可能である
。
る型34の成形面38にのみ突部40が形成されていた
が、製造するパッドの大きさや用途に合わせて可動型2
2の成形面全体に突部40を形成することも可能である
。
また、本実施例においては、第一型が固定型、第二型が
可動型とされていたが、第一型を可動とし、第二型を固
定としてもよく、両者を可動としてもよい。
可動型とされていたが、第一型を可動とし、第二型を固
定としてもよく、両者を可動としてもよい。
また、パッド10をインストルメントパネルに取り付け
た場合には、突部16内の空間が密閉されるため、温度
の上昇,低下に伴う空気の膨張,収縮によって表皮12
が弾性変形し、見栄えが悪《なることがある。その場合
には、バッド1oのクッション材l4に形成された複数
の突部16のそれぞれに微少な穴を形成することが望ま
しい。
た場合には、突部16内の空間が密閉されるため、温度
の上昇,低下に伴う空気の膨張,収縮によって表皮12
が弾性変形し、見栄えが悪《なることがある。その場合
には、バッド1oのクッション材l4に形成された複数
の突部16のそれぞれに微少な穴を形成することが望ま
しい。
その他、袋状素材の原料を他の合成樹脂に変更し、ある
いはクッション材の突部の形状を変更する等、当業者の
知識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で、本発
明を実施することができる。
いはクッション材の突部の形状を変更する等、当業者の
知識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で、本発
明を実施することができる。
第1図ないし第4図は、それぞれ本発明の一実施例であ
るセイフティパッドの製造工程を示す正面断面図であり
、第5図は上記各製造工程を経て成形されたセイフティ
パッドを示す側面図である。 第6図は第5図のパッドの一部拡大正面図であり、第7
図は第6図の■−■断面図である。 10:セイフティパッド l2:表皮 14:クンション材 16:突部 26:型 28:成形面34:型
38:成形面40:突部 44
:袋状素材54:中間成形物
るセイフティパッドの製造工程を示す正面断面図であり
、第5図は上記各製造工程を経て成形されたセイフティ
パッドを示す側面図である。 第6図は第5図のパッドの一部拡大正面図であり、第7
図は第6図の■−■断面図である。 10:セイフティパッド l2:表皮 14:クンション材 16:突部 26:型 28:成形面34:型
38:成形面40:突部 44
:袋状素材54:中間成形物
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 しぼが形成された表皮と多数の突部がほぼ均一に形成さ
れたクッション材とがそれら多数の突部の先端において
一体化された構造のセイフティパッドを製造する方法で
あって、 成形面にしぼ加工が施された第一型と成形面の少なくと
も中央部に多数の突部がほぼ均一に形成された第二型と
に囲まれたキャビティに可塑性を有する合成樹脂から成
る袋状素材を配置する素材配置工程と、 その袋状素材に圧力流体を吹き込むことにより袋状素材
を前記第一および第二型の成形面に密着するまで膨張さ
せて中間成形物を得る第一成形工程と、 前記第二型の成形面の前記多数の突部が形成された部分
と、その部分に対向する前記第一型の成形面とを互いに
接近させることにより、それら両成形面に密着している
前記中間成形物の内面同士を固着させ、前記セイフティ
パッドを成形する第二成形工程と、 前記第一型と第二型とを開いて前記セイフティパッドを
取り出す取出工程と を含むことを特徴とするセイフティパッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63286209A JPH02131917A (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | セイフティパッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63286209A JPH02131917A (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | セイフティパッドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02131917A true JPH02131917A (ja) | 1990-05-21 |
Family
ID=17701382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63286209A Pending JPH02131917A (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | セイフティパッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02131917A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2123424A4 (en) * | 2007-01-18 | 2019-01-23 | Molecor Tecnología S.l. | EQUIPMENT FOR MANUFACTURING MOLECULAR BIOREIENTATION TUBULAR PROFILES AND CORRESPONDING METHOD |
-
1988
- 1988-11-12 JP JP63286209A patent/JPH02131917A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2123424A4 (en) * | 2007-01-18 | 2019-01-23 | Molecor Tecnología S.l. | EQUIPMENT FOR MANUFACTURING MOLECULAR BIOREIENTATION TUBULAR PROFILES AND CORRESPONDING METHOD |
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