JPH0213111Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213111Y2 JPH0213111Y2 JP16327584U JP16327584U JPH0213111Y2 JP H0213111 Y2 JPH0213111 Y2 JP H0213111Y2 JP 16327584 U JP16327584 U JP 16327584U JP 16327584 U JP16327584 U JP 16327584U JP H0213111 Y2 JPH0213111 Y2 JP H0213111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- slit
- cylinder
- hole
- coating film
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 17
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 11
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 11
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、例えば、電気絶縁板に設けた貫通穴
壁に塗膜を形成する場合のように、穴壁の塗装を
行なうための器具に関する。
壁に塗膜を形成する場合のように、穴壁の塗装を
行なうための器具に関する。
従来の技術
電気絶縁板の試験を行なう場合、これに貫通穴
を設けて該穴壁に導電性塗料の塗膜を形成し電極
とすることがある。
を設けて該穴壁に導電性塗料の塗膜を形成し電極
とすることがある。
従来、前記塗膜の形成は、有底の筒体内部を塗
料溜めとなし、筒体の先端側面に塗料の流出する
スリツトを形成した貫通穴壁塗装器具を絶縁板の
貫通穴に挿入し、これを回転させることによつて
行つている。
料溜めとなし、筒体の先端側面に塗料の流出する
スリツトを形成した貫通穴壁塗装器具を絶縁板の
貫通穴に挿入し、これを回転させることによつて
行つている。
考案が解決しようとする問題点
しかし、従来の器具では、板厚が大きい場合、
塗膜の厚さが不均一で、電気絶縁板の絶縁抵抗の
試験精度に大きなばらつきを生ずる問題があつ
た。本考案の目的は、前記のような場合をはじめ
として、穴壁に厚さの均一な塗膜を形成するため
の塗装器具を提供することである。
塗膜の厚さが不均一で、電気絶縁板の絶縁抵抗の
試験精度に大きなばらつきを生ずる問題があつ
た。本考案の目的は、前記のような場合をはじめ
として、穴壁に厚さの均一な塗膜を形成するため
の塗装器具を提供することである。
問題点を解決するための手段
本考案は、第1図に示すように、有底の筒体1
の内部を塗料溜め4となし、筒体1の側面に筒体
軸方向に長いスリツト5を設けて塗料の流出口と
なし、塗料が流れるスリツト5の構成面にはスリ
ツト長さ方向と直角に筋状の刻み6を形成したも
のである。
の内部を塗料溜め4となし、筒体1の側面に筒体
軸方向に長いスリツト5を設けて塗料の流出口と
なし、塗料が流れるスリツト5の構成面にはスリ
ツト長さ方向と直角に筋状の刻み6を形成したも
のである。
作 用
この塗装器具は、塗料溜め4に注入した塗料が
スリツト5の刻み6に沿つて流出するので、電気
絶縁板3の貫通穴2に挿入した筒体1を回転させ
ることにより、スリツトより流出した塗料が均一
な厚さで貫通穴2の壁面に付着し、塗膜を形成す
る。
スリツト5の刻み6に沿つて流出するので、電気
絶縁板3の貫通穴2に挿入した筒体1を回転させ
ることにより、スリツトより流出した塗料が均一
な厚さで貫通穴2の壁面に付着し、塗膜を形成す
る。
実施例
本考案の一例を説明する。
有底の筒体の先端に軸方向の長さが1.8mm、幅
0.2mmのスリツトを設け、そのスリツト構成面に
はスリツト長さ方向と直角に等間隔に筋状の刻み
を形成した塗装器具を用意した。これを、2mm厚
のフイラー入りポリプロピレン電気絶縁板に設け
た5mm径の貫通穴に挿入し、塗料溜めには4mlの
塗料を入れて回転させて塗膜を形成した。塗膜の
厚さは8〜15μの均一なものであつた。
0.2mmのスリツトを設け、そのスリツト構成面に
はスリツト長さ方向と直角に等間隔に筋状の刻み
を形成した塗装器具を用意した。これを、2mm厚
のフイラー入りポリプロピレン電気絶縁板に設け
た5mm径の貫通穴に挿入し、塗料溜めには4mlの
塗料を入れて回転させて塗膜を形成した。塗膜の
厚さは8〜15μの均一なものであつた。
一方、比較のため、スリツト構成面に刻みを形
成していない以外は上記と同構成の貫通穴壁塗装
器具を貫通穴に挿入し回転させ塗膜を形成したと
ころ、その厚さは8〜25μの範囲で大きくばらつ
いた。
成していない以外は上記と同構成の貫通穴壁塗装
器具を貫通穴に挿入し回転させ塗膜を形成したと
ころ、その厚さは8〜25μの範囲で大きくばらつ
いた。
考案の効果
上述のように、本考案は、厚さの片寄りが少な
い均一な塗膜を穴壁に形成することができる。ま
た、塗料の適正使用が可能となる点その実用的価
値は極めて大なるものである。
い均一な塗膜を穴壁に形成することができる。ま
た、塗料の適正使用が可能となる点その実用的価
値は極めて大なるものである。
第1図は本考案の使用状態を示す要部断面図、
第2図は本考案の要部正面図である。 1は筒体、4は塗料溜め、5はスリツト、6は
刻み。
第2図は本考案の要部正面図である。 1は筒体、4は塗料溜め、5はスリツト、6は
刻み。
Claims (1)
- 有底の筒体内部を塗料溜めとなし筒体の側面に
筒体軸方向に長いスリツトを設けて塗料の流出口
となし、塗料が流れるスリツト構成面にはスリツ
ト長さ方向と直角に筋状の刻みを形成したことを
特徴とする穴壁塗装器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16327584U JPH0213111Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16327584U JPH0213111Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6179677U JPS6179677U (ja) | 1986-05-27 |
JPH0213111Y2 true JPH0213111Y2 (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=30721133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16327584U Expired JPH0213111Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0213111Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999062644A1 (fr) * | 1998-06-03 | 1999-12-09 | Daiken Chemical Co., Ltd. | Dispositif pour appliquer une pate de maniere uniforme |
JP4649243B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2011-03-09 | 八千代工業株式会社 | シーラ塗布ノズル装置 |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP16327584U patent/JPH0213111Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6179677U (ja) | 1986-05-27 |
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